JP4760747B2 - 給水制御装置 - Google Patents

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本発明は、給水制御装置に関わり、特に給水及び止水を制御するラッチ式電磁弁を有する給水制御装置において、ラッチ式電磁弁への通電時間を最適化する技術に関する。
ラッチ式電磁弁は、小さな電力で動作できる電磁弁であり、従来から、小便器、手洗い器等の管路の開閉弁として組み込まれ、人体を検出する装置と組み合わせて、自動的に給水、止水する自動給水装置などの給水制御装置に利用されている。
このラッチ式電磁弁は、プランジャー、コイル及び永久磁石を有するラッチングソレノイドと、プランジャーに連動する弁部とから構成される。ラッチングソレノイドは、コイルへの通電によりプランジャーを移動し、プランジャーをその移動後の位置に永久磁石により保持する。そのため、ラッチ式電磁弁(ラッチングソレノイドのコイル)への通電は、プランジャーの移動に必要な時間だけ行なえばよく、プランジャーの移動が終了した後にすぐにラッチ式電磁弁への通電を停止することができれば、小さな電力でこのラッチ式電磁弁を動作させることができる。
このようにラッチ式電磁弁への通電を最小限にすることによって、小さな電力で給水及び止水を行なえるため、ラッチ式電磁弁の駆動電力源である通電用電源の小容量化を図ることが出来き、その結果として給水制御装置の小型化、低価格化を図ることが出来る。
例えば、特許文献1には、ラッチ式電磁弁への通電を最小限にする方法として、ラッチ式電磁弁への通電波形の高周波成分を検出し、波形の変曲点を求めることで、プランジャー移動の完了を判定して通電を停止する方法や、ラッチ式電磁弁への通電時間が設定時間に達すると、プランジャー移動が完了したと判定して通電を停止する方法が記載されている。
ラッチ式電磁弁への通電波形の高周波成分を検出する方式では、電流−電圧変換回路が必要となることから、給水制御装置の小型化、低価格化を図る観点から、ラッチ式電磁弁への通電時間を設定時間で行う方法が望ましい。
ところで、ラッチ式電磁弁を駆動するためには、大電流をラッチ式電磁弁に供給する必要がある。例えば、ラッチ式電磁弁への通電開始からプランジャーの移動が完了するまでの数十msの間にアンペア単位の電流が必要となるラッチ式電磁弁がある。
しかし、通電用電源の電力供給能力が低いと、ラッチ式電磁弁への通電時間の経過に伴い、通電用電源の電圧レベルが降下してしまい、ラッチ式電磁弁を十分に駆動させることができない事態が生じる。
そこで、従来の回路では、通電用電源の出力に大容量のコンデンサ(以下、「電磁弁駆動用コンデンサ」とする。)を接続し、この電磁弁駆動用コンデンサにチャージした電荷によって、ラッチ式電磁弁への瞬間的な電流供給を補完して、通電用電源の電圧レベルの低下を抑制している。
特開平10−160031号公報
上述のように、ラッチ式電磁弁への通電方法として、給水制御装置の小型化、低価格化を図る観点から、ラッチ式電磁弁への通電時間を設定時間で行う方法を採用することが望ましいが、部品のばらつき(特に電磁弁駆動用コンデンサのばらつき、経時劣化)を考慮してマージンを加えた通電時間とする必要があり、実際にラッチ式電磁弁を駆動させるために必要のない余分な通電を行ってしまうことになる。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、ラッチ式電磁弁へ設定時間で通電して、給水及び止水を制御する給水制御装置において、消費電力を低減することができる給水制御装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、給水及び止水を制御するラッチ式電磁弁と、前記ラッチ式電磁弁への通電を行う通電手段と、前記通電手段による前記ラッチ式電磁弁への通電時間を制御する制御手段とを備えた給水制御装置において、前記通電手段への電力を供給するコンデンサと、前記コンデンサの電圧を測定する電圧測定手段と、前記コンデンサへ充電電流を供給する充電手段とを備え、前記制御手段は、前記通電手段による前記ラッチ式電磁弁への通電が終了してから、前記コンデンサが前記充電手