JP2002026810A - ワイヤレスインフラストラクチャにおいて使用するための方法 - Google Patents

ワイヤレスインフラストラクチャにおいて使用するための方法

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JP2002026810A JP2001141359A JP2001141359A JP2002026810A JP 2002026810 A JP2002026810 A JP 2002026810A JP 2001141359 A JP2001141359 A JP 2001141359A JP 2001141359 A JP2001141359 A JP 2001141359A JP 2002026810 A JP2002026810 A JP 2002026810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターゲット信号対雑音比を変化させる量を適
応的に調節することにより、強化された電力制御をを提
供すること。 【解決手段】 本発明による方法において、移動体局か
ら信号が受信される。シンボルエラーレートの標準偏差
が決定され、ターゲット信号対雑音比の変化量の適応形
調節を伴う電力制御が、信号エラーレートの決定された
標準偏差およびそれに関連するターゲットに基づいて実
行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレス通信シ
ステムにおける電力制御に関する。
【0002】
【従来の技術】電力制御は、IS−95標準に基づくC
DMAワイレスシステムのようなCDMA(符号分割多
元接続)ワイヤレスシステムにとってクリティカルであ
ることがよく知られている。(Holtzman, J.M. による
"CDMA Power Control for Wireless Networks," in Th
ird Generation Wireless Information Networks, S. N
anda および D.J. Goodman (eds) による Kluwer Acade
mic Publishers, Boston,MA, 1992, および TIA/EIA/IS
-95 Interim Standard, Mobile Station-Base Station
Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spre
ad Spectrum Cellular System, Telecommunication Ind
ustry Association, July 1993を参照のこと。)
【0003】CDMAシステムにおける電力制御の最終
的な目的は、最小の送信電力レベルにおいて特定のリン
クにおける所望の音声品質を得ることである。有効な電
力制御なしに、所望のレベルの音声品質は、大きなシス
テム付加のことで得ることができず、結果として、CD
MAワイヤレスシステムから期待される容量利得は、実
現され得ない。これは、CDMAシステムの逆方向リン
ク(アップリンク)(即ち、移動体局から基地局へ)に
ついて特に当てはまる。
【0004】逆方向リンクについての電力制御の重要性
を認識して、IS−95標準は、「内部ループ電力制御
(inner loop power control)」としてこの技術分野に
おいて知られている電力制御スキームを提供した。この
スキームにおいて、基地局は、移動体局に対して、1.
25ミリ秒(ms)毎に1ビットフィードバック信号を
送信する。このフィードバック信号の1ビット値は、
(移動体局から送信される)基地局における受信信号の
信号対雑音比を表す瞬時的なビットエネルギ対雑音密度
比(Eb/N0)の推定値が、ターゲットの比EB/N0T
を超えるかまたは下回るかを表す。以下、ビットエネル
ギ対雑音密度比は、信号対雑音比と呼ばれる。
【0005】上述したように、CDMAシステムにおけ
る電力制御スキームの最終的な目的は、最小の送信電力
レベルにおいて特定のリンクにおける所望の音声品質を
得ることである。リンク上の音声品質の単純な、量化可
能な尺度は、そのリンク上の関連するフレームエラーレ
ート(FER)である。IS−95に基づくCDMAシ
ステムに対して、所望の音声品質は、FERが所定レベ
ル(例えば、1%)以下である場合、リンク上で達成さ
れたということができる。所定のフェージング環境に対
して、FERは、受信機における平均のEb/N0の関数
である。
【0006】上述したように、内部ループ電力制御は、
受信機Eb/N0をターゲットEbT/N0Tに近くに維持す
ることを助けるので、FERは、最終的に、ターゲット
bT/N0Tにより決定される。したがって、所定のフェ
ージング環境において所望の音声品質を得るために、タ
ーゲットのEbT/N0Tは、その環境に対して適切なレベ
