JP4758245B2 - 多軸駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多関節ロボットなどの駆動源として好適に実施することができる多軸駆動装置に関する。
図8は、従来技術の多軸駆動装置1を簡素化して示す断面図である。多軸駆動装置1は、第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3と、第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3と、第1軸ケーシングC1〜第3軸ケーシングC3とを含む。
第1軸ケーシングC1は、工場内に設置されるベースプレートまたはフレームなどの予め定める取付け部材2の設置面に設置されて固定される。このような第1軸ケーシングC1上には、基台13を介して前記第1軸減速機G1が搭載され、この第1軸減速機G1上には、前記第2軸ケーシングC2が搭載される。
第2軸ケーシングC2は、第2軸電動機M2を収容する下部ケーシング部分3と、この下部ケーシング部分3の上端部に一体的に連なり、第3軸ケーシングC3と第2軸減速機G2とを収容する上部ケーシング部分4とを有する。下部ケーシング部分3の上部端壁を形成しかつ上部ケーシング部分4の下部端壁を形成する隔壁5には、第2軸減速機G2が基台14を介して固定され、この第2軸減速機G2には第3軸ケーシングC3が固定される。第3軸ケーシングC3には、第3軸電動機M3と第3軸減速機G3とが収容される。
第1軸電動機M1の出力軸6は第1軸ケーシングC1から突出し、第1軸減速機G1の入力端に連結される。第1軸減速機G1の出力端は、第1軸ケーシングC2の下部に連結され、第1軸電動機M1の出力軸6の回転が第1軸減速機G1を介して第2軸ケーシングC2に伝達される。
また、第2軸ケーシングC2において、下部ケーシング部分3内の第2軸電動機M2の出力軸7は、隔壁5を介して上部ケーシング部分4内に突出し、第2軸減速機G2の入力端に連結される。第2軸減速機G2の出力端は、第3軸ケーシングC3に連結される。第3軸ケーシングC3内の第3軸電動機M3の出力軸8は、第3軸減速機G3の入力端に連結され、第3軸減速機G3の出力端には、出力軸9が設けられる。これらの出力軸6〜9は、共通な一直線上に回転軸線を有し、第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3と第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3とが直列に配置された3軸駆動装置を実現する。
このような多軸駆動装置1において、第1軸電動機M1に駆動電力が供給されると、出力軸6が第1軸J1まわりに回転駆動され、その回転は第1軸減速機G1に導かれて減速され、第2軸ケーシングC2に伝達され、第2軸ケーシングC2を前記第1軸J1まわりに回転駆動させる。
また第2軸電動機M2に駆動電力が供給されると、その出力軸7は第2軸J2まわりに回転駆動され、その回転は第2軸減速機G2に導かれて減速され、第3軸ケーシングC3を前記第2軸J2まわりに回転駆動させる。
さらに第3軸電動機M3に駆動電力が供給されると、出力軸8が第3軸J3まわりに回転駆動され、その回転は第3軸減速機G3に導かれて減速され、出力軸9を第3軸J3まわりに回転駆動させる。
したがって、第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3に駆動電力を選択的に供給/遮断することによって、第2軸ケーシングC2および第3軸ケーシングC3の出力部10,11ならびに第3軸減速機G3の出力軸9によって、個別に異なる回転を出力することができる。
図9は、他の従来技術の多軸駆動装置20を簡素化して示す断面図である。この多軸駆動装置20は、前述の多軸駆動装置1と同様に、第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3、第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3および第1軸ケーシングC1〜第3軸ケーシングC3を有する点で共通し、対応する部分には同一の参照符を付す。
この従来技術では、第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3が、第1軸ケーシングC1〜第3軸ケーシングC3の側壁にそれぞれ設けられ、各出力軸6,7,8には傘歯車21,22,23がそれぞれ設けられる。これらの傘歯車21〜23は、第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3の各入力軸24,25,26にそれぞれ設けられる傘歯車27,28,29に噛合する。第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3の各入力軸24〜26および各出力端30,31,32は、第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3の各出力軸6〜8の回転軸線に直交する一直線上に共通に第1軸J1〜第3軸J3を有する。
