JP4765391B2 - 画像処理方法および画像処理装置ならびに画像処理プログラム - Google Patents
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Description
たとえば、被写体に照射された放射線量を検出し、その検出量に対応して形成される放射線画像を電気信号として得る装置としては、輝尽性蛍光体を用いたディテクタを用いる方法が特開昭55-12429号公報、特開昭63-189853号公報など、多数開示されている。
これらの放射線画像検出装置では、取得した画像に対して、診断に適した画像となるよう、階調変換処理やエッジ強調処理などの画像処理を行うのが一般的である。
請求項1記載の発明は、被写体を透過した放射線の照射線量に応じた信号を有する放射線画像に対し、診断に適した画像を得るための階調処理を行う画像処理方法であって、前記放射線画像の画像内構造物のエッジを検出するエッジ検出ステップと、前記エッジ検出ステップで検出された前記エッジの幾何学的形状の度合いを測定する幾何学的形状測定ステップと、前記幾何学的形状測定ステップにて測定された前記幾何学的形状の度合いに基づいて画像内構造物の重みを決定する重み決定ステップと、前記重み決定ステップで決定された前記重みに基づいて画素ごとに定まる値について、画像内の画素における総和をとる評価関数を用いて階調処理条件を決定するステップと、決定した階調処理条件に従って階調処理を実行する画像処理ステップと、を有することを特徴とする画像処理方法である。
請求項4記載の発明は、前記階調処理条件を決定する手段は、前記評価関数が最大となるように階調処理条件を決定する、ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置である。
以上の発明では、放射線画像の画像内構造物のエッジを検出し、検出されたエッジの幾何学的形状の度合いを測定し、測定された幾何学的形状の度合いに基づいて画像内構造物の重みを決定し、決定された重みに基づいて画素ごとに定まる値について、画像内の画素における総和をとる評価関数を用いて階調処理条件を決定し、決定した階調処理条件に従って階調処理を実行する。
ここで、幾何学的形状として円・直線を定めることで、画像内構造物としての非人体構造物(照射野端、人工骨)が認識されるようになり、画像内で重要度の低い又は不必要な構造物の認識の失敗に影響されたりせず、境界が不明瞭な場合でも適切に階調処理や周波数処理を行うことができる。
また、以上の発明では、2直線間の距離をパラメータに持つ重み付け関数によって重み付けを行うことにより、認識対象(処理対象物)や処理除外対象物のより正確に認識が可能になる。
本発明の実施をするための最良の形態の画像処理方法および画像処理装置ならびに画像処理プログラムの好適な実施の形態について説明する。
なお、本実施例の形態例の各手段は、ハードウェアやファームウェア、またはソフトウェアで構成することが可能である。このため、画像処理方法の各ステップ,画像処理装置の各手段,画像処理プログラムの各ルーチンの処理手順に沿った機能ブロック図としての図1を示す。
なお、図1における各部は、画像形成装置の各部を示すだけでなく、画像処理方法の各ステップ、画像処理プログラムの各ルーチンを示すものでもある。
(a)全体構成:
放射線発生装置30、放射線画像読取器40、画像処理装置100が、図1に示されるように構成されている。
・放射線発生装置30からの放射線は被写体5を透過し、この被写体5を透過した放射線は放射線画像読取器40により読み取られる。
・放射線画像読取器40により読み取られた信号は、画像データ生成部110で放射線画像を表す画像データに変換される(図2S1)。
・エッジ検出部120は、記放射線画像の画像内構造物のエッジを検出する(図2S2)。
・幾何学的形状測定部130は、検出されたエッジの幾何学的形状の度合いを測定する(図2S3)。
・重み決定部140は、測定された幾何学的形状の度合いに基づいて画像内構造物の重みを決定する(図2S4)。
・パラメータ決定部150は、画像内構造物について決定された重みに基づいて、画像処理のパラメータ(画像処理条件)を決定する(図2S5)。
・画像処理部160は、画像データ生成部110からの画像データについて、パラメータ決定部150で決定されたパラメータに従って画像処理を実行する(図2S6)。
(1)各部の動作・制御:
制御部101では、まず、撮影部位または撮影方向等の情報をユーザインターフェースなどから取得する。これらの情報は、ユーザが撮影部位等を特定することで行う。
(2)放射線画像入力:
