JP4762976B2 - 計時練習方法及びそのシステム - Google Patents

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Description

本発明は、外国語の会話スキルを育成、強化することを目的とする一群の言語学習練習に関するものである。
会話は子供の頃に自然吸収によって習得されるものである。したがって、外国語の会話スキルも同じようにトライアルアンドエラーで学べば、絶えず反復していくうちに生徒の頭ではなく、体で会話スキルを吸収できるようになるはずである。それは、生徒が教科書ではなく指導者を模倣することによって学ぶ武術や生け花、茶の湯のような日本の伝統芸術の習得に用いられるやり方である。
日本の生徒は中学と高校で英語の文法、読み書きを一生懸命に勉強する。しかしながら、通常このようにして得られた知識が実際の会話スキルの習得に効果的に使われることはない。これは、生徒が頭で翻訳せずに自然に会話することができないことに反映されている。この問題がさまざまな学習システムの開発や実施につながったのである。
市場には長い間数多くの自己学習用の学習教材が出回ってきた。特に、最近ではインターネットの学習教材に人気があるが、カセットテープを使用するにしろ、インターネット教材を使用するにしろ、自己学習の欠点は、特に自然な発音と話し方についてリアルタイムで間違いの修正ができないことである。このため、生徒は自分の文法や発音、長い中断、不自然な話し方を自分自身で認識し、修正しなければならない。こうしたことがモチベーションを教材が終了するまで保ち続けることを困難にさせている。
過度にゆっくり話したり、あるいは不自然に話したりすることが効果的な会話の重大な妨げになることがある。これは生徒が会話しようとする際に、考えてから頭で翻訳することに起因する。これによって生じる不自然な長い中断は自然な会話が展開するのを阻んでいる。
更に、従来の外国語学習方法では、記憶による学習に重点を置いていた。生徒はしばしば大量のボキャブラリを記憶するものの、実際の会話でこれらのボキャブラリを明確に理解したり使用したりすることができないでいる。更には、「会話の」練習とは、実際には生徒が用意された一節を記憶するロールプレイングの練習であった。これは会話ではなく、ふりをするだけである。何故ならそれには自然な会話の2つの主要な要素である自発性と即興性に欠けているからである。そういうことであるから、生徒の外国語の会話スキルはあまり成功していない。
従来の外国語習得方法に依存する結果、生徒は学んだことを会話に実際に応用するのではなく、ボキャブラリや文法のような言語の側面を記憶することに集中する傾向が生じた。記憶に重点が置かれるものの、記憶した教材について生徒をテストすると、次には以前に記憶した教材が消化しきれないうちに新しい教材が導入されるという具合であるから、自ずと記憶が一時的なものになる傾向がある。これが記憶の問題であり、それを改善するためには、生徒が記憶したことや学んだことを彼らの一部になるまで実際に活用していく必要がある。反復はこのための当然な過程なのである。
英会話クラスの原動力も重要である。ペースが緩慢で、生徒に注意を向けさせるためのプレッシャをあまりかけないと、生徒の注意力が散漫になる可能性が高い。これが生徒同士の私語や他のことに注意が向くなどといった逆効果を招きかねない。教材や練習に基づく授業計画に沿って行われる会話コースは、生徒の関心を保たせるのに必要な原動力に欠けることが多い。
生徒ではなく先生が話すことの主導権を握ると、この原動力が更に損なわれる。学習訓練はそのように構成されているため、生徒が興味を失ってしまい、最善の努力をするというよりもむしろただふりをするだけのことが多くなる。これが、更に生徒の方に生徒の言語スキルの育成を妨げてしまう受動的な態度を引き起こしている。
生徒の成績評価も生徒の受動性に影響を及ぼすもう1つの要因である。評価の方法をクリアにせず、評価を記憶ベースの練習に基づかせると、生徒の動機付けが低下してしまい、合格点を取ることばかり考えるようになりがちである。一方、コースの開始から評価方法をクリアにするだけでなく、生徒の評価も必ず生徒が利用できるようにすれば、生徒はコースに大きな興味を示し、参加するようになるであろう。しかしながら、これには教師の方に相当量の記録管理が必要となり、多大な時間がかかるため、実際に教えることに集中できなくなる可能性がある。それはしばしば、教師が評価を行うためのテストを少なくする理由となる。
更に、生徒の会話コースにおける成績の評価は、教師が会話スキルの客観的評価を提供するための経験的データを持っていないため、主観的になる傾向があった。その評価の主観的性質故にしばしば、教師が主観的な印象だけで、ある生徒を他の生徒より高く評価するという不公平な評価が生じる。
会話の学習に関するこれらと他の問題を解決する手段として、記録管理及び生徒評価にコンピュータを用いた対面学習システムが特開2003−316247号公報に開示されている。このシステムを使用すると、教師は生徒のそれぞれの能力に応じた適切な指導を行うことができる。しかしながら、このシステムは、生徒がコンピュータを用いて個別に練習するか、またはコンピュータを介して教師と対面させて個別に練習しなければならない。このシステムは、教師と生徒の双方が個々のコンピュータと事前に用意された教材を持つ必要がある。生徒の評価は一部コンピュータが行うが、全般的な最終評価では、教師による評価が依然として不可欠な部分を占める。会話に関して言えば、会話練習はいずれも学習した教材の内容に関する教師と生徒との間の簡単なやりとりに限られている。
更に、特開2002−169804号公報には模擬会話システムが開示されている。このシステムは、PCが模擬会話で行われた話題の継続時間を測定し、話題を自然に変更するために会話履歴として記憶する。しかしながら、このシステムは遊戯者に会話時間の長さを競わせるものではなく、また生徒の自主的な会話を育成するシステムでもない。更に、PCが会話のペアを選択することはしない。
更に、特開平08−131654号公報にはスコアをカウントしてメモリに記憶するゲーム装置が開示されている。しかしながら、このシステムはただスコアを記憶するだけで、他の情報は記憶しない。
教師はペアの選別や会話時間の測定、スコアのカウント、それらの記憶といった時間のかかる仕事を行わなければならない。それらの問題を人の手を煩わせずに一挙に解決するシステムはこれまでなかった。
したがって、本発明の目的は外国語の会話スキルを効果的に育成、強化する新規方法及びシステムを提供することにある。
特開2003−316247号公報 特開2002−169804号公報 特開平08−131654号公報
