JP4760660B2 - 物体ハンドリング装置 - Google Patents

物体ハンドリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4760660B2
JP4760660B2 JP2006285082A JP2006285082A JP4760660B2 JP 4760660 B2 JP4760660 B2 JP 4760660B2 JP 2006285082 A JP2006285082 A JP 2006285082A JP 2006285082 A JP2006285082 A JP 2006285082A JP 4760660 B2 JP4760660 B2 JP 4760660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
rotor
element means
stator
drive control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006285082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008100317A (ja
Inventor
正己 高三
和夫 清木
剛史 小寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2006285082A priority Critical patent/JP4760660B2/ja
Priority to PCT/JP2007/066909 priority patent/WO2008047512A1/ja
Priority to KR1020097007446A priority patent/KR101036115B1/ko
Priority to TW096135032A priority patent/TWI339935B/zh
Publication of JP2008100317A publication Critical patent/JP2008100317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4760660B2 publication Critical patent/JP4760660B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/0009Gripping heads and other end effectors comprising multi-articulated fingers, e.g. resembling a human hand
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/02Gripping heads and other end effectors servo-actuated
    • B25J15/0206Gripping heads and other end effectors servo-actuated comprising articulated grippers
    • B25J15/022Gripping heads and other end effectors servo-actuated comprising articulated grippers actuated by articulated links
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/02Sensing devices
    • B25J19/028Piezoresistive or piezoelectric sensing devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/106Langevin motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/108Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors around multiple axes of rotation, e.g. spherical rotor motors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

この発明は、物体ハンドリング装置に係り、特に物体を把持したり移動したりするロボットハンド等の物体ハンドリング装置に関する。
近年、物体を把持するまたは移動する等のハンドリングを行うことができるロボットハンド等の物体ハンドリング装置が知られている。
例えば、特許文献1に開示されているロボットハンドは、駆動源としてのモータを有しており、このモータの回転力がワイヤを介して複数の関節に伝達されて駆動されることにより指が折り曲げられて物体を把持することができる。
特開2001−277174号公報
しかしながら、一般に、汎用のモータでは、通電を停止すると、回転軸での停止が保持できなくなるものが多く、したがって、特許文献1のロボットハンドにより物体を把持してその状態を保持しようとすると、モータに通電し続ける必要があり、エネルギー消費量が高くなってしまう。
