JP4751962B2 - 情報処理システムの運用管理方法 - Google Patents

情報処理システムの運用管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4751962B2
JP4751962B2 JP2010529664A JP2010529664A JP4751962B2 JP 4751962 B2 JP4751962 B2 JP 4751962B2 JP 2010529664 A JP2010529664 A JP 2010529664A JP 2010529664 A JP2010529664 A JP 2010529664A JP 4751962 B2 JP4751962 B2 JP 4751962B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
operation management
management method
power consumption
processing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010529664A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010032501A1 (ja
Inventor
潤 沖津
猛 加藤
達也 齊藤
忠克 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2010529664A priority Critical patent/JP4751962B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4751962B2 publication Critical patent/JP4751962B2/ja
Publication of JPWO2010032501A1 publication Critical patent/JPWO2010032501A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/206Cooling means comprising thermal management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/50Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU]
    • G06F9/5005Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU] to service a request
    • G06F9/5027Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU] to service a request the resource being a machine, e.g. CPUs, Servers, Terminals
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/50Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU]
    • G06F9/5094Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU] where the allocation takes into account power or heat criteria
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明はサーバ装置、ストレージ装置、ネットワーク装置などの情報処理装置群とその冷却を行う冷却設備から成る情報処理システムの運用管理方法に係り、特に情報処理装置群と冷却設備の統合的な省電力運用を実現するのに必要な情報処理装置群への作業負荷の割当てに関する。
近年の情報通信の急速な発展、さらに放送と通信の融合時代に向けてサーバ装置、ストレージ装置、ネットワーク装置等の情報処理装置が爆発的に増加すると予想されている。一方で地球温暖化の防止に向けて二酸化炭素を削減するため、これら情報処理装置から成る情報処理基盤の消費電力を削減する必要がある。特にバックエンドで情報処理基盤を担うデータセンタでは、情報処理装置群が消費する電力である装置電力のほかに、その冷却を行う冷却設備が消費する電力である冷却電力も大きな割合を占めており、装置電力と冷却電力をあわせた総合的な電力の削減が課題となっている。
データセンタの省電力化に向けて、サーバ装置、ストレージ装置、ネットワーク装置などの情報処理装置、冷却設備、運用管理において、それぞれの取り組みが始まっている。情報処理装置では、低電力デバイスによる消費電力当たり性能の向上や、作業負荷に応じた動作ステートの切り替えによる省電力機能の採用が進められている。冷却設備では空調機自身の運転効率向上や給排気口の気流設計の最適化、さらに局所冷却や液冷の導入が始まっている。運用管理では、稼動情報監視、ジョブスケジューリング、さらに仮想化による装置群の運用効率改善やコンソリデーションが主要な対策に挙がっている。冷却設備は一般に装置群の最大定格電力に基づいて設計されているが、運用時の冷却設備の消費電力は、冷却設備に対する装置群の電力の分布や変動に大きく依存している。例えば、空調機の効率は装置の電力すなわち発熱、空調機と装置間の位置関係や距離、温度、風量、風向などに依存するため、装置の電力と配置によって冷却電力が大きく影響を受ける。今後、データセンタの運用管理技術の進歩によって、仮想化技術を用いて省電力化のためにサーバ装置のコンソリデーションが活用されると予想されるため、冷却設備に対する装置群の電力分布の偏在化や時間変動を十分考慮し、装置群と冷却設備の総電力を削減する対策が必要になってくる。従来、サーバ装置やストレージ装置などの装置や冷却設備の運用管理方法として幾つかの公知例が知られているが、上述した総合的な省電力化という意味においては局所的または逐次的な対策に留まっている。
特開2004−126968号公報(特許文献1)では、並列計算機に対してジョブスケジューリングを行う管理サーバにおいて、計算機の温度センサ情報に基づいて温度の低い計算機へ新規ジョブを投入し、温度の高い計算機から温度の低い計算機へジョブを移動させ、高温による並列計算機の障害や性能低下を防いでいる。また、ジョブの移動前後で各々の計算機とそれ毎に備わっている冷却装置の消費電力を温度情報に基づいて見積もることにより、移動の可否を判断することも行っている。
特開2007−179437号公報(特許文献2)では、複数のコンピュータの管理システムにおいて、コンピュータの温度分布と稼動情報に基づき過熱コンピュータと非過熱コンピュータを抽出し、前者から後者へソフトウエアを移動させ、省電力化を図っている。また、対象コンピュータを抽出した上でソフトウエアの移動前後のコンピュータ電力と空調電力の変動を比較し、移動可否を判断している。コンピュータ電力は稼動情報から、空調電力は温度分布から、温度分布は温度センサや温度履歴や稼動情報から求めている。
米国特許出願公開第2006/0259621号公報(特許文献3)では、データセンタに在る複数のサーバに対して作業負荷を割り当てる方法において、リクエストされた作業負荷のプロファイルを履歴プロファイルと比較し、サーバと空調の電力が最低となる履歴に従ってリクエストされた作業負荷をサーバへ割り当て、適合する履歴が無ければランダムに割り当てている。履歴プロファイルには、サーバの位置、クラス、稼動情報、入気温、排気温、作業負荷のタイプ、サーバと空調の電力が含まれている。サーバと空調の電力は、サーバの入排気温と比熱と風量から求めるか、または電力計により測定している。
米国特許出願公開第2006/0259793号公報(特許文献4)では、データセンタに在る複数のサーバに対して電力を配分する方法において、理想的なアナログ的な温度分布すなわち電力分布に近づくように地理的位置が近接したサーバ間またはラック間で電力予算の貸し借りを行ない、その予算配分に基づいてサーバの離散化した電力ステートを指定し、ホットスポットやコールドスポットによるサーバの障害を防いでいる。各サーバに対する理想電力を示す熱乗数は、各サーバの排気温度と平均的サーバの基準排気温度と空調の給気温度から求めている。
特開2004−126968号公報 特開2007−179437号公報 米国特許出願公開第2006/0259621号公報 米国特許出願公開第2006/0259793号公報
特許文献1では、並列計算機のうち温度の低い計算機へジョブを割り当てているが、それが省電力になるとは限らない。また、ジョブの移動前後で計算機の消費電力を見積もっているため、移動元と移動先に関わる電力が下がるものの、並列計算機全体に対しては局所的な省電力化に過ぎない。すなわち、計算機室の総合的な省電力化には繋がらない。特許文献2では、ソフトウエアの移動前後でコンピュータ電力と空調電力の変動を比較しているが、比較対象が抽出した過熱と非加熱のコンピュータに限られており、コンピュータ群と空調設備をあわせた総電力を考慮しているわけではない。すなわち、計算機室の総合的な省電力化には繋がらない。特許文献3では、サーバと空調の電力が最低となる履歴プロファイルに基づいて作業負荷をサーバに割り当てているので、履歴の範囲内にある作業負荷に関してはサーバ群と空調設備をあわせた電力を低減出来るが、履歴がない場合は、履歴の蓄積に応じて逐次的にしか改善されない。すなわち、計算機室の省電力化の実現までに長時間を要する必要がある。特許文献4では、理想的な温度分布に近づくように近接したサーバ間で電力予算を貸し借りするので、サーバ群全体の合計電力が削減されるわけではない。すなわち、計算機室の総合的な省電力化には繋がらない。
以上に述べたように、従来技術は、局所的な省電力化しか実現できない、もしくは、省電力化を実現するまで長時間を要するという問題がある。
本発明の課題は、情報処理装置および空調機からなる計算機室において、情報処理装置に対する作業負荷割当の最適化による計算機室の省電力化を短時間に実現することである。
本発明は、情報処理装置および空調機からなる計算機室において、作業負荷の割当の最適化による計算機室の省電力化を実現するために、以下の特徴を備える。
代表的実施例の特徴は、空調機について、情報処理装置に関する空調機動作係数を計算することである。一般的に、空調機動作係数COPは、計算機室内の熱を交換するために空調機を稼動させた際の、空調機の熱交換効率であり(数1)で表す。
