JP4746672B2 - 経路確認装置、経路確認システム、経路確認方法およびそのプログラム - Google Patents

経路確認装置、経路確認システム、経路確認方法およびそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークの経路確認技術に関する。
従来からネットワーク上において、経路確認装置からエッジノードへ、TTL(Time To Live)を任意の値に設定したパケットを送り、パケットが流れる際に通過する中継ノードを知ることで経路確認を行う方法(Traceroute、非特許文献1参照)が知られている。ここで、TTLとはパケットの有効期間を表す値であり、中継ノードはそのパケットを受信すると、そのTTLの値を1減少させ、次の中継ノードへ転送する。ここで、中継ノードがTTLの値を1減少させた結果、TTLの値が0になった場合、中継ノードはそのパケットを廃棄し、このパケットの廃棄通知を送信元(経路確認装置)へ送信する。
ここで、図8を用いて、経路確認装置100がTracerouteにより、経路確認を行う方法を説明する。図8は、経路確認装置がTracerouteにより、経路確認を行う方法を概念的に示した図である。ここでは、経路確認装置100からエッジノード50へのパケット転送にあたり、中継ノード20,30,…,40を通過する場合を例に説明する。また、経路確認装置100からエッジノード50までのホップ数=nとする。まず、経路確認装置100は、エッジノード50宛にTTLを1に設定したパケットを送信し、エッジノード50の確認応答を要求する。ここで、パケットが中継ノード20に到達すると、中継ノード20はTTLを0に設定した廃棄通知を経路確認装置100へ返す。経路確認装置100は、このような廃棄通知の受信によりエッジノード50への経路上に中継ノード20が存在することを確認する。また、この中継ノード20は、エッジノード50へパケットを送信する際に、1番目に通過する中継ノード(ホップ数が1の中継ノード)であることを確認する。同様に、経路確認装置100においてTTLを1加算した(つまり、TTL=2を設定した)パケットを送信すると、中継ノード30から廃棄通知が送信され、経路確認装置100は、この中継ノード30へのホップ数が2であることを確認する。
経路確認装置100は、以上のような処理を、エッジノード50からの確認通知を受信できるまで繰り返すことで、経路確認装置100からエッジノード50までの間でどの中継ノードを経由するかを知ることができる。つまり、経路確認装置100からエッジノード50までの経路確認を行うことができる。なお、ここで送信するパケットは、例えば、ICMP(Internet Control Message Protocol、非特許文献2参照)、UDP(User Datagram Protocol)、TCP(Transmission Control Protocol)等のパケットである。また、複数のエッジノード50への経路を同時に確認する方法として、複数のエッジノード50へ同時にパケットを送信する方法もある。
ここで、経路確認装置100がツリー構造のネットワークの経路確認を行う場合には、以下のような処理を行う。図9は、ツリー構造のネットワークの構成例を示した図である。
このようなツリー構造のネットワークにおいて、経路確認装置100が、Tracerouteにより、経路確認装置100からエッジノード50(50A〜50P)までの経路確認を行う場合、経路確認装置100は、エッジノード50(50A〜50P)それぞれへ、TTLの値を1から順に1ずつ加算したパケットを送信する。
例えば、経路確認装置100は、ホップ数=n−3の中継ノード20A,20Bへの経路を確認するために、TTLをn−3に設定したパケットをエッジノード50(50A〜50P)宛に送信する。ホップ数=n−3の中継ノード20A,20Bは、これらのパケットを廃棄するので、これらのパケットの廃棄通知を経路確認装置100へ返す。つまり、中継ノード20Aは、エッジノード50(50A〜50H)宛のパケットそれぞれについての廃棄通知を経路確認装置100へ返す。また、中継ノード20Bは、エッジノード50(50I〜50P)宛のパケットそれぞれについての廃棄通知を経路確認装置100へ返す。
また、経路確認装置100は、ホップ数=n−2の中継ノード30A,30Bへの経路を確認するために、TTL=n−2に設定したパケットをエッジノード50(50A〜50P)へ送信する。ホップ数=n−2の中継ノード30A,30Bは、これらのパケットを廃棄するので、このパケットの廃棄通知を経路確認装置100へ返す。つまり、中継ノード30Aは、エッジノード50(50A〜50H)宛のパケットそれぞれについての廃棄通知を経路確認装置100へ返す。また、中継ノード30Bも、エッジノード50(50I〜50P)宛のパケットそれぞれについての廃棄通知を経路確認装置100へ返す。
さらに、経路確認装置100は、ホップ数=n−1の中継ノード40A〜40Dへの経路を確認するために、TTL=n−1に設定したパケットをエッジノード50(50A〜50P)へ送信する。そして、ホップ数=n−1の中継ノード40A〜40Dは、これらのパケットを廃棄するので、中継ノード40Aは、エッジノード50(50A〜50D)宛のパケットそれぞれの廃棄通知を経路確認装置100へ返す。また、中継ノード40Bは、エッジノード50(50E〜50H)宛のパケットについての廃棄通知を経路確認装置100へ返す。さらに、中継ノード40Cも自身に接続するエッジノード50(50I〜50L)宛のパケットそれぞれについての廃棄通知を経路確認装置100へ返し、中継ノード40Dも自身に接続するエッジノード50(50M〜50P)宛のパケットそれぞれについての廃棄通知を経路確認装置100へ返す。経路確認装置100は、中継ノード20,30,40からのパケットの廃棄通知を受信すると、この受信した廃棄通知が、どのようなTTLの値を設定したパケットの廃棄通知か、どのエッジノード50宛のパケットの廃棄通知か、また、その廃棄通知の送信元の中継ノードはどの中継ノードかを判断して、図9に示すような経路を把握する。また、経路確認装置100は、TTL=nのパケットを各エッジノード50宛に送信し、これらのエッジノード50からの応答確認を受信することで、各エッジノード50が稼動しているか否かを確認する。
RFC1393、Traceroute Using an IP Option、[online]、[平成20年11月19日検索]、インターネット<URL: http://www.rfcsearch.org/rfcview?lookup_type=RFC&lookup_num=1393> RFC792、INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL、[online]、[平成20年11月19日検索]、インターネット、<URL: http://www.rfcsearch.org/rfcview?lookup_type=RFC&lookup_num=792 >
しかし、経路確認装置が、Tracerouteにより経路確認を行う場合、パケット送信後、中継ノードすべてからの廃棄通知を待たなくてはならない。ここで、経路確認装置から送信するパケットの数は、ネットワーク内のエッジノード数および中継ノードの数に比例して多くなるので、ネットワーク内のエッジノード数および中継ノードの数が多くなると、各中継ノードからの廃棄通知(およびエッジノードからの応答確認)の待ち時間も長くなる。よって、経路確認装置がネットワークの経路確認のために要する時間も長くなるという問題がある。このような問題は、図9に示すように、ツリー構造のネットワークの経路確認において特に顕著である。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、経路確認装置がネットワークの経路確認を行う際の時間を短縮することを目的とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、複数のエッジノードおよびこれらエッジノードへのパケットを転送する複数の中継ノードを含んでなるネットワークにおいて、エッジノード宛に所定のTTL(Time To Live)の値を設定したパケットを送信し、このパケットを廃棄した中継ノードから受信したパケットの廃棄通知をもとに、このパケットが転送される経路を確認する経路確認装置であって、エッジノードの識別情報と、ノード間接続情報とを記憶する記憶部と、送信したパケットの廃棄通知またはエッジノードからの当該パケットの受信の確認応答を受信したとき、当該経路確認装置から、廃棄通知または確認応答の送信元のノードまでのホップ数−1の値をTTLに設定したパケットを送信する処理を、廃棄通知または確認応答を受信するたび、このTTLの値が1になるまで繰り返す送信パケット制御部と、パケットを送信するパケット送信部と、送信したパケットに対する廃棄通知および確認応答を受信するパケット受信部と、送信したパケットに対する廃棄通知または確認応答を受信したとき、この廃棄通知または確認応答の送信元のノードの識別情報と、当該送信したパケットに設定したTTLの値と、当該送信したパケットの宛先のエッジノードの識別情報と、記憶部に記憶されたノード間接続情報とに基づき、同じエッジノード宛の送信パケットに対する応答を送信したノードであり、かつ、当該経路確認装置からのホップ数の差が1ホップであるノード同士を隣接するノードとして判断し、その判断結果に基づき、ネットワークにおいてパケットが転送されるノードおよびそのノードの当該経路確認装置からのホップ数を示したノード間接続情報を作成し、記憶部に記憶するノード間接続判定部とを備え、送信パケット制御部は、パケットを送信するとき、ノード間接続情報を参照して、そのパケットの宛先を、廃棄通知または確認応答の送信元のノード経由で接続するエッジノードのうち、いずれかのエッジノード宛とすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、複数のエッジノードおよびこれらエッジノードへのパケットを転送する複数の中継ノードを含んでなるネットワークにおいて、エッジノードの識別情報と、ノード間接続情報とを記憶する記憶部を備え、エッジノード宛に所定のTTL(Time To Live)の値を設定したパケットを送信し、このパケットを廃棄した中継ノードから受信したパケットの廃棄通知をもとに、このパケットが転送される経路を確認する経路確認装置が、送信したパケットに対する廃棄通知またはエッジノードからの当該パケットの受信の確認応答を受信するステップと、送信したパケットの廃棄通知または確認応答を受信したとき、ノード間接続情報を参照して、パケットの宛先を、廃棄通知または確認応答の送信元のノード経由で接続するエッジノードのうち、いずれかのエッジノード宛としたパケットを送信するステップと、送信したパケットに対する廃棄通知または確認応答の送信元のノードの識別情報と、当該送信したパケットに設定したTTLの値と、当該送信したパケットの宛先のエッジノードの識別情報とに基づき、同じエッジノード宛の送信パケットに対する応答を送信したノードであり、かつ、当該経路確認装置からのホップ数の差が1ホップであるノード同士を隣接するノードとして判断し、その判断結果に基づき、ネットワークにおいてパケットが転送されるノードを示したノード間接続情報を作成し、記憶部に記憶するステップとを、廃棄通知または確認応答を受信するたび、このTTLの値が1になるまで繰り返す経路確認方法とした。
このようにすることで、経路確認装置の送信パケット制御部は、ネットワークのエッジノードに接続する中継ノードの1ホップ以上手前の中継ノード(つまり、経路確認装置からエッジノードまでのホップ数をnとした場合、ホップ数=1〜n−2の中継ノード)を確認するためのパケットを送信するとき、この中継ノード経由で接続するエッジノードのうち、いずれかのエッジノードとしたパケットを送信すればよい。なお、この中継ノード経由で接続するエッジノードとは、当該中継ノードと1ホップ以上で接続することである。つまり、経路確認装置は、経路確認において、エッジノードの2ホップ以上手前の中継ノードを確認するとき、そのネットワーク内のすべてのエッジノードを宛先としたパケットを送信する必要がなくなる。よって、例えば、図9に示したネットワークにおいて、経路確認装置はTTL=n−2としたパケットを送信するとき、(1)エッジノード50A〜50Dのうちいずれか1つのエッジノードを宛先としたパケットと、(2)エッジノード50E〜50Hのうちいずれか1つのエッジノードを宛先としたパケットと、(3)エッジノード50I〜50Lのうちいずれか1つのエッジノードを宛先としたパケットと、(4)エッジノード50M〜50Pのうちいずれか1つのエッジノードを宛先としたパケットとの4つのパケットを送信し、このパケットに対する廃棄通知の受信を待てばよい。つまり、経路確認装置がネットワークの経路確認を行うとき、多くのパケットを送信する必要がなくなり、また、これらのパケットの応答を待ち時間も短縮できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の経路確認装置において、パケット送信部が最初に送信したパケットに対し、当該パケットの廃棄通知を受信したとき、送信パケット制御部は、当該経路確認装置から、この廃棄通知の送信元のノードまでのホップ数+1の値を、パケットのTTLに設定して送信する処理を、廃棄通知を受信するたび、エッジノードからの確認応答を受信するまで実行し、エッジノードそれぞれからの確認応答を受信したとき、送信パケット制御部は、パケット送信部が最初に送信したパケットに対する廃棄通知の送信元である第1のノードを始点として、当該経路確認装置から、第1のノードまでのホップ数−1の値を、パケットのTTLに設定し、第1のノード経由で接続するエッジノードのうち、いずれかエッジノードを宛先としたパケットを送信する処理を、TTLの値が1になるまで実行することを特徴とする。