本発明の目的は、外国語の会話スキルを効果的に育成、強化する新規方法及びシステムを提供することにある。
上記目的を実現するため、本発明は2つのレベルのTimed Paired Practices(計時ペアプラクティス、以下、TPP−L1及びTPP−L2)を提供する。その練習はいずれも、練習とその管理上の記録管理の双方を行うコンピュータプログラムに依存している。TPP練習は生徒が10人以上のクラス向けに設計されている。
TPP−L1及びTPP−L2は、自発的且つ即興的な会話を通じて会話スキルを育成し、向上させ、そして教師に生徒の成績を経験的に評価する手段を提供することを目的とする。
コンピュータはCPUと、入力装置と、出力装置と、ネットワーク装置と、メモリ装置と、母線からなっている。該入力装置はキーボードと、マウスと、タッチパネルとを含み、該出力装置はLCDディスプレイとプリンタを含む。該ネットワーク装置はモデムとルータを含む。該メモリ装置はTPPのプログラムとTPPのデータベースを含む。
請求項1に記載の発明は外国語学習の支援方法であって、生徒の出席に関する第一の情報と生徒を識別する第二の情報を入力/出力するステップと、会話の開始を表す第一の入力信号の入力から、所定の会話標準から逸脱する会話の中断を表す第二の入力信号の入力に至るまでの時間間隔を測定するステップと、該時間間隔と該会話のパートナ名を記録するステップと、得点を計算するステップと、現在の成績評価を計算するステップとからなる方法である。
請求項2に記載の発明は、生徒の出席に関する該第一の情報が遅刻と欠席回数から導き出されることを特徴とする方法である。
請求項3に記載の発明は、更に生徒の出席に関する該第一の情報を入力/出力するステップと該時間間隔を測定するステップとの間でランダムに生徒をペアにするステップからなる方法である。
請求項4に記載の発明は、該得点が少なくとも以下の式(1)と(2)のいずれかを用いて計算され、
[時間間隔平均×(会話数/3)]+[60−(TPP#×3)]=得点1(1)
[時間間隔平均×(会話数/3)]=得点2 (2)
式中、TPP#はTPP授業数であることを特徴とする方法である。
請求項5に記載の発明は、該現在の成績評価が全得点の平均と該生徒の出席に関する該第一の情報を用いて以下の式(3)で計算され、そしてメモリに記録され、
[(100−10X−5Y)+2Z]/3=現在の成績評価
式中、Xは無断欠席数であり、Yは無断遅刻回数であり、そしてZは全得点の平均であることを特徴とする方法である。
請求項6に記載の発明は、外国語学習の支援方法を実施するために実行するプログラムであって、生徒の出席に関する第一の情報と生徒を識別する第二の情報を入力/出力するステップと、会話の開始を表す第一の入力信号の入力から所定の会話標準から逸脱する会話の中断を表す第二の入力信号の入力に至るまでの時間間隔を測定するステップと、該時間間隔と該会話のパートナ名を記録するステップと、得点を計算するステップと、現在の成績評価を計算するステップとからなるプログラムである。
請求項7に記載の発明は、該生徒の出席に関する該第一の情報が遅刻と欠席回数から導き出されることを特徴とするプログラムである。
請求項8に記載の発明は、更に該生徒の出席に関する該第一の情報を入力/出力するステップと該時間間隔を測定するステップとの間でランダムに生徒をペアにするステップからなるプログラムである。
請求項9に記載の発明は、該得点が少なくとも以下の式(1)と(2)のいずれかを用いて計算され、
[時間間隔平均×(会話数/3)]+[60−(TPP#×3)]=得点1(1)
[時間間隔平均×(会話数/3)]=得点2 (2)
式中、TPP#はTPP授業数であることを特徴とするプログラムである。
請求項10に記載の発明は、該現在の成績評価が全得点の平均と該生徒の出席に関する該第一の情報を用いて以下の式(3)で計算され、そしてメモリに記録され、
[(100−10X−5Y)+2Z]/3=現在の成績評価
式中、Xは無断欠席数であり、Yは無断遅刻回数であり、そしてZは全得点の平均であることを特徴とするプログラムである。
請求項11に記載の発明は、外国語学習を支援するコンピュータシステムであって、生徒の出席に関する第一の情報と生徒を識別する第二の情報を入力/出力する第一の機能ブロックと、会話の開始を表す第一の入力信号の入力から所定の会話標準から逸脱する会話の中断を表す第二の入力信号の入力に至るまでの時間間隔を測定する第二の機能ブロックと、生徒の出席に関する該第一の情報と該時間間隔から、生徒の評価得点を計算する前記第一と第二の機能ブロックに作動可能にリンクされた第三の機能ブロックとからなるコンピュータシステムである。
請求項12に記載の発明は、該生徒の出席に関する該第一の情報が遅刻と欠席回数から計算されることを特徴とするシステムである。
請求項13に記載の発明は、該生徒の出席に関する該第一の情報を入力/出力する該第一の機能ブロックと該時間間隔を測定する該第二の機能ブロックとの間でランダムに生徒をペアにする追加機能ブロックを特徴とするシステムである。
請求項14に記載の発明は、該得点が少なくとも以下の式(1)と(2)のいずれかを用いて計算され、
[時間間隔平均×(会話数/3)]+[60−(TPP#×3)]=得点1(1)
[時間間隔平均×(会話数/3)]=得点2 (2)
式中、TPP#はTPP授業数であることを特徴とするシステムである。
請求項15に記載の発明は、該現在の成績評価が全得点の平均と該生徒の出席に関する該第一の情報を用いて以下の式(3)で計算され、そしてメモリに記録され、
[(100−10X−5Y)+2Z]/3=現在の成績評価
式中、Xは無断欠席数であり、Yは無断遅刻回数であり、そしてZは全得点の平均であることを特徴とするシステムである。
請求項16に記載の発明は、更に該第一の情報と、該第二の情報と、該時間間隔と、該会話のパートナ名と、該時間間隔の平均と、会話数と、TPP授業数と、該得点と、すべての得点1と2の平均と、該現在の成績評価とを記憶する第四の機能ブロックからなるシステムである。
請求項17に記載の発明は、該第二の情報が生徒IDと生徒名を含むことを特徴とするシステムである。
請求項18に記載の発明は、生徒の出席に関する該第一の情報と該時間間隔が少なくとも式(1)と(2)のいずれかを用いて処理されて全得点の平均を計算することを特徴とするシステムである。
請求項19に記載の発明は、生徒の出席に関する該第一の情報と該得点が式(3)を用いて処理されて該現在の成績評価を計算することを特徴とするシステムである。
請求項20に記載の発明は、計算された得点を表示する画面が該第一の信号を生成するSTARTボタンを備えてなることを特徴とするシステムである。
