JP4758563B2 - ワイヤレスインフラストラクチャにおいて使用するための方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤレス通信システムにおける電力制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
電力制御は、IS−95標準に基づくCDMAワイレスシステムのようなCDMA(符号分割多元接続)ワイヤレスシステムにとってクリティカルであることがよく知られている。(Holtzman, J.M. による "CDMA Power Control for Wireless Networks," in Third Generation Wireless Information Networks, S. Nanda および D.J. Goodman (eds) による Kluwer Academic Publishers, Boston, MA, 1992, および TIA/EIA/IS-95 Interim Standard, Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System, Telecommunication Industry Association, July 1993を参照のこと。)
【0003】
CDMAシステムにおける電力制御の最終的な目的は、最小の送信電力レベルにおいて特定のリンクにおける所望の音声品質を得ることである。有効な電力制御なしに、所望のレベルの音声品質は、大きなシステム付加のことで得ることができず、結果として、CDMAワイヤレスシステムから期待される容量利得は、実現され得ない。これは、CDMAシステムの逆方向リンク(アップリンク)(即ち、移動体局から基地局へ)について特に当てはまる。
【0004】
逆方向リンクについての電力制御の重要性を認識して、IS−95標準は、「内部ループ電力制御(inner loop power control)」としてこの技術分野において知られている電力制御スキームを提供した。このスキームにおいて、基地局は、移動体局に対して、1.25ミリ秒(ms)毎に1ビットフィードバック信号を送信する。このフィードバック信号の1ビット値は、(移動体局から送信される)基地局における受信信号の信号対雑音比を表す瞬時的なビットエネルギ対雑音密度比(Eb/N0)の推定値が、ターゲットの比EB/N0T を超えるかまたは下回るかを表す。以下、ビットエネルギ対雑音密度比は、信号対雑音比と呼ばれる。
【0005】
上述したように、CDMAシステムにおける電力制御スキームの最終的な目的は、最小の送信電力レベルにおいて特定のリンクにおける所望の音声品質を得ることである。リンク上の音声品質の単純な、量化可能な尺度は、そのリンク上の関連するフレームエラーレート(FER)である。IS−95に基づくCDMAシステムに対して、所望の音声品質は、FERが所定レベル(例えば、1%)以下である場合、リンク上で達成されたということができる。所定のフェージング環境に対して、FERは、受信機における平均のEb/N0の関数である。
【0006】
上述したように、内部ループ電力制御は、受信機Eb/N0をターゲットEbT/N0Tに近くに維持することを助けるので、FERは、最終的に、ターゲットEbT/N0Tにより決定される。したがって、所定のフェージング環境において所望の音声品質を得るために、ターゲットのEbT/N0Tは、その環境に対して適切なレベルに設定される必要がある。そうでなければ、1つの移動体局の送信は、別の移動体局の送信と干渉し、移動体局が基地局により聴くことができないようになり、本質的に、基地局の容量を減少させる。
【0007】
あいにく、全てのフェージング環境において所望のFERを達成する固定のターゲットのEbT/N0Tが存在しない。当業者は、ターゲットのEbT/N0Tをそれに応じてターゲットのEbT/N0Tを調節する適応形メカニズムを開発した。ROLPC(Reverse Outer Loop Power Control)と以下呼ばれるこのメカニズムは、FERを監視し、FERが所望のしきい値より上であるか下であるかに依存して、ターゲットのEbT/N0Tを変化させる。
【0008】
ターゲットのEbT/N0TをドライブするためにFERを直接的に使用することにより、現在のROLPCは、かなり安定なフェージング環境において非常によくその目的を達する。しかし、この技法において意味するFER監視プロセスは、2,3秒のオーダーの時定数を有し比較的遅いので、その性能は、急激に変化するフェージング特性を伴うダイナミックな環境において低下し得る。
【0009】