段によって充電されて前記電圧測定手段の出力が所定電圧になる回復時間を計測し、この回復時間に応じて前記通電時間を設定するものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記充電手段は、電源と、この電源と前記コンデンサとの間に接続された抵抗とを備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記充電手段は、電源と、この電源と前記コンデンサとの間に接続された定電流回路とを備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記制御手段は、前記電圧測定手段の出力が特定の電圧になるまで前記通電手段による前記ラッチ式電磁弁への通電を行わせ、その後、前記コンデンサが前記充電手段によって充電されて前記電圧測定手段の出力が所定電圧になる回復時間を計測し、この回復時間に応じて前記通電時間を設定するものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記制御手段は、前記回復時間の測定を前記ラッチ式電磁弁の駆動回数が所定数となる毎に実行することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記制御手段は、前記通電時間の設定のための前記ラッチ式電磁弁の駆動を、当該給水制御装置の起動時に行うことを特徴とする。
本発明は、ラッチ式電磁弁への通電電流を供給するコンデンサと、このコンデンサの電圧を測定する電圧測定手段と、コンデンサへ充電電流を供給する充電手段とを備えており、通電手段による通電によってラッチ式電磁弁の駆動後、このラッチ式電磁弁への通電停止よりコンデンサが充電手段によって充電され電圧測定手段の出力が所定電圧になる回復時間を計測し、この回復時間(言い換えれば、コンデンサの容量)に応じた通電時間を設定するので、ラッチ式電磁弁への余分な通電を抑えることができ、給水制御装置における消費電力を低減することができる。
本実施形態の給水制御装置は、給水及び止水を制御するラッチ式電磁弁と、このラッチ式電磁弁への通電を行う通電手段と、この通電手段によるラッチ式電磁弁への通電時間を制御する制御手段と、通電手段への電力を供給するコンデンサと、このコンデンサの電圧を測定する電圧測定手段と、前記コンデンサへ充電電流を供給する充電手段とを備えている。
ここで、ラッチ式電磁弁は、プランジャー、コイル及び永久磁石を有するラッチングソレノイドと、プランジャーに連動する弁部とから構成される。ラッチングソレノイドは、コイルへの通電によりプランジャーを移動し、いったん移動させたプランジャーはその移動後の位置に永久磁石により保持される。
また、充電手段は、電源と、この電源とコンデンサとの間に接続された抵抗とから構成される。コンデンサへの充電は、抵抗を介して電源から行われる。この抵抗によってコンデンサへの充電電流を制限することができ、電力供給能力が高い電源を用いることなくコンデンサへの充電を行うことができることになる。従って、電源として電池を用いるものにおいては、電池の高寿命化に貢献できる。なお、充電手段において、電流制限手段として上記抵抗に代えて、定電流回路を設けるようにしてもよく、抵抗と同様に上述した効果を得ることができる。
ここで、制御手段は、通電手段によるラッチ式電磁弁への通電が終了してから、コンデンサが充電手段によって充電され電圧測定手段の出力が所定電圧になる回復時間を計測し、この回復時間に応じて通電時間を設定するようにしている。
このようにすることで、コンデンサの容量を推定し、このように推定した容量に応じた通電時間を設定することができ、従って、ラッチ式電磁弁への余分な通電を抑えることができ、給水制御装置における消費電力を低減することができる。
すなわち、ラッチ式電磁弁の駆動により電圧が低下したコンデンサの充電による電圧回復状態を検出することによってコンデンサの容量を検出し、この容量が大きいときにはラッチ式電磁弁へのコンデンサによる供給電力が大きいことから設定する通電時間を短くし、容量が小さいときにはラッチ式電磁弁へのコンデンサによる供給電力が小さいことから設定する通電時間を長くすることによって、給水制御装置における消費電力を低減する。
