JP4758127B2 - ガス使用量通信システム及びガスメータ - Google Patents

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Description

本発明は、ガス使用量通信システム及びガスメータに係り、特に、ガス使用量を高精度に取得することができるガス使用量通信システム及びガスメータに関する。
近年のガスメータは、ガス流量の積算値であるガス使用量を計測するというガスメータ本来の計量機能の他に、一定時間毎のガス使用量のデータを半導体メモリ等の記憶手段を用いて順次記憶するロードサーベイ機能(負荷計測機能)も備えている。ロードサーベイ機能により、顧客のエネルギー需要量を詳細に把握することで、「生産側の各種計画」、「需要側の各種計画」、「省エネルギー」、又は「きめ細かい料金サービス」等を実現することができる。これにより、例えば、深夜等の時間帯に使用されたガスについては料金設定を変更するといったサービスを提供することができる。
また、ロードサーベイの情報をより有効に活用するために、ロードサーベイ取得時における温度や圧力値等の環境条件を同時に把握することも必要となる(以下、この情報を「ロードサーベイ」と区別するため「サーベイ」という。)。サーベイデータを取得することで、温度によるガスの膨張、圧縮等の変化に対応してガス流量の補正を行うことができる。
なお、サーベイは、ロードサーベイと同様に任意の間隔で計測され、そのデータを一定期間ガスメータ側で記憶した後、ガスメータと電話回線等の通信回線により接続された積算流量等を管理する上位機器としての積算流量管理装置が、一定間隔でデータを吸い上げるか、又はガスメータから積算流量管理装置へ送信されることが一般的であり、そのための技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、サーベイを計測する時間の管理を、RTC(リアルタイムクロック)等を使用してガスメータ側で独自に行っている場合、電波時計等を使用してガスメータ内部の時刻補正を実施しないと、ガスメータと積算流量管理装置との時刻にずれが生じてしまう。また、時刻のずれが生じると、サーベイデータの記憶内容に誤差が生じてしまうため、ガスメータと積算流量管理装置との時刻合わせを実施する必要があるが、時刻を修正したことにより、サーベイデータの記憶内容と、実際の時刻の測定値とに大きな誤差が発生しないようにする必要があり、そのための技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−180084号公報 特開2004−53428号公報
ところで、上述したように、ガスメータの時刻の修正を行う場合には、積算流量管理装置や外部装置等から得られる時刻の修正の指示に基づき修正することが考えられる。この場合、時刻自体は修正することができるが、その修正された時刻に基づく所定時間のガス使用量等まで高精度に修正することができない。そのため、修正された時刻に対するガス使用量等を正確に把握することができないという問題があった。
具体的には、ガスメータの時刻を進める修正を行う場合、所定時間のガス使用量が「0」として記憶手段に記憶される場合、このロードサーベイデータを受け取った積算流量管理装置は、当該時刻においてガス使用量が実際に「0」(不使用)であったのか、或いは時刻修正によるものであるのかを判別することが困難となる。また、ガスメータの時刻を戻す修正を行う場合には、既に予め設定された記憶領域に記録されているデータに新たにデータを上書きすることになるため、既に記録されていた所定時間分のデータが消失してしまい正確に把握することができないという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ガス使用量を高精度に取得することができるガス使用量通信システム及びガスメータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項に記載された発明は、第1の所定時間毎のガス使用量を記憶する第1の記憶手段を有するガスメータと、前記ガスメータと通信回線により接続され、前記第1の記憶手段により前記第1の所定時間毎のガス使用量を前記通信回線を用いて取得する積算流量管理装置とからなるガス使用量通信システムにおいて、前記ガスメータは、前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間毎のガス使用量を記憶する第2の記憶手段と、前記積算流量管理装置より時刻の修正の指示があった場合には、当該修正の指示に基づく前記第1の所定時間内のガス使用量を前記第2の記憶手段に記憶されているガス使用量に基づき演算する修正ガス使用量演算手段と、前記修正ガス使用量演算手段により演算された前記第1の所定時間に対するガス使用量を、前記第1の記憶手段の時刻に対応する記憶領域に更新書込みする更新手段と、を有することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、時刻を修正した場合に、第2の記憶手段に基づいてその修正時刻に対応した所定時間の修正ガス使用量を取得することで、高精度にガス使用量を取得することができる。
請求項に記載された発明は、前記第2の記憶手段は、少なくとも前記第1の所定時間分の記憶容量を有し、前記記憶容量に記憶されたガス使用量のうち古い情報から順に更新書込みを行うことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、第2記憶手段の記憶容量を効率的に利用することができる。また、時刻修正における修正ガス使用量の演算時に、対応するガス使用量が記憶されている領域を容易に把握することができる。
