JP4748595B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4748595B2
JP4748595B2 JP2006156125A JP2006156125A JP4748595B2 JP 4748595 B2 JP4748595 B2 JP 4748595B2 JP 2006156125 A JP2006156125 A JP 2006156125A JP 2006156125 A JP2006156125 A JP 2006156125A JP 4748595 B2 JP4748595 B2 JP 4748595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
density
solid
forming apparatus
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006156125A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007323000A (ja
Inventor
徹 大嶺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006156125A priority Critical patent/JP4748595B2/ja
Publication of JP2007323000A publication Critical patent/JP2007323000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4748595B2 publication Critical patent/JP4748595B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、感光体ドラム上に形成した静電潜像をトナーにより現像し、記録紙などに転写し、定着させることによって画像形成を行う画像形成装置に関する。
電子写真技術を採用した画像形成装置においては、感光体ドラムを帯電手段により帯電し、帯電された感光体ドラムに画像データに応じた光ビーム照射を行って潜像を形成し、この潜像を現像手段によって現像し、現像されたトナー像を記録紙などに転写し、定着させて画像を形成することが行われている。
トナーは、通常、静電潜像と逆極性に帯電されており、静電潜像に静電的に吸着されることにより現像が行われる。トナーを静電潜像と逆極性に帯電される方法として、現像剤をトナーとキャリアとで構成し(このような現像剤を二成分現像剤という)、両者を混合攪拌することにより互いに摩擦帯電させる方法が知られている。
二成分系現像剤を使用する現像方法では、現像に際してはトナーのみが消費されるため、現像剤におけるトナー濃度(記録画像濃度)を常に一定に保つための制御が必要である。このため、現像剤のトナー濃度を測定し、そのトナー濃度に基づいてトナー補給量を制御する方法が用いられている。現像剤のトナー濃度を測定する方法として、画像形成前及び所定枚数の画像形成毎に、感光体上に所定の静電潜像パターンを作成し、これを現像した後に光電センサを用いて現像画像の濃度を光電的に測定する間接的な現像剤トナー濃度測定方法が知られている(特許文献1参照)。
このような画像形成装置の故障により黒ベタの異常画像が出力されてしまうことがある。この場合、黒ベタの原因となっている故障箇所はもとより、黒ベタ画像を出力してしまうことによる2次的な故障が発生してしまう可能性がある。特に、記録紙がロール紙であり、長尺印刷中に黒ベタの異常画像が発生して長時間出力されると、たとえ2次的な故障が発生しなくても、定着部に多大なダメージを与えることになる。さらに、無駄なトナー及び記録紙を大量に消費してしまう。黒ベタ画像の発生要因は様々なものがあり、その中でも帯電チャージャーのリーク若しくは故障、光ビームを生成するLED(Light Emitting Diode)ヘッドの誤動作若しくは故障が代表的な原因といえる。このような2次的故障を防止するためには、リーク検知装置、故障検知装置を搭載することが好ましいが、コストが上昇するという問題がある。
特開平9−311537号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、その目的は、帯電チャージャーのリーク若しくは故障の検知装置、LEDヘッドの誤動作若しくは故障の検知装置などのようなコストアップの要因となる装置を付加することなく、低コストで黒ベタの異常画像を検出することである。
請求項1の発明は、画像データに基づいて感光体に潜像を生成する潜像生成手段と、前記潜像をトナー像とする現像手段と、前記トナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記画像データに含まれるドット数をカウントし、ベタ画像か否かを検出するベタ画像検出手段と、前記濃度検知手段がベタ画像の濃度を検知したときに、前記ベタ画像検出手段の検出結果がベタ画像でない場合に異常と判断し、前記ベタ画像検出手段の検出結果がベタ画像である場合には異常と判断しない異常判断手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である
請求項2の発明は、前記濃度検知手段がベタ画像の濃度を検知したときに、前記ベタ画像検出手段の検出結果を参照することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である
請求項3の発明は、前記異常判断手段が異常と判断すると、前記潜像生成手段による潜像の生成を中断することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である
請求項4の発明は、前記トナー像をロール紙に転写する長尺印刷の場合、前記異常判断手段が異常と判断すると、前記ロール紙をカットすることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置である
請求項5の発明は、前記異常手段が異常と判断した場合、前記濃度検知手段の検知濃度に応じて前記異常の原因を判定することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置である。
請求項6の発明は、画像データに基づいて感光体に潜像を生成する潜像生成手段と、前記潜像をトナー像とする現像手段と、前記トナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記画像データに含まれる黒ドット数をカウントし、黒ベタ画像か否かを検出するベタ画像検出手段と、前記濃度検知手段が黒ベタ画像の濃度を検知したときに、前記ベタ画像検出手段の検出結果が黒ベタ画像でない場合に異常と判断し、前記ベタ画像検出手段の検出結果が黒ベタ画像である場合には異常と判断しない異常判断手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
(作用)
請求項1の発明によれば、画像データに基づいて作像されたトナー像の濃度を検知する濃度検知手段がベタ画像の濃度を検知したとき、異常判断手段は、画像データに含まれるドット数をカウントしてベタ画像か否かを検出するベタ画像検出手段の検出結果がベタ画像でない場合に異常と判断し、その検出結果がベタ画像である場合に異常と判断しない
請求項2の発明によれば、濃度検知手段がベタ画像の濃度を検知したときに、ベタ画像検出手段の検出結果を参照する。
請求項3の発明によれば、異常判断手段が異常と判断すると、潜像生成手段による潜像の生成を中断する。
請求項4の発明によれば、トナー像をロール紙に転写する長尺印刷の場合、異常判断手段が異常と判断すると、ロール紙をカットする。
請求項5の発明によれば、異常手段が異常と判断した場合、濃度検知手段の検知濃度に応じて異常の原因を判定する。
請求項6の発明によれば、画像データに基づいて作像されたトナー像の濃度を検知する濃度検知手段が黒ベタ画像の濃度を検知したとき、異常判断手段は、画像データに含まれる黒ドット数をカウントして黒ベタ画像か否かを検出するベタ画像検出手段の検出結果が黒ベタ画像でない場合に異常と判断し、その検出結果が黒ベタ画像である場合に異常と判断しない。
本発明によれば感光体と、前記感光体に潜像を生成する潜像生成手段と、前記潜像をトナー像とする現像手段とを備えた画像形成装置において、コストアップの要因となる装置を付加することなく、低コストで黒ベタの異常画像を検出できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態の画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
この画像形成装置は、それぞれがPCI(Peripheral Component Interconnect)バスに接続されたメモリコントローラ2、USB(Universal Serial Bus)やセントロニクスなどのプリンタインターフェース3、エンジンコントローラ6、FAXモデム7、及びPCIオプション8を備えている。プリンタインターフェース3には、各種イメージの画像データをメモリコントローラ2に送出するコンピュータであるホスト1が接続されている。
メモリコントローラ2には、操作パネル23、SDRAM(Synchronous DRAM)4、及びHDD(Hard Disc Drive)5が接続されている。エンジンコントローラ6は、CPU9(Central Processing Unit)と、画像処理部12とを備えている。
また、この画像形成装置は、エンジンコントローラ6から画像データが供給される書込制御部11、書込制御部11の出力により駆動されるLEDヘッド13、LEDヘッド13により露光される感光体ドラム14、感光体ドラム14の外周側に配置された現像部15、帯電チャージャー17、除電ランプ18、クリーニングブレード21、転写分離チャージャー19、濃度センサ22を備えている。さらに、図示されていない用紙トレイから用紙を搬送する搬送部16と、搬送され、転写分離チャージャー19にてトナー像が転写された用紙上のトナー像を定着させる定着部20とを備えている。
メモリコントローラ2は、ホスト1からプリンタインターフェース3、PCIバスを介して画像データを受け取り、SDRAM(Synchronous DRAM)4、HDD(Hard Disc Drive)5に一旦格納しておく。FAXモデム7からの受信画像データ、PCIオプション8からの画像データも同様に、PCIバスを介してメモリコントローラ2がデータを受け取り、SDRAM4、HDD5に格納する。また、スキャナ10からの原稿読取データも同様に、メモリコントローラ2が受け取り、SDRAM4、HDD5に格納する。
エンジンコントローラ6、CPU9は画像形成装置全体を制御している。エンジンコントローラ6は、SDRAM4、HDD5に格納されている画像データの転送をメモリコントローラ2に対して要求し、転送されてきた画像データに対し画像処理部12によって画質改善処理を施し、書込制御部11へと転送する。
書込制御部11は、LEDヘッド13へ画像データを転送することでLEDヘッド13の点灯制御を行っており、LEDヘッド13の発光により、除電ランプ18による除電と帯電チャージャー17による帯電を行った感光体ドラム14に静電潜像を形成する。
感光体ドラム14に形成された静電潜像には、現像部15によってトナーが付着される。感光体ドラム14に付着されたトナー像は、搬送部16によって搬送されてきた用紙に転写される。転写分離チャージャー19のサポートにより、トナー像が転写分離された用紙は、定着部20によって熱定着されて、印刷が完了する。用紙への転写分離が終了した後の感光体ドラム14上に残ったトナーはクリーニングブレード21によってクリーニングされる。
濃度センサ22は光反射型のセンサであり、感光体ドラム14の所定の位置、例えば主走査方向の両端付近に対向するように配置されている。印刷画像の濃度を安定させるために、静電潜像生成の露光前に、感光体ドラム14に対して、濃度センサ22の読み取り専用の黒ベタパターン画像を生成して、黒ベタパターン部分の濃度センサ22の出力電圧をモニタすることで感光体ドラム14に付着しているトナー量を検出して、現像部15内へのトナー補給量を調節している。
以上の構成を具備する画像形成装置の印刷処理について図2のフローチャートを用いて説明する。
印刷開始から印刷終了の間、エンジンコントローラ6は、濃度センサ22の出力電圧を常時モニタしている(ステップS1:NO→S2)。エンジンコントローラ6内のCPU9は、取得した濃度センサ出力電圧より、現在の感光体ドラム14上のトナー像が黒ベタか否かを判断する(ステップS3)。
本実施形態では、濃度センサ22の出力電圧とトナー付着量とは図3に示す特性を備えており、トナー付着量0.4〜0.95程度に対応する出力電圧である0.6V〜0.2V程度を黒ベタ範囲としているので、ステップS3では0.6Vを閾値とし、濃度センサ出力電圧が0.6V以上である場合、感光体上ドラム上14のトナー潜像は黒ベタでは無いと判断し(ステップS3:NO)、ステップS1(印刷終了判断)へ移行する。
そこで印刷終了していなければ(ステップS1:NO)、再度濃度センサの出力電圧を取得して(ステップS2)、再度トナー像の黒ベタを判断する(ステップS3)。トナー像の黒ベタが検出されなければ(ステップS3:NO)、印刷終了を迎えた時点で(ステップS1:YES)印刷フローは正常終了となる。
印刷実行中の濃度センサ出力電圧が黒ベタであると判断(ステップS3:YES)した場合、ステップS6にて、書込制御部11からLEDヘッド13へ転送した画像データ(点灯信号)が、濃度センサ22の読取箇所で黒ベタであったか否かを判断し、黒ベタであった場合、書込制御部11からエンジンコントローラ6へ黒ベタフラグ「ON」を渡し、黒ベタでなかった場合、黒ベタフラグ「OFF」を渡す。
ここで、濃度センサ22の読取箇所とは、印刷前に行われる濃度センサ22によるトナー補給量調節を行う際に、感光体ドラム14上に作成する濃度センサ専用パターン画像と同じ位置、同じ面積である。また、黒ベタデータか否かの判断を行うときに単位面積当たりの黒ドット占有率を算出するが、この単位面積は感光体ドラム14上に作成する濃度センサ専用パターン画像と同じ位置、同じ面積である。そして、本実施形態では、黒ドット占有率が50%以上であった場合、黒ベタフラグを「ON」にする。黒ドット占有率が50%のときの濃度センサ22の出力電圧は、黒ベタと判断される閾値電圧と同じ0.6Vとなる。黒ドット占有率が50%を越えると、濃度センサ22の出力電圧は0.6Vよりも低くなる。例えば、書込制御部11での黒ベタ画像検出処理(ステップS6)での黒ドット占有率が、図4A〜Cであった場合、A及びBでは黒ベタフラグ「ON」、Cでは黒ベタフラグ「OFF」となる。黒ベタか否かを判定することにより、ハーフトーンの黒ベタも黒ベタと判断できるので、黒ベタ異常画像の誤検出を防止でき、検出精度が向上する。
CPU9は、黒ベタフラグ「ON」の場合は、濃度センサ22で読み取った黒ベタのトナー画像は異常画像ではないと判断(ステップS4:YES)して、ステップS1へと戻る。このように、正常画像が印刷されているときは、ステップS1→S2→S3→S1、又はS1→S2→S3→S4→S1を繰り返し、正常印刷終了となる。
これに対し、黒ベタフラグ「OFF」の場合は、CPU9は、濃度センサ22で読み取った黒ベタのトナー画像が異常画像であると判断(ステップS4:NO)し、操作パネル23によるエラー表示(ステップS5)の後、以後の印刷開始を禁止する。
このように、本発明の第1の実施形態の画像形成装置によれば、トナー補給量を調整するために設けられている濃度センサ22の出力電圧と、書込制御部11からLEDヘッド13へ転送される画像データとを用いて黒ベタの異常画像を検出するので、帯電チャージャーのリーク若しくは故障の検知装置、LEDヘッドの誤動作若しくは故障の検知装置などのようなコストアップの要因となる装置を付加することなく、黒ベタ異常画像の出力を検知することができる。 また、単位面積あたりの黒ドット占有率に基づいて、黒ベタデータか否かを判定することにより、ハーフトーンの黒ベタデータを黒ベタ異常画像と誤検出することを防止できる。
[第2の実施形態]
図5は本発明の第2の実施形態の画像形成装置の印刷処理のフローチャートである。本実施形態の画像形成装置の概略ブロックは第1の実施形態(図1)と同じである。また、図5のステップS11、S12、S13、S14、S16、S17は、それぞれ図2のステップS1、S2、S3、S4、S5、S6と同様な処理である。
本実施形態では、画像印刷中の濃度センサ22の出力電圧が黒ベタであると判断(ステップS13:YES)した後、書込制御部11での黒ベタ画像検出(ステップS17)で、黒ベタフラグが「OFF」のとき(ステップS14:NO)、CPU9は、印刷出力中の画像は黒ベタの異常画像であると判断して、即座に静電潜像の生成を中止する(ステップS16)ことで、黒ベタ画像の出力を停止させる。
静電潜像の生成を中止するには、書込制御部11からLEDヘッド13への点灯信号をOFFにし、さらに現像部15の現像スリーブをOFFにすればよい。また、ロール紙を用いて長尺印刷を行っている場合、即座にロール紙をカットして、長尺印刷を中止する(ステップS16)。
本実施形態によれば、印刷出力中の画像が黒ベタの異常画像であると判断したとき、即座に静電潜像の生成を中止し、そのとき長尺印刷を行っていた場合、即座に長尺印刷を中止することで、定着部20へのダメージを低減し、さらに無駄なトナーの消費、無駄な用紙の消費を可能な限り低減することができる。
[第3の実施形態]
図6は本発明の第3の実施形態の画像形成装置の印刷処理のフローチャートである。本実施形態の画像形成装置の概略ブロックは第1の実施形態(図1)と同じである。また、図6のステップS21、S22、S23、S24、S25、S26、S33、S34は、それぞれ図5のステップS11、S12、S13、S12、S13、S14、S15、S16と同様な処理である。また、図6のステップS27は図5のステップS17と同様な処理である。
ステップS27の書込制御部11での黒ベタ検出ルーチンは、図7に示すように、まず黒ベタフラグをクリアし(ステップS28)、黒画素ドットのカウントをスタートさせる(ステップS29)。単位面積分の黒ドットカウントを終了した後、黒ドット占有率が50%以上の場合(ステップS30:YES)、黒ベタフラグをONにし(ステップS31)、黒ドット占有率が50%未満の場合は(ステップS30:NO)、黒ベタフラグをOFFにする(S32)。
次いで、黒ドットカウントをスタート(ステップS29)した画像が感光体ドラム14上にトナー作像されるタイミングで、濃度センサ22の出力電圧を取得する(ステップS24)。ステップS29で黒ドットカウントを実施した画像の感光体ドラム14上の位置と、ステップS24で濃度センサ22の出力電圧を取得した感光体ドラム14上の画像の位置とが同じになるように、CPU9がタイミングを計って、濃度センサ22の出力電圧を取得することが重要である。
このように、書込制御部11にて、画像データの単位面積あたりの黒ドットのカウントを任意のタイミングでスタートできるようにし、濃度センサ22の検知電圧が黒ベタを示す値(0.6V未満)となった直後に、書込制御部11にて、濃度センサ22が読み取った位置の画像データの単位面積あたりの黒ドット数のカウントを開始し、その後、濃度センサ22の検知電圧を再度モニタすることで黒ベタ異常画像検出を行う。
次いで、濃度センサ22の出力電圧が、黒ベタであるか否かを判定し(ステップS25)、黒ベタで無い(ステップS25:NO)場合は、印刷中の画像は正常であるので、ステップS21に再度戻る。ステップS25の黒ベタ判定がYESの場合、ステップS27での画像データ上での黒ベタ検出結果を参照して(ステップS26)、黒ベタフラグがON(ステップS26:YES)であれば、印刷中の画像は正常であるので、フローチャートS21に再度戻る。黒ベタフラグがOFF(ステップS26:NO)の場合、印刷中の画像は黒ベタ異常画像であるので、感光体ドラムの作像を中止し(ステップS33)、さらにロール紙を用いて長尺印刷を行っている場合、即座にロール紙をカットして、長尺印刷を中止する(ステップS33)。
本発明の第3の実施形態によれば、黒ベタ異常画像の検出を制御しているエンジンコントローラ6が、自身の都合が良いタイミングで検出を行え、さらに濃度センサ22で黒ベタを検出する画像位置と、書込制御部14で黒ドットカウントする画像位置とを同じにすることにより、黒ベタの異常画像検出の精度を高めることができる。
[第4の実施形態]
図8は本発明の第4の実施形態の画像形成装置における濃度センサ22の出力電圧と、トナー付着量と、黒ベタ範囲との関係を示すグラフである。本実施形態の画像形成装置の概略ブロックは第1の実施形態(図1)と同じであり、印刷処理のフローチャートは第3の実施形態(図6)と同様である。本実施形態では、図6ステップS25の濃度センサ22による黒ベタ検出判定において、濃度センサ22の検出電圧に応じて黒ベタの異常画像の発生原因を判別する。
黒ベタ異常画像の発生原因として、帯電チャージャー17のリーク、故障などにより、感光体ドラム14表面の電位が上がらず、トナーが感光体ドラム全面に付着して黒ベタ画像となる場合(ケース[1])と、LEDヘッド14の誤動作、故障により、全面黒ドットを露光してしまう場合(ケース[2])とがある。前者の場合、濃度センサ22の出力電圧は図8の黒ベタ範囲[1](0.3V〜0.6V)となる。また、後者の場合の濃度センサ22の出力電圧は、図8の黒ベタ範囲[2](0.3V未満)となる。
CPU9は、黒ベタ異常画像を検知し(ステップS26:NO)、エラー表示(ステップS34)を行う際、濃度センサ22の出力電圧のレベルに基づいて、黒ベタ画像がケース[1]又は[2]のどちらであるかを判定し、操作パネルに表示するか(ステップ23)、若しくはエラーログに記録しておく。
このように、本発明の第4の実施形態によれば、黒ベタ異常画像の原因を表示若しくはログ記録しておくことにより、サービスマンが画像形成装置の修理の際に故障箇所の識別が可能になるので、メンテナンス作業の効率が向上する。
本発明の第1の実施形態の画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置の印刷処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるトナー付着量に対する濃度センサの出力電圧の特性を示す図である。 画像データの黒ドット占有率の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置の印刷処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の画像形成装置の印刷処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の画像形成装置の印刷処理における書込制御部の黒ベタ検出ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態の画像形成装置における濃度センサの出力電圧と、トナー付着量と、黒ベタ範囲との関係を示すグラフである。
符号の説明
6・・・エンジンコントローラ、11・・・書込制御部、13・・ LEDヘッド、14・・・感光体ドラム、15・・・現像部、22・・・濃度センサ。

Claims (6)

  1. 画像データに基づいて感光体に潜像を生成する潜像生成手段と
    前記潜像をトナー像とする現像手段と、
    前記トナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    前記画像データに含まれるドット数をカウントし、ベタ画像か否かを検出するベタ画像検出手段と、
    前記濃度検知手段がベタ画像の濃度を検知したときに、前記ベタ画像検出手段の検出結果がベタ画像でない場合に異常と判断し、前記ベタ画像検出手段の検出結果がベタ画像である場合には異常と判断しない異常判断手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記濃度検知手段がベタ画像の濃度を検知したときに、前記ベタ画像検出手段の検出結果を参照すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記異常判断手段が異常と判断すると、前記潜像生成手段による潜像の生成を中断すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー像をロール紙に転写する長尺印刷の場合、
    前記異常判断手段が異常と判断すると、前記ロール紙をカットすること
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記異常手段が異常と判断した場合、
    前記濃度検知手段の検知濃度に応じて前記異常の原因を判定すること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像データに基づいて感光体に潜像を生成する潜像生成手段と
    前記潜像をトナー像とする現像手段と、
    前記トナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    前記画像データに含まれる黒ドット数をカウントし、黒ベタ画像か否かを検出するベタ画像検出手段と、
    前記濃度検知手段が黒ベタ画像の濃度を検知したときに、前記ベタ画像検出手段の検出結果が黒ベタ画像でない場合に異常と判断し、前記ベタ画像検出手段の検出結果が黒ベタ画像である場合には異常と判断しない異常判断手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2006156125A 2006-06-05 2006-06-05 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4748595B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006156125A JP4748595B2 (ja) 2006-06-05 2006-06-05 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006156125A JP4748595B2 (ja) 2006-06-05 2006-06-05 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007323000A JP2007323000A (ja) 2007-12-13
JP4748595B2 true JP4748595B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=38855828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006156125A Expired - Fee Related JP4748595B2 (ja) 2006-06-05 2006-06-05 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4748595B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5381462B2 (ja) 2009-07-29 2014-01-08 株式会社リコー 画像形成装置
JP5299186B2 (ja) * 2009-09-15 2013-09-25 株式会社リコー 画像形成装置、及び画像形成方法
JP5813605B2 (ja) * 2012-09-26 2015-11-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置および画像形成システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4337323B2 (ja) * 2002-10-04 2009-09-30 セイコーエプソン株式会社 画像形成装置および画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007323000A (ja) 2007-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5309527B2 (ja) 画像濃度制御方法及び画像形成装置
JP2009037141A (ja) 画像形成装置の管理装置及び管理システム
US6510292B1 (en) System and methods for reporting toner level in a partially sensed environment
JP6173280B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006039036A (ja) トナー濃度推定方法及び装置、並びにその装置を備えた画像形成装置
US20160334734A1 (en) Image forming device
JP5069971B2 (ja) 画像形成装置及び管理システム
JP4722648B2 (ja) 画像形成装置
JP6135164B2 (ja) 画像形成装置
JP4748595B2 (ja) 画像形成装置
JP2006145903A (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2008040441A (ja) 画像形成装置
JP5618176B2 (ja) 状態判別装置及びこれを用いた状態管理システム
US20200310315A1 (en) Image forming apparatus
JP4478446B2 (ja) 画像形成装置
JP2000206744A (ja) 画像形成装置
JP2004347929A (ja) 画像形成装置
JP2006308953A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2002278182A (ja) 画像形成装置
JPH10240085A (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP5251400B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成装置の印字方法
JP5253825B2 (ja) 画像形成装置
JP2007086332A (ja) 画像形成装置
KR20210009999A (ko) 용지함들의 잔여 수명에 기초한 용지함 선택
JPH10239980A (ja) 現像剤残量検出方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees