JP4751748B2 - 移動通信端末及びサービス提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信端末、及び、情報管理装置を具備しており移動通信端末に対してサービスを提供するサービス提供システムに関する。
従来、展覧会会場や博覧会会場等の催し物会場において被鑑賞対象の案内を自動的に行う様々な装置が開発されている。
例えば、特許文献1のように、固有の識別データを無線で送信する装置が取り付けられた被鑑賞対象の案内装置と、識別データを受信する機能と識別データに関連付けられた鑑賞データを保存する機能と受信した識別データに対応する鑑賞データを再生する機能とを有する移動通信端末とを組み合わせて利用することによって、被鑑賞対象の案内を自動的に行う技術が知られている。
特許第2765703号公報
しかしながら、上述した従来技術では、移動通信端末に鑑賞データを予め保持しておく必要があるため、案内内容が画一的となり、鑑賞者に応じて案内内容を変更することができないという問題点があった。
また、従来、ユーザが所有する貴重品(財布やパーソナルコンピュータ等)が、気付かないうちに、当該ユーザの周りからなくなったときに、かかる事実を容易に感知する技術が考えられていなかった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、各ユーザの移動通信端末を利用して複数のサービスを容易に提供することができるサービス提供システム、及び、かかるサービス提供システムで用いられる移動通信端末を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、対象物に設けられた設置媒体を識別する識別データと、該識別データの受信状態によって規定される動作状態と、指定動作とを関連付ける1つ又は複数の動作指定レコードを管理するように構成されている情報管理部と、前記設置媒体から送信される識別データを受信するように構成されている識別データ読取部と、前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、該識別データと該動作状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されている実行部と具備する移動通信端末であることを要旨とする。
かかる発明によれば、移動通信端末において受信される識別データ及び該識別データの受信状態によって規定される動作状態によって実行すべき動作を指定することができるため、各ユーザの移動通信端末を利用して、複数のサービス(例えば、各ユーザの移動通信端末に配信する視聴データ(コンテンツ)を柔軟に変更するサービスや、ユーザの貴重品を監視するサービス等)を容易に提供することができる。
本発明の第1の特徴において、前記情報管理部が、該移動通信端末固有の個別動作指定レコード及び全ての移動通信端末に共通の共通動作指定レコードを管理しており、前記実行部が、任意タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態となる場合、該識別データと該動作状態とを含む共通動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されており、前記実行部が、特定タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、該識別データと該動作状態とを含む個別動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、任意タグ監視モードにおいて、全てのユーザに共通のサービスを提供することができ、特定タグ監視モードにおいて、ユーザ固有のサービスを提供することができる。
本発明の第1の特徴において、前記識別データ読取部が、前記任意タグ監視モードで動作中に、前記設置媒体から送信される識別データを常時受信することによって前記共通動作指定レコードに含まれている識別データを受信し、前記特定タグ監視モードで動作中に、前記設置媒体から送信される識別データを所定タイミングで受信することによって前記個別動作指定レコードに含まれている識別データを受信するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記識別データ読取部が、前記特定タグ監視モードで動作中に、前記設置媒体から送信される識別データを常時受信することによって、前記個別動作指定テーブルに含まれている識別データが送信される前記所定タイミングを学習するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、識別データ読取部が、対象物に設けられている設置媒体により特定タグ監視モード用の識別データ(自分宛ての)が送信される所定タイミングを学習し、学習した所定タイミングのみで設置媒体から送信された識別データを受信すればよいため、移動通信端末における消費電力を節約することができる。
本発明の第1の特徴において、前記動作状態が、Into状態及びOut状態を含み、前記実行部が、前記識別データの受信開始が検知された場合、該識別データとInto状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されており、前記実行部が、前記識別データの受信中断が検知された場合、該識別データとOut状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記実行部が、任意タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信開始が検知された場合、該識別データとInto状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作として、前記移動通信端末によって表示可能な視聴データが蓄積されている装置のアドレスを取得する動作を実行するように構成されていてもよい