請求項に記載された発明は、前記ガスメータは、供給したガスの圧力を検出する圧力検出手段と、前記ガスの温度を検出する温度検出手段と、を有し、前記圧力検出手段により得られる圧力値及び前記温度検出手段により得られる温度のうち少なくとも1つを前記ガス使用量と共に記憶することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、積算流量管理装置は、ガスメータから流量、温度、又は圧力値のデータを取得することできる。これらのデータに基づいて更に高精度な分析を行うことができる。
請求項に記載された発明は、第1の所定時間毎のガス使用量を記憶する第1の記憶手段を有するガスメータにおいて、前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間毎のガス使用量を記憶する第2の記憶手段と、前記ガスメータと通信回線により接続された外部装置から時刻の修正の指示があった場合には、当該修正の指示に基づく前記第1の所定時間内のガス使用量を前記第2の記憶手段に記憶されているガス使用量に基づき演算する修正ガス使用量演算手段と、前記修正ガス使用量演算手段により演算された前記第1の所定時間に対するガス使用量を、前記第1の記憶手段の時刻に対応する記憶領域に更新書込みする更新手段と、を有することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、時刻を修正した場合に、第2の記憶手段に基づいてその修正時刻に対応した所定時間の修正ガス使用量を取得することで、高精度にガス使用量を取得することができる。
請求項に記載された発明は、前記第2の記憶手段は、少なくとも前記第1の所定時間分の記憶容量を有し、前記記憶容量に記憶されたガス使用量のうち古い情報から順に更新書込みを行うことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、第2記憶手段の記憶容量を効率的に利用することができる。また、時刻修正における修正ガス使用量の演算時に、対応するガス使用量が記憶されている領域を容易に把握することができる。
請求項に記載された発明は、供給したガスの圧力を検出する圧力検出手段と、前記ガスの温度を検出する温度検出手段と、を有し、前記圧力検出手段により得られる圧力値及び前記温度検出手段により得られる温度のうち少なくとも1つを前記ガス使用量と共に記憶することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、流量、温度、又は圧力値のデータに基づいて、外部装置等において高精度な分析を行わせることができる。
本発明によれば、ガス使用量を高精度に取得することができる。
以下に本発明におけるガス使用量通信システム及びガスメータを好適に実施した形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、ガスメータの内部時刻と、ガスの積算流量等を管理する積算流量管理装置の時刻との間にずれが生じている場合に、ガスメータ側に時刻の修正指示が送られ、ガスメータの内部時刻と積算流量管理装置の時刻とが統一される。なお、この修正指示は、ガスメータと通信回線等により接続された外部装置から送信されるが、以下の実施形態においては、外部装置としての積算流量管理装置から修正指示が送られるものとする。なお、外部装置についてはこの限りではなく、ガス使用量通信システムにおいて時刻を管理する外部装置が積算流量管理装置とは別に設けられていてもよい。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を、図1乃至図8を用いて説明する。
図1は、本発明におけるガス使用量通信システムの構成と、ガスメータの第1の実施形態を示すハードウェア構成を示す図である。図1に示すガス使用量通信システム10は、ガスメータ11と、ガスメータ11と電話回線等に代表される通信回線12により接続され、ガスメータ11が有する所定時間毎のガス使用量を通信回線12を用いて取得する積算流量管理装置13とを有するよう構成されている。
また、ガスメータ11は、各種演算やガスメータ11における各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、ガスメータ全体の処理を制御する演算制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)21と、ガスメータ11の時刻を管理するRTC(Real Time Clock)22と、ガスの流量を検出する流量検出手段としての流量センサ23と、供給時におけるガスの温度を検出する温度検出手段としての温度センサ24と、供給時のガスの圧力を検出する圧力検出手段としての圧力センサ25と、電話回線や無線回線等からなる通信回線12を介して積算流量管理装置13とのデータの送受信を行うための通信インターフェース26と、サーベイのデータを格納する記憶手段27と、後述する制御により記憶手段27に所定のサーベイデータを記憶させる記憶制御手段28とを有するよう構成されている。
なお、図1においては、ガスメータ11と、積算流量管理装置13が1対1の関係となっているが、システム構成はこの限りではなく、積算流量管理装置13は、複数のガスメータを管理することができる。この場合には、例えばポーリング/セレクティング方式等の通信手順を用いて複数のガスメータ11との通信を制御する。また、通信回線12は有線であっても無線であってもよい。
<記憶手段27>