本発明におけるTPP方法は、生徒の注意を引き付けておく効果を有するため、授業中、生徒同士のおしゃべりがほとんどなくなる。生徒は、互いの会話に細心の注意を払って間違いに留意する。TPP練習に参加して話す主導権は、教師ではなく生徒に置かれるため、教室にダイナミックな学習雰囲気がつくられる。時間のかかる記録管理の仕事はコンピュータが行うため、教師はこうした仕事から解放され、その結果管理的な仕事よりも指導に専念することが可能となる。
TPPは教科書などの印刷教材を使用せず、生徒が既に所有している外国語スキルに依存し、活用する。言い換えれば、生徒の会話スキルが向上するように、特に口頭ドリルやコンピュータ化された記録管理を通じてそれらのスキルを利用し、更に発展させる。
本発明は、練習とその管理的な記録管理の双方を実行するコンピュータプログラムを用いて、外国語の会話スキルを効果的に育成、強化する新規方法及びシステムを提供する目的を実現するものである。
図1は、TPPのコンピュータプログラムのフローチャートを示す。式は得点及び成績評価の計算方法を示す。
TPP−L1及びTPP−L2の方法について以下に説明する。
(1)コースの開始前に、生徒IDや生徒名のようなデータをコンピュータに入力してコースファイル(A2、A4)を作成する。生徒ID及び生徒名を入力すると、そのファイルに各生徒のレコードが作成される。
(2)各クラスの開始時に、出席が取られ、生徒別にコンピュータに記録される(A6)。
(3)生徒は練習の開始前に質問する機会が与えられる。質問がなければ、授業が開始される。
(4)次に、生徒は、会話する番がくる前に、出席と記録された生徒同士の間でコンピュータによりランダムにペアに分けられる(A8)。
(5)その後、生徒達は自発的に会話する。ペアが彼ら自身のイニシアチブで会話を始めると、教師が会話の時間間隔を測定し始める。
(6)ペアが間違えるまで、彼らの会話の時間間隔が測定される(A10)。ペアは訂正できない間違いをしない限り、会話を続行することが許される。間違いとは、教師が不自然もしくは正しくないとみなすものである。これには、文法、話し方、発音、内容、タイミング、長い中断、不適切な質問もしくは意見などが含まれるが、これらに限定されない。ペアを組んだ生徒の一方が彼ら自身またはパートナの間違いに気付き、彼らがその間違いを訂正できる場合は、続行することが許される。
(7)ペアが訂正できない間違いを犯して会話を中止すると、教師はその間違いに注目し、ペアに間違いを訂正させてから着席させる。
(8)会話の時間間隔及びパートナの名前がコンピュータにより自動的に各生徒のレコードに記録される(A12)。
(9)その後、コンピュータにより別のペアがランダムに選択される(A8)。
(10)この手順は繰り返される。
(11)TPP−L1では、生徒はランダムに2回ペアに分けられ、3回目からは最大8回、自発的に教師と会話することができる。言い換えれば、生徒はそれぞれ、1授業時間において最大10回会話する機会が与えられることになる(2回は生徒同士、8回は教師と)。TPP−L2では、生徒は授業の間中ランダムにペアに分けられる。すなわち、教師とペアを組むことはない。これは、すべての時間に正確な生徒に会話をする機会が均等に与えられるように設計してある。
(12)遅刻生徒は、どのくらい出席が遅れたかによって、会話する機会が少なくなることがある。TPP−L1の場合、第一の生徒ペアリングが完了していなければ、遅刻した生徒は会話に参加できる。遅刻生徒が第二の生徒ペアリングが始まった後で到着した場合、彼らは自主セッションが始まるまで待って参加しなければならない。TPP−L2の場合、遅刻生徒は次のペアリングのラウンドから参加可能であり、この場合の1ラウンドとは2つのペアリングを意味する。
評価の方法について以下に説明する。
(a)ペアの会話では、双方の生徒が同時に評価を受け取る。
(b)会話の時間間隔は秒単位であり、パートナの名前はどちらもそれぞれの生徒のレコードに記録される(A12)。
(c)各生徒の全会話の時間間隔の平均は、合計で最大10となり、以下の式に生徒の会話の合計数を用いて、TPP授業の得点が得られる(A14):
(式1)
TPP−L1:[時間間隔平均×(会話数/3)]+[60−(TPP#×3)=得点1
(式2)
TPP−L2:[時間間隔平均×(会話数/3)]=得点2
(d)現在の成績評価は、コースの終わりにコースの最終成績評価として提示されるものであり、すべてのTPP得点1、2と出席レコードの平均を用いて以下の式(3)で計算され(A16)、
(式3)
[(100−10X−5Y)+2Z]/3=現在の成績評価
式中、Xは無断欠席の数であり、Yは無断遅刻回数であり、ZはすべてのTPP得点1と2の平均である。
(e)評価に関しては、上式から分かるように、評価は能力、努力、出席の3つの主要な要因に基づいている。会話の時間間隔は能力を示し、会話数は努力を示す。
(f)したがって、能力の低い生徒は努力によってより高い成績評価を得ることが可能である。例えば、1つのTPPクラスにおける2人の生徒の場合、どちらも平均時間は10秒であるが、1人の生徒は3回しか会話せず、もう1人の生徒は6回会話した場合、6回会話した生徒の方が得点が高くなる。
(g)現在または最終の成績評価の計算については、同じく出席率の良い方が報われる。コースの合格点が60点とすると、皆勤の生徒がコースに合格するには得点平均40点を取りさえすればよい。
(f)無断遅刻及び無断欠席の場合、生徒がコースに合格するには得点平均が高くなければならない。
図2はコンピュータのブロック図を示す。このコンピュータはCPU2、入力装置4、出力装置6、ネットワーク装置8、メモリ10、そして母線12に接続されている。
該入力装置4は、キーボード16、マウス18、タッチパネル18、またはこれらの組合せ、そしてコントローラ14とすることができる。それぞれは残りのシステムから遠隔に位置していてもよい。該キーボード16は、好適には該コントローラ14の外部に設け、ユーザが操作できるようにケーブルで接続し、トランザクションの合計などトランザクションデータの入力に使用するのが好ましい。該コントローラ14と該母線12は接続されている。
該出力装置6はLCDディスプレイ24、プリンタ26、またはそれらの組合せ、そしてコントローラ22とすることができる。該LCDディスプレイ24はCPU2からの必要なデータを表示するのに用いられる。該プリンタ26はトランザクションの永久レコードを作成して必要な文書を生成するのに用いられる。該コントローラ14と母線12は接続されている。
