JP4766967B2 - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明に係る多層プリント配線板の製造方法において、前記第1切断工程は、前記非接着部分となる領域の前記接着部分と隣接する縁を除く外形に沿ってコ字状に切断し、前記第2切断工程は、前記接着部分に対応する領域の前記非接着部分と隣接する縁を除く外形に沿ってコ字状に切断し、前記第1切断工程において形成したコ字状の切断部分と、前記第2切断工程で形成したコ字状の切断部分とが連続した矩形状の切断路を形成することが好ましい。
本発明に係る多層プリント配線板の製造方法において、前記第2切断工程は、レーザを用いて切断を行うことが好ましい。
本発明の第1の実施の形態に係る多層プリント配線板1は、図1に示すような断面構造を有している。この多層プリント配線板1は、複数(この実施の形態では4枚)のプリント配線板10,20,30,40と、これら複数のプリント配線板10,20,30,40が多層化される部分的領域(接着部分)のみに介在された層間接着層2,3,4と、を備えて大略構成される。特に、本実施の形態に係る多層プリント配線板1では、各層を構成するプリント配線板10,20,30,40の上記した部分的領域(接着部分)の外形の切断がプリント配線板10,20,30,40を積層して接着した後に行われるのに対して、上記した部分的領域(接着部分)以外の多層化されない領域(非接着部分)の外形の切断は、プリント配線板10,20,30,40を積層する前に行われていることを特徴とする。
本実施の形態に係る多層プリント配線板1の製造方法では、最初に母板を作製する(母板作製工程)を行う。この母板作製工程では、後述する第1切断工程及び第2切断工程を経て剪断されることにより、各層のプリント配線板10,20,30,40となるプリント配線板形成領域a(図2参照。)を複数含むプリント配線母板10A,20A,30A,40Aを作製する(図3及び図9参照。)。なお、図3はプリント配線母板40Aのみを示している。図9はプリント配線板10A,20A,30A,40Aを示すが、後述する第1切断工程を施した後の状態を示す断面図である。
次に、図4に示すように、プリント配線母板40Aの下面に、例えばポリイミド系の層間接着層4をそれぞれ選択的に配置させる。この層間接着層4は、プリント配線母板40Aの下面に、真空下で加熱プレスすることにより接着する。
次に、図5及び図6に示すように、層間接着層4が接着されたプリント配線母板40Aの非接着部分Sとなる領域の切断予定された外形に沿って第1切断部分C1を形成する。具体的には、それぞれのプリント配線母板40Aを金型(例えばVIC金型)でプレスして、接着部分Mと隣接する縁を除く非接着部分Sの外形に沿ってコ字状に剪断する。なお、図5は導体パターン42を省略した平面図であり、図6は図5のA−A断面図である。
次に、本実施の形態に係る多層プリント配線板1の製造方法では、層間接着層4が配されたプリント配線母板40Aに、回路設計に応じて以下に説明する方法でインナビア8を形成する(図1、図8及び図9参照。)。
次に、図9及び図10に示すように、上記工程で作製したプリント配線母板10A,20A,30A,40Aを一括して積み上げ、層間の電気的導通がとれるように位置合わせした後、真空下で加熱プレスを行って相互に接着し、積層体を作製する。前述したように、この接着工程では、接着後の各層間接着層2,3,4の厚みが所定の厚みになるように設定されている。このため、図10に示すように、各プリント配線母板10A,20A,30A,40Aにおける非接着部分Sに形成される空隙5,6,7の高さ寸法が規定される。
次に、図11及び図12に示すように、上記積層体における層間接着層2,3,4を設けた接着部分Mとなる領域の所定の外形に沿って第2切断部分C2を形成する。具体的には、プリント配線母板10A,20A,30A,40Aの積層体を金型(例えばVIC金型)でプレスして、非接着部分Sと隣接する縁を除く接着部分Mの外形C2に沿ってコ字状に剪断する。なお、切断部分C1と切断部分C2とは連続した矩形状の切断路を形成するように設定されている。図11は最上層のプリント配線母板40Aの導体パターン42を省略した平面図であり、図12は図11のB−B断面図である。
図13は、本発明の第2の実施の形態に係る多層プリント配線板1の製造方法の第1切断工程を示す工程断面図である。
図14は、本発明の第3の実施の形態に係る多層プリント配線板50を示す断面図である。
上述した実施の形態の開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
C1 第1切断部分
C2 第2切断部分
M 接着部分
S 非接着部分
1 多層プリント配線板
2,3,4 層間接着層
5,6,7 空隙
8 インナビア
9 ビアホール
10,20,30,40 プリント配線板
10A,20A,30A,40A プリント配線母板
11,21,31,41 絶縁基板(絶縁性基材)
12,22,32,42 導体パターン
11A,21A,31A,41A 絶縁性基材シート41
12,22,32,42 導体パターン
42A 銅箔
50 多層プリント配線板
51,52,53,54 プリント配線板
55,56,57 層間接着層
Claims (5)
- 可撓性を有する絶縁性基材の表面に導体パターンが形成された複数のプリント配線板が重ねられて積層体をなし、前記プリント配線板同士が層間接着層を介して接着された接着部分と、前記プリント配線板同士が層間接着層を介さずに空隙を挟み、外形が一致する非接着部分と、を有する多層プリント配線板の製造方法であって、
プリント配線板形成領域を含み、可撓性を有する絶縁性基材シートの前記プリント配線板形成領域に導体パターンが形成された、前記積層体の各層に対応する複数のプリント配線母板を用意し、
前記複数のプリント配線母板を重ねたときに互いに隣接する前記プリント配線母板同士の一方の対向面に、前記接着部分を含み且つ前記非接着部分以外の領域に層間接着層を配置させる接着層配置工程と、
前記接着層配置工程の後に、前記複数のプリント配線母板を重ねる前に、前記層間接着層側からレーザを照射し、全ての前記プリント配線母板の前記プリント配線板形成領域における前記非接着部分となる領域の前記接着部分と隣接する縁を除く外形のみに沿って外形が一致するように切断すると共に、前記層間接着剤を配置したプリント配線母板における前記層間接着層及び前記絶縁基材シートを貫通して前記導体パターンまで達するビアホールを形成する第1切断工程と、
前記ビアホールを導電処理してインナビアを形成する工程と、
前記複数のプリント配線母板を、前記層間接着層を介在させて重ね、前記層間接着層が介在された部分で接着させる接着工程と、
前記接着工程の後に、全ての前記プリント配線母板の前記プリント配線板形成領域における前記接着部分に対応する領域の前記非接着部分と隣接する縁を除く外形のみに沿って切断して多層プリント配線板を切り出す第2切断工程と、
を備えることを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。 - 請求項1に記載の多層プリント配線板の製造方法であって、
前記第1切断工程は、前記非接着部分となる領域の前記接着部分と隣接する縁を除く外形に沿ってコ字状に切断し、
前記第2切断工程は、前記接着部分に対応する領域の前記非接着部分と隣接する縁を除く外形に沿ってコ字状に切断し、
前記第1切断工程において形成したコ字状の切断部分と、前記第2切断工程で形成したコ字状の切断部分とが連続した矩形状の切断路を形成することを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。 - 請求項1又は2に記載の多層プリント配線板の製造方法であって、
前記第2切断工程は、型を用いて剪断することを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。 - 請求項1又は2に記載の多層プリント配線板の製造方法であって、
前記第2切断工程は、レーザを用いて切断を行うことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の多層プリント配線板の製造方法であって、
前記非接着部分における前記空隙が少なくとも2層所以上存在することを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
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