また、停電等によりモータへの通電が停止されると、ロボットハンドの把持力が低下し、ロボットハンドから物体が落下するおそれがある。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、駆動源に通電しなくても物体に対するハンドリングの状態を保持し続けることができる物体ハンドリング装置を提供することを目的とする。
この発明に係る物体ハンドリング装置は、ステータと、予圧手段によりステータに加圧接触されるロータと、ステータに連結される圧電素子手段とを有する振動アクチュエータと、圧電素子手段に通電してステータを振動させることによりロータを回転させて物体をハンドリングするための駆動制御部とを備え、圧電素子手段への通電の停止時に、予圧手段による加圧によりロータの回転が防止されてロータの前記物体に対するハンドリングの状態が保持され、駆動制御部は、圧電素子手段への通電の停止時に、圧電素子手段の電圧を測定することにより、圧電素子手段にかかる応力を検出し、所定値以上の応力を検出した際には、圧電素子手段に通電することによりロータに回転トルクを与えてロータの物体に対するハンドリングの状態を保持するものである。
駆動制御部は、圧電素子手段でアクチュエータを駆動することができるだけでなく、圧電素子手段の電圧を測定することにより応力及び温度を検出することもできる。特に、振動アクチュエータの圧電素子手段への通電停止時にこの圧電素子手段の電圧を測定することにより、応力及び温度を精度よく検出することができる。
また、駆動制御部は、振動アクチュエータの圧電素子手段への通電及び通電停止を交互に連続して行ってもよい。
振動アクチュエータのロータに連結されてこのロータの回転により駆動される関節機構をさらに備え、振動アクチュエータの圧電素子手段に通電してロータを回転させることにより関節機構が物体をハンドリングするように構成することもできる。
また、振動アクチュエータの圧電素子手段は、互いに積層された複数の圧電素子板を有し、駆動制御部は、圧電素子手段に通電してステータを振動させることによりステータとロータの接触部分に楕円または円運動を発生させてロータを複数の軸回りに回転させると共に、圧電素子手段の少なくとも1つの圧電素子板の電圧を測定することにより、この圧電素子手段にかかる応力を検出するように構成することもできる。
この発明によれば、駆動源に通電しなくても物体に対するハンドリングの状態を保持し続けることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、この発明の実施の形態に係る物体ハンドリング装置の一部が破断した斜視図を示す。この物体ハンドリング装置は、例えばロボットハンドの1本の指を構成するものであり、駆動源としての振動アクチュエータAを有している。この振動アクチュエータAでは、基部ブロック1とステータ2との間に圧電素子手段3が配置されると共に、ステータ2に設けられた凹部内に球体状のロータ4が回転自在に収容されている。また、圧電素子手段3には、この圧電素子手段3の駆動を制御するための駆動制御部Tが接続されており、駆動制御部Tを用いて圧電素子手段3を駆動することによりステータ2を振動させてロータ4を複数の軸回りに回転することできるように構成されている。
また、この物体ハンドリング装置は、振動アクチュエータAのロータ4を第1関節としてこのロータ4の回転により駆動される関節機構を有している。関節機構は、その基端がロータ4に固定されると共にロータ4の表面からロータ4の径方向外方に向かって直線状に延びる出力軸部材5を有しており、出力軸部材5の先端に第1の傘歯歯車6が固定されている。出力軸部材5の外周部には、環状の2つのプレート7がそれぞれ出力軸部材5に対して回転自在に配置されると共に、これらのプレート7の外周部にはほぼ筒状の第1節Bが固定されており、第1節Bの内部に2つのプレート7、出力軸部材5の一部及び第1の傘歯歯車6が収容されている。
第1節Bの先端には、第2関節の軸S1を介してほぼ筒状の第2節Cが傾動可能に連結されている。第2節Cの先端には、第3関節の軸S2を介してほぼ筒状の第3節Dが傾動可能に連結されており、第3節Dの先端は半球形状に形成されている。
出力軸部材5の先端に位置する第1の傘歯歯車6には、第2関節の軸S1上で第2節Cの基端部に固定される第2の傘歯歯車8が噛合されている。また、第1の傘歯歯車6には、この第2の傘歯歯車8に対向するように配置される第3の傘歯歯車9が噛合されており、これら第2の傘歯歯車8と第3の傘歯歯車9とは互いに独立して第2関節の軸S1の回りに回転可能に配置されている。また、第3の傘歯歯車9には第4の傘歯歯車10が噛合されており、この第4の傘歯歯車10には第5の傘歯歯車11が一体に形成されている。第5の傘歯歯車11には、第3関節の軸S2上で第3節Dの基端部に固定される第6の傘歯歯車12が噛合されている。
第2〜第5の傘歯歯車8〜11は第2節Cの内部に収容されており、第2節Cの内面に取り付けられた軸受け13により第4の傘歯歯車10及び第5の傘歯歯車11の軸が回転自在に支持されている。また、第6の傘歯歯車12は第3節Dの内部に収容されている。