ここで、図1のハードウェア構成に基づく記憶手段27におけるデータ格納例について説明する。図2は、ロードサーベイデータを格納する記憶手段上のデータ配置の一例を示す図である。なお、第1の実施の形態では、一例としてロードサーベイデータを1時間間隔で格納する例について説明するが、本発明においてはこの限りではなく、例えばガス使用量と共に温度や圧力値の少なくとも1つを格納することができ、また格納する時間間隔も任意に変更することができる。
また、記憶手段27におけるデータ配置に関しては、図2のように連続したデータとして記憶手段27上に格納する場合に限定されず、例えば1種類のデータに対して複数の記憶手段を用意し、「データ登録毎に記憶先を変更する」、「複数の記憶手段に対して同一のデータを登録して二重化を図る」等、各種のデータ配置を行うことができる。また、データの記憶内容に関しては、使用量の積算有効値全てを記憶する場合に限定されず、例えばロードサーベイのデータとして適切な桁数分のみを記憶する等の方式を用いてもよい。
次に、記憶時の動作について説明する。まず、CPU21は、ロードサーベイの記憶時間を管理する。この手段としては、内部のクロック機能等を利用して一定時間間隔を測定したり、RTC22の一定時間間隔の割り込み機能を利用する方法がある。
例えば、図2に示す1時間間隔のロードサーベイでは、前回のデータ格納位置が当日分データNo.2であったと仮定すると、1時間が経過した時点で前回のデータ格納から流量センサ23が計測したガスの使用量が次の当日分データNo.3の位置に記憶される。同様に1時間経過毎に当日分データNo.4以降にデータを記憶していく。なお、各ロードサーベイデータには、流量データだけでなく、温度センサ24により得られる温度及び/又は圧力センサ25により得られる圧力値からなるサーベイデータを記憶させてもよい。
なお、図2のデータ例では、時間毎に1時間分のロードサーベイデータが格納されるため、1ページは1日分のロードサーベイデータに相当する。つまり、データNo.1〜24の記憶領域には、00:00〜24:00の各時間単位におけるロードサーベイデータが記憶される。また、各ページの先頭には、記憶した日時等が記憶されるヘッダ情報部を有しており、CPU21等により日付等がヘッダ情報にセットされる。
更に、各時間毎にロードサーベイデータを格納する記憶領域には、ガスメータ11の時刻修正により実際の使用量と異なる可能性が発生した場合に時刻修正した時間であることを示す修正フラグ等のデータを格納するための記憶領域も有している。なお、修正フラグ記憶領域には、修正の「有」、「無」を示すデータ、例えば修正有りの場合には「1」、修正無しの場合には「0」等を格納する。また、修正有りの場合にのみデータを格納し、修正無しの場合には、何もセットされず初期値のままであってもよい。
また、上述したように、図2において所定の記憶領域に格納されたロードサーベイデータは、例えば日付が変わると同時に1日分のデータを通信インターフェース26により通信回線12を介して積算流量管理装置13に送信され、積算流量管理装置13にて分析が行われる。
<時間修正時における記憶制御について>
次に、積算流量管理装置13からの要求により時刻合わせが行われ、ガスメータ11の時間が修正された場合のサーベイデータの記憶制御例について図を用いて説明する。
<第1の実施形態:記憶制御例1>
図3は、時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯がロードサーベイの記憶タイミングの1記憶間隔内であった場合の記憶制御の一例を示す図である。つまり、図3は、修正前のガスメータ11の内部時刻から修正後の時刻までの間にロードサーベイの記憶タイミングがなかった場合の制御内容を示すものである。
例えば、図3に示すように、22:00〜23:00のロードサーベイデータを当日分データNo.23に記憶させるものとし、22:00〜23:00の任意のタイミングで内部時刻を進めた場合、当日分データNo.23に記憶する使用量は、時間修正前までに計測した使用量bと、修正後から23:00まで計測した使用量b’との和とする。このため、実際には1時間未満の時間の使用量が記憶されることになるが、不足分を最小限に押さえることができ、高精度に流量データ等を取得することができる。
また、時刻修正があった場合には、修正フラグの記憶領域に修正したことを示すフラグ(図3においては、1)をセットする。これにより、時刻修正に伴い積算流量に誤差が生じている可能性のある時間帯を容易で確実に把握することができる。
<第1の実施形態:記憶制御例2>
図4は、時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯にロードサーベイの記憶タイミングが1回存在した場合の記憶制御の一例を示す図である。図4に示すように、ガスメータ11の内部時刻を進めた場合は、当日分データNo.23及び当日分データNO.24に記憶する使用量が実際には1時間未満の使用量となる。この当日分データNo.23及び当日分データNO.24のデータは、ロードサーベイのデータとしては不正であるため、記憶手段27に当該1時間量の測定中に時刻の変更があったことを示す修正フラグをそれぞれセットする。これにより、不正部分を容易で確実に把握することができ、流量積算管理端末13において深夜割引等の料金を設定する場合に、修正したことを示すフラグがセットされている時間帯の積算流量は、他のデータ領域から取得した積算流量とは異なる料金体系とする等の設定を行うことができる。
<第1の実施形態:記憶制御例3>
図5は、時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯にロードサーベイの記憶タイミングが2回存在した場合の記憶制御の一例を示す図である。つまり、図5は、修正前のガスメータ11の内部時刻から修正後の時刻までの間にロードサーベイの記憶タイミングが2回以上存在した場合の制御内容を示すものである。
ガスメータ11の内部時刻を進める修正を行った場合は、13:00〜14:00におけるデータが存在しない。この場合、従来では当日分データNo.14に「0」がセットされるため、ガス使用量が実際に「0」(不使用)であったのか、或いは時刻修正によるものであるのかを判別することができなくなってしまう。
そこで、当日分データNo.14に「0」をセットし、更に時間修正があった旨を示す修正フラグをセットすることで、時刻修正によりガス使用量が「0」であったことを把握することができる。しかしながら、上述の制御内容では何れにしても1日分のデータ領域No.1〜24のロードサーベイ記憶データに、実際に使用していないことを示す「0」と時刻修正により「0」となる場合の2種類の「0」が混在する可能性がある。そのため、例えば積算流量管理装置13等において管理者等が目視によりデータ内容を確認する場合等には、誤認する可能性もある。そこで、図5に示すように、当日分データNo.14には、13:00〜15:00のデータを集約した使用量cを格納する。また、この場合にも時刻を修正したことを示す修正フラグをセットする。
これにより、1日分のデータ領域No.1〜24のうち、途中の領域に格納されるデータが「0」の場合は、ガス使用量が実際に「0」であることを容易で確実に把握することができる。また記憶領域を削減することができる。なお、この場合において、当日分データNo.24には何も書き込まず初期値等がセットされた状態となる。つまり、データを集約したことにより、ページの最後に「空きスロット」が発生することになる。
<第1の実施形態:記憶制御例4>
ここで、図6として、図5の条件において更に日付が異なる場合における記憶制御の一例を説明する。図6に示すように、時刻修正により日付が更新される場合は、当日分データNo.23に時刻変更直前までの使用量を格納し、更に当日分データNo.24のロードサーベイ記憶タイミング(1ページの終り)を越えるため、23:00〜01:00までの使用量を集約して当日分データNo.24に格納せず、翌日分のページへ記憶領域を移動した00:00〜01:00までの使用量を翌日分データNo.1に格納する。なお、当日分データNo.24には、何も書き込まない初期値等がセットされた状態(または、データが書き込まれていないことを示す、数値以外のデータを格納した状態)とする。
また、当日分データNo.23、当日分データNo.24、及び翌日分データNo.1のデータ領域は、ロードサーベイのデータとしては不正であるため、修正フラグをそれぞれセットする。これにより、他のデータは有効な1時間の使用量データとなり、顧客の使用量の合計に誤差が発生しない。
<第1の実施形態:記憶制御例5>
一方、図7は、時刻を戻す修正を行った際、修正前後の時間帯にロードサーベイの記憶タイミングが1回以上存在した場合の記憶制御の一例を示す図である。図7に示すように、当日分データNo.24の使用量を計測中に、ガスメータ11の内部時刻を戻す修正を行った場合は、変更前の時刻に戻るまでの使用量を全てNo24の使用量として記憶する。つまり、時刻を戻す修正を行った後、23:00の時点でガス使用量dの23:00までのデータをNo.23の値に格納することはせず、00:00の時点でガス使用量dと時刻修正前のガス使用量cとの和を格納する。
また、当日分データNo.24のデータは、ロードサーベイのデータとしては不正であるため、当該1時間における流量の計測中に時刻の変更があったことを示す修正フラグをセットする。上述の処理により不正データが入力された記憶領域を容易に把握することができ、また他のデータ領域には有効な1時間の使用量データを格納することができる。更に、顧客の使用量の合計に誤差が発生せず、ガス使用量を高精度に取得することができる。
ここで、ガスメータ11の内部時刻の変更が発生した場合、その1日(1ページ)分を全て不正なデータとして使用しない前提であれば、計測中に時刻の変更があったことを示すフラグが、1日(1ページ)毎に1つ用意すればよいため、プログラムの構成がさらに単純になり、積算流量管理装置13側での分析処理も容易になる。
また、上述の記憶制御例1〜5については、時刻修正の内容により組み合わせて適用することができる。ここで、上述した第1の実施形態における時刻修正時の記憶制御手順について、フローチャートを用いて説明する。
図8は、第1の実施形態における時刻修正時の記憶制御手順の一例を示すフローチャートである。図8において、まず、修正による時刻の変更が1記憶間隔内であるかを判断する(S01)。つまり、修正前後の時間帯にロードサーベイの記憶タイミングがあったかを判断する。時間修正が1記憶間隔内である場合(S01において、YES)、上述した記憶制御例1に基づく記憶制御処理を行う(S02)。
また、時刻修正が1記憶間隔内にない場合(S01において、NO)は、次に、修正後の新時間が翌日であるかを判断し(S03)、翌日である場合(S03において、YES)、上述した記憶制御例4に基づいて記憶制御を行う(S04)。また、修正後の新時間が翌日ではない場合(S03において、NO)、次に時刻を進める修正において、修正後の新時間と、修正前の旧時間との差分の絶対値が1時間以上であるかを判断し(S05)、1時間以上である場合(S05において、YES)、上述した記憶制御例2又は記憶制御例3に基づく記憶制御を行う(S06)。
更に、修正後の新時間と、修正前の旧時間との差分の絶対値が1時間以上でない場合(S05において、NO)、時刻を戻す修正において、修正後の新時間と、修正前の旧時間との差分の絶対値が1時間以上であるかを判断し(S07)、1時間以上である場合(S07において、YES)、上述した記憶制御例5に基づく記憶制御を行う(S08)。
また、時刻を戻す修正において、修正後の新時間と、修正前の旧時間との差分の絶対値が1時間以上でない場合(S07において、NO)、又はS02、S04、S06、S08の何れかの処理が終了後、記憶制御処理を終了する。
上述したように、上述の記憶制御処理を行うことにより、ガス使用量等を高精度に取得することができる。また、本発明では、ロードサーベイデータの登録を、00:00を起点とした経過時間で管理するため、途中で時刻を進めても実際の時間経過に順じたロードサーベイを記録することができる。なお、ブロックの最後の方にデータを登録しない「空きスロット」については、積算流量管理装置13において、「空きスロット」に書き込まれている初期値等(または、数値以外のデータ)を読み込むことにより当該「空きスロット」を認識することができる。
また、上述した第1の実施形態では、従来技術と同様に積算流量管理装置側で起点を誤認識しないために、ロードサーベイデータのヘッダ情報に開始日時を登録して問題を回避しているが、更に本実施形態では、00:00になると未登録のデータは未登録のまま、次のブロックへ移動するため、データの区切りが良く管理し易くなる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を図9乃至図16を用いて説明する。なお、第2の実施形態では、上述した第1の実施形態に示すような修正フラグを有しておらず、まずサーベイデータを記憶する時間間隔(第1の所定時間)よりも十分に小さい間隔(第2の所定時間)でバッファ等の記憶手段(第2の記憶手段)に格納しておき、所定の間隔で第1の記憶手段に格納する。また、時刻修正時には、修正による時刻変更時に第2の記憶手段から適切なデータを取り出して、ガス使用量を修正してデータを更新する。これにより、ガス使用量等を高精度に取得することができる。
図9は、本発明におけるガス使用量通信システムの構成と、ガスメータの第2の実施形態を示すハードウェア構成を示す図である。図9に示すガス使用量通信システム30は、ガスメータ31と、ガスメータ31と通信回線32により接続され、ガスメータ31が有する所定時間毎のガス使用量を通信回線32を用いて取得する積算流量管理装置33とを有するよう構成されている。
また、ガスメータ31は、第1の実施形態と同様の構成であるCPU41と、RTC42と、流量センサ43と、温度センサ44と、圧力センサ45と、通信インターフェース46とを有している。更に、ガスメータ31は、サーベイデータを格納する第1記憶手段47と、第1記憶手段47にサーベイデータを格納する前に第1記憶手段47の記憶タイミングよりも短いタイミングでサーベイデータを格納するための第2記憶手段48と、時刻修正時に第2記憶手段48に記憶されているデータを用いて修正ガス使用量を算出する修正ガス使用量演算手段49と、修正ガス使用量演算手段49により得られる修正されたガス使用量に基づいて、第1記憶手段47に記憶されたデータを更新する更新手段50とを有するよう構成されている。
なお、図9においては、図1と同様にガスメータ31と、積算流量管理装置33が1対1の関係となっているが、システム構成はこの限りではなく、積算流量管理装置33は、複数のガスメータを管理することができる。この場合には、例えばポーリング/セレクティング方式等の通信手順を用いて複数のガスメータ31との通信を制御する。また、通信回線32は有線であっても無線であってもよい。
<第1記憶手段47、第2記憶手段48>
ここで、図9のハードウェア構成に基づく第1記憶手段47におけるデータ格納例について説明する。図10は、サーベイデータを格納する第1記憶手段上のデータ配置の一例を示す図である。また、図11は、第2記憶手段における記憶領域の配列構成の一例を示す図である。なお、本実施形態では、一例としてサーベイデータとしてガスの温度と圧力値を2分間隔で計測して図11に示す第2記憶手段に格納し、また15分間隔で図10に示すサーベイデータNo.1〜No.24の対応する領域に格納する動作を説明するが、本発明においてはこの限りではなく、例えばガス使用量と共に温度や圧力値の少なくとも1つを格納することができ、また格納する時間間隔も任意に変更することができる。
また、図10に示す第1記憶手段47としてのメモリ上におけるデータ配置例に関しては、1種類のデータに対して複数の記憶手段を用意して、「データ登録毎に記憶先を変更する」、「複数の記憶手段に対して同一のデータを登録して二重化を図る」等、各種のデータ配置が可能である。
また、データの記憶内容に関しては、温度・圧力の測定レベル(測定有効桁)の全てを記憶する場合や、予め設定されたサーベイデータとして適切な桁数分のみを記憶する等の方式を用いてもよい。
更に、図11に示す第2記憶手段48は、過去n回分(図11においては、8回(16分)分)のガス使用量・温度・圧力値を記憶しておくリングバッファの構成を有している。リングバッファは、少なくともサーベイの1記憶間隔分(第1の所定時間分)のデータを格納できるデータ容量を事前に確保しており、また第1記憶手段47の記憶間隔(第1の所定時間)に対して十分に短い間隔(第2の所定時間)でデータを記憶する。また、第2記憶手段48は、図11に示すように記憶領域を繰り返し利用する。つまり、複数ある記憶領域に所定時間(第2の所定時間)毎に記憶された過去のガス使用量・温度・圧力値のうち、古い情報から順に最新のガス使用量・温度・圧力値に更新書込みされる。これにより、第2記憶手段48の記憶容量を効率的に利用することができる。更に、時刻修正における修正ガス使用量の演算時に、対応するガス使用量が記憶されている記憶領域を容易に把握することができる。なお、本発明における第2記憶手段48としてのバッファ手段は、リングバッファに限定されるものではない。
ここで、上述した構成に基づく記憶手順について説明する。まず、CPU41がサーベイの記憶時間を管理する。この手段としては、内部クロック機能等を利用して15分間隔を測定したり、RTC42の一定時間間隔の割り込み機能を利用する方法がある。CPU41は、2分間隔で温度及び圧力値の計測を行い、計測結果を第2記憶手段48としてのリングバッファの所定の記憶領域に格納する。また、15分間隔で第2記憶手段48に格納されている過去16分のサーベイデータを第1記憶手段47の所定の記憶領域に格納する。
ここで、図10において、15分間隔で格納されるサーベイデータの前回のデータ格納位置が当日の6時間前分データNo.2であったと仮定すると、前回のデータ格納時点から15分後に、流量センサ43、温度センサ44及び圧力センサ45を使用して計測されたガス使用量、温度及び圧力値は6時間前分データNo.3の位置に記憶される。同様に15分経過毎に6時間前分データNo.4以降にデータを記憶していく。なお、図10の例では、15分間のサーベイデータが6時間前分データNo.1〜No24にそれぞれ記憶されるため、1ページには計6時間分のサーベイデータが格納される。このページは、先頭に開始年月日等のヘッダ情報が付与され、6時間分の情報が格納された段階で、通信インターフェース46により通信回線32を介して積算流量管理装置33に送信され、積算流量管理装置33にて分析が行われる。
<時間修正時における更新制御について>
次に、積算流量管理装置33からの要求により時刻合わせが行われ、ガスメータ31の時間が修正された場合のサーベイデータの更新例について図を用いて説明する。
<第2の実施形態:更新例1>
図12は、時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯がサーベイの記憶タイミングの1記憶間隔内であった場合の更新手順の一例を示す図である。図12に示すように、23:30〜23:45のサーベイデータを現在分データNo.22に記憶させるものとし、ガスメータ31の内部時刻を進めた場合は、現在分データNo.22に既に記憶されているサーベイデータaをリングバッファ(第2記憶手段48)に格納されているガス使用量・温度・圧力値に基づいて修正したガス使用量(サーベイデータb)に書き替え更新を行う。つまり、修正された時刻を基準としてリングバッファにまだ格納されているサーベイデータbを修正ガス使用量演算手段49の演算により求め、現在分データNo.22に書き替え更新する。
なお、リングバッファ上の更新データ位置は、前回格納した時点からの経過“分”と修正により進ませた時刻“分”との和を2で除算(2分毎にリングバッファに格納しているため)した値となる。データ位置を基準としてリングバッファより該当する適切なデータを取り出し、サーベイのデータを更新する。したがって、サーベイデータにはより正確な時刻に測定したガス使用量・温度・圧力値が記憶されることになり、高精度なガス使用量等を取得することができる。
<第2の実施形態:更新例2>
図13は、時刻を戻す修正を行った際、修正前後のサーベイの記憶タイミングが1記憶間隔内であった場合の更新手順の一例を示す図である。図13に示すように、ガスメータ31の内部時刻を戻した場合は、更新例1と同様に現在分データNo.22に既に記憶されているサーベイデータaをリングバッファ(第2記憶手段48)に格納されているガス使用量・温度・圧力値に基づいて修正したガス使用量(サーベイデータb)に書き替え更新を行う。つまり、修正された時刻を基準としてリングバッファにまだ格納されているサーベイデータbを修正ガス使用量演算手段49の演算により求め、現在分データNo.22に書き替え更新する。
なお、リングバッファ上の更新データ位置は、前回格納した時点からの経過“分”と戻した時刻“分”との差を2で除算した値となる。このデータ位置を基準としてリングバッファより該当する適切なデータを取り出し、サーベイのデータを更新する。したがって、サーベイデータにはより正確な時刻に測定したガス使用量・温度・圧力値が記憶されることになり、高精度なデータ使用量等を取得することができる。
<第2の実施形態:更新例3>
図14は、時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯にサーベイの記憶タイミングが2回以上存在した場合の記憶制御の一例を示す図である。
ガスメータ31の内部時刻を進める修正を行った場合は、リングバッファにも有効な情報が無いため、現在分データNo.23及びNo.24には、無効データを示すデータを記憶する。なお、現在分データNo.23及びNo.24には、無効データではなく予め設定される初期値のまま記憶内容は変えなくてもよく、また、データが書き込まれていないことを示す、数値以外のデータを記憶するようにしてもよい。更に、第1の実施形態に示すように、データの有効/無効を示すフラグ等を格納するデータ領域を設け、そのフラグを格納してもよい。
なお、図14では、00:15分の時点でリングバッファに格納されているサーベイデータbが6時間後分データNo.1に格納される。これにより、正確な時間に対応した高精度なデータを所定の記憶領域に格納することができる。これにより、ガス使用量等を高精度に取得することができる。
<第2の実施形態:更新例4>
図15は、時刻を戻す修正を行った際、修正前後の時間帯にサーベイの記憶タイミングが2回以上存在した場合の更新手順の一例を示す図である。なお、図15では、現在分データNo.1に格納する00:00〜00:15のガス使用量・温度・圧力値を計測中に6時間前データ領域まで時刻を戻した例を示している。
図15に示すように、内部時刻を戻した場合は、更新後のガスメータ31の内部時刻に基づいて、既に記憶していた6時間前データNo.22〜24のサーベイデータa,b、cをそれぞれサーベイデータd,e,fに書き替え更新する。
なお、リングバッファ上の更新データ位置は、まず、戻した時刻“分”を15で除算(サーベイの記憶タイミングが15分であるため)した余剰を計算し、次に、前回格納した時点からの経過“分”と余剰との差を2で除算した値となる(前回格納した時点からの経過“分”―(時刻後退“分”/15の余剰))/2分)。このデータ位置を基準としてリングバッファより該当する適切なデータを取り出し、サーベイのデータを更新する。したがって、サーベイデータにはより正確な時刻に測定したガス使用量・温度・圧力値が記憶されることになり、高精度なデータ使用量等を取得することができる。
なお、内部時刻変更が発生した場合、その6時間(1ページ)分を全て不正なデータとして使用しない前提であれば、上述した第1の実施形態に示すように、計測中に時刻の変更があったことを示すフラグを6時間(1ページ)毎に1つ用意し、そのフラグをページの先頭(ヘッダ情報部)等に付加することで当該ページのデータを無効データとして認識させることも可能である。これにより、プログラムの構成がさらに単純になり、積算流量管理装置33側での分析処理も容易になる。
また、上述の第2の実施形態における更新例1〜4については、時刻修正の内容により組み合わせて適用することができる。ここで、上述した第2の実施形態における時刻修正時の更新手順について、フローチャートを用いて説明する。図16は、第2の実施形態における時刻修正時の更新手順の一例を示すフローチャートである。
図16において、まず、時刻の修正が第1記憶手段の1記憶間隔内であるかを判断する(S11)。つまり、修正前後の時間内にサーベイの記憶タイミングがあったかを判断する。時間修正が1記憶間隔内である場合(S11において、YES)、次に、時刻修正によりガスメータの時刻を進める修正をしたかを判断し(S12)、時刻を進める修正をした場合(S12において、YES)、上述した更新例1に基づくサーベイデータの更新を行う(S13)。また、時刻を進める修正でない場合(S12において,NO)、上述した更新例2に基づく更新を行う(S14)。
次に、時刻変更が1記憶間隔内でない場合(S11において、NO)、ガスメータの時刻を進める修正をしたかを判断し(S15)、時刻を進める修正をした場合(S15において、YES)、更に修正後の新時刻は、6時間後分データへの格納であるかを判断する(S16)。
ここで、6時間後分データへの格納である場合(S16において、YES)、上述した更新例3に基づく更新を行う(S17)、また、6時間後分データへの格納でない場合(S16において、NO)、サーベイを継続し6時間後分データへ切り替える時刻になったら、データ格納先を新たなページに切り替え、サーベイを継続する(S18)。
また、S15において、時刻を進める修正でない場合(S15において、NO)、時刻を戻す修正をしたかを判断し(S19)、時刻を戻す修正をした場合(S19において、YES)、更に修正後の新時刻は、6時間前分データへの格納であるかを判断する(S20)。
ここで、6時間前分データへの格納である場合(S20において、YES)、上述した更新例4に基づく更新を行う(S21)。また、6時間前分データへの格納でない場合(S20において、NO)、現在分データへ切り替える時刻になったら、データ格納先を新たなページに切り替えサーベイを継続する(S22)。また、時刻を戻す修正をしていない場合(S19において、NO)、又はS13、S14、S17、S18、S21、S22の何れかの処理が終了後、更新処理を終了する。
このように、上述した更新処理を行うことにより、サーベイを高精度に取得することができる。また、第2の実施形態では、サーベイデータの格納を、00:00を起点とした経過時間で管理すると共に、サーベイデータの記憶間隔よりも十分に小さい間隔でガス使用量・温度・圧力値をリングバッファへ格納しておき、時刻変更時に適切なデータを取り出して、直前の登録データを更新する等の処理により、ガス使用量・圧力・温度のサーベイの誤差を少なくすることができる。なお、本発明では、上述した第1の実施形態及び第2の実施形態は組み合わせて適用することもできる。
上述したように本発明によれば、ガス使用量等を計測中にガスメータの時刻を修正した場合でも、その修正時刻に基づく所定時間のガス使用量等を高精度に取得することができる。
更に詳細には、第1の実施形態によれば、「端末」としてのガスメータの内部時刻を変更しても、ロードサーベイとして不正なデータを最小限に限定することができる。また、修正フラグを管理することで不正なデータがより明確となるため、その他のロードサーベイデータを有効なデータとして使用することができる。更に、ガスメータの内部時刻を修正により変更した場合でも、ロードサーベイに記憶した顧客の使用量の合計が、実際の使用量に合致するため、高精度なガス使用量を取得することができる。
また、第2の実施形態によれば、ガスメータの内部時刻を変更しても、1記憶間隔内であれば第2記憶手段としてのリングバッファ内のデータを使用して、正規のデータをサーベイデータとすることにより正確なデータを第1記憶手段に記憶させることができる。また、ガスメータの内部時刻を変更しても、サーベイとして不正なデータを最小限にすることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明におけるガス使用量通信システムの構成と、ガスメータの第1の実施形態を示すハードウェア構成を示す図である。 ロードサーベイデータを格納する記憶手段上のデータ配置の一例を示す図である。 時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯がロードサーベイの記憶タイミングの1記憶間隔内であった場合の記憶制御の一例を示す図である。 