なお、充電手段に含まれる電流制限手段が抵抗の場合には、コンデンサの容量と抵抗の抵抗値とからなる時定数に応じた電圧特性でコンデンサの電圧が回復することから、制御手段は、コンデンサの電圧の回復推移によって時定数を検出してコンデンサの容量を検出することができる。また、充電手段に含まれる電流制限手段が定電流回路の場合には、コンデンサへの充電電流値が一定であることから、制御手段は、所定時間の充電によるコンデンサの電圧を検出することによってコンデンサの容量を検出することができる。
また、制御手段は、電圧測定手段の出力が特定の電圧になるまで通電手段によるラッチ式電磁弁へ通電を行い、その後、ラッチ式電磁弁への通電停止よりコンデンサが充電手段によって充電されて電圧測定手段の出力が所定電圧になる回復時間を計測し、その回復時間に応じて通電時間を設定する。
このように、電圧測定手段の出力が特定の電圧になるまで通電手段によるラッチ式電磁弁へ通電を行うことで、制御手段はコンデンサの容量の算出を容易に行うことができるようになる。例えば、充電手段に含まれる電流制限手段が抵抗の場合に、コンデンサの電圧が特定電圧から所定電圧になるまでの回復時間と通電時間との関係テーブルを用意しておくことにより、回復時間を検出することで容易に通電時間を決定することができる。
また、制御手段は、この回復時間の測定をラッチ式電磁弁の駆動回数が所定数となる毎に実行する。すなわち、給水制御装置においては、利用者の給水操作や制御手段による自動給水によって装置本来の目的である給水制御が行われるが、この給水制御を利用してラッチ式電磁弁の通電時間の設定動作を行うことにより、通電時間の設定に伴う消費電力の増加を抑えるようにしている。なお、この「所定数」とは、環境温度の変化によるコンデンサの容量の変化に対応することができるような数に設定することが望ましい。
また、制御手段は、この通電時間の設定のためのラッチ式電磁弁の駆動を、当該給水制御装置の起動時に行うようにしている。このようにすることで、コンデンサの個体差による容量のばらつきへの対応を迅速に行うことができる。
以下、本発明の実施形態における給水制御装置Aについて図面を参照しながらさらに詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態の給水制御装置Aの全体構成を示す図である。
本発明の実施形態における給水制御装置Aは、小便器や手洗い器などのように、吐水口である蛇口への給水及び止水を制御する装置である。
図1に示すように、本実施形態における給水制御装置Aは、自動水栓機能付き洗面装置であり、洗面器1と、この洗面器1のボウル面1a内に吐水する水栓2と、給水路3の中途部に設けられ、洗面器1のボウル面1aへの吐水及びその止水を行うラッチ式電磁弁4と、洗面器1のボウル面1a内に吐水した水を排水する排水路5と、水栓2から吐水される水がボウル面1aに向かう経路に対して赤外線を投光し、その反射波を受光して出力する光電センサ7と、この光電センサ7の出力信号に基づいて人体を検出し、この人体検出の結果に応じてラッチ式電磁弁4を制御し、洗面器1のボウル面1a内への吐水及びその吐水の停止を制御する給水制御部8とを有している。
ラッチ式電磁弁4は、プランジャー、コイル及び永久磁石を有するラッチングソレノイドと、プランジャーに連動する弁部とから構成される。ラッチングソレノイドは、コイルへの通電によりプランジャーを移動し、いったん移動させたプランジャーをその移動後の位置に永久磁石により保持する。そして、このプランジャーの移動に連動して弁部の開閉、すなわち流路下流への給水又止水が行なわれる。
ここで、本実施形態における給水制御装置Aは、給水制御部8によってラッチ式電磁弁(ラッチングソレノイドのコイル)への通電時間を適切に設定し、給水制御装置Aにおける消費電力の低減を実現するものであり、以下、給水制御部8の構成について図2を参照して具体的に説明する。図2は本発明の実施の形態にかかる給水制御部8の具体的構成を示す図である。
図2に示すように、給水制御部8はラッチ式電磁弁4への通電を行う通電回路10(通電手段の一例に相当)と、この通電回路10への電力を供給する電磁弁駆動用コンデンサであるコンデンサC1と、コンデンサC1へ充電電流を供給する充電部20(充電手段の一例に相当)と、通電回路10によるラッチ式電磁弁4への通電時間を制御する制御部30とを備えている。
通電回路10は、コンデンサC1及び充電部20に接続され、これらを通電用電源として動作し、制御部30による制御信号(Vout1,Vout2)に基づいて、ラッチ式電磁弁4への通電を制御する。この通電回路10は、2つのNPNトランジスタ11、12と、2つのPNPトランジスタ13,14にてHブリッジ回路になっており、ラッチ式電磁弁4へ双方向に通電できるようになっている。制御信号Vout1の電圧レベルがHighレベルのときはNPNトランジスタ11とPNPトランジスタ14が動作してラッチ式電磁弁4が開状態となり、Vout2の電圧レベルがHighレベルのときはNPNトランジスタ12とNPトランジスタ13が動作してラッチ式電磁弁4が閉状態になる。
充電部20は、電圧Vbatである電池BATを有する電池部21と、電圧Vbatを昇圧電圧Vdへと昇圧する昇圧回路22と、この昇圧回路22の出力とコンデンサC1との間に配置された抵抗R1とから構成される。この抵抗R1は、コンデンサC1への充電電流を制限するものであり、コンデンサC1の電荷を0にしたとき(つまり、コンデンサC1の電圧を接地電位GNDにしたとき)でも、抵抗R1に流れる電流が昇圧回路22の電流供給能力を超えないような抵抗値に設定される。この昇圧回路22は、昇圧型のDC−DCコンバータであり、昇圧ICにより出力電圧がVdとなるようなディーティ比でトランジスタQ1をON/OFFさせて、コイルL1の短絡及び開放を繰り返し、このコイルL1に生じた電圧をダイオードD1を介してコンデンサC2で平滑することによって、出力電圧Vdを得るものである。なお、電池部21と昇圧回路22とにより電源が構成される。
制御部30は、CPU、ROM、RAM、A/Dコンバータなどを内蔵したマイクロコンピュータから構成されており、上述した昇圧回路22から供給される電力によって動作する。この制御部30は、通電回路10によるラッチ式電磁弁4への通電時間を制御する制御手段としての機能、コンデンサC1の電圧V1を内部のA/Dコンバータを介して測定する電圧測定手段としての機能、光電センサ7の出力信号に基づいて人体を検出する人体検出手段としての機能などを有している。
制御部30が制御手段として機能するとき、ラッチ式電磁弁4への通電を内部のRAMに記憶された設定時間だけ行うものであるが、環境温度の変化やその個体差によってコンデンサC1の容量が所定範囲でばらつくことになり、従来回路のようにこの設定時間を固定してしまうと、ラッチ式電磁弁4への余分な通電が発生して、給水制御装置Aにおける消費電力を十分に低減することができない。
図3には、コンデンサC1がその個体差によって所定範囲ばらつくときのその最大値品(容量max品)と最小値品(容量min品)のそれぞれについて、ラッチ式電磁弁4への通電時の電圧変化が示されている。
ここで、従来回路のように予め設定された通電時間でラッチ式電磁弁4への通電を行う場合(すなわち、通電時間が固定である場合)には、コンデンサC1の容量が最小値であるときでも、ラッチ式電磁弁4を動作させることができるような通電時間(図3に示すta)を設定する必要がある。一方で、このように通電時間を固定してしまうと、コンデンサC1の容量が最大値であるときに、ラッチ式電磁弁4を動作させるために必要のない余分な電力(図3に示すΔW)を消費してしまうことになり、給水制御装置Aにおける消費電力を十分に低減することができない。
そこで、本実施形態における給水制御装置Aの制御部30は、コンデンサC1の容量に応じた通電時間を設定し、このように設定した通電時間に基づいてラッチ式電磁弁4を動作させるようにしている。例えば、コンデンサC1の容量が最小値であるときに通電時間taでラッチ式電磁弁4への通電を行い、コンデンサC1の容量が最大値であるときに通電時間tbでラッチ式電磁弁4への通電を行うようにしている(図3参照)。
すなわち、制御部30は、コンデンサC1の容量に応じた通電時間を設定するために、通電回路10によるラッチ式電磁弁4への通電が終了してから、コンデンサC1が充電部20によって充電されてコンデンサC1の電圧V1が所定電圧になる回復時間を計測する。そして、この回復時間に応じて通電時間を設定する。
コンデンサC1の電圧V1は、ラッチ式電磁弁4への通電及びその通電前後で図4のような電圧波形となる。すなわち、コンデンサC1の電圧V1は、ラッチ式電磁弁4への通電が開始されるまでは昇圧回路22の電圧Vdと同電圧となり、時間t0でラッチ式電磁弁4へ通電が開始されるとコンデンサC1の放電により電圧が降下していき、その後時間t2でラッチ式電磁弁4への通電が終了すると、充電部20によるコンデンサC1の充電により電圧が上昇し、この充電が終了したときに昇圧回路22の電圧Vdと同電圧となる。
ここで、コンデンサC1の電圧V1の充電電圧波形(t2〜t4)は、以下の式(1)で表すことができる。
V1(t)=Vd{1−exp[−(t−t1)/(C1×R1)]}・・・(1)
なお、時間t1はコンデンサの電圧V1がゼロになる仮想点の時間である。つまり、コンデンサの電圧V1が0Vであり、時間t1から充電が開始されたと仮定したときに、上記式(1)が成立する。
ここで、R1は定数(例えば、33Ω)であり、Vdは一定(例えば、3.3V)であることから、時間t2のときの電圧Vaと、時間t3のときの電圧Vbを検出することによって、コンデンサC1の容量を求めることができる。
すなわち、以下の式(2)及び式(3)からコンデンサC1の容量を求めることができる。
Va=Vd{1−exp[−(t2−t1)/(C1×R1)]}・・・(2)
Vb=Vd{1−exp[−(t3−t1)/(C1×R1)]}・・・(3)
このように、制御部30は、通電回路10によるラッチ式電磁弁4への通電が終了(時間t2)してから、その終了時の電圧Vaを検出し、さらにコンデンサC1が充電部20によって充電されてコンデンサC1の電圧V1が所定電圧Vbになる回復時間(t3−t2)を計測し、この電圧Vaと回復時間に基づいてコンデンサC1の容量を推測し、このように推測したコンデンサC1の容量に応じた通電時間を設定することができる。
ところで、上記式(2)及び式(3)に基づいて、コンデンサC1の容量を求める場合、ラッチ式電磁弁4への通電時間を一定にしたとしても、コンデンサC1の容量に応じて電圧Vaや回復時間(t3−t2)が異なることなどから、その処理が複雑となってしまう。
そこで、本実施形態の給水制御装置Aでは、コンデンサC1の電圧V1が特定電圧(例えば、Va=Vd×1/2)になるまで通電回路10によってラッチ式電磁弁4への通電を行わせ、その後、コンデンサC1が充電部20によって充電されてコンデンサC1の電圧V1が所定電圧(例えば、Vb=Vd×3/4)になるまでの回復時間を計測し、この回復時間に応じて通電時間を設定するように制御部30による処理を行わせるようにしている。このようにすることで、回復時間だけでコンデンサC1の容量を検出することができるため、その検出が容易になる。つまり、電圧Vaが一定の特定電圧となり、仮想点の時間t0も考慮する必要がなくなることから、変動するパラメータが回復時間だけとなり、コンデンサC1の容量の検出が簡易なものとなり、精度も向上する。
特に、回復時間とコンデンサC1の容量との関係をテーブル化して制御部30のROM等に予め記憶しておくようにすれば、コンデンサC1の容量の検出処理の負荷を低減し、しかも、迅速にその検出処理を行うことができる。また、演算プログラムが不要となることから、開発コストを低減することができる。
また、回復時間とコンデンサC1の容量との関係をテーブル化するのではなく、回復時間と設定すべき通電時間との関係をテーブル化するようにしてもよい。このようにすることで、コンデンサC1の容量に基づいた通電時間を算出するステップを省略することができ、処理負荷を低減することができる。
また、電圧Va及びVbは、C1×R1(時定数)の約数や倍数に基づいた値とすることによって、コンデンサC1の容量の検出をさらに容易に行うことができる。例えば、Va=0.63Vd(t=C1×R1)とし、Vb=0.95Vd(t=3×[C1×R1])とする。
なお、上述においては、昇圧回路22からコンデンサC1への充電を抵抗R1によって制限して行うものであったが、昇圧回路22とコンデンサC1との間に定電流回路(定電流値Ix)を設け、昇圧回路22からコンデンサC1への充電をこの定電流回路を介して定電流値Ixで行うようにしてもよい。このようにすることで、次の式(4)でコンデンサC1の容量を容易に検出することができる。
C=Q/V=(Ix×t)/(Vb−Va)・・・(4)
ここで、tは回復時間である。
以上のように構成された給水制御装置Aにおいてその動作を図面を参照して具体的に説明する。図5〜図8は本実施形態における給水制御装置Aのフローチャートであり、給水制御部8における制御部30の処理動作である。
図5に示すように、制御部30は、最初に通電時間設定処理を行う(ステップS11)。この「通電時間設定処理」は、初期動作において通電時間を適切に設定するための処理であり、後述する図6のステップS21〜S27の処理である。
次に、制御部30は、光電センサ7の出力信号に基づいて、人体を検出している状態であるか否かを判定する(ステップS12)。この処理において、人体を検出している状態であると判定すると(ステップS12:Yes)、制御部30は、水栓2からボウル面1a内への吐水が行われている状態(以下、「給水中」と呼ぶ。)であるか否かを判定する(ステップS13)。このとき、給水中ではないと判定すると(ステップS13:No)、制御部30は、給水制御処理を行う(ステップS14)。この「給水制御処理」は、図7におけるステップS30〜S39の処理であり、後で詳説する。
また、ステップS12において、人体を検出していない状態であると判定すると(ステップS12:No)、制御部30は、給水中であるか否かを判定する(ステップS15)。このとき、給水中であると判定すると(ステップS15:Yes)、制御部30は止水制御処理を行う(ステップS16)。この「止水制御処理」は、図8におけるステップS40,S41の処理であり、後で詳説する。
ステップS14,S16の処理が終了したとき、ステップS13において給水中であると判定したとき(ステップS13:Yes)、或いはステップS15において給水中ではないと判定したとき(ステップS15:No)、制御部30は、タイマーをカウントして1秒待ち(ステップS17)、その後ステップS18の処理に移行する。このステップS18においては、給水制御装置Aの電源OFFの状態(例えば、電池BATの電圧が所定電圧以下に低下した状態)となっているか否かを判定する。この処理において、電源OFFの状態ではないと判定すると(ステップS18:No)、制御部30は、処理をステップS12に移行する。一方、電源OFFの状態であると判定すると(ステップS18:Yes)、制御部30は処理を終了する。
次に、上述のステップS11の「通電時間設定処理」について、図6を参照して具体的に説明する。図6は給水制御装置Aにおける通電時間設定処理のフローチャートである。
この通電時間設定処理において、制御部30は、まず通電信号の出力を開始する(ステップS21)。すなわち、通電信号(Vout1)の電圧レベルをHighレベルにして、通電回路10をラッチ式電磁弁4への通電状態にする。
その後、制御部30は電圧測定手段として機能し、コンデンサC1の電圧V1がVa(=Vd×1/2)となったか否かを判定する(ステップS22)。このコンデンサC1の電圧V1の検出は、Vdet端子の電圧を検出することによって行われる。
この処理において、コンデンサC1の電圧V1がVaとなったと判定すると(ステップS22:Yes)、制御部30は、通電信号の出力を停止する(ステップS23)。すなわち、通電信号(Vout1)の電圧レベルをLowレベルにして、通電回路10をラッチ式電磁弁4への非通電状態にする。さらに、制御部30は、内部の回復時間計測カウンタ(図示せず)の計時を開始する。
次に、制御部30は電圧測定手段として機能し、コンデンサC1の電圧V1がVb(=Vd×3/4)となったか否かを判定する(ステップS24)。すなわち、コンデンサC1の電圧V1が充電部20からの充電電流の供給により電圧が上昇してVbとなったか否かを判定する。
この処理において、コンデンサC1の電圧V1がVbとなったと判定すると(ステップS24:Yes)、制御部30は、回復時間計測カウンタの計時を停止し、そのカウンタ値に応じた通電時間を内部のROMに記憶したテーブルを用いて選択し、このように選択した通電時間を内部のRAMに記憶する(ステップS25)。このときの回復時間計測カウンタのカウンタ値が上述した回復時間となる。
その後、制御部30は、ステップS25で設定した通電時間に応じた時間だけ通電信号を出力する(ステップS26)。このように通電信号を出力するのは、ステップS21〜S23までの間に出力された通電信号によってラッチ式電磁弁4が開弁状態となっているため、これを閉弁する必要があるからである。
ステップS26の処理が終了すると、制御部30は、カウンタTcを0に設定して(ステップS27)、通電時間設定処理を終了する。
このように制御部30は、給水制御装置Aの起動時に適切な通電時間を設定するようにしており、これにより使用開始時から消費電力を低減させることができる。
次に、上述のステップS14の「給水制御処理」について、図7を参照して具体的に説明する。図7は給水制御装置Aにおける給水制御処理のフローチャートである。
この給水制御処理において、制御部30は、まずカウンタTcが10以上となっているか否かを判定する(ステップS30)。
この処理において、カウンタTcが10以上ではないと判定すると(ステップS30:No)、制御部30は、内部のRAMから通電時間を取り出し(ステップS31)、この通電時間だけ通電信号を出力する(ステップS32)。すなわち、この通電時間に応じた時間だけ、通電信号(Vout1)の電圧レベルをHighレベルにして、通電回路10をラッチ式電磁弁4への通電状態にする。
通電信号の出力が終了すると、制御部30は、カウンタTcに1を足して(ステップS33)、この給水制御処理を終了する。
一方、ステップS30において、カウンタTcが10以上となっていると判定すると(ステップS30:Yes)、制御部30は、通電時間の再設定処理を行い(ステップS34〜S38)、その後カウンタTcを0に設定して(ステップS39)、給水制御処理を終了する。なお、このステップS34〜S38の処理は、図6におけるステップS21〜S25の処理と同様の処理であるためここではその説明を省略している。
このように、制御部30は、通電時間の再設定の処理をラッチ式電磁弁4の駆動回数が所定数となる毎に実行するようにしており、これにより環境温度変化に適切に対応することができる。
次に、上述のステップS16の「止水制御処理」について、図8を参照して具体的に説明する。図8は給水制御装置Aにおける止水制御処理のフローチャートである。
この止水制御処理において、制御部30は、内部のRAMから通電時間を取り出し(ステップS40)、この通電時間に応じた時間だけ通電信号を出力する(ステップS41)。すなわち、この通電時間に応じた時間だけ通電信号(Vout2)の電圧レベルをHighレベルにして、通電回路10をラッチ式電磁弁4への通電状態にする。その後、通電信号の出力が終了すると、制御部30は、この止水制御処理を終了する。
以上のように、本実施形態における給水制御装置Aは、コンデンサC1の容量に応じた通電時間を設定することができ、従って、ラッチ式電磁弁4への余分な通電を抑えることができ、給水制御装置Aにおける消費電力を低減することができる。
以上、本発明の実施の形態のうちのいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
例えば、上述の実施形態においては、ラッチ式電磁弁4への通電後の回復時間に基づいてラッチ式電磁弁4への通電時間を設定するようにする方法を採用していたが、このような方法ではなく、コンデンサC1の両端を短絡するスイッチを設け、このスイッチのON及びOFFによる回復時間に基づいてラッチ式電磁弁4への通電時間を設定するようにしてもよい。
すなわち、コンデンサC1の両端を短絡するスイッチを設けて、このスイッチによりコンデンサC1を短絡し、コンデンサC1の電圧V1を0Vとした後、電圧V1がVdになるまでの回復時間を計測する。そして、制御部30は、上記式(1)のt1=0とし、計測した回復時間をtとすることでC1のコンデンサ容量を検出することができる。
この場合、制御部30は、通電回路10によるラッチ式電磁弁4への通電が終了してから、上記スイッチをONにしてコンデンサC1を短絡し、その後このスイッチをOFFにしてコンデンサC1を非短絡状態にしてからコンデンサC1の電圧V1が回復するまでの時間を検出するようにすることが好ましい。このようにすることで、ラッチ式電磁弁4への通電によりコンデンサC1の電圧V1が低下したところでコンデンサC1の完全放電を行うことができ、回復時間の測定に伴う無駄な電力消費をできるだけ抑えることができる。
なお、このようにスイッチを設けて、コンデンサC1を短絡させる測定方法では、必ずしもコンデンサC1の電圧V1が電圧Vdまで回復したときの時間が必要というわけではなく、例えば、電圧V1がVd/2となるまでの回復時間から式(1)に基づいて、コンデンサC1の容量を求めることができる。
本発明の実施形態の給水制御装置の全体構成を示す図である。 図1の給水制御部の具体的構成を示す図である。 給水制御部におけるコンデンサの放電電圧波形を示す図である。 給水制御部におけるコンデンサの放電及び充電時の電圧波形を示す図である。 図1の給水制御部のメイン処理を示すフローチャートである。 図1の給水制御部の通電時間設定処理を示すフローチャートである。 図1の給水制御部の給水制御処理を示すフローチャートである。 図1の給水制御部の止水制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
A 給水制御装置
1 洗面器
2 水栓
3 給水路
4 ラッチ式電磁弁
5 排水路
7 光電センサ
8 給水制御部
10 通電回路
20 充電部
30 制御部
C1 コンデンサ
R1 抵抗

Claims (6)

  1. 給水及び止水を制御するラッチ式電磁弁と、前記ラッチ式電磁弁への通電を行う通電手段と、前記通電手段による前記ラッチ式電磁弁への通電時間を制御する制御手段と、を備えた給水制御装置において、
    前記通電手段への電力を供給するコンデンサと、前記コンデンサの電圧を測定する電圧測定手段と、前記コンデンサへ充電電流を供給する充電手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記通電手段による前記ラッチ式電磁弁への通電が終了してから、前記コンデンサが前記充電手段によって充電されて前記電圧測定手段の出力が所定電圧になる回復時間を計測し、この回復時間に応じて前記通電時間を設定することを特徴とする給水制御装置。
  2. 前記充電手段は、電源と、この電源と前記コンデンサとの間に接続された抵抗とを備えることを特徴とする請求項1に記載の給水制御装置。
  3. 前記充電手段は、電源と、この電源と前記コンデンサとの間に接続された定電流回路とを備えることを特徴とする請求項1に記載の給水制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記電圧測定手段の出力が特定の電圧になるまで前記通電手段による前記ラッチ式電磁弁への通電を行わせ、その後、前記コンデンサが前記充電手段によって充電されて前記電圧測定手段の出力が所定電圧になる回復時間を計測し、この回復時間に応じて前記通電時間を設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の給水制御装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記回復時間の測定を前記ラッチ式電磁弁の駆動回数が所定数となる毎に実行する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の給水制御装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記通電時間の設定のための前記ラッチ式電磁弁の駆動を、当該給水制御装置の起動時に行う
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の給水制御装置。
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