第1の保持部材14により、第1節Bはステータ2に対して傾動可能に且つその軸回りに回転しないように保持されている。また、第2の保持部材15により、第2節Cは第1節Bに対して傾動可能に且つその軸回りに回転しないように保持されると共に、第2節Cに固定された第2の傘歯歯車8が第1の傘歯歯車6に噛合し、第3の傘歯歯車9が第1の傘歯歯車6及び第4の傘歯歯車10にそれぞれ噛合した状態が維持される。さらに、第3の保持部材16により、第3節Dは第2節Cに対して傾動可能に且つその軸回りに回転しないように保持されると共に、第3節Dに固定されている第6の傘歯歯車12が第5の傘歯歯車11に噛合した状態が維持される。これら第1〜第3の保持部材14〜16により第1節B、第2節C及び第3節Dは振動アクチュエータAから外れないように保持されている。
なお、第2関節の軸S1は出力軸部材5に対して垂直に配置されると共に、第3関節の軸S2は、第2関節の軸S1に平行であると共に第4の傘歯歯車10及び第5の傘歯歯車11の軸に垂直に配置されている。
次に、図2に示されるように、振動アクチュエータAは、超音波振動によりロータ4を回転させる超音波アクチュエータから構成されている。基部ブロック1とステータ2との間に円筒状の圧電素子手段3が挟持されると共に、基部ブロック1とステータ2とが圧電素子手段3内に通された連結ボルト17を介して互いに連結されることにより、振動アクチュエータA全体としてほぼ円柱状の外形を有している。ここで、説明の便宜上、基部ブロック1からステータ2へと向かう円柱状の外形の中心軸をZ軸と規定し、Z軸に対して垂直方向にX軸が、Z軸及びX軸に対して垂直にY軸がそれぞれ延びているものとする。
圧電素子手段3は、それぞれXY平面上に位置し且つ互いに重ね合わされた平板状の第1〜第3の圧電素子部31〜33を有しており、これら第1〜第3の圧電素子部31〜33はそれぞれ駆動制御部Tに接続されている。
ステータ2には、圧電素子手段3に接する面とは反対側に凹部18が形成されており、この凹部18内に球体状のロータ4が収容されている。凹部18は、ロータ4の直径より小さな内径を有する小径部19と、ロータ4の直径より大きな内径を有する大径部20とからなり、これら小径部19と大径部20との境界部にXY平面上に位置する環状の段差21が形成されている。ロータ4は、凹部18内の段差21に当接することにより回転自在に支持されている。
なお、ロータ4は図示しない予圧手段によりステータ2に対して所定の圧力で加圧接触されている。
図3に示されるように、第1〜第3の圧電素子部31〜33は絶縁シート34〜37を介してステータ2及び基部ブロック1から、また互いに絶縁された状態で配置されている。圧電素子手段3の第1の圧電素子部31は、電極板38、圧電素子板39、電極板40、圧電素子板41及び電極板42が順次重ね合わされた構造を有している。同様に、第2の圧電素子部32は、電極板43、圧電素子板44、電極板45、圧電素子板46及び電極板47が順次重ね合わされた構造を有し、第3の圧電素子部33は、電極板48、圧電素子板49、電極板50、圧電素子板51及び電極板52が順次重ね合わされた構造を有している。
図4に示されるように、第1の圧電素子部31の一対の圧電素子板39及び41は、Y軸方向に2分割された部分が互いに逆極性を有してそれぞれZ軸方向(厚み方向)に膨張と収縮の反対の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板39と圧電素子板41は互いに裏返しに配置されている。
第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板44及び46は、2分割されることなく全体がZ軸方向(厚み方向)に膨張あるいは収縮の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板44と圧電素子板46は互いに裏返しに配置されている。
第3の圧電素子部33の一対の圧電素子板49及び51は、X軸方向に2分割された部分が互いに逆極性を有してそれぞれZ軸方向(厚み方向)に膨張と収縮の反対の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板49と圧電素子板51は互いに裏返しに配置されている。
これら第1〜第3の圧電素子部31〜33の6枚の圧電素子板39,41,44,46,49,51はそれぞれ駆動制御部Tから通電されることにより振動を生じてステータ2を振動させるように構成されている。
図5に示されるように、第1の圧電素子部31の積層方向の一端部に位置する電極板38は、圧電素子板39の2分割された部分P1a及びP2aにそれぞれ対応してY軸方向に沿って2つの部分E1a及びE2aに分割されている。同様に、第1の圧電素子部31の積層方向の他端部に配置されている電極板42も、圧電素子板41の2分割された部分P1b及びP2bにそれぞれ対応してY軸方向に沿って2つの部分E1b及びE2bに分割されている。これらの電極板38の2つの部分E1a及びE2aと、電極板42の2つの部分E1b及びE2bとからそれぞれ端子が引き出されて駆動制御部Tに接続されている。第1の圧電素子部31の積層方向の中間部に位置する電極板40は、2つに分割されることなく、電気的に接地されている。