該ネットワーク装置8は、モデム30、ルータ32、またはそれらの組合せ、そしてコントローラ28とすることができる。該ネットワーク装置8では、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)、WAN(広域ネットワーク)、ダイヤルアップ、または無線接続技術などの周知の接続技術を採用している。該ルータはLAN同士を相互接続、またはLANとWANを接続するリレー装置であり、プロトコルから1つのネットワーク上を流れるデータパケットの分析、ルートの決定、そして送信を行うものである。該モデム30は、複数のコンピュータ間を結ぶ電話線のようなアナログ回線を介してデジタルデータを転送するのに用いられる。コントローラ28と母線12は接続されている。
該メモリ10は、プログラム36を記憶して実行させるのに用いられる。該メモリ10は、半導体メモリであってもよいし、磁気メモリであってもよい。このメモリは母線12と接続したコントローラ34を含む。該メモリ10は、TPPを動作させるプログラム42を記憶し、生徒情報や得点などを記憶する不揮発性データベース38を含む不揮発性プログラムメモリ36を有する。該データベース38は情報を更新可能とするために交換可能である。該メモリ10はTPPプログラム42を記憶し、TPPデータベース38を含む。該データベース38は、生徒ID46、生徒名48、毎日の出席50、欠席数52、遅刻回数54、時間間隔56、会話のパートナ名58、時間間隔の平均60、会話数62、TPP#64、得点66、全TPP得点の平均68、及び現在の成績評価70を含む。
該メモリ10はプログラムとTPPのみを含むデータベースで構成してもよい。
図1にコンピュータプロセスのフローを示す。
ステップA2において、生徒ID46をキーボード16で入力すると、該生徒ID46のデータがメモリ10内のTPP38のデータベースに記録される。ステップA4において、生徒名48をキーボード16で入力すると、該生徒名48のデータがメモリ10内のTPP38のデータベースに記録される。ステップA6において、図6に示す画面からコンピュータプログラムが各生徒の特定の日の出席50を入力すると、出席50のデータがメモリ10内のTPP38のデータベースに自動的に記録される。すると、生徒ID46、生徒名48、及び毎日の出席50が図6に示す画面に表示される。ステップA2及びステップA4は、学期の最初の授業前に行われるのでこれらのステップは省かれるため、授業はステップA6から開始される。生徒ID46は、スクールの全生徒を識別するために各生徒に割り当てられた各番号である。欠席数52及び遅刻回数54もまたカウントされ図6に示す画面上に、表示される。クラス数は、TPP#64としてTPP38のデータベースに記録される。CPU2は会話数62を1にリセットする。ステップA8において、コンピュータは2人の生徒をランダムに選択してペアをつくる。
コンピュータプログラムではアルゴリズムを用いて1と出席している生徒数との間で乱数を生成する。例えば、20人の生徒が出席しているとすると、プログラムは1乃至20の間の数を選択する。更に、プログラムには、1人の生徒が一度ランダムに選択されると、在席している他のすべての生徒が同じように一度選択されるまで、再び選択されることがないように書き込まれている。在席しているすべての生徒が一度選択されると、プログラムは再び第二のペアリングを行うために生徒をランダムに選択する。TPP−L1では、このランダムペアリングは2回しか行われないが、TPP−L2の場合には、1つの授業につき最大10回ランダムペアリングを行うことができる。いずれの場合も、そのキーポイントはすべての在席生徒がペアになるまでは、再びランダムにペアにされることはないということである。これにより、すべての生徒が必ず等しく会話をする機会が与えられるようになっている。
会話中、ステップA10ではCPU2が時間間隔を測定する。ペアが会話を中止すると、時間間隔56と会話のパートナ名58がステップA12におけるTPP38のデータベース内の生徒レコードに記録される。CPU2は会話数62に1を加える。ループがステップA8に戻される。ステップA14において、CPU2は授業で行われた会話の時間間隔56(TPP38のデータベースに記録される)から時間間隔の平均60を計算し、次いで授業の終わりに式(1)と(2)を用いて時間間隔の平均60、会話数62、及びTPP#64から得点66を計算する。TPP−L1を行う場合は、式(1)を用いて得点1を計算し、TPP−L2を行う場合には、式(2)を用いて得点2を計算する。得点1と得点2はTPP38のデータベースに得点66として記録される。CPU2はTPP38のデータベースに得点66を記録し、TPP#に1を加える。ステップA16において、CPU2は、すべてのTPP得点の平均68(Z)を計算し、次いで式(3)を用いて欠席数52、遅刻回数54、及びすべてのTPP得点の平均68から現在の成績評価70を計算する。
現在の成績評価70は、画面に表示することも、印刷して生徒に渡すことも、ネットワーク装置8を介して他のコンピュータ端末、例えば、生徒のコンピュータ端末に送ることもできる。
TPPコンピュータプログラムの画面の動作については、図3〜23を用いて以下に説明する。
TPPコンピュータプログラムは2つのファイルからなるデータベースであり、1つはタイマ43と名付けられ、もう1つはレコード44と名付けられている。タイマ43は「Timer」と「Conversations」という2つのレイアウト、すなわち画面を有し、レコード44は「MENU」、「Data Entry」、「Student」、「Record」、「Class」、「Grade Sheet」、及び「Conversation Data」という7つの画面を有する。
まず、教師はコースの初めにデータを入力するか、または後でデータを編集する。プログラムを実行すると、まずレコード44のMENU画面が現れる。このレイアウトには以下のような16個のボタンがある。「BEGIN NEW LESSON」、「Edit Student Records」、「EXIT Program」、「DELETE All Records」、「IMPORT Backup Records」、「STUDENT(View)」、「RECORD(View)」、「CLASS (View)」、「GRADE SHEET(View)」、「CONVERSATION DATA(View)」、「STUDENT(Print)」、「RECORD(Print)」、「CLASS(Print)」、「GRADE SHEET(Print)」、「CONVERSATION DATA(Print)」、及び「View TIMER」である。図3はこれらのボタンの部分拡大画面写真である。
