JP4750066B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は洗濯乾燥機に関する。より詳しくは、本発明は、洗濯物を乾燥させる機能が付いたドラム式洗濯機や全自動洗濯機等の洗濯乾燥機に関する。
従来、洗濯乾燥機としては、特開2001−113079号公報(特許文献1)に開示されたドラム式洗濯乾燥機がある。このドラム式洗濯乾燥機は、外箱と、この外箱内に配置された水槽と、この水槽内に回転自在に配置されたドラムと、このドラム内の洗濯物を乾燥させるための乾燥システムとを備えている。
上記乾燥システムは、除湿器と、この除湿器が除湿した空気を吸い込むファンユニットと、このファンユニットが吹き出した空気を加熱する加熱ユニットと、この加熱ユニットが加熱した空気をドラム内へ案内するダクトとを有している。
上記ファンユニットは、ファンケースと、このファンケース内に回転自在に配置された送風ファンと、この送風ファンを回転駆動するファンモータと、一方の端部が送風ファンに連結されていると共に、他方の端部がファンモータに連結されたシャフトとを有している。このシャフトは送風ファンと一体に回転する。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機によれば、乾燥運転時、ファンユニットの作動によって、水槽内の空気が、除湿器、ファンユニットおよび加熱ユニットを順次流れる。これにより、上記空気は、除湿器で除湿されて湿度が下がった後、加熱ユニットで加熱されて温度が上昇する。この高温低湿となった空気は、ダクトに案内されてドラム内へ吹き出し、ドラム内の洗濯物の水分を奪って多湿となった後、再び、除湿器、ファンユニットおよび加熱ユニットを順次流れる。このような空気の循環によって、洗濯物が乾燥する。
上述したように、洗濯物を乾燥させるために空気を循環させる場合、衣類の糸くずや綿埃が循環空気によって加熱ユニットに送られると、加熱ユニット内で糸くずや綿埃が燃え、火災に発展する可能性がある。このため、上記糸くずや綿埃を捕集するフィルタを加熱ユニットの上流側に配置するが、乾燥運転を繰り返すに伴って、糸くずや綿埃がフィルタに溜まり、洗濯物を乾燥させるために空気の送風量が低下するという問題があった。
この問題を解決できる洗濯乾燥機としては、特開2003−53088号公報(特許文献2)に開示されたものがある。この洗濯乾燥機では、乾燥運転時に空気が循環する循環経路において、糸くずや綿埃を捕集するフィルタが着脱可能となっている。これにより、ユーザは使用状況に応じてフィルタを循環経路から取り外して掃除することができる。
また、上記洗濯乾燥機は、水槽の上端近傍に設置されたフィルタ装着検出センサを備えている。このフィルタ装着検出センサは、フィルタが取り付けられているか否かを検知する。そして、上記フィルタ装着検出センサによって、フィルタが取り付けられていないことを検知すると、乾燥運転が停止するようになっている。
上記フィルタ装着検出センサは水槽の上端近傍に設置されている。また、上記フィルタ装着検出センサ近傍には温風吹出口が設けられている。この温風吹出口から、加熱ユニットで加熱された空気が水槽内に向かって吹き出る。
ところで、上記水槽の外壁温度は、乾燥運転時、加熱ユニットで加熱された空気により上昇する。このとき、上記水槽の外壁のうち温風吹出口近傍の部分は特に温度が高くなる。
したがって、上記温風吹出口近傍にあるフィルタ装着検出センサの温度も上昇するので、フィルタ装着検出センサに温度ストレスがかかり、フィルタ装着検出センサが故障してしまうという問題がある。
特開2001−113079号公報 特開2003−53088号公報
そこで、本発明の課題は、水槽の外壁近傍の電気部品に関して乾燥運転時の温度上昇を低減して、熱ストレスによる電気部品の故障を防ぐことができる洗濯乾燥機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の洗濯乾燥機では、
外箱と、
上記外箱内に配置された水槽と、
上記水槽内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する回転槽と、
上記洗濯物を乾燥させる乾燥運転時、上記水槽内の空気を吸い込むと共に、この吸い込んだ空気を吹出すファンユニットと、
上記ファンユニットの下流側に設けられ、上記乾燥運転時、上記ファンユニットが吹き出した空気を加熱する加熱ユニットと、
上記乾燥運転時、上記加熱ユニットで加熱された空気を上記回転槽内へ向けて吹き出す吹出口と、
上記吹出口に着脱可能に設けられたフィルタと、
上記ファンユニットの上流側に設けられ、上記乾燥運転時、上記ファンユニットへ向かう空気を除湿する除湿ユニットと、
上記乾燥運転時、冷却水が上記除湿ユニットへ向かって流れる冷却水用給水経路と、
上記冷却水用給水経路に接続された冷却水用給水弁と、
上記水槽の外壁近傍に設置されて上記吹出口近傍に位置すると共に、上記フィルタの着脱状態を検出するための電気部品と、
上記冷却水用給水経路および上記電気部品に接触すると共に、上記冷却水用給水経路の上記冷却水の冷熱で上記電気部品を冷却する金属製の冷却部材と
を備えていることを特徴としている。
上記構成の洗濯乾燥機によれば、乾燥運転時、加熱ユニットおよびファンユニットが通電動作することにより、加熱ユニットで加熱された空気が洗濯物に送られる。この加熱ユニットおよびファンユニットの通電に伴い、水槽の温度が上昇する。
また、乾燥運転時、上記洗濯物から蒸発した水分を凝縮させて水に変え、その水を機外に排出するため、冷却水用給水経路からの冷却水が除湿ユニットに供給される。この冷却水用給水経路に金属製の冷却部材が接触しているので、冷却水の冷熱が冷却水用給水経路の表面を介して金属性の冷却部材に伝わる。また、上記金属製の冷却部材は電気部品に接触している。
したがって、上記電気部品を金属製の冷却部材で冷却することができるので、電気部品に対する水槽の温度上昇による悪影響を低減することができる。
その結果、上記電気部品を水槽の温度上昇による熱ストレスの少ない状態で使用することができるようになり、長期間使用しても電気部品の故障が発生することを防止できる。
一実施形態の洗濯乾燥機では、
上記金属製の冷却部材はアルミ製の冷却板である。
上記実施形態の洗濯乾燥機によれば、上記冷却部材はアルミ製であるので、冷却水用給水経路から電気部品へ冷熱を高効率で伝えることができる。
また、上記冷却部材は板形状であるから、製造が容易であり、製造工程が複雑にならない。
一実施形態の洗濯乾燥機では、
記フィルタには、上記フィルタの着脱状態を検知するためのマグネットが内蔵されている。
一実施形態の洗濯乾燥機では、
上記電気部品は、上記フィルタの着脱状態を検出するために上記水槽の外壁近傍に設置されたリードスイッチである。
一実施形態の洗濯乾燥機では、
上記冷却部材は、アルミ製であり、上記水槽と電子部品との間に挟み込まれている。
本発明の洗濯乾燥機によれば、冷却部材が冷却水用給水経路に接触していることによって、冷却水の冷熱が冷却水用給水経路の表面を介して金属性の冷却部材に伝わるので、水槽の外壁近傍に設置された電気部品を冷却部材で冷却することができる。
したがって、上記電気部品を水槽の温度上昇による熱ストレスの少ない状態で使用することができるようになり、長期間使用しても電気部品の故障が発生するのを防止できる。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施の形態のドラム式洗濯乾燥機を斜め上方から見た概略図を示す。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、外箱開口部11を有する外箱1を備えている。この外箱1の上部は天板9から成っている一方、外箱1の下部は底台13から成っている。そして、上記外箱開口部11は、外箱1にヒンジで回動自在に取り付けられたドア2で開閉されるようになっている。また、上記外箱1の上部には、洗剤、漂白剤および柔軟剤を収容する洗剤ケース14と、操作キーや表示部を有する操作部15とが設けられている。
図2に、図1のII−II線から見た概略断面図を示す。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、外箱1内に配置された有底筒形状の水槽3と、この水槽3内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する有底円筒形状のドラム4と、水槽3の後部に取り付けられ、ドラム4を回転駆動するモータ5と、洗濯物を乾燥させるための乾燥システム100とを備えている。なお、上記ドラム4は回転槽の一例である。
上記水槽3は、後部が前部より下がるように中心軸L1が水平面に対して傾斜している。より詳しくは、上記水槽3は、中心軸L1が水平方向に対して5°〜30°の角度を成すように傾斜している。この水槽3の中心軸L1は、ドラム4の回転軸に垂直な面で水槽3を切った断面における重心位置P1(図4参照)を通っている。また、上記水槽3の中心軸L1はドラム4の回転軸に対して略平行になっている。
また、上記水槽3内の空間の下部には、ドラム4内に供給すべき温風が流れる送風ダクト36が配置されている。この送風ダクト36の前側の端部は温風吹出口37を形成し、温風吹出口37は水槽開口部18の下縁とドラム開口部26の下縁との間に位置する。また、上記温風吹出口37にはフィルタ38が着脱可能に取り付けられている。これにより、上記温風が含む糸屑等をフィルタ38で捕集でき、かつ、フィルタ38のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、上記水槽3の前面部には、外箱開口部11に対向する水槽開口部18が設けられている。この水槽開口部18の開口縁には、ゴムや軟質樹脂等の弾性体から成るパッキン19が固着されている。これにより、上記ドア2を閉じると、ドア2がパッキン19に密着するから、水槽3内の液体が水槽3外へ漏れ出るのを防ぐことができる。
図4に、上記水槽3の概略正面図を示す。
上記フィルタ38はマグネット39を内蔵している。また、上記フィルタ38の着脱を検知するためのリードスイッチ61が、マグネット39に重なるように設置されている。このリードスイッチ61と水槽3の前面部との間には、アルミ製の冷却板62が設置されている。なお、上記リードスイッチ61は電気部品の一例である。また、上記冷却板62は冷却部材の一例である。
上記冷却板62にはリードスイッチ61が接触固定されている。そして、上記冷却板62は乾燥用給水路43に接触固定されている。ここで、上記冷却板62は、水槽3の前面部に接触していてもよいし、または、水槽3の前面部に対して所定の隙間を有していてもよい。また、上記リードスイッチ61が冷却板62に接触固定されているが、冷却板62に固定しないように、かつ、冷却板62に接触するようにしてもよい。なお、上記乾燥用給水路43は冷却水用給水経路の一例である。
また、図2に示すように、上記水槽3の上部には、水槽3内に洗濯液を給水するための給水ダクト20の下端部が接続されている。一方、上記給水ダクト20の上端部は洗剤ケース14の下部に接続されている。上記天板9の後部には給水接続口41が設けられている。この給水接続口41には水道の蛇口(図示せず)からの水道水が供給される。そして、上記給水接続口41に入った水道水は、洗濯用給水弁44の開放によって洗濯用給水路42を流れたり、乾燥用給水弁45の開放によって乾燥用給水路43を流れたりする。なお、上記乾燥用給水弁45は冷却水用給水弁の一例である。
上記洗濯用給水路42は、一端が洗濯用給水弁44に接続され、かつ、他端が洗剤ケース14に接続されている。
上記乾燥用給水路43は、一端が乾燥用給水弁45に接続され、かつ、他端が冷却ノズル51(図3参照)に接続されている。より詳しくは、乾燥運転時、乾燥用給水弁45が開放されて、冷却水の一例としての水道水が、乾燥用給水路43を流れて冷却ノズル51に到達する。
また、上記水槽3の下部には、水槽3内の洗濯液を排水するための排水口10が設けられている。また、上記排水口10には排水ダクト21の上端部が接続されている。一方、上記排水ダクト21の下端部は、フィルタ装置22を介して排水ホース23に接続されている。
上記排水ダクト21を流れる液体はフィルタ装置22を通ってから排水ホース23または循環ホース47に流入できるようになっている。このフィルタ装置22が排水ダクト21内を流れて来た洗濯液中の糸屑等の異物を除去するので、異物が排水ホース23および循環ホース47に進入するのを防ぐことできる。
上記排水ホース23には、排水モータ24によって開閉される排水弁25が設けられている。この排水弁25は、排水ダクト21の洗濯液を排水ホース23へ流すときには開放し、かつ、排水ダクト21の洗濯液を循環ホース47へ流すときには閉鎖するように制御される。
上記循環ホース47の上端部は、水槽開口部18の近傍に設けられた循環ノズル(図示せず)に接続されている。一方、上記循環ホース47の下端部は、フィルタ装置22の後方に配置された循環ポンプ46に接続されている。
上記循環ポンプ46は、排水ダクト21内の洗濯液をフィルタ装置22を介して吸引すると共に、この吸引した洗濯液を循環ホース47へ吐出する。このような循環ポンプ46を作動させることによって、排水口10から水槽3外に出た洗濯液をフィルタ装置22を通過させた後、再び水槽3内へ戻し、ドラム4内の洗濯物に掛けることができる。また、上記循環ポンプ46は、洗い運転時およびすすぎ運転時に作動するが、洗い運転時のみに作動するようにしてもよいし、すすぎ運転時のみに作動するようにしてもよい。
上記ドラム4は、その回転軸と同一の軸となる中心軸L2が水槽3の中心軸L1に対して外箱1の天板9側に偏心するように配置されている。つまり、上記ドラム4の中心軸L2は水槽3の中心軸L1よりも水槽3の上部側に位置している。言い換えれば、上記ドラム4の回転軸を含む鉛直面内において、ドラム4の下部と水槽3の下部との間の距離は、ドラム4の上部と水槽3の上部との間の距離よりも大きくなっている。要するに、上記ドラム4は、水槽3内の空間の上部側に位置するように配置されている。より詳しくは、上記ドラム4は、その回転軸が水平方向に対して5°〜30°の角度を成すように傾斜して、後部が前部より下がっている。そして、上記ドラム4の中心軸L2は、ドラム4の回転軸に垂直な面でドラム4を切った断面における重心位置P2(図4参照)を通っている。
また、上記ドラム4の前面部には、外箱開口部11および水槽開口部18に対向するドラム開口部26が設けられている。このドラム開口部26は水槽開口部18よりも大きな径を有している。
また、上記ドラム4の周壁全域には複数の小孔27が設けられている。この小孔27は、水槽3とドラム4との間の空間と、ドラム4内の空間との間で洗濯液や乾燥空気等を流通させるためのものである。なお、図2,図3では、6つの小孔27のみ図示し、他の小孔27の図示を省略している。
上記乾燥システム100は、ファンユニットの一例としての送風機31、加熱ユニットの一例としての加熱装置32、除湿ユニットの一例としての除湿用熱交換器33(図3,図4参照)、送風ダクト36、フィルタ38およびプレートカバー48(図3,図4参照)を有している。この送風機31、加熱装置32、除湿用熱交換器33、送風ダクト36およびプレートカバー48は、夫々、水槽3の中心軸L1を含み、かつ、この中心軸L1と直交する水平軸を含む面よりも下側に設けられている。
上記加熱装置32は、水槽3内の空間の下部に配置されている。より詳しくは、上記加熱装置32は、水槽3の内周面とドラム4の外周面との間に配置されて、水槽3内の洗濯液に浸かる領域に位置している。そして、上記加熱装置32は、送風機31の下流側に位置している。
また、上記加熱装置32は、ヒータケース34と、ヒータケース34に大部分が収容されたシーズヒータ35とで構成されている。
上記ヒータケース34は、金属製の本体と、その本体を固定する耐熱樹脂製のフレームとで構成され、前側の端部が送風ダクト36に連結されている。
図3に、図1のIII−III線から見た概略断面図を示す。
上記除湿用熱交換器33は、水槽3の後面下部に取り付けられた送風機31の上流側に位置している。より詳しくは、上記除湿用熱交換器33は、水槽3の内周面とドラム4の外周面との間の洗濯液に浸かる領域に配置されている。
また、上記除湿用熱交換器33は、金属製のプレートと、このプレートの縁部に取り付けられたステンレス製の線材とを有している。
上記プレートの後部(送風機31側の端部)はプレートカバー48で覆われている。このプレートカバー48は、水槽3の内壁に取り付けられている。そして、上記送風機31の作動時、プレートカバー48は図3中の太矢印に沿って空気を案内する。
このような除湿用熱交換器33に対して、乾燥運転時、乾燥用給水路43を流れた水道水が供給される。より詳しくは、上記乾燥用給水路43を流れた水道水は、冷却ノズル51から上記プレートの上面(天板9側の表面)に吐出され、この上面上を流れる。これにより、上記水道水と上記プレートとで空気を冷却して、その空気が含む水分を効果的に凝縮させることができる。なお、上記凝縮した水分は、水道水と共に、排水口10から機外に排出される。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機によれば、乾燥運転時、シーズヒータ35で加熱された空気が温風吹出口37からドラム4内へ吹き出る。これにより、上記空気がドラム4内の洗濯物に当たり、洗濯物の水分が蒸発する。この水分を含んだ空気は、小孔27からドラム4外に出て、プレートカバー48内へ入り、除湿用熱交換器33のプレートに沿って流れる。このとき、上記乾燥用給水弁45が開放されて、水道水が乾燥用給水路43および冷却ノズル51を順次通過して除湿用熱交換器33に供給される。そうすると、上記水分を含んだ空気は、上記プレートの上面上を流れる水道水によって冷却されると共に、その水道水で冷えた上記プレートによって冷却される。これにより、上記プレートに沿って流れる空気の水分が効果的に凝縮する。つまり、上記空気が十分に除湿されて低湿となる。この低湿の空気は、送風機31内へ吸い込まれた後、送風機31からシーズヒータ35へ向けて吹き出され、このシーズヒータ35で加熱されてドラム4内へ再び戻る。
上記水道水が流れる乾燥用給水路43にはアルミ製の冷却板62が接触固定されており、このアルミ製の冷却板62にはリードスイッチ61が接触固定されている。これにより、上記水槽3の温度は乾燥工程により上昇していくが、リードスイッチ61と接しているアルミ製の冷却板62は、乾燥用給水路43の表面を介し水道水により冷却されるため、リードスイッチ61の温度は水槽3の表面温度より低減され、リードスイッチ61の熱ストレスを低減し、故障を防止することができる。
上記実施の形態では、電気部品の一例としてリードスイッチ61を用いていたが、リードスイッチ61以外の電気部品を用いもよい。つまり、上記水槽3の外壁近傍に設置された電気部品を、冷却板62に接触固定してもよい。
上記実施の形態では、アルミ製の冷却板62を用いたが、アルミ以外の金属から成る冷却板を用いてもよい。
上記実施の形態では、乾燥用給水路43に冷却板62を接触固定していたが、乾燥用給水路43に、例えば、リードスイッチ61を取り囲むように形成された箱形状の冷却部材を接触固定してもよい。この場合も、上記箱形状の冷却部材にはリードスイッチ61が接触するようにする。
すなわち、本発明で用いる冷却部材は、板形状以外の形状であってもよく、電気部品や取り付け条件に応じて形状を変えてもよく、例えば継ぎ手形状にしてもよい。
要するに、上記冷却部材は、上記実施の形態に限定されものではなく、様々な形状を取り得る。
また、本発明は、外箱の前面部から外箱内に洗濯物を投入する洗濯乾燥機だけでなく、外箱の上面部から外箱内に洗濯物を投入する洗濯機乾燥機にも適用することができる。
図1は本発明の一実施の形態のドラム式洗濯乾燥機の概略斜視図である。 図2は図1のII−II線矢視断面図である。 図3は図1のIII−III線矢視断面図である。 図4は上記ドラム式洗濯乾燥機の水槽の概略正面図である。
1 外箱
2 ドア
3 水槽
4 ドラム
5 モータ
6 乾燥システム
9 天板
10 排水口
11 外箱開口部
13 底台
14 洗剤ケース
15 操作部
18 水槽開口部
19 パッキン
20 給水ダクト
21 排水ダクト
22 フィルタ装置
23 排水ホース
24 排水モータ
26 ドラム開口部
27 小孔
30 排水弁
31 送風機
32 加熱装置
33 除湿用熱交換器
34 ヒータケース
35 シーズヒータ
36 送風ダクト
37 温風吹出口
38 フィルタ
39 マグネット
41 給水接続口
42 洗濯用給水路
43 乾燥用給水路
44 洗濯用給水弁
45 乾燥用給水弁
46 循環ポンプ
47 循環ホース
48 プレートカバー
51 冷却ノズル
61 リードスイッチ
62 冷却板

Claims (2)

  1. 外箱と、
    上記外箱内に配置された水槽と、
    上記水槽内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する回転槽と、
    上記洗濯物を乾燥させる乾燥運転時、上記水槽内の空気を吸い込むと共に、この吸い込んだ空気を吹出すファンユニットと、
    上記ファンユニットの下流側に設けられ、上記乾燥運転時、上記ファンユニットが吹き出した空気を加熱する加熱ユニットと、
    上記乾燥運転時、上記加熱ユニットで加熱された空気を上記回転槽内へ向けて吹き出す吹出口と、
    上記吹出口に着脱可能に設けられたフィルタと、
    上記ファンユニットの上流側に設けられ、上記乾燥運転時、上記ファンユニットへ向かう空気を除湿する除湿ユニットと、
    上記乾燥運転時、冷却水が上記除湿ユニットへ向かって流れる冷却水用給水経路と、
    上記冷却水用給水経路に接続された冷却水用給水弁と、
    上記水槽の外壁近傍に設置されて上記吹出口近傍に位置すると共に、上記フィルタの着脱状態を検出するための電気部品と、
    上記冷却水用給水経路および上記電気部品に接触すると共に、上記冷却水用給水経路の上記冷却水の冷熱で上記電気部品を冷却する金属製の冷却部材と
    を備えていることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
    上記金属製の冷却部材はアルミ製の冷却板であることを特徴とする洗濯乾燥機。
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