このような多軸駆動装置20において、第1軸電動機M1に駆動電力が供給されると、その出力軸6の回転は各傘歯車21,27を介して第1軸減速機G1に導かれて減速され、第2軸ケーシングC2を第1軸J1まわりに回転駆動させる。また第2軸電動機M2に駆動電力が供給されると、その出力軸7の回転は各傘歯車22,28を介して第2軸減速機G2に導かれて減速され、第3軸ケーシングC3を第2軸J2まわりに回転駆動させる。さらに第3軸電動機M3に駆動電力が供給されると、その出力軸8の回転は各傘歯車23,29を経て第3軸減速機G3に導かれて減速され、出力軸9を第3軸J3まわりに回転駆動させる。これらの第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3に駆動電力を供給/遮断することによって、第2軸ケーシングC2および第3軸ケーシングC3の出力部10,11および第3軸減速機G3の出力軸9を個別に回転駆動することができる。
図10は、さらに他の従来技術の多軸駆動装置40を簡素化して示す断面図である。この従来技術の多軸駆動装置40もまた、前述の図8および図9に示される多軸駆動装置1,20と同様に、第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3、第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3および第1軸ケーシングC1〜第3軸ケーシングC3を有し、対応する部分には同一の参照符を付す。
この従来技術では、第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3の各出力軸6,7,8には、プーリ41,42,43がそれぞれ設けられる。また第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3の各入力軸24〜26には、プーリ44,45,46がそれぞれ設けられる。第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3の各出力軸6〜8の軸線は、第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3の入力軸24〜26の軸線と平行である。
第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3の各出力軸6〜8に設けられるプーリ41〜43と、第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3の各入力軸24〜26に設けられる各プーリ44〜46とにわたって、ベルト47〜49がそれぞれ巻き掛けられて張架される。これによって第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3の各出力軸6〜8の回転は、各プーリ41〜43、ベルト47〜49および各プーリ44〜46を経て、第1軸減速機G1〜第3軸減速機G3の各入力軸24〜26に入力される。
このような多軸駆動装置40において、第1軸電動機M1に駆動電力が供給されると、その出力軸6の回転は、プーリ41、ベルト47およびプーリ44を経て第1軸減速機G1に導かれて減速され、第2軸ケーシングC2を第1軸J1まわりに回転駆動させる。また第2軸電動機M2に駆動電力が供給されると、その出力軸7の回転は、プーリ42、ベルト48およびプーリ45を経て、第2軸減速機G2に導かれて減速され、第3軸ケーシングC3を第2軸J2まわりに回転駆動させる。
さらに第3軸電動機M3に駆動電力が供給されると、その回転軸8の回転は、プーリ43、ベルト49およびプーリ46を経て、第3軸減速機G3の入力軸26に入力され、減速されて出力軸9を第3軸J3まわりに回転駆動させる。このようにして、この従来技術では、各出力部10,11および出力軸9から異なる回転を出力することができるように構成されている(特許文献1,2参照)。
特開平11−33947号公報 特開平11−207684号公報
前述の図8〜図10に示す各従来技術の多軸駆動装置1,20,40では、第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3に駆動電力をそれぞれ供給するサーボアンプなどである駆動装置が第1軸ケーシングC1〜第3軸ケーシングC3の外で、かつ第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3から離れた位置に配置されるため、各駆動装置と第1軸電動機M1〜第3軸電動機M3とを配線51,52,53によって個別に接続しなければならず、配線数が多いという問題がある。
また第2軸ケーシングC2および第3軸ケーシングC3が回動すると、第2軸電動機M2および第3軸電動機M3から延びる配線52,53が第2軸ケーシングC2および第3軸ケーシングC3に巻付き、摩耗および断線を生じやすいという問題がある。これを防ぐためには、特許文献2に記載されるような、配線を巻取るための構成が必要となり、装置が複雑化および大形化してしまうという問題がある。
また第2軸ケーシングC2および第3軸ケーシングC3には、これらのケーシングC2,C3内に備えられる電動機、減速機および歯車などの各種の機器および部品を外部から作業することができるように構成されていないため、メンテナンス性が悪いという問題がある。
本発明の目的は、簡単な構成で、配線数を低減し、メンテナンス性が向上された多軸駆動装置を提供することである。
本発明は、第1ケーシングと、
第2ケーシングと、
前記第2ケーシング内に収容される第3ケーシングと、
前記第1ケーシングに設けられる第1駆動装置と、
前記第1ケーシングと第2ケーシングとの間に設けられ、前記第1駆動装置によって駆動されて前記第2ケーシングを第1軸線まわりに回動させる第1減速機であって、該第1軸線と共通な軸線方向に貫通した挿通孔が形成された中空の第1減速機と、
前記第2ケーシング内に収容される第2駆動装置と、
前記第2ケーシング内であって前記第3ケーシングの外部に設けられ、前記第2駆動装置によって駆動されて前記第3ケーシングを第2軸線まわりに回動させる第2減速機であって、該第2軸線と共通な軸線方向に貫通した挿通孔が形成された中空の第2減速機と、
前記第3ケーシング内に収容される第3駆動装置と、
前記第3ケーシング内に設けられ、第3駆動装置によって駆動される第3減速機と、
前記第1の減速機に形成された挿通孔を挿通して延び、前記第1駆動装置と前記第2駆動装置とを接続する第1の信号線と、
前記第2の減速機に形成された挿通孔を挿通して延び、前記第2駆動装置と前記第3駆動装置とを接続する第2の信号線とを含み、
前記第2ケーシングおよび第3ケーシングには、出力軸が一体的にそれぞれ形成され、第2ケーシングの出力軸に、第3ケーシングの出力軸が挿通して配置されることを特徴とする多軸駆動装置である。
また本発明は、前記第1の減速機に形成された挿通孔を挿通して延び、前記第1駆動装置と前記第2駆動装置とを接続する第1の電力線と、
前記第2の減速機に形成された挿通孔を挿通して延び、前記第2駆動装置と前記第3駆動装置とを接続する第2の電力線とをさらに含むことを特徴とする。
さらに本発明は、前記第2ケーシングには、前記第2減速機が収容される内部空間を開放する開口部が形成され
前記第3ケーシングには、前記第3減速機が収容される内部空間を開放する開口部が形成されることを特徴とする。
さらに本発明は、前記第1減速機は、前記第1駆動装置を構成する電動機の出力軸の回転を入力端から入力し、入力した回転を減速して出力する出力端を有する中空の減速機からなり、
前記第2減速機は、前記第2駆動装置を構成する電動機の出力軸の回転を入力端から入力し、入力した回転を減速して出力する出力端を有する中空の減速機からなることを特徴とする。
本発明によれば、第2ケーシングおよび第3ケーシングに回転力を導く第1減速機および第2減速機を中空とし、第2減速機および第3減速機を駆動するために用いられる第2駆動装置および第3駆動装置用の信号線をそれぞれ、第1減速機および第2減速機の挿通孔を通して接続しているので、構成を複雑化せずに配線数を低減することができる。
また本発明によれば、第2ケーシングおよび第3ケーシングに回転力を導く第1減速機および第2減速機を中空とし、第2減速機および第3減速機を駆動するために用いられる第2駆動装置および第3駆動装置用の電力線をそれぞれ、第1減速機および第2減速機の挿通孔を通して接続しているので、構成を複雑化せずに配線数を低減することができる。
さらに本発明によれば、第2ケーシングおよび第3ケーシングに開口部が形成されるので、第2ケーシングおよび第3ケーシング内に設けられる電動機、減速機および配線ケーブルなどの各種の機器の保守管理を、外部から容易に行うことができ、メンテナンス性が向上することができる。
さらに本発明によれば、第1減速機および第2減速機が中空の減速機からなるので、ケーシングの回動に伴う配線の変位を可及的に少なくして、配線の摩耗および損傷を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の一形態の多軸駆動装置60を簡素化して示す断面図である。本実施形態の多軸駆動装置60は、第1軸電動機M11〜第3軸電動機M13、第1軸減速機G1〜第3軸減速機G13および第1軸ケーシングC11〜第3軸ケーシングC13を含む。前記第1軸電動機M11〜第3軸電動機M13は、サーボモータによって実現される。
第1軸電動機M11〜第3軸電動機M13は、出力軸61〜63を有する。第1軸電動機M11および第2軸電動機M12の各出力軸61,62には、プーリ64,65がそれぞれ固定される。また第3軸電動機M13の出力軸63には、歯車66が固定される。第1軸減速機G11および第2軸減速機G12は、入力端67,68および出力端69,70をそれぞれ有し、各入力端67,68には入力軸71,72がそれぞれ設けられる。
各入力軸71,72には、プーリ73,74が固定される。第1軸電動機M11のプーリ64および第1軸減速機G11のプーリ73間にわたって、ベルト75が巻き掛けられて張架され、第1軸電動機M11の出力軸61の回転が、第1軸減速機G11の入力軸71に伝達される。
また、第2軸電動機M12の出力軸62に設けられるプーリ65および第2軸減速機G12の入力軸72に設けられるプーリ74間には、ベルト76が巻き掛けられて張架される。さらに第3軸電動機M13の歯車66には、歯車77が噛合し、この歯車77には出力軸112が同軸に固定される。各歯車66,77は、用途に応じた所定の歯車比を有し、前記第3軸減速機G13を構成する。
次に、前述の第1軸ケーシングC11〜第3軸ケーシングC13の構造について述べる。第1軸ケーシングC11は、上壁80、下壁81および周壁82を有する。上壁80には、第1軸電動機M11の出力軸61が挿通する挿通孔83と、第1軸減速機G11の入力軸71が挿通する挿通孔84とが相互に離間して形成される。また下壁81には、第1軸減速機G11の入力軸71が挿通する挿通孔84と同一軸線上に、第ケーブル85が挿通する挿通孔86が形成される。
第2軸ケーシングC12は、上壁89、隔壁90、下壁91および周壁92を有する。周壁92は、上壁89と隔壁90とにわたって形成される第1周壁部分93と、隔壁90と下壁91とにわたって形成される第2周壁部分94とによって形成される。隔壁90には、第2軸電動機M12の出力軸62が挿通する挿通孔95と、第2軸減速機G12の入力軸72が挿通する挿通孔96とが形成される。
また下壁91には、前記第2軸減速機G12の力軸72が挿通する挿通孔96と同軸に、前記第ケーブル85が挿通する挿通孔97が形成される。前記第2軸ケーシングC12内の空間は、隔壁90によって上部空間98と下部空間99とに仕切られる。上部空間98には、第2軸電動機M12と、第2軸減速機G12と、第3軸ケーシングC13と、第2軸電動機M12を駆動するための第2軸アンプAmp2とが収容される。
このような第2軸ケーシングC12において、上壁89には直円筒状の第出力軸101が一体的に形成される。また周壁92の第1周壁部分93には、上部空間98内に収容される前述の第2軸電動機M12、第2軸減速機G12、第2軸アンプAmp2などを保守点検するための開口102が形成される。
図2は、多軸駆動装置60の配線系統図である。図1をも参照して、下部空間99内には、第2軸電動機M12の出力軸62と第2軸減速機G12の入力軸72とが突出し、これらを連結する前記プーリ65,74およびベルト76が収容される。前記隔壁90にはまた、第2ケーブル85および第3ケーブル103が挿通する挿通孔104が形成される。第2ケーブル85および第3ケーブル103は、下部空間99内においては、ベルト76などへの干渉を防止するため、前記ベルト76に関して図1の紙面に垂直方向両側に分割して配置される。
第3軸ケーシングC13は、上壁106、下壁107および周壁108を有する。上壁106には、直円筒状の第2出力軸109が一体的に形成される。この第2出力軸109は、第1出力軸101内を同軸に挿通して延在している。また下壁107には、第3ケーブル103が挿通する挿通孔110が形成される。さらに周壁108には、第3軸ケーシングC13内に収容される前述の第3軸電動機M13、第3軸減速機G13および第3軸アンプAmp3などを保守点検ための開口111が形成される。
前記第1軸減速機G11は、第1軸J1まわりに第2軸ケーシングC2を回動し、第2軸減速機G12は第2軸J2まわりに第3軸ケーシングC13を回動し、第3軸減速機G13は第3軸J3まわりに第3出力軸112を回動する。この第3出力軸112は、前記歯車77に第3軸J3と同軸に固定され、第2出力軸109内に挿通されて延在する。これらの第1軸J1〜第3軸J3は、たとえば共通な一直線上に存在してもよい。
