JP4751136B2 - 灰皿 - Google Patents

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本発明は、煙草の燃焼部を消火するための火消し孔を備える、灰皿に関する。
火消し孔を備える灰皿の一例が、特許文献1に記載されている。この灰皿は、煙草の吸殻や灰を受ける灰皿本体の上部に火消し孔を設けるとともに、火消し孔に溜まった灰を突き落とすための突部を、火消し孔の内側に突出可能なように設けたものである。
この灰皿を用いて煙草の燃焼部を消火する際には、煙草の先端部を火消し孔に挿入する。すると、煙草の燃焼部が酸素欠乏状態となって消火される。燃焼部の消火が完了すると、火消し孔から吸殻を抜き取り、これを灰皿本体内へ投入する。そして、火消し孔の内側に突部を突出させることによって、火消し孔に溜まった灰を突き落とす。
特開2005−022560号
従来の灰皿(特許文献1)では、火消し孔の内部に溜まった灰を突部によって突き落とすようにしていたが、灰の量が多い場合には、機構上これを完全に突き落とすのが困難であった。また、燃焼部の消火が完了した吸殻を火消し孔から抜き取るようにしていたので、吸殻の処理が面倒であるという問題もあった。さらに、蓋を開いた状態では、灰皿本体内の吸殻から発せられた異臭が室内空間へ漏洩し、室内環境の快適性が損なわれるおそれがあった。
それゆえに、本発明の課題は、火消し孔に溜まった灰を確実に除去することができ、しかも、吸殻を簡単に処理することができる灰皿を提供することである。本発明の他の課題は、室内環境の快適性を高めることができる灰皿を提供することである。
請求項1に記載した発明は、「上部に開口部12を有する有底筒状の灰皿容器14、前記灰皿容器14の開口部12にヒンジ16を介して回動自在に取り付けられ、回動軸52の近傍にて蓋体18の開閉と共に回動するカム82を有し、前記開口部12を開閉する蓋体18、半割り状のものであって、前記灰皿容器14の上部に配置され、その回動軸68が前記灰皿容器14の上部において互いに対向して配設されており、前記回動軸68を中心に回動して当接離間自在に灰皿容器14に支持され、前記蓋体18の開閉動作時において上面からの前記カム82圧によって互いに離間する一対の回動体20、およびカム82に抗して一対の回動体20に下面側から当接して前記回動体20を互いに当接する方向へ回動させる板バネ74で構成されており、前記回動体20には、前記回動体20どうしが当接したときに火消し孔88を構成する一対の半割り孔22が形成されていることを特徴とする灰皿10」である。
この発明に係る灰皿10において、蓋体18を開閉動作させると、回動軸52の近傍に形成されたカム82が回動され、このカム82に押圧されることによって一対の回動体20が互いに離間する方向へ回動される。これにより、火消し孔88が開かれ、火消し孔88に溜まった灰や火消し孔88に挿し込まれた吸殻が灰皿容器14の底へ落とされる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した「灰皿10」において、「前記一対の回動体20は、互いに当接したときに前記開口部12を閉塞する内蓋84を構成する」ことを特徴とする。
この発明では、一対の回動体20によって灰皿容器14の開口部12を閉塞する内蓋84を構成することができるので、蓋体18を開いた状態でも、灰皿容器14内の吸殻等から発せられた異臭が室内空間へ漏洩するのを防止できる。
請求項1および2に記載した発明によれば、蓋体18に形成されたカム82で火消し孔88を開くことによって、火消し孔88に溜まった灰や吸殻を灰皿容器14の底へ落とすことができ、火消し孔88に溜まった灰や吸殻を簡単に除去することができる。また、カム82は、蓋体18の回動軸52の近傍に形成されているため、蓋体18の僅かな回動によっても回動体20を押圧して火消し孔88を開くことができ、蓋体18を完全に閉じる前に灰や吸殻を落とすことができる。したがって、火消し孔88に挿し込まれた吸殻と蓋体18とが干渉するのを防止できる。
請求項2に記載した発明によれば、一対の回動体20で内蓋84を構成することによって、灰皿容器14内の吸殻等から発せられた異臭が室内空間へ漏洩するのを防止できるので、室内環境の快適性を高めることができる。
図1は、本発明が適用された灰皿10を示す斜視図であり、図2は、灰皿10を示す側面図であり、図3は、灰皿10を示す分解斜視図である。
灰皿10(図1〜図3)は、上部に開口部12(図3)を有する有底筒状の灰皿容器14と、灰皿容器14の開口部12にヒンジ16を介して開閉自在に取り付けられた蓋体18と、灰皿容器14の上部に配設された一対の回動体20と、各回動体20に設けられた一対の半割り孔22とによって構成されている。
灰皿容器14は、図3に示すように、容器本体24と、容器本体24の上端部に形成された環状の蓋受部26とを備えており、蓋受部26の側部および前部には、蓋体18が被せられる嵌合部28が形成されている。また、蓋受部26の背部には、蓋体18を回動自在に支持する蓋支持部30が形成されており、蓋受部26の前部には、蓋体18を閉状態でロックするロック部32が形成されており、蓋受部26の背部および前部には、回動体20を回動自在に支持する回動体支持部34が形成されている。さらに、蓋受部26の前部内側面には、上面に複数の溝36を有するもみ消し皿38が形成されており、もみ消し皿38の上面には、煙草を挟持する2つの挟持片40が突設されている。
蓋支持部30は、蓋受部26の背部に形成されたブロック状のヒンジ形成部42と、ヒンジ形成部42の幅方向両端面にネジ44(図1)を用いて取り付けられた軸受部材46とによって構成されている。各軸受部材46は、略直方体状の本体部48を有しており、本体部48には、ネジ44が挿通される孔50と、蓋体18に形成された回動軸52を受ける軸受穴54とが形成されている。
ロック部32は、蓋受部26の前部に形成された凹部56と、凹部56内に進退自在に配設されたロック部材58と、ロック部材58を背後から押圧するコイルバネ60とによって構成されている。ロック部材58は、ブロック状の本体62を有しており、本体62の前面には、蓋体18に形成された係止爪64に係止される係止溝66が形成されている。
蓋受部26の背部側の回動体支持部34は、回動体20の一方の回動軸68が配設される凹部70を有しており、凹部70の背面上部には、回動軸68の先端部を受ける2つの軸受溝72が所定の間隔を隔てて形成されている。そして、凹部70の背面には、回動体20を押圧して当接させる板バネ74が配設されている。一方、蓋受部26の前部側の回動体支持部34は、回動体20における他方の回動軸68の先端部を受ける2つの軸受穴を有している(図示省略)。
蓋体18は、開口部12を閉塞する板状の蓋本体76と、蓋受部26の嵌合部28に被せられる側板78とを有しており、蓋本体76の背部には、蓋受部26におけるヒンジ形成部42の上方に配設される軸形成部80が形成されており、軸形成部80の幅方向両端面には、回動軸52が突設されている。また、回動軸52の近傍にある軸形成部80の中央部には、蓋体18を開閉する際に、板バネ74の付勢に抗して一対の回動体20を押圧して離間させるカム82が形成されている。さらに、側板78の前部内側面には、ロック部32の係止溝66に係止される係止爪64が形成されている。そして、蓋体18の回動軸52が軸受部材46の軸受穴54に回動自在に挿入されることによって、ヒンジ16が構成されている。
各回動体20は、蓋体18の開閉動作と連動して互いに当接または離間する方向へ回動するものであり、回動体20どうしが当接することによって、灰皿容器14の開口部12を閉塞する碗状の内蓋84が構成される。各回動体20は、図3に示すように、半割り碗状の内蓋本体86と、内蓋本体86の上部において互いに対向して形成された一対の回動軸68とを有しており、蓋受部26の背部側に配設される回動軸68の基部には、板状の作用部68aが形成されており、作用部68aの下面に板バネ74が当接され、上面にカム82が当接される。そして、各回動体20には、回動体20どうしが当接したときに互いに協働して火消し孔88を構成する半割り孔22が設けられている。
火消し孔88は、図4に示すように、下端部から上端部へ向けて徐々に拡径されたテーパ孔であり、上端部の口径は、煙草の直径よりも大きく設定されており、下端部の口径は、煙草の直径よりも小さく設定されている。また、火消し孔88の上端面は、各回動体20の内面との間に段差が生じることのないように面一に形成されている。
灰皿10を使用する際には、図1、図2および図4(実線)に示すように、蓋体18を開く。このとき、蓋体18に設けられたカム82は、回動体20を押圧していないので(図4)、一対の回動体20は、図5(A)に示すように、板バネ74で押圧されることによって互いに当接されている。したがって、一対の回動体20の間に隙間が生じることはなく、灰皿容器14内の吸殻等から発せられた異臭が室内空間へ漏洩する心配はない。また、このとき、一対の半割り孔22によって火消し孔88が構成されているので、煙草の先端部を火消し孔88に挿入するだけで、燃焼部を酸素欠乏状態にして消化することができる。
火消し孔88または内蓋84に溜まった灰または吸殻を除去する際には、図5(A)〜(C)に示すように、蓋体18を閉じる。すると、蓋体18を閉じる途中(B)において、回動体20の作用部68aがカム82によって押圧され、一対の回動体20が互いに離間する方向へ回動される。すると、一対の回動体20の間に隙間が生じるとともに、一対の半割り孔22の間に隙間が生じ、これらの隙間から灰または吸殻が灰皿容器14の底部に落下する。
このように、本実施例によれば、火消し孔88に吸殻を挿し込んだままの状態であっても、蓋体18を閉じることによって、その吸殻を灰皿容器14の底部に落下させることができる。したがって、吸殻を処理する手間を大幅に軽減することができる。
なお、上述の実施例では、一対の回動体20によって開口部12を閉塞する碗状の内蓋84を構成するようにしているが、吸殻から発せられる異臭を問題視しない場合には、内蓋84を構成する必要はない。したがって、この場合には、回動体20に孔が形成されていてもよいし、回動体20間に隙間が設けられていてもよい。
灰皿を示す斜視図 灰皿を示す側面図 灰皿を示す分解斜視図 板バネおよびカムの作用を示す図 蓋体と連動した内蓋体の動作を示す図
符号の説明
10… 灰皿
12… 開口部
16… ヒンジ
18… 蓋体
20… 回動体
22… 半割り孔
68a… 作用部
72… 軸受溝
74… 板バネ
82… カム
84… 内蓋
88… 火消し孔

Claims (2)

  1. 上部に開口部を有する有底筒状の灰皿容器、
    前記灰皿容器の開口部にヒンジを介して回動自在に取り付けられ、回動軸の近傍にて蓋体の開閉と共に回動するカムを有し、前記開口部を開閉する蓋体、
    半割り状のものであって、前記灰皿容器の上部に配置され、その回動軸が前記灰皿容器の上部において互いに対向して配設されており、前記回動軸を中心に回動して当接離間自在に前記灰皿容器に支持され、前記蓋体の開閉動作時において上面からの前記カム圧によって互いに離間する一対の回動体、および
    前記カムに抗して前記一対の回動体に下面側から当接して前記回動体を互いに当接する方向へ回動させる板バネで構成されており、
    前記回動体には、前記回動体どうしが当接したときに火消し孔を構成する一対の半割り孔が形成されていることを特徴とする灰皿。
  2. 前記一対の回動体は、互いに当接したときに前記開口部を閉塞する内蓋を構成する、請求項1記載の灰皿。
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