COP=熱交換能力/空調機電力・・・(数1)
空調機の情報処理装置に関する空調機動作係数は、空調機が特定の情報処理装置の発熱を交換する際のCOPであり、ここでは装置別COPと呼ぶ。空調機jの情報処理装置iに関する装置別COPであるCOPjiは、情報処理装置iの発熱量PDi、空調機jの情報処理装置iに関する空調機電力PCjiを用いて(数2)で表せる。
COPji=PDi/PCji・・・(数2)
一般的に熱は拡散するため、装置別COPは空調機と情報処理装置の間の距離が長くなるほど低下する。熱の拡散は気流、風量、温度に依存することを考慮すると、装置別COPは、三次元熱流体シミュレーションの結果等から求める必要がある。ただし、他の方法で装置別COPを求めても良い。一例として、問題を簡易化して、熱が2次元に広がり、装置別COPが空調機と情報処理装置の距離の2乗に反比例すると仮定すると、空調機jの情報処理装置iに関する装置別COPであるCOPjiは、空調機jと情報処理装置iの間の距離Lji、空調機jに固有の空調機動作係数COPj、並びに環境定数Aを用いて(数3)で表せる。空調機動作係数COPjは空調機jの仕様より、距離Ljiは計算機室における空調機と情報処理装置群の位置から成る配置情報より求めることができる。
COPji=(A/Lji)×COPj・・・(数3)
装置別COPによって、ある情報処理装置に関する空調機電力を計算可能である。1台の空調機jが情報処理装置iの発熱を処理する場合、情報処理装置の発熱量は装置電力と等しいと仮定し、空調機jの情報処理装置iに関する空調機電力PCjiは、情報処理装置iの装置電力PDiとCOPjiを用いて(数4)で表せる。また、複数の空調機が情報処理装置iの発熱を処理する場合、情報処理装置iに関する空調機電力PCiは、空調機が処理する情報処理装置の発熱量が各空調機のCOPji比に比例すると仮定し、空調機台数N、PDi、COPjiを用いて(数5)で表せる。
PCji=PDi/COPji・・・(数4)
Figure 0004751962
さらに別の特徴は、各情報処理装置について、装置電力と空調機電力の合計である装置関連消費電力式を作成することである。情報処理装置iの装置関連消費電力式Pi(x)は、情報処理装置iの装置電力式PDi(x)、情報処理装置iに関する空調機電力PCi(x)を用いて(数6)で表せる。
Pi(x)=PDi(x)+PCi(x)・・・(数6)
ここでPDi(x)、PCi(x)は、情報処理装置のリソース利用率xの関数である。
情報処理装置がサーバ装置の場合、リソース利用率は主にCPU利用率やメモリ利用率である。情報処理装置がストレージ装置の場合、リソース利用率は主にディスク領域利用率である。Pi(x)は、装置電力と空調機電力の合計であり、この空調機電力は計算機室内の空調機と情報処理装置群の位置情報が考慮されている。すなわち、Pi(x)を用いることで、計算機室内の位置情報を意識することなく、計算機室内の位置情報を考慮した消費電力の評価が可能である。
さらに別の特徴は、各情報処理装置の装置関連消費電力式より計算機室全体の消費電力を計算することである。情報処理装置iの装置関連消費電力式Pi(x)には、装置電力と該当装置に関する空調機電力が含まれるため、計算機室内の各情報処理装置の装置関連消費電力式Pi(x)を合計することで計算機室全体の消費電力を求めることが可能である。計算機室全体の消費電力P(x)は、(数7)で表せる。
Figure 0004751962
さらに別の特徴は、情報処理装置の装置関連消費電力式を元にした省電力性評価指標を用いて、計算機室全体の省電力化を実現するよう作業負荷の割当を決定することである。サーバ装置における作業負荷とは、アプリケーションや仮想OSの動作または接続するクライアントに対する応答等がある。また、ストレージ装置の作業負荷とは、ディスク格納領域等である。またネットワーク装置の作業負荷とは、ネットワークスループット等である。省電力性評価指標は、情報処理装置のリソース利用率がリソース利用率最大値における消費電力あたりの処理性能とする。サーバ装置における処理性能は、例えばSPEC等のベンチマークの性能値もしくは、単位時間あたりのトランザクション数である。ストレージ装置における処理性能は、例えばディスク格納領域である。リソース利用率最大値は該当情報処理装置のリソース利用率の最大値であり、管理者が該当情報処理装置の利用ポリシに基づき決定する。
情報処理装置iに関する省電力性評価指標EEiは、情報処理装置iの処理性能がリソース利用率に比例すると仮定し、情報処理装置iのリソース利用率最大値Xi、処理性能最大値Wiを用いて(数8)で表せる。
EEi=Xi×Wi/Pi(Xi)・・・(数8)
ここで、EEiは定数であり、値が大きいほど情報処理装置iの性能対消費電力性能が優れる事を示す。ここで示す消費電力とは情報処理装置iに関する装置電力と空調機電力の合計値である。すなわち、省電力性評価指標EEiが大きい情報処理装置iに優先して作業負荷を割り当てることで、計算機室全体の消費電力が最小となる作業負荷の割当が可能である。この方針で作業負荷の割当を行うと、省電力性評価指標が大きい情報処理装置のリソース利用率は最大リソース利用率に近づき、省電力性評価指標が小さい情報処理装置のリソース利用率がゼロに近づく二極化現象が現れる。省電力性評価指標EEiでは、この二極化現象を考慮して、情報処理装置のリソース利用率がリソース利用率最大値の場合の省電力性を評価する。
さらに別の特徴は、作業負荷の割当結果に基づき、各情報処理装置で稼動する作業負荷を制御することである。そのために、情報処理装置群は作業負荷制御エージェントを有し、作業負荷制御エージェントは作業負荷割当結果に従い情報処理装置で稼動させる作業負荷を制御する。
さらに別の特徴は、装置別COPおよび情報処理装置の装置電力測定値より、空調機電力を計算する事である。空調機jの空調機電力PCjは、空調機が処理する情報処理装置の発熱量は各空調機のCOPji比に比例すると仮定し、空調機台数N、情報処理装置iの装置電力測定値PDi、COPjiを用いて(数9)で表せる。
Figure 0004751962
さらに別の特徴は、上記空調機電力の計算結果に基づき、各空調機の出力を制御する事である。各空調機の出力を制御するために、空調機は出力制御エージェントを有し、出力制御エージェントは運用管理装置の指示に基づき空調機の出力を制御する。
空調機を考慮した作業負荷の割当により、計算機室内の情報処理装置群と空調機を合わせた総消費電力を削減できるため、データセンタの省電力運用を実現できる。また、情報処理装置群への作業負荷の割当の決定は、空調機の出力によらないため、作業負荷の割当と電力測定を逐次的に繰り返す必要がなく、短時間で省電力化を実現できる。
本発明の第1の実施例の運用管理装置とサーバ装置のシステム構成を示すブロック図である。 第1の実施例の配置情報を示す平面図である。 第1の実施例の情報処理装置仕様表を示す概念図である。 本発明による第1および第3の実施例の空調機仕様表を示す概念図である。 第1の実施例の作業負荷仕様表を示す概念図である。 第1の実施例の作業負荷割当表を示す概念図である。 装置別COPが一定である場合の作業負荷割当部処理を示すフローチャートである。 装置別COPが環境よって変化する場合の作業負荷割当部処理を示すフローチャートである。 第1の実施例の装置別COP計算ステップ出力結果を示す概念図である。 第1の実施例の装置関連消費電力式作成ステップ出力結果を示す概念図である。 第1の実施例の装置評価指標計算ステップ出力結果を示す概念図である。 本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図である。 第2の実施例の配置情報を示す平面図である。 第2の実施例の情報処理装置仕様表を示す概念図である。 第2の実施例の作業負荷仕様表を示す概念図である。 第2の実施例の装置別COP計算ステップ出力結果を示す概念図である。 第2の実施例の装置関連消費電力式作成ステップ出力結果を示す概念図である。 第2の実施例の装置評価指標計算ステップ出力結果を示す概念図である。 第2の実施例の作業負荷割当表を示す概念図である。 本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図である。 第3の実施例の配置情報を示す平面図である。 第3の実施例の空調機電力表を示す概念図である。 第3の実施例の空調機電力計算部の処理を示すフローチャートである。 第3の実施例の装置別COP計算ステップ出力結果を示す概念図である。 本発明の第4の実施例の空調可視化解析ツールが提供する画面を示す。 第4の実施例の空調可視化解析ツールが提供する別の画面を示す。
符号の説明
100,1200,2000 運用管理装置
110a〜110b,1210a〜1210b,2010a〜2010d 情報処理装置
200,1300,2100 配置情報
300,1400 情報処理装置仕様表
400 空調機仕様表
500,1500 作業負荷仕様表
600,1900 作業負荷割当表
900,1600,2400 装置別COP計算ステップ出力結果
1000,1700 装置関連消費電力式作成ステップ出力結果
1100,1800 装置評価指標計算ステップ出力結果
2200 空調機電力表
以下図を用いて、本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の第1の実施例の構成図である。本実施例は、情報処理装置がサーバ装置である場合に、計算機室全体の電力を省電力化するようなサーバ装置への作業負荷の割当を実現する。本実施例は情報処理装置としてサーバ装置が2台の場合を示しているが、この台数は任意である。また、情報処理装置としてストレージ装置やネットワーク装置が混在しても良い。本実施例では、運用管理装置100とサーバ装置110a、110bがネットワーク120で接続されている。
情報処理装置がサーバ装置の場合、作業負荷111a〜111dは、仮想マシン上のOS、WebサーバやDBサーバ等のサーバアプリケーションが該当する。作業負荷割当エージェント112a、112bは、運用管理装置100から指示を受けサーバ装置110a、110b上の作業負荷111a〜111dを制御する。作業負荷割当エージェントは、図1に示すようにサーバ装置110a、110bが備えても良いし、サーバ装置110a、110bの外に存在しても良い。例えば、作業負荷が仮想マシン上のOSの場合、作業負荷割当エージェントは仮想OSマネージャであり、サーバ装置が備える。一方、作業負荷がサーバアプリケーションの場合、作業負荷割当エージェントは負荷分散装置であり、サーバ装置の外に存在する。
運用管理装置100は、配置情報200、情報処理装置仕様表300、空調機仕様表400、作業負荷仕様表600、作業負荷割当表500、作業負荷割当部101と作業負荷制御部102を備える。これらの要素は、図1に示すように一つの運用管理装置100内に配置されていても良いし、複数の装置に分散して配置されていても良い。
図2に計算機室内の各装置の配置の例を示す。空調機210a、210bおよびサーバ装置220a、220bが計算機室内に図2のように配置される場合、運用管理装置100に設定する上記位置情報200としては、各サーバ装置220a、220bの装置ID221a、221b、それぞれのサーバ装置の運転環境に関わる各空調機の空調機ID211a、211b、各サーバ装置と各空調機210a、210b間の相対的距離情報230a〜230cを含まなければならない。この配置情報200は、図2に示すように図形の形式であってもよいし、表の形式であっても良い。
図3に示す情報処理装置仕様表300は、計算機室内の情報処理装置に関して、装置ID310毎に装置種別320、装置電力最小値PDmini330、装置電力最大値PDmaxi340、処理性能最大値Wi350、割当可能処理性能360、リソース利用率最大値Xi370、装置電力式PDi(x)380を保持する。装置ID310は計算機室内の情報処理装置220a、220bを識別する識別子である。装置種別320は、情報処理装置の種別を識別する情報である。装置電力最小値PDmini330および装置電力最大値PDmaxi340は、それぞれ情報処理装置のアイドル状態の装置電力および最大定格電力である。装置電力最小値PDmini330および装置電力最大値PDmaxi340は情報処理装置毎に固有の値であり、カタログ等に明記されている。本実施例では、情報処理装置iの装置電力式PDi(x)は、情報処理装置の装置電力の増加量がリソース利用率に比例すると仮定し、PDmini、PDmaxi、リソース利用率xを用いて(数10)で表す。ただし、装置電力式PDi(x)は簡易化のために定数でも良いし、情報処理装置の消費電力測定結果を近似して求めた(数10)とは異なる式でもよい。
PDi(x)=PDmini+(PDmaxi−PDmini)×X/100・・・(数10)
サーバ装置における処理性能最大値Wi350は、サーバ装置の演算処理性能の最大値であり、SPEC等のベンチマークの性能値もしくは、あるアプリケーションの単位時間あたりのトランザクション数の最大値を用いる。割当可能処理性能360は、割当可能な処理性能であり、作業負荷が割り当てられていない場合は処理性能最大値Wiと等しい。また、サーバ装置におけるリソース利用率最大値Xi370は、サーバ装置のCPU利用率やメモリ利用率の割当最大値であり、管理者がサーバ装置の利用ポリシに従い設定する。例えば、省電力性を優先する場合は、より多くの作業負荷をサーバ装置に集約できるよう、リソース利用率最大値を高く設定する。また、サービス継続性を優先する場合は、サーバ装置のリソースに余裕を持たせて作業負荷を割り当てるよう、リソース利用率最大値を低く設定する。
図4に示す空調機仕様表400は、計算機室内の空調機に関して、空調機ID410毎に空調機COP420を保持する。空調機ID410は計算機室内の空調機210a、210bを識別する識別子である。空調機COP420は、カタログ等に明記されている。
図5に示す作業負荷仕様表500は、作業負荷に関して、作業負荷ID510毎に割当対象装置種別520、作業負荷量530、割当ポリシ540を保持する。作業負荷ID510は、計算機室内で実行する作業負荷を識別する情報である。割当対象装置種別520は、該当作業負荷が割当可能な情報処理装置の種別を示す情報である。サーバ装置における作業負荷量530は、該当作業負荷の動作に必要なサーバ装置の演算処理性能の期待値であり、処理性能最大値350と同じ基準を用いて表す。割当ポリシ540は、作業負荷割当部101が作業負荷割当を決定する際に参照される情報である。図5では、割当ポリシとしてサービス優先と省電力優先を明記しているが、その他の割当ポリシを用いても良いし、割当ポリシを用いなくても良い。
図6に示す作業負荷割当表600は、各作業負荷とその割当先の情報処理装置の関係を示す表である。作業負荷は作業負荷ID610を用いて識別し、割当先の情報処理装置は割当装置ID620を用いて識別する。
図7に作業負荷割当部の処理フローを示す。この処理フローは、装置別COP計算ステップ701と、装置消費電力式作成ステップ702と、装置評価指標計算ステップ703と、割当可能情報処理装置抽出ステップ704と、作業負荷割当ステップ705を含み、配置情報200、情報処理装置仕様表300、空調機仕様表400、作業負荷仕様表500を入力として作業負荷割当表600を出力する。割当可能情報処理装置抽出ステップ704と、作業負荷割当ステップ705は、全ての作業負荷に対して行う処理であり、作業負荷毎に処理を行う。
装置別COP計算ステップ701は、配置情報200を入力として、図9示す出力結果900を出力する。出力結果900は、各空調機について、各情報処理装置との間の距離930と各情報処理装置の装置別COP940を保持する。空調機は空調機ID910を用いて識別し、情報処理装置は装置ID920を用いて識別する。空調機jと情報処理装置iの間の距離Lji930は、配置情報200を解析して算出する。装置別COPであるCOPji940の算出は、(数3)を利用する。本実施例では、(数3)における環境定数Aは、空調機jのCOPjiの平均がCOPjとなるよう設定する。ただし、装置別COPもしくは環境定数Aは、計算機室における実験で求めても、三次元熱流体シミュレーションによって求めても良い。例えば、三次元熱流体シミュレーションもしくは、三次元熱流体シミュレーションに基づいて主要パラメータを抽出した高速シミュレーションエンジンを用いて、装置電力に対する空調機電力を求めることができ、これより装置別COPを算出可能である。補足として、これらのシミュレーションを用いると、装置電力から装置温度を求めることができる。
装置関連消費電力式作成ステップ702は、情報処理装置仕様表およびCOPjiを入力として、各情報処理装置の装置関連消費電力式を出力する。図10に装置関連消費電力式作成ステップ702の出力結果1000を示す。出力結果1000は、装置ID1010毎に装置関連消費電力式1020を保持する。装置関連消費電力式1020は、(数4)、(数5)、(数6)を利用して算出する。
装置評価指標計算ステップ703は、装置関連消費電力式1000および情報処理装置仕様表300を入力として、各情報処理装置の評価指標を出力する。図11に装置評価指標計算ステップ703の出力結果1100を示す。本実施例では、各情報処理装置の評価指標として省電力性評価指標EEi1120およびサービス継続性評価指標ESi1130を用いた。省電力性評価指標EEi1120は、(数8)に基づき算出した定数であり、情報処理装置iの最大リソース利用率における関連消費電力あたりの性能を示す。EEiは空調機電力および計算機室の配置情報を考慮した省電力性評価指標であるため、EEiの値が高いサーバ装置から順に作業負荷を割り当てることで、計算機室全体の消費電力を削減する負荷割当を決定可能である。サービス継続性評価指標ESi1130は、(数11)に基づき算出した定数であり、情報処理装置iの最大リソース利用率における情報処理装置の空きリソース量を示す。ESiの値が高いサーバ装置から順に作業負荷を割り当てることで、情報処理装置に余裕がある作業負荷割当を決定可能である。本実施例では各情報処理装置に関してEEiとESiの2つの評価指標を用いたが、省電力性評価指標EEiのみでも良いし、その他の評価指標を用いても良い。
ESi=Wi×(100−Xi)/100・・・(数11)
割当可能情報処理装置抽出ステップ704は、作業負荷仕様表500、情報処理装置仕様表300を入力として、作業負荷を割当可能な情報処理装置を抽出する。具体的には、作業負荷の割当対象装置種別520、作業負荷量530および情報処理装置の装置種別320、割当可能処理性能360を参照して、装置種別320が割当対象装置種別520と等しく、割当可能処理性能360が作業負荷量530より大きい情報処理装置を抽出する。情報処理装置は、割当可能処理性能360の他に、作業負荷の割当の際に確保が必要なリソースを含む。例えば、情報処理装置がサーバ装置の場合、ディスク格納領域やOSやアプリケーションのライセンス数等が該当し、情報処理装置がストレージ装置の場合接続クライアント数等が該当する。これらリソースは、(数8)、(数11)には明示的に現れていないが、割当可否の判断の因子となる。本実施例では、これらリソースが十分確保されている仮定での処理を示しているが、作業負荷仕様表500や情報処理装置仕様表300がこれらリソースの情報を保持し、情報処理装置の抽出の際に制約条件として用いても良い。
作業負荷割当ステップ705は、割当可能情報処理装置抽出ステップ704で抽出した情報処理装置および装置評価指標計算ステップの出力結果1100から、割当ポリシに従い作業負荷の割当先となる情報処理装置を決定する。図6に作業負荷割当ステップ705の出力結果である作業負荷割当表600を示す。作業負荷割当ステップ705は、割当ポリシが省電力優先の場合は省電力性評価指標EEiが最も高い情報処理装置を割当先の情報処理装置として決定し、割当ポリシがサービス優先の場合はサービス継続性評価指標ESiが最も高い情報処理装置を割当先の情報処理装置として決定する。割当先の情報処理装置が決定したら、対応する情報処理装置の割当可能処理性能360の値を、作業負荷の作業負荷量530だけ減算する。
以上が、作業負荷割当部の処理フローである。ただし、装置別COPが(数3)に示す様に単純でない場合や、計算機室内の環境に応じて変化する場合は、図8に示す処理フローのように、装置別COP計算ステップ701から作業負荷割当ステップ705までを収束条件が満たされるまで繰り返しても良い。例えば、装置別COPを三次元熱流体シミュレーションから求める場合は、作業負荷割当ステップ705で三次元熱流体シミュレーションの入力情報である装置電力分布を求め、これを元に装置別COP計算ステップ701で装置別COPを計算するという、一連の処理を収束条件が満たされるまで繰り返す。収束条件の判定801における収束条件は、装置別COPの前回計算結果との差分が閾値以内に収まること、作業負荷割当結果が前回割当結果と等しくなること等がある。また、作業負荷割当ステップ705では、三次元熱流体シミュレーションもしくは高速シミュレーションエンジンを用いて求めた装置温度が情報処理装置の動作上限温度もしくは動作上限温度からマージンを引いた温度を超えないという制約条件を加えても良い。なお、図8に示す作業負荷割当部フローは、情報処理装置の発生熱量が隣接する情報処理装置の発生熱に影響を受ける場合や、情報処理装置の装置電力が計算機室内の温度の影響を受ける場合等にも適用可能である。
