JP4754756B2 - 眼科レンズをフィッティングするための方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は眼科レンズ、更に具体的には眼鏡フレームにおける眼科レンズのフィッティングに関する。眼科レンズのフレームへのフィッティングは、概ねメガネ屋により行なわれ、レンズの複雑さとレンズの強度に比例して相当の注意を必要とする。フィッティングは第一にフレームに対するレンズの位置決め、次いでフレームにレンズを固定するかもしくはフレームをレンズに固定するためにレンズを加工することを含む。
【0002】
光学軸に対して回転対称である最も簡単なレンズの場合に、眼科レンズのフィッティングはフレームに適合させる工程から開始する。この工程時に、メガネ屋は、装用者がヘッドアップして空間を見るときに、装用者の瞳孔の位置をフレームの基準を有するフレーム内で確認する。換言すれば、装用者がヘッドアップして空間を見るときに、メガネ屋は装用者の両眼の凝視の交点を決定する。これを実行するために、メガネ屋は眼鏡フレームを装用することを顧客に尋ね、フレーム内で被検者の瞳孔距離または半分の瞳孔距離、および瞳孔の高さを測定する。
【0003】
メガネ屋はフレーム内で2点の交差位置を確認したときに、レンズの光学軸をそのようにして決定した2点に一致させてレンズを取り付ける。光学中心は、レンズ上にそれがマークされない場合には、フォコメータ(focometer)を使ってメガネ屋により確認される。メガネ屋はレンズをトリムまたは削減する。この作業は過剰材料をレンズのエッジから除去し、それによりレンズがフレームに適した形状になる。同様に、レンズのエッジにフレームに適した形状を付与する必要がある。フレームの形状にレンズをトリミングすることに関する更なる情報として、米国特許出願第4945684号を参照できる。
【0004】
種々の装置がレンズフィッティングに必要なパラメタの測定を容易にするために開発されている。EP−A0115723号は接眼レンズパラメタを測定するための装置を記載している。瞳孔の位置は、調整自在標線(reticule)と一致させるために、光源により生じる隔膜反射を起こすことにより決定される。標線は液晶マトリックスに発生させる。第一に、瞳孔距離は、垂直標線を使用して、フレーム無しで測定する。次に、被検者を選択されたフレーム上に置く。この装置は水平標線を使用してフレーム内の瞳孔高さの測定を可能にする。この場合、水平線はフレームの下エッジを視覚化するために使用される。
【0005】
この装置の欠点は被検者に対する装置の位置決めに関する不正確さにある。更に、かかる装置は種々のパラメタを同時に測定することができず、このことが測定の不正確さを増大させる。
【0006】
仏国特許A−315937号は眼鏡フレームを装用する患者の顔の部分の写真を撮る装置を開示する。この装置はエマルジョンタイプの光感知センサを具備する。撮られた写真はフレームに対してレンズを適合するために必要とされる種々のパラメタの決定を可能にする。この装置は一倍率で写真を作るように設計されている。実際に倍率を1にするために、被検者はその装置から所定距離に位置づける必要がある。測定の精度は、一方で、装置に対する被検者の位置により、他方で、所望パラメタを直接収得しないショットの活用により管理される。
【0007】
装用者−装置間距離に関連する制約を回避するために、仏国特許A−2772936号は眼鏡フレームを装用する被検者から得られた画像を測定する方法を開示する。この方法は使用される装置の測定ファクタの決定を可能にする。この方法は、写真を写真カメラを使用して、またはビデオカメラを使用して撮るように装置を容易にする。いずれの場合にも、写真から被検者の接眼レンズパラメタを測定するために、その装置の測定ファクタを知る必要がある。
【0008】
フレームワークは被検者フレームに取り付けられる。このフレームワークは決定された寸法的特徴の基準領域を有する。この基準領域の実際の寸法を写真から読み取った寸法と比較することにより、測定ファクタの決定を可能にする。
【0009】
WO−A93/21819号は瞳孔距離およびフレーム内の瞳孔の高さに加えて、例えば、レンズ−目間距離またはパントスコピック(pantoscopic)角等の他のパラメタの測定を可能にする。このタイプの装置は、通常使用される以外のパラメタを考慮に入れる利点を有するが、装置の基準となるフレーム内に装用者の頭部を精確に位置決めする問題を解決しない。装置に対する被検者の頭部のフレーム内への位置決めはエラーの主源である。これは、例えば、被検者が頭部を僅かに前方へ傾けるまたは回転する場合には、瞳孔の位置の決定が仮に精確に実行されても、レンズのフィッティングに対して正確な基準を供与しない。
【0010】
更に複雑なレンズ−累進レンズ、乱視患者用レンズ、または更に一般的には回転対称でないレンズ即ち光学軸を有しないレンズのフィッティングは同様方法により粗に実行される。相違は、マイクロエッチングまたは他の手段によりレンズ上に具現する基準点を使用してフレームに対してレンズを位置決めする点である。更に、フィッティングのために、レンズ上に具現しない点およびメガネ屋により計算される位置を使用することが可能になる。
【0011】
例えば、累進眼科レンズは上述のごとくフィットさせることができる。累進眼科レンズは老眼用レンズに対して処方され、かつレンズの位置に依存する度を有する。かかるレンズは当分野の現状において既知であり、仏国特許A−2769998号、仏国特許A−2769999号および仏国特許A−2770000号は、特に、その特徴について詳細に検討している。これらのレンズは概ね前面上に具現するフィッティングクロスとして知られかつフィッティングのためにメガネ屋により使用されている点を有する。所定フレームにおいて、ヘッドアップして空間を見つめるときの装用者の凝視がフィッティングクロスを通過する必要がある。出願人会社のレンズの場合、フィッティングクロスはレンズの幾何学中心上方4ミリに位置決めされる。
【0012】
累進レンズは二重円の形態のマイクロエッチングを有する。二重円により形成されるセグメントの中間−マイクロエッチングの中間はフィッティングクロスから所定距離にある。出願人会社の累進レンズにおいて、マイクロエッチングの中間はフィッティングクロスから下へ4mmである。
【0013】
出願人会社により現在推奨される方法は次の通りである。装用者に処方されるレンズは遠方視力のために装用者により必要とされる度、潜在的に矯正すべき乱視の値、および近方視力に必要とされる加入値もしくは度によって形成される。遠方視力のための基準点として知られる点にレンズの中央球面は基底と呼ばれる。加入度は近方視力のための基準点と遠方視力のための基準点との間の中央球面の差異である。装用者はフレームを選択する。メガネ屋は図1に示されたように、フレームのために装用者の生理学パラメタを測定する。この図は、フレーム、およびフレーム内の装用者の右左の瞳孔の位置を示し、右左の瞳孔の位置はそれぞれDまたはGで示されている。この図は、フレームのケース内において太線でレンズの周辺を、そして細線でフレームの内外の境界を示す。フレームの溝の底に対応するフラット形状のプラスチック要素の周辺はフレームパターンとして知られている。従って、フレームパターンはトリミングされたレンズがフレームにフィットするようにするために必要な外形を有する。パターンの高さは、ボクシング(Boxing)システムにより、即ち、眼鏡フレームを測定するためのシステムに関するISO8624に従って決定され、以下、フレームパターンの全高(B)と言う。フレームパターンの全高(B)はトリミングされたレンズがフィットする矩形の高さに対応する。使用者の2つの瞳孔間の距離は瞳孔距離として知られている。累進レンズをフィッティングするために、メガネ屋は右半分の瞳孔距離および左半分の瞳孔距離を測定する。これはそれぞれPDおよびPGで示されている。左(または右)半分の瞳孔距離はフレームの対称垂直軸と左(または右)の瞳孔の中心との間の距離である。右(または左)瞳孔と右(または左)半分のフレームの最下点との間の垂直距離は右(または左)高さと称する。これらの量は図1においてHDおよびHGで示されている。累進レンズをフィッティングするために、メガネ屋は、次に、図中のHDdおよびHGdの高さを測定する。右および左の基準高さは、それぞれ、右または左の瞳孔と、瞳孔を通る垂直線およびフレームの下部間の右または左の交点との間の距離である。瞳孔距離およびフレームに対する瞳孔の高さの測定は所定位置における装用者に対して、即ち、ヘッドアップして空間を見つめる装用者に対して行なわれ、上述の当分野で現在使用されている装置がこの目的に使用できる。
【0014】
所定フレームの特徴は、それ自体既知の装置を使用してフレーム上で測定できる。例えば、米国特許A5333412号はフレームの溝の底の形状の三次元測定を可能にする装置を開示する。そのようにして測定された形状はフレームパターンの高さBの計算を可能にする。フレームの特徴は装用者により選択されたモデルに従って製造業者により直接製造されてよい。
【0015】
このようにして作成されたデータから、各レンズは、装用者がヘッドアップして空間を見つめる時にフィッティングクロスが対応する目の瞳孔に対面するフレーム内に存在するようにトリミング(研削)される。このようにして、フレームの装用者がヘッドアップしかつ空間を見つめるときに、装用者の凝視はフィッティングクロスでレンズを通過する。当然ながら、フィッティングクロスがレンズ上に具現しない場合には、レンズの位置決めのために、マイクロエッチングの中間とフィッティングクロスとの間の距離によって矯正した後に、マイクロエッチングの中間を使用することが可能である。
【0016】
累進レンズをフィッティングするこの方法は満足できるものである。しかしながら、半分の瞳孔距離、およびフレームに対する瞳孔の高さを精確に測定するメガネ屋の能力に依る欠点を有する。半分の瞳孔距離は概ねフレームに対する瞳孔の高さよりも良好な精度により測定できる。
【0017】
メガネ屋による測定の精度に関する問題を解決するために当分野の現状において提案される解決策は上述した当分野の現状の装置等、測定上のエラーを減少させる試みにおいて、より煩瑣な測定装置を提供する。
【0018】
1995年10月20日発行のOptician No. 5524,l2巻のMo Jalieによる記事、"Ophthalmic lenses and dispensing Part one-Lens centration"は装用者に意図されたレンズを正確にセンタリングすることの重要性を主張している。これは装用者により選択されたフレームにレンズを正確にフィットさせることを必要とする。この記事は水平および垂直センタリングに使用する種々の方法を記載する。
【0019】
かかる装置がフレーム内の瞳孔距離および瞳孔の高さの測定を容易にするとの観点からメガネ屋に提案されるとしても、装置の基準となるフレーム内に装用者の頭を位置決めすることは、未だエラーの主源になる。他の問題は、測定の精度がフィッティングする個人に依存し、かつ必ずしも再現可能でないことである。
【0020】
本発明の課題は、眼科レンズのフィッティングにより提起された問題を解決することである。本発明は、装用者の瞳孔に対してレンズを所定フレームへ不正確に位置決めすることに通じる、フレームに対する高さ測定上のエラーの解消を可能にする。本発明は全タイプのレンズのフィッティングに適用される。
【0021】
更に詳細には、本発明は装用者に対して処方された眼科レンズをフレームにフィッティングするための方法を提案する。この方法は次の工程を含む。
【0022】
−装用者の瞳孔の水平位置を測定し、
−前記フレームのパターンの全高(B)を決定し、
−前記測定された水平位置、および前記フレームのパターンの全高(B)に従って前記レンズを前記フレームに位置決め、かつ
−前記レンズをトリミングし、かつそのレンズを前記フレームにフィッティングする、工程を含む。
【0023】
前記位置決め工程は、前記フレームのパターンの下エッジ上方垂直距離hミリメータ(mm)に、装用者がヘッドアップしかつ空間を見るとき、即ち、装用者が前方を真っ直ぐ見るときの、装用者の目の凝視とフレーム中のレンズの平面との交点を位置決めすることを含み、hは次式で表され、
h=Int(0.5B + 5.5) 但し、31mm≦B≦35mm (1)
h=Int(0.5B + 4.5) 但し、36mm≦B≦50mm (2)
この場合、Bはフレームのパターンの全高であり、かつIntは整数部の関数である。
【0024】
この解決策は累進(progressive)でないレンズに適用できる。
【0025】
有利には、装用者がヘッドアップして空間を見るときに装用者の凝視が通過する前記レンズ点がフィッティングクロスにより前記レンズの表面上に具現される。
【0026】
他の形態において、前記レンズはマイクロエッチングが具現された累進レンズであり、かつ前記位置決め工程が、前記フレームのパターンの下エッジ上方垂直距離hに、前記マイクロエッチングの中間を位置決めすることを含み、hは次式で表される。
【0027】
h=Int(0.5B + 5.5 − d) 但し、31mm≦B≦35mm(3)
h=Int(0.5B + 4.5 − d) 但し、36mm≦B≦50mm(4)
この場合、Bはフレームのパターンの全高であり、かつIntは整数部の関数であり、かつdは前記マイクロエッチングの中間と、装用者がヘッドアップしかつ空間を見るときに装用者の凝視が通過するレンズ点との間のレンズ上の垂直距離である。
【0028】
上記2つ事例において、前記装用者の瞳孔の水平位置を測定する工程は装用者の半分の瞳孔距離を測定することを含む。
【0029】
前記フレームのパターンの全高(B)を測定する工程は前記フレームの形状をその溝の底で測定することを含む。
【0030】
本発明は上記方法によって得られる、フレームおよびレンズを有する眼鏡を提案する。
【0031】
本発明の他の特徴および利点は添付図面を参照して例示として説明する本発明の幾つかの実施形態に関する説明から明らかにされるであろう。
【0032】
従来技術の解決策と異なり、本発明は、レンズに対する瞳孔距離または半分の瞳孔距離、および瞳孔の高さを測定することによるのではなく、単に半分の瞳孔距離のみを測定しかつフレームパターンの全高を使用してフレームへ眼科レンズをフィットさせることを提案する。多くのデータの統計学的分析から、フレームおよび装用者に対して、フレームパターンの全高と瞳孔の高さとの間にある関係に対する観察に基づく。従って、レンズのフレームへのフィッティングは単に半分の瞳孔距離のみを患者から測定することにより達成できる。フレームパターンの全高についての知識はフレームにおけるレンズの位置の計算を可能にする。
【0033】
本発明の方法は、瞳孔距離を患者から測定するのみで所定フレーム形状に対する眼科レンズのフィッティングを可能にする。この測定は装用者により装用されるフレーム上の瞳孔高さの測定よりもエラーを小さくする。フレームのパターンの高さはフレーム製造業者により供与されるか、または装用者を必要とすることなくフレーム上で測定できる。エラー源はより少なくなる。
【0034】
以下に、フィッティングクロスを有する右眼用の累進レンズに例をとって本発明を説明する。これは左眼用のレンズもしくは累進でないレンズ、または選択的にフィッティングクロスを有しないレンズにも同様に適用される。
【0035】
図2はトリミング前後の眼科レンズの周辺を示す図である。この図において、単一レンズはトリミング前のレンズの周辺に対応する。従来方法では、レンズはモールディングにより形成されかつ円形であってよい。太線はフレームパターンの周辺に対応し、これはレンズがトリミングされた後のレンズの周辺である。レンズのトリミングは後のフレームへのフィッティングを可能にする。
【0036】
図2はフレームのパターンの全幅Aおよびこのパターンの全高(B)、そしてトリミングされたレンズがフィットする矩形を示す。上述したように、レンズのフレームへの位置決めはレンズの焦点を使用することによりフレームにおけるレンズの所望位置決めを決定することから成る。上述したように、レンズのフィッティングクロス、レンズの表面上に具現化されるマイクロエッチングの中間、または選択的に一焦点レンズの場合に光学中心が使用できる。図2において、フィッティングクロスは円形の中心にCMで表されている。
【0037】
回転対称を有しないレンズの場合、フレームにおいてレンズを角度を付けて位置決めする必要がある。この角位置は製造業者の仕様書に依存し、特に累進レンズの場合に、主累進経線の外観に依存する。出願人会社による累進レンズの場合、主累進経線は側頭部側から鼻部側へ傾斜し、かつレンズはマイクロエッチングが水平になるように取り付けられるべきである。当分野の現状は直線主累進経線を有し、取り付け状態で鼻部側に向かって傾斜するレンズを提案している。
【0038】