本発明の第1の特徴において、前記実行部が、特定タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信中断が検知された場合、該識別データとOut状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作として、警告画面を表示する動作を実行するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、情報管理装置から、移動端末の識別情報と前記識別データと前記動作状態と前記指定動作とを関連付ける個別動作指定レコードを受信するように構成されている情報受信部を具備し、前記情報管理部は、受信した前記個別動作指定レコードの中から、前記移動通信端末の識別情報を含む個別動作指定レコードを取得し、該個別動作指定レコードに基づいて、前記動作指定レコードを管理するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、各移動通信端末は、自身の識別情報を含む個別動作指定レコードのみを管理するように構成されているので、他の移動通信端末が保有する設置媒体から送信される識別データを監視することができず、セキュリティの向上が図られる。
本発明の第2の特徴は、情報管理装置を具備しており、移動通信端末に対してサービスを提供するサービス提供システムであって、前記情報管理装置は、対象物に設けられた設置媒体を識別する識別データと、該識別データの受信状態によって規定される動作状態と、指定動作とを関連付ける複数の動作指定レコードを含む動作指定テーブルを管理するように構成されている動作指定テーブル記憶部を具備し、前記移動通信端末は、前記情報管理装置から送信された動作指定レコードの中から、該移動通信端末固有の個別動作指定レコード及び全ての移動通信端末に共通の共通動作指定レコードを抽出して管理するように構成されている情報管理部と、前記設置媒体から送信される識別データを受信するように構成されている識別データ読取部と、前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、該識別データと該動作状態とを含む個別動作指定レコード又は共通動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されている実行部と具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、各ユーザの移動通信端末を利用して複数のサービスを容易に提供することができるサービス提供システム、及び、かかるサービス提供システムで用いられる移動通信端末を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システム)
図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムの構成について説明する。
本実施形態に係るサービス提供システムは、図1に示すように、展示物や場所や貴重品等の対象物1に設けられた設置媒体2と、識別データ読取装置3が装着された再生装置10と、情報管理装置20と、視聴データ提供装置30とを具備している。
なお、本実施形態では、設置媒体2として「アクティブRFIDタグ」を用いる例について説明するが、本発明は、かかる例に限定されるものではなく、当該設置媒体2を識別する識別データを送信するように構成されている任意の媒体を用いる例に対して適用可能である。本明細書では、以下、設置媒体2をアクティブRFIDタグ2と記載し、識別データをタグIDと記載する。
また、同様に、本実施形態では、識別データ読取装置3として「アクティブRFIDリーダ」を用い、再生装置10として「移動通信端末」を用いる例について説明するが、本発明は、かかる例に限定されるものではなく、他の識別データ読取装置3及び再生装置10を用いる例についても適用可能である。本明細書では、以下、再生装置10を移動通信端末10と記載し、識別データ読取装置3をアクティブRFIDリーダ3とする。
例えば、設置媒体2としてのアクティブRFIDタグ2が、立ち入り禁止場所(対象物1)に設置されており、かかる立ち入り禁止場所のゲート付近に、識別データ読取装置3としてのアクティブRFIDリーダ3を装着している移動通信端末10が近づくと、移動通信端末10は、アクティブRFIDリーダ3を介して、アクティブRFIDタグ2から送信されるタグIDを検出して、所定の動作(例えば、アラーム発生動作等)を行うように構成されていてもよい。
アクティブRFIDタグ2は、上述の対象物1に括りつけられており、当該アクティブRFIDタグ2を識別するタグIDを送信するように構成されている。
任意タグ監視モード(後述)で用いられるアクティブRFIDタグ2と特定タグ監視モード(後述)で用いられるアクティブRFIDタグ2との間では、タグIDの送信特性(例えば、送信周波数や送信間隔等)が異なっている。なお、かかるタグIDの送信特性は、特定タグ監視モードで用いられるアクティブRFIDタグ2ごとに異なっていてもよい。
任意タグ監視モードで用いられるアクティブRFIDタグ2によって送信されるタグIDは、不特定多数の移動通信端末10において受信される必要があるため、情報通知の迅速化という観点から、短かめの送信間隔で送信されるように設定されている。
一方、特定タグ監視モードで用いられるアクティブRFIDタグ2によって送信されるタグIDは、予めタグIDが送信されるタイミング(所定タイミング)を学習した特定の移動通信端末10において受信されればよいので、電池寿命の改善という観点から、長めの送信間隔で送信されるように設定されている。