このようにすることで、経路確認装置が最初に送信したパケットのTTLの値が、ネットワークのエッジノードまでのホップ数よりも小さかったため、エッジノードまで到達せず、中継ノード(第1のノード)からのパケットの廃棄通知を受信したとき、まず、Tracerouteにより、この第1のノードからエッジノードまでの経路確認を行う。そして、その後、第1のノードから経路確認装置までの経路確認を行う。つまり、経路確認装置は、最初のパケットの送信後、廃棄通知を受信したとき、Tracerouteにより、第1の中継ノードからエッジノードまでの経路確認を行う。その後、中継ノード(第1のノード)へ送信したパケットのTTLの値からその値を1つずつ減らしながらパケットを送信して、経路確認装置から第1のノードまでの経路確認を行う。よって、経路確認装置は、この経路確認装置からエッジノードまでのホップ数が分からない場合であっても、ネットワークの経路確認を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の経路確認装置において、送信パケット制御部が、エッジノード接続する第1のノードから、この第1のノードに接続するすべてのエッジノード宛のパケットに関する廃棄通知を受信したとき、当該経路確認装置から、廃棄通知の送信元のノードまでのホップ数−1の値をTTLに設定したパケットを送信する処理を、廃棄通知を受信するたび、このTTLの値が1になるまで繰り返し、パケットの送信処理後、次に、廃棄通知の送信元のノードまでのホップ数−1の値をTTLに設定したパケットを送信するまでの間に、当該経路確認装置から、エッジノードまでのホップ数の値をTTLに設定したエッジノード宛パケットを送信する処理を実行することを特徴とする。
このようにすることで、経路確認装置は、パケットを送信してから、そのパケットの廃棄通知の送信元のノードまでのホップ数−1の値をTTLに設定したパケットを送信するまでの間の時間を利用して、エッジノードに到達するパケット(エッジノード宛パケット)を送信する。よって、経路確認装置は、ネットワークの経路確認の合間の時間を利用してエッジノードの稼動確認行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の経路確認装置と、経路確認装置からのパケットを受信する複数のエッジノードおよび中継ノードとを含んでなる経路確認システムとした。
このようにすることで、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の経路確認装置を含む経路確認システムを実現できる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の経路確認方法をコンピュータである経路確認装置に実行させるためのプログラムとした。
このようなプログラムによれば、一般的なコンピュータに請求項5に記載の経路確認方法を実行させることができる。
本発明によれば、経路確認装置がネットワークの経路確認のために送信するパケット数を低減できるので、ネットワークの経路確認に要する時間を短縮することができる。また、経路確認に伴うネットワークの輻輳も抑制できる。
<第1の実施の形態>
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)を第1の実施の形態から第3の実施の形態に分けて説明する。
まず、図1を用いて、第1の実施の形態の経路確認装置の動作概要を説明する。図1は、第1の実施の形態の経路確認装置を含むネットワーク(システム)の構成例を示した図である。ここでは、ネットワークが、エッジノード50(50A,50B,50C,50D,50E,50F,50G,50H)と、このエッジノード50間を接続する中継ノード40(40A,40B),30と、経路確認装置10とを含む場合を例に説明する。ここで経路確認装置10は、中継ノード40経由で、エッジノード50それぞれへ所定のTTLの値を設定したパケット(試験用パケット)を送信し、その応答(パケットの廃棄通知または確認応答)を受信することで、経路確認装置10から各エッジノード50までの経路を確認する。なお、経路確認装置10A,10Bについては、第2の実施の形態および第3の実施の形態の項で説明する。
ここで、経路確認装置10からエッジノード50までのホップ数=nであり、中継ノード40(40A,40B)までのホップ数=n−1であり、中継ノード30までのホップ数=n−2であるものとする。
(1)まず、経路確認装置10は、エッジノード50A〜50H宛にTTL=nを設定したパケットを送信する。そして、このエッジノード50A〜50Hからの当該パケットの確認応答の受信により、エッジノード50A〜50Hの存在を確認する。
(2)エッジノード50A〜50Hの存在の確認後、経路確認装置10は、TTL=n−1(TTLの値を1減らした値)を設定したパケットを、エッジノード50A〜50H宛に送信する。そして、経路確認装置10は、この中継ノード40A,40Bからのパケットの廃棄通知の受信結果により、このエッジノード50A〜50Dに接続する中継ノードが中継ノード40Aであり、また、このエッジノード50E〜50Hに接続する中継ノードが中継ノード40Bであると判断する。つまり、経路確認装置10から送信したTTL=n−1のパケットは、エッジノード50A〜50Hまで到達せず、ホップ数=n−1の中継ノード40A,40Bにおいて廃棄される。よって、経路確認装置10は、中継ノード40Aから、この中継ノード40Aにおいてエッジノード50A〜50D宛のパケットを廃棄した旨の廃棄通知を受信し、これによりエッジノード50A〜50Dは中継ノード40Aと接続することが確認できる。また、同様に、経路確認装置10は、中継ノード40Bから、この中継ノード40Bにおいてエッジノード50E〜50H宛のパケットを廃棄した旨の廃棄通知を受信し、これによりエッジノード50E〜50Hは中継ノード40Bと接続することが確認できる。
(3)次に、経路確認装置10は、中継ノード40A,40Bの1ホップ手前の中継ノード30を調べるために、TTL=n−2を設定したパケットを送信する。ここで、経路確認装置10は、例えば、TTL=n−2でエッジノード50D宛のパケットと、エッジノード50G宛のパケットとを送信し、中継ノード30からの廃棄通知により、中継ノード40A,40Bに接続する中継ノード30を判断する。
すなわち、経路確認装置10は、前記した(2)の処理により、中継ノード40Aは、エッジノード50A〜50Dに接続し、中継ノード40Bは、エッジノード50E〜50Hに接続することを確認している。よって、経路確認装置10は、TTL=n−2で、エッジノード50A〜50Dのいずれか(例えば、エッジノード50D)を宛先としたパケットと、エッジノード50E〜50Hのいずれか(例えば、エッジノード50G)を宛先としたパケットとを送信する。つまり、経路確認装置10はエッジノード50A〜50Hすべてに宛てたパケットを送信する必要はない。そして、経路確認装置10は、中継ノード30から、これらのパケットの廃棄通知を受信し、その受信結果により、中継ノード40A,40Bがこの中継ノード30と接続することを確認する。
なお、ここでは図示を省略したが、ネットワーク内の中継ノード30の1ホップ手前に中継ノード(つまり、ホップ数=n−3の中継ノード)がある場合、この中継ノードと、中継ノード30との接続について確認するときには以下のようにすればよい。すなわち、経路確認装置10は、TTL=n−2のパケットに対する廃棄通知の結果から、中継ノード30はエッジノード50A〜50H宛のパケットを転送する中継ノードであることが分かるので、エッジノード50A〜50Hのいずれかを宛先とした、TTL=n−3のパケットを送信する。そして、そのホップ数=n−3の中継ノードからの当該パケットの廃棄通知を受信すると、その受信結果から、ホップ数=n−3の中継ノードがどの中継ノードと接続しているのかを確認する。
経路確認装置10が以上のような処理を実行することで、ネットワーク内の経路確認装置10からエッジノード50までの経由する中継ノード(経路)を確認するために送信するパケット数を低減することができる。よって、ネットワークの経路確認に要する時間を短縮できる。
<構成>
次に、このような経路確認装置10の構成を、図2のブロック図を用いて説明する。図2は、図1の経路確認装置の構成を示したブロック図である。
図2に示すように経路確認装置10の機能は、大きく、処理部11と、通信部12と、記憶部13と、入出力部14とに分けられる。
処理部11は、この経路確認装置10全体の制御を司り、ここでは主にエッジノード50宛にパケットを送信したパケットの応答(パケットの廃棄通知)により、経路確認装置10からエッジノード50までの経路確認を行う。通信部12は、処理部11から出力されたパケットをエッジノード50宛に送信したり、中継ノード30,40(図1参照)から、そのパケットに対する応答を受信したりする。記憶部13は、ネットワーク内のエッジノード50の識別情報(アドレス)や、処理部11により確認された経路(ノード間接続情報131)等を記憶する。入出力部14は、この経路確認装置10への各種指示入力や、記憶部13に記憶された情報を外部装置へ出力したりするための入出力インタフェースである。
処理部11は、この経路確認装置10が備えるCPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。通信部12は、NIC(Network Interface Card)等の通信インタフェースにより構成される。さらに、記憶部13は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成される。入出力部14は、入出力インタフェースから構成される。また、この経路確認装置10をプログラム実行処理により実現する場合、記憶部13には、この経路確認装置10の機能を実現するためのプログラムが格納される。
このような経路確認装置10の処理部11は、コントロール部111と、送信パケット制御部112と、ノード間接続判定部113と、表示処理部114とを含んで構成される。
コントロール部111は、処理部11全体の制御を司る。また、送信パケット制御部112は、通信部12経由で、エッジノード50宛に送信したパケットの応答(中継ノード30,40(図1参照)からの廃棄通知またはエッジノード50からの確認応答)を受信したとき、この応答を返してきたノード(中継ノードまたはエッジノード50)までのホップ数−1の値をTTLに設定したパケットを生成する。そして、生成したパケットをパケット送信部121経由で送信する。このような処理をTTLの値が1になるまで繰り返す。このとき、送信パケット制御部112は、このパケットの宛先を、この応答を返してきた中継ノードに接続するエッジノード50のうち、いずれか1つのエッジノード50宛とする。例えば、応答としてパケットの廃棄通知を返してきた中継ノードが、図9の中継ノード30A,30Bであった場合、この中継ノード30Aに接続するエッジノード50とは、エッジノード50A〜50Hであり、この中継ノード30Bに接続するエッジノード50とは、エッジノード50I〜50Pである。したがって、送信パケット制御部112が、TTL=n−3のパケットを送信するときには、エッジノード50A〜50Hのいずれかを設定したパケットと、エッジノード50I〜50Pのいずれかを設定したパケットとを送信すればよい。なお、この中継ノード30に、どのようなエッジノード50が接続しているかは、それまでに送信したパケットに対する応答に基づきノード間接続判定部113により作成されたノード間接続情報131(ネットワークの各ノード間の接続関係を示した情報)を参照することで確認することができる。
ノード間接続判定部113は、通信部12経由で各ノード(中継ノード30,40またはエッジノード50)から受信した応答(廃棄通知または確認応答)を参照して、各ノード間の接続関係を判断する。つまり、送信パケット制御部112は、各ノードへパケットを送信すると、この送信パケットの宛先のエッジノード50の識別情報およびTTLの値を記憶部13に一時的に記憶しておく。そして、ノード間接続判定部113は、この送信パケットの応答を受信すると、記憶部13に記憶しておいた当該送信パケットの宛先のエッジノード50の識別情報およびTTLの値と、記憶部13に記憶されたノード間接続情報131とを用いて、この送信パケットの応答の送信元のノードのうち、その送信パケットの宛先のエッジノード50と同じエッジノード50に接続し、かつ、ホップ数の差が1ホップであるノード同士を隣接するノードとして判断する。そして、その判断結果をノード間接続情報131に書き込む。
例えば、図1に示した例でいうと、経路確認装置10は、TTL=n−1の送信パケットに対する応答により、ホップ数=n−1の中継ノードは中継ノード40A,40Bであり、中継ノード40Aはエッジノード50A〜50Dに接続し、中継ノード40Bはエッジノード50E〜50Hに接続することを確認する。この場合において、経路確認装置10がTTL=n−2のパケットをエッジノード50D,50G宛に送信した場合を考える。ここでは、中継ノード30の1ホップ先のノードは中継ノード40A,40Bであるので、この中継ノード40A,40Bが、中継ノード30に接続する中継ノードの候補である。ここで、経路確認装置10が、エッジノード50D宛の送信パケットとエッジノード50G宛の送信パケットとの両方の送信パケットの廃棄通知を中継ノード30から受信したとき、経路確認装置10は、中継ノード30は中継ノード40A,40Bに接続することが分かるので、これらのノード同士が隣接するものとしてノード間接続情報131に情報を書き込む。
図2の表示処理部114は、入出力部14からの指示入力に基づきコントロール部111経由でノード間接続情報131の内容を読み出す。そして、読み出した内容を入出力部14経由で外部の出力装置(例えば、液晶モニタ)へ出力する。これにより、この経路確認装置10のユーザは、ネットワークの経路を視覚的に確認することができる。
通信部12は、パケット送信部121およびパケット受信部122を備える。このパケット送信部121は、送信パケット制御部112からコントロール部111経由で出力されたパケットを、エッジノード50宛に送信する。また、パケット受信部122は、エッジノード50からの確認応答および中継ノード30,40からのパケットの廃棄通知を受信し、コントロール部111へ出力する。
記憶部13は、ノード間接続情報131およびエッジノード情報132を記憶する。
ノード間接続情報131は、経路確認装置10から各エッジノード50までの経路を示した情報であり、どのエッジノード50とどの中継ノードとが接続され、どの中継ノード同士が接続されているかや、各ノードの経路確認装置10からのホップ数等を示した情報である。このノード間接続情報131は、ノード間接続判定部113がノード間の接続状態を確認するたびに更新され、最終的には経路確認装置10から各エッジノード50までの経路(ノード間の接続関係)を示した情報(例えば、図1や図9に例示したようなネットワーク構成図)が記述される。
エッジノード情報132は、ネットワーク内のエッジノード50の識別情報(例えば、エッジノード50のアドレス情報)を示した情報である。このエッジノード情報132は、予め入出力部14経由で入力される。
入出力部14は、処理部11からの出力結果を外部装置(例えば、出力装置等)へ出力したり、入力装置(図示省略)から入力された情報を処理部11へ出力したりする。
<処理手順>
次に、図2を参照しつつ、図3を用いて、このような経路確認装置10の処理手順を説明する。図3は、図2の経路確認装置の処理手順を示したフローチャートである。なお、ここでは、エッジノード情報132は、入出力部14経由で既に入力済みであるものとする。また、この経路確認装置10から各エッジノード50までのホップ数nを経路確認装置10に設定済みであるものとする。
まず、経路確認装置10の入出力部14からの指示入力に基づき、送信パケット制御部112は、コントロール部111およびパケット送信部121経由で、TTL=nを設定したパケット(試験パケット)を各エッジノード50へ送信する(S11)。このときのパケットの宛先となるエッジノード50の識別情報は、エッジノード情報132から読み出して設定する。
そして、送信パケット制御部112は、各エッジノード50からの応答確認の受信を待ち(S12)、各エッジノード50からの応答確認を受信したとき(S12のYes)、この受信結果を記憶部13のノード間接続情報131に記憶する。なお、S11でパケットを送信してから所定時間経過しても応答確認を受信できなかったときは、その旨をノード間接続情報131に記憶する。そして、送信パケット制御部112は、各エッジノード50宛のパケットを生成し(S13)、このパケットのTTLの値を、前回設定した値よりも1減らして、エッジノード50宛に送信する(S14)。つまり、送信パケット制御部112は、この経路確認装置10からみて、エッジノード50の1ホップ手前のノード(例えば、図1の中継ノード40A,40B)に到達するパケットを送信する。送信パケット制御部112は、送信したパケットのTTLの値と、宛先のエッジノード50の識別情報とを記憶部13の所定領域に記録しておく。
次に、送信パケット制御部112は、S14で送信したパケットに対し、各中継ノードからの当該パケットの廃棄通知の受信を待つ(S15)。ここで各中継ノードからの廃棄通知を受信したとき(S15のYes)、ノード間接続判定部113は、この廃棄通知と、今まで作成したノード間接続情報131とを参照して、この廃棄通知の送信元の中継ノードに隣接する中継ノードを判断し、ノード間接続情報131を作成する(S16)。このS16における、ノード間接続判定処理の詳細は後記する。
次に、送信パケット制御部112は、前回送信したパケットのTTLの値が1ではないことを確認すると(S17のNo)、この中継ノード経由で接続するいずれかのエッジノード50宛のパケットを生成する(S18)。一方、送信パケット制御部112は、前回送信したパケットのTTLの値が1であるときには(S17のYes)、処理を終了する。つまり、経路確認装置10は、1ホップ目の中継ノードまで、すべての経路が確認済みなので処理を終了する。
そして、S18に続いて、送信パケット制御部112は、TTLの値を1減らし、S18で生成したパケットを送信する(S19)。そして、S15へ戻り、各中継ノードからの当該パケットの廃棄通知の受信を待つ。
ここで、S16における、ノード間接続判定処理の詳細を、図1を参照しつつ説明する。例えば、図1に示すネットワーク構成において、経路確認装置10が、中継ノード40Aからエッジノード50A〜50D宛のパケットの廃棄通知を受信し、中継ノード40Bからエッジノード50E〜50Hのパケットの廃棄通知を受信したとき、ノード間接続判定部113は、ノード間の接続関係を以下のように判断する。すなわち、図2の送信パケット制御部112は、中継ノード40Aからエッジノード50A〜50D宛のパケットの廃棄通知を受信したとき、ノード間接続情報131を参照してエッジノード50A〜50Dのホップ数(n)を確認すると、中継ノード40Aとのホップ数との差は1なので、中継ノード40Aは、エッジノード50A〜50Dに隣接するノードと判断する。また、同様に、送信パケット制御部112は、中継ノード40Bからエッジノード50E〜50H宛のパケットの廃棄通知を受信したとき、ノード間接続判定部113はノード間接続情報131を参照して、エッジノード50E〜50Hのホップ数(n)を確認すると、中継ノード40Bとのホップ数の差は1なので、ノード間接続判定部113は、中継ノード40Bが、エッジノード50E〜50Hに隣接するノードと判断する。そして、ノード間接続情報131は、この判断結果をノード間接続情報131に書き込む。
また、同様に、図1の経路確認装置10が、中継ノード30からエッジノード50D,50G宛のパケットの廃棄通知を受信したとき、ノード間接続情報131を参照して、中継ノード40A,40Bのホップ数(n−1)およびこの中継ノード40A,40Bそれぞれに接続するエッジノード50を確認する。ここで、この中継ノード30と中継ノード40A,40Bとのホップ数との差は1であり、かつ、エッジノード50Dは、中継ノード40Aに接続し、エッジノード50Gは中継ノード40Bに接続することが分かるので、ノード間接続判定部113は、この中継ノード30が、中継ノード40A,40Bに隣接するノードと判断する。
以上説明した経路確認装置10によれば、ネットワーク内の経路確認を行うとき、この経路確認装置10からn−2ホップ以内の中継ノードの経路確認については、エッジノード50すべてを宛先としたパケットを送信する必要がなくなる。よって、経路確認装置10は経路確認のために送信するパケット数を低減でき、また、当該パケットの受信確認のための待ち時間も低減できるので、経路確認に要する時間を低減できる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態の経路確認装置10Aは、最初にエッジノード50宛に送信するパケットのTTLの値として、任意の値を設定したパケットを送信する。そして、そのパケットに対する応答が、確認応答であるか(つまりエッジノード50に到達したか)否かにより、経路確認装置10Aは、その後の処理を変えることを特徴とする。このときの処理手順の概要を、図4を用いて説明する。図4は、第2の実施の形態の経路確認装置の処理手順の概要を説明した図である。ネットワーク構成は、図9と同じである。
図4に例示するネットワーク構成において、経路確認装置10Aは、最初に、例えば、TTL=3を設定したパケットをエッジノード50A〜50P宛に送信する。ここで、図4に示すネットワーク構成では、経路確認装置10Aは、中継ノード40A〜40D(経路確認装置10からのホップ数=3の中継ノード)それぞれから、当該パケットの廃棄通知を受信する。これにより、経路確認装置10Aは、エッジノード50までのホップ数が3より大きいことを確認する。(1)よって、まず、経路確認装置10Aは、従来のTracerouteにより、エッジノード50までの経路確認を行う。つまり、経路確認装置10Aは、TTLの値を1つずつ増加させたパケットを送信する。そして、TTLの値を増加させ送信したパケットに対する応答をもとにノード間接続情報131を更新する。このような処理を各エッジノード50からの確認応答を受信できるまで繰り返す。例えば、図4に示すネットワーク構成の場合、エッジノード50のホップ数=4なので、TTL=4を設定したパケットを送信すると、各エッジノード50からの確認応答を受信する。そして、経路確認装置10Aは、最初に送信したパケットに対する中継ノード40(40A〜40D)からの廃棄通知および各エッジノード50からの応答確認に基づき、符号401に示すような経路を確認する。確認した経路は、ノード間接続判定部113がノード間接続情報131に記録する。
(2)次に、経路確認装置10Aは、第1の実施の形態と同様にTTLの値を1つずつ減少させながら、中継ノード40から経路確認装置10Aまでの経路を確認する。つまり、経路確認装置10Aは、TTL=2のパケットを送信→このパケットの廃棄通知を中継ノード30(30A,30B)から受信→受信確認後、TTL=1のパケットを送信→このパケットの廃棄通知を中継ノード20(20A,20B)から受信という処理を繰り返すことで、符号402に示すような経路を確認する。確認した経路は、ノード間接続判定部113がノード間接続情報131に記録する。
なお、経路確認装置10Aが、TTL=2のパケットを送信するときには、(1)で確認した経路をもとに、ホップ数=3の中継ノード40(40A〜40D)経由で接続するエッジノード50を確認する。そして、その確認結果から、エッジノード50A〜50Dのいずれかのエッジノード50宛のパケットと、エッジノード50E〜50Hのいずれかのエッジノード50宛のパケットと、エッジノード50I〜50Lのいずれかのエッジノード50宛のパケットと、エッジノード50A〜50Dのいずれかのエッジノード50宛のパケットとを生成し、送信する。また、TTL=1のパケットを送信するときには、TTL=2のパケットに対する廃棄通知の内容から確認できた経路から、エッジノード50A〜50Hのいずれかのエッジノード50宛のパケットと、エッジノード50I〜50Pのいずれかのエッジノード50宛のパケットとを生成し、送信すればよい。
このようにすることで、経路確認装置10Aは、各エッジノード50までのホップ数が分からない場合であっても経路確認を行うことができ、また、経路確認のために送信するパケット数も低減できる。よって、経路確認装置10Aが経路確認に要する時間を低減できる。
<処理手順>
次に、図2を参照しつつ、図5を用いて、経路確認装置10Aの処理手順を説明する。図5は、第2の実施の形態の経路確認装置の処理手順を示すフローチャートである。
まず、経路確認装置10Aの送信パケット制御部112は、TTL=n(nは、2以上の任意の自然数)を設定し、各エッジノード50へパケットを送信する(S21)。次に、送信パケット制御部112は、各エッジノード50宛に送信したパケットに対する応答として、このパケットの廃棄通知を受信したとき(S22のYes)、この廃棄通知に関する情報をノード間接続情報131に記憶しておく。次に、送信パケット制御部112は、TTLの値を1増やしたパケットを、各エッジノード50宛に送信し(S24)、この送信したパケットに対する確認応答または廃棄通知の受信を待つ(S25)。そして、確認応答または廃棄通知を受信すると(S25のYes)、ノード間接続判定部113は、この受信した確認応答または廃棄通知をもとにノード間の接続関係を判断し、ノード間接続情報131を作成する(S26)。そして、送信パケット制御部112は、S24でパケット送信後、所定時間以内にすべてのエッジノード50からの確認応答が受信できたことが確認できると(S27のYes)、図3のS13以降と同様の処理を行う。つまり、経路確認装置10Aは、ホップ数=n−1の中継ノードから、ホップ数=1の中継ノードまでの経路確認を行う。
また、S27で、送信パケット制御部112において、S24でパケット送信後、所定時間以内に、すべてのエッジノード50からは確認応答が受信できなかったが(S27のNo)、受信した応答がすべて確認応答であることが確認できたとき(S28のYes)、つまり、受信した応答にパケットの廃棄通知が含まれていなかったとき、図3のS13以降と同様の処理を行う。すなわち、送信パケット制御部112は、各エッジノード50へパケットを送信したが、エッジノード50の故障等によりすべてのエッジノード50からは確認応答が受信できない場合もある。このような場合、経路確認装置10Aは、受信した応答がすべて確認応答であること(つまり、受信した応答に廃棄通知が含まれてないこと)の確認できた段階で、図3のS13以降と同様の処理を実行する。
一方、S28において、送信パケット制御部112が受信した応答のすべてが確認応答でなかったとき(S28のNo)、つまり、受信した応答に、S24で送信したパケットの廃棄通知が含まれていた場合、S24へ戻る。
なお、S22で各エッジノード50宛に送信したパケットに対する応答として、このパケットの廃棄通知ではなく(S22のNo)、確認応答を受信したとき(S23のYes)、S27へ進み、ネットワークのすべてのエッジノード50からの確認応答を受信したか否かを確認する。
一方、送信パケット制御部112が、まだ廃棄通知も確認応答も受信できていないときは(S22のNo→S23のNo)、S22へ戻り、このいずれかの応答の受信を待つ。
以上説明した経路確認装置10Aによれば、各エッジノード50までのホップ数が分からない場合であっても経路確認を行うことができ、また、経路確認のために送信するパケット数も低減できる。よって、経路確認装置10Aが経路確認に要する時間を低減できる。
なお、経路確認装置10Aは、図6に例示するような、ホップ数が異なるエッジノード50を含むネットワークの経路確認を行う場合にも適用可能である。図6は、第2の実施の形態における経路確認装置を含むネットワーク構成例を示した図である。図6のネットワーク構成は、図9のネットワーク構成における、中継ノード40A,40Bに代えて、エッジノード50A,50Bが用いられている。つまり、ネットワークは、ホップ数=3のエッジノード50と、ホップ数=4のエッジノード50とが混在した構成になっている。このようなネットワーク構成において、経路確認装置10Aが、まず最初にTTL=3のパケットを送信すると、エッジノード50A,50Bからの確認応答を受信するが、中継ノード40C,40Dからはパケット廃棄通知を受信することになる。このような場合も、経路確認装置10Aは、TTLの値を3から1ずつ増やしてパケットを送信し、Tracerouteにより経路確認を行う。例えば、経路確認装置10Aは、TTL=3のパケットを送信し、この応答を受信した後、TTL=4を設定したパケットを、各エッジノード50宛に送信する。ここで送信するパケットの宛先となるエッジノード50は、エッジノード50A〜50Pでもよいが、確認応答を既に受信したエッジノード50A,50Bを除くエッジノード50、つまり、エッジノード50I〜50Pとするのが好ましい。これは、経路確認装置10Aが経路確認のために送信するパケット数を低減でき、また、当該パケットの受信確認のための待ち時間も低減できるので、経路確認に要する時間を低減できるからである。
このようにして、経路確認装置10Aは、TracerouteによりTTLの値を1ずつ増加させ、符号601に示すような経路を確認する。この後、経路確認装置10Aは、前記した図4の場合と同様に、TTLの値を1つずつ減少させながら、エッジノード50A,50Bおよび中継ノード40から経路確認装置10Aまでの経路を確認する。つまり、経路確認装置10Aは、TTL=2のパケットを送信→このパケットの廃棄通知を中継ノード30(30A,30B)から受信→受信確認後、TTL=1のパケットを送信→このパケットの廃棄通知を中継ノード20(20A,20B)から受信という処理を繰り返すことで、符号602に示すような経路を確認する。そして、これらの経路を組み合わせることで、ネットワーク全体のノード間接続情報131を作成する。
以上説明した経路確認装置10Aによれば、様々なホップ数のエッジノード50までの経路の経路確認を行うことができる。また、経路確認装置10Aが経路確認のために送信するパケット数を低減でき、また、当該パケットの受信確認のための待ち時間も低減できるので、経路確認に要する時間を低減できる。
<第3の実施の形態>
次に、適宜図1を参照しつつ、図7を用いて、第3の実施の形態の経路確認装置10Bを説明する。第3の実施の形態の経路確認装置10Bは、まず、TTL=n−1のパケットの送信し、次のパケットの送信までの空き時間を利用して、TTL=nのパケットを送信することを特徴とする。つまり、経路確認装置10Bは、ネットワーク内の経路確認の空き時間を利用して、各エッジノード50の稼動確認を行うことを特徴とする。
図7は、第3の実施の形態の経路確認装置10Bの動作概要を概念的に示した図である。図7に示すように、経路確認装置10Bは、まず、TTL=n−1を設定し、各エッジノード50を宛先として送信し、ホップ数=n−1の中継ノード(中継ノード20,30,40)からの、当該パケットの廃棄通知の受信を待つ。ここで、経路確認装置10BがTTL=n−1のパケット送信後、このパケットの廃棄通知の受信を完了するまでの時間、つまり、次にTTL=n−2のパケットを送信するまでの空き時間701を利用して、経路確認装置10Bは、TTL=nを設定したパケットをエッジノード50宛に送信する。また、TTL=n−2のパケットを送信後、このパケットの廃棄通知の受信を完了するまでの時間、つまり、次にTTL=n−3のパケットを送信するまでの空き時間702を利用して、経路確認装置10Bは、TTL=nを設定したパケットのうち、まだ送信していないエッジノード50宛のパケットを送信する。すなわち、経路確認装置10Bは、エッジノード50の稼動確認を行うためのパケットを、中継ノードからの廃棄通知の受信完了までの待ち時間を利用して送信するので、各エッジノード50への経路確認および稼動確認を効率よく行うことができる。
なお、前記した各実施の形態において経路確認装置10,10A,10Bは、各エッジノード50の稼動確認を省き、各エッジノード50までの経路確認のみを行うようにしてもよい。すなわち、経路確認装置10,10A,10Bからエッジノード50までのホップ数=nである場合において、この経路確認装置10,10A,10Bが、TTL=nのパケットの送信を省いてもよい。
なお、前記した各実施の形態において、経路確認装置10,10A,10Bは、各エッジノード50までの経路確認を行うこととしたが、これに限定されない。例えば、各中継ノードがパケットを受信したとき、そのパケットの確認応答を返すことができるノードであれば、その中継ノードからの確認応答をもとに、その中継ノードまでの経路確認を行うようにしてもよい。
また、前記した各実施の形態において、経路確認装置10,10A,10Bは、ノード間接続情報131を作成するとき、その中継ノード経由で接続するいずれかのエッジノード50宛のパケットを送信することとしたが、これに限定されない。例えば、図1に示すネットワーク構成において、経路確認装置10,10A,10BがTTL=n−2のパケットを送信するとき、中継ノード40A,40Bを宛先としたパケットを送信するようにしてもよい。このようにすることでも、ホップ数=n−2の中継ノード30が、ホップ数=n−1の、どの中継ノード40と隣接するかが分かる。また、経路確認装置10,10A,10Bは、パケットの宛先のエッジノード50を選択するとき、中継ノードに接続するエッジノード50群の中から複数のエッジノード50を選択して宛先としてもよい。例えば、図1に示すネットワーク構成において、経路確認装置10,10A,10Bは、TTL=n−2のパケットを送信するとき、中継ノード40Aに接続するエッジノード50C,50D、および、中継ノード40Bに接続するエッジノード50G,50Hをパケットの宛先として選択してもよい。
本実施の形態に係る経路確認装置10,10A,10Bは、前記したような処理を実行させるプログラムによって実現することができ、そのプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記録媒体(CD−ROM等)に記憶して提供することが可能である。
第1の実施の形態の経路確認装置を含むネットワークの構成例を示した図である。 図1の経路確認装置の構成を示したブロック図である。 図2の経路確認装置の処理手順を示したフローチャートである。 第2の実施の形態の経路確認装置の処理手順の概要を説明した図である。 第2の実施の形態の経路確認装置の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における経路確認装置を含むネットワーク構成例を示した図である。 第3の実施の形態の経路確認装置の動作概要を概念的に示した図である。 経路確認装置がTracerouteにより、経路確認を行う方法を概念的に示した図である。 ツリー構造のネットワークの構成例を示した図である。
符号の説明
10,10A,10B 経路確認装置
11 処理部
12 通信部
13 記憶部
14 入出力部
20(20A,20B),30(30A,30B),40(40A,40B,40C) 中継ノード
50(50A〜50P) エッジノード
111 コントロール部
112 送信パケット制御部
113 ノード間接続判定部
114 表示処理部
121 パケット送信部
122 パケット受信部
131 ノード間接続情報
132 エッジノード情報

Claims (6)

  1. 複数のエッジノードおよびこれらエッジノードへのパケットを転送する複数の中継ノードを含んでなるネットワークにおいて、前記エッジノード宛に所定のTTL(Time To Live)の値を設定したパケットを送信し、このパケットを廃棄した中継ノードから受信した前記パケットの廃棄通知をもとに、このパケットが転送される経路を確認する経路確認装置であって、
    前記エッジノードの識別情報と、ノード間接続情報とを記憶する記憶部と、
    前記送信したパケットの廃棄通知または前記エッジノードからの当該パケットの受信の確認応答を受信したとき、当該経路確認装置から、前記廃棄通知または前記確認応答の送信元のノードまでのホップ数−1の値をTTLに設定したパケットを送信する処理を、前記廃棄通知または前記確認応答を受信するたび、このTTLの値が1になるまで繰り返す送信パケット制御部と、
    前記パケットを送信するパケット送信部と、
    前記送信したパケットに対する前記廃棄通知および前記確認応答を受信するパケット受信部と、
    前記送信したパケットに対する廃棄通知または確認応答を受信したとき、この廃棄通知または確認応答の送信元のノードの識別情報と、当該送信したパケットに設定したTTLの値と、当該送信したパケットの宛先のエッジノードの識別情報と、前記記憶部に記憶されたノード間接続情報とに基づき、同じエッジノード宛の送信パケットに対する応答を送信したノードであり、かつ、当該経路確認装置からのホップ数の差が1ホップであるノード同士を隣接するノードとして判断し、その判断結果に基づき、前記ネットワークにおいて前記パケットが転送されるノードおよびそのノードの当該経路確認装置からのホップ数を示した前記ノード間接続情報を作成し、前記記憶部に記憶するノード間接続判定部とを備え、
    前記送信パケット制御部は、前記パケットを送信するとき、前記ノード間接続情報を参照して、そのパケットの宛先を、前記廃棄通知または前記確認応答の送信元のノード経由で接続するエッジノードのうち、いずれかのエッジノード宛とすることを特徴とする経路確認装置。
  2. 前記パケット送信部が最初に送信したパケットに対し、当該パケットの廃棄通知を受信したとき、前記送信パケット制御部は、当該経路確認装置から、この廃棄通知の送信元のノードまでのホップ数+1の値を、パケットのTTLに設定して送信する処理を、前記廃棄通知を受信するたび、前記エッジノードからの確認応答を受信するまで実行し、
    前記エッジノードそれぞれからの確認応答を受信したとき、前記送信パケット制御部は、前記パケット送信部が最初に送信したパケットに対する廃棄通知の送信元である第1のノードを始点として、当該経路確認装置から、前記第1のノードまでのホップ数−1の値を、パケットのTTLに設定し、前記第1のノード経由で接続するエッジノードのうち、いずれかエッジノードを宛先としたパケットを送信する処理を、前記TTLの値が1になるまで実行することを特徴とする請求項1に記載の経路確認装置。
  3. 前記送信パケット制御部は、前記エッジノード接続する第1のノードから、この第1のノードに接続するすべてのエッジノード宛のパケットに関する廃棄通知を受信したとき、当該経路確認装置から、前記廃棄通知の送信元のノードまでのホップ数−1の値をTTLに設定したパケットを送信する処理を、前記廃棄通知を受信するたび、このTTLの値が1になるまで繰り返し、
    前記パケットの送信処理後、次に、前記廃棄通知の送信元のノードまでのホップ数−1の値をTTLに設定したパケットを送信するまでの間に、当該経路確認装置から、前記エッジノードまでのホップ数の値をTTLに設定したエッジノード宛パケットを送信する処理を実行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の経路確認装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の経路確認装置と、前記経路確認装置からのパケットを受信する複数のエッジノードおよび中継ノードとを含んでなる経路確認システム。
  5. 複数のエッジノードおよびこれらエッジノードへのパケットを転送する複数の中継ノードを含んでなるネットワークにおいて、前記エッジノードの識別情報と、ノード間接続情報とを記憶する記憶部を備え、前記エッジノード宛に所定のTTL(Time To Live)の値を設定したパケットを送信し、このパケットを廃棄した中継ノードから受信した前記パケットの廃棄通知をもとに、このパケットが転送される経路を確認する経路確認装置が、
    前記送信したパケットに対する前記廃棄通知または前記エッジノードからの当該パケットの受信の確認応答を受信するステップと、
    前記送信したパケットの廃棄通知または前記確認応答を受信したとき、前記ノード間接続情報を参照して、パケットの宛先を、前記廃棄通知または前記確認応答の送信元のノード経由で接続するエッジノードのうち、いずれかのエッジノード宛としたパケットを送信するステップと、
    前記送信したパケットに対する廃棄通知または確認応答の送信元のノードの識別情報と、当該送信したパケットに設定したTTLの値と、当該送信したパケットの宛先のエッジノードの識別情報とに基づき、同じエッジノード宛の送信パケットに対する応答を送信したノードであり、かつ、当該経路確認装置からのホップ数の差が1ホップであるノード同士を隣接するノードとして判断し、その判断結果に基づき、前記ネットワークにおいて前記パケットが転送されるノードを示した前記ノード間接続情報を作成し、前記記憶部に記憶するステップとを、前記廃棄通知または前記確認応答を受信するたび、このTTLの値が1になるまで繰り返す経路確認方法。
  6. 請求項5に記載の経路確認方法をコンピュータである前記経路確認装置に実行させるためのプログラム。
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