放射線発生器30は制御部101によって制御されており、放射線発生器30から放射された放射線は、被写体5を通して放射線画像読取器40の前面に装着されている撮像パネルに照射される。そして、放射線画像読取器40では、被写体5を透過した放射線を検知して、画像信号として取得する。
ここで、エッジ検出部130は、放射線画像の画像内構造物のエッジを検出する。
エッジの検出には、ラプラシアンフィルタや差分フィルタを用いることができる。差分フィルタには、Sobelフィルタ、Prewittフィルタ、Robertsフィルタなどがあり、それぞれエッジ検出に有用である。
この部分に関しては、「ウェーブレット解析の基礎理論」、新井康平著、森北出版株式会社、p80、2000年出版を参照することができる。
(3a)マルチスケールエッジ:
すべてのフィルタ種、解像度、方向のエッジ成分を加算する。このようにすることでスケールや方向、エッジの種類をすべて考慮したエッジ画像を作成することができる。
各解像度で対応する各画素における最小のエッジをエッジ画素の値とする。このようにすることで、最も確実な(少なくともこの値程度のエッジは存在すると仮定してよい)値を設定することができる。
各解像度で対応する各画素における最大のエッジをエッジ画像の値とする。このようにすることで、エッジとして存在する可能性の最大値を設定することができる。
ラプラシアンフィルタの処理でほぼ0を取り、Sobelフィルタの処理で0以外の値をとるエッジを抽出する。このようなエッジを抽出することで、線形に増加あるいは減少する領域のみを抽出することができる。
(4)幾何学的形状測定:
ここで、幾何学的形状測定部130は、以上のエッジ検出部130で検出されたエッジについて、幾何学的形状の度合いを測定する。
図3(a)は元となる放射線画像、図3(b)は放射線画像をフィルタ処理してエッジ検出したマルチスケールエッジ画像である。
しかし、照射野端や人工骨などの非人体構造物のエッジは高い直線性や円形性を持っているため、これら高い直線性や円形性を持つエッジについて検出し、例えば直線性や円形性を持つほど高い重みを置くことで非人体構造物の認識が行えるし、低い重みをおくことで非人体構造物のエッジを減弱させ不要なエッジを抑えることが可能になる。
ここで、重み決定部140は、測定された幾何学的形状の度合いに基づいて画像内構造物の重みを決定する。
また、重み決定のために用いる関数として、エッジ強度との一次結合関数を用いることで、直線への関与度合いだけでなく、エッジの強さに合わせた重み付けを行うことが可能になる。たとえば、照射野端のエッジを抑えたいという要望の場合、エッジ強度が強い場合の方が画像処理への影響が大きいが、このように重み付けを行うことでエッジ強度に合わせて重み付けし除去することが可能となる。
さらに、図5に示すように、加算点数の大きいほど、特に直線への関与が大きいとして、加算点数が大きくなるに従って急激に重みを高くすることもできる。この場合、上記のエッジ検出閾値を50%以下のエッジとすることで、上記の例とは逆に人体構造物エッジを抽出することが可能となり、例えば、下腿骨などで骨部の抽出に用いることが可能となる。
また、幾何学的形状の度合い、たとえば、直線度合いは、各画素に対して行うことができ、図3(c)に減弱する重み付け方法で重み付けした画像を示す。この図3(c)では各画素が黒いほど重みが増加しており、画素が白くなっているほど重みが減少していることを示している。すなわち、照射野端の重みが低くなっていることがわかる。
(6)パラメータ決定および画像処理:
ここで、パラメータ決定部150は、画像内構造物について決定された重みに基づいて、画像処理のパラメータ(画像処理条件)を決定する。そして、画像処理部160は、画像データ生成部110からの画像データについて、パラメータ決定部150で決定されたパラメータに従って画像処理を実行する。ここで、画像処理としては、階調処理もしくは周波数処理の少なくとも一方が実行される。以下、パラメータ決定部150でのパラメータの決定について説明する。
(6-1)階調処理:
前述のように重みの決定が行われると、次の評価関数を用いた階調処理条件の決定に用いられる。
ここで特徴量評価関数は、LUTのシフト値S、回転量Gをパラメータとして次のように設定される。
具体的には、f(x)は、たとえば、f(x)=x−1、但しx≧1の場合。
f(x)=−(1/x−1)、但し1>x>−1の場合。
f(x)=−C、但しx=0の場合。
である。
このようにすることで、画像内の重みの高い画素を最も効果的にLUTにより増幅されるように変換することができる。なお、以上の各式におけるΔは、3〜5程度にとることが望ましい。
(6-2)周波数処理:
ここで、周波数処理としては、以下のイコライゼーション処理と周波数強調処理とが含まれる。
(6-2-1)イコライゼーション処理:
