JP4649138B2 - 全天候型電飾パネル装置 - Google Patents

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本発明は、雨天でも外部でそのまま使用でき、電飾画像の交換が簡単であり、且つ取り扱いの簡便な全天候型電飾パネル装置に関する。
従来、宣伝用の電飾パネル装置が知られている。従来は宣伝用の電飾パネル装置といえば専ら静的な画像を照明効果によって目立つように装飾するものであったが、近年では、大型液晶装置又はプラズマデスプレイとブロードバンド通信を利用した電飾パネル形態の動画電飾パネル装置などを使用している場合もある。しかし、これは極めて高価な表示装置と大規模な通信施設と中継施設が必要なものあって、大型で長期の宣伝維持費を必要とし、中小企業で利用できる宣伝装置ではない。また、これらの壁や柱などに一旦作り付けた動画電飾パネル装置は、単体で移動させたりできるものではなく軽便さに欠けるという問題を有している。
したがって、旧来からの静的な画像を表示し単体で移動できる軽便さを有する電飾パネル装置、例えばホテルなどのカウンター近傍で顧客の出入りする玄関口方向に向けて配置され内部施設の写真等を表示した内部宣伝用の電飾パネル装置、風景、動物、静物等の写真や絵画を嵌め込んて壁掛け又は柱掛けして用いられる雰囲気作り用の装飾用電飾パネル装置、レストランや通常の飲食店の入口に、スタンド仕立てで配置され主たる料理のカラー写真を表示したスタンド型電飾パネル装置等には、いまだに広い分野にわたって多くの需要がある。
これらの電飾パネル装置の装飾面(画像表示面)は、透明又は半透明の特殊なフィルム例えばOHP(オーハ゛ーヘット゛フ゜ロシ゛ェクター)などにも使用可能なフィルムに所望の宣伝用画像を印刷したものを乳白色の光拡散性板部材の表面に貼り付けるか又は無地の乳白色の光拡散性板部材の表面に直接シルク印刷で宣伝用の所望の文字、写真又は絵画等から成る画像を印刷したものを用い、これらの表面を保護用のガラス又は透明硬質樹脂等から成る板状部材で覆って構成されている。
装飾面の裏側つまり電飾パネル装置の内部には、通常、複数本の蛍光灯が配設され、この蛍光灯により光拡散性板部材の裏面から照明を当てて、上記のように印刷されている宣伝用画像を外部から明るく見えるようにしている。
ところで、これらの静的な画像を表示する電飾パネル装置は、装飾面を形成する画像が、専用の特殊フィルムに印刷するか、あるいは光拡散性板部材に直接シルク印刷されて形成されるものであり、それ専用の製作技術を要するから、本体装置の費用のみに限らず、装飾面に用いる画像の形成にも意外に費用を要する。したがって、小型軽便な構成とはいっても中小企業の店頭宣伝用の装置としてはかなり高価である。
また、上述のように装飾面の画像の形成には専用の製作技術を要するから、装飾面の画像を交換しようとするときは、その電飾パネル装置の製作工場に依頼しなければならない。したがって、手数と時間がかかって面倒である。
また、静的画像の電飾パネルは、単体で移動できる軽便さがあるとはいっても、蛍光灯の陰(照明斑)が装飾面に現れないように、蛍光灯と光拡散性板部材との間は最低でも150mm程度の間隔を空けるように構成しなければならなかったが、本件発明の出願人により、僅か55mm程度の厚さの薄型電飾パネル装置が出願され、実用化されている。
この薄型電飾パネル装置は、例えば木製の長方形の大きな枡形をした電気絶縁性のハウジングと、このハウジングの背面に対向する前面開口部の全面を覆って配置された光拡散板と、この光拡散板の外部全面に重ねて配置された透明板を備えている。
上記の光拡散板は、例えば骨白アクリル板等で構成され、光透過度の異なる種々の乳白色板の中では通常の光を殆ど透過させない特質を備えている。また、ハウジング内には複数本の冷陰極管蛍光灯が配置されている。冷陰極管蛍光灯は、通常の蛍光灯の照明光とは異なり、その名称が示すごとく発熱量が非常に少ないが、極めて輝度が強く肉眼では直視できない光を照射する。この冷陰極管蛍光灯と、縦の断面及び横の断面がともに台形になるように形成された特別構成の反射板とにより薄型化が実現されている。(例えば、特許文献1参照。)
ところで、電飾パネル装置のハウジングとしてスチールを用いるとスチールは水で容易に錆を発生する。またアルミニュームを用いるとアルミニュームは溶接が出来ないため、かしめ工法で製作されるが、これでは水が内部に容易に侵入する。水が浸入すると、画像が印刷された特殊フィルムにしても、光拡散性板部材に直接シルク印刷された画像にしても、一般に長期間の水には弱い。また、木製は軽くて取り扱いが容易であり樹脂性の封止剤で密封できるから水に強い構成を容易に実現できるが、封止剤で密封すると画像の交換が容易には出来なくなって不便であるから封止はできない。
したがって、屋外に出して展示する電飾パネル装置は、すべからく雨天には透明のビニールシートなどによって覆い、雨水の浸入を防ぐようにしていた。
特開2004−078061号公報([要約]、図1)
しかしながら、雨天の際は止むを得ないとしても、雨が上がれば水滴の付着した且つ不規則に波の打ったビニールシートの覆いは、見た目に邪魔であり宣伝には却って逆効果になり兼ねない。したがって、雨が上がれば即座に電飾パネル装置からビニールシートの覆いを取り除かなくてはならない。そして、また、雨が降ってくると再び電飾パネル装置をビニールシートで覆わなくてはならない。
したがって、店主又は従業員の中でも責任者は、雨模様の日には、電飾パネル装置を展示してある屋外の状況に絶えず気を配り、雨が降ればビニールシートで覆い、雨が上がればビニールシートを取り外すということを繰り返すことになり、極めて面倒であるという問題を有していた。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、雨天でも外部でそのまま使用でき、電飾画像の交換が簡単であり、且つ軽量で取り扱いの簡便な全天候型電飾パネル装置を提供することである。
以下に、本発明に係わる全天候型電飾パネル装置の構成を述べる。
本発明の全天候型電飾パネル装置は、樹脂製の透明な板から成る表示部と、該表示部と一体に形成され該表示部の下部から裏側方向に直角に突設された位置決め固定部と、上記表示部の表側の下部縁部及び両側縁部に沿って上向きのコの字型に固設されたスペーサと、該スペーサに対し下部縁部及び両側縁部を固着された透明フィルム部材とで構成された表示板ユニットと、木製で枡形のハウジングと、該ハウジングの背面に対向する前面開口部の全面を覆って配置され光拡散面を形成する骨白板と、上記ハウジングの上記背面と上記骨白板との間に配置された複数の冷陰極管蛍光灯と、該冷陰極管蛍光灯の少なくとも横方向及び横方向よりも後方に放射される光を前方に反射すべく上記ハウジングの上記背面及び四方の側面に沿って配置された反射板とで構成され、上記表示板ユニットの上記透明フィルム部材を上記光拡散面に重ね合わせられて上記表示板ユニットが固定される中箱と、背面板部と、該背面板部を固定して保持して上部及び両側の三側面を形成すると共に前面に額縁部を形成する木製の枠部材と、該枠部材の上記額縁部に嵌め込まれた透明板部材と、上記背面板部と上記枠部材との固定係合部及び上記透明板部材と上記額縁部との固定係合部に固着した防水性の封止剤とで構成され、上記表示板ユニット内部に固定された上記中箱を上記枠部材の下部開口部から挿入される外箱と、から構成される。
そして、例えば、上記表示部と上記透明フィルム部材との間の上記スペーサにより形成される間隙に、任意の文字、写真又は絵画等を片面に印刷または手書きされ、背面から照射される拡散光を通過させて上記片面に印刷または手書きされた上記文字、写真又は絵画等を前面に表示可能な薄地用紙が挿入される。
また、例えば、上記表示部と上記透明フィルム部材との間の上記スペーサにより形成される間隙に、任意の文字、写真又は絵画等が片面に印刷または手書きされた透明のフィルムシートが挿入される
また、例えば、上記表示部と上記透明フィルム部材との間の上記スペーサにより形成される間隙に、任意の文字、写真又は絵画等が片面に印刷または手書きされた半透明のフィルムシートが挿入される

これにより、表示ユニットの表示部と透明シートとの間に任意の片面仕上げの画像を入れ、表示ユニットを中箱の骨白アクリル板の上に重ねて固定し、画像の向きが上になるように表示ユニットと中箱を、挿入口を下にした外箱に入れることで、雨に直接当てられても内部に雨水が侵入しない全天候型電飾パネル装置が実現する。
本発明によれば、雨天でも外部でそのまま使用でき、電飾画像の交換が簡単であり、且つ軽量で取り扱いの簡便な全天候型電飾パネル装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1(a),(b),(c) は、本発明の全天候型電飾パネル装置1の分解斜視図であり、図1(a) は表示板ユニット2、図1(b) は表示板ユニット2が重ね合わせられて固定される中箱3、図1(c) は表示板ユニット2と中箱3が挿入される外箱4を、それぞれ示している。
図1(a) に示す表示板ユニット2は、樹脂製の透明な板から成る表示部5と、この表示部5と一体に形成され、表示部5の下部(図の斜め左下端部)から裏側方向に直角に突設された位置決め固定部6と、表示部5の表側の下部縁部及び両側縁部に沿って上向きのコの字型に固設されたスペーサ7と、このスペーサ7に、下部縁部及び両側縁部を固着された透明フィルム8と、で構成される。
上記の位置決め固定部6には、この表示板ユニット2を中箱3に固定するための2個のビス通し孔9が形成されている。また、上記の表示部5及び透明フィルム8は、共に例えばアクリル樹脂の透明な板状部材で構成される。
図2(a),(b),(c) は、参考のため上記表示板ユニット2の各部の寸法を示す図であり、図2(a) は正面図、図2(b) は上面図、図2(c) は図2(a) のA−A´断面拡大矢視図である。尚、ここに示す寸法は、およそB3判の大きさの展示画像を収容できる大きさを示している。
図2(c) に示すように、厚さ2mmの表示部5と厚さ1mmの透明フィルム8との間には、厚さ1mmのスペーサ7による1mmの間隙10が形成されている。この間隙10に任意の文字、写真又は絵画等が片面に印刷または手書きされた通常の薄地用紙又は透明又は半透明のフィルムシートが、着脱自在に挿入される。
他方、図1(b) に示す中箱3は、外観的には、枡形のハウジング11と、このハウジング11の背面部に対向する前面開口部の全面を覆って配置されて光拡散面を形成する骨白アクリル板12を備えている。骨白アクリル板12は、枡形のハウジング11の前面開口部の四辺の縁に沿って内側に形成された段差部13に嵌め込まれるようにして配置されている。
ハウジング11の下部側面には、表示板ユニット2の位置決め固定部6を位置決めして固定するための2個のビス捩じ込み穴14が形成されている。また、左側のビス捩じ込み穴14の近傍に、配線コード孔15が形成されている。
図3(a),(b),(c) は、参考のため上記中箱3の各部の寸法を示す図であり、図3(a) は正面図、図3(b) は下面図、図3(c) は図3(a) のB−B´断面拡大矢視図である。尚、ここに示す寸法は、図2(a),(b),(c) に示した寸法からなる表示ユニット2に対応する大きさの寸法構成である。また、図3(a) の正面図は、本来は拡散光を通しはするが不透明な骨白アクリル板12を通して内部を一部透視的に示している。
ハウジング11は、図3(c) に示すように、四方の側面を形成する厚板部材11−1と背面板11−2とで形成されている。背面板11−2は厚板部材11−1の背面側の縁に沿って内側に形成された段差部に嵌め込まれ、ビス16によって厚板部材11−1にねじ止めされている。これら厚板部材11−1及び背面板11−2は、軽量化のため例えば適宜の木材を用いて構成される。
ハウジング11の内部には、図3(a) に示すように、複数(本例では2本)の冷陰極管蛍光灯17が配置され、これら冷陰極管蛍光灯17とハウジング11の内壁(厚板部材11−1の内側面と背面板11−2の内側面)との間には、図3(c) に示すように、例えばアルミニュームの薄板等から成る反射板18が配設されている。
図4(a),(b) は、ハウジング11における冷陰極管蛍光灯17と反射板18の配置関係を示す図である。尚、図4(a),(b) にはハウジング11の図示は省略している。図4(a) に示すように、反射板18は、冷陰極管蛍光灯17と図3(c) に示した背面板11−2との間に配設されて平坦面を形成する背後反射板18−1と、冷陰極管蛍光灯17と図3(a),(b),(c) に示した厚板部材11−1との間に配設されて傾斜面を形成する側部反射板18−2とで構成されている。
これにより、冷陰極管蛍光灯17の少なくとも横方向及び横方向よりも後方に放射される光が、反射板18(背後反射板18−1、側部反射板18−2)によって、前方の骨白アクリル板12に向けて反射される。
図4(b) は、より大型の全天候型電飾パネル装置に使用される中箱内の冷陰極管蛍光灯17の配置を示している。このように、大型の全天候型電飾パネル装置の場合は、4本の冷陰極管蛍光灯17を4段水平に配置するとよい。
次に、図1(c) に示す外箱4は、背面板部21と、この背面板部21を固定して保持し、外箱4の上部及び両側の三側面を形成すると共に外箱4の前面に額縁部22を形成する枠部材23と、この枠部材23の額縁部22に嵌め込まれた透明板部材24と、図では定かに見えないが、背面板部21と枠部材23との固定係合部、及び透明板部材24と額縁部22との固定係合部に固着した防水性の封止剤と、を有して構成される。上記背面板部21と枠部材23は、これも軽量化と更には見た目の重厚さを持たせるために、木製とするのが好ましい。そして、防水性を有するオイルペイントで塗装する。また、木目が見えるように透明度のある防水性のラッカで塗装してもよい。
図5(a) 〜(e) は、参考のため上記外箱4の各部の寸法を示す図であり、図5(a) は正面図、図5(b) は上面図、図5(c) は側面図、図5(d) は図5(a) のC−C´断面拡大矢視図、図5(e) は図5(a) のD−D´断面拡大矢視図である。
尚、ここに示す寸法は、図2(a),(b),(c) に示した寸法からなる表示ユニット2と、この表示ユニット2と合体した図3(a),(b),(c) に示した寸法からなる中箱3に対応する大きさの寸法構成である。また、図5(d) には、内部に挿入される中箱3の寸法と、図1(c) では定かに示していなかった封止剤25とを示している。また、図5(e) には、表示ユニット2と中箱3が合体した状態で、外箱4の挿入口26から表示ユニット2の画像面を上にし、その画像の上部を先にして、図1(c) の矢印aのに示すように挿入されている状態を示している。
図6は、図5(e) に示すように表示ユニット2と中箱3が合体して外箱4に挿入されて全天候型電飾パネル装置1の組立てが完了した状態で、図5(a) の矢印bで示すように、外箱4の下方から見た図である。図6には図1乃至図5で示した同一構成部分には図1乃至図5で示したち同一の番号を付与して示している。図6に示すように、外部への開口部は外箱4の下部の挿入口26のみであり、その他の部分は封止剤25はオイルペイント又は透明性防水ラッカの塗布により全て外部からは封止されている。
尚、外箱4を持ち上げたとき内部の合体した表示ユニット2と中箱3が外箱4から脱落しないように、特には図示しないが、枠部材23の両側下部面に、それぞれ回動爪を設けることが好ましい。そして、パネル組立て時(合体した表示ユニット2と中箱3を外箱4に挿入するとき)には、回動爪を外側に開き、組立て後に回動爪を内側に閉じるようにするとよい。
この全天候型電飾パネル装置1の使用に当たっては、例えばスタンド型として使用する場合は、外箱4を適宜のスタンドと一体型に形成して用いるとよい。その場合も外箱4の下部(挿入口26)から表示板ユニット2の着脱を容易に行うことができるので電飾画像の交換が簡単であり、取り扱いが容易なスタンド型の全天候型電飾パネル装置となる。
また、例えば雨ざらしとなる外壁での壁掛け型として用いる場合は、外箱4を例えば適宜の金属製フレームに一体に取り付け、その金属製フレームにより外壁に取り付けるとよい。その場合も外箱4の下部(挿入口26)から表示板ユニット2の着脱を容易に行うことができるので電飾画像の交換が簡単であり、取扱が容易な壁掛け型の全天候型電飾パネル装置となる。
(a),(b),(c) は本発明の全天候型電飾パネル装置の分解斜視図である。 (a),(b),(c) は参考のため表示板ユニットの各部の寸法を示す図である。 (a),(b),(c) は参考のため中箱の各部の寸法を示す図である。 (a),(b) はハウジングにおける冷陰極管蛍光灯と反射板の配置関係を示す図である。 (a) 〜(e) は参考のため外箱の各部の寸法を示す図である。 表示ユニットと中箱が合体して外箱に挿入されて全天候型電飾パネル装置の組立てが完了した状態を外箱の下方から見た図である。
符号の説明
1 全天候型電飾パネル装置
2 表示板ユニット
3 中箱
4 外箱
5 表示部
6 位置決め固定部
7 スペーサ
8 透明フィルム
9 ビス通し孔
10 間隙
11 ハウジング
11−1 厚板部材
11−2 背面板
12 骨白アクリル板
13 段差部
14 ビス捩じ込み穴
15 配線コード孔
16 ビス
17 冷陰極管蛍光灯
18 反射板
18−1 背後反射板
18−2 側部反射板
21 背面板部
22 額縁部
23 枠部材
24 透明板部材
25 封止剤
26 挿入口

Claims (4)

  1. 樹脂製の透明な板から成る表示部と、該表示部と一体に形成され該表示部の下部から裏側方向に直角に突設された位置決め固定部と、前記表示部の表側の下部縁部及び両側縁部に沿って上向きのコの字型に固設されたスペーサと、該スペーサに対し下部縁部及び両側縁部を固着された透明フィルム部材とで構成された表示板ユニットと、
    製で枡形のハウジングと、該ハウジングの背面に対向する前面開口部の全面を覆って配置され光拡散面を形成する骨白板と、前記ハウジングの前記背面と前記骨白板との間に配置された複数の冷陰極管蛍光灯と、該冷陰極管蛍光灯の少なくとも横方向及び横方向よりも後方に放射される光を前方に反射すべく前記ハウジングの前記背面及び四方の側面に沿って配置された反射板とで構成され、前記表示板ユニットの前記透明フィルム部材を前記光拡散面に重ね合わせられて前記表示板ユニットが固定される中箱と、
    背面板部と、該背面板部を固定して保持して上部及び両側の三側面を形成すると共に前面に額縁部を形成する木製の枠部材と、該枠部材の前記額縁部に嵌め込まれた透明板部材と、前記背面板部と前記枠部材との固定係合部及び前記透明板部材と前記額縁部との固定係合部に固着した防水性の封止剤とで構成され、前記表示板ユニット固定された前記中箱を前記枠部材の下部開口部から挿入される外箱と、
    から成ることを特徴とする全天候型電飾パネル装置。
  2. 前記表示部と前記透明フィルム部材との間の前記スペーサにより形成される間隙に、任意の文字、写真又は絵画等を片面に印刷または手書きされ、背面から照射される拡散光を通過させて前記片面に印刷または手書きされた前記文字、写真又は絵画等を前面に表示可能な薄地用紙が挿入されることを特徴とする請求項1記載の全天候型電飾パネル装置。
  3. 前記表示部と前記透明フィルム部材との間の前記スペーサにより形成される間隙に、任意の文字、写真又は絵画等が片面に印刷または手書きされた透明のフィルムシートが挿入されることを特徴とする請求項1記載の全天候型電飾パネル装置。
  4. 前記表示部と前記透明フィルム部材との間の前記スペーサにより形成される間隙に、任意の文字、写真又は絵画等が片面に印刷または手書きされた半透明のフィルムシートが挿入されることを特徴とする請求項1記載の全天候型電飾パネル装置。
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