ルに設定される必要がある。そうでなければ、1つの移
動体局の送信は、別の移動体局の送信と干渉し、移動体
局が基地局により聴くことができないようになり、本質
的に、基地局の容量を減少させる。
【0007】あいにく、全てのフェージング環境におい
て所望のFERを達成する固定のターゲットのEbT/N
0Tが存在しない。当業者は、ターゲットのEbT/N0T
それに応じてターゲットのEbT/N0Tを調節する適応形
メカニズムを開発した。ROLPC(Reverse Outer Lo
op Power Control)と以下呼ばれるこのメカニズムは、
FERを監視し、FERが所望のしきい値より上である
か下であるかに依存して、ターゲットのEbT/N0Tを変
化させる。
【0008】ターゲットのEbT/N0Tをドライブするた
めにFERを直接的に使用することにより、現在のRO
LPCは、かなり安定なフェージング環境において非常
によくその目的を達する。しかし、この技法において意
味するFER監視プロセスは、2,3秒のオーダーの時
定数を有し比較的遅いので、その性能は、急激に変化す
るフェージング特性を伴うダイナミックな環境において
低下し得る。
【0009】そして、ROLPCのスピードを向上させ
るために、本出願人に譲渡された米国特許出願No.0
8/346800、1994年11月30日出願、Carl
Weaver および Wei Peng "Symbol Error Based Power
Control for Mobile Telecommunication System"は、ダ
イナミックなフェージング環境においてROLPCの性
能を改善する可能性があるシンボルエラー(SE)に基
づく技法を開示する。
【0010】SERおよびFERが強く相関していると
いう前提に基づくこの固定SEレート(SER)ターゲ
ットROLPC技法は、SERを所定の固定のターゲッ
トSER値に近く維持しようとする。そして、全てのフ
レームの後、関連するシンボルエラーカウントが、ター
ゲットSERと比較され、EbT/N0Tターゲットが、シ
ンボルエラーカウントがSERターゲットより大きいか
小さいかに従って、増加または減少される。更新された
bT/N0Tターゲットは、次のフレームにおいて内部ル
ープフィードバックビットを生成するために使用され
る。
【0011】上述した固定SERターゲットROLPC
技法は、SERの平均値に対して固定SERターゲット
を使用する。性能改善が上述した固定SERターゲット
ROLPC技法で可能であるに関わらず、SERとFE
Rとの間の相関が、異なるワイヤレス通信環境において
変化することが観察された。所定の(固定の)SERタ
ーゲットに対して、異なるフェージング環境におけるF
ERは、1オーダーの大きさ(an order of magnitude)
だけ異なり得る。換言すれば、上述した固定SERター
ゲットROLPC技法は、FERを、全てのフェージン
グ環境においてターゲットに近く維持することはできな
い。そして、所望のFERを達成するために、異なる環
境は、異なるSERターゲットを必要とする。
【0012】本出願人に譲渡された、米国特許出願N
o.09/052,696および09/052,58
1、Rege, "An Adaptive Symbol Error Rate Based Tec
hnique for CDMA Reverse Link Outer Loop Power Cont
rol," および "A Non-Adaptive Symbol Error Count Ba
sed Algorithm for CDMA Reverse Link Outer Loop Pow
erControl,"は、異なるフェージング条件下で望ましい
FERを達成するための技法を示す。具体的には、適応
形技法は、環境のその推定値に基づいてSERターゲッ
トをダイナミックに設定するために、シンボルエラーカ
ウントの変動の係数(即ち、標準偏差(standard devia
tion))を環境のシグネチャ(signature)として使用す
る適応形SER電力制御スキームを示す。
【0013】代替的な、非適応形シンボルエラーカウン
ト逆方向リンク外部ループ電力制御技法も、多様なフェ
ージング環境の元で望ましいFERを達成する。特に、
この技法は、SEカウントの二次スタティスティックに
対するターゲットを設定する。そして、両方の方法は、
bT/N0Tターゲットを変化させるため、即ち固定量だ
け増加または減少させるため、測定値とターゲットの比
較を使用する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】結果として、EbT/N
0Tターゲットの増加および減少は固定量であるので、こ
れらのタイプの電力制御方法による改善された性能を得
ることは、数回の繰り返しを行う可能性がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、タ
ーゲット信号対雑音比を変化させる量を適応的に調節す
ることにより、強化された電力制御を提供する。本発明
により修正された電力制御技法において、ターゲット信
号対雑音比が変化する量は、シンボルエラーレート(S
ER)の標準偏差の関数であり、特に、SERの標準偏
差とSERのターゲット標準偏差との間の差の関数であ
る。
【0016】一実施形態において、ターゲット信号対雑
音比を適応的に変化させることは、フレームエラーレー
ト(FER)を更新することによりトリガされる。しか
し、別の実施形態において、FERの更新よりも遙かに
迅速に生じるSERの標準偏差が更新されるとき、ター
ゲット信号対雑音比が変化させられる。両方の実施形態
において、SERの標準偏差およびSERの標準偏差の
ターゲットにより示される通信品質が、FERにより示
される通信品質と異なる場合、SERのターゲット標準
偏差は、2つの品質インジケータがより一致するように
更新される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原理を具現化す
るCDMA移動体通信システム200の一部を示す。新
規なコンセプト以外、図1に示されたエレメントは、周
知であり、詳細には説明しない。例えば、単一のブロッ
クエレメントとして示されているが、基地局201は、
ストアードプログラムコントロールプロセッサ、メモ
リ、および適切なインターフェースカードを含む。以下
に説明しない限り、かつ説明の目的のみのために、CD
MA移動体通信システムは、工業標準IS−95に準拠
していると仮定されている。しかし、以下の説明から、
CDMA2000などの他の工業標準にも適用可能であ
ることが分かるであろう。
【0018】システム200は、とりわけ呼び処理を提
供する移動体交換センタ(MSC205)、3個の基地
局201,202および203、および車輌のアイコン
により例示的に表現された移動体局210を含む。3個
の基地局201,202および203と移動体局210
とは、ワイヤレスエンドポイントを表す。基地局20
1,202,および203の各々は、それぞれランドラ
イン設備206,207および208によりMSC20
5に結合されている。この説明のその他の目的のため
に、移動体局210は、基地局201と、ダウンリンク
信号212およびアップリンク信号211により通信し
ていると仮定されている。
【0019】新規なコンセプトによれば、基地局201
は、移動体局210からの受信信号211について逆方
向外部ループ電力制御(ROLPC)を実行する。図2
は、本発明の原理を具現化する基地局201の一部を示
す。新規なコンセプト以外、図2に示されたエレメント
は、周知のものであり、ここでは詳細に説明しない。例
えば、コントローラ305は、この技術分野において知
られているように、関連メモリを伴うストアードプログ
ラムコントロールプロセッサを表す。
【0020】また、新規なコンセプトに関連する基地局
201の部分のみが示されており、例えば、受信信号の
受信機310による他の処理は示されていない。基地局
201は、(基地局プロセッサともここで呼ばれる)コ
ントローラ305,受信機310および送信機315を
含む。受信機310は、アップリンク信号211を受信
し、コントローラ305へ2つの信号を提供する。即
ち、受信機310により処理されたフレームのレートの
逆数であり、レート情報が失われるように消去がある場
合、ゼロに等しいR、およびn番目のフレームにより生
成されるシンボルエラーカウントであるSEnである。
【0021】上記したまたは周知のROLPC技法のう
ちの1つによれば、コントローラ305は、信号対雑音
比ターゲットを更新する。また、コントローラ305
は、移動体局210の送信信号レベルを制御するため
に、上述したフィードバック信号を移動体局210へ提
供するように送信機315を制御する。
【0022】次に、信号対雑音比ターゲットを更新する
コントローラ305のオペレーションが、図3−4およ
び5−6に関して詳細に説明されることになる。具体的
には、本発明の実施形態によるターゲット信号対雑音比
の適用形調節のみが、説明されることになる。これは、
本発明が、周知のROLPC技法の何れかまたは米国特
許出願Nos.09/052,696および09/05
2,581の上記したROLPC技法と関連づけられ得
るからである。
【0023】本発明の実施形態の説明において、以下の
定義が示される。Eb/N0=信号対雑音比(上述したよ
うに、Eb/N0は、信号対雑音比を表す瞬時的ビットエ
ネルギ対雑音密度比であり、以下そのように呼ぶ) SE=シンボルエラーカウント FE=フレームエラーカウント SER=シンボルエラーレート FER=フレームエラーレート σ=SERの標準偏差=(平方偏差(SER))1/2 σtarget=SERのターゲット標準偏差 δ=σ−σtarget ηup(δ)=δの関数としてのアップスケーリングファ
クタ ηdown(δ)=δの関数としてのダウンスケーリングフ
ァクタ Δup(FER)=許容可能なFERの関数としてのアッ
プ調節ステップ Δdown(FER)=許容可能なFERの関数としてのダ
ウン調節ステップ ΔSER(FER)=許容可能なFERの関数としての調
節ステップ EbT/N0T=逆方向内部ループ電力制御のための信号対
雑音比ターゲット Ωup=σtargetのためのアップセルフヒーリング(self
-healing)補正量 Ωdown=σtargetに対するダウンセルフヒーリング補正
量 n=現在フレーム
【0024】図3および4に関して以下に説明する本発
明の実施形態から明らかとなるように、アップおよびダ
ウンスケーリングファクタηup(δ)およびη
down(δ)は、ターゲット信号対雑音比のエラーを補正
するように設計される。この実施形態において、η
up(δ)=ηdown(δ)=|δ|であるが、本発明は、
ηup(δ)=ηdown(δ)を有するものに限定されず、
δのこの関数にもう限定されない。その代わりに、δの
他の関数が、具現化に依存して考えられ得る。
【0025】また、上述したように、アップ、ダウンお
よびSER調節ステップΔup、Δdo wnおよびΔSERは、
許容可能なまたは望ましいFERに依存する。以下の表
1は、異なる許容可能なFER値に対するup、dow
nおよびSER調節ステップΔup、ΔdownおよびΔSER
の値の一例を提供する。 許容可能なFER 1% 2% 3% 4% 5% Δup 3dB 2.5dB 2dB 1.5dB 1dB Δdown 1dB 1.5dB 2dB 2.5dB 3dB ΔSER 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 この実施形態の説明から分かるように、本発明は、これ
らの値に限定されず、この値の表は、他の許容可能なF
ER値に対して拡張可能である。
【0026】本発明は第1の実施形態が、図3−4に示
されている。図3に示されているように、ステップS1
0において、コントローラ305は、現在の(即ち、n
番目の)フレームのFERがシステム設計者により設定
された望ましいまたは許容可能なフレームエラーレート
(例えば、1%)を超えるかどうかを決定する。もし超
える場合、ステップS20において、コントローラ30
5は、SERの標準偏差、σとSERの標準偏差のター
ゲット、σtargetとの間の差δを計算する。
【0027】ターゲット標準偏差は、最初に、図7に示
されたプロットに従う許容可能なFERに基づいて確立
される。図7は、異なるスピードで進む移動体局に対す
るSERの初期標準偏差の、期待される得られるFER
に対するグラフを示す。したがって、例えば、許容可能
なFERが2%に設定される場合、SERの初期ターゲ
ット標準偏差が、〜12に設定されることになる。これ
は、移動体局のスピードに無関係に、FER≦2%にな
らなければならないからである。
【0028】次に、ステップS30において、コントロ
ーラ305は、差δが0以下であるかどうかを決定す
る。即ち、差δは、SERの標準偏差に基づく通信品質
を表す。FERが許容できない通信品質を示すので、差
δも許容できない通信品質を示すことになり、これは、
δが0より大きいことを意味する。結果として、差δが
許容可能な通信品質(δ≦0)を示す場合、処理はステ
ップS40へ進む。ステップS40において、ターゲッ
ト信号対雑音比が、以下に示す式(1)に従って更新さ
れ、SERのターゲット標準偏差、σtargetは、以下の
式(2)に示されたように更新される。 (EbT/N0T)(n)=(EbT/N0T)(n−1)+Δup (1) σtarget=σtarget−Ωdown (2)
【0029】FERに従って、通信品質は許容可能でな
いので、ターゲット信号対雑音比は、Δupだけ増加す
る。
【0030】また、FERが通信品質のより正確な表示
であるので、差δにより示される通信品質がこれと一致
しない場合、差δの自己補正が、ダウンセルフヒーリン
グ補正量Ωdown(例えば、0.5であるが、Ωdownの値
は、設計的選択事項である)だけSERのターゲット標
準偏差を減少させることにより行われる。
【0031】ステップS40の後に、次のFERが受信
されるまで処理が終了し、処理がステップS10におい
て開始される。
【0032】ステップS30において、差δにより示さ
れる通信品質が、FERの通信品質(即ち、許容できな
い通信品質(δ≧0))と一致する場合、処理はステッ
プS50へ進む。ステップS50において、ターゲット
信号対雑音比は、以下の式(3)に従って変化させられ
る。 (EbT/N0T)(n)=(EbT/N0T)(n−1)+sign(δ)ηup(δ)ΔSER (3 )
【0033】通信品質が許容できないので、ターゲット
信号対雑音比は、sign (δ)ηup(δ)ΔSER の量だけ増
加させられる(sign(δ)は正である)。そして、ηup
(δ)の値が差δの関数として変化するので、信号対雑
音比の増加量は、適応形調節である。
【0034】ステップS10において、FERが許容で
きない通信品質(例えば、1%より低い)を示す場合、
図4に示されているように、処理はステップS60へ進
む。ステップS60において、差δは、S20に対して
上述した同じ方法で計算される。そして、ステップS7
0において、コントローラ305は、差δにより示され
る通信品質が、FERの通信品質と一致しているかどう
かを決定する。即ち、FERは、許容可能な通信品質を
示し、上述したように、差δが0より小さい場合、差δ
も、許容可能な通信品質を示す。結果として、差δが、
ステップS70において0より小さい場合、ステップS
80において、ターゲット信号対雑音比が、以下の式
(4)に従って減少させられる(sign(δ)は負であ
る)。 (EbT/N0T)(n)=(EbT/N0T)(n-1)+sign(δ)ηdown(δ)ΔSER (4)
【0035】通信品質が許容可能であるので、ターゲッ
ト信号対雑音比が、減少され得る。式(4)により示さ
れているように、ターゲット信号対雑音比は、sign(δ)
ηdo wn(δ)ΔSER の量だけ減少させられる。そして、η
down(δ)の値が、差δの関数として変化するので、信号
対雑音比の減少量は、適応形調節である。
【0036】ステップS70において、差δが、許容で
きない通信品質(δ≧0)である場合、これは、FER
により示される通信品質と一致しない場合であり、処理
はステップS90へ進む。ステップS90において、タ
ーゲット信号対雑音比は、以下の式(5)に従って減少
し、SERのターゲット標準偏差が以下の式(6)に従
って増大される。 (EbT/N0T)(n)=(EbT/N0T)(n-1)+Δdown (5) σtarget=σtarget+Ωup (6)
【0037】通信品質が許容可能であるので、ターゲッ
ト信号対雑音比は、式(5)に従って減少され得る。具
体的には、ターゲット信号対雑音比は、Δdownの量だけ
減少される。また、差δにより示される通信品質のレベ
ルがFERに基づくより正確な品質表示と一致しないの
で、SERのターゲット標準偏差は、差δにより示され
る品質がFERにより示される品質とより一致するよう
に、自己補正量Ω(例えば、0.5)だけ増加される。
Ωdownと同様、Ωupの値は設計的選択事項である。
【0038】ステップS80またはステップS90の後
に、処理は、次のフレームエラー測定まで終了し、処理
は、ステップS10において再び始まる。
【0039】上記したように、ターゲット信号対雑音比
の適応形調節は、フレーム毎に、即ち約20ミリ秒毎に
一度生成されるFERによりトリガされる。しかし、タ
ーゲット信号対雑音比に対する調節量は、SERに基づ
き、特に、SERの標準偏差およびそのターゲットに基
づく。また、SERのターゲット標準偏差は、FERの
正確な品質表示に基づいて適応的に補正される。ターゲ
ット信号対雑音比の適応的調節のために、本発明による
方法を含むワイヤレスシステムは、ダイナミックな環境
により迅速に適用でき、そのような環境におけるより高
いレベルの通信品質を提供する。
【0040】図5−6は、本発明によるターゲット信号
対雑音比の変化量を適応的に調節するための別の実施形
態を示す。上述したように、FERは、各フレーム、約
20ミリ秒ごとに一度生成される。SERは、したがっ
てSERの標準偏差は、20ミリ秒より大幅に短い時間
(例えば、1−5ミリ秒)で生成される。第2の実施形
態によれば、ターゲット信号対雑音比は、図5に示され
たフローチャートに従って適応的に変化させられる。
【0041】図5に示されているように、ステップS1
00において、コントローラ305は、図3中のステッ
プS20に関して前述したものと同じ方法で、差δを計
算する。そして、ステップS110において、コントロ
ーラは、ηdown(δ)およびηup(δ)がそれぞれ、単
一の適用的調節子h(δ)により置き換えられているこ
と以外、図3および4中のステップS50およびS80
に関して説明された式(3)および(4)と実質的に同
じ式に従ってターゲット信号対雑音比を更新する。sign
(δ)が正である場合、適用的調節変数は、η(δ)=
ηup(δ)であり、その他の場合、η(δ)=η
down(δ)である。
【0042】SERの標準偏差は、20ミリ秒よりより
急速に変化するので、この実施形態によるターゲット信
号対雑音比を適応的に変化させる方法は、図3および4
について上述した方法よりもさらに迅速に、ダイナミッ
クに変化する環境に適応する。
【0043】図5に示されたターゲット信号対雑音比を
適応的に変化させることと組み合わせて、この第2の実
施形態による方法は、FERが生成されるとき、図6に
示された自己補正動作を、20ミリ秒毎に実行する。図
6に示されているように、ステップS120において、
コントローラは、所望のFER以上であるかどうかを決
定する。FERが所望のFERより大きい場合、許容で
きない通信品質を示し、ステップS130において、図
5のステップS100からの現在の差δが、この品質決
定と一致するかまたは一致しないかを決定する。即ち、
差δが0以下である場合、差δは、許容できない通信品
質を示し、FERからの品質表示と一致しない。結果と
して、ステップS140において、コントローラ305
は、自己補正量ΩdownだけSERのターゲット標準偏差
を減少させる。
【0044】ステップS130において、差δが許容で
きない通信品質(δ≧0)を示す場合、処理は、次のF
ERが生成されるまで終了する。
【0045】ステップS120において、FERが所望
のFERより小さい場合、通信品質は許容可能であり、
処理は、ステップS120からステップS150へ進
む。ステップS150において、コントローラ305
は、差δが同様に許容可能な通信品質を示すかどうかを
決定する。即ち、コントローラ30は、差δがゼロ以上
であるかどうかを決定する。差δが0以上である場合、
差δは、許容できない通信品質を示し、FERに基づく
品質決定と一致しない。結果として、ステップS160
中のコントローラは、自己補正量ΩupだけSERに対す
るターゲット標準偏差を増大させることになり、処理
は、次のFERが生成されるまで終了する。
【0046】ステップS150において、差δが、FE
Rに基づく決定と一致する許容可能な通信品質を示す場
合、処理は、次のFERが生成されるまで終了する。
【0047】第2の実施形態による方法は、ターゲット
信号対雑音比が、第1の実施形態よりも遙かに速いレー
トで調節されることを可能にし、また、SERにより示
される通信品質が、より正確なFER測定により示され
る通信品質と一致する場合、自己補正メカニズムを提供
する。
【0048】他のROLPC技法と異なり、本発明によ
り修正されたROLPC技法は、ターゲット信号対雑音
比に対する改善された適応形調節を提供する。そして、
本発明は、迅速にまたはダイナミックに変化する環境に
おける改善された電力制御を提供する。
【0049】また、本発明は、逆方向リンク電力制御と
の関連で説明したが、本発明は、順方向リンク上で同様
のタイプの電力制御を許容するシステムまたは標準(例
えば、CDMA2000)における順方向リンク電力制
御にも適用可能である。
【0050】また、本発明は、CDMAとの関連で説明
したが、本発明はCDMAに前提されないと理解される
べきである。その代わりに、本発明は、同様のタイプの
電力制御を許容する他の通信方法の逆方向および/また
は順方向リンク電力制御に適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ターゲット信号対雑音比を変化させる量を適応的に調節
することにより、強化された電力制御を提供することが
できる。
【0052】特許請求の範囲の発明の要件の後に括弧で
記載した番号がある場合は本発明の一実施例の態様関係
を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと解
釈してはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理による移動体通信システムの一部
を示す図。
【図2】本発明の原理を具現化する基地局の一部を示す
図。
【図3】本発明による方法の一実施形態を示す図。
【図4】本発明による方法の一実施形態を示す図。
【図5】本発明による方法の別の実施形態を示す図。
【図6】本発明による方法の別の実施形態を示す図。
【図7】予測される得られるフレームエラーレートに対
する、異なるスピードで移動する移動体局についてのシ
ンボルエラーレートの初期ターゲット標準偏差を示すグ
ラフ。
【符号の説明】
200 CDMA移動体通信システム 201,202,203 基地局 205 呼び処理 210 移動体局 305 コントローラ 310 受信機 315 送信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 テリー シ フォン チェン シンガポール共和国、239975 シンガポー ル、スカイライン アングリア 13番− 02、アングリア パーク 23 (72)発明者 チン ヤオ フアン アメリカ合衆国、07869 ニュージャージ ー州、ランドルフ、ヒルクレスト ドライ ブ 18 (72)発明者 フランシス ジアン アメリカ合衆国、07981 ニュージャージ ー州、ウィッパニー、ディアフィールド ロード 45 (72)発明者 アレクサンドロ サルバラニ アメリカ合衆国、08820 ニュージャージ ー州、エジソン、パーク アベニュー 4000 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 5K060 BB07 CC04 DD07 LL01 5K067 AA23 CC10 DD27 DD45 DD46 EE02 EE10 GG09 HH21

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信デバイスから信号を受信するステッ
    プと、 前記受信された信号に基づいてシンボルエラーレートを
    決定するステップと、 ターゲット信号対雑音比の変化量の適応形調節で、逆方
    向外部ループ電力制御を実行するステップとを有し、前
    記適応形調節は、前記シンボルエラーレートに基づくこ
    とを特徴とするワイヤレスインフラストラクチャにおい
    て使用するための方法。
  2. 【請求項2】 前記適応形調節は、前記シンボルエラー
    レートおよび前記シンボルエラーレートに関連するター
    ゲットに基づくことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記適応形調節は、フレームエラーレー
    トの決定により取り出されることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記受信された信号に基づいてフレーム
    エラーレートを決定するステップをさらに含み、 前記適応形調節は、前記フレームエラーレートおよび前
    記シンボルエラーレートに基づく量だけ、前記ターゲッ
    ト信号対雑音比を調節することを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記受信された信号からフレームエラー
    レートを決定するステップと、 前記フレームエラーレートに基づいて、前記ターゲット
    信号対雑音比を増加させるべきかまたは減少させるべき
    かを決定するステップと、 前記シンボルエラーレートに基づいて、前記ターゲット
    信号対雑音比を増加または減少させる量を決定するステ
    ップとをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 送信デバイスから信号を受信するステッ
    プと、 前記受信された信号に基づいて、シンボルエラーレート
    の標準偏差を第1に決定するステップと、 前記シンボルエラーレートを標準偏差に基づいて、ター
    ゲット信号対雑音比の変化量の適応形調節で、電力制御
    を実行することを特徴とするワイヤレスインフラストラ
    クチャにおいて使用するための方法。
  7. 【請求項7】 前記適応形調節は、前記シンボルエラー
    レートの標準偏差および前記シンボルエラーレートのタ
    ーゲット標準偏差に基づく量だけ、前記ターゲット信号
    対雑音比を調節することを特徴とする請求項6記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記受信された信号からフレームエラー
    レートを第2に決定するステップと、 前記フレームエラーレートに基づいて、前記シンボルエ
    ラーレートの前記ターゲット標準偏差を増加させるべき
    かまたは減少させるべきかを第3に決定するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第3に決定するステップは、 前記フレームエラーレートに基づいて、通信品質が許容
    可能であるかどうかを第4に決定するステップと、 通信品質が、前記シンボルエラーレートの前記標準偏差
    および前記シンボルエラーレートの前記ターゲット標準
    偏差に基づいて許容可能であるかどうかを第4に決定す
    るステップと、 前記第4に決定するステップの出力が、許容できない通
    信品質を示し、かつ前記第4に決定するステップの出力
    が許容可能な通信品質を示す場合、前記シンボルレート
    の前記ターゲット標準偏差を減少させるステップと、 前記第4に決定するステップの前記出力が、許容できな
    い通信品質を示し、前記第4に決定するステップの出力
    が、許容可能な通信品質を示す場合、前記シンボルエラ
    ーレートの前記ターゲット標準偏差を増加させるステッ
    プとを含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 通信品質が前記フレームエラーレート
    に基づいて許容可能であるかどうかを第1に決定するス
    テップと、 前記シンボルエラーレートの前記標準偏差および前記シ
    ンボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差に基づい
    て許容可能であるかどうかを第2に決定するステップ
    と、 前記第1に決定するステップの出力および前記第2に決
    定するステップの出力が一致しない場合、前記シンボル
    エラーレートの前記ターゲット標準偏差を、前記第1に
    決定するステップの出力と一致させるよう調節するステ
    ップとをさらに含むことを特徴とする請求項9記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記受信された信号に基づいてフレー
    ムエラーレートを決定するステップをさらに含み、 前記適応形調節は、前記フレームエラーレート、前記シ
    ンボルエラーレートの前記標準偏差、および前記シンボ
    ルエラーレートのターゲット標準偏差に基づく量だけ前
    記ターゲット信号対雑音比を調節することを特徴とする
    請求項6記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記受信された信号に基づいてフレー
    ムエラーレートを決定するステップをさらに含み、 前記実行するステップは、フレームエラーレートに基づ
    いて通信品質が許容可能であるかどうかを第1に決定す
    るステップと、 前記シンボルエラーレートの前記標準偏差および前記シ
    ンボルレラーレートのターゲット標準偏差に基づいて、
    通信品質が受け入れ可能であるかどうかを第2に決定す
    るステップと、 前記第1に決定するステップの出力が許容できない通信
    品質を示し、かつ前記第2に決定するステップの出力が
    許容可能な通信品質を示す場合、第1の量だけ前記ター
    ゲット信号対雑音比を増加させるステップと、 前記第1に決定するステップの出力が許容できない通信
    品質を示し、かつ前記第2に決定するステップの出力が
    許容できない通信品質を示す場合、前記シンボルエラー
    レートの前記標準偏差および前記シンボルエラーレート
    の前記ターゲット標準偏差に基づく第2の量だけ、前記
    ターゲット信号対雑音比を増加させるステップと、 前記第1に決定するステップの出力が許容可能な通信品
    質を示し、かつ前記第2に決定するステップの出力が許
    容できない通信品質を示す場合、第3の量だけ前記ター
    ゲット信号対雑音比を減少させるステップと、 前記第1に決定するステップの出力が許容可能な通信品
    質を示し、かつ前記第2に決定するステップの出力が許
    容可能な通信品質を示す場合、前記シンボルエラーレー
    トを前記標準偏差および前記シンボルエラーレートの前
    記ターゲット標準偏差に基づく第4の量だけ、前記ター
    ゲット信号対雑音比を減少させるステップとを含むこと
    を特徴とする請求項6記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1に決定するステップの出力が
    許容できない通信品質を示し、かつ第2に決定するステ
    ップの出力が許容可能な通信品質を示す場合、前記シン
    ボルエラーレートの前記ターゲット標準偏差を減少させ
    るステップと、 前記第1に決定するステップの出力が許容できない通信
    品質を示し、かつ前記第2に決定するステップの出力が
    許容可能な通信品質を示す場合、前記シンボルエラーレ
    ートの前記ターゲット標準偏差を増加させるステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 送信デバイスから信号を受信するステ
    ップと、 フレームエラーレートの決定によりトリガされ、決定さ
    れたシンボルエラーレートに基づいてターゲット信号対
    雑音比の適応的に調節する電力制御を実行するステップ
    とを有し、 前記フレームエラーレートおよび前記シンボルエラーレ
    ートは、前記受信された信号に基づいて決定されること
    を特徴とするワイヤレスインフラストラクチャにおいて
    使用するための方法。
  15. 【請求項15】 前記実行するステップは、 前記受信された信号から前記フレームエラーレートおよ
    びシンボルエラーレートを決定するステップと、 前記シンボルエラーレートの標準偏差を決定するステッ
    プと、 前記シンボルエラーレートの前記標準偏差に基づいて、
    ターゲット信号対雑音比を適応的に調節するステップと
    を含むことを特徴とする請求項16記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記実行するステップは、 前記受信された信号からフレームエラーレートおよびシ
    ンボルエラーレートを決定するステップと、 前記フレームエラーレートに基づいて、前記ターゲット
    信号対雑音比を増加させるべきかまたは減少させるべき
    かを決定するステップと、 前記シンボルエラーレートに基づいて、前記ターゲット
    信号対雑音比を増加または減少させるべき量を決定する
    ステップとを含むことを特徴とする請求項15記載の方
    法。
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