JP4766060B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スワールコントロールバルブを有する内燃機関に対して制御を行う技術分野に関する。
従来から、内燃機関の燃焼室におけるスワール比(スワール強さ)などを制御するために、スワールコントロールバルブ(以下、単に「SCV」とも表記する。)が用いられている。例えば、特許文献1には、このようなSCVの開閉固着時に、エンジン回転数の変動が抑制されるようにEGR率を低下させる技術が記載されている。また、特許文献2には、SCVの作動状態変更前後の吸入空気量の差に基づいて、SCVの故障を判定する技術が記載されている。この技術では、故障判定時に燃焼状態(空燃比や点火時期)を制御して、燃焼の悪化を抑制している。その他にも、本発明に関連する技術が、特許文献3に記載されている。
特開2007−186998号公報 特開平9−137743号公報 特開2005−48741号公報
ところで、経年劣化によりインテークマニホールドや吸気ポートにカーボンが堆積した場合に、SCVによる目標のスワール比を実現できない場合があった。このような場合に、目標EGR率に応じたEGRガスを還流させると、エミッションが悪化する傾向にあった。これを防止する方法として、スワール比のずれを求めてスワール比の補正を行うことが考えられるが、SCVのアクチュエータには耐久性の面から作動回数に制限があるため、当該方法では、スワール比の補正を適切に行うことができない場合があった。また、例えば排気温度などに基づいてSCVの開度をフィードバック制御する方法も考えられるが、当該方法では制御の応答性が悪くなる傾向にあった。
前述した特許文献1乃至3に記載された技術でも、上記のようなSCV周辺で経年劣化などが発生した場合に、これに応じてEGR量を適切に制御することが困難であった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、スワールコントロールバルブを有する内燃機関において、経年劣化が発生した場合にEGR量を適切に制御することを目的とする。
本発明の1つの観点では、吸気通路上にスワールコントロールバルブを有する内燃機関に対して制御を行う制御装置は、前記スワールコントロールバルブが設けられた箇所の上流側の圧力と前記スワールコントロールバルブが設けられた箇所の下流側の圧力との差圧を検出する差圧検出手段と、前記差圧の経年変化に基づいて、吸気系に還流させるEGR量を制御するEGR量制御手段と、を備え、前記差圧検出手段は、前記内燃機関がアイドル状態にある場合に、前記差圧の検出を行う。
上記の内燃機関の制御装置は、吸気通路上にスワールコントロールバルブ(SCV)を有する内燃機関に対して制御を行うために好適に利用される。具体的には、差圧検出手段は、SCVが設けられた箇所の上流側の圧力とSCVが設けられた箇所の下流側の圧力との差圧を検出する。そして、EGR量制御手段は、当該差圧の経年変化に基づいて、吸気系に還流させるEGR量(EGRガス量)を制御する。つまり、差圧の経年変化に基づいて、EGR量をフィードバック制御する。これにより、SCV周辺のカーボン堆積やSCVの固着などに起因するエミッションの悪化を、適切に抑制することが可能となる。詳しくは、SCVのアクチュエータの作動回数などを制御する代わりに、EGR量を制御しているため、アクチュエータの作動回数を増加させることなくエミッション悪化を低減することができる。更に、上記の内燃機関の制御装置では、SCVにおける差圧に基づいてEGR量をフィードバック制御しているため(つまり圧力でフィードバック制御しているため)、制御の応答性を向上させることができる。
また、上記の差圧検出手段は、内燃機関がアイドル状態にある場合に、差圧の検出を行う。これにより、SCVにおける差圧の測定バラツキを抑制することができ、EGR量の制御を精度良く行うことが可能となる。
上記の内燃機関の制御装置の一態様では、前記EGR量制御手段は、前記スワールコントロールバルブにカーボンが堆積していない状態で検出された前記差圧を初期差圧として、前記初期差圧と前記差圧検出手段によって検出された差圧との差を前記経年変化として用いて、前記EGR量を制御する。
上記の内燃機関の制御装置において好適には、前記EGR量制御手段は、前記差圧検出手段によって検出された差圧が前記初期差圧よりも高い場合には、前記EGR量を低減する。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[第1実施例]
まず、本発明の第1実施例について説明する。
(全体構成)
図1は、第1実施例に係る内燃機関の制御装置が適用された車両50の構成を示す概略図である。なお、図1では、実線矢印がガスの流れを示し、破線矢印が信号の入出力を示している。
車両50は、主に、吸気通路3と、スロットルバルブ4と、燃料噴射弁5と、エンジン(内燃機関)6と、排気通路9と、点火プラグ10と、スワールコントロールバルブ(SCV)11と、EGR通路12と、EGRバルブ13と、ECU(Engine Control Unit)20と、を有する。エンジン6は、気筒6aや吸気弁7や排気弁8や点火プラグ10などを備えて構成され、例えばガソリンエンジンなどに相当する。なお、図1においては、説明の便宜上、1つの気筒6aのみを示しているが、実際にはエンジン6は複数の気筒6aを有する。
吸気通路3には外部から導入された吸気(空気)が通過し、スロットルバルブ4は吸気通路3を通過する吸気の流量を調整する。吸気通路3を通過した吸気は、エンジン6における燃焼室6bに供給される。また、燃焼室6bには、燃料噴射弁5によって噴射された燃料が供給される。燃焼室6b内では、このように供給された吸気と燃料との混合気が、点火プラグ10によって点火されることで燃焼される。この場合、燃焼によってピストン6cが往復運動し、当該往復運動がコンロッド6dを介してクランク軸(不図示)に伝達され、クランク軸が回転する。エンジン6には排気通路9が接続されており、このような燃焼によって生じた排気は排気通路9から排出される。
エンジン6の燃焼室6bには、吸気弁7と排気弁8とが設けられている。吸気弁7は、開閉することによって、吸気通路3と燃焼室6bとの導通/遮断を制御する。排気弁8は、開閉することによって、排気通路9と燃焼室6bとの導通/遮断を制御する。また、吸気通路3(詳しくは吸気ポート)には、燃焼室6bにおけるスワール比を調整することが可能なSCV11が設けられている。更に、SCV11が設けられた箇所の上流側及び下流側の吸気通路3上には、圧力センサ14及び圧力センサ15が設けられている。圧力センサ14、15は、それぞれ吸気通路3の内圧(吸気の圧力)を検出し、検出した圧力に対応する検出信号をECU20に供給する。
排気通路9上には、EGR(Exhaust Gas Recirculation)通路12が接続されている。具体的には、EGR通路12は、一端が排気通路9に接続されており、他端が吸気通路3に接続されており、吸気系に排気ガス(EGRガス)を還流可能に構成されている。また、EGR通路12上には、吸気系に還流させるEGR量を調整可能なEGRバルブ13が配設されている。EGRバルブ13は、ECU20から供給される制御信号によって開度などが制御される。
ECU20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備えて構成される。ECU20は、車両50内に設けられた各種センサから信号などを取得し、車両50内の構成要素(エンジン6など)に対して制御を行う。本実施例では、ECU20は、主に、圧力センサ14、15が検出した圧力よりSCV11の前後における差圧(以下、「SCV前後差圧」と呼ぶ。)を求めて、当該SCV前後差圧に基づいてEGR量(EGRガス量)に対する制御を行う。なお、SCV前後差圧は、圧力センサ15で検出された圧力から圧力センサ14で検出された圧力を減算した圧力に相当する。
このように、ECU20は、本発明における内燃機関の制御装置に相当する。具体的には、ECU20は、差圧検出手段及びEGR量制御手段として機能する。なお、ECU20は車両50における他の構成要素の制御も行うが、本実施例と特に関係の無い部分については説明を省略する。
(EGR量の制御方法)
次に、第1実施例においてECU20が行うEGR量の制御方法について説明する。本実施例では、ECU20は、SCV11周辺の吸気通路3にカーボンが堆積した場合(つまり経年劣化が発生した場合)やカーボン堆積によりSCV11が固着した場合に発生し得るエミッション悪化を抑制するために、EGR量に対する制御を行う。即ち、カーボン堆積やSCV11の固着によりスワール比が目標値とずれ、この状態で目標EGR率に応じたEGRガスを還流させたことに起因するエミッション悪化を抑制するために、ECU20は制御を行う。
具体的には、ECU20は、SCV11周辺のカーボン堆積状態(言い換えると、SCV11周辺における経年劣化の度合い)を判断し、当該カーボン堆積状態に基づいて、吸気系に還流させるEGR量を制御する。より具体的には、ECU20は、SCV11の前後の差圧(SCV前後差圧)における経年変化に基づいて、SCV11周辺のカーボン堆積状態を判断する。詳しくは、ECU20は、SCV11にカーボンが堆積していない状態で検出されたSCV前後差圧(以下、「初期差圧」と呼ぶ。)と現在検出されたSCV前後差圧との差を経年変化として用いて、当該経年変化に応じてEGR量を適切値に制御する。つまり、ECU20は、SCV前後差圧に基づいてEGR量のフィードバック制御を行う。こうすることは、SCV11周辺のカーボン堆積量に応じてEGR量を制御することに相当する。以上のようにEGR量を制御することにより、SCV11周辺のカーボン堆積やSCV11の固着に起因するエミッションの悪化を、適切に抑制することが可能となる。
ここで、図2を参照して、ECU20が行うEGR量の制御方法について、より具体的に説明する。なお、図2は、図1におけるSCV11の周辺部分を拡大して示した模式図を示している。
図2(a)は、SCV11周辺にカーボンが堆積していない状態における図を示している。例えば、SCV11などの新品時における図に相当する。ECU20は、このような状態において圧力センサ14、15で検出される圧力からSCV前後差圧を求めておき、当該SCV前後差圧を前述した初期差圧として用いる。
図2(b)は、SCV11周辺にカーボンが堆積している際の図を示している。つまり、SCV11周辺に経年劣化が発生している場合の図を示している。具体的には、SCV11周辺に、符号Aで示すようにカーボンが堆積している。このようにSCV11周辺にカーボンが堆積している場合には、SCV11を通過する吸気にとって、堆積しているカーボンは抵抗となる。そのため、圧力センサ14、15で検出される圧力より得られるSCV前後差圧は、上記した図2(a)に示した状態で得られるSCV前後差圧(つまり初期差圧)と異なる値になるものと考えられる。つまり、SCV前後差圧に経年変化が発生するものと考えられる。具体的には、カーボンが堆積している状態で得られるSCV前後差圧は、初期差圧よりも高くなる傾向にある。この場合、SCV前後差圧が初期差圧よりも高くなる度合いは、SCV11周辺に堆積しているカーボン量に応じたものになると考えられる。
ECU20は、このようにSCV前後差圧に経年変化が生じている場合(つまり現在検出されたSCV前後差圧が初期差圧から変化している場合)、SCV11周辺にカーボンが堆積しているものと判断して、EGR量を適切値に制御する。具体的には、ECU20は、現在検出されたSCV前後差圧と初期差圧との偏差に応じて、EGR量を適切値に制御する。即ち、経年変化に応じてEGR量を制御する。詳しくは、ECU20は、現在検出されたSCV前後差圧が初期差圧よりも高い場合、還流させるEGR量が低減されるように制御を行う。この場合、ECU20は、EGRバルブ13を閉側に制御する。
(EGR量制御処理)
次に、図3を参照して、第1実施例に係るEGR量制御処理について説明する。図3は、第1実施例に係るEGR量制御処理を示すフローチャートである。当該処理は、ECU20によって所定の周期で繰り返し実行される。
まず、ステップS101では、ECU20は、SCV前後差圧を取得する。具体的には、ECU20は、圧力センサ14、15のそれぞれから検出信号を取得して、当該検出信号に基づいてSCV前後差圧を求める。詳しくは、ECU20は、圧力センサ15で検出された圧力から圧力センサ14で検出された圧力を減算することによって、SCV前後差圧を求める。そして、処理はステップS102に進む。
ステップS102では、ECU20は、ステップS101で取得されたSCV前後差圧が初期差圧よりも高いか否かを判定する。ここでは、SCV前後差圧に基づいてSCV11周辺のカーボン堆積状態を判断している。つまり、ECU20は、SCV前後差圧に経年変化が発生しているか否か、言い換えるとSCV11周辺にカーボンが堆積しているか否かを判定している。SCV前後差圧が初期差圧よりも高い場合(ステップS102;Yes)、SCV11の周辺にカーボンが堆積しているものと考えられる。この場合には、処理はステップS103に進み、カーボン堆積に起因するエミッション悪化を抑制するための処理を行う。これに対して、SCV前後差圧が初期差圧よりも高くない場合(ステップS102;No)、SCV11の周辺にはカーボンがほとんど堆積していないものと考えられる。よって、処理は当該フローを抜ける。なお、初期差圧は、SCV11周辺にカーボンが堆積していない状態(例えばSCV11の新品時)におけるSCV前後差圧に相当し、予め測定されて記憶される。
ステップS103では、ECU20は、EGR量を低減する制御を行う。具体的には、ECU20は、ステップS101で取得されたSCV前後差圧と初期差圧との偏差に応じて、EGR量を適切値に制御する。例えば、ECU20は、予め定められたマップを参照したり、所定の演算を行ったりして、当該偏差に応じたEGR量を求めて制御を行う。以上の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。
以上説明した第1実施例に係る制御によれば、SCV11周辺のカーボン堆積やSCV11の固着に起因するエミッションの悪化を、適切に抑制することが可能となる。また、第1実施例に係る制御では、SCV11のアクチュエータの作動回数などを制御する代わりに、EGR量を制御しているため、アクチュエータの作動回数を増加させることなくエミッション悪化を低減することができる。更に、第1実施例では、SCV前後差圧に基づいてEGR量をフィードバック制御しているため(つまり圧力でフィードバック制御しているため)、制御の応答性を向上させることができる。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例について説明する。第2実施例では、エンジン6がアイドル状態にある場合に取得されたSCV前後差圧に基づいてEGR量の制御を行う点で、前述した第1実施例と異なる。つまり、第2実施例では、エンジン6がアイドル状態にある場合に、EGR量の制御を行うために用いるSCV前後差圧の検出を行う。こうするのは、アイドル状態では吸気におけるガス量が安定しているため、圧力センサ14、15によるSCV前後差圧の測定バラツキを抑制することができるからである。
図4は、第2実施例に係るEGR量制御処理を示すフローチャートである。当該処理も、ECU20によって所定の周期で繰り返し実行される。なお、第2実施例に係るEGR量制御処理は、ステップS201の処理のみ、第1実施例に係るEGR量制御処理(図3参照)と異なる。具体的には、ステップS202以降の処理は、前述したステップS101以降の処理と同様である。そのため、ここでは、ステップS201の処理についてのみ説明を行う。
ステップS201では、ECU20は、エンジン6がアイドル状態にあるか否かを判定する。例えば、ECU20は、エンジン6における運転状態などを取得することによって、当該判定を行う。アイドル状態にある場合(ステップS201;Yes)、処理はステップS202に進む。この場合には、ECU20は、前述したステップS101〜S103と同様の処理を行う。つまり、SCV前後差圧を検出して、当該SCV前後差圧に基づいたEGR量の制御を行う。これに対して、アイドル状態にない場合(ステップS201;No)、処理は当該フローを抜ける。この場合には、SCV前後差圧の検出や、SCV前後差圧に基づいたEGR量の制御を行わない。
以上のように、第2実施例では、SCV前後差圧の検出をアイドル時に行うため、SCV前後差圧の測定バラツキを抑制することができ、EGR量の制御を精度良く行うことが可能となる。
[変形例]
上記したEGR量制御処理(図3、図4参照)では、SCV前後差圧が初期差圧よりも高い場合にEGR量を低減する実施例を示したが、これに限定はされない。他の例では、SCV前後差圧が初期差圧よりも所定以上高い場合にのみ、EGR量を低減する制御を行うことができる。言い換えると、SCV前後差圧が初期差圧よりも高くても、当該SCV前後差圧が初期差圧よりも所定以上高くない場合には、EGR量を低減する制御を行わなくても良い。このような場合には、SCV11の周辺におけるカーボン堆積量は少ないものと考えられるからである。
なお、本発明は、ガソリンエンジンへの適用に限定されず、ディーゼルエンジンにも適用することができる。
本実施例に係る内燃機関の制御装置が適用された車両の概略構成図を示す。 本実施例に係るEGR量の制御方法を説明するための図である。 第1実施例に係るEGR量制御処理を示すフローチャートである。 第2実施例に係るEGR量制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
3 吸気通路
4 スロットルバルブ
5 燃料噴射弁
6 エンジン
9 排気通路
11 スワールコントロールバルブ(SCV)
12 EGR通路
13 EGRバルブ
14、15 圧力センサ
20 ECU
50 車両

Claims (3)

  1. 吸気通路上にスワールコントロールバルブを有する内燃機関に対して制御を行う制御装置であって、
    前記スワールコントロールバルブが設けられた箇所の上流側の圧力と前記スワールコントロールバルブが設けられた箇所の下流側の圧力との差圧を検出する差圧検出手段と、
    前記差圧の経年変化に基づいて、吸気系に還流させるEGR量を制御するEGR量制御手段と、を備え
    前記差圧検出手段は、前記内燃機関がアイドル状態にある場合に、前記差圧の検出を行うことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記EGR量制御手段は、前記スワールコントロールバルブにカーボンが堆積していない状態で検出された前記差圧を初期差圧として、前記初期差圧と前記差圧検出手段によって検出された差圧との差を前記経年変化として用いて、前記EGR量を制御する請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記EGR量制御手段は、前記差圧検出手段によって検出された差圧が前記初期差圧よりも高い場合には、前記EGR量を低減する請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
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