JP4766122B2 - 成型用ハードコートフィルム - Google Patents
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Description
前記塗布液が、3以上の官能基を有する電離放射線硬化型化合物と、1および/または2官能の電離放射線硬化型化合物とを少なくとも含み、
前記塗布液に含まれる電離放射線硬化型化合物中の1および/または2官能の電離放射線硬化型化合物の含有量が5質量%以上95質量%以下であり、
前記塗布液に含まれる電離放射線硬化型化合物の少なくとも1種がアミノ基を有する電離放射線硬化型化合物であり、
前記基材フィルムが下記(1)〜(3)の要件を満たす成型用ハードコートフィルムで
ある。
(1)フィルムの長手方向及び幅方向における100%伸張時応力が、いずれも25℃において40〜300MPa及び100℃において1〜100MPa
(2)融点が200〜245℃である
(3)面配向度が0.01以上0.095以下
第2の発明は、前記塗布液に含まれる電離放射線硬化型化合物中の前記アミノ基を有する電離放射線硬化型化合物の含有量が、2.5質量%以上95質量%以下である前記成型用ハードコートフィルムである。
第3の発明は、前記ハードコート層中に平均粒子径10nm以上300nm以下の粒子を含み、前記粒子のハードコート層中の含有量が5質量%以上70質量%以下である前記成型用ハードコートフィルムである。
第4の発明は、前記共重合ポリエステルが、(a)芳香族ジカルボン酸成分と、エチレングリコールと、分岐状脂肪族グリコール又は脂環族グリコールを含むグリコール成分から構成される共重合ポリエステル、あるいは(b)テレフタル酸及びイソフタル酸を含む芳香族ジカルボン酸成分と、エチレングリコールを含むグリコール成分から構成される共重合ポリエステルである前記載成型用ハードコートフィルムである。
第5の発明は、前記二軸配向ポリエステルフィルムを構成するポリエステルが、グリコール成分として1,3−プロパンジオール単位または1,4−ブタンジオール単位を含む前記成型用ハードコートフィルムである。
第6の発明は、前記二軸配向ポリエステルフィルムが紫外線吸収剤を含有し、波長370nmにおける光線透過率が50%以下である前記成型用ハードコートフィルムである。
第7の発明は、前記成型用ポリエステルフィルムを真空成型、圧空成型及び金型成型いずれかの方法で成型した成型体である。
本発明において、100%伸長時の応力(F100)とは、フィルムの成型性と密接な関連がある尺度である。F100がフィルムの成型性と密接な関連を持つ理由として、例えば、真空成形法を用いて二軸配向ポリエステルフィルムを成型する際、金型のコーナー付近では、フィルムは局部的に100%以上に伸長する場合がある。F100が高いフィルムでは、このような局所的に伸長された部分において、部分的に極めて高い応力が発生し、この応力集中によりフィルムが破断し、成形性が低下すると考えられる。一方、F100が小さすぎるフィルムでは、成形性は良好となるものの、金型の平面部のような均一に伸長される部分において、極めて弱い張力しか発生せず、その結果、該部分におけるフィルムの均一な伸長が得られないのではないかと考えられる。
本発明の成型用ポリエステルフィルムは、原料として共重合ポリエステルを用いる。共重合ポリエステルとしては、(a)芳香族ジカルボン酸成分と、エチレングリコールと、分岐状脂肪族グリコール又は脂環族グリコールを含むグリコール成分から構成される共重合ポリエステル、あるいは(b)テレフタル酸及びイソフタル酸を含む芳香族ジカルボン酸成分と、エチレングリコールを含むグリコール成分から構成される共重合ポリエステルが好適である。また、二軸配向ポリエステルフィルムを構成するポリエステルが、さらにグリコール成分として1,3−プロパンジオール単位または1,4−ブタンジオール単位を含むことが成型性をさらに向上させる点から好ましい。
本発明の成型用ハードコートフィルムは、基材フィルムの一方の面にハードコート層を積層した構成からなるが、基材フィルムとハードコート層の密着性の向上を目的に中間層を設けることが好ましい。
本発明の成型用ハードコートフィルムは、基材フィルムの少なくとも片面に直接あるいは中間層を介してハードコート層が積層される。本発明においてハードコート層とは、基材フィルムからなる基材の表面硬度を補い、耐擦傷性を向上せしめるべく、基材よりも高硬度な被膜を有し、かつ、成型時の変形にも追随可能な優れた成型性を有する層を示す。より具体的には、本願発明の成型用ハードコートフィルムは表面硬度として少なくともH以上の鉛筆硬度を有し、かつ後述の評価法により少なくとも10%以上の伸度を有し、例えば家電などの銘板用または建材用の部材などとして好適に用いることができるものである。
本発明の成型用ハードコートフィルムは、表面硬度に優れるフィルムである。本発明の成型用ハードコートフィルムは、良好な成型性を奏するとともに、機械的特性も良好な特定の特性を有する基材フィルムを用いるため、より良好な表面硬度を発揮することができる。これは基材フィルムの強度(硬度)がハードコート層表面の硬度にも寄与しているためと考えている。本発明の成型用ハードコートフィルムは、具体的には、鉛筆硬度の測定値がH以上であることが好ましく、さらに2H以上であることが特に好ましい。ここで鉛筆硬度の評価はJIS−K5600に準拠して行った。
本発明の成型用ハードコートフィルムロールは、長尺の成型用ハードコートフィルムを円筒状コアにロール状に連続的に巻き取る工程を経て得られる。成型用ハードコートフィルムロールを用いることにより、加工時の生産性が向上し、さらに成型体の品質の安定性に寄与しうる。長尺の成型用ハードコートフィルムを円筒状コアにロール状に連続的に巻き取られた成型用ハードコートフィルムロールの長さは用途により特に限定されないが、50m以上5000m以下であることが好ましく、100m以上3000m以下がより好ましい。巻長が短い場合には、例えば後工程での印刷層加工時の成型用ハードコートフィルムの切り替え頻度が高くなり作業性が悪化する。逆に、巻長が長い場合には、外部の環境温度により成型用ハードコートフィルムが膨張及び収縮し、巻き締まりが発生して、巻芯部の外観が不良となる。
