JP4761009B1 - 周波数安定化回路、アンテナ装置及び通信端末機器 - Google Patents
周波数安定化回路、アンテナ装置及び通信端末機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4761009B1 JP4761009B1 JP2011008533A JP2011008533A JP4761009B1 JP 4761009 B1 JP4761009 B1 JP 4761009B1 JP 2011008533 A JP2011008533 A JP 2011008533A JP 2011008533 A JP2011008533 A JP 2011008533A JP 4761009 B1 JP4761009 B1 JP 4761009B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coiled conductor
- conductor
- coiled
- circuit
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
- H01Q1/243—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/203—Strip line filters
- H01P1/20327—Electromagnetic interstage coupling
- H01P1/20336—Comb or interdigital filters
- H01P1/20345—Multilayer filters
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
- H03H7/09—Filters comprising mutual inductance
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
- H03H7/17—Structural details of sub-circuits of frequency selective networks
- H03H7/1741—Comprising typical LC combinations, irrespective of presence and location of additional resistors
- H03H7/1775—Parallel LC in shunt or branch path
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/38—Impedance-matching networks
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/38—Impedance-matching networks
- H03H7/40—Automatic matching of load impedance to source impedance
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/46—Networks for connecting several sources or loads, working on different frequencies or frequency bands, to a common load or source
- H03H7/468—Networks for connecting several sources or loads, working on different frequencies or frequency bands, to a common load or source particularly adapted as coupling circuit between transmitters and antennas
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
【解決手段】周波数安定化回路25は4つのコイル状導体L1〜L4を備え、第1のコイル状導体L1と第2のコイル状導体L2とが直列に接続されて第1の直列回路が構成され、第3のコイル状導体L3と第4のコイル状導体L4とが直列に接続されて第2の直列回路が構成され、アンテナポートと給電ポートとの間に第1の直列回路が接続され、アンテナポートとグランドとの間に第2の直列回路が接続されている。第1のコイル状導体L1と第2のコイル状導体L2は第1の閉磁路(磁束FP12で示すループ)が構成されるように巻回されていて、第3のコイル状導体L3と第4のコイル状導体L4は、第2の閉磁路(磁束FP34で示すループ)が構成されるように巻回されている。
【選択図】図10
Description
第1のコイル状導体、第2のコイル状導体、第3のコイル状導体、第4のコイル状導体を少なくとも備え、
前記第1のコイル状導体の一端が前記第2のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに、前記第1のコイル状導体に磁気結合されて第1の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体の一端が前記第4のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに、前記第3のコイル状導体に磁気結合されて第2の直列回路が構成され、
前記第1のコイル状導体と前記第3のコイル状導体とが結合されていて、前記第2のコイル状導体と前記第4のコイル状導体とが結合されており、
前記第1の直列回路は、前記第1のコイル状導体の他端にて、給電回路に接続される給電ポートに接続されており、前記第1の直列回路及び前記第2の直列回路は、前記第2のコイル状導体の他端及び前記第4のコイル状導体の他端にて、アンテナに接続されるアンテナポートに接続されていて、
第1のコイル状導体及び第2のコイル状導体は、第1のコイル状導体と第2のコイル状導体とによって第1の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第3のコイル状導体及び第4のコイル状導体は、第3のコイル状導体と第4のコイル状導体とによって第2の閉磁路が構成される向きに巻回されていること、
を特徴とする。
前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体が、前記第1の閉磁路を通る磁束と前記第2の閉磁路を通る磁束とが互いに逆方向になるように巻回されていることを特徴とする。
前記第1のコイル状導体及び前記第3のコイル状導体は互いに磁気的に結合していて、
前記第2のコイル状導体及び前記第4のコイル状導体は互いに磁気的に結合していること、
を特徴とする。