レンズ内のフィッティングクロスの水平位置は半分の瞳孔距離を測定することにより決定される。装用者に対する、またはフレームを伴うもしくは伴わないこの測定はそれ自体既知である。フィッティングクロスは、測定のためにメガネ屋により選択された基準位置において、フィッティングクロスが装用者の瞳孔と同一垂直線上になるようにフレーム内に位置決めされる。出願人会社により推奨されるフィッティングにおいて、この基準位置は装用者がヘッドアップして自分の前方空間を真っ直ぐに見つめる位置である。装用者の半分の瞳孔距離の測定はフレームに対する装用者の瞳孔の水平位置の測定を提供する。
【0039】
レンズ上に位置しかつフィッティングに使用される基準点の垂直位置は、-即ち、ここで検討している累進レンズ例におけるフィッティングクロス-は、本発明によれば、レンズのパターンの全高から決定される。フィッティングクロスの高さを決定するために次の関係を使用することが可能である。
【0040】
h=Int(0.5B +5.5) 但し、31mm≦B≦35mm (1)
h=Int(0.5B +4.5) 但し、36mm≦B≦50mm (2)
ここで、
−hは、図2に示されたように、フィッティングクロスの高さであり、ミリメータ(mm)で表されている。即ち、フィッティングクロスとフレームパターンの下エッジ間の垂直線に沿った距離であり、
−Bは、図2に示されたように、ミリメータ(mm)で表されたフレームパターンの全高であり、かつ
−Intは整数部の関数であり、同一またはすぐ下の整数に対応する実際の数字である。
【0041】
(1)と(2)の関係は装用者に対する測定を伴わないフレームに対するレンズのフィッティング高さの計算を可能にする。換言すれば、この関係は装用者に対する瞳孔の垂直位置の測定を伴うことなく、フィッティングクロスによって垂直方向のレンズの位置決めを可能にする。
【0042】
本発明は、そのようにして、フレームに対するフィッティングクロスの垂直および水平位置の決定を可能にし、かつ従って、フレームに対するレンズの位置決めを可能にする。フレーム内のフィッティングクロスの位置に依存して、従来技術のごとく、レンズのトリミング処理を可能にして、フレームへのレンズのフィットを可能にする。
【0043】
本発明は、装用者の基準位置において、フレームに対する装用者の瞳孔の高さの測定におけるエラーの回避を可能にする。本発明により必要とされることは、装用者に対して半分の瞳孔距離を測定することだけである。レンズをフィットさせるために必要な測定回数を減少することは適用される精度の改良を可能にする。
【0044】
従って、本発明は当分野の既存方法により得られる位置決めと少なくとも略同程度で、かつ従来必要とされた2回ではなく単に1回の測定を必要とすることにより、メガネ屋にとってより簡単な方法で、レンズを位置決めする。
【0045】
本発明は、上記実施例で説明したように、フィッティングクロスを有する累進レンズの場合に適用される。一焦点レンズの場合、同一数式がフレームに対するレンズの光学中心を位置決めするために使用できる。
【0046】
更に、レンズの表面がフィッティングクロスを確認するためのマーキングを有しない場合には、累進レンズの基準点がマイクロエッチングの中間であってよく、この場合、フィッティングの高さは次の関係により表される。
【0047】
h=Int(0.5B +5.5−d) 但し、31mm≦B≦35mm (3)
h=Int(0.5B +4.5−d) 但し、36mm≦B≦50mm (4)
略記は上述の通りである。dはマイクロエッチングの中間と、製造業者により推奨されるヘッドアップして空間を見つめる装用者の目の位置との間で垂直方向にレンズ上で測定した距離に等し矯正ファクタである。
【0048】
本発明は、従って、レンズを位置決めするために使用される基準点、−フィッティングクロス、光学中心、または他の点−と関係なく適用できる。
【0049】
当然ながら、本発明は上記図示実施形態および上述方法に限定されず、当分野の熟練者にアクセス可能な種々の方法で変更できる。従って、上記提案された数式と異なる式が30mm以下または51mm以上のパターン高さに使用できる。
本発明の原理は「リム無し」フレームの場合に、即ち、側(つる)およびブリッジがレンズにネジ止めされ、各レンズのまわりにフレームが装備されない眼鏡に容易に適用できる。この場合、高さBは装用者により選択されたレンズの形状の高さである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 所定フレームのための装用者の生理学パラメタを示す図である。
【図2】 トリミング前後のレンズの周辺を示す図である。
Claims (8)
- 装用者に処方される眼科レンズをフレームにフィッティングするための方法であって、
−装用者が前方を真っ直ぐ見ることにより装用者の瞳孔の水平位置を測定し、
−前記フレームのパターンの全高(B)をミリメータ(mm)で決定し、
−レンズ上に位置決めされかつフィッティングに使用される基準点の水平位置および垂直位置に従って前記レンズを前記フレームに位置決めし、かつ
−前記レンズをトリミングし、かつそのレンズを前記フレームにフィッティングする、各工程を含み、
前記フィッティングに使用される基準点は装用者が前方を真っ直ぐ見たときの装用者の目の凝視とフレーム中のレンズの平面との交点であり、
前記フィッティングに使用される基準点の水平位置は装用者の瞳孔の前記測定された水平位置により決定される基準点であり、
前記位置決め工程が、前記フレームのパターンの下エッジ上方垂直距離hミリメータ(mm)でフィッティングに使用される基準点の垂直位置を決定することを含み、
h=Int(0.5B + 5.5) 但し、31mm≦35mm (1)
h=Int(0.5B + 4.5) 但し、36mm≦B≦50mm (2)
ここで、Bはフレームのパターンの全高であり、かつIntは整数部の関数である、ことを特徴とする眼科レンズをフレームにフィッティングするための方法。 - 前記レンズのフィッティングのための基準点は、フィッティングクロスにより前記レンズの表面上に具現されることを特徴とする、請求項1の方法。
- 前記レンズは累進レンズであることを特徴とする、請求項1または2の方法。
- 前記装用者の瞳孔の水平位置を測定する工程が装用者の半分の瞳孔距離を測定することを含むことを特徴とする、請求項1、2または3のいずれか1の方法。
- 前記フレームのパターンの全高(B)を測定する工程が前記フレームの形状をその溝の底で測定することを含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれか1の方法。
- マイクロエッチングがレンズ面上に具現化され装用者に処方される累進眼科レンズをフレームにフィッティングするための方法であって、
−装用者が前方を真っ直ぐ見ることにより装用者の瞳孔の水平位置を測定し、
−前記フレームのパターンの全高(B)をミリメータ(mm)で決定し、
−前記マイクロエッチングにより形成されたセグメントの中間の水平位置と垂直位置とに従って前記レンズを前記フレームに位置決めし、かつ
−前記レンズをトリミングし、かつそのレンズを前記フレームにフィッティングする、各工程を含み、
前記マイクロエッチングにより形成されたセグメントの中間の前記水平位置は装用者の瞳孔の前記測定された水平位置により決定され、
前記位置決め工程が、前記フレームのパターンの下エッジ上方垂直距離hミリメータ(mm)に、前記マイクロエッチングにより形成されたセグメントの中間の垂直位置を決定することを含み、
h=Int(0.5B + 5.5 − d) 但し、31mm≦B≦35mm(3)
h=Int(0.5B + 4.5 − d) 但し、36mm≦B≦50mm(4)
ここで、Bはフレームのパターンの全高であり、かつIntは整数部の関数であり、かつdは前記マイクロエッチングの中間と、装用者が前方を真っ直ぐ見たときの装用者の目の凝視と前記フレーム中のレンズの平面との交点として製造業者により推奨されるレンズ上の位置との間のレンズ上の垂直距離である、ことを特徴とする累進眼科レンズをフレームにフィッティングするための方法。 - 前記装用者の瞳孔の水平位置を測定する工程が装用者の半分の瞳孔距離を測定することを含むことを特徴とする、請求項6の方法。
- 前記フレームのパターンの全高(B)を測定する工程が前記フレームの形状をその溝の底で測定することを含むことを特徴とする、請求項6または7の方法。
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