データベース内の生徒レコードを作成、削除、または編集するには、「Edit Student Records」ボタンをクリックすると、「Data Entry」画面が表示される。現時点で生徒レコードがデータベースに存在する場合は、これらの最初のレコードが表示される(図4)。
教師には、新規レコードを追加する、レコードを編集する、レコードを削除するという3つの選択肢がある。レコードを編集する場合、教師は編集したいと思うレコードに移動し、その後編集を必要とするフィールドにカーソルを置いて必要な編集を行う。左マージンの最上部にある小さなタブレットアイコンの上または下半分をクリックすると、レコードが前方または後方に移動する。
「Add New Record」ボタンをクリックすると、図5に示すような新しい空白レコードが表示される。次に、教師は適切なデータを以下のフィールドのそれぞれに入力する。すなわち、(1)Course Title、(2)TPP LevelフィールドのIまたはIIのラジオボタンをクリックする、(3)練習が行われている間の授業継続時間数(分単位)、(4)Year、(5)Class、(6)Student Number、そして(7)Student Nameの各フィールドである。Noフィールドにはデータを入力する必要はない。データは授業が行われる度に自動的に入力されるからである。(3)コース継続時間の場合、使用する時間は、出席を取り質問への回答が行われた後の授業時間に残っている時間量でなければならない。例えば、90分長授業の場合、出席を取り、質問に回答するのに10分かかるとすると、授業時間に残っている時間は80分である。よって、80という数を入力する。
Classフィールドではクラス名のリストが付いたポップアップメニューを採用している。教師がこのリストに新しいクラス名を追加する場合には、リストの末尾にある用語の[Edit...]上をクリックして行う。こうすると、クラス名が記載されたウィンドウが現れ、それに新しいクラス名を追加することができる。これ以降は、新しいクラスもポップアップメニューのクラス名のリストに表示される。
レコードを削除するには、教師は削除するレコードを示して、「DELETE Current Record」ボタンをクリックする。これにより、データベースからそのレコードとそのすべての情報が除去される。
教師が生徒レコードの編集を終えたとき、「Return to MENU」ボタンをクリックし、授業を始めるか、またはプログラムを終了する。
新しい授業を始めるには、MENU画面上の「BEGIN NEW LESSON」ボタンをクリックすると、教師が選択可能なデータベースのクラス用ポップアップウィンドウ付「Student画面」が現れる(図6)。
図6から、教師が選択可能なデータベースには現在、A、B、C、及びDの4つのクラスがあることが分かる。これらのクラスのうちの1つをクリックし、次に左マージンの「Continue」ボタンをクリックすると、その特定のクラスのすべての生徒レコードが表示される。「No.」フィールドのデータが自動的に入力されるのはこの時点である。図7はAクラスとして表示された第一のレコードを示している。
クラスを選択した後の次のステップは出席を取ることである。この場合、ラジオボタンで示されるLevelIクラスであるこのAクラスではTPP練習を行うのは5回目なので、今日の日付が自動的に「Day05」フィールドの各生徒レコードに入力される。その右側にあるフィールドEには、時間通りの出席を意味する「P」が各レコードに自動的に入力される。
次に、教師は各生徒の名前を声に出して読む。生徒が在席している場合には、教師は「NEXT」ボタンをクリックして次のレコードに進む。生徒の名前を呼んだときに生徒がいない場合には、教師は「Absent」ボタンをクリックする。そうすると、その生徒の出席レコードが「P」から「A」に変わり、自動的に次の生徒に進む。このとき、「Late」と「Excused Late」ボタンは使用しないが、後で出席を調節するときに使用する。
出席を取った後、教師は「BEGIN TIMING」ボタンをクリックする。これにより、画面がタイマ43データベースファイルの「TIMER」ウィンドウに切り替わる。図9はこのウィンドウの全画面写真である。図10は、生徒の最後のランダムペアリングを選択した後と彼らの会話を計時した後のウィンドウを示している。図11はこのウィンドウの上部の拡大写真である。
このレイアウトには96のデータフィールドがあり、データはそれらのすべてのデータフィールドに自動的に入力される。72のフィールドがペアの生徒に関するデータを入力するためのものであり(各生徒に36)、その他は会話に関するデータを入力するためのものである。プログラム動作のスクリプトをアクティブにするボタンも8個ある。これらのボタンは、「START」、「STOP」、「Paste Time」、「New Pair」、「MENU」、「END LESSON」、「Conversation List」、そして「Adjust Attendance Record」である。
一番上から、クラスのTPPレベルは自動的にTPP Levelに入力される。この場合はIである。その下にある「Current TPP No.」が入力される。このクラスではTPP練習を行うのは5回目なので、「5」という数が入力される。
その次の4つのフィールド、「Round」、「ConvCalcNo」、「Actual Conversations」、そして「Conversations Remaining in Current Round」は、計算専用のものであり、生徒ペアが評価される度にデータが自動的にこれらのフィールドに入力される。
在席しているすべての生徒のうちの2組のランダムペアリングが1ラウンドに相当する。したがって、在席しているすべての生徒が一度ペアになった場合は、Roundの数は「0.50」となり、在席しているすべての生徒が二度ペアになった場合には、その数は「1.00」となる。
生徒の出席は、「Round」数が0.50、1.50、2.50などに満たない場合にのみ調整可能である。「Round」数が0.50または1.50などを超えた場合に教師が出席を調整しようとすると、その時点では調整できないが、後で調節するという旨のメッセージが自動的に表示される。
「Actual Conversations」フィールドは授業で行われた実際の会話数を示す。「ConvCalcNo」は、遅刻した生徒の出席が調整されなかった場合の「Actual Conversations」数と同じであるが、TPP−L2の場合、Round1.00後に遅刻生徒をペアリングプロセスに入力すると、この数が「Actual Conversations」数より大きくなる。
