JP4761692B2 - 薄型電飾パネル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電飾画像の交換が簡単であり且つ薄型で取り扱いの簡便な薄型電飾パネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、宣伝用の電飾パネル装置が知られている。従来は、宣伝用の電飾パネル装置といえばもっぱら静的な画像を照明効果によって目立つように装飾するものであったが、近年では,大型液晶装置又はプラズマデスプレイとブロードバンド通信を利用した電飾パネル形態の動画電飾パネル装置などがあるが、これは極めて高価な表示装置と大規模な通信施設と中継施設が必要なものあって、大型で長期の宣伝維持費を必要とし、中小企業で利用できる宣伝装置ではない。また、これらの壁や柱などに一旦作り付けた動画電飾パネル装置は、単体で移動させたりできるものではなく軽便さに欠けるという問題を有している。
【0003】
したがって、旧来からの静的な画像を表示し単体で移動できる軽便さを有する電飾パネル装置、例えばホテルなどのカウンター近傍で顧客の出入りする玄関口方向に向けて配置され内部施設の写真等を表示した内部宣伝用の電飾パネル装置、風景、動物、静物等の写真や絵画を嵌め込んて壁掛け又は柱掛けして用いられる雰囲気作り用の装飾用電飾パネル装置、レストランや通常の飲食店の入口に、スタンド仕立てで配置され主たる料理のカラー写真を表示したスタンド型電飾パネル装置等には、いまだに広い分野にわたって高度の需要がある。
【0004】
これらの電飾パネル装置の装飾面(画像表示面)は、透明又は半透明の特殊なフィルム例えばOHP(オーバーヘッドプロジェクター)などにも使用可能なフィルムに所望の宣伝用画像を印刷したものを乳白色の光拡散性板部材の表面に貼り付けるか又は無地の乳白色の光拡散性板部材の表面に直接シルク印刷で宣伝用の所望の文字、写真又は絵画等から成る画像を印刷したものを用い、これらの表面を保護用のガラス又は透明硬質樹脂等から成る板状部材で覆って構成されている。
【0005】
装飾面の裏側つまり電飾パネル装置の内部には、通常、複数本の蛍光灯が配設され、この蛍光灯により光拡散性板部材の裏面から照明を当てて、上記のように印刷されている宣伝用画像を外部から明るく見えるようにしている。
【0006】
中には、透明又は半透明のフィルムの長い帯状のフィルム上に、装飾面の大きさだけの文字、写真又は画像等を面順次に印刷して構成したものを、巻き取りローラで巻き取りながら装飾面の表示を変化させるものもある。これらは、顧客の待合時間が比較的長い病院や銀行あるいは役所の市民窓口等で見かけることの多い電飾パネル装置である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の静的な画像を表示する電飾パネル装置は、装飾面を形成する画像が、専用の特殊フィルムに印刷するか、あるいは光拡散性板部材に直接シルク印刷されて形成されるものであり、それ専用の製作技術を要するから、本体装置の費用のみに限らず、装飾面に用いる画像の形成にも意外に費用を要する。したがって、小型軽便な構成とはいっても中小企業の店頭宣伝用の装置としてはかなり高価であるという問題を有している。
【0008】
また、そればかりでなく、上述のように装飾面の画像の形成には専用の製作技術を要するから、装飾面の画像を交換しようとするときは、その電飾パネル装置の製作工場に依頼しなければならない。したがって、手数と時間がかかって面倒であるという問題も有していた。
【0009】
また、従来の静的画像の電飾パネルは、単体で移動できる軽便さがあるとはいっても、蛍光灯の陰(照明斑)が装飾面に現れないように、蛍光灯と光拡散性板部材との間は最低でも150mm程度のの間隔を空けるように構成しなければならない。したがって、完成した電飾パネル装置として横から見た場合の厚さ(装飾面から見た場合は奥行き方向の厚さ)は200mm程度にもなって相当な厚さがあり、壁や柱に取り付けた場合は、その厚さがやや邪魔に感じられ、スタンド仕立てにした場合でも、例えば通行人の邪魔になったり、見た感じにはスマートさに欠ける恨みがあって、改善の余地が多分に残るものであった。
【0010】
また、特注品は別にして、従来のこのような電飾パネル装置のハウジングはスチール製かアルミニューム製が多い。スチール製は溶接ができるので製作的に小回りの利く形状のものが出来るが重量が重くなるという欠点がある。また、アルミニューム製はスチール製よりも軽量に仕上がるが溶接が出来ないため製作面ではかしめ工法を用いる他に方法が無く、箱型に形成する場合は成形引き抜き材を使用するため、これが装置の大形型化を招き、利用者にとっては取り扱いが不便であるという問題があり、他方、製作工場側では量産しないと採算が取れないという問題を有している。
【0011】
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、使用者が装飾面の画像を簡単に交換でき且つ横の厚さが薄く軽量で取り扱いが便利な薄型電飾パネル装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
発明の薄型電飾パネル装置は、開口部を前面とする枡形の木製のハウジングと、該ハウジングの底面に対向する開口部全面を覆って配置されたアクリル製の骨白板と、前記ハウジングに形成された支持溝に対し縦または横方向に着脱自在かつ前記骨白板の外部全面に重ねて配置されて前記骨白板との間に片面印刷の任意の紙印刷物を挟持可能な透明板と、前記ハウジングの前記底面と前記骨白板との間に配置された複数本の冷陰極管蛍光灯と、該冷陰極管蛍光灯の少なくとも横方向及び横方向よりも後方に放射される光を前方に反射すべく該冷陰極管蛍光灯と前記ハウジングの前記底面との間に配置された反射板と、を有し、前記冷陰極管蛍光灯の輝度は12400Cd/cm^2〜14000Cd/cm^2の範囲の発光輝度のもので構成され、前記骨白板は、通常の光を殆ど透過させない特質を備え、前記発光輝度の前記冷陰極管蛍光灯から55mm以内の距離にあるとき前記発光輝度の光を透過させる光透過度を有する、ように構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1(a) は、一実施の形態における薄型電飾パネル装置の外観を模式的に示す正面図であり、同図(b)は、その内部構成を示すための同図(a) のA−A′断面矢視図、同図(c) は、同図(a) のB−B′断面矢視図である。同図(a),(b) に示すように、薄型電飾パネル装置1は、例えば木製の長方形の大きな枡形をした電気絶縁性のハウジング2と、このハウジング2の底面2−1に対向する開口部全面を覆って配置された光拡散板3と、この光拡散板3の外部全面に重ねて配置された透明板4を備えている。
【0019】
上記の光拡散板3は、例えば骨白アクリル板等で構成されており、光透過度の異なる種々の乳白色板の中では通常の光を殆ど透過させない特質を備えている。また、透明板4は、固定ではなく、ハウジング2の支持溝2−2に対し横又は縦方向にスライド式に着脱自在であり、光拡散板3との間に任意の薄地部材を挟持可能に構成されている。
【0020】
更に、この薄型電飾パネル装置1は、ハウジング2の底面2−1と光拡散板3との間に複数本(本例では2本)の冷陰極管蛍光灯5が配置されている。冷陰極管蛍光灯5は、通常の蛍光灯の照明光とは異なり、極めて輝度が強く肉眼では直視できない光を照射する。また、通常の蛍光灯でも白熱電球に比べると発熱量は少ないが、それでも結構高い発熱量を有している。これに対して冷陰極管蛍光灯は、その名称が示すごとく発熱量が非常に少ない。
【0021】
この冷陰極管蛍光灯5とハウジング2の同図(b) に示す底面2−1(図1(a) では背面内壁となる)との間に反射板6(6、6−1、6−2、6−3)が配置されている。反射板6は、例えば表面の平滑なアルミ板等から成り、縦の断面及び横の断面がともに台形になるように形成されている。この断面が台形となるその台形の長辺は、反射板の開口部を形成し、短辺は反射板の後方平面部6−1を形成している。
【0022】
上記2本の冷陰極管蛍光灯5は、反射板6の断面が台形の長辺と短辺の中間の中央よりも短辺寄りに、つまり開口部と後方平面部6−1との中間の中央よりも後方平面部6−1寄りに配置されている。そして、冷陰極管蛍光灯5の電極端子部及びこの電極端子部に係合する電源給電ソケット部5−1は、上記反射板6の台形断面の斜辺6−3の裏面とハウジング2の内壁との間に配置される。
【0023】
これにより、光拡散板3への照明に、冷陰極管蛍光灯5の電極端子部や電源給電ソケット部5−1の陰が映じて照明に斑が出ることを避けることができる。
また、反射板6の背後(同図(b) に示す横断面の台形の斜辺6−2の背後)には、ハウジング2の側面内壁の適宜の位置にインバータ7が配設されている。インバータ7は不図示の電源取り入れコンセント配線と上記の冷陰極管蛍光灯5の電極と間に接続されている。
【0024】
上記の光拡散板3、冷陰極管蛍光灯5、及び反射板6の相互の間隔は、極めて近接しており、これにより、同図(b) に示すように、ハウジング2の横から見た厚さ(同図(a) の透明板4方向からみた奥行き)は、僅か55mmであり、従来の電飾パネル装置の1/3以下である。また、後述する図2に示す規格の冷陰極管蛍光灯を用いた場合の電飾面の縦横の寸法は、およそ550mm×765mmである。このように薄型の電飾パネル装置を構成することができる。
【0025】
図2は、上記の冷陰極管蛍光灯5の規格の例を示す図表である。同図には左から右に、冷陰極管蛍光灯5の管長、ランプ電力、ランプ電流、ランプ輝度、色温度をそれぞれ示している。尚、本例の薄型電飾パネル装置1に使用される冷陰極管蛍光灯5の規格は、上記の図表に示されるものだけに限るわけではない。
【0026】
一例として図2に示す例では、管長570mmのものでは、ランプ電力11,25W、ランプ電流0.17A、ランプ輝度14000Cd/cm^2、色温度3600°K(電球色)となっている。また、管長690mmのものでは、ランプ電力11.75W、ランプ電流0.16A、ランプ輝度12400Cd/cm^2、色温度6200°K(白色)であり、管長750mmでは、ランプ電力12.25W、ランプ電流0.16A、ランプ輝度12900Cd/cm^2、色温度6500°K(白色)となっている。
【0027】
いずれにしても、これらの冷陰極管蛍光灯5の照射光は極めて高い輝度を有している。図1に示す反射板6は、上述した屏風状の構成により、冷陰極管蛍光灯5の少なくとも横方向及び横方向よりも後方に放射される光を前方に反射するように機能している。また、これにより、光拡散板3は、2本の冷陰極管蛍光灯5から放射される輝度の高い光を、ほぼ余すことなく全面に入射され、この入射された高輝度光をほぼ均一に拡散させながら外部に放射する拡散光放射面を形成している。
【0028】
このような光拡散板3の拡散光放射面と透明板4との間に適宜の薄地部材が介装されて、この薄型電飾パネル装置1が使用に供される。
上記の薄地部材としては、特には図示しないが、通常の配布用に使用可能な片面印刷のパンフレット、壁張り出し用に使用可能な片面印刷のポスター、もしくは任意の文字、写真又は絵画等を片面に印刷又は手書きされた通常の用紙等が用いられる。
【0029】
本来、装飾面にこのような用紙を用いたのでは従来の電飾パネル装置では殆ど光が外部に漏れず、電飾の効果は得られない。
しかし、本例の薄型電飾パネル装置は、上述したように極めて輝度の高い冷陰極管蛍光灯5を用いているので、通常の用紙に印刷した又は手書きした画像を骨白板を介して裏面から照らし出すだけで、外部から容易に鑑賞するに足る色調の美麗な画像を明瞭に表示することができる。
【0030】
また、冷陰極管蛍光灯5は極めて熱の発生量が少ないので、本例のように普通用紙を、近接した位置から輝度の強力な光源で照明する構成でありながら火災を発生する心配も全い。
【0031】
すなわち、本例の薄型電飾パネル装置1は、ハウジング2が木製であるため極めて軽量であり、冷陰極管蛍光灯5を用いているので内部熱にも安全であり、薄形であるので取り扱いが簡便な電飾パネル装置を構成することができる。
【0032】
尚、薄地部材として、通常用紙のほかに、任意の文字、写真又は絵画等を片面に印刷又は手書きされた例えばOHP(オーバーヘッドプロジェクター)などにも使用可能な半透明又は透明の特殊フィルムを用いても勿論良い。但し、その場合は、そのままでは照明の輝度が強いために見た目には表示される画像の色彩が飛んでしまう虞があるから冷陰極管蛍光灯5の輝度を下げて用いるようにしたほうが好ましいといえる。
【0033】
図3(a),(b) は、本例の薄型電飾パネル装置1を立て看板として用いる場合の一例を示す図であり、同図(a)は正面図、同図(b) は側面図を示している。同図(a),(b) に示す立看板型薄型電飾パネル装置8は、図1(a),(b) に示した薄型電飾パネル装置1の部分と、その下端部両側からそれぞれ延在して形成された2本の固定脚9aと、中央に配置された開閉脚9bを備えている。
【0034】
開閉脚9bは、その上端を、薄型電飾パネル装置1部分の裏面中央に設けられた上下に開閉するヒンジ10に支持されて、全体が回動自在に取り付けられている。また、薄型電飾パネル装置1部分の下端中央部には左右に開閉するヒンジ11が設けられ、このヒンジ11に位置決めシャフト12の一端が横方向(同図(b) の奥行き方向)に回動自在に取り付けられている。
【0035】
この立看板形薄型電飾パネル装置7は、非使用時には位置決めシャフト12を横方向に折りたたみ且つ開閉脚9bを前方(同図(b) の左方)に折りたたんで適宜の置き場に格納する。そして、使用時には、同図(b) のように開閉脚9bを後方(図の右方)に開き、位置決めシャフト12の他端を後方に開くように回動させて、この位置決めシャフト12を電飾パネル装置1部分の下端中央部と開閉脚9bとの間に介装させ、止めねじ13をねじ込んで位置決めシャフト12の他端を開閉脚9bに固定する。これで開閉脚9bの開き具合が位置決めされて全体が組み上がる。
【0036】
この組み上がった立看板型薄型電飾パネル装置8を、飲食店等の店頭入口の近傍の歩道等の路面14に、同図(b) に示すように立設し、屋内又は屋外に配設されている不図示の商業用電源コンセントに接続した電線のプラグを、立看板形薄型電飾パネル装置8の不図示の受電用コネクタに差し込むと、立看板型薄型電飾パネル装置8の使用準備が完了する。
【0037】
ここで電源スイッチ(不図示)を入れると冷陰極管蛍光灯5の点灯により光拡散板3の全面が発光し、透明板4との間に介装してある例えば普通紙に印刷されている料理等の画像が背面からの光源で浮き上がるように表示される。
【0038】
この普通紙への印刷では、任意の画像のカラーコピー、デジタルカメラで撮影した画像の一般家庭でも使用されているカラープリンタによる印刷出力などで行っても良く、また、手書きメニューなどを用いると、趣のある電飾看板が出来上がる。
【0039】
この立看板型薄型電飾パネル装置8の使用方法としては、飲食店等の店頭入口近傍の路上と限ることなく、装飾面に挿入する宣伝用の表示画像によっては、旅館やホテルの入口とか、そのフロントの脇等に設置してもよく、また、飲食店以外の一般商品の販売店の販売促進用に用いても効能を発揮する。また、銀行や証券会社などの店舗では、営業中には店内に向けて適宜の位置に設置し、営業終了後には外から見えるガラス張りウインドウ内に外に向けて設置すると宣伝用としての効果が格段に向上する。
【0040】
また、通常の販売店の販促は勿論のこと、チェーン組織の全店企画でも上述したように販促用のポスターなどをそのまま利用出来るので、電飾看板のための経費を特別に支出する必要がなく、販促経費の節約に多いに貢献できる。
【0041】
また、この立看板型薄型電飾パネル装置8は、特に悪天候のときや冬などの薄暮の時間帯においては、客を招き入れる誘導灯としても役立つことが期待される。但し、直接雨の当る場所での使用では透明の保護用カバーを用いることが好ましい。
【0042】
尚、上記のように本発明の図1に示した薄型電飾パネル装置1は、上記の図3に示すようにイーゼル形式の立看板として用いるだけでなく、図1に示した構成のまま、壁掛け形式のものとして、あるいは吊り下げ形式のものとして用いることもできる。特に吊り下げ形式のものでは、電飾面を両面式に形成することが好ましい。
【0043】
そのように電飾面を両面式にしても、反射板6の除去や冷陰極管蛍光灯5の本数増加などで、片面の場合とほぼ同様の厚さのものを構成することができる。以下、これについて他の実施の形態として説明する。
【0044】
図4(a),(b),(c) は、他の実施の形態における吊り下げ形式の両面型薄型電飾パネル装置の構成を示す図である。同図(a)は本例における両面型薄型電飾パネル装置の透明板と光拡散板を通して内部を透視的に示す図であり、同図(b) は同図(a) のB−B′断面矢視図、同図(c) は同図(b)を矢印C方向に見た拡大断面図である。
【0045】
この図4(a),(b),(c) に示す両面型薄型電飾パネル装置15は、木製のハウジング枠16の両面に透明板17と光拡散板18が配設されている。これらの透明板17と光拡散板18は、図1(a)又は同図(b) に示した透明板4や光拡散板3と同一の規格のものである。
【0046】
また、図4(a),(b),(c) に示す両面型薄型電飾パネル装置15の内部には、図1(b)に示したと同様の冷陰極管蛍光灯5が4本設けられ、これらが等間隔に配置されている。また、図4(a),(b),(c) に示す薄型電飾パネル装置15では、図1に示した反射板6は除去されている。反射板6が除去されても冷陰極管蛍光灯5が4本設けられているので、片面の光拡散板18に当る光量は図1(a),(b)に示した片面型の薄型電飾パネル装置1の光拡散板3に当る光量と同一である。
【0047】
また、反射板6を除去した分だけ、冷陰極管蛍光灯5と両面の光拡散板18との距離を近接させることができるので、このように両面構成としても、全体の横の厚さは、図1(a),(b) に示した片面型の薄型電飾パネル装置1の横の厚さと同様に構成することができる。この両面型薄型電飾パネル装置15のハウジング枠16の上部中央に、天吊り用固定シャフト19を取り付けて、この天吊り用固定シャフト19によりこの両面型薄型電飾パネル装置15を天井などから吊り下げる。
【0048】
この両面型薄型電飾パネル装置15は、ホテルのロビー、客室通路、駅構内、など、大勢の人が両方向に行き交う場所に吊り下げて用いると良い効果が期待できる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、木製ハウジングの本体内に2本の冷陰極蛍光管と反射板を設け、光拡散板には骨白板を使用したことにより、厚さを従来の1/3以下の厚さにして、これにより長年の間改善が望まれていた電飾パネル装置の厚みが厚過ぎるという問題を解決して取り扱いを簡便化し使用範囲を広げると共に、一般家庭でも使用されているカラープリンタによる印刷、所望の画像の普通紙へのカラーコピー、更には片面印刷のカタログや宣伝用の普通紙ポスターなどを、骨白板の光拡散板と透明板との間に挟み込むだけで、所望の宣伝用電飾パネルを容易に形成することができるので経済的かつ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a) は一実施の形態における薄型電飾パネル装置の外観を模式的に示す正面図、(b) はその内部構成を示すための(a)のA−A′断面矢視図である。
【図2】一実施の形態における薄型電飾パネル装置に使用される冷陰極管蛍光灯の規格の例を示す図表である。
【図3】 (a),(b) は一実施の形態における薄型電飾パネル装置を立て看板として用いる場合の一例を示す図である。
【図4】 (a),(b),(c) は他の実施の形態における吊り下げ形式の両面型薄型電飾パネル装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 薄型電飾パネル装置
2 ハウジング
2−1 底面
2−2 支持溝
3 光拡散板
4 透明板
5 冷陰極管蛍光灯
5−1 電源給電ソケット部
6 反射板
6−1 後方平面部
6−2 横断面の台形の斜辺
6−3 縦断面の台形の斜辺
7 インバータ
8 立看板型薄型電飾パネル装置
9a 固定脚
9b 開閉脚
10 上下開閉ヒンジ
11 左右開閉ヒンジ
12 位置決めシャフト
13 止めねじ
14 路面
15 両面型薄型電飾パネル装置
16 ハウジング枠
17 透明板
18 光拡散板
19 天吊り用固定シャフト

Claims (1)

  1. 開口部を前面とする枡形の木製のハウジングと、
    該ハウジングの底面に対向する開口部全面を覆って配置されたアクリル製の骨白板と、
    前記ハウジングに形成された支持溝に対し縦または横方向に着脱自在かつ前記骨白板の外部全面に重ねて配置されて前記骨白板との間に片面印刷の任意の紙印刷物を挟持可能な透明板と、
    前記ハウジングの前記底面と前記骨白板との間に配置された複数本の冷陰極管蛍光灯と、
    該冷陰極管蛍光灯の少なくとも横方向及び横方向よりも後方に放射される光を前方に反射すべく該冷陰極管蛍光灯と前記ハウジングの前記底面との間に配置された反射板と、
    を有し、
    前記冷陰極管蛍光灯の輝度は12400Cd/cm^2〜14000Cd/cm^2の範囲の発光輝度のもので構成され、
    前記骨白板は、通常の光を殆ど透過させない特質を備え、前記発光輝度の前記冷陰極管蛍光灯から55mm以内の距離にあるとき前記発光輝度の光を透過させる光透過度を有する、
    ことを特徴とする薄型電飾パネル装置。
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