作業負荷制御部102は作業負荷割当表600を用いて、各情報処理装置110a、110bの作業負荷111a〜111dを制御する。この制御は情報処理装置の種類によって異なる。情報処理装置がサーバ装置の場合、作業負荷制御部102は、作業負荷割当エージェント112a、112bに該当する仮想OSマネージャや負荷分散装置の設定を変更し、作業負荷割当表600に基づき各サーバ装置へ作業負荷を割り当てる。
以上に述べたように、空調機電力を考慮してサーバ装置への作業負荷の最適な割当を決定し、その割当に従いサーバ装置上の作業負荷を制御することで、計算機室を省電力化する作業負荷の割当を実現できる。
図12は、本発明の第2の実施例を示す図である。本実施例は、情報処理装置がストレージ装置である場合に、計算機室全体の電力を省電力化するような作業負荷の割当を実現する。本実施例は情報処理装置としてストレージ装置2台の場合を示しているが、この台数は任意である。また、情報処理装置としてサーバ装置やネットワーク装置が混在しても良い。本実施例では、運用管理装置1200とストレージ装置1210a、1210b、作業負荷割当エージェント1220がネットワーク120で接続されている。
情報処理装置がストレージ装置の場合、作業負荷1211a〜121dは、データ格納領域である。作業負荷割当エージェント1220は、運用管理装置から指示を受けストレージ装置のデータ格納領域を制御する。ストレージ装置の作業負荷割当エージェント1220は、ストレージ管理マネージャであり、通常ストレージ装置の外部に存在する。
図12に示す運用管理装置1200は、配置情報1300、情報処理装置仕様表1400、空調機仕様表400、作業負荷仕様表1500、作業負荷割当表1900、作業負荷割当部1201と作業負荷制御部1202を備える。以下、実施例1との差分である、配置情報1300、情報処理装置仕様表1400、作業負荷仕様表1500、作業負荷割当部1201、作業負荷制御部1202について述べる。
図13に示す配置情報1300は、計算機室における空調機1310a、1310bおよびストレージ装置1320a、1320bの位置関係を示した情報である。空調機1310a、1310bには、空調機ID1311a、1311bが個別に割り当てられており、ストレージ装置1320a、1320bには装置ID1321a、1321bが個別に割り当てられている。配置情報は、空調機1310a、1310bとストレージ装置1320a、1320bの間の相対的距離情報1330a〜1330cを含む。配置情報は、空調機と各ストレージ装置間の相対的距離が分かるのならば、図13に示す図形の形式であってもよいし、表の形式であっても良い。
図14に示す情報処理装置仕様表1400は、計算機室内のストレージ装置に関して、装置ID1410毎に装置種別1420、装置電力最小値PDmini1430、装置電力最大値PDmaxi1440、処理性能最大値Wi1450、割当可能処理性能1460、リソース利用率最大値Xi1470、装置電力式1480を保持する。情報処理装置がストレージ装置の場合、処理性能最大値Wi1450は、ストレージ装置のデータ格納領域の最大値でありカタログ等に明記されている。リソース利用率最大値Xi1470はストレージ装置のデータ格納領域の利用率の最大値であり、作業負荷割当部1201が作業負荷割当の際に参照する。
図15に示す作業負荷仕様表1500は、作業負荷について、作業負荷ID1510毎に割当対象装置種別1520、作業負荷量1530を保持する。ストレージ装置における作業負荷量1530は、該当作業負荷が必要とするデータ格納領域の大きさである。作業負荷仕様表1500では、割当ポリシが明記されていないが、実施例1の作業負荷仕様表500のように割当ポリシを定めても良い。
本実施例における作業負荷割当部1201の処理フローは実施例1の作業負荷割当部処理フロー700と同等である。 本実施例における装置別COP計算ステップ701は、配置情報1300、空調機仕様表400を入力として、出力結果1600に示す各空調機についての装置別COPを出力する。
本実施例における装置関連消費電力式作成ステップ702は、情報処理装置仕様表1400および装置別COP計算ステップの出力結果1600を入力として、出力結果1700に示す各情報処理装置の装置関連消費電力式を出力する。本実施例では、ストレージ装置の装置電力はリソース利用率に拠らず一定であると仮定し、ストレージ装置の装置電力式PDi(x)を装置電力最大値PDmaxiで一定として装置関連消費電力式Pi(x)を求めた。ただし、ストレージ装置が利用ストレージ領域に応じて電力制御を行うMAID(Massive Arrays of Inactive Disks)テクノロジを採用していると仮定し、装置電力がリソース利用率に応じて増減するよう装置電力式PDi(x)および装置関連消費電力式Pi(x)を求めても良い。
本実施例における装置評価指標計算ステップ703は、装置関連消費電力式1700および情報処理装置仕様表1400を入力として、出力結果1800に示す各ストレージ装置の評価指標を出力する。本実施例では、省電力性評価指標EEiのみを出力する。ただし、実施例1で述べたようにその他の評価指標を出力しても良い。
本実施例における割当可能情報処理装置抽出ステップ704および作業負荷割当ステップ705は、各情報処理装置の評価指標1800、作業負荷仕様表1500、情報処理装置仕様表1400を入力として、図19に示す作業負荷割当表1900を出力する。各情報処理装置の評価指標1800では、装置IDが3のストレージ装置1320aは装置IDが4のストレージ装置1320bと比べて省電力性評価指標EEiが高いため、作業負荷割当表1900ではストレージ装置に関する作業負荷はストレージ装置1320aに集約されている。これは、ストレージ装置1320aに作業負荷を集中して割り当てることで、計算機室の空調機電力を含めた電力を省電力化できることを示している。
作業負荷制御部1202は、作業負荷割当表1900を用いて、各情報処理装置1210a、1210bの作業負荷を制御する。この制御は、情報処理装置の種類によって異なる。情報処理装置がストレージ装置の場合、作業負荷制御部は、作業負荷割当エージェント1220に該当するストレージ管理マネージャの設定を変更し、作業負荷割当表1900に基づいて各ストレージ装置の作業負荷であるデータ格納領域を割り当てる。
以上に述べたように、空調機電力を考慮してストレージ装置への作業負荷の最適な割当を決定しその割当に従いストレージ装置上の作業負荷を制御することで、計算機室を省電力化する作業負荷の割当を実現できる。
図20は、本発明の第3の実施例を示す図である。本実施例は、計算機室内の情報処理装置2010a〜2010dの冷却に必要な空調機電力を求め、それに従い空調機2020a、2020bを制御することで計算機室全体の電力を省電力化する。本実施例は、情報処理装置4台と空調機2台の場合を示しているが、この台数は任意である。本実施例は、実施例1や実施例2と並列して実施しても良いし、単独で実施しても良い。本実施例では、運用管理装置2000と情報処理装置2010a〜2010dと空調機2020a、2020bがネットワーク120で接続されている。
計算機室内の情報処理装置2010a〜2010dは、電力測定エージェント2011a〜2011dを備える。電力測定エージェント2011a〜2011dは、情報処理装置の装置電力を測定しその結果を運用管理装置2000に通知する。
空調機2020a、2020bは、出力制御エージェント2021a、2021bを備える。出力制御エージェント2021a、2021bは、運用管理装置2000からの要求に従って空調機2020a、2020bの出力を制御する。
運用管理装置2000は、配置情報2100、空調機仕様表400、空調機電力表2200、空調機電力計算部2001と空調機制御部2002を備える。
図21に示す配置情報2100は、計算機室における空調機2110a、2110bおよび情報処理装置2120a〜2120dの位置関係を示した情報である。空調機2110a、2110bには、空調機ID2111a、2111bが個別に割り当てられており、情報処理装置2120a〜2120dには装置ID2121a〜2121dが個別に割り当てられている。配置情報2100は、空調機2110a、2110bと情報処理装置2120a〜2120dの間の相対的距離情報2130a〜2130dを含む。配置情報は、空調機と各情報処理装置の間の相対的距離が分かるのならば、図21に示すように図形の形式であってもよいし、表の形式であっても良い。
図22に示す空調機電力表2200は、空調機の空調機ID2210毎に、最適な空調機電力2250を保持する。空調機電力2250は、情報処理装置の装置ID2220毎の装置電力測定値2230および空調機電力式2240より計算する。空調機電力表2200は、空調機電力計算部2001によって作成され、空調機制御部2002が空調機2110a、2110bの出力を制御するために参照される。
図23に空調機電力計算部2001の処理フローを示す。この処理フローは、装置別COP計算ステップ2301と装置電力取得ステップ2302と空調機電力計算ステップ2303からなり、配置情報2100、空調機仕様表400、情報処理装置の装置電力測定値2230を入力とし、空調機電力表2200を出力する。
装置別COP計算ステップ2301は、実施例1の装置別COP計算ステップ701と同等である。装置別COP計算ステップ2301は、配置情報2100、空調機仕様表400を入力として、装置別COPを出力する。図24に装置別COP計算ステップ2301の出力結果2400を示す。
装置電力取得ステップ2302は、各装置電力測定エージェント2011a〜2011dを介して、情報処理装置2010a〜2010dの装置電力測定値2230を取得する。装置電力測定値を取得できない場合は、装置電力測定値の代わりに、装置電力最大値や装置電力式PDi(x)を用いて算出した値を用いても良い。
空調機電力計算ステップ2303は、情報処理装置の装置電力測定値2230、装置別COP2440を入力として、各空調機の空調機電力計算値を出力する。図21に示す空調機電力表2200は、空調機電力計算ステップ2303の出力結果である。各空調機の空調機電力PCj2250は、(数9)を利用して算出する。各空調機の空調機電力PCj2250は空調機電力の最適値であるため、この値を元に空調機2010a、2010bの出力を制御することで、計算機室の空調機電力を削減することができる。
空調機制御部2002は、空調機電力表2200を参照し、出力制御エージェント2021a、2021bを介して空調機2020a、2020bの出力を制御する。
以上に述べたように、各空調機の空調機電力計算値を求め、それを元に各空調機の出力を制御することで計算機室の空調機電力の省電力化が可能である。本実施例は、実施例1もしくは実施例2で示した情報処理装置への作業負荷の割当と並行して実施可能である。本実施例と、実施例1もしくは実施例2を並行して実施することで、情報処理装置への作業負荷の割当を最適化して、計算機室の装置電力と空調機電力の合計値を削減することが可能になる。また、実施例1もしくは実施例2は本実施例の結果に拠らないため、作業負荷の割当と電力測定を逐次的に繰り返す必要がなく、省電力化実現までの時間を短縮できる。
次に図25、図26を用いて、運用管理装置に備えた空調可視化ツールが管理者に提供する画面により、上記した各実施例で述べた装置への作業負荷の割り当て決定が実行される実施例を説明する。
図25は図1の運用管理装置100に備える空調可視化解析ツールにより表示する画面の例を示す。空調可視化解析ツールは、全体ウインドウ2500の内部に、計算機室レイアウト表示画面2510、装置・空調機選択画面2520、詳細情報画面2530、計算機室情報DB選択ボタン2540、空調機表示項目選択ボックス2550、装置表示項目選択ボックス2560を表示し、空調解析情報を管理者に提供する。
計算機室レイアウト表示画面2510は、計算機室レイアウト外形2511、装置オブジェクト2512、空調機オブジェクト2513、2514を含み、空調機、装置の配置情報を管理者に提供する。
装置・空調機選択画面2520は、計算機室内の装置、空調機の一覧をリスト表示し、詳細情報画面2530に表示させる装置、空調機の選択手段を管理者に提供する。例えば管理者が「空調機2」2521を選択すると、空調可視化解析ツール2500は、計算機室レイアウト表示画面2510の該当オブジェクト2514をハイライト表示させる。さらに、詳細情報画面2530には、図に示すように、該当オブジェクトの詳細情報を表示する。また、管理者が計算機室レイアウト表示画面2510中のオブジェクト2514を選択した場合も、装置・空調機選択画面2520の「空調機2」2521をハイライト表示し、詳細情報画面2530に該当オブジェクトの詳細情報を表示する。詳細情報画面2530の表示項目は、選択された「空調機2」2521に関する装置名称、装置種別、装置電力、装置別COP、COP(装置別COPの平均値)をである。ただし、その他の項目を含めても良い。
DB選択ボタン2540は、空調可視化解析の対象となる計算機室の情報を選択するための画面を呼び出すボタンである。本実施例では、ボタン形式であるが、他の形式であってもよい。
空調機表示項目選択ボックス2550は、管理者が計算機室レイアウト表示画面2510上の空調機オブジェクトに関する表示項目を指定するためのボックスである。装置表示機能選択ボックス2560は同様に装置オブジェクトに関する表示項目を指定するためのボックスである。図25は、空調機表示項目選択ボックス2550に項目(e)が指定され、その結果、計算機室レイアウト表示画面2510上の空調機オブジェクト2513,2514の内部に、それぞれの空調機のCOPの値が表示されている状態を示す。また装置表示機能選択ボックス2560には項目(h)が指定され、その結果、計算機室レイアウト表示画面2510上の装置オブジェクト2512の内部に、それぞれのストレージ装置のリソース利用率の値が示されている。
図26は装置・空調機選択画面2520にて管理者が「装置4」2610を選択し、その結果、計算機室レイアウト表示画面ではストレージ装置オブジェクト2620がハイライト表示され、詳細情報画面には当該オブジェクトの詳細情報が表示されている状態を示す。この例ではストレージ装置の詳細表示の表示項目は、装置名称、装置種別、装置電力、リソース利用率、省電力性評価指標、空調機ごとの装置別COP、およびそれら空調機ごとの装置別COPの平均値である。
管理者が空調可視化解析ツール2500を利用することで、運用コストの低い計算機室運営を実現可能である。例えば、計算機室レイアウト表示画面2510上の空調機オブジェクトに「装置別COP(装置1)」を表示させれば、装置1の装置電力上昇が空調機に与える影響を確認できる。すなわち、管理者は、装置1の稼動状況の増減にあわせて、どの空調機を制御するのがより効果的かを確認できる。管理者がその結果をもちいて制御することで、空調機電力を削減できる。
また、計算機室レイアウト表示画面2510上の装置オブジェクトに「省電力性評価指標」を表示させれば、新規の作業負荷を追加する際に、どの装置に作業負荷を割当てれば電力効率が高いかを確認できる。管理者がその結果を用いて制御することで、計算機室全体の電力の増加を抑えられる。
さらには、空調機1の出力が最大限に近い際に新規に作業負荷を追加する場合に、計算機室レイアウト表示画面2510上の装置オブジェクトに「装置別COP(空調機1)」を表示させれば、どの装置に作業負荷を割当てれば空調機1の出力の増加が最小限に抑えられるかを確認できる。管理者がその結果を用いて制御することで、計算機室内の空調機をかたよりなく利用することができ、空調機新規導入のタイミングを遅らせられる。
本発明はサーバ、ストレージ、ネットワークなどの情報処理装置群と冷却設備からなる情報処理システムにおける統合的な省電力運用管理に適用でき、特にデータセンタに好適である。また、本発明は情報処理システムの自律運用管理に用いられる他、システム構築ツール、省エネルギー診断ツール、稼動監視ツール、運用管理者や設備管理者の補助ツールとして幅広い用途に適用できる。
本発明は、主に情報処理装置群を対象とするが、電力又はエネルギーを消費する装置とそのための設備であれば本発明を適用できる。例えば電気装置、機械装置、動力装置、熱装置などの運用や制御に適用可能である。

Claims (18)

  1. 複数の情報処理装置および冷却設備を有し、各情報処理装置の仕様情報を予め格納した運用管理装置により前記複数の情報処理装置への作業負荷配分を決定する情報処理システムの運用管理方法であって、
    前記複数の情報処理装置からの発熱と前記発熱の交換に要する前記冷却設備の電力に基づき各情報処理装置に関する装置別COPを求め、
    前記各情報処理装置の仕様情報および前記装置別COPに基づいて、リソース利用率が予め設定されたリソース利用率のときの各情報処理装置の消費電力と、前記各情報処理装置の消費電力分に相当する各情報処理装置からの発熱の冷却に要する前記冷却設備の消費電力との合計の消費電力についての単位消費電力当たりの、各情報処理装置の処理能力を示す指標を求め、
    前記指標に基づいて作業負荷を割り当てることで作業負荷配分を決定することを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記指標に基づいて作業負荷を割り当てる際に、
    前記複数の情報処理装置の内で、前記指標の高い情報処理装置から順に優先して作業負荷を割り当てることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  3. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記指標に基づいて作業負荷を割り当てる際に、
    前記各情報処理装置の仕様情報に基づき、割り当てを決定しようとする作業負荷の各情報処理装置への割り当ての可否を決定し、
    割り当て可能と判断された情報処理装置の内で、前記指標の最も高い情報処理装置に優先して作業負荷を割り当てることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  4. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    各情報処理装置に関する前記装置別COPを求める際に、
    前記複数の情報処理装置からの発熱の分布を入力情報とする三次元熱流体シミュレーションから、各情報処理装置に関する前記装置別COPを求めることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  5. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記情報処理装置はサーバ装置であることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  6. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記情報処理装置はストレージ装置であることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  7. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記冷却設備は空調機を有することを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  8. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記冷却設備は複数の空調機を有することを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  9. 請求項8に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記装置別COPを求める際に、
    前記複数の情報処理装置からの発熱と前記発熱の交換に要する各空調機の電力に基づき、各情報処理装置に関する装置別COPを各空調機毎に求めることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  10. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記指標を求める際に、
    前記各情報処理装置の仕様情報に基づいて、リソース利用率が前記予め設定されたリソース利用率のときの各情報処理装置の消費電力を求め、
    前記装置別COPに基づいて、前記各情報処理装置の消費電力分に相当する各情報処理装置からの発熱の冷却に要する前記冷却設備の消費電力を求め、
    前記各情報処理装置の消費電力と前記冷却設備の消費電力との合計の消費電力についての単位消費電力当たりの、各情報処理装置の処理能力を示す指標を求めることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  11. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記指標に基づいて作業負荷を割り当てることで作業負荷配分を決定する際に、
    実行する複数の作業負荷の内の一を順次抽出して、抽出した作業負荷を前記指標に基づいて順次割り当てることで作業負荷配分を決定することを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  12. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記予め設定されたリソース利用率は、各情報処理装置のリソース利用率の最大値であることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  13. 請求項1に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記複数の情報処理装置および冷却設備が計算機室内に配置されていることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  14. 複数の情報処理装置と複数の空調機を有する冷却設備とを有し、各情報処理装置の仕様情報を予め格納した運用管理装置により前記複数の情報処理装置への作業負荷配分を決定する情報処理システムの運用管理方法であって、
    前記複数の情報処理装置からの発熱と前記発熱の交換に要する各空調機の電力に基づき各情報処理装置に関する装置別COPを各空調機毎に求め、
    前記各情報処理装置の仕様情報および前記装置別COPに基づいて、リソース利用率が予め設定されたリソース利用率のときの各情報処理装置の消費電力と、前記各情報処理装置の消費電力分に相当する各情報処理装置からの発熱の冷却に要する前記複数の空調機の消費電力との合計の消費電力についての単位消費電力当たりの、各情報処理装置の処理能力を示す指標を求め、
    前記指標に基づいて作業負荷を割り当てることで作業負荷配分を決定することを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  15. 請求項14に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記指標を求める際に、
    前記各情報処理装置の仕様情報に基づいて、リソース利用率が前記予め設定されたリソース利用率のときの各情報処理装置の消費電力を求め、
    前記装置別COPに基づいて、前記各情報処理装置の消費電力分に相当する各情報処理装置からの発熱の冷却に要する前記複数の空調機の消費電力を求め、
    前記各情報処理装置の消費電力と前記複数の空調機の消費電力との合計の消費電力についての単位消費電力当たりの、各情報処理装置の処理能力を示す指標を求めることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  16. 請求項14に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記指標に基づいて作業負荷を割り当てることで作業負荷配分を決定する際に、
    実行する複数の作業負荷の内の一を順次抽出して、抽出した作業負荷を前記指標に基づいて順次割り当てることで作業負荷配分を決定することを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  17. 請求項14に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記予め設定されたリソース利用率は、各情報処理装置のリソース利用率の最大値であることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
  18. 請求項14に記載の情報処理システムの運用管理方法において、
    前記複数の情報処理装置および複数の空調機が計算機室内に配置されていることを特徴とする情報処理システムの運用管理方法。
JP2010529664A 2008-09-17 2009-03-09 情報処理システムの運用管理方法 Expired - Fee Related JP4751962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010529664A JP4751962B2 (ja) 2008-09-17 2009-03-09 情報処理システムの運用管理方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008237325 2008-09-17
JP2008237325 2008-09-17
PCT/JP2009/054446 WO2010032501A1 (ja) 2008-09-17 2009-03-09 情報処理システムの運用管理方法
JP2010529664A JP4751962B2 (ja) 2008-09-17 2009-03-09 情報処理システムの運用管理方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010218354A Division JP2011034578A (ja) 2008-09-17 2010-09-29 情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4751962B2 true JP4751962B2 (ja) 2011-08-17
JPWO2010032501A1 JPWO2010032501A1 (ja) 2012-02-09

Family

ID=42039348

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010529664A Expired - Fee Related JP4751962B2 (ja) 2008-09-17 2009-03-09 情報処理システムの運用管理方法
JP2010218354A Pending JP2011034578A (ja) 2008-09-17 2010-09-29 情報処理システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010218354A Pending JP2011034578A (ja) 2008-09-17 2010-09-29 情報処理システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8145927B2 (ja)
EP (1) EP2330505B1 (ja)
JP (2) JP4751962B2 (ja)
CN (1) CN102099791B (ja)
WO (1) WO2010032501A1 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4958883B2 (ja) * 2008-10-29 2012-06-20 株式会社日立製作所 管理サーバ装置によるストレージ装置及び空調装置の制御方法及びストレージシステム
JP5098978B2 (ja) * 2008-12-02 2012-12-12 富士通株式会社 消費電力削減支援プログラム、情報処理装置、および消費電力削減支援方法
US8214829B2 (en) 2009-01-15 2012-07-03 International Business Machines Corporation Techniques for placing applications in heterogeneous virtualized systems while minimizing power and migration cost
JP5378292B2 (ja) * 2010-04-19 2013-12-25 株式会社日立製作所 情報処理システム及び情報処理方法
US8510582B2 (en) * 2010-07-21 2013-08-13 Advanced Micro Devices, Inc. Managing current and power in a computing system
JP5648397B2 (ja) * 2010-09-28 2015-01-07 富士通株式会社 計算処理システム、そのジョブ分散配置方法及びジョブ分散配置プログラム
CN102446197B (zh) 2010-09-30 2015-11-25 国际商业机器公司 一种数据转换方法和数据转换器
WO2012063278A1 (en) 2010-11-09 2012-05-18 Hitachi, Ltd. Information apparatus and method of optimizing cooling efficiency of air conditioner
JP5622538B2 (ja) * 2010-11-30 2014-11-12 株式会社岡村製作所 エリア利用状況解析システム及びエリア利用状況解析方法並びにそのプログラム
US8694279B1 (en) 2010-12-30 2014-04-08 Exaflop Llc Data center thermal monitoring
US20120233236A1 (en) * 2011-03-07 2012-09-13 Min-Shu Chen Cloud-based system for serving service request of embedded device by cloud computing and related cloud-based processing method thereof
US9195510B2 (en) * 2011-04-04 2015-11-24 Dell Products L.P. Information handling system application decentralized workload management
WO2012147131A1 (en) 2011-04-27 2012-11-01 Hitachi, Ltd. Management computer, computer system and method for allocating it equipment in a data center
US8793686B2 (en) * 2011-06-08 2014-07-29 Microsoft Corporation Operating system decoupled heterogeneous computing
JP5776427B2 (ja) * 2011-08-04 2015-09-09 富士通株式会社 情報処理システム及び情報処理方法
JP5724753B2 (ja) * 2011-08-25 2015-05-27 富士通株式会社 吸着式ヒートポンプの制御方法、情報処理システム及び制御装置
JP5891680B2 (ja) * 2011-09-27 2016-03-23 富士通株式会社 電力制御装置、電力制御方法、および電力制御プログラム
JP5568535B2 (ja) 2011-09-28 2014-08-06 株式会社日立製作所 データセンタの負荷割当て方法及び情報処理システム
US9229786B2 (en) * 2011-10-25 2016-01-05 International Business Machines Corporation Provisioning aggregate computational workloads and air conditioning unit configurations to optimize utility of air conditioning units and processing resources within a data center
JP5785050B2 (ja) 2011-10-27 2015-09-24 株式会社日立製作所 情報処理システム、その省電力制御方法、及び装置
EP2590045A1 (en) * 2011-11-03 2013-05-08 Danfoss A/S A method for setting parameters in a system, in particular a heating or cooling system, device to change parameters, and heating or cooling system
US8862909B2 (en) 2011-12-02 2014-10-14 Advanced Micro Devices, Inc. System and method for determining a power estimate for an I/O controller based on monitored activity levels and adjusting power limit of processing units by comparing the power estimate with an assigned power limit for the I/O controller
US8924758B2 (en) 2011-12-13 2014-12-30 Advanced Micro Devices, Inc. Method for SOC performance and power optimization
JP5736302B2 (ja) 2011-12-15 2015-06-17 株式会社日立製作所 情報処理システム、情報処理システムの運用管理方法、およびデータセンタ
JP5801732B2 (ja) * 2012-01-24 2015-10-28 株式会社日立製作所 情報処理システムの運用管理方法
WO2013145273A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 富士通株式会社 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
US9207744B2 (en) * 2012-10-18 2015-12-08 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for adjusting device power consumption
KR20140079274A (ko) * 2012-12-18 2014-06-26 삼성전자주식회사 홈 네트워크 시스템에서 에너지 소비를 관리하는 방법 및 장치
CN104321593B (zh) * 2013-02-20 2017-08-15 松下电器(美国)知识产权公司 便携信息终端及其控制方法
US10114719B2 (en) * 2013-02-21 2018-10-30 International Business Machines Corporation Estimating power usage in a computing environment
JP5969939B2 (ja) 2013-02-28 2016-08-17 株式会社日立製作所 データセンタの空調制御装置
JP5988505B2 (ja) * 2013-11-26 2016-09-07 日本電信電話株式会社 仮想リソース管理装置、選択方法及び選択プログラム
JP6455937B2 (ja) * 2016-02-23 2019-01-23 日本電信電話株式会社 シミュレーション装置、シミュレーション方法及びプログラム
WO2017168664A1 (ja) 2016-03-30 2017-10-05 富士通株式会社 配置探索プログラム、配置探索方法、および配置探索装置
US10423217B1 (en) * 2017-07-14 2019-09-24 Cisco Technology, Inc. Dynamic power capping of multi-server nodes in a chassis based on real-time resource utilization
US11073888B2 (en) * 2019-05-31 2021-07-27 Advanced Micro Devices, Inc. Platform power manager for rack level power and thermal constraints
CN110399216B (zh) * 2019-06-27 2021-10-15 苏州浪潮智能科技有限公司 一种整机箱功耗的分配方法、系统、装置及可读存储介质
CN111126786B (zh) * 2019-11-29 2023-08-22 青岛海尔科技有限公司 用于设备调度的方法及装置、服务器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11296488A (ja) * 1998-04-09 1999-10-29 Hitachi Ltd 電子機器
WO2003083693A1 (fr) * 2002-04-03 2003-10-09 Fujitsu Limited Planificateur de taches dans un systeme de traitement distribue
JP2004126968A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Fujitsu Ltd 並列計算機のジョブスケジューリング装置
JP2004240669A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Sharp Corp ジョブスケジューラおよびマルチプロセッサシステム
JP2005063066A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 分散コンピューティングシステム
JP2006285317A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Tokyo Electric Power Co Inc:The 負荷判定システム、負荷分散システムおよび異常検出システム
JP2006344162A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Mitsubishi Electric Corp 並列計算装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6964539B2 (en) * 2002-03-18 2005-11-15 International Business Machines Corporation Method for managing power consumption of multiple computer servers
US20030193777A1 (en) * 2002-04-16 2003-10-16 Friedrich Richard J. Data center energy management system
JP2005312142A (ja) 2004-04-20 2005-11-04 Hitachi Ltd 消費電力量管理システム
US8156490B2 (en) * 2004-05-08 2012-04-10 International Business Machines Corporation Dynamic migration of virtual machine computer programs upon satisfaction of conditions
JP4406316B2 (ja) * 2004-05-11 2010-01-27 株式会社日立製作所 計算機システム用空調設備及びその温度制御方法
JP4302593B2 (ja) * 2004-08-25 2009-07-29 株式会社Nttファシリティーズ 空調機監視システム、および空調機監視方法
JP2006062453A (ja) 2004-08-25 2006-03-09 Toyota Motor Corp 車両用制御装置
US20060112286A1 (en) * 2004-11-23 2006-05-25 Whalley Ian N Method for dynamically reprovisioning applications and other server resources in a computer center in response to power and heat dissipation requirements