時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯にロードサーベイの記憶タイミングが1回存在した場合の記憶制御の一例を示す図である。 時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯にロードサーベイの記憶タイミングが2回存在した場合の記憶制御の一例を示す図である。 図5の条件において更に日付が異なる場合における記憶制御の一例を示す図である。 時刻を戻す修正を行った際、修正前後の時間帯にロードサーベイの記憶タイミングが1回以上存在した場合の記憶制御の一例を示す図である。 第1の実施形態における時刻修正時の記憶制御手順の一例を示すフローチャートである。 本発明におけるガス使用量通信システムの構成と、ガスメータの第2の実施形態を示すハードウェア構成を示す図である。 サーベイデータを格納する第1記憶手段上のデータ配置の一例を示す図である。 第2記憶手段における記憶領域の配列構成の一例を示す図である。 時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯がサーベイの記憶タイミングの1記憶間隔内であった場合の更新手順の一例を示す図である。 時刻を戻す修正を行った際、修正前後のサーベイの記憶タイミングが1記憶間隔内であった場合の更新手順の一例を示す図である。 時刻を進める修正を行った際、修正前後の時間帯にサーベイの記憶タイミングが2回以上存在した場合の記憶制御の一例を示す図である。 時刻を戻す修正を行った際、修正前後の時間帯にサーベイの記憶タイミングが2回以上存在した場合の更新手順の一例を示す図である。 第2の実施形態における時刻修正時の更新手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10,30 ガス使用量通信システム
11,31 ガスメータ
12,32 通信回線
13,33 積算流量管理装置
21,41 CPU
22,42 RTC
23,43 流量センサ
24,44 温度センサ
25,45 圧力センサ
26,46 通信インターフェース
27 記憶手段
28 記憶制御手段
47 第1記憶手段
48 第2記憶手段
49 修正ガス使用量演算手段
50 更新手段

Claims (6)

  1. 第1の所定時間毎のガス使用量を記憶する第1の記憶手段を有するガスメータと、前記ガスメータと通信回線により接続され、前記第1の記憶手段により前記第1の所定時間毎のガス使用量を前記通信回線を用いて取得する積算流量管理装置とからなるガス使用量通信システムにおいて、
    前記ガスメータは、前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間毎のガス使用量を記憶する第2の記憶手段と、
    前記積算流量管理装置より時刻の修正の指示があった場合には、当該修正の指示に基づく前記第1の所定時間内のガス使用量を前記第2の記憶手段に記憶されているガス使用量に基づき演算する修正ガス使用量演算手段と、
    前記修正ガス使用量演算手段により演算された前記第1の所定時間に対するガス使用量を、前記第1の記憶手段の時刻に対応する記憶領域に更新書込みする更新手段と、
    を有することを特徴とするガス使用量通信システム。
  2. 前記第2の記憶手段は、
    少なくとも前記第1の所定時間分の記憶容量を有し、前記記憶容量に記憶されたガス使用量のうち古い情報から順に更新書込みを行うことを特徴とする請求項に記載のガス使用量通信システム。
  3. 前記ガスメータは、
    供給したガスの圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記ガスの温度を検出する温度検出手段と、を有し、
    前記圧力検出手段により得られる圧力値及び前記温度検出手段により得られる温度のうち少なくとも1つを前記ガス使用量と共に記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載のガス使用量通信システム。
  4. 第1の所定時間毎のガス使用量を記憶する第1の記憶手段を有するガスメータにおいて、
    前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間毎のガス使用量を記憶する第2の記憶手段と、
    前記ガスメータと通信回線により接続された外部装置から時刻の修正の指示があった場合には、当該修正の指示に基づく前記第1の所定時間内のガス使用量を前記第2の記憶手段に記憶されているガス使用量に基づき演算する修正ガス使用量演算手段と、
    前記修正ガス使用量演算手段により演算された前記第1の所定時間に対するガス使用量を、前記第1の記憶手段の時刻に対応する記憶領域に更新書込みする更新手段と、
    を有することを特徴とするガスメータ。
  5. 前記第2の記憶手段は、
    少なくとも前記第1の所定時間分の記憶容量を有し、前記記憶容量に記憶されたガス使用量のうち古い情報から順に更新書込みを行うことを特徴とする請求項に記載のガスメータ。
  6. 供給したガスの圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記ガスの温度を検出する温度検出手段と、を有し、
    前記圧力検出手段により得られる圧力値及び前記温度検出手段により得られる温度のうち少なくとも1つを前記ガス使用量と共に記憶することを特徴とする請求項4又は5に記載のガスメータ。
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