JP4760214B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
このような構成によれば、コモン反転駆動に起因して生じる画素電極の電位変動を防ぎ、色むらの低減可能な電気光学装置を備えた電子機器を実現できる。
図1は本発明に係る電気光学装置の概略構成を示す図である。
ビデオ信号源11は、R,G,Bの映像信号を生成してドライバ部10に供給するものであるが、ビデオ信号源11からドライバ部10へ供給する信号形態としては、R,G,Bの3つの信号が3本の信号線を介してパラレルに同時的にドライバ部10に供給されていても、或いはR,G,Bの3つの信号が1本の信号線を介してシリアルに順次にドライバ部10に供給されていてもよい。
図2は本発明の第1の実施形態の電気光学装置の構成を示す図である。
本実施形態の電気光学装置では、電気光学物質として液晶を用い、3マルチプレクス駆動でかつコモン反転駆動の液晶装置について説明する。図1と同一機能を果たす部分には同一符号を付して説明する。なお、図2のゲートドライバ及びビデオ信号源は、図1におけるゲートドライバ6及びビデオ信号源11と同様であるので、図1と同一符号を付してある。
液晶表示部8Aは、横,縦の画素数がそれぞれ例えば240,320である。
ゲートドライバ6とソースドライバ7Aはドライバ部を構成している。
ビデオ信号源11は、R,G,Bの映像信号を生成してドライバ部に供給するものであるが、ドライバ部に供給する信号形態としては、R,G,Bの3つの信号が3本の信号線を介してパラレルに出力されてドライバ部に供給されている場合でも、或いはR,G,Bの3つの信号が1本の信号線を介してシリアルに出力されてドライバ部に供給されている場合でもよい。
デマルチプレクサ部9Aは、ソースドライバ7Aからの複数組のRGBシリアル信号S1,S2,……を複数のソース線1に割り振るラインセレクタとして機能する。
ソースドライバ7Aは、ビデオ信号源11からのR,G,B信号を少なくとも1フレーム分記憶する記憶手段としてのフレームメモリ(図1の101に相当)と、ビデオ信号源11から現在供給されている一組のR,G,Bの画素信号の組と、これとフレーム上の位置が同じ画素信号であって前記フレームメモリにて記憶した1フレーム前の一組のR,G,Bの画素信号の組とを比較し、1フレーム前後での画素信号レベルの誤差を算出する演算手段としての演算部(図1の102に相当)と、この演算部102の算出結果に基づいて、1フレームにつき少なくとも一組のR,G,Bの画素信号の組ごとに補償電圧を生成し、ビデオ信号源11から供給される一組のR,G,Bの画素信号の組ごとの最初の信号について前記コモン電圧供給源24が所定数の水平期間で極性反転(コモン反転駆動)するごとに生じる画素電極4の印加電圧の変動(電位変動)を補償する補償手段を含んだソース出力部(図1の103に相当)と、を備えている。なお、ソース出力部は、ビデオ信号源11からの一組のR,G,Bの画素信号を組ごとにシリアル信号に変換して出力する3マルチプレクス機能をも備えている。
例えば、3信号選択用セレクタ91は、3つのTFTスイッチ91a,91b,91cを備え、シリアル信号S1が入力する信号線12がTFTスイッチ91a,91b,91cの共通接続されたソースに接続し、TFTスイッチ91a,91b,91cの各々のドレインが3本のソース線の入力端子D1,D2,D3にそれぞれ接続し、TFTスイッチ91a,91b,91cの各々のゲートが選択信号SEL1,SEL2,SEL3がそれぞれ供給される3本の選択信号線13に接続している。選択信号SEL1,SEL2,SEL3を用いてソースドライバ7AからのRGBシリアル信号S1を時間的に順次のR,G,Bのパラレル信号OS1,OS2,OS3として振り分け、最初の3本のソース線(図示左側)に供給する。
このように、選択信号SEL1〜SEL3が3信号選択用のセレクタ91,92,……のいずれに対しても同じタイミングで供給されるので、各組ごとのパラレル信号(OS1〜OS3),(OS4〜OS6),……(OSm−2〜OSm)は1水平期間に選択信号SEL1,SEL2,SEL3とほぼ同じタイミングで液晶表示部8Aの複数(m本)のソース線1に同時的に供給され、アクティブ状態のゲート線上の画素列を表示することになる。
ΔV=ΔVG ×CGD/(CGD+CLC+CSC)+α …(1)
=K・ΔVG +α
ここで、K=CGD/(CGD+CLC+CSC)、αは誤差成分である。ソース線1の電位の変化量ΔVGは、対向電極(COM)5の極性反転によりソース線(即ち画素電極PIXE)にたまった電位の変動を表している。
Vid=V±ΔV …(2)
ここで、Vは補償前のソース線電位、Vidは補償後のソース線電位である。式(2)における±の+,−は対向電極(COM)の極性と逆極性に用いられる。つまり、対向電極(COM)が+極性であれば−を用いた式となり、対向電極(COM)が−極性であれば+を用いた式となる。
図7は本発明の第2の実施形態の電気光学装置の構成を示す図である。図2の第1の実施形態と同様、電気光学物質として液晶を用いた液晶装置について説明する。図2の場合と同様に、ゲート線を駆動するゲートドライバ6、及びビデオ信号源11は図1と同様であるので、図1と同一符号を付してある。
デマルチプレクサ部9Bは、第1,第2,…のデマルチプレクサとしての第1,第2,…の6信号選択用セレクタ91A,92A,……を備えて構成されている。
なお、第2の実施形態においても、ソースドライバ7Bに設けられる記憶手段としては、フレームメモリであってもよいし、或いは、信号源からのR,G,Bの画素信号を1水平期間以上の所定数の水平期間分記憶する記憶手段(ラインメモリを含む)であってもよい。
以下、本発明の電気光学装置を備えた電子機器の具体例について説明する。
図9は、以上の実施形態で説明した液晶装置を用いて構成される電子機器の外観を示す図である。携帯電話機の一例を示した斜視図である。
図9に示す電子機器は、多マルチプレクス駆動でかつコモン反転駆動を行う液晶装置おいて、デマルチプレクススイッチのオンによる画素電極への画素書き込み時に実効電圧が低下するのを補償して、色むらを無くした電子機器を実現することができる。
Claims (4)
- 走査線と、
データ線と、
前記走査線と前記データ線との交差に対応して設けられた画素電極と、
前記画素電極に対向配置される対向電極と、
前記データ線と前記画素電極との間にて、前記走査線に印加される走査信号に基づいて導通状態または非導通状態となるスイッチング素子と、
前記走査線を順次選択する走査信号を供給する走査線駆動回路と、
1水平期間以上の所定数の水平期間で前記対向電極の電位の所定電位に対する極性を反転することによってコモン反転駆動させるコモン電圧駆動手段と、
映像信号を供給する信号源からの画素信号の少なくとも一組を、時分割して少なくとも一組のシリアル信号に変換して出力するデータ線駆動回路と、
前記データ線駆動回路からのシリアル信号を並列変換してデータ線に振り分け前記データ線に供給するデマルチプレクサ部と、
前記コモン電圧駆動手段によって前記対向電極の電位の極性が反転したときに、その極性反転前後での前記画素電極に印加される電位の変化量を演算し、その演算結果に基づいて、前記コモン反転駆動の極性反転ごとに生じる画素電極の電位変動を補償する電位変動補償手段と、を備え、
前記電位変動補償手段は、
前記信号源からの画素信号を1フレーム分記憶する記憶手段と、
前記信号源から供給される少なくとも一組画素信号の組と、当該画素信号と同じ位置の画素信号であって前記記憶手段にて記憶した1フレーム前の少なくとも一組の画素信号の組とを比較し、1フレーム前後での画素信号レベルの誤差を算出する演算手段と、を有し、
前記演算手段の算出結果に基づいて、1フレームにつき少なくとも一組の画素信号の組ごとに補償電圧を生成し、前記信号源から供給される少なくとも一組の画素信号の組における最初の信号について前記コモン電圧駆動手段が前記1水平期間以上の所定数の水平期間ごとにコモン反転駆動したときに生じる画素電極の電位変動を補償する
ことを特徴とする電気光学装置。 - 前記電位変動補償手段は、
前記信号源からの画素信号が静止画信号である場合、前記補償電圧を以降の前記信号源から供給されるフレーム単位の画像信号に対して用いて、少なくとも一組の画素信号における組全ての最初の信号の画素電極の電位変動を継続して補償することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 走査線と、
データ線と、
前記走査線と前記データ線との交差に対応して設けられた画素電極と、
前記画素電極に対向配置される対向電極と、
前記データ線と前記画素電極との間にて、前記走査線に印加される走査信号に基づいて導通状態または非導通状態となるスイッチング素子と、
前記走査線を順次選択する走査信号を供給する走査線駆動回路と、
1水平期間以上の所定数の水平期間で前記対向電極の電位の所定電位に対する極性を反転することによってコモン反転駆動させるコモン電圧駆動手段と、
映像信号を供給する信号源からの画素信号の少なくとも一組を、時分割して少なくとも一組のシリアル信号に変換して出力するデータ線駆動回路と、
前記データ線駆動回路からのシリアル信号を並列変換してデータ線に振り分け前記データ線に供給するデマルチプレクサ部と、
前記コモン電圧駆動手段によって前記対向電極の電位の極性が反転したときに、その極性反転前後での前記画素電極に印加される電位の変化量を演算し、その演算結果に基づいて、前記コモン反転駆動の極性反転ごとに生じる画素電極の電位変動を補償する電位変動補償手段と、を備え、
前記電位変動補償手段は、
前記信号源からの画素信号を前記1水平期間以上の所定数の水平期間分記憶する記憶手段と、
前記記憶手段にて記憶した1水平期間以上の所定数の水平期間前の少なくとも一組の画素信号の組と、該画素信号に続けて前記信号源から供給される前記1水平期間以上の所定数の水平期間と同じ期間分における少なくとも一組の画素信号の最初の画素信号の組とを比較し、前記画素電極に印加される電圧の変化量を算出する演算手段と、を有し、
前記演算手段の算出結果に基づいて、前記1水平期間以上の所定数の水平期間につき少なくとも一組の画素信号の組ごとに補償電圧を生成し、前記信号源から供給される少なくとも一組の画素信号の組ごとの最初の信号について前記コモン電圧駆動手段が前記1水平期間以上の所定数の水平期間ごとにコモン反転駆動したときに生じる画素電極の電位変動を補償する
ことを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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