ここで、駆動制御部Tから圧電素子手段3への通電が停止されている際に、圧電素子手段3にY方向の応力fが作用すると共に温度がtだけ上昇したとき、応力fに起因して圧電素子板39の2つの部分P1a及びP2aにそれぞれ発生する電圧をVfa、圧電素子板41の2つの部分P1b及びP2bにそれぞれ発生する電圧をVfbとし、温度上昇tに起因して圧電素子板39の2つの部分P1a及びP2aにそれぞれ発生する電圧をVta、圧電素子板41の2つの部分P1b及びP2bにそれぞれ発生する電圧をVtbとすると、駆動制御部Tにより電極板38の2つの部分E1a及びE2aを介してそれぞれ測定される圧電素子板39の2分割された部分P1a及びP2aの電圧V1a及びV2aは、
V1a=Vfa+Vta ・・・(1)
V2a=Vfa−Vta ・・・(2)
となり、また、駆動制御部Tにより電極板42の2つの部分E1b及びE2bを介してそれぞれ測定される圧電素子板41の2分割された部分P1b及びP2bの電圧V1b及びV2bは、
V1b=Vfb+Vtb ・・・(3)
V2b=Vfb−Vtb ・・・(4)
となる。なお、圧電素子板39の2つの部分P1a及びP2aは分極極性が逆であるため、式(1)及び(2)では温度上昇tに起因する電圧Vtaの符号が逆になる。同様に、圧電素子板41の2つの部分P1b及びP2bも分極極性が逆であるため、式(3)及び(4)では温度上昇tに起因する電圧Vtbの符号が逆になる。
式(1)及び(2)から、
Vfa=(1/2)・(V1a+V2a) ・・・(5)
Vta=(1/2)・(V1a−V2a) ・・・(6)
となり、式(3)及び(4)から、
Vfb=(1/2)・(V1b+V2b) ・・・(7)
Vtb=(1/2)・(V1b−V2b) ・・・(8)
となる。そこで、圧電素子板39と圧電素子板41の平均をとって、応力fに起因する電圧Vfと、温度上昇tに起因する電圧Vtは、
Vf=(1/2)・(Vfa+Vfb)
=(1/4)・(V1a+V2a+V1b+V2b) ・・・(9)
Vt=(1/2)・(Vta+Vtb)
=(1/4)・(V1a+V1b−V2a−V2b) ・・・(10)
となる。すなわち、応力fは(V1a+V2a+V1b+V2b)に比例し、温度上昇tは(V1a+V2a−V1b−V2b)に比例する。したがって、圧電素子手段3への通電停止時に、駆動制御部Tは、圧電素子板39の2分割された部分P1a及びP2aに発生する電圧V1a及びV2aと、圧電素子板41の2分割された部分P1b及びP2bに発生する電圧V1b及びV2bをそれぞれ測定することにより、圧電素子手段3に対してY方向に生じる応力fと温度上昇tを検出することができる。
また、図示しないが、第3の圧電素子部33においても、第1の圧電素子部31と同様に、その積層方向の両端部に位置する電極板48及び52がそれぞれ、圧電素子板49及び51の2分割された部分に対応してX軸方向に沿って2つの部分に分割されており、各電極板48及び52の2分割された部分からそれぞれ端子が引き出されて駆動制御部Tに接続されている。また、第3の圧電素子部33の積層方向の中間部に位置する電極板50は、2分割されることなく、電気的に接地されている。
この第3の圧電素子部33においては、圧電素子手段3への通電停止時に、圧電素子板49の2分割された部分に発生する電圧と圧電素子板51の2分割された部分に発生する電圧を駆動制御部Tでそれぞれ測定することにより、圧電素子手段3に対してX方向に生じる応力fと温度上昇tを検出することができる。
また、図6に示されるように、第2の圧電素子部32の3つの電極板43,45,47はいずれも2分割されておらず、第2の圧電素子部32の積層方向の両端部に位置する電極板43及び47からそれぞれ端子が引き出されて駆動制御部Tに接続されている。第2の圧電素子部32の積層方向の中間部に位置する電極板45は電気的に接地されている。
ここで、駆動制御部Tから圧電素子手段3への通電が停止されている際に、圧電素子手段3にZ方向の応力fが生じると共に温度がtだけ上昇したときに、応力fに起因して圧電素子板44及び46にそれぞれ発生する電圧をVf1及びVf2とし、温度上昇tに起因して圧電素子板44及び46にそれぞれ発生する電圧をVt1及びVt2とすると、駆動制御部Tにより電極板43及び47を介してそれぞれ測定される圧電素子板44及び46の電圧V1及びV2は、
V1=Vf1+Vt1 ・・・(11)
V2=Vf2+Vt2 ・・・(12)
となる。ここで、上記のVt1及びVt2を、Y方向あるいはX方向で求めた温度上昇tに起因する電圧Vtと近似すれば、上述の式(11)及び(12)は、
V1=Vf1+Vt
V2=Vf2+Vt
となり、一対の圧電素子板44及び46の平均をとって、応力fに起因する電圧Vfは、
Vf=(1/2)・(Vf1+Vf2)
=(1/2)・(V1+V2−2Vt)
となる。すなわち、応力fは(V1+V2−2Vt)に比例する。したがって、圧電素子手段3への通電停止時に、駆動制御部Tは、一対の圧電素子板44及び46に発生する電圧V1及びV2を測定することにより、圧電素子手段3に対してZ方向に生じる応力fを検出することができる。
なお、第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板44及び46を互いに異なる熱膨張係数を有する材料から形成すれば、これらの圧電素子板44及び46に発生する電圧V1及びV2を測定することにより、応力だけでなく温度も検出することができる。