情報管理装置20は、対象物1に設けられたアクティブRFIDタグ2を識別するタグIDと、当該タグIDの受信状態によって規定される動作状態と、指定動作とを関連付ける複数の動作指定レコードを含む動作指定テーブルを管理するように構成されている動作指定テーブル記憶部20Aを具備する。
例えば、動作指定テーブル記憶部20Aは、図2に示すような動作指定テーブルを記憶するように構成されている。図2の例では、動作指定テーブルは、「機体番号」と「タグID」と「動作状態」と「指定動作」とを関連付ける複数の動作指定レコードによって構成されている。
「機体番号」は、移動通信端末10の識別情報の一種であり、「タグID」は、アクティブRFIDタグ2の識別情報であり、「動作状態」は、当該タグIDの受信状態によって規定されるものであり、「指定動作」は、移動通信端末10のおいて実行されるべき動作を示す。
図2の例では、「動作状態」には、移動通信端末10においてタグIDの受信開始が検知された場合の動作状態としての「Into状態」と、移動通信端末10においてタグIDの受信中断が検知された場合の動作状態としての「Out状態」とが挙げられている。
なお、図2に示すように、「機体番号」に「ANY」が設定されている動作指定レコードは、全ての移動通信端末に共通の共通動作指定レコードであり、それ以外の動作指定レコードは、各移動通信端末固有の個別動作指定レコードである。
共通動作指定レコードに含まれるタグIDは、任意タグ監視モードで用いられるアクティブRFIDタグ2によって送信されるものであり、個別動作指定レコードに含まれるタグIDは、特定タグ監視モードで用いられるアクティブRFIDタグ2によって送信されるものである。
また、図2の例では、「指定動作」として、移動通信端末10における鳴動動作や、移動通信端末10におけるバイブ動作や、移動通信端末10によって表示可能な視聴データが蓄積されている装置のアドレス(URL)を取得する動作(URL取得動作)や、後述する警告画面や監視画面や監視タグ登録画面や情報取得画面や情報画面を表示する動作等が挙げられている。
また、1つの動作指定レコードに、1つの指定動作が含まれるように構成されていてもよいし、複数の指定動作が含まれるように構成されていてもよい。
情報管理装置20は、各移動通信端末10に対して、動作指定テーブルを構成する動作指定レコードや所定のパラメータや所定の画面情報等を送信するように構成されている。
視聴データ提供装置30は、各移動通信端末10に対して、各移動通信端末10用の視聴データ(コンテンツ)、又は、かかる視聴データが蓄積されている装置のアドレス(例えば、URL)を配信するように構成されている。
図3に示すように、移動通信端末10は、情報受信部11と、情報管理部12と、リーダモード切替部13と、動作状態検出部14と、実行部15と、操作部16と、出力部17と、タグID登録部18とを具備している。なお、かかる移動通信端末の機能は、移動通信端末10にインストールされたアプリケーションによって実現されていてもよい。また、移動通信端末10には、上述した識別データ読取装置2としてのアクティブRFIDリーダ3が装着されている。
情報受信部11は、情報管理装置20から送信される動作指定テーブルを構成する動作指定レコードや所定のパラメータや所定の画面情報等や、視聴データ提供装置30から送信される視聴データや当該視聴データが蓄積されている装置のアドレス(URL)等を受信するように構成されている。
具体的には、情報受信部11は、情報管理装置20から、機体番号(移動端末の識別情報)とタグID(識別データ)と動作状態と指定動作とを関連付ける個別動作指定レコードを受信するように構成されている。
情報管理部12は、対象物1に設けられたアクティブRFIDタグ(設置媒体)2を識別するタグID(識別データ)と、当該タグIDの受信状態によって規定される動作状態と、指定動作とを関連付ける1つ又は複数の動作指定レコードを管理するように構成されている。
具体的には、情報管理部12は、情報管理装置20から送信された動作指定レコードの中から、当該移動通信端末固有の個別動作指定レコード及び全ての移動通信端末に共通の共通動作指定レコードを抽出して管理するように構成されている。
また、情報管理部12は、情報受信部11によって受信した個別動作指定レコードの中から、当該移動通信端末10の機体番号(移動通信端末の識別情報)を含む個別動作指定レコードを取得し、かかる個別動作指定レコードに基づいて、動作指定レコードを管理するように構成されていている。
リーダモード切替部13は、移動通信端末10が任意タグ監視モードで動作しているのか、或いは、移動通信端末10が特定タグ監視モードで動作しているのかについて、アクティブRFIDリーダ3に対して通知することによって、アクティブRFIDリーダ3におけるタグIDを受信するタイミングを規定するリーダモードを切り替えるように構成されている。
アクティブRFIDリーダ3は、リーダモード切替部13によって切り替えられたリーダモードに応じて、アクティブRFIDタグから送信されるタグIDの受信タイミングを変更するように構成されている。
例えば、図4(a)に示すように、アクティブRFIDリーダ3は、任意タグ監視モードで動作中に、リーダモード(連続)で動作して、アクティブRFIDタグ2から送信されるタグIDを常時受信することによって、共通動作指定レコードに含まれているタグIDを受信するように構成されている。
また、図4(b)に示すように、アクティブRFIDリーダ3は、特定タグ監視モードで動作中に、リーダモード(間欠)で動作して、アクティブRFIDタグ2から送信されるタグIDを所定タイミングで受信することによって、個別動作指定レコードに含まれているタグIDを受信するように構成されている。
なお、アクティブRFIDリーダ3は、特定タグ監視モードで動作中に、リーダモード(間欠のための連続)で動作して、アクティブRFIDタグ2から送信されるタグIDを常時受信することによって、個別動作指定テーブルに含まれているタグIDが送信される所定タイミングを学習するように構成されている。
動作状態検出部14は、タグIDの受信状態を監視することによって、所定の動作状態を検出するように構成されている。具体的には、動作状態検出部14は、アクティブRFIDタグからのタグIDの受信開始(又は、受信再開)が検知された場合に移動通信端末10の動作状態が「Into状態」であることを検出し、アクティブRFIDタグからのタグIDの受信中断が検知された場合に移動通信端末10の動作状態が「Out状態」であることを検出する。
実行部15は、タグIDの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、情報管理部14を参照して、当該タグIDと当該動作状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されている。
具体的には、実行部15は、任意タグ監視モードで動作中に、タグIDの受信状態によって規定される所定の動作状態(Into状態やOut状態)が検出される場合、当該タグIDと当該動作状態とを含む共通動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されている。
また、実行部15は、特定タグ監視モードで動作中に、タグIDの受信状態によって規定される所定の動作状態(Into状態やOut状態)が検出される場合、当該タグIDと当該動作状態とを含む個別動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されている。
また、実行部15は、タグIDの受信開始が検知された場合、すなわち、動作状態検出部14によって移動通信端末10の動作状態が「Into状態」であることが検出された場合、当該タグIDとInto状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されている。
また、実行部15は、タグIDの受信中断が検知された場合、すなわち、動作状態検出部14によって移動通信端末10の動作状態が「Out状態」であることが検出された場合、当該タグIDとOut状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されている。
例えば、情報管理装置20によって図2に示す動作指定テーブルが記憶されている場合、実行部15は、任意タグ監視モードで動作中に、タグID「A0001」の受信開始が検知された場合、当該タグIDとInto状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作として、移動通信端末10によって表示可能な視聴データが蓄積されている装置のアドレスを取得する動作を実行するように構成されている。
また、かかる場合、機体番号「XYZ0001」である移動通信端末10の実行部15は、特定タグ監視モードで動作中に、タグID「00001」の受信中断が検知された場合、当該タグIDとOut状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作として、警告画面を表示する動作を実行するように構成されている。
なお、情報管理部12において複数の動作指定レコードが記憶されている場合、実行部15は、所定の優先順位によって実行する動作を決定してもよい。例えば、実行部15は、「ANY」が設定されている動作指定レコードを採用する優先順位を低くするように構成されていてもよい。
また、実行部15は、操作部16を介してユーザによって入力された指示(例えば、所定画面が表示されている際のボタン押下による指示等)に基づいて、出力部17を介して所定画面や所定音声を出力するように構成されている。(本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムの動作)
以下、図5乃至図12を参照して、本実施形態に係るサービス提供システムの動作について説明する。
図5乃至図8の例では、本実施形態に係るサービス提供システムは、任意タグ監視モードで動作中の移動通信端末10に対して、対象物1(例えば、博物館に展示されているティラノサウルスの模型)に関連するコンテンツ(ティラノサウルスに関連する視聴データ)を配信するコンテンツ配信サービスを提供する。
また、図9乃至図12の例では、本実施形態に係るサービス提供システムは、特定タグ監視モードで動作中の移動通信端末10Xに対して、対象物1(例えば、財布等の貴重品)を監視する貴重品監視サービスを提供する。
第1に、図5及び図6を参照して、本実施形態に係るサービス提供システムにおいて、任意タグ監視モードで動作中の移動通信端末10の動作状態が「Into状態」であることが検出される場合の動作について説明する。
図5及び図6に示すように、ステップS101において、移動通信端末10のユーザが、「A」にいる状態で、移動通信端末10が、任意タグ監視モードにて起動する。
ここで、移動通信端末10の情報受信部11は、情報管理装置20から、当該移動通信端末10に関連する動作指定レコード(当該移動通信端末10固有の個別動作指定レコードや共通動作指定レコードを受信して、情報管理部12に記憶する。
また、情報受信部11は、情報管理装置20から、任意タグ監視モードにおいて必要なシステムパラメータ(例えば、鳴動動作で使用される音声情報や待ち受け画面の表示方法等)や、必要な画面情報等を受信する。
ステップS102において、実行部15が、出力部17を介して待ち受け画面を表示すると共に、アクティブRFIDリーダ3が、アクティブRFIDタグ2から送信される任意タグ監視モード用のタグIDを常時受信できる状態である「リーダモード(連続)」で動作する。
ここで、待ち受け画面上の「学習」ボタンが押下されると、移動通信端末10は、特定タグ監視モードにて起動するように移行するものとする。
ステップS103において、移動通信端末10のユーザが、「A」から「B」又は「C」に移動した場合(すなわち、移動通信端末10のユーザが、コンテンツ(ティラノサウルスに関連する視聴データ)配信エリア内に入った場合)、アクティブRFIDリーダ3が、対象物1(ティラノサウルスの模型)に設けられているアクティブRFIDタグ2から任意タグ監視モード用のタグID「A0001」を受信し、動作状態検出部14が、移動通信端末10の動作状態が「Into状態」であることを検出する。
ステップS104において、実行部15が、上述の検出に基づいて、当該任意タグ監視モード用のタグID「A0001」を含む共通動作指定レコード(Into状態用)に含まれている指定動作を行う。
図2の例では、実行部15は、上述の指定動作として、対象物1(ティラノサウルスの模型)に関連するコンテンツ(ティラノサウルスに関連する視聴データ)が蓄積されているURLを取得する動作を行うと共に、情報取得画面(図6参照)を表示する動作を行う。
ステップS105において、情報取得画面上で「見ない」ボタンが押下された場合、本動作は、ステップS102に戻る。一方、ステップS105において、情報取得画面上で「見る」ボタンが押下された場合、ステップS106において、実行部15は、上述のURLを用いて、対象物1(ティラノサウルスの模型)に関連するコンテンツ(ティラノサウルスに関連する視聴データ)をダウンロードして、出力部17を介して表示する。
第2に、図7及び図8を参照して、本実施形態に係るサービス提供システムにおいて、任意タグ監視モードで動作中の移動通信端末10の動作状態が「Out状態」であることが検出される場合の動作について説明する。
図7及び図8に示すように、ステップS201において、移動通信端末10のユーザが、「A」にいる状態で、実行部15が、情報取得画面を表示し続けている。ここで、アクティブRFIDリーダ3は、対象物1(ティラノサウルスの模型)に設けられているアクティブRFIDタグ2からタグID「A0001」を受信し続けている。
ステップS202において、移動通信端末10のユーザが、「A」から「BB」に移動した場合(すなわち、移動通信端末10のユーザが、コンテンツ(ティラノサウルスに関連する視聴データ)配信エリアから外に出た場合)で、アクティブRFIDリーダ3によるタグID「A0001」の受信が中断された場合、動作状態検出部14が、移動通信端末10の動作状態が「Out状態」であることを検出し、ステップS203において、実行部15が、上述の検出に基づいて、当該任意タグ監視モード用のタグID「A0001」を含む共通動作指定レコード(Out状態用)に含まれている指定動作を行う。
図2の例では、実行部15は、上述の指定動作として、対象物1(ティラノサウルスの模型)に関連するコンテンツ(ティラノサウルスの模型に関連する視聴データ)を視聴したか否かについて確認するための情報画面(図8参照)を表示する動作を行う。
ステップS204において、情報画面上で「了解」ボタンが押下された場合、ステップS205において、実行部15は、出力部17を介して待ち受け画面を表示する。
一方、ステップS204において、情報画面上で「了解」ボタンが押下されることなく、ステップS206において、移動通信端末10のユーザが、「B」から「A」に再度移動した場合(すなわち、移動通信端末10のユーザが、コンテンツ(ティラノサウルスに関連する視聴データ)配信エリア内に再度入った場合)、アクティブRFIDリーダ3によるタグID「A0001」の受信が再開されて、動作状態検出部14が、移動通信端末10の動作状態が「Into状態」であることを検出し、ステップS207において、実行部15が、上述の検出に基づいて、当該任意タグ監視モード用のタグID「A0001」を含む共通動作指定レコード(Into状態用)に含まれている指定動作を行い、本動作は、ステップS201に戻る。
図2の例では、実行部15は、上述の指定動作として、対象物1(ティラノサウルスの模型)に関連するコンテンツ(ティラノサウルスに関連する視聴データ)が蓄積されているURLを取得する動作を行うと共に、情報取得画面を表示する動作を行う。
第3に、図9及び図10を参照して、本実施形態に係るサービス提供システムにおいて、特定タグ監視モードで動作中の移動通信端末10の動作状態が「Into状態」であることが検出される場合の動作について説明する。
図9及び図10に示すように、ステップS301において、移動通信端末10X(機体番号XYZ001)のユーザXが、「A1」にいる状態で、移動通信端末10Xが、特定タグ監視モードにて起動する。
ここで、移動通信端末10Xの情報受信部11は、情報管理装置20から、当該移動通信端末10Xに関連する動作指定レコード(当該移動通信端末10X固有の個別動作指定レコードや共通動作指定レコードを受信して、移動通信端末10Xの情報管理部12に記憶する。
また、移動通信端末10Xの情報受信部11は、情報管理装置20から、特定タグ監視モードにおいて必要なシステムパラメータ(例えば、鳴動動作で使用される音声情報や待ち受け画面の表示方法等)や、必要な画面情報等を受信する。
ステップS302において、移動通信端末10Xの実行部15が、移動通信端末10Xの出力部17を介して待ち受け画面を表示すると共に、移動通信端末10XのアクティブRFIDリーダ3が、対象物1(ユーザXの貴重品)に設けられているアクティブRFIDタグ2から送信される(機体番号XYZ001の移動通信端末10X宛ての)特定タグ監視モード用のタグID(移動通信端末10Xの情報管理部12によって管理されている個別動作指定テーブルに含まれているタグID)を受信するための「リーダモード(間欠のための連続)」で動作する。
具体的には、「リーダモード(間欠のための連続)」では、(機体番号XYZ001の移動通信端末10X宛ての)特定タグ監視モード用のタグID「00001」が送信される所定タイミングを学習するために、移動通信端末10XのアクティブRFIDリーダ3が、対象物1(ユーザXの貴重品)に設けられているアクティブRFIDタグ2から送信されるタグIDを常時受信するように設定される。
ステップS303において、移動通信端末10XのユーザXが、「A1」から「B1」に移動した場合(すなわち、移動通信端末10XのユーザXが、貴重品(お財布)監視エリア内に入った場合)、移動通信端末10XのアクティブRFIDリーダ3が、対象物1(ユーザXの貴重品)に設けられているアクティブRFIDタグ2から機体番号XYZ001の移動通信端末10X宛ての特定タグ監視モード用のタグID「00001」が送信される所定タイミングを学習し、かかる所定タイミングで、対象物1(ユーザXの貴重品)に設けられているアクティブRFIDタグ2から機体番号XYZ001の移動通信端末10X宛ての特定タグ監視モード用のタグID「00001」を受信し、移動通信端末10Xの動作状態検出部14が、移動通信端末10Xの動作状態が「Into状態」であることを検出する。
なお、移動通信端末10Y(機体番号XYZ002)のユーザYが、貴重品(財布)監視エリア内の位置「B2」にいる場合であっても、移動通信端末10YのアクティブRFIDリーダ3が、対象物1(ユーザXの貴重品)に設けられているアクティブRFIDタグ2から送信される機体番号XYZ001宛ての特定タグ監視モード用のタグID「00001」を受信することができないため、ユーザYは、対象物1(ユーザXの貴重品)を監視することができない。
ステップS304において、実行部15が、上述の検出に基づいて、当該特定タグ監視モード用のタグID「00001」を含む個別動作指定レコードに含まれている指定動作を行う。
具体的には、実行部15は、上述の指定動作として、監視タグ登録画面(図10参照)を表示する動作を行う。なお、後述するように、監視タグ登録画面上で、監視する対象物1(ユーザXの貴重品)が既に登録された場合、実行部15は、監視タグ登録画面(図10参照)の代わりに、監視画面(図10参照)を表示する。
ステップS305において、監視タグ登録画面上で「いいえ」ボタンが押下された場合、本動作は、ステップS302に戻る。一方、ステップS305において、監視タグ登録画面上で「はい」ボタンが押下された場合、ステップS306において、実行部15は、監視画面(図10参照)を表示する。
この際、対象物1(ユーザXの貴重品)の監視サービスの提供開始後は、移動通信端末10XのアクティブRFIDリーダ3は、「リーダモード(間欠)」で動作する。
ここで、監視する対象物1(ユーザXの貴重品)の候補が複数ある場合、実行部15は、監視タグ登録画面上に、複数の対象物1(例えば、ユーザXの財布や携帯電話や鍵等)を表示し、ユーザXが、チェックボックス等を用いて、1つ又は複数の対象物1を選択するように構成されていてもよい。
第4に、図11及び図12を参照して、本実施形態に係るサービス提供システムにおいて、特定タグ監視モードで動作中の移動通信端末10の動作状態が「Out状態」であることが検出される場合の動作について説明する。
図11及び図12に示すように、ステップS401において、移動通信端末10のユーザが、「A」にいる状態で、実行部15が、監視画面を表示し続けている。ここで、アクティブRFIDリーダ3は、対象物1(ユーザXの貴重品)に設けられているアクティブRFIDタグ2からタグID「00001」を受信し続けている。
ステップS402において、移動通信端末10のユーザが、「B1」から「A1」に移動した場合(すなわち、移動通信端末10のユーザが、貴重品(財布)配信エリアから外に出た場合)で、アクティブRFIDリーダ3によるタグID「00001」の受信が中断された場合、動作状態検出部14が、移動通信端末10の動作状態が「Out状態」であることを検出し、ステップS403において、実行部15が、上述の検出に基づいて、当該特定タグ監視モード用のタグID「00001」を含む個別動作指定レコード(Out状態用)に含まれている指定動作を行う。
図2の例では、実行部15は、上述の指定動作として、鳴動動作を行うと共に、対象物1(貴重品)がユーザXから離れたことを警告する警告画面(図12参照)を表示する動作を行う。
なお、鳴動動作は、一定期間経過後、自動的に停止するように構成されていてもよいし、警告画面上の「確認」ボタンを押下されることによって停止するように構成されていてもよい。
かかる場合、移動通信端末10XのアクティブRFIDリーダ3は、対象物1(貴重品)に設けられているアクティブRFIDタグ2から送信される特定タグ監視モード用のタグIDの受信に失敗する可能性を低減するために、タグIDを常時受信する「リーダモード(連続)」で動作する。
ステップS404において、警告画面上で「解除」ボタンが押下された場合、ステップS405において、実行部15は、出力部17を介して待ち受け画面を表示する。
ここで、複数の対象物1が監視されるように登録されている場合、ユーザXは、チェックボックス等を用いて、1つ又は複数の対象物1の監視を停止するように構成されていてもよい。
一方、ステップS404において、情報画面上で「解除」ボタンが押下されることなく、ステップS406において、移動通信端末10XのユーザXが、「A1」から「B1」に再度移動した場合(すなわち、移動通信端末10XのユーザXが、貴重品(財布)監視エリア内に再度入った場合)、アクティブRFIDリーダ3によるタグID「00001」の受信が再開されて、動作状態検出部14が、移動通信端末10の動作状態が「Into状態」であることを検出し、ステップS407において、実行部15が、上述の検出に基づいて、当該特定タグ監視モード用のタグID「00001」を含む個別動作指定レコード(Into状態用)に含まれている指定動作を行い、本動作は、ステップS401に戻る。
図2の例では、実行部15は、上述の指定動作として、対象物1(貴重品)についての監視画面を表示する動作を行う。
(本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムの作用・効果)
本実施形態に係るサービス提供システムによれば、移動通信端末(再生装置)10において受信されるタグID(識別データ)及び当該タグIDの受信状態によって規定される動作状態(Into状態やOut状態)によって実行すべき動作を指定することができるため、各ユーザの移動通信端末10を利用して、複数のサービス(例えば、ユーザごとに移動通信端末10で再生される視聴データ(コンテンツ)を柔軟に変更するサービスや、ユーザの貴重品を監視するサービス等)を容易に提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システムによれば、任意タグ監視モードにおいて、全てのユーザに共通のサービス(例えば、被鑑賞対象の自動案内サービス、すなわち、被鑑賞対象に関連する視聴データ(コンテンツ)提供サービス等)を提供することができ、特定タグ監視モードにおいて、ユーザ固有のサービス(例えば、貴重品監視サービス等)を提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システムによれば、アクティブRFIDリーダ(識別データ読取部)3が、対象物1に設けられているアクティブRFIDタグ(設置媒体)2により特定タグ監視モード用の識別データ(自分宛ての)が送信される所定タイミングを学習し、学習した所定タイミングのみでアクティブRFIDタグ2から送信されたタグIDを受信すればよいため、移動通信端末10における消費電力を節約することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システムによれば、各移動通信端末10は、自身の機体番号(識別情報)を含む個別動作指定レコードのみを管理するように構成されているので、他の移動通信端末が保有するアクティブRFIDタグ(設置媒体)2から送信されるタグID(識別データ)を監視することができず、セキュリティの向上が図られる。
本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける情報管理装置の動作指定テーブル記憶部に記憶される動作指定テーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置(移動通信端末)の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置がタグIDを検出するタイミングを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置の任意タグ監視モード(Into状態)における動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置の任意タグ監視モード(Into状態)における動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置の任意タグ監視モード(Out状態)における動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置の任意タグ監視モード(Out状態)における動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置の特定タグ監視モード(Into状態)における動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置の特定タグ監視モード(Into状態)における動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置の特定タグ監視モード(Out状態)における動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムにおける再生装置の特定タグ監視モード(Out状態)における動作を説明するための図である。
符号の説明
1…対象物
2…設置媒体(アクティブRFIDタグ)
3…識別データ読取装置(アクティブRFIDリーダ)
4…ネットワーク
10…再生装置(移動通信端末)
11…情報受信部
12…情報管理部
13…リーダモード切替部
14…動作状態検出部
15…実行部
16…操作部
17…出力部
18…タグID登録部
20…情報管理装置
20A…動作指定テーブル記憶部
30…視聴データ提供装置

Claims (7)

  1. 対象物に設けられた設置媒体を識別する識別データと、該識別データの受信状態によって規定される動作状態と、指定動作とを関連付ける1つ又は複数の動作指定レコードを管理するように構成されている情報管理部と、
    前記設置媒体から送信される識別データを受信するように構成されている識別データ読取部と、
    前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、該識別データと該動作状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されている実行部と具備し、
    前記情報管理部は、該移動通信端末固有の個別動作指定レコード及び全ての移動通信端末に共通の共通動作指定レコードを管理しており、
    前記実行部は、
    任意タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、該識別データと該動作状態とを含む共通動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されるとともに、
    特定タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、該識別データと該動作状態とを含む個別動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されており、
    前記識別データ読取部は、前記任意タグ監視モードで動作中に、前記設置媒体から送信される識別データを常時受信することによって前記共通動作指定レコードに含まれている識別データを受信し、前記特定タグ監視モードで動作中に、前記設置媒体から送信される識別データを所定タイミングで受信することによって前記個別動作指定レコードに含まれている識別データを受信するように構成されていることを特徴とする移動通信端末。
  2. 前記識別データ読取部は、前記特定タグ監視モードで動作中に、前記設置媒体から送信される識別データを常時受信することによって、前記個別動作指定テーブルに含まれている識別データが送信される前記所定タイミングを学習するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の移動通信端末。
  3. 前記動作状態は、Into状態及びOut状態を含み、
    前記実行部は、前記識別データの受信開始が検知された場合、該識別データとInto状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されており、
    前記実行部は、前記識別データの受信中断が検知された場合、該識別データとOut状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動通信端末。
  4. 前記実行部は、任意タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信開始が検知された場合、該識別データとInto状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作として、前記移動通信端末によって表示可能な視聴データが蓄積されている装置のアドレスを取得する動作を実行するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の移動通信端末。
  5. 前記実行部は、特定タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信中断が検知された場合、該識別データとOut状態とを含む動作指定レコードにおける指定動作として、警告画面を表示する動作を実行するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の移動通信端末。
  6. 情報管理装置から、移動端末の識別情報と前記識別データと前記動作状態と前記指定動作とを関連付ける個別動作指定レコードを受信するように構成されている情報受信部を具備し、
    前記情報管理部は、受信した前記個別動作指定レコードの中から、前記移動通信端末の識別情報を含む個別動作指定レコードを取得し、該個別動作指定レコードに基づいて、前記動作指定レコードを管理するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。
  7. 情報管理装置を具備しており、移動通信端末に対してサービスを提供するサービス提供システムであって、
    前記情報管理装置は、対象物に設けられた設置媒体を識別する識別データと、該識別データの受信状態によって規定される動作状態と、指定動作とを関連付ける複数の動作指定レコードを含む動作指定テーブルを管理するように構成されている動作指定テーブル記憶部を具備し、
    前記移動通信端末は、
    前記情報管理装置から送信された動作指定レコードの中から、該移動通信端末固有の個別動作指定レコード及び全ての移動通信端末に共通の共通動作指定レコードを抽出して管理するように構成されている情報管理部と、
    前記設置媒体から送信される識別データを受信するように構成されている識別データ読取部と、
    前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、該識別データと該動作状態とを含む個別動作指定レコード又は共通動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されている実行部と具備し、
    前記情報管理部は、該移動通信端末固有の個別動作指定レコード及び全ての移動通信端末に共通の共通動作指定レコードを管理しており、
    前記実行部は、
    任意タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、該識別データと該動作状態とを含む共通動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されるとともに、
    特定タグ監視モードで動作中に、前記識別データの受信状態によって規定される所定の動作状態が検出される場合、該識別データと該動作状態とを含む個別動作指定レコードにおける指定動作を実行するように構成されており、
    前記識別データ読取部は、前記任意タグ監視モードで動作中に、前記設置媒体から送信される識別データを常時受信することによって前記共通動作指定レコードに含まれている識別データを受信し、前記特定タグ監視モードで動作中に、前記設置媒体から送信される識別データを所定タイミングで受信することによって前記個別動作指定レコードに含まれている識別データを受信するように構成されていることを特徴とするサービス提供システム。
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