そして、ROLPCのスピードを向上させるために、本出願人に譲渡された米国特許出願No.08/346800、1994年11月30日出願、Carl Weaver および Wei Peng "Symbol Error Based Power Control for Mobile Telecommunication System"は、ダイナミックなフェージング環境においてROLPCの性能を改善する可能性があるシンボルエラー(SE)に基づく技法を開示する。
【0010】
SERおよびFERが強く相関しているという前提に基づくこの固定SEレート(SER)ターゲットROLPC技法は、SERを所定の固定のターゲットSER値に近く維持しようとする。そして、全てのフレームの後、関連するシンボルエラーカウントが、ターゲットSERと比較され、EbT/N0Tターゲットが、シンボルエラーカウントがSERターゲットより大きいか小さいかに従って、増加または減少される。更新されたEbT/N0Tターゲットは、次のフレームにおいて内部ループフィードバックビットを生成するために使用される。
【0011】
上述した固定SERターゲットROLPC技法は、SERの平均値に対して固定SERターゲットを使用する。性能改善が上述した固定SERターゲットROLPC技法で可能であるに関わらず、SERとFERとの間の相関が、異なるワイヤレス通信環境において変化することが観察された。所定の(固定の)SERターゲットに対して、異なるフェージング環境におけるFERは、1オーダーの大きさ(an order of magnitude)だけ異なり得る。換言すれば、上述した固定SERターゲットROLPC技法は、FERを、全てのフェージング環境においてターゲットに近く維持することはできない。そして、所望のFERを達成するために、異なる環境は、異なるSERターゲットを必要とする。
【0012】
本出願人に譲渡された、米国特許出願No.09/052,696および09/052,581、Rege, "An Adaptive Symbol Error Rate Based Technique for CDMA Reverse Link Outer Loop Power Control," および "A Non-Adaptive Symbol Error Count Based Algorithm for CDMA Reverse Link Outer Loop Power Control,"は、異なるフェージング条件下で望ましいFERを達成するための技法を示す。具体的には、適応形技法は、環境のその推定値に基づいてSERターゲットをダイナミックに設定するために、シンボルエラーカウントの変動の係数(即ち、標準偏差(standard deviation))を環境のシグネチャ(signature)として使用する適応形SER電力制御スキームを示す。
【0013】
代替的な、非適応形シンボルエラーカウント逆方向リンク外部ループ電力制御技法も、多様なフェージング環境の元で望ましいFERを達成する。特に、この技法は、SEカウントの二次スタティスティックに対するターゲットを設定する。そして、両方の方法は、EbT/N0Tターゲットを変化させるため、即ち固定量だけ増加または減少させるため、測定値とターゲットの比較を使用する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
結果として、EbT/N0Tターゲットの増加および減少は固定量であるので、これらのタイプの電力制御方法による改善された性能を得ることは、数回の繰り返しを行う可能性がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明による方法は、ターゲット信号対雑音比を変化させる量を適応的に調節することにより、強化された電力制御を提供する。本発明により修正された電力制御技法において、ターゲット信号対雑音比が変化する量は、シンボルエラーレート(SER)の標準偏差の関数であり、特に、SERの標準偏差とSERのターゲット標準偏差との間の差の関数である。
【0016】
一実施形態において、ターゲット信号対雑音比を適応的に変化させることは、フレームエラーレート(FER)を更新することによりトリガされる。しかし、別の実施形態において、FERの更新よりも遙かに迅速に生じるSERの標準偏差が更新されるとき、ターゲット信号対雑音比が変化させられる。両方の実施形態において、SERの標準偏差およびSERの標準偏差のターゲットにより示される通信品質が、FERにより示される通信品質と異なる場合、SERのターゲット標準偏差は、2つの品質インジケータがより一致するように更新される。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の原理を具現化するCDMA移動体通信システム200の一部を示す。新規なコンセプト以外、図1に示されたエレメントは、周知であり、詳細には説明しない。例えば、単一のブロックエレメントとして示されているが、基地局201は、ストアードプログラムコントロールプロセッサ、メモリ、および適切なインターフェースカードを含む。以下に説明しない限り、かつ説明の目的のみのために、CDMA移動体通信システムは、工業標準IS−95に準拠していると仮定されている。しかし、以下の説明から、CDMA2000などの他の工業標準にも適用可能であることが分かるであろう。