本発明の成型用ハードコートフィルムは、真空成型、圧空成型、金型成型、プレス成型、ラミネート成型、インモールド成型、絞り成型、折り曲げ成型、延伸成型などの成型方法を用いて成型する成型用材料として好適である。本発明の成型用ハードコートフィルムを用いて成型した場合、成型時の変形にハードコート層が追随しクラックが発生せず、かつ、表面硬度、耐擦傷性を維持することができる。
チップサンプル0.1gを精秤し、25mlのフェノール/テトラクロロエタン=60/40(質量比)の混合溶媒に溶解し、オストワルド粘度計を用いて30℃で測定した。なお、測定は3回行い、その平均値を求めた。
示差走査熱量分析装置(マックサイエンス社製、DSC3100S)を用いて、各実施例の条件で押出した原料約7mgをサンプルパンに入れ、パンのふたをし、窒素ガス雰囲気下で室温から300℃に20℃/分の昇温速度で昇温して測定した。融点は、9・1項に定義される融解ピーク温度(Tpm)にて求めた。
基材フィルムの融点も同様に測定し、融解ピーク温度(Tpm)求める。
得られた基材フィルムから横延伸方向に長さ3m、縦延伸方向に幅5cmのフィルムを採取し、連続したテープ状サンプルを巻き取り、フィルム厚み連続測定機(アンリツ株式会社製)にてフィルムの厚みを測定し、レコーダーに記録する。チャートより、厚みの最大値(Tmax)、最小値(Tmin)、平均値(Tav)を求め、下記式にて厚みムラ(%)を算出した。なお、測定は3回行い、その平均値を求めた。また、横延伸方向の長さが3mに満たない場合は、つなぎ合せて行う。なお、つなぎの部分における測定データは削除した。
厚みムラ(%)=((Tmax−Tmin)/Tav)×100
得られた基材フィルムをミリトロンを用い、1枚当たり5点、計3枚の15点を測定し、その平均値を求めた。
得られた基材フィルムの長手方向及び幅方向に対して、それぞれ長さ180mm及び幅10mmの短冊状に試料を片刃カミソリで切り出した。次いで、引っ張り試験機(東洋精機株式会社製)を用いて短冊状試料を引っ張り、得られた荷重−歪曲線から各方向の100%伸張時応力(MPa)及び破断伸度(%)を求めた。
得られた基材フィルムの長手方向及び幅方向に対し、それぞれ長さ150mm及び幅20mmの短冊状試料を切り出す。各試料の長さ方向に100mm間隔で2つの印を付け、無荷重下で2つの印の間隔Aを測定する。続いて、短冊状の各試料の片側をカゴに無荷重下でクリップにてつるし、150℃の雰囲気下のギアオーブンに入れると同時に時間を計る。30分後、ギアオーブンからカゴを取り出し、30分間室温で放置する。次いで、各試料について、無荷重下で、間隔Bを読み取る。読み取った間隔A及びBより、各試料の150℃での熱収縮率を下記式により算出する
熱収縮率(%)=((A−B)/A)×100
25℃に調温したトルエンに試料を30分間浸漬し、浸漬前後の外観変化について下記の基準で判定し、○を合格とした。なお、ヘーズ値は前記の方法で測定した。
○:外観変化がほとんど無く、ヘーズ値の変化が1%未満
×:外観変化が認められる、あるいはヘーズ値の変化が1%以上
得られた成型用ハードコートフィルムについて、ナトリウムD線(波長589nm)を光源として、ハードコート層の反対側から観察し、アッベ屈折計を用いて、フィルムの長手方向の屈折率(Nz)、幅方向の屈折率(Ny)、厚み方向の屈折率(Nz)を測定し下記式から面配向度(ΔP)を算出した。
ΔP=((Nx+Ny)/2)−Nz
得られた成型用ハードコートフィルムについて、JIS−K7136−2000に準拠し、ヘーズメータ(日本電色工業株式会社製、300A)を用いてフィルムのへーズを測定した。なお、測定は2回行い、その平均値を求めた。
得られた成型用ハードコートフィルムについて、分光光度計(島津製作所(株)製、UV−1200)を用いて、波長370nmの紫外領域におけるフィルムの光線透過率を測定した。
暗箱中で蛍光灯ランプ(松下電器(株)社製、U型蛍光灯FUL9EX)の直下3cmの位置に、オフセット印刷した印刷サンプルを、印刷サンプルの印刷面が裏側になるように置いた。次いで、連続2000時間の光照射を行い、印刷面側の光照射前後におけるカラー(a*、b*、L*)をもとに、JIS Z 8730に準拠し、色差(ΔE値)を測定した。色差(ΔE値)が小さいほど、光照射前後における色の変化が小さい、すなわち耐光性に優れていることを意味する。耐光性の合格レベルは、色差(ΔE値)で0.5以下である。なお、色差(ΔE値)は下記の式で算出される。
ΔE=√(Δa2+Δb2+ΔL2)
フィルムに5mm四方のマス目印刷を施した後、500℃に加熱した赤外線ヒーターでフィルムを10〜15秒加熱した後、金型温度30〜100℃で真空成型を行った。なお、加熱条件は各フィルムに対し、上記範囲内で最適条件を選択した。金型の形状はカップ型で、開口部は直径が50mmであり、底面部は直径が45mmで、深さが5mmであり、全てのコーナーは直径0.5mmの湾曲をつけたものを用いた。
◎:(i)成型品に破れがなく、
(ii)角の曲率半径が1mm以下で、かつ印刷ずれが0.1mm以下であり、
(iii)さらに×に該当する外観不良がないもの
○:(i)成型品に破れがなく、
(ii)角の曲率半径が1mmを超え1.5mm以下、または印刷ずれが0.1
mmを超え0.2mm以下で、
(iii)さらに×に該当する外観不良がなく、実用上問題ないレベルのもの
×:成型品に破れがあるもの、または破れがなくとも以下の項目(i)〜(iv)の
いずれかに該当するもの
(i)角の曲率半径が1.5mmを超えるもの
(ii)大きな皺が入り外観が悪いもの
(iii)フィルムが白化し透明性が低下したもの
(iv)印刷のずれが0.2mmを超えるもの
印刷前のフィルムを90℃で30分熱処理し、次いでハードコート層の反対面に4色のスクリーン印刷を行った。
さらに、印刷層を設けたフィルムを80℃で30分乾燥した。印刷品位の評価は、下記のクリアー感、印刷適性、印刷ずれなどの印刷外観を、印刷面からではなく、裏側からフィルムを通して目視で判定した。判定基準は、全ての観点から問題無いものを○、少なくとも1つの点で問題あるものを△、2つ以上の点で問題があるものを×とした。
a.クリアー感:印刷した図柄が、基材フィルムや塗布層に遮られることなく、鮮明
に見えること。
b.印刷適性 :印刷インキの転移不良による、色むらやヌケが生じないこと
c.印刷のズレ:印刷のズレが目視で判別できないこと。
ハードコート層の成型性を判定するために、前述の方法で評価した。ここで10%以上のものを成型性に優れているとし、30%以上のものを特に成型性に優れていると判断した。
ハードコート層の表面硬度を判定するために、前述の方法で評価した。ここで鉛筆硬度がH以上のものを優れた表面硬度があるものとし、2H以上であるものを特に優れた表面硬度があるものと判断した。
ハードコート層の耐擦傷性を判定するために、前述の方法で評価し、以下の判定基準に従ってランクを判定した。この耐擦傷性のランクがC以上で耐擦傷性があるとし、B以上のものを耐擦傷性が良好と判断した。
A:傷の発生が無い、もしくは細い傷が少量程度観察される。
B:細い傷が観察されるが、深い傷は観察されない。
C:細い傷が観察され、深い傷も少量程度観察される。
D:深い傷が多量に観察される。
ハードコート層の着色(黄変)の程度を評価するために、前述の方法で評価した。b*の値は2.0以下であれば良好で、2.0を超えればハードコート層の黄変が強く、不良と判断した。
前記の伸度評価時で、クラックが発生する直前で引っ張ることをやめ、その時の鉛筆硬度を前述の評価方法と同様に評価した。また、そのときのハードコート厚は、分光光度計(島津製作所製、UV−3150型)より分光反射率を求め、波長400nm以上600nm以下での波形をピークバレー法を用いて算出した。その際屈折率が必要となるが、それはハードコート層単膜を作成し、アッベ屈折計(アタゴ製、NAR−1T SOLID)を用いて屈折率を求めた。
ハードコート用塗布液を塗布後の乾燥時の乾燥温度、フィルム張力が適切かどうか判定するために、シワ発生の有無を評価した。幅700mmの基材フィルムを100m塗工した時に、シワが発生しなければ良好(○)、発生した場合は不良(×)と判定した。
ハードコート用塗布液を塗布後の乾燥時の乾燥温度が適切かどうか判定するために、塗工外観を評価した。幅1060mmの基材フィルムを100m塗工した時に、硬化後のハードコート層にブラッシング、コート抜け、ハジキ等の欠陥が全く見られなければ良好(○)、欠陥が見られれば不良(×)と判定した。
ハードコート用塗布液塗布液を塗布後の乾燥時の乾燥温度、フィルム張力が適切かどうか判定するために、幅方向収縮率を評価した。幅700mmの基材フィルムを100m塗工した時に、塗工前後の基材フィルム幅方向の収縮率を測定した。この収縮率が1.5%以下であれば良好、1.5%を超えた場合は不良と判定した。
(塗布液の調製)
常法によりエステル交換反応および重縮合反応を行って、ジカルボン酸成分として(ジカルボン酸成分全体に対して)テレフタル酸46モル%、イソフタル酸46モル%および5−スルホナトイソフタル酸ナトリウム8モル%、グリコール成分として(グリコール成分全体に対して)エチレングリコール50モル%およびネオペンチルグリコール50モル%の組成の水分散性スルホン酸金属塩基含有共重合ポリエステル樹脂を調製した。次いで、水51.4重量部、イソプロピルアルコール38重量部、n−ブチルセルソルブ5重量部、ノニオン系界面活性剤0.06重量部を混合した後、加熱撹拌し、77℃に達したら、上記水分散性スルホン酸金属塩基含有共重合ポリエステル樹脂5重量部を加え、樹脂の固まりが無くなるまで撹拌し続けた後、樹脂水分散液を常温まで冷却して、固形分濃度5.0重量%の均一な水分散性共重合ポリエステル樹脂液を得た。さらに、凝集体シリカ粒子(富士シリシア(株)社製、サイリシア310)3重量部を水50重量部に分散させた後、上記水分散性共重合ポリエステル樹脂液99.46重量部にサイリシア310の水分散液0.54重量部を加えて、撹拌しながら水20重量部を加えて、塗布液を得た。
芳香族ジカルボン酸成分としてテレフタル酸単位100モル%、ジオール成分としてエチレングリコール単位40モル%及びネオペンチルグリコール単位60モル%を構成成分とする、固有粘度が0.69dl/gの共重合ポリエステルのチップ(A)と、固有粘度が0.69dl/gで、かつ平均粒子径(SEM法)が1.5μmの無定形シリカを0.04質量%、及びベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(N)(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社製、チヌビン326)を0.67質量%含有するポリエチレンテレフタレートのチップ(B)をそれぞれ乾燥させた。さらに、チップ(A)とチップ(B)を25:75の質量比となるように混合した。次いで、これらのチップ混合物を押出し機によりTダイのスリットから270℃で溶融押出し、表面温度40℃のチルロール上で急冷固化させ、同時に静電印加法を用いてチルロールに密着させながら無定形の未延伸シートを得た。
得られた基材フィルムに下記のハードコート塗布液Aをワイヤーバーを用いて乾燥後の塗工厚が2μmになるように塗布し、温度80℃の熱風で60秒乾燥し、出力120W/cmの高圧水銀灯下20cmの位置を10m/minのスピードで通過させて成型用ハードコートフィルムを得た。
(ハードコート塗布液A)
下記の材料を下記に示す質量比で混合し、30分以上攪拌して溶解させた。次いで、公称ろ過精度が1μmのフィルターを用いて未溶解物を除去して、塗布液Aを作成した。
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.45質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.73質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 5.72質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Bに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液B)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 17.18質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 2.86質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 2.86質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Cに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液C)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 8.02質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 7.44質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 7.44質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Dに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液D)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 21.75質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 0.58質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 0.57質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Eに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液E)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 1.15質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 0.58質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 21.17質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Fに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液F)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 21.75質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 1.15質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Gに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液G)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 1.15質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 21.75質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Hに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液H)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 1.15質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 21.75質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Iに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液I)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.45質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.73質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジエチルアミノエチルメタクリレート 5.72質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDE、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Jに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液J)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.45質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.73質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・N−ビニルホルムアミド 5.72質量%
(荒川化学製、ビームセット770、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Kに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(ハードコート塗布液K)
・メチルエチルケトン 67.93質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.58質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.79質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 5.79質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 7.72質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.16質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Lに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液L)
・メチルエチルケトン 4.24質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 6.22質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 3.12質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 3.12質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 82.73質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 0.55質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.02質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Mに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液M)
・メチルエチルケトン 71.46質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.72質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.86質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 5.86質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 3.90質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.17質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Nに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液N)
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 5.28質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 2.64質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 2.64質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 88.88質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 0.55質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.02質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Oに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液O)
・メチルエチルケトン 58.76質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.45質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.73質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 5.72質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 17.17質量%
(扶桑化学工業製、PL2L−MEK、固形分比率:20%、平均粒径:20nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Pに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液P)
・メチルエチルケトン 58.76質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.45質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.73質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 5.72質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 17.17質量%
(扶桑化学工業製、PL30L−MEK、固形分比率:20%、平均粒径:297nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Qに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液Q)
・メチルエチルケトン 58.76質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.45質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.73質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 5.72質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 17.17質量%
(日本触媒製、シーホスターKE−E50、固形分比率:20%、平均粒径:511nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Rに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液R)
・メチルエチルケトン 72.50質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.45質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.73質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 5.72質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物微粒子 3.43質量%
(日本触媒製、エポスターS、平均粒径:196nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Sに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液S)
・メチルエチルケトン 75.08質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.85質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.93質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 5.92質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・光重合開始剤 1.19質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、塗布硬化後のハードコート層の厚みが1.1μmになるように塗布すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
実施例1において、塗布硬化後のハードコート層の厚みが50μmになるように塗布すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
実施例1において、塗布硬化後のハードコート層の厚みが0.5μmになるように塗布すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
実施例1において、塗布硬化後のハードコート層の厚みが60μmになるように塗布すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Tに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液T)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 22.90質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャリティー製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1において、ハードコート層を形成する塗布液を下記の塗布液Uに変更すること以外は実施例1と同様にして、成型用ハードコートフィルムを得た。
(塗布液U)
・メチルエチルケトン 64.48質量%
・トリプロピレングリコールジアクリレート 11.45質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 11.45質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャリティー製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例1の基材フィルムについて、幅が1000mm、長さ200mのフィルムロールを、ロール・トゥ・ロールで下記の塗布液Vをマイクログラビア方式を用いて塗布硬化後のハードコート層の厚みが2μmになるように塗布し、フィルム張力180N/mの条件のもと、温度80℃の熱風で60秒乾燥し、出力160W/cmの高圧水銀灯下20cmの位置(積算光量300mJ/cm2)で10m/minのスピードで通過させて硬化させ、更に、ポリプロピレン製の直径6インチの円筒状コアに成型用ハードコートフィルムを巻き付け、幅が1000mm、長さ200mの成型用ハードコートフィルムロールを作成した。
(塗布液V)
下記の材料を下記に示す質量比で混合し、30分以上攪拌して溶解させた。次いで、公称ろ過精度が1μmのフィルターを用いて未溶解物を除去して、塗布液Uを作成した。
・メチルエチルケトン 28.24質量%
・トルエン 36.24質量%
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 11.45質量%
(新中村化学製、NKエステル A−TMM−3LM−N、官能基数3)
・トリプロピレングリコールジアクリレート 5.73質量%
(新中村化学製、NKエステル APG−200、官能基数2)
・ジメチルアミノエチルメタクリレート 5.72質量%
(共栄社化学製、ライトエステルDM、官能基数1)
・シリカ微粒子 11.45質量%
(日産化学工業製、MEK−ST−L、固形分比率:30%、平均粒子径:50nm)
・光重合開始剤 1.14質量%
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184)
・シリコーン系界面活性剤 0.03質量%
(東レ・ダウコーニング製、DC57)
実施例24において、乾燥温度を40℃に変更すること以外は実施例24と同様にして、成型用ハードコートフィルムロールを作成した。
実施例24において、乾燥温度を120℃に変更すること以外は実施例24と同様にして、成型用ハードコートフィルムロールを作成した。
実施例24において、フィルム張力を50N/mに変更すること以外は実施例24と同様にして、成型用ハードコートフィルムロールを作成した。
実施例24において、フィルム張力を300N/mに変更すること以外は実施例24と同様にして、成型用ハードコートフィルムロールを作成した。
実施例24において、乾燥温度を30℃に変更すること以外は実施例24と同様にして、成型用ハードコートフィルムロールを作成した。
実施例24において、乾燥温度を140℃に変更すること以外は実施例24と同様にして、成型用ハードコートフィルムロールを作成した。
実施例24において、フィルム張力を40N/mに変更すること以外は実施例24と同様にして、成型用ハードコートフィルムロールを作成した。
実施例24において、フィルム張力を320N/mに変更すること以外は実施例24と同様にして、成型用ハードコートフィルムロールを作成した。