イコライゼーション処理とは、画像のダイナミックレンジを圧縮することで画像内のすべての領域を可視範囲に収めることを可能とする処理である。このイコライゼーション処理の特徴として、強くこの処理をかけると画像全体のコントラストが失われる傾向があるため、適切にダイナミックレンジを圧縮することが望ましい。
ここで、D(x)は重み付きヒストグラム補正関数であり、たとえば、図7のようにすることで、全体的にイコライゼーション処理としては高信号値の重みを高くするなどの調整ができ、たとえば、皮膚などの描写を重視する際に有効である。
次に、このH(x)を評価する。
評価はこのH(x)の値が所定のしきい値よりも大きな値をとる画素は重要な情報を多く含む画素値であるとして、この値をとる画素値に対してのみ行われる。
(6-2-2)周波数強調処理:
周波数強調処理は画像の高周波成分を強調することにより行われ、画像の鮮鋭度を向上させることが可能となる。しかし、一方で必要以上に処理を施した場合、画像の粒状を悪化させる問題があった。この周波数強調処理を重み付き画像により次のように処理する。すなわち、図8のグラフから算出される強調補正係数を、周波数処理の強調度を表す係数にかける。
(7)表示、出力:
以上のようにしてパラメータ決定部150で決定されたパラメータに基づいて、画像処理部160で画像データについて画像処理が実行され、処理済みの画像データが得られる。
(8)パラメータの調整:
上記のように構成された画像処理は、操作入力部102からの調整指示値による調整が可能である。画像処理内容を決定するパラメータは、一般的には、各種関数の係数や各要素の重みなどが含まれ、その指標が直感的に理解しやすいものとは限らない。そのため、画像処理内容を調整する際もそのパラメータの意味を理解していない場合は、適切な調整が行えない。
(8-1)調整指示値入力:
画像処理のパラメータを調整するための調整指示値は、可能である限り0〜9までの値というように正規化されることが望ましい。このようにすることで調整者は設定値がパラメータの許容範囲のどの程度の値を入力したかを明確に判断することができる。
調整指示値を、「1.円形」、「2.四角形」、「3.六角形」、「4.その他の多角形」、などと照射野形状について、あらかじめ、画像処理のパラメータとは異なる尺度に基づいて予め定められた指示値として設定しておく。そして、設定された指示値に応じてハフ変換により検出する図形の形状を変更する。
調整指示値を、「0」〜「9」などと正規化された数値で、照射野広さについて、あらかじめ、画像処理のパラメータとは異なる尺度に基づいて予め定められた調整指示値として設定しておく。
調整指示値を、「0」〜「9」などと正規化された数値で、画像中央重要度について、入力値が大きいほど画像中央度の値を大きくして中央の画素ほど重要(重みを増大)と判断する。
調整指示値を、「1.画像右端側」、「2.画像左端側」、「3.画像上端側」、「4.画像下端側」、「5.その他の領域」、などとして、画像特定領域重要度について、入力値に応じて画像の指定方向側の重要度を高く(重みを大きく)する。
調整指示値を、「0」〜「9」などと正規化された数値で、この数値が大きいほど、3チャンネルフィルタの高解像度レベルより得られるエッジ領域の重要度を全体的に高く設定する。
調整指示値を、「0」〜「9」などと正規化された数値で、この数値が大きいほど周波数処理の強調度を低く(重みを小さく)する。
調整指示値を、「0」〜「9」などと正規化された数値で、画像ヒストグラム出現頻度から得られる重みを全体的に高く設定する。
調整指示値を、「0」〜「9」などと正規化された数値で、入力された部位を示す数値により重要度の重みを変更する。例えば指のような小さい部位であれば画像中央度を中央程高い重みが置かれるように設定し、腹部のように大きな部位で画像全体にほぼ均一な重みがかかるようにする。
(8-2)パラメータ調整:
ここで、画像処理のパラメータは、画像処理部160で画像処理に使用されるパラメータであり、本実施形態では、操作入力部102から入力される調整指示値とは別のパラメータである。
ここで、画像処理のパラメータは、コントラスト調整パラメータ、階調処理パラメータ、周波数強調処理パラメータ、イコライゼーション処理パラメータ、のうち少なくとも一つを含む1又は複数のパラメータである。
さらに、上記例では入力された調整指示値により対応する重み付け候補処理の重みを変更したが、例えばファジィ積分に用いられる測度を変更することで調整することも考えられる。この場合、例えば調整指示値の入力情報として部位情報があるとき、胸部では“高周波成分のエッジ重要度”を含む集合の測度が大きくなるようにファジィ測度を調整する。
30 放射線発生装置
40 放射線画像読取器
100 画像処理装置
101 制御部