次に、この発明の実施の形態に係る物体ハンドリング装置の動作について説明する。駆動制御部Tから振動アクチュエータAの第1の圧電素子部31の電極板38及び42にそれぞれステータ2の固有振動数に近い周波数の交流電圧を印加して一対の圧電素子板39及び41に通電すると、これら一対の圧電素子板39及び41の2分割された部分がZ軸方向に膨張と収縮を交互に繰り返し、ステータ2にY軸方向のたわみ振動を発生する。
また、駆動制御部Tから振動アクチュエータAの第2の圧電素子部32の電極板43及び47にそれぞれステータ2の固有振動数に近い周波数の交流電圧を印加して一対の圧電素子板44及び46に通電すると、これら一対の圧電素子板44及び46がZ軸方向に膨張と収縮を繰り返し、ステータ2にZ軸方向の縦振動を発生する。
さらに、駆動制御部Tから振動アクチュエータAの第3の圧電素子部33の電極板48及び52にそれぞれステータ2の固有振動数に近い周波数の交流電圧を印加して一対の圧電素子板49及び51に通電すると、これら一対の圧電素子板49及び51の2分割された部分がZ軸方向に膨張と収縮を交互に繰り返し、ステータ2にX軸方向のたわみ振動を発生する。
なお、駆動制御部Tから第1の圧電素子部31の電極板38及び42に交流電圧を印加するときには、各電極板38及び42の2分割された部分に互いに同じ値の電圧が同時に印加されるように設定されている。同様に、駆動制御部Tから第3の圧電素子部33の電極板48及び52に交流電圧を印加するときにも、各電極板48及び52の2分割された部分に互いに同じ値の電圧が同時に印加されるように設定されている。
上述のように、駆動制御部Tにより振動アクチュエータAの圧電素子手段3に通電することで、第1の圧電素子部31によるY軸方向のたわみ振動、第2の圧電素子部32によるZ軸方向の縦振動、及び第3の圧電素子部33によるX軸方向のたわみ振動のうち2つまたは3つ全てを組み合わせた複合振動を発生させて、ステータ2の段差21に楕円振動を形成することにより、ロータ4を3次元方向に自由に回転駆動することができる。
ここで、振動アクチュエータAのロータ4を回転させて出力軸部材5をステータ2に対して傾動させると、出力軸部材5の傾動に伴って第1節B、第2節C及び第3節Dが互いの相対姿勢を保持したままステータ2に対し傾動される。
また、振動アクチュエータAのロータ4を回転させて出力軸部材5をそれ自身の軸回りに回転させると、出力軸部材5と共に第1の傘歯歯車6が回転する。この第1の傘歯歯車6が回転に伴って、第2の傘歯歯車8が第2関節の軸S1の回りに回転することにより第2節Cが第1節Bに対し傾動されると共に、第3〜第5の傘歯歯車9〜11を介して第6の傘歯歯車12が第3関節の軸S2の回りに第2の傘歯歯車8と同一方向に回転することにより第3節Dが第2節Cに対し傾動される。
なお、ロータ4を回転させて出力軸部材5のステータ2に対する傾動と出力軸部材5の軸回りの回転を同時に行うと、第1節Bがステータ2に対し傾動されながら、第1節Bに対し第2節Cが、また、第2節Cに対し第3節Dがそれぞれ傾動される。
このように、駆動制御部Tにより振動アクチュエータAの圧電素子手段3に通電してロータ4を回転させることで、関節機構の第1節B、第2節C及び第3節Dをそれぞれ傾動させることができ、この関節機構を用いて物体を移動させたり、物体を把持したりすることができる。すなわち、関節機構により物体をハンドリングすることができる。
ここで、例えば図7に示されるような物体Mを関節機構により把持し、その状態を保持しようとするときには、駆動制御部Tから振動アクチュエータAの圧電素子手段3への通電を停止する。このように通電を停止しても、振動アクチュエータAのロータ4は図示しない予圧手段により所定の圧力でステータ2に加圧接触されているため、ロータ4とステータ2との間の静止トルクによりステータ2に対するロータ4の回転が防止されることとなる。その結果、ステータ2、関節機構の第1節B、第2節C及び第3節Dの相対姿勢がそのままの状態に保持され、これにより、関節機構で物体Mを把持した状態を保持することができる。このように、駆動制御部Tから圧電素子手段3への通電を停止することで、関節機構による物体Mのハンドリングの状態が保持される。
したがって、関節機構で物体Mを把持した状態を保持するために、振動アクチュエータAに通電し続ける必要はなく、これによりエネルギー消費量の低減を図ることができる。また、駆動制御部Tから圧電素子手段3への通電を停止することにより関節機構のそのときの状態が保持されるため、関節機構により物体Mが把持されているときに停電等により駆動制御部Tから圧電素子手段3への通電が突然に停止されても、物体Mを把持し続けることができ、関節機構から物体Mが落下することを防止することが可能である。
また、上述のように駆動制御部Tから圧電素子手段3への通電を停止したときでも、駆動制御部Tはオン状態のままにされ、駆動制御部Tは、圧電素子手段3の第1〜第3の圧電素子部31〜33の6枚の圧電素子板39,41,44,46,49,51の電圧をそれぞれ測定することにより、圧電素子手段3に対するX,Y,Z方向の応力及び温度を検出する。