実施例1において、熱固定温度を205℃に変更すること以外は、実施例1と同様にして基材フィルムを作製し、成型用ハードコートフィルムを得た。
実施例1において、チップ(B)を、紫外線吸収剤を含有しないポリエチレンテレフタレートチップ(C)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして基材フィルムを作製し、成型用ハードコートフィルムを得た。
実施例30のフィルム原料として、下記のチップ(D)、(E)、(F)を準備した。
チップ(D)は、樹脂成分が芳香族ジカルボン酸成分としてテレフタル酸単位100モル%、ジオール成分としてエチレングリコール単位70モル%及びネオペンチルグリコール単位30モル%を構成成分とし、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(N)(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社製、チヌビン326)を0.5質量%含有する、固有粘度が0.77dl/gの共重合ポリエステルのチップである。
実施例30の原料構成をコア層とし、スキン層用原料として別の押出機にチップ(D)とチップ(F)を50:50の質量比で混合したチップを投入し、280℃で溶融し、コア層の原料と、スキン層/コア層/スキン層=10/80/10となるようにフィードブロックで接合後に270℃でT−ダイから押出したこと、さらに横延伸および熱処理を表6のように変更した以外は、実施例30と同様にして基材フィルムを作製し、成型用ハードコートフィルムを得た。
実施例32の原料として、前記のチップ(F)以外に、下記のチップ(H)とチップ(I)を準備した。
チップ(H)は、芳香族ジカルボン酸成分としてテレフタル酸単位60モル%とイソフタル酸単位が40モル%、ジオール成分としてエチレングリコール単位100モル%を構成成分とする、固有粘度が0.71dl/gの共重合ポリエステルのチップである。
チップ(I)は、芳香族ジカルボン酸成分としてテレフタル酸単位60モル%とナフタレンジカルボン酸成分が40モル%、ジオール成分としてエチレングリコール単位100モル%を構成成分とする、固有粘度が0.71dl/gの共重合ポリエステルのチップである。
比較例8のフィルム原料として、固有粘度が0.64dl/gで、かつ平均粒子径(SEM法)が1.5μmの無定形シリカを0.08質量%含有するポリエチレンテレフタレートのチップ(G)を準備した。
前記のPETのチップ(G)を180℃で4時間真空乾燥後、溶融押出機に供給し、スリット状のダイからシート状に押出し、未延伸シートを作成した。この未延伸シートをまず温度105℃に加熱したロールにて長手方向に3.0倍の延伸を行い、さらに延伸温度125℃で幅方向に3.2倍延伸した後、6%の弛緩処理を行いながら195℃で熱固定処理を行い、厚さ100μm、面配向度0.138の基材フィルムを得た。得られた基材フィルムを用いて、実施例1と同様にして成型用ハードコートフィルムを得た。
基材フィルムとして市販のA−PETの未延伸シート(東洋紡績(株)製、PETMAX(R)A560GE0R、厚み:200μm)用いた以外は、実施例1と同様にして成型用ハードコートフィルムを得た
基材フィルムとして市販のポリカーボネートの未延伸シート(帝人化成(株)製、パンライトシート(R) PC2151、厚み:200μm)用いた以外は、実施例1と同様にして成型用ハードコートフィルムを得た
基材フィルムとしてアクリルの未延伸シート(三菱化成(株)製、アクリプレン(R) HBS006、厚み:125μm)用いた以外は、実施例1と同様にして成型用ハードコートフィルムを得た
Claims (7)
- 共重合ポリエステルを含む二軸配向ポリエステルフィルムよりなる基材フィルムと、塗布液を塗布硬化させてなるハードコート層とを有する成型用ハードコートフィルムであって、
前記塗布液が、3以上の官能基を有する電離放射線硬化型化合物と、1および/または2官能の電離放射線硬化型化合物とを少なくとも含み、
前記塗布液に含まれる電離放射線硬化型化合物中の1および/または2官能の電離放射線硬化型化合物の含有量が5質量%以上95質量%以下であり、
前記塗布液に含まれる電離放射線硬化型化合物の少なくとも1種がアミノ基を有する電離放射線硬化型化合物であり、
前記基材フィルムが下記(1)〜(3)の要件を満たす成型用ハードコートフィルム。
(1)フィルムの長手方向及び幅方向における100%伸張時応力が、いずれも25℃において40〜300MPa及び100℃において1〜100MPa
(2)融点が200〜245℃である
(3)面配向度が0.01以上0.11未満 - 前記塗布液に含まれる電離放射線硬化型化合物中の前記アミノ基を有する電離放射線硬化型化合物の含有量が、2.5質量%以上95質量%以下である請求項1に記載の成型用ハードコートフィルム。
- 前記ハードコート層中に平均粒子径10nm以上300nm以下の粒子を含み、
前記粒子のハードコート層中の含有量が5質量%以上70質量%以下である請求項1または2のいずれかに記載の成型用ハードコートフィルム。 - 前記共重合ポリエステルが、(a)芳香族ジカルボン酸成分と、エチレングリコールと、分岐状脂肪族グリコール又は脂環族グリコールを含むグリコール成分から構成される共重合ポリエステル、あるいは(b)テレフタル酸及びイソフタル酸を含む芳香族ジカルボン酸成分と、エチレングリコールを含むグリコール成分から構成される共重合ポリエステルである請求項1〜3のいずれかに記載の成型用ハードコートフィルム。
- 前記二軸配向ポリエステルフィルムを構成するポリエステルが、グリコール成分として1,3−プロパンジオール単位または1,4−ブタンジオール単位を含む請求項4に記載の成型用ハードコートフィルム。
- 前記二軸配向ポリエステルフィルムが紫外線吸収剤を含有し、波長370nmにおける光線透過率が50%以下である請求項1〜5のいずれかに記載の成型用ハードコートフィルム。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の成型用ポリエステルフィルムを真空成型、圧空成型及び金型成型いずれかの方法で成型した成型体。
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