前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体が共通の多層基板内の導体パターンで構成されていることを特徴とする。
前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体のそれぞれの巻回軸は前記多層基板の積層方向に向き、
前記第1のコイル状導体と第2のコイル状導体は、それぞれの巻回軸が異なる関係で並置され、
前記第3のコイル状導体と第4のコイル状導体は、それぞれの巻回軸が異なる関係で並置され、
前記第1のコイル状導体と第3のコイル状導体のそれぞれの巻回範囲が平面視で少なくとも一部で重なり、前記第2のコイル状導体と第4のコイル状導体のそれぞれの巻回範囲が平面視で少なくとも一部で重なる、
ことを特徴とする。
第1のコイル状導体、第2のコイル状導体、第3のコイル状導体、第4のコイル状導体、第5のコイル状導体、第6のコイル状導体、を少なくとも備え、
前記第1のコイル状導体の一端が前記第2のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに、前記第1のコイル状導体に磁気結合されて第1の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体の一端が前記第4のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第3のコイル状導体に磁気結合されて第2の直列回路が構成され、
前記第5のコイル状導体の一端が前記第6のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第5のコイル状導体に磁気結合されて第3の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体が前記第1のコイル状導体及び前記第5のコイル状導体に結合されていて、前記第4のコイル状導体が前記第2のコイル状導体及び前記第6のコイル状導体に結合されており、
前記第1の直列回路及び前記第3の直列回路は、前記第1のコイル状導体の他端及び前記第5のコイル状導体の他端にて、給電回路に接続される給電ポートに接続されており、前記第1の直列回路、第2の直列回路及び前記第3の直列回路は、前記第2のコイル状導体の他端、前記第4のコイル状導体の他端及び前記第6のコイル状導体の他端にて、アンテナに接続されるアンテナポートに接続されていて、
第1のコイル状導体及び第2のコイル状導体は、第1のコイル状導体と第2のコイル状導体とによって第1の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第3のコイル状導体及び第4のコイル状導体は、第3のコイル状導体と第4のコイル状導体とによって第2の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第5のコイル状導体及び第6のコイル状導体は、第5のコイル状導体と第6のコイル状導体とによって第3の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第2の閉磁路が第1の閉磁路及び第3の閉磁路で挟み込まれた、
ことを特徴とする。
前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体は、前記第1の閉磁路を通る磁束と前記第2の閉磁路を通る磁束とが互いに逆方向になるように巻回されていて、
前記第3のコイル状導体、前記第4のコイル状導体、前記第5のコイル状導体、及び前記第6のコイル状導体は、前記第2の閉磁路を通る磁束と前記第3の閉磁路を通る磁束とが互いに逆方向になるように巻回されていることを特徴とする。
前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体は、前記第1の閉磁路を通る磁束と前記第2の閉磁路を通る磁束とが互いに逆方向になるように巻回されていて、
前記第3のコイル状導体、前記第4のコイル状導体、前記第5のコイル状導体、及び前記第6のコイル状導体は、前記第2の閉磁路を通る磁束と前記第3の閉磁路を通る磁束とが互いに同方向になるように巻回されていることを特徴とする。
給電回路に接続される給電ポートとアンテナに接続されるアンテナポートとを備えた周波数安定化回路と、前記アンテナポートに接続されたアンテナと、で構成されたアンテナ装置であって、(1)の周波数安定化回路を備えたことを特徴とする。
給電回路に接続される給電ポートとアンテナに接続されるアンテナポートとを備えた周波数安定化回路と、前記アンテナポートに接続されたアンテナと、で構成されたアンテナ装置であって、(6)の周波数安定化回路を備えたことを特徴とする。
給電回路に接続される給電ポートとアンテナに接続されるアンテナポートとを備えた周波数安定化回路と、前記アンテナポートに接続されたアンテナと、前記給電ポートに接続された給電回路と、を備えた通信端末機器であって、(1)の周波数安定化回路を備えたことを特徴とする。
給電回路に接続される給電ポートとアンテナに接続されるアンテナポートとを備えた周波数安定化回路と、前記アンテナポートに接続されたアンテナと、前記給電ポートに接続された給電回路と、を備えた通信端末機器であって、(6)の周波数安定化回路を備えたことを特徴とする。
(1)放射効率を高める。空間になるべく多くの電力を放射させる。
(2)周波数調整をする。アンテナに電力を入れるためのマッチングをとる。
という二点であるが、組み込み先のサイズと形状の限られた筐体に収まるアンテナを設計すると上記アンテナの放射効率と周波数調整とはしばしばトレードオフの関係となる。
図2に示した比較例の周波数安定化回路では、一次側直列回路36と二次側直列回路37とによってトランス部が構成される。このトランス部によるインピーダンス変換比は、図3に示した等価回路で表すとLp:Lsとなる。
(La+M+Lb+M):(−M+Lb+M)
=(La+Lb+2M):Lb
となる。LaとLbの結合係数をkで表すと、相互インダクタンスMは、M=k√(La*Lb)の関係である。相互インダクタンスMを大きくすれば、比較例の周波数安定化回路に比べて大きなインピーダンス変換比が得られる。そのため、比較例の周波数安定化回路に比べて、給電回路側のインダクタLaの値を小さくすることが可能となる。また、図4に示した給電回路30とグランド間のインダクタンスがLa+Lb+2Mとなるため、Laが小さくても、グランドに対して“ショート”に見えにくいという利点もある。これにより、インダクタLaのインダクタンス値を小さくでき、そのため小型化、低ロス化できる。このように、この周波数安定化回路は、インピーダンス変換回路として機能する。
図7は第1の実施形態に係る周波数安定化回路25の回路図である。周波数安定化回路25は、給電回路30に接続された第1の直列回路26と、この第1の直列回路26に対して電磁界結合する第2の直列回路27とで構成されている。第1の直列回路26は、第1のコイル状導体L1と第2のコイル状導体L2との直列回路であり、第2の直列回路27は、第3のコイル状導体L3と第4のコイル状導体L4との直列回路である。アンテナポートと給電ポートとの間に第1の直列回路26が接続され、アンテナポートとグランドとの間に第2の直列回路27が接続されている。
次に、第1の実施形態に係る周波数安定化回路25の作用効果について示す。
周波数安定化回路25の主たる役割は次の二つである。
(1)アンテナが小型になるほどアンテナのインピーダンスは例えば3〜20Ω程度と低くなる。周波数安定化回路はそのトランス機能でインピーダンスの実部Rのマッチングをとる。
図11は前記コイル状導体L1〜L4によるコイル状導体同士の結合係数を所定値に定めたときの、給電回路から給電ポートを見た反射特性をスミスチャート上に表した図である。ここで、各結合係数は次のとおりである。
L3−L4 k≒0.3
L1−L3 k≒0.8
L2−L4 k≒0.8
このように、L1とL3,L2とL4を強結合(k=0.8程度)とし、L1とL2,L3とL4を弱結合(K=0.3程度)とすることで、結合により発生する相互インダクタンスMの値は大きいままに、L1,L2,L3,L4の実効値は小さくなる。そのため、結合係数は等価的に1以上となって、周波数安定化回路のインピーダンスが負性のインダクタンスに見えることになる。すなわちメタマテリアル構造を成すことが可能となる。
図13は第2の実施形態に係る周波数安定化回路の構成を示す図であり、この周波数安定化回路を多層基板に構成した場合の各層の導体パターンの例を示す図である。各層の導体パターンは図13に示す向きでは裏面に形成されているが、各導体パターンは実線で表している。また、線状の導体パターンは所定の線幅を備えているが、ここでは単純な実線で表している。
第3の実施形態では、第1、第2の実施形態で示した周波数安定化回路のアンテナポートに付加回路を設けた例を示す。
図16は第3の実施形態に係る周波数安定化回路25Aの回路図である。周波数安定化回路25Aは、給電回路30に接続された一次側直列回路26と、この一次側直列回路26に対して電磁界結合する第2の直列回路27とで構成されている。一次側直列回路26は、第1のコイル状導体L1と第2のコイル状導体L2との直列回路であり、第2の直列回路27は、第3のコイル状導体L3と第4のコイル状導体L4との直列回路である。アンテナポートと給電ポートとの間に第1の直列回路26が接続され、アンテナポートとグランドとの間に第2の直列回路27が接続されている。そして、アンテナポートとグランドとの間にキャパシタCaが接続されている。
ここで、各マーカと周波数との対応関係は次のとおりである。
(m14,m18):960.0MHz
(m15,m19):1.710GHz
(m16,m20):1.990GHz
周波数安定化回路のアンテナポートに所定キャパシタンスのキャパシタをシャントに接続すれば、周波数安定化回路のアンテナポートを見た反射特性S22の軌跡は、スミスチャートの等コンダクタンス曲線上を移動して、図17(A)に示す状態から図17(B)に示す状態へ変化する。すなわち、周波数の上昇にともなって、誘導性から容量性へ(スミスチャートの上半円から下半円方向へ)軌跡が描かれる。このように周波数安定化回路の負性インダクタンス特性が顕著に現れる。
m11:960.0MHz
m12:1.710GHz
m13:1.990GHz
図18(B)は周波数安定化回路のアンテナポートに所定キャパシタンスのキャパシタを接続した状態での反射特性(S22)を示す図である。この図は図17(B)に示したものと同じである。図18(A)と図18(B)を対比すれば明らかなように、周波数上昇に伴い、放射体のインピーダンスは右上方向に移動し、周波数安定化回路のインピーダンスは右下方向に移動する。
図20は、多層基板に構成された第4の実施形態に係る周波数安定化回路の各層の導体パターンの例を示す図である。各層は磁性体シートで構成され、各層の導体パターンは図20に示す向きでは磁性体シートの裏面に形成されているが、各導体パターンは実線で表している。また、線状の導体パターンは所定の線幅を備えているが、ここでは単純な実線で表している。
第5の実施形態では、トランス部の自己共振点の周波数を第1〜第4の実施形態で示したものよりさらに高めるための構成例を示す。
図2に示した周波数安定化回路35においては、一次側直列回路36と二次側直列回路37によるインダクタンスと、一次側直列回路36と二次側直列回路37との間に生じるキャパシタンスとでLC共振による自己共振が生じる。
このように、第2の閉磁路CM34が第1の閉磁路CM12および第3の閉磁路CM56で層方向に挟み込まれた構造とする。この構造により、第2の閉磁路CM34は二つの磁気障壁で挟まれて充分に閉じ込められる(閉じ込められる効果が高まる)。すなわち、結合係数の非常に大きなトランスとして作用させることができる。
ここで、各マーカと周波数との対応関係は次のとおりである。
(m2,m6):960.0MHz
(m3,m7):1.710GHz
(m4,m8):1.960GHz
図27(A)に表れているように、図2に示した比較例としての周波数安定化回路35では、L性、C性ともに強いため、軌跡が非常に大きく、自己共振点をもつ。図27(A)において丸印の位置が自己共振点である。
第6の実施形態では、第5の実施形態とは異なる構成で、トランス部の自己共振点の周波数を第1〜第4の実施形態で示したものより高めるための構成例を示す。
図28は第6の実施形態に係る周波数安定化回路の回路図である。この周波数安定化回路は、給電回路30とアンテナ11との間に接続された第1の直列回路26、給電回路30とアンテナ11との間に接続された第3の直列回路28、およびアンテナ11とグランドとの間に接続された第2の直列回路27とで構成されている。
第7の実施形態では、第5の実施形態および第6の実施形態とは異なる構成で、トランス部の自己共振点の周波数を第1〜第4の実施形態で示したものより高めるための別の構成例を示す。
図30は第7の実施形態に係る周波数安定化回路の回路図である。この周波数安定化回路は、給電回路30とアンテナ11との間に接続された第1の直列回路26、給電回路30とアンテナ11との間に接続された第3の直列回路28、およびアンテナ11とグランドとの間に接続された第2の直列回路27とで構成されている。
本発明の通信端末機器は、第1〜第7の実施形態で示した周波数安定化回路と放射体と周波数安定化回路の給電ポートに接続された給電回路とを備える。給電回路はアンテナスイッチ、送信回路及び受信回路を備えた高周波回路で構成されている。通信端末機器はその他に変復調回路やベースバンド回路を備えて構成される。
CM12,CM34,CM56…閉磁路
CM36,CM16…閉磁路
FP12,FP13,FP24,FP34…磁束
L1…第1のコイル状導体
L2…第2のコイル状導体
L3…第3のコイル状導体
L4…第4のコイル状導体
L5…第5のコイル状導体
L6…第6のコイル状導体
11…放射体
11D…放射体
25…周波数安定化回路
26…第1の直列回路
27…第2の直列回路
28…第3の直列回路
30…給電回路
41…給電端子
42…グランド端子
43…アンテナ端子
51a〜51h…層
61〜65…導体パターン
66…導体パターン
71〜75…導体パターン
81〜83…導体パターン
Claims (12)
- 第1のコイル状導体、第2のコイル状導体、第3のコイル状導体、第4のコイル状導体を少なくとも備え、
前記第1のコイル状導体の一端が前記第2のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに、前記第1のコイル状導体に磁気結合されて第1の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体の一端が前記第4のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに、前記第3のコイル状導体に磁気結合されて第2の直列回路が構成され、
前記第1のコイル状導体と前記第3のコイル状導体とが結合されていて、前記第2のコイル状導体と前記第4のコイル状導体とが結合されており、
前記第1の直列回路は、前記第1のコイル状導体の他端にて、給電回路に接続される給電ポートに接続されており、前記第1の直列回路及び前記第2の直列回路は、前記第2のコイル状導体の他端及び前記第4のコイル状導体の他端にて、アンテナに接続されるアンテナポートに接続されていて、
第1のコイル状導体及び第2のコイル状導体は、第1のコイル状導体と第2のコイル状導体とによって第1の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第3のコイル状導体及び第4のコイル状導体は、第3のコイル状導体と第4のコイル状導体とによって第2の閉磁路が構成される向きに巻回されている、周波数安定化回路。 - 前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体は、前記第1の閉磁路を通る磁束と前記第2の閉磁路を通る磁束とが互いに逆方向になるように巻回されている、請求項1に記載の周波数安定化回路。
- 前記第1のコイル状導体及び前記第3のコイル状導体は互いに磁気的に結合していて、
前記第2のコイル状導体及び前記第4のコイル状導体は互いに磁気的に結合している、請求項1に記載の周波数安定化回路。 - 前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体は共通の多層基板内の導体パターンで構成されている、請求項1乃至3の何れかに記載の周波数安定化回路。
- 前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体のそれぞれの巻回軸は前記多層基板の積層方向に向き、
前記第1のコイル状導体と第2のコイル状導体は、それぞれの巻回軸が異なる関係で並置され、
前記第3のコイル状導体と第4のコイル状導体は、それぞれの巻回軸が異なる関係で並置され、
前記第1のコイル状導体と第3のコイル状導体のそれぞれの巻回範囲が平面視で少なくとも一部で重なり、前記第2のコイル状導体と第4のコイル状導体のそれぞれの巻回範囲が平面視で少なくとも一部で重なる、請求項4に記載の周波数安定化回路。 - 第1のコイル状導体、第2のコイル状導体、第3のコイル状導体、第4のコイル状導体、第5のコイル状導体、第6のコイル状導体、を少なくとも備え、
前記第1のコイル状導体の一端が前記第2のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに、前記第1のコイル状導体に磁気結合されて第1の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体の一端が前記第4のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第3のコイル状導体に磁気結合されて第2の直列回路が構成され、
前記第5のコイル状導体の一端が前記第6のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第5のコイル状導体に磁気結合されて第3の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体が前記第1のコイル状導体及び前記第5のコイル状導体に結合されていて、前記第4のコイル状導体が前記第2のコイル状導体及び前記第6のコイル状導体に結合されており、
前記第1の直列回路及び前記第3の直列回路は、前記第1のコイル状導体の他端及び前記第5のコイル状導体の他端にて、給電回路に接続される給電ポートに接続されており、前記第1の直列回路、第2の直列回路及び前記第3の直列回路は、前記第2のコイル状導体の他端、前記第4のコイル状導体の他端及び前記第6のコイル状導体の他端にて、アンテナに接続されるアンテナポートに接続されていて、
第1のコイル状導体及び第2のコイル状導体は、第1のコイル状導体と第2のコイル状導体とによって第1の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第3のコイル状導体及び第4のコイル状導体は、第3のコイル状導体と第4のコイル状導体とによって第2の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第5のコイル状導体及び第6のコイル状導体は、第5のコイル状導体と第6のコイル状導体とによって第3の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第2の閉磁路が第1の閉磁路及び第3の閉磁路で挟み込まれた、周波数安定化回路。 - 前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体は、前記第1の閉磁路を通る磁束と前記第2の閉磁路を通る磁束とが互いに逆方向になるように巻回されていて、
前記第3のコイル状導体、前記第4のコイル状導体、前記第5のコイル状導体、及び前記第6のコイル状導体は、前記第2の閉磁路を通る磁束と前記第3の閉磁路を通る磁束とが互いに逆方向になるように巻回されている、請求項6に記載の周波数安定化回路。 - 前記第1のコイル状導体、前記第2のコイル状導体、前記第3のコイル状導体、及び前記第4のコイル状導体は、前記第1の閉磁路を通る磁束と前記第2の閉磁路を通る磁束とが互いに逆方向になるように巻回されていて、
前記第3のコイル状導体、前記第4のコイル状導体、前記第5のコイル状導体、及び前記第6のコイル状導体は、前記第2の閉磁路を通る磁束と前記第3の閉磁路を通る磁束とが互いに同方向になるように巻回されている、請求項6に記載の周波数安定化回路。 - 給電回路に接続される給電ポートとアンテナに接続されるアンテナポートとを備えた周波数安定化回路と、前記アンテナポートに接続されたアンテナと、で構成されたアンテナ装置であって、
前記周波数安定化回路は、
第1のコイル状導体、第2のコイル状導体、第3のコイル状導体、第4のコイル状導体を少なくとも備え、
前記第1のコイル状導体の一端が前記第2のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第1のコイル状導体に磁気結合されて第1の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体の一端に前記第4のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第3のコイル状導体に磁気結合されて第2の直列回路が構成され、
前記第1のコイル状導体と前記第3のコイル状導体とが結合されていて、前記第2のコイル状導体と前記第4のコイル状導体とが結合されており、
前記第1の直列回路は、前記第1のコイル状導体の他端にて、前記給電ポートに接続されており、前記第1の直列回路及び前記第2の直列回路は、前記第2のコイル状導体の他端及び前記第4のコイル状導体の他端にて、前記アンテナポートに接続されていて、
第1のコイル状導体及び第2のコイル状導体は、第1のコイル状導体と第2のコイル状導体とによって第1の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第3のコイル状導体及び第4のコイル状導体は、第3のコイル状導体と第4のコイル状導体とによって第2の閉磁路が構成される向きに巻回されている、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 給電回路に接続される給電ポートとアンテナに接続されるアンテナポートとを備えた周波数安定化回路と、前記アンテナポートに接続されたアンテナと、で構成されたアンテナ装置であって、
前記周波数安定化回路は、
第1のコイル状導体、第2のコイル状導体、第3のコイル状導体、第4のコイル状導体、第5のコイル状導体、第6のコイル状導体、を少なくとも備え、
前記第1のコイル状導体の一端が前記第2のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第1のコイル状導体に磁気結合されて第1の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体の一端が前記第4のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第3のコイル状導体に磁気結合されて第2の直列回路が構成され、
前記第5のコイル状導体の一端が前記第6のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第5のコイル状導体に磁気結合されて第3の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体が前記第1のコイル状導体及び前記第5のコイル状導体に結合されていて、前記第4のコイル状導体が前記第2のコイル状導体及び前記第6のコイル状導体に結合されており、
前記第1の直列回路及び前記第3の直列回路は、前記第1のコイル状導体の他端及び前記第5のコイル状導体の他端にて、前記給電ポートに接続されており、前記第1の直列回路、第2の直列回路及び前記第3の直列回路は、前記第2のコイル状導体の他端、前記第4のコイル状導体の他端及び前記第6のコイル状導体の他端にて、前記アンテナポートに接続されていて、
第1のコイル状導体及び第2のコイル状導体は、第1のコイル状導体と第2のコイル状導体とによって第1の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第3のコイル状導体及び第4のコイル状導体は、第3のコイル状導体と第4のコイル状導体とによって第2の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第5のコイル状導体及び第6のコイル状導体は、第5のコイル状導体と第6のコイル状導体とによって第3の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第2の閉磁路が第1の閉磁路及び第3の閉磁路で挟み込まれた、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 給電回路に接続される給電ポートとアンテナに接続されるアンテナポートとを備えた周波数安定化回路と、前記アンテナポートに接続されたアンテナと、前記給電ポートに接続された給電回路と、を備えた通信端末機器であって、
前記周波数安定化回路は、
第1のコイル状導体、第2のコイル状導体、第3のコイル状導体、第4のコイル状導体を少なくとも備え、
前記第1のコイル状導体の一端が前記第2のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第1のコイル状導体に磁気結合されて第1の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体の一端が前記第4のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第3のコイル状導体に磁気結合されて第2の直列回路が構成され、
前記第1のコイル状導体と前記第3のコイル状導体とが結合されていて、前記第2のコイル状導体と前記第4のコイル状導体とが結合されており、
前記第1の直列回路は、前記第1のコイル状導体の他端にて、前記給電ポートに接続されており、前記第1の直列回路及び前記第2の直列回路は、前記第2のコイル状導体の他端及び前記第4のコイル状導体の他端にて、前記アンテナポートに接続されていて、
第1のコイル状導体及び第2のコイル状導体は、第1のコイル状導体と第2のコイル状導体とによって第1の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第3のコイル状導体及び第4のコイル状導体は、第3のコイル状導体と第4のコイル状導体とによって第2の閉磁路が構成される向きに巻回されている、ことを特徴とする通信端末機器。 - 給電回路に接続される給電ポートとアンテナに接続されるアンテナポートとを備えた周波数安定化回路と、前記アンテナポートに接続されたアンテナと、前記給電ポートに接続された給電回路と、を備えた通信端末機器であって、
前記周波数安定化回路は、
第1のコイル状導体、第2のコイル状導体、第3のコイル状導体、第4のコイル状導体、第5のコイル状導体、第6のコイル状導体、を少なくとも備え、
前記第1のコイル状導体の一端が前記第2のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第1のコイル状導体に磁気結合されて第1の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体の一端が前記第4のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第3のコイル状導体に磁気結合されて第2の直列回路が構成され、
前記第5のコイル状導体の一端が前記第6のコイル状導体の一端に直列に接続されるとともに前記第5のコイル状導体に磁気結合されて第3の直列回路が構成され、
前記第3のコイル状導体が前記第1のコイル状導体及び前記第5のコイル状導体に結合されていて、前記第4のコイル状導体が前記第2のコイル状導体及び前記第6のコイル状導体に結合されており、
前記第1の直列回路及び前記第3の直列回路は、前記第1のコイル状導体の他端及び前記第5のコイル状導体の他端にて、前記給電ポートに接続されており、前記第1の直列回路、第2の直列回路及び前記第3の直列回路は、前記第2のコイル状導体の他端、前記第4のコイル状導体の他端及び前記第6のコイル状導体の他端にて、前記アンテナポートに接続されていて、
第1のコイル状導体及び第2のコイル状導体は、第1のコイル状導体と第2のコイル状導体とによって第1の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第3のコイル状導体及び第4のコイル状導体は、第3のコイル状導体と第4のコイル状導体とによって第2の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第5のコイル状導体及び第6のコイル状導体は、第5のコイル状導体と第6のコイル状導体とによって第3の閉磁路が構成される向きに巻回されていて、
第2の閉磁路が第1の閉磁路及び第3の閉磁路に挟み込まれた、ことを特徴とする通信端末機器。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201180003321.1A CN102484497B (zh) | 2010-08-11 | 2011-01-19 | 稳频电路、天线装置、及通信终端设备 |
EP11813647.2A EP2453581A4 (en) | 2010-08-11 | 2011-01-19 | FREQUENCY STABILIZATION CIRCUIT, ANTENNA APPARATUS, AND COMMUNICATION TERMINAL DEVICE |
JP2011008533A JP4761009B1 (ja) | 2010-08-11 | 2011-01-19 | 周波数安定化回路、アンテナ装置及び通信端末機器 |
PCT/JP2011/050883 WO2012020576A1 (ja) | 2010-08-11 | 2011-01-19 | 周波数安定化回路、アンテナ装置及び通信端末機器 |
TW100102065A TW201208191A (en) | 2010-08-11 | 2011-01-19 | Frequency-stabilizing circuit, antenna apparatus and communication terminal device |
US13/369,364 US20120139814A1 (en) | 2010-08-11 | 2012-02-09 | Frequency stabilization circuit, antenna device, and communication terminal device |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010180088 | 2010-08-11 | ||
JP2010180088 | 2010-08-11 | ||
JP2010209295 | 2010-09-17 | ||
JP2010209295 | 2010-09-17 | ||
JP2011008533A JP4761009B1 (ja) | 2010-08-11 | 2011-01-19 | 周波数安定化回路、アンテナ装置及び通信端末機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4761009B1 true JP4761009B1 (ja) | 2011-08-31 |
JP2012085250A JP2012085250A (ja) | 2012-04-26 |
Family
ID=44597196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011008533A Active JP4761009B1 (ja) | 2010-08-11 | 2011-01-19 | 周波数安定化回路、アンテナ装置及び通信端末機器 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20120139814A1 (ja) |
EP (1) | EP2453581A4 (ja) |
JP (1) | JP4761009B1 (ja) |
CN (1) | CN102484497B (ja) |
TW (1) | TW201208191A (ja) |
WO (1) | WO2012020576A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013128022A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波トランス、高周波部品および通信端末装置 |
CN103367876A (zh) * | 2012-03-28 | 2013-10-23 | 株式会社村田制作所 | 多频带天线装置的设计方法 |
US9698831B2 (en) | 2013-11-05 | 2017-07-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Transformer and communication terminal device |
US9893708B2 (en) | 2013-11-05 | 2018-02-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Impedance conversion ratio setting method, impedance conversion circuit, and communication terminal apparatus |
US9893421B2 (en) | 2013-10-31 | 2018-02-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Impedance converter circuit and communication terminal device |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5234084B2 (ja) * | 2010-11-05 | 2013-07-10 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置および通信端末装置 |
JP5477512B2 (ja) * | 2011-02-23 | 2014-04-23 | 株式会社村田製作所 | インピーダンス変換回路および通信端末装置 |
WO2012153654A1 (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-15 | 株式会社村田製作所 | フロントエンド回路および通信端末装置 |
JPWO2012153691A1 (ja) * | 2011-05-09 | 2014-07-31 | 株式会社村田製作所 | インピーダンス変換回路および通信端末装置 |
CN103518325B (zh) | 2011-05-09 | 2016-08-24 | 株式会社村田制作所 | 阻抗匹配切换电路、天线装置、高频功率放大装置及通信终端装置 |
WO2012165149A1 (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-06 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置および通信端末装置 |
KR101163574B1 (ko) * | 2012-03-13 | 2012-07-06 | 주식회사 나노맥 | 무선인식 및 무선충전 겸용 전자파흡수체와 이를 포함하는 무선인식 및 무선충전 겸용 무선안테나, 그것의 제조방법 |
GB2519247B (en) * | 2012-06-28 | 2017-11-29 | Murata Manufacturing Co | Antenna device, feed element, and communication terminal device |
WO2014050239A1 (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | 株式会社村田製作所 | インピーダンス変換回路およびアンテナ装置 |
WO2014181569A1 (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-13 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置 |
EP3182513B1 (en) | 2014-09-03 | 2019-06-05 | Huawei Technologies Co. Ltd. | Mobile terminal with a transmission line antenna |
CN107210504B (zh) * | 2015-02-23 | 2020-07-07 | 株式会社村田制作所 | 电感元件、高频变压器元件、阻抗变换元件及天线装置 |
WO2016143570A1 (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-15 | 株式会社村田製作所 | インピーダンス変換素子および通信装置 |
CN207818307U (zh) * | 2015-08-07 | 2018-09-04 | 株式会社村田制作所 | 线圈器件 |
WO2018101285A1 (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 株式会社村田製作所 | 磁界結合素子、アンテナ装置および電子機器 |
JP7051649B2 (ja) * | 2018-09-07 | 2022-04-11 | 株式会社東芝 | 磁気結合装置及び通信システム |
CN109786974B (zh) * | 2019-03-19 | 2021-04-27 | 福州大学 | 无线电能传输的宽频负磁导率超材料板及其工作方法 |
CN114300439B (zh) * | 2021-12-28 | 2022-10-11 | 宜确半导体(苏州)有限公司 | 巴伦集成结构及具有其的产品 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000244273A (ja) * | 1999-02-18 | 2000-09-08 | Toko Inc | ハイブリッド回路及びハイブリッド回路用トランス |
JP2004304615A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Tdk Corp | 高周波複合部品 |
JP2005323132A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Kyocera Corp | バラントランス |
JP2009246624A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Hitachi Metals Ltd | 積層型バラントランス及びこれを用いた高周波スイッチモジュール |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3789424B2 (ja) | 2002-11-20 | 2006-06-21 | 埼玉日本電気株式会社 | 携帯端末 |
JP2004336250A (ja) * | 2003-05-02 | 2004-11-25 | Taiyo Yuden Co Ltd | アンテナ整合回路、アンテナ整合回路を有する移動体通信装置、アンテナ整合回路を有する誘電体アンテナ |
JP3596774B1 (ja) | 2003-06-12 | 2004-12-02 | 松下電器産業株式会社 | 携帯無線機 |
CN100397798C (zh) * | 2004-11-08 | 2008-06-25 | 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 | 多频天线的阻抗匹配电路 |
JP2008118359A (ja) | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Nec Corp | 携帯無線機 |
CN101212230B (zh) * | 2006-12-26 | 2012-07-11 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种手机dvb-h天线匹配网络的实现装置及其方法 |
ATE555518T1 (de) * | 2007-12-20 | 2012-05-15 | Murata Manufacturing Co | Ic-radiogerät |
CN101447604B (zh) * | 2008-12-30 | 2012-07-18 | 清华大学 | 基于变容匹配电路的数字电视广播移动终端内置天线 |
-
2011
- 2011-01-19 CN CN201180003321.1A patent/CN102484497B/zh active Active
- 2011-01-19 JP JP2011008533A patent/JP4761009B1/ja active Active
- 2011-01-19 TW TW100102065A patent/TW201208191A/zh unknown
- 2011-01-19 WO PCT/JP2011/050883 patent/WO2012020576A1/ja active Application Filing
- 2011-01-19 EP EP11813647.2A patent/EP2453581A4/en not_active Withdrawn
-
2012
- 2012-02-09 US US13/369,364 patent/US20120139814A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000244273A (ja) * | 1999-02-18 | 2000-09-08 | Toko Inc | ハイブリッド回路及びハイブリッド回路用トランス |
JP2004304615A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Tdk Corp | 高周波複合部品 |
JP2005323132A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Kyocera Corp | バラントランス |
JP2009246624A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Hitachi Metals Ltd | 積層型バラントランス及びこれを用いた高周波スイッチモジュール |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013128022A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波トランス、高周波部品および通信端末装置 |
CN103367876A (zh) * | 2012-03-28 | 2013-10-23 | 株式会社村田制作所 | 多频带天线装置的设计方法 |
CN103367876B (zh) * | 2012-03-28 | 2016-09-28 | 株式会社村田制作所 | 多频带天线装置的设计方法 |
US9893421B2 (en) | 2013-10-31 | 2018-02-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Impedance converter circuit and communication terminal device |
US9698831B2 (en) | 2013-11-05 | 2017-07-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Transformer and communication terminal device |
US9893708B2 (en) | 2013-11-05 | 2018-02-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Impedance conversion ratio setting method, impedance conversion circuit, and communication terminal apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102484497A (zh) | 2012-05-30 |
CN102484497B (zh) | 2014-06-04 |
EP2453581A4 (en) | 2014-04-09 |
EP2453581A1 (en) | 2012-05-16 |
TW201208191A (en) | 2012-02-16 |
JP2012085250A (ja) | 2012-04-26 |
US20120139814A1 (en) | 2012-06-07 |
WO2012020576A1 (ja) | 2012-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4761009B1 (ja) | 周波数安定化回路、アンテナ装置及び通信端末機器 | |
EP2388858B1 (en) | Antenna device and communication terminal apparatus | |
JP6436277B2 (ja) | 磁界結合素子、アンテナ装置および電子機器 | |
JP5505561B2 (ja) | 結合度調整回路、アンテナ装置および通信端末装置 | |
JP6614363B2 (ja) | アンテナ装置および電子機器 | |
CN105552490B (zh) | 天线装置及通信终端装置 | |
JP5957816B2 (ja) | インピーダンス変換デバイス、アンテナ装置および通信端末装置 | |
JP4935955B2 (ja) | アンテナ装置および通信端末装置 | |
JP7001182B2 (ja) | アンテナ装置 | |
US9287629B2 (en) | Impedance conversion device, antenna device and communication terminal device | |
WO2012165149A1 (ja) | アンテナ装置および通信端末装置 | |
CN202997046U (zh) | 多频带天线装置 | |
US20190393604A1 (en) | Antenna device, communication system, and electronic apparatus | |
JP5630566B2 (ja) | アンテナ装置及び通信端末機器 | |
CN206194969U (zh) | 天线装置以及通信终端装置 | |
CN103443998B (zh) | 通信终端装置及其制造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110315 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20110318 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110523 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4761009 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |