JP4760470B2 - 面状発熱体 - Google Patents

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    • H05B2203/006Heaters using a particular layout for the resistive material or resistive elements using interdigitated electrodes

Description

本発明は、床に配設して床面全体を暖めるような暖房ヒータとして、広範囲の部分に配設しやすいように構成した薄くて長尺の面状発熱体に関するものである。
従来、この種の面状発熱体の発熱部には、ベースポリマーと、カーボンブラック、金属粉末、グラファイトなどの導電性物質を溶媒に分散して、特にベースポリマーとして結晶性樹脂を用いてPTC特性を持たせたものがある(例えば、特許文献1、2、3参照)。
図4は従来のPTC特性を持たせた面状発熱体の平面図で、図5は図4の要部の拡大平面図、図6は面状発熱体の張り合わせ時の概略構成断面図である。図4に示したように、面状発熱体50は、ポリエステルシートなどの電気絶縁性の基材51の上面における外側部に、導電性ペーストを印刷・乾燥して得られる正と負になる幅の広い一対の主電極52、53及び主電極52、53より対向する電極53、52に向って交互に導出した幅の細い多数の枝電極52a、53aと、枝電極52a、53aより給電されるように、枝電極52a、53aの上及び基材51の上面に重ねて高分子抵抗体インクを印刷・乾燥して得られる高分子抵抗体54を設け、さらに基材51と同様の材質の被覆材55で主電極52、53、枝電極52a、53a及び高分子抵抗体54を被覆して保護する構成としたものである。そして、高分子抵抗体54は多数の枝電極52a、53aより給電されることで電流が流れ、発熱する。
基材51及び被覆材55としてポリエステルフィルムを用いる場合には被覆材55に例えばポリエチレン系の熱融着性樹脂(図示せず)を予め接着しておき、熱を与えながら加圧する(熱時加圧)ことにより、基材51と被覆材55とを熱融着性樹脂を介して接合される。これにより、主電極52、53、その枝電極52a、53a及び高分子抵抗体54は外界から隔離され、長期信頼性を付与されるのである。
前記した熱時加圧の手段としては、図6に被覆材55を貼り合わせる際の概略構成断面図を示したが、矢印方向へ回転する2本の加熱ロール56、57からなるラミネーター58が一般的である。PTC特性とは、温度上昇によって抵抗値が上昇し、ある温度に達すると抵抗値が急激に増加する抵抗温度特性(抵抗が正の温度係数を有する意味の英語 Positive Temperature Coefficient の頭文字を取っている)を意味しており、PTC特性を有する高分子抵抗体54は、自己温度調節機能を有する面状発熱体を提供できる。
特開昭56−13689号公報 特開平6−96843号公報 特開平8−120182号公報
上記従来の面状発熱体50では、長尺のものを作成しようとすると、印刷の版が大きくなるために、どうしても所定の長さの版を作成し、印刷の端部を重ね印刷して継ぎ足し連結する必要があり、そうすると、重ね印刷部分はその重ね代がばらついたり、また重ねた部分の高分子抵抗体54の膜厚が厚くなることにより、抵抗値が低くなり発熱温度がばらつき、特に所定温度より高くなり不安全になることを考慮して、主電極のみを重ねて複数枚の面状発熱体を電気的に接続する方法がとられていた。このとき、連結部に隣接する枝電極は、交互に配設するため異極となり、重ね代がばらつき短絡による異常発熱やマイグ
レーション等の心配があり、そのため、継ぎ足す面状発熱体の間隔を広くとる必要があり、そうするとその部分は発熱しないため、温度が低くなってしまう課題があった。
また、面状発熱体50は、所定の長さの版を作成し、印刷の端部を重ね印刷して継ぎ足し連結するため、長さは印刷の重ね数に版の長さを掛け合わせそれから重ね代を差し引いたものとなり、面状発熱体50の長さの調整が難しく、面状発熱体50を様々の長さに対応するために、様々の長さに印刷の版を用意しなければならないという課題があった。
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、長尺の面状発熱体の様々の長さに対応しやすいようにするとともに、連結部の無発熱部の範囲をできるだけ小さくすることができるようにすることにある。
上記課題を解決するために、ロール状の電気絶縁性基材をロール状に巻き取りながら連続的にスクリーン印刷により形成し、巻き取り方向に略平行で対向するように配設した対となる第1主電極と、それぞれの第1主電極から交互に対向する主電極に向かって配設した櫛形形状の第1枝電極からなる電極と、前記電極に重ねてスクリーン印刷し、前記電極より給電され発熱する高分子抵抗体と、前記電極および高分子抵抗体を覆い、前記電気絶縁性基材と密着させた被覆材とを備え、前記スクリーン印刷はロール状の電気絶縁性基材をロール状に巻き取りながら連続的に電極及び高分子抵抗体をスクリーン印刷で形成する連続スクリーン印刷方式とするとともに、スクリーン印刷の少なくとも主電極の後部と次に印刷される主電極の前部の一部を重ねて連結し、連結部は高分子抵抗体を重ねないように隙間を設け、かつ、前記連結部を挟むように第1主電極から交互に対向する第1主電極に向かって一対の第2主電極を配設し、さらに前記第2主電極から交互に対向する第2主電極に向かって櫛形形状の第2枝電極を配設したものである。
上記した構成において、連結部を挟むように第1主電極から交互に対向する第1主電極に向かって一対の第2主電極を配設し、さらに前記第2主電極から交互に対向する第2主電極に向かって櫛形形状の第2枝電極を配設してあるので、第2枝電極が第1主電極と平行に配設され、面状発熱体を連結される方向と一致するようになる。そして、この第2枝電極上を連結部として、第2枝電極上に高分子抵抗体を重ねないように隙間を設けることで、第2枝電極間に直交するように高分子抵抗体の隙間は位置するため、第2枝電極間の高分子抵抗体はすべて発熱部として機能し、第2枝電極間の重ね代を調整することで、長尺の面状発熱体の様々の長さに対応しやすくすることができるようになる。また、連結部の高分子抵抗体は隙間を設ければよいだけなので、高分子抵抗体の印刷設定の自由度は増し、連結部の無発熱部の範囲をできるだけ小さくすることができる。
本発明の面状発熱体は、第2枝電極間の重ね代を調整することで、長尺の面状発熱体の様々の長さに対応しやすくすることができるようになるとともに、連結部の高分子抵抗体は隙間を設ければよいだけなので、高分子抵抗体の印刷設定の自由度は増し、連結部の無発熱部の範囲をできるだけ小さくすることができ、様々な寸法の長尺の面状発熱体に設計的に対応しやすく暖房感の向上させることのできる面状発熱体を提供できる。
第1の発明は、ロール状の電気絶縁性基材をロール状に巻き取りながら連続的にスクリーン印刷により形成し、巻き取り方向に略平行で対向するように配設した対となる第1主電極と、それぞれの第1主電極から交互に対向する主電極に向かって配設した櫛形形状の第1枝電極からなる電極と、前記電極に重ねてスクリーン印刷し、前記電極より給電され発熱する高分子抵抗体と、前記電極および高分子抵抗体を覆い、前記電気絶縁性基材と密
着させた被覆材とを備え、前記スクリーン印刷はロール状の電気絶縁性基材をロール状に巻き取りながら連続的に電極及び高分子抵抗体をスクリーン印刷で形成する連続スクリーン印刷方式とするとともに、スクリーン印刷の少なくとも主電極の後部と次に印刷される主電極の前部の一部を重ねて連結し、連結部は高分子抵抗体を重ねないように隙間を設け、かつ、前記連結部を挟むように第1主電極から交互に対向する第1主電極に向かって一対の第2主電極を配設し、さらに前記第2主電極から交互に対向する第2主電極に向かって櫛形形状の第2枝電極を配設したものである。
そして、連結部を挟むように第1主電極から交互に対向する第1主電極に向かって一対の第2主電極を配設し、さらに前記第2主電極から交互に対向する第2主電極に向かって櫛形形状の第2枝電極を配設してあるので、第2枝電極が第1主電極と平行に配設され、面状発熱体を連結される方向と一致するようになる。そして、この第2枝電極上を連結部として、第2枝電極上に高分子抵抗体を重ねないように隙間を設けることで、第2枝電極間に直交するように高分子抵抗体の隙間は位置するため、第2枝電極間の高分子抵抗体はすべて発熱部として機能し、第2枝電極間の重ね代を調整することで、長尺の面状発熱体の様々の長さに対応しやすくすることができるようになる。また、連結部の高分子抵抗体は隙間を設ければよいだけなので、高分子抵抗体の印刷設定の自由度は増し、連結部の無発熱部の範囲をできるだけ小さくすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の第1枝電極の電極間距離よりも第2枝電極の電極間距離を同等あるいはそれよりも長くした構成としてある。
そして、発熱部の温度は枝電極間の抵抗値即ち電極間距離に反比例し、第1枝電極の電極間距離よりも第2枝電極の電極間距離を同等あるいはそれよりも長くしてあるので、連結部の温度は、第2枝電極に形成される発熱部は第1枝電極に形成される発熱部より同等あるいはそれよりも低くなり、連結部の発熱部が所定温度より高くなり不安全になる心配がなくなる。
第3の発明は、特に、第1の発明から第2の発明の第2主電極の電極間幅を第1枝電極の電極間幅よりも広く、第1主電極の電極間幅よりも狭くした構成としてある。
そして、第2主電極の電極間幅を第1枝電極の電極間幅よりも広くしてあるので、第2枝電極で形成される発熱部に供給される電流量が第2主電極より十分供給することができるようになり、第2枝電極に形成される発熱部の温度を保つことができるようになる。また、第1主電極の電極間幅よりも狭くしてあるので、第2主電極で供給できる最大電流量は第1主電極の電極間幅で規制されるので、第2主電極の電極間幅を不要に幅広くするしなくて済み、無駄な電極幅がなくなることにより、コストが削減されるとともに、発熱部の減少も削減できるようになる。
第4の発明は、特に、第1の発明から第2の発明の印刷条件検知手段は、前記連結部近傍を覆うように、被覆材の上面にアルミテープ等の均熱手段を配設した構成としてある。
そして、連結部近傍を覆うように、被覆材の上面にアルミテープ等の均熱手段を配設してあるので、連結部の前後の発熱部分より、均熱手段で伝熱させて、連結部の無発熱部の範囲での温度低下を減少させることができるようになる。
なお、本発明は本実施の形態により限定されるものではない。また、本実施の形態の説明において、同一構成並びに作用効果を奏するところには同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における面状発熱体の概略構成図を示し、図1は要部斜視図、図2は要部平面図、図3は同面状発熱体の印刷時の工程概略図である。
図1において、面状発熱体1は、ポリエステルフィルム等の薄肉のロール状の電気絶縁性基材2の上面に銀ペーストの印刷・乾燥により形成した一対(電気的に正側と負側)の電極3と、電極3に重なるように高分子抵抗体インクを印刷・乾燥により形成した高分子抵抗体としての高分子抵抗体4を有している。そして、上記電極3、高分子抵抗体4、及び電気絶縁性基材2と接着性を有するアクリル系接着剤等の接着性樹脂層(図示せず)を予め形成されたポリエステルフィルム等の薄肉の電気絶縁性の被覆材5を貼り合わせて面状発熱体1が形成される。
電極3は、相対向するように幅の広い一対(直流電源の正側と負側に対応)の第1主電極3a、3bを面状発熱体1の長手方向の外側部に沿って配設され、それぞれの第1主電極3a、3bから交互に相手側の第1主電極3a、3bに向って複数の第1枝電極3c、3dを導出して全体として櫛形形状になっており、これに重なるように配設した高分子抵抗体4に多数の枝電極3c、3dより給電することで、高分子抵抗体4に電流が流れ、発熱する。
ここで、図3に示すように、加工工程の順序としては、まず、ポリエステルフィルム製の電気絶縁性基材2をロール状に巻き取りながら、電気絶縁性基材2上に、スクリーン印刷方向を巻き取り方向と同一方向で連続的に電極3及び高分子抵抗体4をスクリーン印刷で形成する連続スクリーン印刷方式で、銀ペーストの印刷・乾燥により一対の電極3を形成し、この電極3に重なるように高分子抵抗体インクを印刷・乾燥により高分子抵抗体4を形成する。そして、電極3、高分子抵抗体4をその上に形成したロール状の電気絶縁性基材2と被覆材5を連続的に貼り合わせて形成して、複数の発熱体本体部分が完成され、この完成したものを枚様に外形抜きリード線付け等の後処理(図示せず)をして最終製品に仕上げていくようになっていて、これを床材等に組み込んで、広範囲の部分に配設して、床面全体を暖めるような暖房ヒータとして用いられるようにしてある。
ここで、スクリーン印刷の少なくとも主電極3a、3bの後部と次に印刷される主電極
3a、3bの前部の一部を重ねて連結し、この連結部は高分子抵抗体4を重ねないように隙間を設け、かつ、前記連結部を挟むように第1主電極3a、3bから交互に対向する第1主電極3a、3bに向かって一対の第2主電極3e、3fを配設し、さらに前記第2主電極3e、3fから交互に対向する第2主電極3e、3fに向かって櫛形形状の第2枝電極3g、3hを配設してある。また、第1枝電極3c、3dの電極間距離と第2枝電極3g、3hの電極間距離を略同等してあり、第2主電極3e、3fの電極間幅を第1枝電極3c、3dの電極間幅よりも広く、第1主電極3a、3bの電極間幅よりも若干狭くしてあり、さらに、連結部近傍を覆うように、被覆材5の上面にアルミテープ等の均熱手段6を配設してある。
そして、連結部を挟むように第1主電極3a、3bから交互に対向する第1主電極3a、3bに向かって一対の第2主電極3e、3fを配設し、さらに前記第2主電極3e、3fから交互に対向する第2主電極3e、3fに向かって櫛形形状の第2枝電極3g、3hを配設してあるので、第2枝電極3g、3hが第1主電極3a、3bと平行に配設され、面状発熱体を連結される方向と一致するようになる。そして、この第2枝電極3g、3h上を連結部として、第2枝電極3g、3h上に高分子抵抗体4を重ねないように隙間を設けることで、第2枝電極3g、3h間に直交するように高分子抵抗体4の隙間は位置するため、第2枝電極3g、3h間の高分子抵抗体4はすべて発熱部として機能し、第2枝電極3g、3h間の重ね代を調整することで、長尺の面状発熱体1の様々の長さに対応しや
すくすることができるようになる。また、連結部の高分子抵抗体4は隙間を設ければよいだけなので、高分子抵抗体4の印刷設定の自由度は増し、連結部の無発熱部の範囲をできるだけ小さくすることができる。つまり、第2枝電極3g、3h間の重ね代を調整することで、スクリーン印刷の電極用の版は一つで、高分子抵抗体4の版を長さ方向の寸法を変えることで、面状発熱体1は長尺の様々の長さに対応できるようになる。
また、発熱部の温度は枝電極間の抵抗値即ち電極間距離に反比例し、第1枝電極3c、3dの電極間距離よりも第2枝電極3g、3hの電極間距離を略同等としてあるので、連結部の温度は、第2枝電極3g、3hに形成される発熱部は第1枝電極3c、3dに形成される発熱部より同等あるいはそれよりも低くなり、連結部の発熱部が所定温度より高くなり不安全になる心配がなくなる。