【0018】
システム200は、とりわけ呼び処理を提供する移動体交換センタ(MSC205)、3個の基地局201,202および203、および車輌のアイコンにより例示的に表現された移動体局210を含む。3個の基地局201,202および203と移動体局210とは、ワイヤレスエンドポイントを表す。基地局201,202,および203の各々は、それぞれランドライン設備206,207および208によりMSC205に結合されている。この説明のその他の目的のために、移動体局210は、基地局201と、ダウンリンク信号212およびアップリンク信号211により通信していると仮定されている。
【0019】
新規なコンセプトによれば、基地局201は、移動体局210からの受信信号211について逆方向外部ループ電力制御(ROLPC)を実行する。図2は、本発明の原理を具現化する基地局201の一部を示す。新規なコンセプト以外、図2に示されたエレメントは、周知のものであり、ここでは詳細に説明しない。例えば、コントローラ305は、この技術分野において知られているように、関連メモリを伴うストアードプログラムコントロールプロセッサを表す。
【0020】
また、新規なコンセプトに関連する基地局201の部分のみが示されており、例えば、受信信号の受信機310による他の処理は示されていない。基地局201は、(基地局プロセッサともここで呼ばれる)コントローラ305,受信機310および送信機315を含む。受信機310は、アップリンク信号211を受信し、コントローラ305へ2つの信号を提供する。即ち、受信機310により処理されたフレームのレートの逆数であり、レート情報が失われるように消去がある場合、ゼロに等しいR、およびn番目のフレームにより生成されるシンボルエラーカウントであるSEnである。
【0021】
上記したまたは周知のROLPC技法のうちの1つによれば、コントローラ305は、信号対雑音比ターゲットを更新する。また、コントローラ305は、移動体局210の送信信号レベルを制御するために、上述したフィードバック信号を移動体局210へ提供するように送信機315を制御する。
【0022】
次に、信号対雑音比ターゲットを更新するコントローラ305のオペレーションが、図3−4および5−6に関して詳細に説明されることになる。具体的には、本発明の実施形態によるターゲット信号対雑音比の適用形調節のみが、説明されることになる。これは、本発明が、周知のROLPC技法の何れかまたは米国特許出願Nos.09/052,696および09/052,581の上記したROLPC技法と関連づけられ得るからである。
【0023】
本発明の実施形態の説明において、以下の定義が示される。
Eb/N0=信号対雑音比(上述したように、Eb/N0は、信号対雑音比を表す瞬時的ビットエネルギ対雑音密度比であり、以下そのように呼ぶ)
SE=シンボルエラーカウント
FE=フレームエラーカウント
SER=シンボルエラーレート
FER=フレームエラーレート
σ=SERの標準偏差=(平方偏差(SER))1/2
σtarget=SERのターゲット標準偏差
δ=σ−σtarget
ηup(δ)=δの関数としてのアップスケーリングファクタ
ηdown(δ)=δの関数としてのダウンスケーリングファクタ
Δup(FER)=許容可能なFERの関数としてのアップ調節ステップ
Δdown(FER)=許容可能なFERの関数としてのダウン調節ステップ
ΔSER(FER)=許容可能なFERの関数としての調節ステップ
EbT/N0T=逆方向内部ループ電力制御のための信号対雑音比ターゲット
Ωup=σtargetのためのアップセルフヒーリング(self-healing)補正量
Ωdown=σtargetに対するダウンセルフヒーリング補正量
n=現在フレーム
【0024】
図3および4に関して以下に説明する本発明の実施形態から明らかとなるように、アップおよびダウンスケーリングファクタηup(δ)およびηdown(δ)は、ターゲット信号対雑音比のエラーを補正するように設計される。この実施形態において、ηup(δ)=ηdown(δ)=|δ|であるが、本発明は、ηup(δ)=ηdown(δ)を有するものに限定されず、δのこの関数にもう限定されない。その代わりに、δの他の関数が、具現化に依存して考えられ得る。
【0025】