例えば、関節機構あるいはこの関節機構により把持されている物体Mに対し外力が作用して、関節機構からロータ4及びステータ2を介して圧電素子手段3に応力が生じると、そのとき圧電素子板に発生する電圧が駆動制御部Tで測定されることにより応力が検出される。ここで、検出した応力が所定値以上であると、駆動制御部Tは、この応力の方向に対応する圧電素子手段3の圧電素子板に通電してロータ4に回転トルクを与えることにより、このときの関節機構による物体Mのハンドリングの状態を保持する。したがって、関節機構で物体Mを把持しているときに関節機構または物体Mに外力が作用しても、物体Mを落下せずに把持し続けることができる。
このように、応力の検出及び応力に対するハンドリング制御をこの物体ハンドリング装置自身により自動で行うことができる。
また、駆動制御部Tは、圧電素子手段3への通電停止時にもオン状態に保たれると共に、振動アクチュエータAは通電時の応答性に優れているため、駆動制御部Tは、所定値以上の応力を検出したときに圧電素子手段3に通電して即時に振動アクチュエータAを駆動することにより、物体を関節機構で把持した状態を保持することができる。
圧電素子手段3の圧電素子板39,41,44,46,49,51を応力センサ及び温度センサとして兼用して応力及び温度を検出することができるため、応力センサや温度センサを新たに設ける必要がなく、したがって、この物体ハンドリング装置の構造の簡素化及び小型化が実現される共に製造コストを低減することができる。
このような物体ハンドリング装置は、ロボットハンドの指だけでなく、ロボットの脚のように、複数の関節を有する各種の部分に適用することができる。
なお、駆動制御部Tは、圧電素子手段3への通電及び通電停止を交互に連続して行って応力及び温度の検出と振動アクチュエータAの駆動とを交互に行うこともできる。
また、ブリッジ回路を構成する等により、応力及び温度の検出と振動アクチュエータAの駆動とを同時に行うこともでき、これにより、関節機構による物体のハンドリングを高精度に行うことができる。この場合に、検出される応力は、駆動により発生する力と実際にハンドリングでかかる応力とが合成された力である。
また、上述の実施の形態において、振動アクチュエータAは、圧電素子手段3の圧電素子板39,41,44,46,49,51とは別に、センサとして用いられるセンサ用圧電素子板を有し、このセンサ用圧電素子板を圧電素子手段3の圧電素子板と積層して配置すると共に、圧電素子手段3への通電時でもこのセンサ用圧電素子板には通電されないように構成することもできる。このように構成すれば、圧電素子手段3に通電して振動アクチュエータAを駆動しているときでも駆動制御部Tはセンサ用圧電素子板の電圧を測定することにより応力及び温度を検出することができる。
なお、物体をハンドリングする際に、圧電素子手段3による駆動力では足りない場合に、駆動制御部Tはセンサ用圧電素子にも通電して、圧電素子手段3の圧電素子板とセンサ用圧電素子の双方の駆動力により振動アクチュエータAを駆動することができる。
なお、上述の実施の形態における関節装置は、互いに連結された複数の傘歯歯車を有していたが、これに限定されるものではなく、各種のリンク機構またはワイヤ接続などを有してロータ4の回転により複数の関節を駆動する関節機構も用いることができる。
また、上述の実施の形態では、3つの関節を有する関節機構を用いたが、2つ以下の関節、または4つ以上の関節を有する関節機構を振動アクチュエータAのロータ4の回転により駆動して物体をハンドリングするように構成することもできる。
また、関節機構を用いる代わりに、ロータ4に連結されてこのロータ4の回転により駆動されることにより物体をハンドリングする各種の機構を用いることもできる。
また、ロータ4により直接に物体をハンドリングする物体ハンドリング装置を構成することもできる。
なお、上記の実施の形態の振動アクチュエータAでは、ステ―タ2とロータ4との接触は段差21であったが、この構成に限らない。楕円運動が伝達できれば平面で接触するようにしても曲面で接触しても良いし、環状でなくてもよい。
また、上記の実施の形態において、Z軸方向の縦振動、Y軸方向またはX軸方向のたわみ振動の代わりに、互いに直交しない複数の振動を組み合わせた複合振動を発生させてロータ4を回転させることもできる。
また、ステータ2とロータ4との接触部分に楕円運動を発生させていたが、各軸方向の振幅を制御することで円運動を発生させても良い。
なお、上記の実施の形態では、X軸方向のたわみ振動、Y軸方向のたわみ振動、Z軸方向の縦振動をそれぞれ別の圧電素子部で発生させ、振動を合成させて複合振動を発生させていたが、一つの圧電素子部を複数に分極し、各分極電極に印加する電圧を個別にコントロールしても良い。すなわち位相、振幅などの異なる交流電圧を合成した電圧を各分極電極に印加して単一の圧電素子部で複合振動を発生させても良い。
圧電素子手段3は、通電時にはステータ2を振動させてロータ4を回転させ、非通電時には応力及び温度のセンサとして用いることができる1枚の圧電素子板のみを有するものでもよい。
また、板状の圧電素子に限らず、各種の形状の圧電素子を用いることもできる。
なお、上記の実施の形態では、ロータ4が球体状であり、圧電素子手段3によりステータ2を振動させてロータ4を複数の軸回りに回転させる多自由度の振動アクチュエータを用いたが、その代わりに、ロータを単一の軸の回りに回転させる1自由度の振動アクチュエータも用いることができる。
また、球体状のロータ4の代わりに、環状のロータを用いることもできる。
この発明の実施の形態に係る物体ハンドリング装置を示す一部破断斜視図である。 実施の形態における振動アクチュエータ及び駆動制御部を示す断面図である。 実施の形態で用いられた圧電素子手段の構成を示す部分断面図である。 実施の形態で用いられた圧電素子手段の3対の圧電素子板の分極方向を示す斜視図である。 実施の形態における第1の圧電素子部の構成を示す斜視図である。 実施の形態における第2の圧電素子部の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態に係る物体ハンドリング装置により物体を把持した様子を示す斜視図である。
符号の説明
1 基部ブロック、2 ステータ、3 圧電素子手段、4 ロータ、5 出力軸部材、6,8〜12 第1〜第6の傘歯歯車、7 プレート、13 軸受け、14〜16 第1〜第3の保持部材、18 凹部、21 角部、31〜33 第1〜第3の圧電素子部、34〜37 絶縁シート、38,40,42,43,45,47,48,50,52 電極板、39,41,44,46,49,51 圧電素子板、A 振動アクチュエータ、B 第1節、C 第2節、D 第3節、M 物体、T 駆動制御部。

Claims (6)

  1. ステータと、予圧手段により前記ステータに加圧接触されるロータと、前記ステータに連結される圧電素子手段とを有する振動アクチュエータと、
    前記圧電素子手段に通電して前記ステータを振動させることにより前記ロータを回転させて物体をハンドリングするための駆動制御部と
    を備え、前記圧電素子手段への通電の停止時に、前記予圧手段による加圧により前記ロータの回転が防止されて前記ロータの前記物体に対するハンドリングの状態が保持され、
    前記駆動制御部は、前記圧電素子手段への通電の停止時に、前記圧電素子手段の電圧を測定することにより、前記圧電素子手段にかかる応力を検出し、所定値以上の応力を検出した際には、前記圧電素子手段に通電することにより前記ロータに回転トルクを与えて前記ロータの前記物体に対するハンドリングの状態を保持することを特徴とする物体ハンドリング装置。
  2. 前記駆動制御部は、前記圧電素子手段の電圧を測定することにより温度も検出する請求項1に記載の物体ハンドリング装置。
  3. 前記駆動制御部は、前記圧電素子手段への通電停止時に前記圧電素子手段の電圧を測定することにより温度も検出する請求項2に記載の物体ハンドリング装置。
  4. 前記駆動制御部は、前記圧電素子手段への通電及び通電停止を交互に連続して行う請求項1〜3のいずれか一項に記載の物体ハンドリング装置。
  5. 前記ロータに連結されて前記ロータの回転により駆動される関節機構をさらに備え、前記圧電素子手段に通電して前記ロータを回転させることにより前記関節機構が前記物体をハンドリングする請求項1〜4のいずれか一項に記載の物体ハンドリング装置。
  6. 前記圧電素子手段は、互いに積層された複数の圧電素子板を有し、前記駆動制御部は、前記圧電素子手段に通電して前記ステータを振動させることにより前記ステータと前記ロータの接触部分に楕円または円運動を発生させて前記ロータを複数の軸回りに回転させると共に、前記圧電素子手段への通電停止時に、前記圧電素子手段の少なくとも1つの圧電素子板の電圧を測定することにより、前記圧電素子手段にかかる応力を検出する請求項1〜5のいずれか一項に記載の物体ハンドリング装置。
JP2006285082A 2006-10-19 2006-10-19 物体ハンドリング装置 Expired - Fee Related JP4760660B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006285082A JP4760660B2 (ja) 2006-10-19 2006-10-19 物体ハンドリング装置
PCT/JP2007/066909 WO2008047512A1 (fr) 2006-10-19 2007-08-30 Dispositif de manipulation d'objet
KR1020097007446A KR101036115B1 (ko) 2006-10-19 2007-08-30 물체 핸들링 장치
TW096135032A TWI339935B (en) 2006-10-19 2007-09-20 Device for handling object

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006285082A JP4760660B2 (ja) 2006-10-19 2006-10-19 物体ハンドリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008100317A JP2008100317A (ja) 2008-05-01
JP4760660B2 true JP4760660B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=39313763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006285082A Expired - Fee Related JP4760660B2 (ja) 2006-10-19 2006-10-19 物体ハンドリング装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4760660B2 (ja)
KR (1) KR101036115B1 (ja)
TW (1) TWI339935B (ja)
WO (1) WO2008047512A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5045577B2 (ja) * 2008-06-26 2012-10-10 株式会社豊田自動織機 ロボットハンド機構、ロボットハンド機構を備えたロボット及びロボットハンド機構の制御方法
KR20110009705A (ko) * 2008-07-17 2011-01-28 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 진동 액추에이터
CN106514699B (zh) * 2016-12-08 2018-11-20 南京航空航天大学 一种三自由度机器手关节及其工作方式

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683980B2 (ja) * 1989-09-04 1994-10-26 工業技術院長 ロボット用ハンド
JPH09109081A (ja) * 1995-10-11 1997-04-28 Canon Inc 把持装置および把持力発生方法
JPH10277983A (ja) * 1997-04-08 1998-10-20 Canon Inc ロボットハンド
JP3871293B2 (ja) * 1999-03-10 2007-01-24 学校法人慶應義塾 ハンド又はマニピュレータによる物体把持制御方法
JP2002264065A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Yaskawa Electric Corp ウエハ搬送ロボット

Also Published As

Publication number Publication date
TWI339935B (en) 2011-04-01
JP2008100317A (ja) 2008-05-01
TW200826467A (en) 2008-06-16
WO2008047512A1 (fr) 2008-04-24
KR20090064573A (ko) 2009-06-19
KR101036115B1 (ko) 2011-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7151166B2 (ja) 把持装置およびロボット
WO2009102088A1 (en) Device for generating stiffness and method for controling stiffness and joint of robot manipulator comprising the same
WO2010007837A1 (ja) 振動アクチュエータ
TWI314810B (en) Ultrasonic motor
JP2009136939A (ja) ロボットハンド
JP4760660B2 (ja) 物体ハンドリング装置
JP4780770B2 (ja) 振動アクチュエータ
JP2005081538A (ja) マニピュレータおよびこれを備えた装置
Takemura et al. Characteristics of an ultrasonic motor capable of generating a multi-degrees of freedom motion
TW200814507A (en) Oscillation actuator
JP4888375B2 (ja) ロボットハンド
JP4327620B2 (ja) 多自由度超音波モータ及び予圧装置
JP2010259193A (ja) 駆動装置及びロボット装置
JP2016082835A (ja) 圧電駆動装置、指アシスト装置及びロボット
JP2008221345A (ja) ロボットハンド
JP6413618B2 (ja) 指関節駆動装置
JP4998244B2 (ja) 振動アクチュエータ及びその制御方法ならびにロボットハンド
US11888416B2 (en) Piezoelectric drive device and robot
JPH065992B2 (ja) 多軸型圧電モ−タ
JP4654884B2 (ja) 多自由度超音波モータ
JP2009044815A (ja) 振動アクチュエータ
JP4650221B2 (ja) 多自由度超音波モータ
JP2008199696A (ja) 振動アクチュエータ
Zhang et al. Two-joint robot finger design based on multi-degree-of-freedom ultrasonic motors
JP2022113263A (ja) ロボット及びエンドエフェクター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees