JP2005212769A - 自動車用灰皿 - Google Patents
自動車用灰皿 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005212769A JP2005212769A JP2004055118A JP2004055118A JP2005212769A JP 2005212769 A JP2005212769 A JP 2005212769A JP 2004055118 A JP2004055118 A JP 2004055118A JP 2004055118 A JP2004055118 A JP 2004055118A JP 2005212769 A JP2005212769 A JP 2005212769A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ash
- cigarette
- ashtray
- fire extinguisher
- extinguishing cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Abstract
【課題】 自動車用灰皿に設けられたタバコを消火するための消火筒を、灰やヤニで詰まらせることなく常に清浄な状態を保つことが可能なように、確実で効果的な消火筒のクリーニングの構造を提供する。
【解決手段】 自動車用灰皿に設けた消火筒5に、スリット5aを形成するとともに、蓋部4を閉じたときに消火筒5及びスリット5aに差し込み可能なように、蓋部4の裏面に灰押出板6を設け、蓋部4を閉じるたびに灰を吸殻捨部2に押し出して消火筒5の内部をクリーニングするようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 自動車用灰皿に設けた消火筒5に、スリット5aを形成するとともに、蓋部4を閉じたときに消火筒5及びスリット5aに差し込み可能なように、蓋部4の裏面に灰押出板6を設け、蓋部4を閉じるたびに灰を吸殻捨部2に押し出して消火筒5の内部をクリーニングするようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車用の灰皿に関し、特に消火筒のクリーニング構造に関する。
従来、自動車用の灰皿には、着火したタバコを容易に酸欠消火するための消火筒が設けられている。消火筒は概ねタバコの直径と同一の内寸で、着火したタバコの先端部から挿入してタバコが自立保持できる程度の深さからなっており、底部には消火時に生じた灰を灰皿の吸殻捨部に落下させるための灰落孔が設けられている。また、このような消火筒を縦方向に2分割して開放可能に構成することにより、消火筒に溜まった灰を適宜開放させて吸殻捨部に落下させるようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照。)
以下、図5、図6により従来の消火筒について説明する。
図5の1は従来の灰皿本体で、吸殻を捨てるための吸殻捨部2、吸殻捨部2の上方開放部に嵌合された枠部材3とからなり、枠部材3には消火筒部5が形成される。
消火筒部5は、上方が開放され底部に灰を吸殻捨部2に落とすための灰落孔5eが開口されている。
また図6は、特許文献1の実開昭61−30541号公報の第2図を引用し、符号は本発明に合わせるため変更して説明する。
図中1は灰皿本体、5は消火筒で5bの第1消火筒部材、5cの第2消火筒部材から構成されている。5fは凸片、7はタバコであり、灰皿を引き出した状態を示している。図面視左方向に灰皿本体を収納すると凸片5fが上部の壁に当接し、第1消火筒部材5bが回動し、下方向に開口し、消火筒5内に溜まった灰を落下させる。
実開昭61−30541号公報
図5の1は従来の灰皿本体で、吸殻を捨てるための吸殻捨部2、吸殻捨部2の上方開放部に嵌合された枠部材3とからなり、枠部材3には消火筒部5が形成される。
消火筒部5は、上方が開放され底部に灰を吸殻捨部2に落とすための灰落孔5eが開口されている。
また図6は、特許文献1の実開昭61−30541号公報の第2図を引用し、符号は本発明に合わせるため変更して説明する。
図中1は灰皿本体、5は消火筒で5bの第1消火筒部材、5cの第2消火筒部材から構成されている。5fは凸片、7はタバコであり、灰皿を引き出した状態を示している。図面視左方向に灰皿本体を収納すると凸片5fが上部の壁に当接し、第1消火筒部材5bが回動し、下方向に開口し、消火筒5内に溜まった灰を落下させる。
しかしながら、前記した従来例の消火筒は底部に灰落孔が設けられているとはいえ、度重なる使用によって灰とヤニで閉鎖して詰まってしまい、そのまま使用を継続すると灰とヤニが堆積し、消火筒が徐々に浅くなってタバコを挿入しても自立保持できなくなり倒れてしまう。このような状態では消火筒としての意味を全くなさない。このような問題点を解決するために特許文献1に示した考案が提案されている。特許文献1は自動車に既設された灰皿で、開放可能に構成された消火筒を灰皿の使用、不使用の挿脱操作(収納、引き出し操作)で連動させ、収納させるときに消火筒が開放され、溜まった灰が灰皿内部に落下し消火筒をクリーニングされる考案が開示されている。しかしながら、このような構成であると、灰皿の挿脱操作でしか消火筒の開放動作が行われず、しかも挿脱操作自体動きが緩慢なものであるので、溜まった灰がさらさらな状態であるならば問題なく落下しクリーニングされるが、タバコの消火時には灰だけではなくヤニも生じるため、使用を重ねることで、徐々にベタつきだし、落下しない状態をきたすことになる。灰皿の挿脱動作をさせずに手で直接筒状部材の開放動作をさせてもよいが、そのような操作を想定していないため、操作しづらく手が汚れることになり現実的ではない。また、道具を使ってクリーニングすることも手間がかかり同様に現実的ではない。
本発明は、このような問題を解消し、灰皿の消火筒に溜まった灰を効果的にクリーニングして、常にきれいな状態を保つことができる自動車用灰皿を提供することを目的としている。
本発明は、このような問題を解消し、灰皿の消火筒に溜まった灰を効果的にクリーニングして、常にきれいな状態を保つことができる自動車用灰皿を提供することを目的としている。
上記の課題は本発明によれば、着火したタバコを挿入して酸欠消火するための、有底で筒状の消火筒を有する灰皿において、有底で上方を開放した吸殻捨部と、該吸殻捨部の上方開放側に嵌合された枠部材と、該枠部材に該吸殻捨部を開閉可能に軸支した蓋部から構成し、該枠部材には上方を開放した筒状の消火筒が設けられ、該消火筒の周壁から底面にわたって吸殻捨部に開口するように一条のスリットを形成するとともに、蓋部の裏面に、該蓋部を閉蓋状態にしたときに該消火筒及びスリットに差し込み可能に平板状の灰押出板を立設形成したことで解決される。
また、灰押出板には、その基部から解放端に向かってリブを、平板状の灰押出板の両面に設けたことで解決される。
また、灰押出板には、その基部から解放端に向かってリブを、平板状の灰押出板の両面に設けたことで解決される。
本発明の自動車用灰皿は、自動車用灰皿の消火筒5に、スリット5aを設けるとともに、蓋部4の裏面に消火筒5及びスリット5aに差し込み可能なように、灰押出板6を設けたので、蓋部4を閉じるという行為によって消火筒5の内部に溜まった灰を灰押出板6で押し出してクリーニングすることで、消火筒5の内部を常に清浄に保つことが可能になった。
また、灰押出板6にリブ6aを設けることによって、消火筒5の内部に溜まった灰をより広い面積で排除する効果が得られ、灰押出板6と併せて、消火筒5の内部をより効果的にクリーニングして清浄な状態を保つことが可能になり、灰が消火筒の内部に堆積して消火筒としての機能を果たさなくなってしまうということが解消され、実用上極めて優れた効果を奏するものである。
また、灰押出板6にリブ6aを設けることによって、消火筒5の内部に溜まった灰をより広い面積で排除する効果が得られ、灰押出板6と併せて、消火筒5の内部をより効果的にクリーニングして清浄な状態を保つことが可能になり、灰が消火筒の内部に堆積して消火筒としての機能を果たさなくなってしまうということが解消され、実用上極めて優れた効果を奏するものである。
次に本発明を図1から図4に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1は、本発明の自動車用灰皿であり、有底で上方を開放した吸殻捨部2と、該吸殻捨部2の上方開放側に着脱可能に嵌合された枠部材3と、該枠部材3に吸殻捨部2を開閉可能に軸支した蓋部4から構成されている。
枠部材3には着火したタバコを挿入して酸欠消火するための概ねタバコの直径と同一内径で形成される上方を開放した有底筒状の消火筒5が設けられ、消火筒5の周壁から底面にわたって吸殻捨部に開口するように一条のスリットを形成する。一方、枠部材3に開閉可能に軸支された蓋部4の裏面には、図3で示すように蓋部4を閉蓋状態にしたときに消火筒5及びスリット5aに差し込み可能に平板状の灰押出板6を立設形成した。
図中1は、本発明の自動車用灰皿であり、有底で上方を開放した吸殻捨部2と、該吸殻捨部2の上方開放側に着脱可能に嵌合された枠部材3と、該枠部材3に吸殻捨部2を開閉可能に軸支した蓋部4から構成されている。
枠部材3には着火したタバコを挿入して酸欠消火するための概ねタバコの直径と同一内径で形成される上方を開放した有底筒状の消火筒5が設けられ、消火筒5の周壁から底面にわたって吸殻捨部に開口するように一条のスリットを形成する。一方、枠部材3に開閉可能に軸支された蓋部4の裏面には、図3で示すように蓋部4を閉蓋状態にしたときに消火筒5及びスリット5aに差し込み可能に平板状の灰押出板6を立設形成した。
また、本発明の実施例2では、灰押出板6に、その基部から解放端に向かってリブ6aを、平板状の灰押出板6の両面に設け、蓋部4を閉蓋して灰押出板6が消火筒5及びスリット5aに差し込まれたときに、消火筒5の内壁に当たらない程度の隙間を有するように灰押出板6の両面に立設形成した。
以上のような構成から、消火しようとするタバコを消火筒5に挿入すると、消火筒5の内部は酸欠状態になり概ね10秒程度で消火される。
消火されたタバコは、その後喫煙者によって消火筒5から抜き取られ吸殻捨部2に廃棄されるが、図4(A)に示すように消火筒5の内部には灰8が残ることになる。
その際、蓋部4を図4(B)に示すように閉蓋することによって、灰押出板6が消火筒5及びスリット5aに差し込まれ消火筒5の内部に残った灰を、スリット5aから吸殻捨部2に押し出し、消火筒5の内部をクリーニングする効果が得られる。
また、灰押出板6にリブ6aを設けることによって、消火筒5の内部に溜まった灰をより広い面積で排除する効果が得られ、灰押出板と併せて、消火筒5の内部をより効果的にクリーニングすることが可能になる。
消火されたタバコは、その後喫煙者によって消火筒5から抜き取られ吸殻捨部2に廃棄されるが、図4(A)に示すように消火筒5の内部には灰8が残ることになる。
その際、蓋部4を図4(B)に示すように閉蓋することによって、灰押出板6が消火筒5及びスリット5aに差し込まれ消火筒5の内部に残った灰を、スリット5aから吸殻捨部2に押し出し、消火筒5の内部をクリーニングする効果が得られる。
また、灰押出板6にリブ6aを設けることによって、消火筒5の内部に溜まった灰をより広い面積で排除する効果が得られ、灰押出板と併せて、消火筒5の内部をより効果的にクリーニングすることが可能になる。
本発明では、吸殻捨部2と枠部材3を別体としているが、一体に構成してもよい。また、本発明では自動車用灰皿としたが、一般的な家庭用の灰皿に適用しても良いことはいうまでもない。
1 自動車用灰皿
2 吸殻捨部
3 枠部材
4 蓋部
5 消火筒
5a スリット
6 灰押出板
6a リブ
8 灰
2 吸殻捨部
3 枠部材
4 蓋部
5 消火筒
5a スリット
6 灰押出板
6a リブ
8 灰
Claims (2)
- 着火したタバコを挿入して酸欠消火するための、有底で筒状の消火筒を有する灰皿において、有底で上方を開放した吸殻捨部と、該吸殻捨部の上方開放側に嵌合された枠部材と、該枠部材に該吸殻捨部を開閉可能に軸支した蓋部から構成し、該枠部材には上方を開放した筒状の消火筒が設けられ、該消火筒の周壁から底面にわたって吸殻捨部に開口するように一条のスリットを形成するとともに、蓋部の裏面に、該蓋部を閉蓋状態にしたときに該消火筒及びスリットに差し込み可能に平板状の灰押出板を立設形成したことを特徴とする自動車用灰皿。
- 前記、灰押出板には、その基部から解放端に向かってリブを、平板状の灰押出板の両面に設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用灰皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004055118A JP2005212769A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 自動車用灰皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004055118A JP2005212769A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 自動車用灰皿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005212769A true JP2005212769A (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=34908825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004055118A Pending JP2005212769A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 自動車用灰皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005212769A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007053996A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Yac Co Ltd | 灰皿 |
JP2011042347A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Napolex Co | 自動車用灰皿 |
-
2004
- 2004-01-30 JP JP2004055118A patent/JP2005212769A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007053996A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Yac Co Ltd | 灰皿 |
JP2011042347A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Napolex Co | 自動車用灰皿 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050236282A1 (en) | Compartmentalized cigarette snuffer and receptacle | |
US8276749B1 (en) | Portable ashtray apparatus | |
US20100051040A1 (en) | Odor reducing ashtray | |
JP2005212769A (ja) | 自動車用灰皿 | |
WO2002006138A1 (fr) | Carton pour articles de fumeur avec moyens d'extinction et de stockage | |
JP2008183005A (ja) | 灰皿と消化用の水容器を設けた吸い殻収納器 | |
JPH0670740A (ja) | 消火機能付吸殻入れ兼用タバコケース | |
US7380553B2 (en) | Receptacle for extinguishing and storing cigarette butts | |
JP2008005767A (ja) | 喫煙具 | |
JP3217534U (ja) | 清掃楽々清潔灰皿 | |
JP3142224U (ja) | 車載用灰皿 | |
JP5506027B2 (ja) | 自動車用灰皿 | |
JP4022435B2 (ja) | タバコの火消し機能付灰皿 | |
JP2004189199A (ja) | 自動車用灰皿 | |
JP3138220U (ja) | 火消し用筒状部を有する灰皿 | |
KR200346459Y1 (ko) | 휴대용 재떨이 | |
KR200200058Y1 (ko) | 재떨이 | |
KR200412941Y1 (ko) | 차량의 재떨이 구조 | |
JPH035475Y2 (ja) | ||
KR200354518Y1 (ko) | 소화실이 구비된 재떨이 | |
KR200354516Y1 (ko) | 금연용 다기능 재떨이 | |
JP2005130723A (ja) | 清掃機能付き灰皿 | |
JP4750546B2 (ja) | 火消し部材を有する灰皿 | |
JP3097236U (ja) | タバコ火消し装置 | |
KR20120001593U (ko) | 재떨이가 부설된 휴대용 담뱃갑 케이스 |