また、上述したように、アップ、ダウンおよびSER調節ステップΔup、ΔdownおよびΔSERは、許容可能なまたは望ましいFERに依存する。以下の表1は、異なる許容可能なFER値に対するup、downおよびSER調節ステップΔup、ΔdownおよびΔSERの値の一例を提供する。
この実施形態の説明から分かるように、本発明は、これらの値に限定されず、この値の表は、他の許容可能なFER値に対して拡張可能である。
【0026】
本発明は第1の実施形態が、図3−4に示されている。図3に示されているように、ステップS10において、コントローラ305は、現在の(即ち、n番目の)フレームのFERがシステム設計者により設定された望ましいまたは許容可能なフレームエラーレート(例えば、1%)を超えるかどうかを決定する。もし超える場合、ステップS20において、コントローラ305は、SERの標準偏差、σとSERの標準偏差のターゲット、σtargetとの間の差δを計算する。
【0027】
ターゲット標準偏差は、最初に、図7に示されたプロットに従う許容可能なFERに基づいて確立される。図7は、異なるスピードで進む移動体局に対するSERの初期標準偏差の、期待される得られるFERに対するグラフを示す。したがって、例えば、許容可能なFERが2%に設定される場合、SERの初期ターゲット標準偏差が、〜12に設定されることになる。これは、移動体局のスピードに無関係に、FER≦2%にならなければならないからである。
【0028】
次に、ステップS30において、コントローラ305は、差δが0以下であるかどうかを決定する。即ち、差δは、SERの標準偏差に基づく通信品質を表す。FERが許容できない通信品質を示すので、差δも許容できない通信品質を示すことになり、これは、δが0より大きいことを意味する。結果として、差δが許容可能な通信品質(δ≦0)を示す場合、処理はステップS40へ進む。ステップS40において、ターゲット信号対雑音比が、以下に示す式(1)に従って更新され、SERのターゲット標準偏差、σtargetは、以下の式(2)に示されたように更新される。
(EbT/N0T)(n)=(EbT/N0T)(n−1)+Δup (1)
σtarget=σtarget−Ωdown (2)
【0029】
FERに従って、通信品質は許容可能でないので、ターゲット信号対雑音比は、Δupだけ増加する。
【0030】
また、FERが通信品質のより正確な表示であるので、差δにより示される通信品質がこれと一致しない場合、差δの自己補正が、ダウンセルフヒーリング補正量Ωdown(例えば、0.5であるが、Ωdownの値は、設計的選択事項である)だけSERのターゲット標準偏差を減少させることにより行われる。
【0031】
ステップS40の後に、次のFERが受信されるまで処理が終了し、処理がステップS10において開始される。
【0032】
ステップS30において、差δにより示される通信品質が、FERの通信品質(即ち、許容できない通信品質(δ≧0))と一致する場合、処理はステップS50へ進む。ステップS50において、ターゲット信号対雑音比は、以下の式(3)に従って変化させられる。
(EbT/N0T)(n)=(EbT/N0T)(n−1)+sign(δ)ηup(δ)ΔSER (3)
【0033】
通信品質が許容できないので、ターゲット信号対雑音比は、sign (δ)ηup(δ)ΔSER の量だけ増加させられる(sign(δ)は正である)。そして、ηup(δ)の値が差δの関数として変化するので、信号対雑音比の増加量は、適応形調節である。
【0034】
ステップS10において、FERが許容可能な通信品質(例えば、1%より低い)を示す場合、図4に示されているように、処理はステップS60へ進む。ステップS60において、差δは、S20に対して上述した同じ方法で計算される。そして、ステップS70において、コントローラ305は、差δにより示される通信品質が、FERの通信品質と一致しているかどうかを決定する。即ち、FERは、許容可能な通信品質を示し、上述したように、差δが0より小さい場合、差δも、許容可能な通信品質を示す。結果として、差δが、ステップS70において0より小さい場合、ステップS80において、ターゲット信号対雑音比が、以下の式(4)に従って減少させられる(sign(δ)は負である)。
(EbT/N0T)(n)=(EbT/N0T)(n-1)+sign(δ)ηdown(δ)ΔSER (4)
【0035】
通信品質が許容可能であるので、ターゲット信号対雑音比が、減少され得る。式(4)により示されているように、ターゲット信号対雑音比は、sign(δ)ηdown(δ)ΔSER の量だけ減少させられる。そして、ηdown(δ)の値が、差δの関数として変化するので、信号対雑音比の減少量は、適応形調節である。
【0036】
ステップS70において、差δが、許容できない通信品質(δ≧0)である場合、これは、FERにより示される通信品質と一致しない場合であり、処理はステップS90へ進む。ステップS90において、ターゲット信号対雑音比は、以下の式(5)に従って減少し、SERのターゲット標準偏差が以下の式(6)に従って増大される。
(EbT/N0T)(n)=(EbT/N0T)(n-1)+Δdown (5)
σtarget=σtarget+Ωup (6)
【0037】
通信品質が許容可能であるので、ターゲット信号対雑音比は、式(5)に従って減少され得る。具体的には、ターゲット信号対雑音比は、Δdownの量だけ減少される。また、差δにより示される通信品質のレベルがFERに基づくより正確な品質表示と一致しないので、SERのターゲット標準偏差は、差δにより示される品質がFERにより示される品質とより一致するように、自己補正量Ω(例えば、0.5)だけ増加される。Ωdownと同様、Ωupの値は設計的選択事項である。
【0038】
ステップS80またはステップS90の後に、処理は、次のフレームエラー測定まで終了し、処理は、ステップS10において再び始まる。
【0039】
上記したように、ターゲット信号対雑音比の適応形調節は、フレーム毎に、即ち約20ミリ秒毎に一度生成されるFERによりトリガされる。しかし、ターゲット信号対雑音比に対する調節量は、SERに基づき、特に、SERの標準偏差およびそのターゲットに基づく。また、SERのターゲット標準偏差は、FERの正確な品質表示に基づいて適応的に補正される。ターゲット信号対雑音比の適応的調節のために、本発明による方法を含むワイヤレスシステムは、ダイナミックな環境により迅速に適用でき、そのような環境におけるより高いレベルの通信品質を提供する。
【0040】
図5−6は、本発明によるターゲット信号対雑音比の変化量を適応的に調節するための別の実施形態を示す。上述したように、FERは、各フレーム、約20ミリ秒ごとに一度生成される。SERは、したがってSERの標準偏差は、20ミリ秒より大幅に短い時間(例えば、1−5ミリ秒)で生成される。第2の実施形態によれば、ターゲット信号対雑音比は、図5に示されたフローチャートに従って適応的に変化させられる。
【0041】
図5に示されているように、ステップS100において、コントローラ305は、図3中のステップS20に関して前述したものと同じ方法で、差δを計算する。そして、ステップS110において、コントローラは、ηdown(δ)およびηup(δ)がそれぞれ、単一の適用的調節子h(δ)により置き換えられていること以外、図3および4中のステップS50およびS80に関して説明された式(3)および(4)と実質的に同じ式に従ってターゲット信号対雑音比を更新する。sign(δ)が正である場合、適用的調節変数は、η(δ)=ηup(δ)であり、その他の場合、η(δ)=ηdown(δ)である。
【0042】
SERの標準偏差は、20ミリ秒よりより急速に変化するので、この実施形態によるターゲット信号対雑音比を適応的に変化させる方法は、図3および4について上述した方法よりもさらに迅速に、ダイナミックに変化する環境に適応する。
【0043】
図5に示されたターゲット信号対雑音比を適応的に変化させることと組み合わせて、この第2の実施形態による方法は、FERが生成されるとき、図6に示された自己補正動作を、20ミリ秒毎に実行する。図6に示されているように、ステップS120において、コントローラは、所望のFER以上であるかどうかを決定する。FERが所望のFERより大きい場合、許容できない通信品質を示し、ステップS130において、図5のステップS100からの現在の差δが、この品質決定と一致するかまたは一致しないかを決定する。即ち、差δが0以下である場合、差δは、許容できない通信品質を示し、FERからの品質表示と一致しない。結果として、ステップS140において、コントローラ305は、自己補正量ΩdownだけSERのターゲット標準偏差を減少させる。
【0044】
ステップS130において、差δが許容できない通信品質(δ≧0)を示す場合、処理は、次のFERが生成されるまで終了する。
【0045】
ステップS120において、FERが所望のFERより小さい場合、通信品質は許容可能であり、処理は、ステップS120からステップS150へ進む。ステップS150において、コントローラ305は、差δが同様に許容可能な通信品質を示すかどうかを決定する。即ち、コントローラ30は、差δがゼロ以上であるかどうかを決定する。差δが0以上である場合、差δは、許容できない通信品質を示し、FERに基づく品質決定と一致しない。結果として、ステップS160中のコントローラは、自己補正量ΩupだけSERに対するターゲット標準偏差を増大させることになり、処理は、次のFERが生成されるまで終了する。
【0046】
ステップS150において、差δが、FERに基づく決定と一致する許容可能な通信品質を示す場合、処理は、次のFERが生成されるまで終了する。
【0047】
第2の実施形態による方法は、ターゲット信号対雑音比が、第1の実施形態よりも遙かに速いレートで調節されることを可能にし、また、SERにより示される通信品質が、より正確なFER測定により示される通信品質と一致する場合、自己補正メカニズムを提供する。
【0048】
他のROLPC技法と異なり、本発明により修正されたROLPC技法は、ターゲット信号対雑音比に対する改善された適応形調節を提供する。そして、本発明は、迅速にまたはダイナミックに変化する環境における改善された電力制御を提供する。
【0049】
また、本発明は、逆方向リンク電力制御との関連で説明したが、本発明は、順方向リンク上で同様のタイプの電力制御を許容するシステムまたは標準(例えば、CDMA2000)における順方向リンク電力制御にも適用可能である。
【0050】
また、本発明は、CDMAとの関連で説明したが、本発明はCDMAに前提されないと理解されるべきである。その代わりに、本発明は、同様のタイプの電力制御を許容する他の通信方法の逆方向および/または順方向リンク電力制御に適用可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ターゲット信号対雑音比を変化させる量を適応的に調節することにより、強化された電力制御を提供することができる。
【0052】
特許請求の範囲の発明の要件の後に括弧で記載した番号がある場合は本発明の一実施例の態様関係を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと解釈してはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理による移動体通信システムの一部を示す図。
【図2】本発明の原理を具現化する基地局の一部を示す図。
【図3】本発明による方法の一実施形態を示す図。
【図4】本発明による方法の一実施形態を示す図。
【図5】本発明による方法の別の実施形態を示す図。
【図6】本発明による方法の別の実施形態を示す図。
【図7】予測される得られるフレームエラーレートに対する、異なるスピードで移動する移動体局についてのシンボルエラーレートの初期ターゲット標準偏差を示すグラフ。
【符号の説明】
200 CDMA移動体通信システム
201,202,203 基地局
205 呼び処理
210 移動体局
305 コントローラ
310 受信機
315 送信機
Claims (13)
- 送信デバイスから信号を受信するステップと、
前記受信された信号に基づいてシンボルエラーレートを決定するステップと、
ターゲット信号対雑音比の調節量の適応形調節で、逆方向外部ループ電力制御を実行するステップとを有し、前記適応形調節は、前記シンボルエラーレートの標準偏差に基づく
ことを特徴とするワイヤレスインフラストラクチャにおいて使用するための方法。 - 前記適応形調節は、前記シンボルエラーレートおよび前記シンボルエラーレートに関連するターゲットに基づく
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記適応形調節は、フレームエラーレートの決定により取り出される
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記受信された信号に基づいてフレームエラーレートを決定するステップをさらに含み、
前記適応形調節は、前記フレームエラーレートおよび前記シンボルエラーレートに基づく量だけ、前記ターゲット信号対雑音比を調節する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記受信された信号からフレームエラーレートを決定するステップと、
前記フレームエラーレートに基づいて、前記ターゲット信号対雑音比を増加させるべきかまたは減少させるべきかを決定するステップと、
前記シンボルエラーレートに基づいて、前記ターゲット信号対雑音比を増加または減少させる量を決定するステップとをさらに含む
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 送信デバイスから信号を受信するステップと、
前記受信された信号に基づいて、シンボルエラーレートの標準偏差を第1に決定するステップと、
前記シンボルエラーレートの標準偏差に基づいて、ターゲット信号対雑音比の調節量の適応形調節で、電力制御を実行する
ことを特徴とするワイヤレスインフラストラクチャにおいて使用するための方法。 - 前記適応形調節は、前記シンボルエラーレートの標準偏差および前記シンボルエラーレートのターゲット標準偏差に基づく量だけ、前記ターゲット信号対雑音比を調節する
ことを特徴とする請求項6記載の方法。 - 前記受信された信号からフレームエラーレートを第2に決定するステップと、
前記フレームエラーレートに基づいて、前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差を増加させるべきかまたは減少させるべきかを第3に決定するステップとをさらに含む
ことを特徴とする請求項7記載の方法。 - 前記第3に決定するステップは、
前記フレームエラーレートに基づいて、通信品質が許容可能であるかどうかを第4に決定するステップと、
通信品質が、前記シンボルエラーレートの前記標準偏差および前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差に基づいて許容可能であるかどうかを第5に決定するステップと、
前記第4に決定するステップの出力が、許容できない通信品質を示し、かつ前記第5に決定するステップの出力が許容可能な通信品質を示す場合、前記シンボルレートの前記ターゲット標準偏差を減少させるステップと、
前記第4に決定するステップの前記出力が、許容できない通信品質を示し、前記第5に決定するステップの出力が、許容可能な通信品質を示す場合、前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差を増加させるステップとを含む
ことを特徴とする請求項8記載の方法。 - 通信品質が前記フレームエラーレートに基づいて許容可能であるかどうかを第4に決定するステップと、
前記シンボルエラーレートの前記標準偏差および前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差に基づいて許容可能であるかどうかを第5に決定するステップと、
前記第4に決定するステップの出力および前記第5に決定するステップの出力が一致しない場合、前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差を、前記第4に決定するステップの出力と一致させるよう調節するステップとをさらに含む
ことを特徴とする請求項8記載の方法。 - 前記受信された信号に基づいてフレームエラーレートを決定するステップをさらに含み、
前記適応形調節は、前記フレームエラーレート、前記シンボルエラーレートの前記標準偏差、および前記シンボルエラーレートのターゲット標準偏差に基づく量だけ前記ターゲット信号対雑音比を調節する
ことを特徴とする請求項6記載の方法。 - 前記実行するステップは、フレームエラーレートに基づいて通信品質が許容可能であるかどうかを第2に決定するステップと、
前記シンボルエラーレートの前記標準偏差および前記シンボルレラーレートのターゲット標準偏差に基づいて、通信品質が受け入れ可能であるかどうかを第3に決定するステップと、
前記第2に決定するステップの出力が許容できない通信品質を示し、かつ前記第3に決定するステップの出力が許容可能な通信品質を示す場合、第1の量だけ前記ターゲット信号対雑音比を増加させるステップと、
前記第2に決定するステップの出力が許容できない通信品質を示し、かつ前記第3に決定するステップの出力が許容できない通信品質を示す場合、前記シンボルエラーレートの前記標準偏差および前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差に基づく第2の量だけ、前記ターゲット信号対雑音比を増加させるステップと、
前記第2に決定するステップの出力が許容可能な通信品質を示し、かつ前記第3に決定するステップの出力が許容できない通信品質を示す場合、第3の量だけ前記ターゲット信号対雑音比を減少させるステップと、
前記第2に決定するステップの出力が許容可能な通信品質を示し、かつ前記第3に決定するステップの出力が許容可能な通信品質を示す場合、前記シンボルエラーレートを前記標準偏差および前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差に基づく第4の量だけ、前記ターゲット信号対雑音比を減少させるステップとを含む
ことを特徴とする請求項6記載の方法。 - 前記第2に決定するステップの出力が許容できない通信品質を示し、かつ第3に決定するステップの出力が許容可能な通信品質を示す場合、前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差を減少させるステップと、
前記第2に決定するステップの出力が許容できない通信品質を示し、かつ前記第3に決定するステップの出力が許容可能な通信品質を示す場合、前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差を増加させるステップとをさらに含む
ことを特徴とする請求項12記載の方法。
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