教師が「New Pair」ボタンをクリックすると、ペアの生徒がランダムに選択される。プログラムが最初に1人、次にもう1人の生徒を選択し、彼らのID番号、名前など関係するデータを適切なフィールドに入力する(図10)。同時に、この会話の各生徒のパートナ名が自動的にレコード44にあるその生徒の個別レコードに入力される。
図11は、ペアを組んだ第一の生徒に関する情報を示すこの画面の部分拡大写真である。第二の生徒についても同じ種類のデータフィールドが第一の生徒のデータフィールドの下にある。第一の生徒の情報を用いて説明する。
「8」という数は、レコード内でクラスが選択された後、生徒のランダムな選択を行うためにコンピュータが自動的に割り当てる番号のことである。その右側のフィールドには第一の生徒のIDが表示されており、この場合、JB3014である。これら2つのフィールドの下が生徒の名前であり、これら3つのフィールドの右側には、「Tries Avg.」、「Time Avg.」、「Score Avg.」、そして「Current Grade」とラベル表示されたフィールドがある。「Tries Avg.」は、生徒が今まで試みた会話数の授業時間毎の平均を表す。「Time Avg.」は、今までのすべての会話に基づくこの生徒の会話の平均時間間隔を表す。「Score Avg.」は、この生徒の今までのすべての得点の平均である。「Current Grade」は、この生徒の今までの現在の成績評価である。その日付は各生徒レコードのDateフィールドに自動的に入力される。
生徒がこの日に行った会話数に応じて、データが他のフィールドに自動的に入力される。練習がまだ行われていない場合には、他のフィールドは空白のままとなる。図11では、この日の各生徒の2回目のペアリングなので、いくつかのフィールドにデータが表示されている。これらのフィールドは、生徒がこの日に行った会話の数を示す「Conversations」フィールド、生徒がこの日に行ったすべての会話の平均時間間隔を示す「AvgTime」フィールド、会話数及びそれらの平均時間間隔に基づく得点である「Score」フィールド、生徒が最初から10回目まで行う各会話の時間間隔を入力するフィールド「Time01」から「Time10」、そしてこの生徒の会話のパートナの名前が毎回入力されるフィールド「Partner01」から「Partner10」である。その下の5つのフィールドは今までのその生徒の出席レコードを示す。
生徒の名前の右側には以下の4つのフィールドがある。生徒が今までにすべての授業で会話した平均回数を示す「Tries Avg」、今までのこの生徒のすべての会話に基づくこの生徒の会話の平均時間間隔を示す「Time Avg」、今までのすべてのTPPセッションにおける得点の平均である「Score Avg」、そして生徒の「Score Avg」と出席に基づく現在の成績評価を示す「Current Grade」である。
2人の生徒をペアに分け、会話するために教室の前に呼んだ後、教師は彼らが会話を始めると「START」ボタンをクリックし、未訂正の間違いを見つけると「STOP」ボタンをクリックして彼らの会話を計時する。すると、コンピュータがその会話の時間間隔を計算し、その情報が「TIME」フィールドに表示される。
「Paste Time」ボタンをクリックすると、「TIME」フィールドに表示された会話の時間間隔がコピーされ、レコード44のその2人の生徒の各レコードの各フィールドにペーストされる(図14)。それがTPP練習の5回目のうちの第一の会話である場合(TPP05)、その時間はレコード内の生徒レコードのDay05部分の「Time01」フィールドにコピーされる。すると、その更新情報がレコード内の各生徒レコードからコピーされ、タイマ43の「Timer」ページに戻って入力される(図12)。
この時点で、以下のフィールドのデータは生徒の現在の更新状況と評価を反映している。すなわち、「Conversations」、「AvgTime」、「Score」、「Tries Avg」、「Time Avg」、「Score Avg」、そして「Current Grade」フィールドである。
図13はこのウィンドウの拡大図である。
これは第一ペアの生徒の会話のタイミング及び評価の結論を示している。教師は「New Pair」ボタンを再度クリックして別のペアの生徒を選択するが、このプロセス全体が繰り返される。
TPP−L1の場合、生徒間ランダムペアリングは1ラウンドしかない。つまり、この部分の練習において、生徒がランダムにペアにされるのは2回だけである。一度ランダムペアリングが行われると、「Round」フィールドに「1.00」が表示され、ウィンドウが自動的にレコード44のClassウィンドウに切り替わる(図15)。
このウィンドウにはTPP練習を行うクラスの生徒リストが表示される。リストには各生徒のID及び名前並びに生徒の出席レコードが表示されている。各生徒IDの左側に文字「V」と記されたボタンがある。3回目以降、生徒が自発的に別の会話を教師と行う場合には、教師はその生徒のID番号の隣にあるボタンをクリックする。そうすると、その日のその時点までのその生徒の成績に関する情報が教師との会話に備えてタイマ43データベースの「TIMER」ウィンドウ上に転送される(図16)。
図16は、3回目に自発的に会話した生徒Kigaについて転送された情報を示している。それまでの彼女の努力に関する情報がフォームに入力されており、教師との会話が計時されるのがその次のステップである。フォームを見て分かるように、「Partner03」フィールドに「TEACHER」という言葉が入力されている。
その会話が終わり「Paste Time」ボタンをクリックすると、追加情報がレコード44の生徒レコードに追加され、この生徒の評価が自動的に更新される。すると、レコード44データベースの「Class」ウィンドウが再び現れる。このように、教師は次の会話を自発的に行おうとする別の生徒を選択することができ、またそのプロセスは繰り返される。
このプログラムはまた、授業時間の残存時間量、1ラウンドが完了するまでの残存推定時間量、並びに授業における秒と分単位によるスピーキングの合計経過時間に関する情報である「Total Time of All Conversations」とこの授業における時間間隔の平均「Average of Time Interval」を教師が決定する際に支援するように設計されたアルゴリズムを有する。この情報はタイマデータベースのTimerウィンドウの右側に表示される(図22)。
図23はこのウィンドウの半分を拡大したものである。この部分には9つのフィールドがあり、データはそれらのすべてに自動的に入力される。教師が授業を始めると、時間が自動的に「Lesson Start」フィールドに入力される。授業の長さは分単位であり、生徒レコードの作成時にレコードデータベースに事前に設定される。しかし、この時間はフィールドをクリックして別の時間を入力することにより変更可能である。「Lesson Time Elapsed」、「Estimated Lesson Time Remaining」、「Estimated Time Needed to Complete the Current Round」、そして「TPP−L2」の場合には、「Estimated Possible No.of Rounds Remaining」がアルゴリズムで計算される。TPP−L1では、このフィールドは空白状態である。残りの3つのフィールドは、秒と分単位による「Total Time of All Conversations」及び秒単位による「Average of Time Interval」を示している。
別のアルゴリズムではこのように提供された情報を用いて、新たなTPPラウンドを試みるだけの時間があるか否かを決定する。1ラウンドの終わりに別のラウンドを行うだけの時間が十分に残っている場合には、「次ラウンドに続行するだけの時間がある」という旨のメッセージが表示される。別のフルラウンドを完了する時間が十分にあるということが表示されない場合には、プログラムは「続行するだけの時間がない。現時点で授業を終了させることが望ましい。」というメッセージを表示する。このように、教師には別のラウンドに進むべきか否かを決定する際に支援してくれる情報が提供される。
授業に更に会話を行うだけの時間が残っていない場合には、教師は図16の左上角に表示されている「END LESSON」ボタンをクリックして練習を終了する。
これにより、プログラムがタイマ43データベースに移動し、以下のデータ、「Elapsed Conversation Time」、「Average Conversation Time Interval」、及び「Actual Conversations」をコピーする。「Elapsed Conversation Time」及び「Average Conversation Time Interval」データフィールドは、画面の右側にある(図17)。
その後、その情報がレコード44データベースの「Coversation Data」ページに転送される(図18)。
そのデータが入力されると、プログラムは画面をレコード44データベースの「Grade Sheet」ウィンドウに変える(図19)。
この画面は練習を完了したばかりのクラスの全生徒のレコードを示している。それは彼らのID番号、名前、彼らが時間通りに出席した回数、届出した欠席回数、無断欠席した回数、欠席した回数、1つのTPP練習で彼らが行った平均会話数(「Times Avg」)、会話の平均時間間隔(「Time Avg」)、彼らのすべての得点の平均(「Score Avg」)、そして彼らの現在の成績評価(「Current Grade」)を示している。
教師は、「MENU」(図3)に戻り、「PRINT」列下の「GRADE SHEET」をクリックしてこの情報を印刷するオプションを有する。
また、このプログラムはタイマ43データベースに戻り、「Conversations」レイアウトに切り替える。これはその授業時間中に行われたすべての会話のリストであり、このリストは最長の会話から最短の会話まで降順にソートされる(図20)。
授業が終わると、プログラムはレコード44データベース中のすべての情報のバックアップコピーも行う。何らかの理由でレコード44データベースのレコードが破損した場合には、MENU画面上の「IMPORT Backup Records」ボタン(図3)をクリックするだけでバックアップファイルをインポートしてそれらを置換することができる。
教師は、「Exit Program」ボタンをクリックして、レコード44データベースのMENUからプログラムを終了させることができる。
TPP−L2授業の場合、授業の過程を通じて生徒は互いにランダムにペアに分けられる。そのため、プログラムは自発部分を採用しない。更に、TPP−L2コースでは、TPP練習は通常毎回の授業で行われるのではなく、1回おきの授業で行われる。その結果、レコード44データベースの「Record」画面に毎日の出席が表示されるが、TPPデータは1日おきにしか表示されない(図21)。
プログラムではコースにおける全クラスの出席レコードを使用するが、TPPデータについては、Tries Avg、Time Avg、及びScore Avgを決定するために行われた日のものしか使用しない。
この方法は、会話時間の測定だけでなく、授業の過程で教師が紹介する自然な会話スキルや表現について新たな見識が得られる機会も提供する。
更に、この方法は英語だけでなく、どのような言語の会話教育にも使用できるという点でユニークである。
教師が使用するコンピュータは教室のモニタに接続できるため、生徒は特定の各会話の成績や評価の結果だけでなく、その時点でのコースにおける彼らの現在の成績評価についても見ることができる。
プログラムは教師に対してクラス全体の進度を評価する際の追加情報も提供する。例えば、分単位で与えられた各TPP授業におけるすべての会話の合計時間間隔、合計会話数、及び秒単位によるその日の会話の平均時間間隔が各授業の終わりに記録される。
TPP−L1はすべてのクラスで行われるが、TPP−L2はそれ程頻繁には行われない。TPP−L2授業の頻度は教師が決定できるが、TPP−L2間隔の時間が長過ぎると、生徒がTPP−L2授業を受ける回数が少なくなってしまい、その結果、評価するためのデータが少なくなるため、TPP−L2は1回おきの授業で行うのが望ましい。
生徒を評価しないTPP−L2の代替授業では、生徒をペアに分け、会話スキルの向上に取り組むよう働きかける。このとき、教師は生徒の中に入ってリスニングし、指示を与える。
以下のように、本発明に係る方法及びシステムは外国語教育、特に実際に会話する機会を数多く必要とする会話訓練に有用である。更に、外国語学習に不可欠な反復練習を必要とする記憶トレーニングにも好適である。
本発明に係るTPP−L1とTPP−L2の方法を示すコンピュータプログラムのフローチャートである。プログラムの動作をフローチャートを用いて説明する。 本発明に係るコンピュータシステムのブロック図である。 TPPのデータベースのMENU画面である。 TPPのData Entry画面である。 TPPのData Entry画面の新しい空白レコードである。 TPPのStudent画面である。 Student画面の第一のレコードである。 レコードデータベースファイルのStudentウィンドウの拡大写真である。 タイマデータベースファイルのTimerウィンドウの全画面写真である。 タイマデータベースファイルのTimerウィンドウの部分拡大写真である。 タイマデータベースファイルのTimerウィンドウの部分拡大写真である。 タイマデータベースファイル内のTimerページである。 タイマデータベースファイルのTimerウィンドウの拡大図である。 レコードデータベースファイルのRecordウィンドウの部分拡大写真である。 レコードデータベースファイル内のClassウィンドウである。 タイマデータベースファイルのTimerウィンドウの拡大図である。 図12のTimerページの拡大図である。 レコードデータベース内のConversationデータページである。 レコードデータベースのGrade Sheetウィンドウである。 最長会話から最短会話まで降順でソートされたすべての会話のリストである。 レコードデータベース内のRecord画面である。 タイマデータベースファイル内のTimerページである。 図22のTimerページの拡大図である。

Claims (9)

  1. CPUと、前記CPUに接続される入力装置と、前記CPUに接続される出力装置と、前記CPUに接続されるネットワークと接続するための装置と、外国語学習を支援する以下のステップを前記CPUに実行させるためのプログラムが格納されるメモリとを備える外国語学習の支援システムを用いる外国語学習の支援方法において、
    本方法実施時の生徒の当日の出欠情報と、生徒を識別する第二の情報とを前記入力装置と前記出力装置から入力/出力されるステップと、
    CPUが本方法実施時の生徒の当日の出欠情報から生徒の出席に関する第一の情報を算出するステップと、
    前記入力装置と前記出力装置から生徒の当日の出欠情報と生徒を識別する第二の情報とが入力/出力されるステップと、時間間隔を測定するステップの間に前記CPUがランダムに生徒の組を形成するステップと、
    前記入力装置から会話の開始を表す第一の入力信号の入力から前記入力装置から所定の会話標準から逸脱する会話の中断を表す第二の入力信号の入力に至るまでの時間間隔を前記CPUが測定するステップと、
    前記CPUが該時間間隔と該会話のパートナ名を前記メモリに記録するステップと、
    前記CPUが該時間間隔から時間間隔平均を計算するステップと、
    前記CPUが該時間間隔平均から得点を計算するステップと、
    前記CPUが該得点と該第一の情報から現在の成績評価を計算するステップとからなる方法。
  2. 生徒の出席に関する該第一の情報が、前記CPUによって遅刻数と欠席回数から導き出されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記CPUが該得点の少なくとも以下の式(1)と(2)のいずれかを用いて計算し、
    [時間間隔平均×(会話数/3)]+[60−(TPP#×3)]=得点1(1)
    [時間間隔平均×(会話数/3)]=得点2 (2)
    式中、TPP#は本方法が実行される授業の回数である授業数であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記CPUが該現在の成績評価において、全得点の平均値と該生徒の出席に関する該第一の情報であるX,Y,Zを用いて以下の式(3)で計算し、そしてメモリに記録し、
    [(100−10X−5Y)+2Z]/3=現在の成績評価 (3)
    式中、Xは該生徒の無断欠席数であり、Yは該生徒の無断遅刻回数であり、そしてZは前記得点1と前記得点2の平均値である全得点の平均値であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. CPUと、前記CPUに接続される入力装置と、前記CPUに接続される出力装置と、前記CPUに接続されるネットワーク装置と、外国語学習を支援するプログラムが格納されるメモリとを備える外国語学習の支援システムを用いて外国語学習の支援方法を実施するために実行するプログラムにおいて、
    本方法実施時の生徒の当日の出欠情報と生徒を識別する第二の情報とを前記入力装置と前記出力装置から入力/出力されるステップと、
    CPUが本方法実施時の生徒の当日の出欠情報から生徒の出席に関する第一の情報を算出するステップと、
    会話の開始を表す第一の入力信号の入力された時刻から所定の会話標準から逸脱する会話の中断を表す第二の入力信号の入力の時刻に至るまでの時間間隔を測定するステップと、
    前記CPUが該時間間隔と該会話のパートナ名を前記メモリに記録するステップと、
    前記CPUが該時間間隔から時間間隔平均を計算するステップと、
    前記CPUが該時間間隔平均から得点を計算するステップと、
    前記CPUが該得点と該第一の情報から現在の成績評価を計算するステップを実行させるプログラム。
  6. 該生徒の出席に関する該第一の情報が前記CPUによって遅刻数と欠席回数から導き出されることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  7. 更に、生徒の当日の出欠情報と生徒を識別する第二の情報とが人力/出力されるステップと、該時間間隔を測定するステップとの間で前記CPUがランダムに生徒をペアにするステップを実行させる請求項5に記載のプログラム。
  8. 前記CPUが該得点が少なくとも以下の式(1)と(2)のいずれかを用いて計算され、
    [時間間隔平均×(会話数/3)]+[60−(TPP#×3)]=得点1(1)
    [時間間隔平均×(会話数/3)]=得点2 (2)
    式中、TPP#は授業数であることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  9. 前記CPUが該現在の成績評価が全得点の平均と該生徒の出席に関する該第一の情報であるX,Y,Zを用いて以下の式(3)で計算され、そしてメモリに記録され、
    [(100−10X−5Y)+2Z]/3=現在の成績評価 (3)
    式中、Xは該生徒の無断欠席数であり、Yは該生徒の無断遅刻回数であり、そしてZは前記得点1と前記得点2の平均値であることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
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