102 操作入力部
110 画像データ生成部
120 エッジ検出部
130 幾何学的形状測定部
140 重み決定部
150 パラメータ決定部
160 画像処理部
Claims (12)
- 被写体を透過した放射線の照射線量に応じた信号を有する放射線画像に対し、診断に適した画像を得るための階調処理を行う画像処理方法であって、
前記放射線画像の画像内構造物のエッジを検出するエッジ検出ステップと、
前記エッジ検出ステップで検出された前記エッジの幾何学的形状の度合いを測定する幾何学的形状測定ステップと、
前記幾何学的形状測定ステップにて測定された前記幾何学的形状の度合いに基づいて画像内構造物の重みを決定する重み決定ステップと、
前記重み決定ステップで決定された前記重みに基づいて画素ごとに定まる値について、画像内の画素における総和をとる評価関数を用いて階調処理条件を決定するステップと、
決定した階調処理条件に従って階調処理を実行する画像処理ステップと、を有することを特徴とする画像処理方法。 - 被写体を透過した放射線の照射線量に応じた信号を有する放射線画像に対し、診断に適した画像を得るための階調処理を行う画像処理装置であって、
前記放射線画像の画像内構造物のエッジを検出するエッジ検出手段と、
前記エッジ検出手段で検出された前記エッジの幾何学的形状の度合いを測定する幾何学的形状測定手段と、
前記幾何学的形状測定手段にて測定された前記幾何学的形状の度合いに基づいて画像内構造物の重みを決定する重み決定手段と、
前記重み決定手段で決定された前記重みに基づいて画素ごとに定まる値について、画像内の画素における総和をとる評価関数を用いて階調処理条件を決定する手段と、
決定した階調処理条件に従って階調処理を実行する画像処理手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記評価関数は、画素ごとの階調処理の信号増幅率を補正関数で補正した値と前記重みとの積について、画像内の画素における総和をとる関数である、
ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 前記階調処理条件を決定する手段は、前記評価関数が最大となるように階調処理条件を決定する、
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記幾何学的形状は、直線又は円である、
ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記重み決定手段は、前記幾何学的形状の度合いが大きいほど、決定する重みを減少させる、
ことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記重み決定手段は、前記幾何学的形状の度合いが大きいほど、決定する重みを増大させる、
ことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記重み決定手段は、2直線間の距離をパラメータに持つ重み付け関数によって重み付けを行う、
ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 前記重み決定手段は、前記幾何学形状の度合いとエッジ強度との一次結合関数を用いて重み決定を行う、
ことを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記重み決定手段は、幾何学的形状の度合いをパラメータに持つガウス関数を用いて重み決定を行う、
ことを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記重み決定手段は、放射線画像の画素毎に重み決定を行う、
ことを特徴とする請求項2乃至請求項10のいずれかに記載の画像処理装置。 - 被写体を透過した放射線の照射線量に応じた信号を有する放射線画像に対し、診断に適した画像を得るための階調処理を行う画像処理プログラムであって、
前記放射線画像の画像内構造物のエッジを検出するエッジ検出ルーチンと、
前記エッジ検出ルーチンで検出された前記エッジの幾何学的形状の度合いを測定する幾何学的形状測定ルーチンと、
前記幾何学的形状測定ルーチンにて測定された前記幾何学的形状の度合いに基づいて画像内構造物の重みを決定する重み決定ルーチンと、
前記重み決定ルーチンで決定された前記重みに基づいて画素ごとに定まる値について、画像内の画素における総和をとる評価関数を用いて階調処理条件を決定するルーチンと、
決定した階調処理条件に従って階調処理を実行する画像処理ルーチンと、を有することを特徴とする画像処理プログラム。
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