さらに、第2主電極3e、3fの電極間幅を第1枝電極3c、3dの電極間幅よりも広くしてあるので、第2枝電極3g、3hで形成される発熱部に供給される電流量が第2主電極3e、3fより十分供給することができるようになり、第2枝電極3g、3hに形成される発熱部の温度を保つことができるようになる。また、第1主電極3a、3bの電極間幅よりも狭くしてあるので、第2主電極3e、3fで供給できる最大電流量は第1主電極3a、3bの電極間幅で規制されるので、第2主電極3e、3fの電極間幅を不要に幅広くせずに済み、無駄な電極幅がなくなることにより、コストが削減されるとともに、発熱部の減少も削減できるようになる。
そしてまた、連結部近傍を覆うように、被覆材5の上面にアルミテープ等の均熱手段6を配設してあるので、連結部の前後の発熱部分より、均熱手段6で伝熱させて、連結部の無発熱部の範囲での温度低下を減少させることができるようになる。
なお、連結部の無発熱部の範囲をできるだけ小さくするため、連結部の高分子抵抗体4の隙間をできるだけ小さくした例で説明したが、これは、使用環境が許されるならば、高分子抵抗体4の隙間も第2枝電極3g、3h間の重ね代に合わせて調整することで、スクリーン印刷の電極用の版と高分子抵抗体4の版は一つで、長尺の様々の長さに面状発熱体1を対応できるようになり、その他各部の構成も本発明の目的を達成する範囲であればその構成はどのようなものであってもよい。
以上のように、本発明にかかる面状発熱体は、広範囲の部分に配設しやすいように薄くて長尺の面状発熱体のものとすることが出来るようになり、床に配設して床面全体を暖めるような暖房ヒータや、その他広範囲の部分の暖房を必要する器具に使用できる。
本発明の実施の形態1における面状発熱体を示す要部斜視図 同実施の形態1における面状発熱体の要部平面図 同実施の形態1における同面状発熱体の印刷時の工程概略図 従来の面状発熱体を示す平面図 同面状発熱体の要部を拡大して示す平面図 同面状発熱体の被覆材の貼り合わせ時を示す概略構成図
符号の説明
1 面状発熱体
2 電気絶縁性基材
3 電極
3a、3b 第1主電極
3c、3d 第1枝電極
3e、3f 第2主電極
3g、3h 第2枝電極
4 高分子抵抗体
5 被覆材
6 均熱手段

Claims (4)

  1. ロール状の電気絶縁性基材をロール状に巻き取りながら連続的にスクリーン印刷により形成し、巻き取り方向に略平行で対向するように配設した対となる第1主電極と、それぞれの第1主電極から交互に対向する主電極に向かって配設した櫛形形状の第1枝電極からなる電極と、前記電極に重ねてスクリーン印刷し、前記電極より給電され発熱する高分子抵抗体と、前記電極および高分子抵抗体を覆い、前記電気絶縁性基材と密着させた被覆材とを備え、前記スクリーン印刷はロール状の電気絶縁性基材をロール状に巻き取りながら連続的に電極及び高分子抵抗体をスクリーン印刷で形成する連続スクリーン印刷方式とするとともに、スクリーン印刷の少なくとも主電極の後部と次に印刷される主電極の前部の一部を重ねて連結し、連結部は高分子抵抗体を重ねないように隙間を設け、かつ、前記連結部を挟むように第1主電極から交互に対向する第1主電極に向かって一対の第2主電極を配設し、さらに前記第2主電極から交互に対向する第2主電極に向かって櫛形形状の第2枝電極を配設した面状発熱体。
  2. 前記第1枝電極の電極間距離よりも第2枝電極の電極間距離を同等あるいはそれよりも長くした請求項1記載の面状発熱体。
  3. 前記第2主電極の電極間幅を第1枝電極の電極間幅よりも広く、第1主電極の電極間幅よりも狭くした請求項1または2のいずれか1項に記載の面状発熱体。
  4. 前記連結部近傍を覆うように、被覆材の上面にアルミテープ等の均熱手段を配設した請求項1から3のいずれか1項に記載の面状発熱体。
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