第2ケーブル85および第3ケーブル103は、第2軸ケーシングC12の上部空間98内においては、第3軸ケーシングC13の第2軸J2まわりの回動経路を避けるようにして、第2軸電動機M12と第3軸ケーシングC13との間に配置され、隔壁90の一方の挿通孔104を挿通して下部空間99内に導かれ、ベルト76の両側を通過した後、第1軸減速機G11に形成される挿通孔115を挿通し、プーリ73の挿通孔116をも挿通して、第1軸ケーシングC11の下壁81に形成される挿通孔86から外部へ導かれる。
第3ケーブル103は、下部空間99からプーリ74の挿通孔117を経て、第2軸減速機G12に形成される挿通孔118を上方へ通過し、第3軸ケーシングC13の下壁107に形成される挿通孔110を経て、第3軸ケーシングC13内の空間に導かれ、第3軸アンプAmp3に接続される。この第3軸アンプAmp3と第3軸電動機M13とは、第4ケーブル119によって電気的に接続される。また第2軸電動機M12と第2軸アンプAmp2とは、第5ケーブル120によって電気的に接続される。さらに第1軸電動機M11と第1軸アンプAmp1とは、第1ケーブル121によって電気的に接続される。第1軸アンプAmp1は、電源装置122に電源ケーブル123によって接続されるとともに、パーソナルコンピュータなどによって実現される制御装置124に信号ケーブル125によって接続される。前記第1軸アンプAmp1〜第3軸アンプAmp3は、サーボアンプによって実現される。
第1軸電動機M11と第1軸アンプAmp1とは、前述したように第1ケーブル121によって接続され、第1軸アンプAmp1と電源装置122とは、電源ケーブル123によって接続され、第1軸アンプAmp1と制御装置124とは信号ケーブル125によって接続される。第2軸電動機M12と第2軸アンプAmp2とは第5ケーブル120によって接続され、第3軸電動機M13と第3軸アンプAmp3とは第4ケーブル119によって接続される。また第1軸アンプAmp1と第2軸アンプAmp2とは第2ケーブル85によって接続され、第2軸アンプAmp2と第3軸アンプAmp3とは第3ケーブル103によって接続される。
第1ケーブル121は、U相電力線130a、V相電力線130b、W相電力線130c、第1信号線130d、第2信号線130e、第3信号線130f、第1信号電源線130gおよび第2信号電源線130hによって構成される。第4および第5ケーブル119,120は、前記第1ケーブル121と同様に構成される。また第1軸アンプAmp1と第2軸アンプAmp2とを接続する第2ケーブル85は、第1および第2電力線131a,131bと、第1および第2信号線131c,131dとによって構成される。第1電力線131aと第2電力線131bとによって、第1の電力線が構成され、第1信号線131cと第2信号線131dとによって、第1の信号線が構成される。さらに第3ケーブル103は、第1および第2電力線132a,132bと、第1および第2信号線132c,132dとによって構成される。第1電力線132aと第2電力線132bとによって、第2の電力線が構成され、第1信号線132cと第2信号線132dとによって、第2の信号線が構成される。
第1軸アンプAmp1と電源装置122とは、前記電源ケーブル123によって接続され、この電源ケーブル123を介して電源装置122から第1軸アンプAmp1に電力供給される。電源ケーブル123は、第1電力線133aと、第2電力線133bとによって構成される。前記第1軸アンプAmp1はまた、信号ケーブル125によって制御装置124に接続され、制御装置124からの制御信号に応答して、第1軸電動機M11に供給される駆動電力が制御される。信号ケーブル125は、第1信号線134aと、第2信号線134bとによって構成される。
図3は、本発明の多軸駆動装置を適用した一実施例の4軸ロボット140を示す断面図であり、図4は図3に示される4軸ロボット140の多軸駆動部141の拡大断面図であり、図5は図4の切断面線V−Vから見た拡大断面図である。
本実施例の4軸ロボット140は、予め定める取付け部材である板状のベースプレート142に複数のボルト143によって固定される基台144と、基台144の下面に複数のボルト145によって固定される第1軸ケーシング146と、第1軸ケーシング146とベースプレート142との間に配置される第2軸ケーシング147と、第2軸ケーシング147上に立設される支柱148と、支柱148に沿って固定される案内レール149と、案内レール149によって案内されて上下に直線移動する移動体150と、前記案内レール149に近接して平行に設けられるねじ棒156と、ねじ棒156に螺着されるナット157と、移動体150およびナット157に連結されるL字状の取付部材158と、取付部材158に基端部が固定される第1アーム159と、第1アーム159の遊端部に回動自在に連結される第2アーム160と、第2アーム160の遊端部に回動自在に連結される第3アーム161とを含む。
前記4軸ロボット140はさらに、第1軸電動機M21、第2軸電動機M22、第3軸電動機M23、第4軸電動機M24、第1軸減速機G21、第2軸減速機G22、第3軸減速機G23および第4軸減速機G24を含む。
前記第1軸電動機M21は、第1軸ケーシング146内に突出する出力軸165を有し、この出力軸165にはプーリ166が固定される。第1軸減速機G21は、貫通孔167を有し、入力端168にはプーリ169が同軸に固定される。各プーリ166,169間には、ベルト170が巻き掛けられ、第1軸電動機M21の出力軸165の回転が第1軸減速機G21の入力端168に伝達される。前記第1軸減速機G21は、ハーモニックドライブ(登録商標)と呼ばれる波動歯車機構を用いた中空減速機によって実現される。第1軸減速機G21の出力端171は、ボルト172によって第2軸ケーシング147に固定される。
したがって第2軸ケーシング147は、第1軸電動機M21の出力軸165が回転駆動されると、第1軸減速機G21の第1軸J1まわりに回転駆動される。第2軸ケーシング147内には、第2軸電動機M22と、この第2軸電動機M22の出力軸180の回転を減速する第2軸減速機G22と、第2軸電動機M22を駆動するための駆動電力および駆動信号を与えるための第2軸アンプAmp12と、第3軸電動機M23に駆動電力と駆動信号とを与えるための第3軸アンプAmp13と、第4軸電動機M24に駆動電力と駆動信号とを与えるための第4軸アンプAmp14とが収容される。
第2軸ケーシング147は、上壁181、下壁182および周壁183を有し、周壁183には前記第2軸電動機M22、第2軸アンプAmp12、第3軸アンプAmp13および第4軸アンプAmp14が外方に臨んでそれぞれ露出する第1〜第3開口184〜186が形成される。これらの第1〜第3開口184〜186を利用して、前記第2軸電動機M22、第2軸アンプAmp12、第3軸アンプAmp13および第4軸アンプAmp14などを保守点検するための作業を容易に行なうことができる。
第2軸減速機G22は、第2軸電動機M22の出力軸180に固定される入力端である第1歯車190と、第2軸J2上に回転軸線を有する出力端である出力軸191と、出力軸191に固定され、第1歯車190に噛合する第2歯車192とによって構成される。出力軸191の下端部は、軸受193によって第2軸ケーシング147の中間壁部194に軸支され、出力軸191の上端部は、軸受195によって第2軸ケーシング147の上壁181に軸支される。
前記出力軸191は、カップリング197によって前記ねじ棒156の下端部に連結される。このねじ棒156の下端部は、第2軸ケーシング147の上壁181に固定された支持蓋199に軸受198によって、第2軸J2と同軸に軸支される。このような構成によって、前記第2軸電動機M22の回転が第2軸減速機G22の出力軸191を介して、ねじ棒198に伝達され、移動体150がねじ棒156に沿って上下に昇降駆動される。
第2軸J2は、第1軸J1に対して平行であるが、本実施例では第1軸J1から水平方向にわずかに偏心している。したがって第1軸電動機M21の回転は、第1軸減速機G21によって減速されて第2軸ケーシング147に伝達される。これによって第1アーム159は、第2および第3アーム160,161とともに第1軸J1まわりに回動する。
このように第1軸J1まわりに第2軸ケーシング147が回転しても、出力端の回転軸線、すなわち第1軸J1上に貫通孔167を有する中空の回転駆動源である第1軸減速機G21を用いるので、第2軸電動機M21および第2軸アンプAmp12〜第4軸アンプAmp14の各ケーブルを、前記貫通孔167を介して後段の第2軸ケーシング147から前段の第1軸ケーシング146へ導くことができ、構成を複雑化せずに、配線数を低減することができる。
図6は、第2軸アンプAmp12〜第4軸アンプAmp14の各ケーブル221〜226を第1軸減速機G21の貫通孔167を挿通させた状態を示す図であり、図7は第2軸アンプAmp12のケーブル221,224だけを第1軸減速機G21の貫通孔167を挿通させた状態を示す図である。第2軸ケーシング147内に第2軸アンプAmp12〜第4軸アンプAmp14が設けられることによって、第2軸電動機M22〜第4軸電動機M24に駆動電力を供給するための電力ケーブル221〜223および信号ケーブルを第1軸ケーシング146および第2軸ケーシング147外に導く必要がなくなり、これによって配線ケーブルの巻付き、摩耗および断線を防ぎ、前記従来の技術のような配線を巻取るための構成を設けることがなく、個別に第2軸アンプAmp12〜第4軸アンプAmp14のケーブルL21〜L26を外部へ取り出す場合に比べて、装置の構成を複雑化せずに配線を少なくして、構成を簡素化することができる。
さらに、第1軸ケーシング146には開口187が、また第2軸ケーシング147には第1〜第3開口184〜186が形成されるので、第1軸ケーシング146、したがって第2軸ケーシング147内に設けられる第2軸電動機M22、第2軸減速機G22および各アンプAmp12〜Amp14ならびに配線ケーブルなどの各種の機器の保守管理を、外部から容易に行うことができ、メンテナンス性が向上された装置を実現することができる。
さらに、前記第1軸減速機G21に前記貫通孔167が形成されるので、各ケーシング146,147内での配線ケーブル85,103の変位を可及的に少なくして、配線ケーブル85,103の摩耗および損傷を抑制することができる。
前述の実施例では、本発明の多軸駆動装置をロボットに適用して例について述べたが、本発明はこれに限るものではなく、その他の装置、たとえば多関節マニピュレータなどの回転を伴なう機器に有利に実施することができる。
本発明の実施の一形態の多軸駆動装置60を簡素化して示す断面図である。 多軸駆動装置60の配線系統図である。 多軸駆動装置60を適用した具体例を説明するための4軸ロボット140を示す断面図である 図3に示される4軸ロボット140の多軸駆動部141の拡大断面図である。 図4の切断面線V−Vから見た拡大断面図である。 第2軸アンプAmp12〜第4軸アンプAmp14の各ケーブル221〜226を第1軸減速機G21の貫通孔167を挿通させた状態を示す図である。 第2軸アンプAmp12のケーブル221,224だけを第1軸減速機G21の貫通孔167を挿通させた状態を示す図である。 従来技術の多軸駆動装置1を簡素化して示す断面図である。 他の従来技術の多軸駆動装置20を簡素化して示す断面図である。 さらに他の従来技術の多軸駆動装置40を簡素化して示す断面図である。
符号の説明
60 多軸駆動装置
M11〜M13 電動機
G11〜G13 減速機
C11〜C13 ケーシング
167 貫通孔

Claims (4)

  1. 第1ケーシングと、
    第2ケーシングと、
    前記第2ケーシング内に収容される第3ケーシングと、
    前記第1ケーシングに設けられる第1駆動装置と、
    前記第1ケーシングと第2ケーシングとの間に設けられ、前記第1駆動装置によって駆動されて前記第2ケーシングを第1軸線まわりに回動させる第1減速機であって、該第1軸線と共通な軸線方向に貫通した挿通孔が形成された中空の第1減速機と、
    前記第2ケーシング内に収容される第2駆動装置と、
    前記第2ケーシング内であって前記第3ケーシングの外部に設けられ、前記第2駆動装置によって駆動されて前記第3ケーシングを第2軸線まわりに回動させる第2減速機であって、該第2軸線と共通な軸線方向に貫通した挿通孔が形成された中空の第2減速機と、
    前記第3ケーシング内に収容される第3駆動装置と、
    前記第3ケーシング内に設けられ、第3駆動装置によって駆動される第3減速機と、
    前記第1の減速機に形成された挿通孔を挿通して延び、前記第1駆動装置と前記第2駆動装置とを接続する第1の信号線と、
    前記第2の減速機に形成された挿通孔を挿通して延び、前記第2駆動装置と前記第3駆動装置とを接続する第2の信号線とを含み、
    前記第2ケーシングおよび第3ケーシングには、出力軸が一体的にそれぞれ形成され、第2ケーシングの出力軸に、第3ケーシングの出力軸が挿通して配置されることを特徴とする多軸駆動装置。
  2. 前記第1の減速機に形成された挿通孔を挿通して延び、前記第1駆動装置と前記第2駆動装置とを接続する第1の電力線と、
    前記第2の減速機に形成された挿通孔を挿通して延び、前記第2駆動装置と前記第3駆動装置とを接続する第2の電力線とをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の多軸駆動装置。
  3. 前記第2ケーシングには、前記第2減速機が収容される内部空間を開放する開口部が形成され
    前記第3ケーシングには、前記第3減速機が収容される内部空間を開放する開口部が形成されることを特徴とする請求項1または2記載の多軸駆動装置。
  4. 前記第1減速機は、前記第1駆動装置を構成する電動機の出力軸の回転を入力端から入力し、入力した回転を減速して出力する出力端を有する中空の減速機からなり、
    前記第2減速機は、前記第2駆動装置を構成する電動機の出力軸の回転を入力端から入力し、入力した回転を減速して出力する出力端を有する中空の減速機からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の多軸駆動装置。
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