JPH10507032A

JPH10507032A - 照明屋根システム

Info

Publication number: JPH10507032A
Application number: JP8512549A
Authority: JP
Inventors: ユー．ヒルストロム，デビッド; ジェイ．ヒルストロム，ブライアン
Original assignee: マーケティングディスプレイズ，インコーポレイテッド
Priority date: 1994-10-05
Filing date: 1994-10-27
Publication date: 1998-07-07
Also published as: WO1996011357A1; EP0781387A4; EP0781387A1; FI971400A0; FI971400A; AU8126294A; US5746503A

Abstract

(57)【要約】面（１６，２３）上に装着するための後部照明ライトボックス装置が開示されている。この装置は、支持ブラケット（３４）と上縁部および下縁部フレーム部材（４２）と前部半透明シート材料（５２）またはパネル部材を所定位置に保持するコーナー部材（６０，７０）とを備える支持構造体を有している。この前部部材（５２）は、可撓性とすることが可能でありかつ所定位置で延伸可能であり、または、剛性パネルとすることができる。メタルハライドライト（１００）が、前部部材を照明するために用いられる。平坦状のまたは湾曲した光分散部材（１３０）が、前部部材（５２）上に光を均一に分配しかつ分散するために、ライト（１００）と半透明材料（５２）との間に配置される。前記装置のアクセス部材（１５０）は、ライトの便利な交換を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】照明屋根システム関連出願の説明本願は、１９９２年１２月２３日提出の米国特許出願第０７／９９６１０３号の一部継続出願である。技術分野本発明は、特に、ガソリンサービスステーションおよびその他の営業施設用の照明屋根および壁システムに関する。屋根の看板は、透明なディスプレーを有し、このディスプレーは、可視性および美感のために後部から照らされる。同様に、バックライトライトボックスが建物に装着される。発明の背景ガソリンサービスステーションのような屋外サービスエリアを有する企業は、今日、その施設およびその回りのエリアを改善するための手段を講じている。会社は、その営業所を顧客に対して魅力的に保ち、他の企業と同等の外観を保ち、また、昼間以外の時間に、その施設をより照明しかつより安全に保つことを望んでいる。特に、サービスステーションは、今日、照明を増大しかつより美的かつ効率的な構造体を設けることにより、その建物およびガソリンポンプの回りのエリアを改善している。特に、照明されかつ美的な保護屋根が、ガソリンポンプの上側に設置されている。これらの屋根の多くは、その看板に沿って、標識、ライト、または、照明面を有している。さらに、壁装着標識も、建物または回りの構造体に設置されている。また、これらの標識の多くは、可視性を増すために、照明されている。屋根看板および壁標識が照明される場合、困難のひとつは、外面（可視面）上に均一に光を分配することであった。典型的には、蛍光ライト（内部）または溢光ライト（外部）が使用され、これらの形式の照明は、不均等または不均一に光を分配する。また、長さが６、８、または、１０フィートの蛍光ライトは、切れたときに、交換するのが困難である。通常の照明屋根および看板システム内の切れたライトを交換することは、経費高かつ時間を要する仕事であり、ブームトラックまたは延長梯子を必要とする場合が多い。さらに、ライトを交換するために、屋根または看板装置の一部を分解することが必要となる場合が多い。公知の屋根看板システムおよび壁装着標識の他の困難は、標識パネルの品質および一体性に関する。天候条件および温度変化は、時々標識パネルにしわを形成し、その有効性および魅力を減少する。ある形式の標識パネルの耐久性は十分ではなかった。公知の壁装着標識および照明屋根看板システムの他の問題は、隣接表面間のコーナー交差部に関する。幾つかのシステムは、これらのコーナー部において、均一な光パターンを形成するのが困難であった。また、コーナー部において滑らかでしわのない表面とクリーンな縁部を形成することは、幾つかのシステムにおいては問題である。本発明の目的は、公知のシステムを改善した、特にサービスステーション用の照明屋根および壁装着システムを提供することである。本発明の他の目的は、これらのシステムのディスプレー面上におよびこれらの面を通して光を均一に分配する、照明屋根および壁装着システムを提供することである。光源が交換および維持するのが容易な照明屋根および壁装着システムを提供することも本発明の目的である。本発明の更に他の目的は、今日の公知のシステムよりエネルギの点で効率的であり、照明が改善されかつ使用および保守のための経費が少ない、照明屋根および壁装着システムを提供することである。本発明の別の目的は、隣接パネルのコーナー部における照明および美観を改善した、照明屋根および壁装着システムを提供することである。本発明のこれらのおよび他の目的、特徴および利点は、添付図面を参照して見たときに、本発明の下記説明および添付請求の範囲から明らかとなるであろう。発明の概要本発明は、サービスステーションのような営業施設用の改善された照明屋根および壁装着システムを提供する。これらのシステムは、建物の屋根および／または壁面上の既存の看板の上側に設置することができる。後部パネル部材または壁面に結合された支持ブラケットを有する“ライトボックス”が設けられる。装飾された半透明シートまたはパネル部材が、ライトボックスのそれぞれの面にわたって配置され、押出し成形部材または同様な部材により所定位置に保持される。このパネル部材は、可撓性を有し、かつ、面を横切って延伸されるのが好ましい。複数のライト（好ましくはメタルハライドライト）がライトボックスに設けられる。光分散パネルが、光を標識パネルの面上に均一に分配するために、光源の上側に配置される。トリムキャップが、収容構造体を形成し、かつ、必要な場合、これを耐天候性に形成するために、照明装置の上部および下部に設けられる。光分散パネルは、予め特定されたパターンの光開口を有するシートまたはフィルム材料であるのが好ましく、これらの開口は、前部半透明シートまたはパネル上に光を均一に分配可能とする。この光分散パネルは、ライトボックス構造体の形状および／または所望の光分配に応じて、湾曲形状、平坦形状、または、その他の形状とすることができる。アクセスドアまたは取り外し可能なパネルが、ライト近部の構造体に設けられる。このアクセス部材は、手または通常の工具のいずれかでライトの交換を可能とする。アクセスドアまたはパネルは、地面からの取り外しおよび交換を容易にするために、システムの底面または下面に設けられるのが好ましい。アクセスドアは、ヒンジ止めされ、使用を容易にするために、ばね付勢されるのが好ましい。また、開口は、必要な場合、光分散パネルに設けることができる、または、フィルムは、ライトを交換することが必要な場合に、選択的に取り外し可能とすることができる。分散パネルを支えかつその必要な形状および位置を維持することが必要な場合、透明プラスチック部材は、分散フィルムの下側に設けられることができる。また、この支持部材は、必要な場合に、ライトの交換を可能とする一つまたは複数の開口を有することができる。自己穿孔ねじまたは、ナットおよびボルトのようなファスナが、種々の部材を一体的に取り付けるために使用され、これは、より安価でより早い組立て法を可能とする。ライトボックス構造体用の改善されたコーナー組立体も設けられる。金属ばね引張り部材が、可撓性の前部フィルムを張力の下で所定位置に保持するために使用されるが、該ばね部材は光がコーナー部に達するのを妨げない。図面の簡単な説明第１図は、サービスステーションで使用される新規な屋根および看板システムを示し；第２図は、第１図の矢印２−２の方向に取られた、請求の範囲第１項に示した屋根および看板システムの断面図であり；第３図は、本発明の種々の特徴を示す看板ライトボックス装置内部の斜視図であり；第４図は、本発明の新規なコーナー組立体を示す断面図であり；第５図は、第３図の矢印５−５の方向に取られた、光源取り外しのためのアクセスドアを示す断面図であり；第６図は、アクセスドアの他の実施の形態を示し；第７図は、新規な照明壁装着システムを示す部分断面図であり；第８図は、線８−８および矢印の方向に沿う、第７図の発明の断面図であり；第９図は、線９−９および矢印の方向に沿う、隣接する光／分散システムおよびこれに取り付けられた安全抵抗を示す第７図の発明の断面図であり；第１０図は、新規な照明システムの他の実施の形態の斜視図であり；第１１図は、線１１−１１および矢印の方向に沿う、第１０図に示した実施の形態の断面図であり；第１２ａ図および第１２ｂ図は、本発明で使用される光分散パネル部材の他の実施の形態を示し；第１３図は、本発明での他の拡散部材の使用を示し；第１４図は、本発明の他の実施の形態の斜視図であり；第１５図は、線１５−１５および矢印の方向に沿う、第１４図に示した実施の形態の断面図であり；第１６図は、本発明の更に他の実施の形態を示し；第１７図〜第２０図は、本発明による照明ライトボックスの他のサイズおよび形状を示し；第２１図〜第２４図は、他の半透明パネル部材を有する本発明の実施の形態を示し；第２５図は、剛性前部パネル部材の近部の接合部を示し；第２６図は、本発明で使用される他のコーナー組立体を示し；第２７図は、他の上部および下部トリムキャップ構造体を用いる他の実施の形態を示している。発明を実施するための最良の形態第１図〜第５図は、この新規な照明屋根および看板システムの特徴および利点を示している。本発明は、特に、第１図の参照番号１０で全体が示されているガソリンサービスステーションでの使用に適している。図示されているように、サービスステーションは、これに配置された多数のガソリンポンプ１４を有するひとつまたは複数のアイランド１２を備え、その全領域が屋根１６で覆われている。また、サービス施設または構造体１８が屋根の下側に設けられている。屋根は、ガソリンを入れるために車両２０が駐車するエリアを覆う。屋根は、顧客および車両を天候要因から保護し、夜間に使用される安全で十分に照明されたエリアを提供する。典型的には、顧客の利益のために光を下方に投射する多数のライト２１が、屋根１６の下側に設けられる。これは、顧客がサービスステーションの施設をより良い態様で使用することを可能にするだけでなく、夜間の時間に、モータリストに快適かつ安全な安息地を形成するサービスステーションおよびプラザエリアの全体を照明する。また、この照明は、かなりの距離からモータリストがサービスステーションを見ることを可能にする。屋根１６は、その周部の回りに看板エリアを有し、この看板エリアは、高さがほぼ１〜３フィート（約３０〜９１ｃｍ）であり、幅が１０〜１５０フィート（約３〜４６ｍ）またはこれを越える長さにすることができる。これらの看板エリアは第１図の番号２２，２４，２６，２８で示されている。典型的には、通過するモータリストに晒されかつかなりの距離から見ることができる看板エリアのみが照明される。照明は、サービスステーションの名称を強張可能とし、ステーションの幾つかのサービスおよび施設に参照することを提供することもできる。典型的には、屋根の少なくとも二つ、ほとんどの場合、三つの看板エリアが照明される。（屋根の道路から離れる方向に向く側は通常、照明されない。）しかし、本発明は、屋根および看板システムに限定されない。本発明は、建物１８の壁部または表面２３に設置することができ、かつ、上述の屋根看板上に配置された同様に強張されかつ照明された名称および情報を提供する後部照明ライトボックス構造体１９０にも使用することができることが理解される。事実、幾つかのサービスステーションは、入口の上側のその建物の面上に照明ライトボックス構造体を備え、この構造体は、ガソリンポンプ上側の屋根の照明看板ライトボックスシステムに対応する。壁部または他の垂直面上で使用される本発明の一つの実施の形態が、参照番号１９０で示され、第７図〜第９図を参照して以下で説明されている。新規なライトボックス構造体の内部構造および形状が第２図〜第５図に示されている。本発明は、特に、第２図に示す木製看板３０のような既存の垂直または看板構造体上で使用するのに適している。ライトボックス構造体３２に、複数の支持ブラケットまたはチューブ３４が設けられ、これらのチューブは既存の看板３０にボルト止めまたはその他の態様で固定される。支持ブラケット３４は、スチールチュービングとすることができ、複数のボルト３５またはその他の通常の手段で看板システムに固定することができる。支持ブラケット３４は、Ｕ字形状の屈曲構造体であり、その外端部３８，４０で長尺の看板フレーム押出し成形部材４２を支える。このフレーム押出し成形部材４２は、照明看板装置の上縁部および下縁部を形成し、参照番号４４，４６のそれぞれで示されている。フレーム押出し成形部材４２は、第２図、第３図および第５図に示す形状に、押出し成形されたアルミニウムから形成され、一つまたは複数の自己穿孔ねじ４８で支持ブラケット３４の端部３８，４０に取り付けられる。これらの自己穿孔ねじは、屋外でフレーム押出し成形部材または支持ブラケットのいずれかの穿孔を不要とする。押出し成形部材４２は、凹部またはチャンネル５０を有し、このチャンネル内に支持ブラケットの端部３８，４０が配置される。フレーム押出し成形部材が一対の支持ブラケット上に配置されると、これらの支持ブラケットはチャンネル５０内に配置されかつねじ４８で所定位置に固定される。つぎに、支持ブラケット３４は、看板パネル３０に固定され、堅固な一体的構造体が看板上に形成される。半透明で可撓性のフィルムパネル５２が、ライトボックス構造体３２の前部の上側に配置されかつフレーム押出し成形部材４２で所定位置に保持される。パネル５２は、第１図の屋根１６の看板２２，２４などの照明面を形成する。標識パネル５２は、３ＭカンパニーのPanaflex 940またはPanaflex 945のような耐久性と可撓性を有する半透明材料であり、設置されたときに、延伸される。この材料は、ビニールの二層間に埋設されたポリエステルスクリムから成る。UnitexおよびUltralon Ultraflex材料、CooleyのCooley-Brite材料およびSigntechのSuperf lex 材料のようなその他の同様な材料も用いることができるであろう。名称および文字５４（第１図）が、標識パネル５２に取り付けられ、半透明感圧フィルムから形成されるのが好ましい。この点での好ましい材料は、３ＭカンパニーのScotchcal シリーズ３６３０である。望むならば、透明フィルムの他の保護層を、グラフィックスの保護を増すために、名称および文字５４上に配置することができる。たとえば、ＧＰＳ保護フィルムが、この目的のために用いることが可能であり、または、Scotchcal の商品名で３Ｍが提供するグラフィックス保護フィルムを用いることができる。その代わりに、前部パネル部材５２は、アクリル、ポリカーボネート、または、その他の透明な剛性プラスチック部材のような、非可撓性の薄い平面状材料から形成されることができる。このパネル部材は、押出し成形部材、チャンネル部材、または、ばねクリップのような通常の手段により、ライトボックス構造体３２の前部で保持されることができる。二つの剛性パネル５２Ａ、５２Ｂ（第２５図）間の接合部に、同じ材料から形成された透明支持部材５３を用いることができるであろう。部材５３は二つのパネルの一方に取り付けられ得る。可撓性標識パネル５２は、フレーム押出し成形部材４２上に延伸され、第２図および第５図に示すように、引張りアングル押出し成形部材５６により所定位置に保持される。押出し成形部材５６は、押出し成形されたアルミニウム材料から形成され、フレーム押出し成形部材の長さに沿い延び、複数の自己穿孔ねじ５８で所定位置に保持される。図示のように、可撓性フィルム５２は、アングル押出し成形部材５６の回りに巻かれ、ねじ５８が所定位置に取り付けられたときに、張力の作用で所定位置に強固に保持される。また、可撓性フィルム５２は、ライトボックスのより短い端部において、張力の作用で所定位置に強固に保持される。これらの端部は第１図の参照番号６０，６２，６４で示され、端部６２は、第４図に詳細に示されている。この点で、全ての隣接するライトボックス構造体３２の端部は引張られ、同様な態様でより短い縁部において所定位置に保持される。したがって、屋根１６の看板の一方の側のライトボックス３２に関する説明は、屋根の他方の看板上のライトボックス構造体にも同様に当てはまる。前部パネルまたはシート部材５２は、構造体上に延伸されることができ、通常の態様でフレーム押出し成形部材４２の所定位置に保持され得る。しかし、シート部材は、１９９４年５月３１日提出の同時係属米国特許出願第２５１５９２号に開示されている可動トロリーで、前面上に延伸され、この出願の説明が参考として本明細書中に組み込まれている。この出願は、本発明と同様に同じ譲受人に譲渡されている。米国特許出願第２５１５９２号にしたがい、フレーム状トロリー構造体が、屋根看板フレーム構造体上に配置される。標識パネル材料のロールがスピンドル上に配置され、このスピンドルは、対のカラー部材により、トロリーフレーム構造体上に所定位置に保持される。ローラ部材が、フレーム構造体の面上にこの材料を配置するのを助けるために設けられる。カラー部材の一つは、スピンドルが所定の条件の下で回転するのを強固に保持するようにされている。ハンドル部材が、スピンドルの回転、したがって、可撓性面標識パネルの締め付けおよび延伸を許容するために設けられる。複数のクランプ部材が、標識パネルの一部を延伸しかつ取り付けつつ、フレーム構造体に沿い所望のようにトロリーを所定位置にロックするために、フレーム構造体上に設けられる。本発明によるコーナー構造体は、屈曲した金属支持部材７０を含んでいる（第４図参照）。この支持部材のコーナー部７２は、ライトボックス構造体のコーナー部６２内に突出しかつこのコーナー部６２を形成する。支持部材７０は、一方の端部で、フレーム押出し成形部材４２のフランジ７６に取り付けられる（第２図参照）。また、支持部材７０の第２端部７８が、フレーム押出し成形部材４２のフランジ７６に取り付けられる。支持部材７０の角度は、以下に記載されているように、光源からの光がコーナー部６２に達するのを可能としつつ、コーナー部で標識パネル５２のための強い支持部材を形成する。また、ブラケット８０が支持部材７０の端部に取り付けられる。ブラケット８０は、引張りねじ８２と第２の引張りブラケット８４を保持するようにされている。つぎに、可撓性標識パネル５２の端部８６が、長尺部材８８の回りに巻かれ、自己穿孔ねじ９０でブラケット８４に固定される。ナットおよびボルトのようなその他の通常のファスナも用いることができる。この態様において、フィルム５２の端部８６がブラケット８８，８４により所定位置に保持されたときに、その後、ボルト８２は、締め付けることができ、コーナー部６２内の所定位置にフィルム５２を強固に引っ張る。シールド９２が、看板構造体３０に固定され、傾斜して外方に延びる。このシールドは、屋根の隣接するライトボックス間に配置され、光が一つのライトボックスから隣接するライトボックスに入るのを防止する。シールド９２は、反射性アルミニウム材料の薄いシートから形成されるか、または、反射性材料で被覆するのが好ましい。他のコーナー組立体が第２６図に示されている。屈曲した金属支持部材４００が、その端部でフレーム押出し成形部材４２に取り付けられる。前部パネル５２は、部材４０２の回りに巻かれ、この長尺部材は、その後、通常のナットおよびボルトファスナ４０４でアングルブラケット４０６に取り付けられる。アングルブラケット４０６は、ねじ付きボルト４０８で部材４００のフランジ４１０に取り付けられる。パネル５２は、延伸され、ボルト４０８を回転しかつ締め付けることにより、その端部で締め付けられ、このボルトは、アングルブラケット４０６をフランジ４１０に、より近接するように引っ張る。照明屋根および看板システムの光源が、第２図および第３図に示されている。複数のメタルハライドライト（またはランプ）１００が、看板パネル３０に沿い配置される。ライト１００は、通常のライトソケット１０２内にねじ込まれ、このライトソケットはブラケット１０４により、看板パネル３０に接続される。照明屋根および看板システムの光源は、高輝度放電（ＨＩＤ）ライトであるのが好ましい。これらのライトは、通常の電球より、より効率的でありかつ１ワット当たりより多くのルーメンのエネルギーを提供する。１５０〜１７５ワットのメタルハライドランプが、照明屋根および看板システムに用いられるのが好ましい。この輝度のライトの場合、ランプ１００は、看板の長さに沿い、５〜９フィート（約１５２〜２７４ｃｍ）毎に、好ましくは、８フィート（約２４４ｃｍ）毎に設けることができる。ライトの間隔は、より優れたエネルギー消費と光量とを提供する。メタルハライドＨＩＤライト１００は、屋根および看板システムのより効率的な光源を提供するだけでなく、以下で説明するように、個々の電球は保守および交換がより容易である。本発明にしたがい、メタルハライドランプ以外の光源を使用して必要な照明を行うことも可能である。この光源は、点光源が必要であるが、通常の白熱ランプ、水銀灯、その他のＨＩＤランプとすることができるであろう。“Ｅ−ランプ” およびネオンランプも用いることができるであろう。メタルハライドライトが、その色温度特性、温度極値における作動特性、ルーメン／ワットおよび定格ランプ寿命の点から好ましい。稼働および交換コストを減少するために、光源のサイズはできるだけ小さくしなければならない。この点で、所望の照明強度および分配を提供しかつ稼働および交換コストを最小にもする、光源の間隔とサイズとの間のバランスを図る必要性が生じる場合がある。一つまたは複数の安全抵抗１１０がメタルハライドライトに設けられる。安全抵抗のサイズおよび数は、使用される光源のサイズおよび数と、標識パネル５２に望まれる照明強度とに依存する。安全抵抗は、通常の形式のものであり、ここでは更に説明または記載することは必要ではない。安全抵抗は、（第２図に示すように）十分なスペースがある場合は、ライト１００から看板パネル３０の反対側に設けることが可能であり、または、安全抵抗は、（第２図の仮想線１１０´ で示すように、）ライトボックスの内縁部に沿って内側に配置することできる。通常の配線１１１が、ライトを安全抵抗に、つぎに、安全抵抗をプラグまたは電源（図示せず）に接続するために使用される。影を最小としかつフィルム５２の面により良い光の分配を行うために必要な場合、看板３０に対するライト１００の角度または位置決めは、変更可能であるか、または、所望のように調整可能である。たとえば、ライト１００は、看板に対して水平または垂直な角度に配置して、支持ブラケット、安全抵抗またはその他の内部構造体により生じる影を除去することができるであろう。一対の長尺のアルミニウムトリムキャップが、ライトボックス装置の内部を収容するために設けられる。これらのトリムキャップは、上部パネル部材１１４と下部パネル部材１１６とを備えている。これらのキャップは、看板押出し成形部材４２のフランジ１１８だけでなく、必要があるときに、看板パネル３０の端部に取り付けることができる。上部および下部トリムキャップ１１４，１１６の看板パネルおよびフレーム押出し成形部材４２への結合は、自己穿孔ねじ１２０のような通常の手段で行うことができる。光分散パネル１３０がメタルハライド光源１００のそれぞれの回りに設けられる。パネル１３０は標識パネル５２の内面に光を均一に分配する。光分散パネル１３０は、カナダ、ブリテイッシュ・コロンビアのTIR Systems Ltd.製造のVara lumeパターン形成フィルム製品であるのが好ましい。Varalumeフィルム製品は、異なる領域でフィルムを通過する光量を変更可能とする寸法に形成されかつ所定のパターンに配置された複数の開口をフィルムの面上に有している。光分散パネルは、ライトボックス構造体の形状および／または光の所望の分配に応じて、湾曲形状、平坦形状、または、その他の形状とすることができる。また、予め特定されたパターンの光開口を、通常の態様で形成しかつ設けることができる。光分散パネル１３０は、光が所望の位置で材料を通過するのを防止する不透明材料の小さな遮光ドットまたはエリアのパターンを有する、透明プラスチックまたは同様な材料製の薄いシートであるのが好ましい。このパターンは、点光源の前部および近部に、より高密度の遮光ドットを有し、この光源で形成される照明の外縁部の近部のより低密度のドットの領域に徐々に変化する。特定パターンのドットは、照明される領域の大きさおよび寸法と、半透明前部パネル部材に望まれる照明の所望の均一性またはパターンとに依存する。また、光分散パネル１３０は、特定の領域のパネルを通過するのが望まれる光量に応じて、密度が変化する半透明インクまたは染料で覆うことができる。たとえば、密度は、光源の近部の高密度領域からパネル縁部の低密度領域への直線状の分布を有することができるであろう。光分散パネル１３０は、より厚い材料から形成することも可能であり、さらに、装置の価格を増すこととなるが自己支持型とすることができる。また、光開口は、不透明パネル部材に形成された実際の穴または孔とすることが可能であり、これらの穴は、ライトボックス構造体の前部パネルに望まれる照明パターンに応じて、異なる領域のパネルを通過する光量を変更可能とするように配置される。光源からの照明を拡散しかつ表面上に均一に広げるための他の方法が、米国特許第４２６７４８９号明細書に示されかつ記載されている。光分散パネル１３０は、光源１００のそれぞれの回りに、かつ、光源と可撓性前部パネル５２との間に位置決めされた（第２図に示すような）湾曲構造体として形成することができる。この湾曲フィルム１３０を所定位置に保持しかつ湾曲フィルムが垂れ下がり、したがって、光分散パターンを変えるのを防止するために、湾曲支持部材１３２が設けられる。この支持部材１３２は、通常の透明プラスチック材料から形成することができ、この材料は、本発明の機能および目的を満たす、厚さがほぼ０．０３０インチ（約０．８ｍｍ）の透明なポリカーボネート材料が好ましい。フィルム１３０および支持部材１３２の双方は、長尺の剛性ストリップ部材１３３，１３４，１３６で看板パネル３０に結合される。フィルムおよび支持部材の長尺縁部は、（たとえば、アングルブレークで）曲げられ、ストリップ部材の近部に平坦部を形成する。自己穿孔ねじ１２０のような通常のファスナが、フィルムと支持部材とストリップ部材とを貫通して配置され、フィルムおよび支持部材を看板に固定するために使用される。ストリップ部材は、標識パネル上での光の分配に影響を及ぼす恐れがある影または遮光を除去するために、低いプロファイルとすべきである。前部パネル５２上での光分散の均一性および強度を増すために、反射面３１が光源１００背部の看板３０上に設けられる。表面３１は、（たとえば、白色の）高半反射性塗料で被覆することができるか、または、（ブライトアルミニウムリフレクタフィルムのような）鏡面リフレクタの形式を設けることができるであろう。反射面は、少なくとも９０％の光を反射するのが好ましい。システムのより優れた反射率を形成するために、ライトボックス構造体の全内部部品または部材を同様な塗料またはフィルムで塗装または被覆することが好ましい。これは、静弾性粉末塗装(elastostatic powder coating)で行うことができるであろう。直線状の反射よりより優れた光の拡散を形成するために、光沢性白色コーテイングより無光沢白色コーテイングが用いられるのが好ましい。ライトソケット１０２で形成される影を最小とすることが必要ならば、ライトソケットのすぐ背部の看板の湾曲した半月部３３は、鏡面反射面で被覆しない状態にすることができる。同様に、前部パネル上に、より均一な光分散パターンを形成することが必要ならば、湾曲面３５を反射面の端部に設けることができる。本発明の特徴の一つは、ライト１００が、切れたときに、容易かつ迅速に交換可能であるということである。この目的のために、ヒンジ止めされたアクセスドア１５０がライトボックス構造体の底部１１６に設けられる。また、湾曲分散パネルが用いられる場合、湾曲開口または切抜き１５２が光分散パネル１３０および湾曲裏当て部材１３２に設けられる。これらは第３図〜第５図に示されている。アクセスドア１５０および開口１５２が（第３図に示すように）メタルハライドライト１００のそれぞれに軸方向に整合して設けられる。アクセスドア１５０がヒンジ１５４で結合され、（第５図の仮想線で示されている）位置１５０´まで開くことができる。ドア１５０に枢動可能に取り付けられたヒンジプレート１５８が、ポップリベット１６０でトリムキャップ部材１１６およびドア１５０に取り付けられる。ヒンジ１５０が、電球を交換後、その閉位置に自動的に戻るように、（第４図に示すような）通常の付勢ばね１５６がヒンジ１５４に設けられるのが好ましい。この態様では、電球は、長尺のポール装置で地面から交換することが可能であり、このポール装置は手で上方に向けてドア１５０を挿通可能であり、ドアは、ポールおよび電球を取外した後、その閉位置に戻る。ねじを緩めかつ取り外すことができるように、電球を把持するために使用されるばね付勢フィンガーを有するポール形電球交換装置が通常知られかつ利用可能である。もちろん、その他の形式の電球取り外し装置および看板構造体を貫通するその他の形状のアクセス開口が、本発明の範囲にしたがい用いることができる。スリーブ１５５が、フィルム１３０および支持部材１３２を損傷せずに、電球の交換を容易にするために、開口１５２内に配置することができる。スリーブ１５５は、アルミニウム製のＵ字形状部材であり、ねじまたはその他の通常のファスナで看板３０に結合されるのが好ましい。また、スリーブ１５５は、開口１５２の縁部で生じる前部パネル上での影パターンの形成を防止することができる。切抜き１５２のアクセス開口は、ライト１００の取外しおよび交換のために、パネル１３０および裏当て部材１３２に設けられるのが好ましいが、パネル１３０および裏当て部材１３２の底縁部を看板３０に取外し可能に取り付けることも可能である。この態様において、ライト１００が交換を必要とするときに、ドア１５０を介するアクセスとパネル１３０および裏当て部材１３２の看板からの取外しを容易かつ都合良く行うこともできる。切抜き開口１５７が、温度のコントロールまたは逃がしのために、光源の上側のパネル１３０および裏当て部材１３２に設けられるのが好ましい（第３図および第４図参照）。この開口１５７は全ての場合に必要ではなく、設けられる光源および電源の強度に依存する。第６図はアクセスドア２５０の他の実施の形態を示している。この実施の形態において、ドア２５０はピボットピンまたはヒンジ２５４を中心として枢動し、第５図に示したドア１５０とは反対方向に開く。ドア２５０はばね２５６によりその閉位置に付勢されるのが好ましい。他の通常の態様で開くまたは枢動するアクセスドアまたはパネルを提供することも本発明にしたがい可能である。たとえば、アクセスドアは装置の下面から下方に開放可能であり、通常の“プッシュ−リリース”ラッチ機構で固定することができる。この態様において、装置内部へのアクセスが望まれるときに、ドアの表面に迅速に加わる力はラッチを解除し、ドア開放を可能とする。ドアは、この同じ手順で繰り返すことにより閉じられる。マグネチッククロージャのような他の通常のラッチ機構も用いることができるであろう。しかし、これらの機構またはシステムのいずれの場合でも、光が隙間を通って逃げないように、さらに、埃、汚れ、水、虫などがハウジング内に入らないように、アクセスドアまたは部材はハウジングに強固にまたは確実に取り付けられるのが好ましい。地面からライトへのアクセスは本発明にしたがうのが好ましいが、他の側部または表面に、アクセスドア、パネル部材またはその他の開口を設けることも可能である。さらに、上部または側部からライトへのアクセスが第１７図〜第１９図に示した構造の場合に必要である。望むならば、光源にアクセスするために、前面、上面、下面または側面の一つまたは複数に沿いヒンジを設けることも可能である。しかし、この結果、材料と組立てと保守のコストが増大する可能性がある。本発明の他の実施の形態が第１０図および第１１図に示されている。この実施の形態において、光分散パネル３００は平坦状または平面状であり、光源１００と前部半透明パネル部材５２との間に垂下する。パネル３００は、コーナー部に一連の装着開口３０２を有し、複数のばねファスナ３０４により、ライトボックス構造体の長尺のフレーム押出し成形部材４２から垂下する。保護グロメットが開口３０２内に設けられている。分散パネル３００は、別体のフレームに取り付けたり、または、ライトボックスの側部に直接取り付けるようなその他の通常の態様で所定位置に保持することも可能である。さらに、光分散パネルは、第１２ａ図および第１２ｂ図に示すような、他の形状および構造で設けることができる。第１２ａ図において、パネル３００’は、２つの長尺ロッドまたはケーブル３０８上に取り付けられ、光開口のパターンは前面３１０上にのみ形成される。第１２ｂ図において、光分散パネル３００''は、傾斜形状を有し、一つの長尺ロッドまたはケーブル３１２上に取り付けられる。明点および暗点を除去するのを助け、したがって、前部パネル部材５２上により均一に光を分配するために、光源１００と分散部材３００との間に別体の拡散レンズ３２０を設けることも可能である。これは第１３図に示されている。この形式の拡散レンズは周知であり、一般的には、プラスチック材料から形成される。この形式の追加レンズは、この計画にコストを追加し、また、前部パネル上の光明度または輝度を減少する場合がある。輸送および組立てを容易にするために、ライトボックス構造体の後部照明部は、第１０図の参照番号９９で示すように、一体的に結合された複数のモジュラーユニットから形成することができる。裏当て部材９７は、一方の端部にオフセットフランジ９３を有し、このフランジは隣接モジュールの他方の端部に配置されたポスト９１に嵌合する。異なるトリムキャップ部材４２０，４２２を有する他の実施の形態が第２７図に示されている。トリムキャップ部材は、建物の看板３０の近部の縁部において、ねじまたはその他の通常のファスナ４２４で取り付けられ、フレーム押出し成形部材４３０の長尺の溝またはチャンネル４２６内に配置される。この実施の形態は、ライトボックス構造体の組立て易さを促進し、また、見えることができる、または、ハウジング内への湿気の進入を許す開口、または、ハウジングからの光の漏出を許す開口を必要とするファスナの数を最小とする。本発明による壁装着ライトボックス１９０が、第１図および第７図〜第９図に示されている。これらの構造は、上述の本発明の基本的概念および特徴の多くを含んでいるが、建物１８の壁部またはその他の表面２３上に装着するために変更される。ライトボックス１９０は、外部ハウジング１９２と光／分散フィルムシステム１９４とを備えている。一般的には、光／分散フィルムシステムは、最初に建物の所定位置に設置され、この後、ハウジング１９２が所定位置に設置され、光／分散フィルムシステムを覆いかつ収容する。光／分散フィルムシステム１９４は、第１図〜第５図を参照して上述した形式および性質の一つまたは複数のメタルハライドライト（またはランプ）を備えている。ライト１００は、建物の表面２３に取り付けられかつ通常の安全抵抗１１３で動作する通常のソケット１０２内に取り付けられる。安全抵抗は、２つの隣接する光／分散フィルムシステム間に位置決めされ、カバー部材１１５内に配置される（第８図および第９図参照）。ライト１００は、光分散フィルム１３０の背部に配置され、支持部材１３２で覆われる。フィルム１３０と支持部材１３２は、長尺のストリップ部材１３３，１３４によりその上端部で建物の表面２３に別個に接続される。フィルムおよび支持部材の縁部は、この目的のために示した形状に曲げられる。自己穿孔ねじ１２０のようなファスナが、ストリップ部材と建物の表面に結合するために使用される。フィルム１３０および支持部材１３２の下縁部は、一体的に結合され、ストリップ部材１３６により建物に固定される。その代わりに、フィルムおよび支持部材の下縁部は、Ｌ字形状ブラケットにより、一体的に結合することが可能であり、このブラケットは、以下で説明し、第８図に示すように、アングルブラケット２３０が、チャンネル２８８内に取り付けられるのとほぼ同様な態様で、建物に取り付けられた対応するブラケットのチャンネル内に嵌合するようにされている。この態様において、フィルムおよび支持部材の下縁部は、ライト１００を交換するのが望まれるときに、建物から選択的に分離することができる。フィルム１３０と支持部材１３２とブラケット１３３，１３４，１３６は、長さがほぼ５〜６フィート（約１５２〜１８３ｃｍ）であるのが好ましく、図面に示すように、建物またはその他の壁面２３上に一群として装着される。現地で建物に設置するのを容易とするために、フィルム１３０と支持部材１３２とブラケット１３３，１３４，１３６とライトソケット１０２は、工場、または、現地以外の場所で、別体の金属シートまたはパネル２００に予め装着されるのが好ましい。この後、建物の現地で、これらのアイテムが装着されたパネル２００が、モジュラーユニットまたはシステムとして所定位置に設置される。平坦な光分散シート３００が望まれる場合（第１０図および第１１図）、モジュラーユニットは、パネル２００上に装着されたブラケット１３３，１３４，１３６およびライトソケット１０２のみを備えている。モジュラーユニットが所定位置に設置されかつ支持ブラケット３４とフレーム部材４２がライトボックス構造体の一部として組み立てられた後、分散シート３００は、ばね３０４により、フレーム部材４２のフランジ７６から垂下する（第１１図参照）。鏡面リフレクタ２１２が、上述と同様な態様でかつ同様な理由から、ライト１００の背部の表面２３すなわちパネル２００上に配置することができる。リフレクタ部材は、鏡面度が高く、かつ、最小９０％の光を反射するのが好ましい。望むならば、光分散を高めるために、部材２１２は、上述のように、リフレクタ部材の各端部の非反射性の湾曲部３５だけでなく、ライト上部の背部の湾曲部３３（“半月”形状）も有することができる。切抜き開口１５２は、選択的に取り外し可能なブラケット部材を設けるのではなく、（上述のように）ライトを取り外すために、湾曲形の光分散パネル１３０および支持部材１３２の下部に設けられるのが好ましい。また、スリーブ部材１５５が、上述の目的および理由から、切抜き開口内に設けられる。第１０図および第１１図を参照して上述のものと同様な平坦状分散パネル３００を壁装着ユニット１９０に設けることも可能である。この平坦状パネルは、前述のような態様で、垂下し、配置され、保持される。好適なパターンの光開口またはスペースが、光源からの光を一様かつ均一に前部パネル部材に提供するために、分散パネル上に形成される。第１３図を参照して上述のものと同様な壁装着ユニットに、同様な理由から、各点光源の回りに別個のレンズを配置することも可能である。壁装着ユニット１９０の外側ハウジング１９２は、別体のモジュラーユニットとして組み立てられ、この後、光／分散フィルムシステム１９４が表面２３に取り付けられた後、表面２３上の所定位置に設置されるのが好ましい。ハウジング１９２は、一対のＵ字形状支持ブラケット３４と一対の長尺のフレーム押出し成形部材４２とを備え、これらのフレーム押出し成形部材は、ブラケット３４の外端部３８，４０に装着される。第１図〜第５図を参照して上述の看板ライトボックスの実施の形態と同様に、フレーム押出し成形部材４２は、図示した形状の押出し成形アルミニウムから形成され、ライトボックスの上縁部および下縁部を形成する。半透明の可撓性フィルムパネル５２は、フレーム押出し成形部材４２上に延伸され、アングル押出し成形部材５６およびねじ５８により、所定位置に保持される。パネル５２は、事業者が望む宣伝または情報メッセージのための表面を形成する。支持ブラケット３４とフレーム押出し成形部材４２とパネル部材２００，２２２（第８図）は、（望むならば、建物の表面２３上に別個に装着しかつ設置することができるが、）別個のモジュラーユニットとして一体的に組み立てられるのが好ましい。モジュラーハウジング１９２を建物またはその他の壁面に設置するために、対応する複数組のブラケットが設けられる。アングルブラケット２３０，２３２が、支持ブラケット３４の上部および下部に装着される。クリップブラケット２３４とレストブラケット２３６が、壁または建物の表面２３上に装着される。モジュラーハウジング１９２が設置されたときに、ブラケット２３０は、クリップブラケット２３４のチャンネル２８８内に収容され、この後、ブラケット２３２がレストブラケット２３６上に配置される。この後、ブラケット２３２，２３６は、自己穿孔ねじ２４０のようなファスナにより、一体的に固定される。ライトボックス１９０の外側ハウジング構造体を完成するために、長尺のパネル部材２４２が、建物の表面に固定され、パネル部材２２０と嵌合する。アルミニウムシート材料などから形成された通常のエンドキャップまたはパネルが、ライトボックス（図示せず）の２つの側端部に設けられる。ライトボックス１９０の下面上に、一つまたは複数の長尺の透明ガラスまたはプラスチックパネル２５０が設けられる。これらのパネル２５０は、建物に取り付けられたパネル部材２２２およびブラケット２５２により支えられ、ライト１００からの照明がライトボックス１９０から建物または壁面上に下方に投射するのを可能とする。また、ライト１００を交換するために、パネル２５０は、容易に持ち上げまたは除去して、手または工具を、ブラケット２５２とパネル部材２２２との間に上方に延ばすことができる。本発明の範囲および重要性にしたがい、種々の他の形状、サイズおよび構造の構造体において、独特の光分散および分配特性を用いる本発明の実施の形態を提供することも可能である。たとえば、第１４図および第１５図は、二側部の照明システム３２５を示している。二つの対向するハウジング３３０，３３２が設けられる。これらのハウジングは、透明なパネルまたはシート部材３３４，３３６を有し、別個の点光源１００，１００’により別個に照らされる。対の光分散パネル３４０，３４２が、光を半透明シート部材の内側に均一に分配するために、ライト１００，１００’と前部パネル部材３３４，３３６との間に垂下または装着される。二側部システム３２５は、ポールまたはその他の構造体に自由設置または装着することができる。このシステムは、顧客または通過する人により観察される、二つの均一に照らされる宣伝または販売促進パネルを提供する。ライトの取り外しおよび交換のための、上述のものと同様なアクセスドアまたはパネルがハウジングに設けられるのが好ましい。システムのための単一の取り外し可能なパネルまたはアクセス開口を提供することも可能である。第１６図に示すように、２つの光分散部材３５０，３５０’と２つの半透明パネル部材３５２，３５２’との間に配置された単一の光源１００を用いることも可能である。また、本発明は矩形ライトボックス装置に限定されない。本発明を用いることができる他の装置が第１７図〜第２０図に示されている。第１７図において、装置３６０は、装置の全前面上に必要な照明を提供するために垂直方向に配置される複数対の点光源１０１，１０３，１０５を必要とする高さＨを有している。本発明を用いることができるその他の構造体または装置が第１８図〜第２０図に示され、参照番号３６２，３６４，３６６のそれぞれで示されている。これらの装置は、四角、三角および円形（楕円形）の構造体のそれぞれを形成する。これらの各装置において、好適に形成された光分散シートまたはパネル部材が設けられ、かつ、前部パネル部材の全高、全幅および全長にわたって光を均一に分配するために、光源と半透明前部パネルとの間に配置される。第１７図および第１８図に示した形式の構造体において、光源をより容易に取り外しかつ交換するために、第１７図の１０１’，１０３’，１０５’および第１８図の１００’で点線で示した態様と同様に、光源を垂直方向にずらして配置することが可能である。ずらした整合は、構造体の底部（およびしたがって、地面）から光源に、より容易にアクセス可能にする。上部または下部光源のいずれかの小さな間隔、たとえば、２〜３インチ（約５〜８ｃｍ）のオフセットで十分である。また、上方列の光源は、地面からの交換を容易とするために、僅かに傾斜して設けることができる。この態様において、同様なアクセスドアが全列の電球を交換するために用いることができる。また、交換ポールは、電球を傾斜して取り外すのを容易とするために、スウイベルまたはユニバーサルヘッドを有することができる。さらに、本発明は、前部パネルのみを照らす構造体または装置に限定されない。たとえば、好適な構造および形状の光分散部材の場合、点光源からの光は側部（上部、下部、端部など）の一つまたは複数に沿い配向することができる。ライトボックスの両端部に照明を提供する装置３７０が第２１図に示されている。この装置３７０において、光分散部材３７２は、前部パネル部材３７６だけでなく、側面／端面３７４，３７５上に光を均一に分配するために、図示のように湾曲している。側面／端面３７４，３７５は、前部パネル部材３７６を形成する材料と同じ特性を有する同じ材料から形成され、同様な態様で取り付けられる。この点で、三面３７４，３７５，３７６の全ては、延伸される同じ材料片で覆うことが可能であり、かつ、全三面を覆うために固定することができる。前面だけでなくライトボックス構造体の上面および下面にも照明を提供する装置３８０が第２２図に示されている。上面３８２または下面３８３のいずれか、または、これらの双方は、半透明パネル部材で覆うことが可能であり、上述と同様な態様で照明することができる。好適に湾曲しかつパターン形成された光分散部材３８４が、所望の半透明外側パネル部材の全てに光を均一に分配するために、光源１００の近部に設けられる。さらに、本発明にしたがい、多角形構造体の六側部のいずれか、または、全て、または、本発明が用いられる可能な幾何学構造体の多数の側部のいずれか、または、全てに照明を提供する内部照明ライトボックス構造体を提供することが可能である。たとえば、第２３図に示すように、円形の光分散部材３９２と円形の外側半透明パネル部材３９４とにより囲まれれた中央光源１００を有する円形ライトボックス３９０が提供される。また、第２４図に示すように、円形の光分散部材３９２が、多角形状の半透明パネル部材３９６に使用することができる。本発明の特定の実施の形態を添付図面に示しかつ上記詳細な説明で記載したが、本発明は、開示した実施の形態のみに限定されず、以下の請求の範囲の範囲から逸脱することなく、多数の再配置、変更および代替えが可能であることが理解されるべきである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８【提出日】１９９６年１０月１８日【補正内容】請求の範囲１．表面上に装着するための照明看板ライトボックス装置であって、前記表面に取付けるための複数の支持ブラケットと、この支持ブラケットに取付けられ、前記装置の二つの外面縁部を形成する対の長尺フレーム部材と、第一コーナー部材が前記対のフレーム部材の一端に取付けられ、第二コーナー部材が前記対のフレーム部材の他端に取付けられる対のコーナー部材と、前記対のフレーム部材と対のコーナー部材との間に延びる半透明パネル部材と、前記装置内に配置され、前記半透明シート部材を通して照明する少なくとも一つの点光源と、前記ライトと前記シート部材との間に配置され、前記パネル手段上に均一にライトからの照明を分配するための光分散部材とを備え、この光分散部材は、光を通過可能とする複数の領域を有し、これらの領域は、予め特定されたパターンで配置され、前記光分散部材の異なる部分を通過する光量を変更可能であり、これにより半透明パネル手段の全ての部分上に光を均一に分配し、さらに、交換のために、ライトボックス装置の下側から前記点光源に、手でアクセスするためのアクセス手段を備える照明看板ライトボックス装置。２．前記フレーム部材は、その中に前記支持ブラケットの端部を収容するためのチャンネル手段を有する請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。３．前記光分散部材上の前記光通過領域は、開口を有する請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。４．前記光分散部材上の前記光通過領域は、透光性スペースを備える請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。５．前記光分散部材は、少なくとも一つの長尺の平面状の平坦面を有する請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。６．複数の点光源が設けられる請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。７．前記光源は、少なくとも二つの列に配置される請求の範囲第６項に記載の照明看板ライトボックス装置。８．前記アクセス手段は、前記光源にアクセスするために開放可能な可動パネルを備える請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。９．前記半透明パネル部材は、延伸可能なシート部材である請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。１０．前記光分散部材は、湾曲形状を有する請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。１１．ライトボックス装置は、非矩形形状を有する請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。１２．ライトボックス装置は、湾曲した半透明パネル部材を有する請求の範囲第１項に記載の照明ライトボックス装置。１３．ハウジングと、このハウジングの少なくとも二つの対向した長尺の側部上に配置された長尺の半透明パネル部材と、光を投射するための前記ハウジング内の２列の点光源と、前記長尺の半透明パネル部材上に、前記点光源からの光を均一に分配するための前記ハウジング内の二つの光分散手段と、前記ハウジング内の前記点光源にアクセスするためのハウジング上のアクセス手段と、を備え、前記光分散手段は、予め特定されたパターンに配置された複数の光路を有し、異なる領域でフィルムを通過する光量を変更可能であり、これにより前記半透明パネル部材のそれぞれの全ての部分上に均一に光を分配し、前記点光源列のそれぞれの一つと光分散手段とは、前記半透明パネル部材のそれぞれの近部に配置される照明システム。１４．前記光分散手段のそれぞれは、少なくとも一つの長尺の平坦なパネル部を有する請求の範囲第１３項に記載の照明看板ライトボックス装置。１５．前記アクセス手段は、少なくとも一つの可動パネル部材を有する請求の範囲第１３項に記載の照明看板ライトボックス装置。１６．一つの可動パネル部材が、各点光源に設けられる請求の範囲第１５項に記載の照明看板ライトボックス装置。１７．上側と下側とで区画され、少なくとも一つの開口部を有する長尺のハウジングと、この開口部を覆う長尺の半透明パネル手段と、前記ハウジング内に配置された少なくとも一列の点光源と、この点光源と前記半透明パネル手段との間に配置され、この点光源からの光を前記半透明パネル手段の少なくとも長尺部上および前記上側と下側との間に均一に分配する光分散パネル手段とを備え、前記ハウジングは、さらに、このハウジングに取付けられた複数の支持ブラケットと、この支持ブラケットに取付けられ、前記長尺の側部に長尺の縁部を形成する対の長尺のフレーム部材とを有し、前記半透明パネル手段は前記フレーム部材に装着される内部照明標識。１８．前記光分散パネル手段は、湾曲構造を有する請求の範囲第１７項に記載の内部照明標識。１９．前記光分散パネル手段は、複数の光路を有し、この通路は、予め特定されたパターンに寸法を定められかつ配置され、異なる部分で前記光分散パネル手段を通過する前記点光源からの光量を変更可能であり、前記均一な光の分配を行う請求の範囲第１７項に記載の内部照明標識。２０．前記光路は、前記光分散パネル手段に開口を備える請求の範囲第１９項に記載の内部照明標識。２１．前記光分散パネル手段は、薄いシート部材を備え、前記光路はパターン形成されたフィルム内に半透明領域を備える請求の範囲第１９項に記載の内部照明標識。２２．二つの開口部が、前記ハウジングに設けられ、半透明パネル手段が前記開口部のそれぞれを覆うように配置され、光分散パネル手段は前記点光源と前記半透明パネル手段のそれぞれとの間に配置される請求の範囲第１７項に記載の内部照明標識。２３．二列の点光源が設けられる請求の範囲第１７項に記載の内部照明標識。２４．前記点光源の列は、互いに上下に水平方向に配置される請求の範囲第２３項に記載の内部照明標識。２５．上側の長尺のパネル部材と、下側の長尺のパネル部材と、後部パネル部材と、開口した前部とを有する長尺のハウジングと、長尺方向に沿う長さとこの長尺方向に対して横方向の幅とを有し、前記開口した前部の上に延伸されかつ覆う長尺の可撓性の平面状半透明シート部材と、前記ハウジング内の複数の点光源とを備え、これらの光源は後部パネル部材上に離隔した関係で均一に、かつ、前記上側の長尺パネル部材と前記下側の長尺パネル部材との間でほぼ中央に配置され、さらに、前記点光源と前記半透明シート部材との間に配置され、少なくとも一つの平坦な平面状の面を有する光分散手段を備え、これにより、前記点光源からの光が、前記長尺の半透明シート部材の全幅および全長にわたって均一に分配される内部照明ライトボックス。２６．少なくとも二列の点光源がハウジング内に設けられる請求の範囲第２５項記載の内部照明標識。２７．さらに、アクセスパネル手段を前記下側の長尺部材内に備え、前記点光源のそれぞれの除去および交換を可能とする請求の範囲第２５項に記載の内部照明標識。２８．前記アクセスパネル手段は、前記点光源のそれぞれの近部に別個の可動パネル部材を備える請求の範囲第２７項に記載の内部照明標識。２９．前記光分散手段は、シート部材を備える請求の範囲第２５項に記載の内部照明標識。３０．前記光分散手段は、予め特定された態様で離隔した複数の光路を有するパネル部材を備え、前記光路を通過する光量を変更することができる請求の範囲第２５項に記載の内部照明標識。３１．前記光路は、前記パネル部材内に開口を備える請求の範囲第３０項に記載の内部照明標識。３２．ほぼ矩形形状で上側および下側の長尺側部と対の短い端部部材とで区画され、後部部材と開口した前部とを有し、１０フィート（約３ｍ）より長さが長い長尺のハウジング手段と、前記開口した前部の上に延伸されかつ覆う長尺の可撓性の平面状半透明パネル部材と、前記ハウジング内に配置され、前記半透明パネルを照明する少なくとも二つの点光源とを備え、この点光源は５から９フィート（約１５２〜２７４ｃｍ）離隔し、さらに、前記点光源と前記半透明パネル部材との間で前記ハウジング内に配置される光分散部材を備え、この光分散部材は、前記点光源のそれぞれの近部で予め特定されたパターンで配置された複数の光路を有し、異なる領域で光分散部材を通過する光量を変更可能であり、これにより、半透明パネル部材全体に沿いかつ横方向に、ほぼ均一な強さの光パターンが形成される内部照明標識。３３．さらに、前記開口した前部の周部のほぼ回りに配置されたフレーム部材を備え、前記半透明パネル部材はこのフレーム部材の上に延伸される請求の範囲第３２項に記載の照明標識。３４．さらに、前記ハウジングの下側の長尺側部にアクセス手段を備え、前記点光源の交換のためのアクセスを提供する請求の範囲第３２項に記載の照明標識。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．表面上に装着するための照明看板ライトボックス装置であって、前記表面に取付けるための複数の支持ブラケットと、この支持ブラケットに取付けられ、前記装置の外面縁部を形成する対の長尺フレーム部材と、第一コーナー部材が前記対のフレーム部材の一端に取付けられ、第二コーナー部材が前記対のフレーム部材の他端に取付けられる対のコーナー部材と、延伸可能に延設され、かつ、前記対のフレーム部材と対のコーナー部材とにより、その縁部で固定される平坦な半透明シート部材と、前記装置内に配置され、前記半透明シート部材を通して照明する少なくとも一つのメタルハライドライトと、前記ライトと前記シート部材との間に配置され、前記シート部材上に均一にライトからの照明を分配するための光分散部材とを備える、照明看板ライトボックス装置。２．前記フレーム部材は、前記支持ブラケットの端部を収容するためのチャンネル手段を有する請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。３．さらに、前記光分散部材を支える支持部材を備える請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。４．前記光分散部材は湾曲している請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。５．前記光分散部材は、アクセス開口をその中に有し、前記ライトを取外しかつ交換可能である請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。６．さらに、前記ライトの近部で装置内にアクセスドアを備え、前記ライトを取外しかつ交換可能である請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス。７．前記アクセスドアは、ヒンジ止めされ、閉位置に向けてばね付勢される請求の範囲第６項に記載の照明看板ライトボックス装置。８．前記支持部材は、湾曲し、ポリカーボネート材料から形成されている請求の範囲第３項に記載の照明看板ライトボックス装置。９．前記シート部材は、光が照らされたときに、強張されるデザインを有する請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス装置。１０．少なくとも二つのライトボックス装置が、サービスステーションの屋根の看板に設けられる請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス。１１．さらに、前記フレーム部材を前記支持ブラケットに固定するための自己穿孔ファスナ手段を備える請求の範囲第２項に記載の照明看板ライトボックス装置。１２．前記コーナー部材は、ばね材料の屈曲片と、前記シート材料を引張るための少なくとも一つの引張り手段とを備える請求の範囲第１項に記載の照明看板ライトボックス組立体。１３．表面上に装着するための照明システムであって、ハウジング手段と、このハウジング手段の少なくとも一側に配置される半透明シート手段と、このシート手段を通して光を投射するための前記ハウジング内の照明手段と、前記シート手段上に照明手段からの光を均一に分配するための光分散手段と、を備える照明システム。１４．さらに、前記光分散手段を支えるための支持手段を備える請求の範囲第１３項に記載の照明システム。１５．さらに、前記照明手段に手でアクセスするためのアクセス手段を備え、これにより前記照明手段を取外しかつ交換することができる請求の範囲第１３項に記載の照明システム。１６．前記照明手段は、メタルハライドライト手段を備える請求の範囲第１３項に記載の照明システム。１７．表面上に装着するための照明システムであって、ハウジング手段および光／分散手段と、このハウジング手段を前記表面に取付けるための手段と、を備え、前記光／分散フィルム手段は、点光源照明手段と、半透明外側シート手段と、このシート手段上に前記照明手段からの光を均一に分配するための光分散手段とを有する照明システム。