US7596476B2 (en) * 2005-05-02 2009-09-29 American Power Conversion Corporation Methods and systems for managing facility power and cooling
US7885795B2 (en) * 2005-05-02 2011-02-08 American Power Conversion Corporation Methods and systems for managing facility power and cooling
US7461273B2 (en) 2005-05-16 2008-12-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Power distribution among servers
US7644148B2 (en) 2005-05-16 2010-01-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Historical data based workload allocation
JP4895266B2 (ja) 2005-12-28 2012-03-14 富士通株式会社 管理システム、管理プログラムおよび管理方法
CN200969053Y (zh) * 2006-06-19 2007-10-31 侨威科技股份有限公司 具有智能型冷却控制功能的电源供应器
CN2917201Y (zh) * 2006-06-20 2007-06-27 华为技术有限公司 一种电路板散热结构
US7739388B2 (en) * 2007-05-30 2010-06-15 International Business Machines Corporation Method and system for managing data center power usage based on service commitments
US8635625B2 (en) * 2008-04-04 2014-01-21 International Business Machines Corporation Power-aware workload allocation in performance-managed computing environments
JP4724730B2 (ja) * 2008-04-09 2011-07-13 株式会社日立製作所 情報処理システムの運用管理方法、運用管理プログラム、および運用管理装置、ならびに情報処理システム
US7472558B1 (en) * 2008-04-15 2009-01-06 International Business Machines (Ibm) Corporation Method of determining optimal air conditioner control

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11296488A (ja) * 1998-04-09 1999-10-29 Hitachi Ltd 電子機器
WO2003083693A1 (fr) * 2002-04-03 2003-10-09 Fujitsu Limited Planificateur de taches dans un systeme de traitement distribue
JP2004126968A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Fujitsu Ltd 並列計算機のジョブスケジューリング装置
JP2004240669A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Sharp Corp ジョブスケジューラおよびマルチプロセッサシステム
JP2005063066A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 分散コンピューティングシステム
JP2006285317A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Tokyo Electric Power Co Inc:The 負荷判定システム、負荷分散システムおよび異常検出システム
JP2006344162A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Mitsubishi Electric Corp 並列計算装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2010032501A1 (ja) 2012-02-09
JP2011034578A (ja) 2011-02-17
CN102099791B (zh) 2012-11-07
US20110113273A1 (en) 2011-05-12
EP2330505A1 (en) 2011-06-08
US8145927B2 (en) 2012-03-27
WO2010032501A1 (ja) 2010-03-25
CN102099791A (zh) 2011-06-15
EP2330505A4 (en) 2012-08-15
EP2330505B1 (en) 2017-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4751962B2 (ja) 情報処理システムの運用管理方法
Reddy et al. Metrics for sustainable data centers
Ilager et al. ETAS: Energy and thermal‐aware dynamic virtual machine consolidation in cloud data center with proactive hotspot mitigation
US8200995B2 (en) Information processing system and power-save control method for use in the system
Bash et al. Cool Job Allocation: Measuring the Power Savings of Placing Jobs at Cooling-Efficient Locations in the Data Center.
Parolini et al. A cyber–physical systems approach to data center modeling and control for energy efficiency
US9389664B2 (en) Operations management methods and devices thereof in systems
Tang et al. Thermal-aware task scheduling for data centers through minimizing heat recirculation
US8458500B2 (en) Server allocation to workload based on energy profiles
Abbasi et al. Tacoma: Server and workload management in internet data centers considering cooling-computing power trade-off and energy proportionality
Rodero et al. Energy-efficient thermal-aware autonomic management of virtualized HPC cloud infrastructure
US20090132097A1 (en) Virtual cooling infrastructure
JP5505925B2 (ja) ネットワーク運用管理方法及びネットワーク運用管理装置
Li et al. Data center power minimization with placement optimization of liquid-cooled servers and free air cooling
Mukherjee et al. A detailed study on data centre energy efficiency and efficient cooling techniques
CA2723407C (en) Arrangement for operating a data center using building automation system interface
JP2014163661A (ja) データセンタの空調制御装置
Sharma et al. On building next generation data centers: Energy flow in the information technology stack
JP2010072733A (ja) サーバ管理装置,サーバ管理方法及びプログラム
Torrens et al. Integrated Energy Efficient Data Centre Management for Green Cloud Computing-The FP7 GENiC Project Experience
EP2575003B1 (en) Method for determining assignment of loads of data center and information processing system
Vemula et al. Metrics for sustainable data centers
Pesch et al. Globally optimised energyefficient datacenters
JP5165104B2 (ja) 情報処理システムおよびそのシステムにおける省電力制御方法
Bash et al. Data center workload placement for energy efficiency

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4751962

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees