JP4745043B2 - 電源回路 - Google Patents

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Description

本発明は、同期整流式の整流回路を備える電源回路、特に整流素子として動作する電界効果トランジスタを駆動する駆動回路の構成に関する。
近年、電子機器の小型化に伴い、電子機器にエネルギーを供給する電源回路にも小型化が要請されている。この要請に応えるために、電源としてDC/DCコンバータ方式が用いられており、不図示のトランスの1次巻線に接続されるインバータ部によって直流電圧を高周波交流の電圧に一旦変換した後に電力損失の小さい同期整流方式の整流部で再び直流電圧に変換することが行われている。つまり、小型の電源で負荷に見合った十分なエネルギーを供給するためには、電源装置の高効率化が必要とされる。電源装置の高効率化を達成するために、整流回路としては電界効果トランジスタ(以下、FETという。)を整流素子として用いる同期整流回路が広く知られている。
図示しないが、従来の同期整流回路は、トランスの2次巻線の一端に整流素子として動作するFETを直列に接続し、前記2次巻線の他端にその整流用FETのゲートを接続することによって、整流用FETを2次巻線に現出する電圧に同期させて駆動する回路が基本的なものとして広く知られている(例えば、特許文献1参照)。また、別の駆動方式として、トランスに第3の巻線を設け、その第3の巻線に生じる電圧をダイオードなどによって直流電圧に変換し、整流用FETのゲートに印加して駆動する方式がある(例えば、特許文献2参照)。さらに、トランスに第3の巻線を設け、その第3の巻線に生じる電圧をダイオードなどによって直流電圧に変換し、その直流電圧をトランジスタを介して整流用FETのゲートに印加して駆動する方式もある(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−189622公報 特開2003−125579公報 特開2003−189608公報
しかし、前掲特許文献1に記載されているような電源回路にあっては、トランスの2次巻線に発生する電圧で駆動しているので、出力電圧の大きさの影響を直接的に受け、特に出力電圧が低い、例えば3.3V以下の電源回路にあっては整流用FETを駆動するための駆動電圧が不足することがあり、不足する駆動電圧でFETを駆動すると、FETの電力損失が大きくなり、結果として電源回路全体の電力損失が大きくなる。逆に負荷電圧がかなり大きい場合には、制限抵抗器などによる駆動回路の損失が増大するという問題がある。また、更に駆動電圧が低い領域では整流用FETがオンせず、同期整流動作が不可能になり、また駆動損失が大きくなるという問題がある。
次に、前掲特許文献1、2に記載されているような電源回路にあっては、トランスに第3の巻線を備え、第3の巻線に発生する電圧で整流用FETを駆動しているので、第3の巻線の巻数を適切に選択することによって、出力電圧の影響を受けずに前掲の問題点は解決することができる。しかしながら、第3の巻線の電圧をダイオード又はダイオードとトランジスタなどを介して整流用FETのゲートに印加しているだけであるので、1次巻線に直列に接続されているスイッチング素子がオンするとき、一方の整流用FETのオフに遅れが生じ、電力損失が増えることがある。また、スイッチング素子がオフするときに他方の整流用FETのオフが遅く、電力損失が増えることがある。
したがって、本発明は前述の問題点を解決し、簡単な構成の駆動回路でもって整流用FETの動作を速めて電力損失を低減すると共に、定格出力電圧が低い電源回路であっても整流用FETを飽和させてその電力損失を低減し、また、定格出力電圧がかなり高い場合でも第3の巻線の巻数を適切に選定することによって、特別の保護部材を備えることなく整流用FETを破損することなく安定に動作させることを主目的としている。
第1の発明は、1次巻線と2次巻線と第3の巻線とを有するトランスと、前記1次巻線に直列に接続されているスイッチング半導体素子と、該スイッチング半導体素子を制御する制御回路と、前記2次巻線と直列に接続されている第1の整流素子と、前記2次巻線と前記第1の整流素子とに跨って接続されている第2の整流素子と、駆動回路と、前記第2の整流素子に跨って接続されている出力平滑用回路とを備える電源回路において、前記第1の整流素子及び前記第2の整流素子の少なくとも一方は整流用FETとして働くNチャネル型の電界効果トランジスタからなり、前記駆動回路は前記電界効果トランジスタを駆動するものであって、前記第3の巻線と、該第3の巻線のそれぞれの端子にカソードが接続され、かつアノード同士が一緒に接続された第1のダイオードと第2のダイオードと、該第2のダイオードに並列で、かつ互いに直列に接続されたインダクタンス素子とインピーダンス素子とからなり、前記電界効果トランジスタのゲートは、前記第3の巻線の一方の端子又は他方の端子に接続され、前記電界効果トランジスタのソースは、前記第1のダイオード及び前記第2のアノード同士の接続側に接続され、前記スイッチング半導体素子がオフすることにより、前記第3の巻線から前記インダクタンス素子に流れていた電流がゼロになり、前記インダクタンス素子に蓄えられていたエネルギーは前記スイッチング半導体素子がオフすることで順バイアスされる前記第2のダイオードを流れ、該第2のダイオードの順方向電圧降下が前記電界効果トランジスタのゲート電圧をソース電圧よりも低下させることを特徴とする電源回路を提供する。
第2の発明は、1次巻線と2次巻線と第3の巻線とを有するトランスと、前記1次巻線に直列に接続されているスイッチング半導体素子と、該スイッチング半導体素子を制御する制御回路と、前記2次巻線と直列に接続されている第1の整流素子と、前記2次巻線と前記第1の整流素子とに跨って接続されている第2の整流素子と、駆動回路と、前記第2の整流素子に跨って接続されている出力平滑用回路とを備える電源回路において、前記第1の整流素子及び前記第2の整流素子の少なくとも一方は整流用FETとして働くPチャネル型の電界効果トランジスタからなり、前記駆動回路は前記電界効果トランジスタを駆動するものであって、前記第3の巻線と、該第3の巻線のそれぞれの端子にアノードが接続され、かつカソード同士が一緒に接続された第1のダイオードと第2のダイオードと、該第2のダイオードに並列で、かつ互いに直列に接続されたインダクタンス素子とインピーダンス素子とからなり、前記電界効果トランジスタのゲートは、前記第3の巻線の一方の端子又は他方の端子に接続され、前記電界効果トランジスタのソースは、前記第1のダイオード及び前記第2のカソード同士の接続側に接続され、前記スイッチング半導体素子がオフすることにより、前記第3の巻線から前記インダクタンス素子に流れていた電流がゼロになり、前記インダクタンス素子に蓄えられていたエネルギーは前記スイッチング半導体素子がオフすることで順バイアスされる前記第2のダイオードを流れ、該第2のダイオードの順方向電圧降下が前記電界効果トランジスタのゲート電圧をソース電圧よりも高くすることを特徴とする電源回路を提供する。
本発明は、簡単な構成の駆動回路でもって整流用FETのオフ動作を高速化して電力損失を低減すると共に、定格出力電圧が低い電源回路であっても整流用FETを飽和させてその電力損失を低減し、また、定格出力電圧がかなり高い場合でも第3の巻線の巻数を適切に選定することによって、特別な保護部材を備えることなく整流用FETを破損することなく安定かつ確実に動作する電源回路を提供することができる。
[実施形態1]
図1及び図2によって本発明に係る電源装置の実施形態1について説明する。図1はこの電源装置100の回路構成を示す図、図2は電源装置100の各部の電圧波形又は電流波形を示す図である。図1において、直流入力端子1と2とに直列にトランス3の1次巻線3aとスイッチング用電界効果トランジスタ(以下、スイッチング用FETという。)4とが直列に接続されている。スイッチング用FET4は一般的な電力用のMOSFETなどであって、ボディダイオード(寄生ダイオード)を有するが、ボディダイオードは図示するのを省略する。直流入力端子1と2との間には、スイッチング用FET4を制御する制御回路5が接続されている。トランス3の2次巻線3bに直列に第1の整流素子として働く整流用FET6が接続され、トランス3の2次巻線3bと整流用FET6とに跨って第2の整流素子として働く整流用FET7が接続されている。整流用FET6、7はボディダイオード(寄生ダイオード)をそれぞれ有するが、ボディダイオードは図示するのを省略する。以下の実施形態でも同様である。
トランス3は、1次巻線3aと2次巻線3bとに磁気的に結合されている第3の巻線3cを有する。第3の巻線3cは、負荷に要求される電圧、つまり2次巻線3bの巻数に関係なく、整流用FET6と7とを飽和させて好ましい状態でオンオフ動作を行わせるのに適した電圧を得ることができる巻数に設定されている。この第3の巻線3cには第1のダイオードD1と第2のダイオードD2とからなる整流回路8が接続されている。第1のダイオードD1は第3の巻線3cの一端aにカソードが接続され、その他端bに第2のダイオードD2のカソードが接続され、アノード同士が互いに接続されている。また、第2のダイオードD2は第3の巻線3cと第1のダイオードD1とに跨って接続されている。整流回路8の出力側にはインダクタ9及びインピーダンス素子10が接続されている。実施形態1ではインピーダンス素子10は、互いに並列接続されているコンデンサ10aと抵抗10bとからなる。そして、整流用FET6のゲートは第3の巻線3cの一端bに制限用抵抗11を通して接続され、整流用FET7のゲートは第3の巻線3cの一端aに制限用抵抗12を通して接続されている。これら第3の巻線3cと整流回路8とインダクタ9とインピーダンス素子10とは、整流用FET6、7を好ましい状態で動作させる駆動回路を構成する。
一般的な同期整流回路と同様に、整流用FET6、7の出力側には出力平滑回路を構成する平滑用チョークコイル13と平滑用コンデンサ14とが接続され、直流出力端子15と16との間には電圧検出回路17及び負荷18が接続されている。電圧検出回路17により検出された電圧検出信号は、図示しないホトカプラ又はパルストランスのような1次−2次間を絶縁する絶縁回路19を通して制御回路5に帰還信号として入力される。整流回路8のダイオードD1とD2とのアノード同士を接続した側は、配線20によって通常接地される負側の直流出力端子16に接続されると同時に、整流用FET6、7の一方の主端子であるソース端子に接続されている。なお、この実施形態1ではスイッチング用FET4をスイッチング半導体素子の一例として示しているが、トランジスタ、IGBTなど他のスイッチング半導体素子でも勿論よい。
次に図2を用いて電源回路100の動作について説明する。図示しない商用交流電源又は発電機の交流電圧を不図示の整流回路で直流に変換した直流電圧又は蓄電池から直流電圧が不図示の電源スイッチを通して直流入力端子1と2に印加されると、制御回路5がスイッチング用FET4に図2(A)に示すような制御信号を与える。この制御回路5は一般的なものであり、出力電圧検出器17からの出力電圧検出信号を受けて、出力電圧が一定になるようにスイッチング用FET4をパルス幅制御する。例えば時刻t1で、制御回路5が図2(A)に示すような制御信号をスイッチング用FET4のゲートーソース間に与え、スイッチング用FET4をオンさせたとする。この場合、スイッチング用FET4のドレインーソース間電圧Vd−sは、図2(B)に示すように十分に低い電圧値となり、トランス3の1次巻線3aに電流が流れ、2次巻線3bには極性を示す黒点側に正の電圧が発生する。これと同時に、第3の巻線3cにも極性を示す黒点側、つまり端子aに対して端子bが正となる電圧が発生する。この状態は制御信号が再びゼロになる時刻t2まで続く。その電圧によって、整流回路8のダイオードD1は順バイアスされ、そのアノードーカソード間電圧Va−kは図2(C)に示すように低くなり、インダクタ9、インピーダンス素子10及び整流回路8のダイオードD1を介して電流が流れる。これに伴って、インダクタ9及びインピーダンス素子10の電圧が急速に上昇し、整流用FET6のゲートーソース間電圧Vg−sが図2(D)に示すように急激に上昇し、整流用FET6は急速にオンする。
これに伴い、時刻t1−t2では整流用FET6のドレインーソース間電圧Vd−sが図2(E)に示すように十分に低い電圧になり、電流が2次巻線3bの黒点側端子から平滑用チョークコイル13、平滑用コンデンサ14、負荷18及び整流用FET6を通して2次巻線3bの他端側に流れる。図2(F)に整流用FET6を流れる電流波形を示す。通常の動作範囲では、整流用FET6がオンしているときには、図2(G)に示すように平滑用チョークコイル13を流れる電流Icはほぼ直線的に増える。実施形態1では、整流用FET6のゲートーソース間にインダクタ9とインピーダンス素子10とが存在するので、整流用FET6がオンする際に図2(J)に示すように、整流用FET6のゲートーソース間電圧Vg−sが急速に上昇し、したがって整流用FET6が急速にオンする。このとき、整流用FET7のゲートーソース間電圧V−sは、図2(H)に示すように、0Vよりも若干低い電圧レベルにあり、したがって整流用FET7はオフ状態にあるから整流用FET7のドレインーソース間電圧Vd−sは、図2(I)に示すように高い電圧レベルにある。
次に、制御回路5からの制御信号が変化して、時刻t2でスイッチング用FET4のゲート−ソース間電圧Vg−sがゼロに低下すると、スイッチング用FET4がオフする。これに伴い、今までトランス3の第3の巻線3cからインダクタ9に流れていた電流Icはゼロになり、インダクタ9に蓄えられていたエネルギーがインピーダンス素子10及び整流回路8のダイオードD2を通して放出されて消費される。このとき、ダイオードD2の導通によって、整流用FET6のゲート電圧は接地電位である0VよりもダイオードD2の順方向電圧降下だけ低い負の電圧になる。つまり、整流用FET6のゲートがソースの電圧よりもダイオードD2の順方向電圧降下分だけ低くなるので、整流用FET6のゲート容量に充電されていた電荷が急速に放電され、整流用FET6はより高速でオフする。したがって、整流用FET6のオフ時の電力損失はより小さくなる。
他方では、スイッチング用FET4がオフするのに伴い、第3の巻線3cの電圧は反転して端子a側が端子b側よりも高くなり、整流回路8のダイオードD1は逆バイアスされてそのアノードーカソード間電圧Va−kは図2(C)に示すように高くなり、整流回路8のダイオードD2は順バイアスされてそのアノードーカソード間電圧Va−kは図2(J)に示すように低くなる。したがって、図2(H)に示すように、整流用FET7のゲートーソース間電圧V−sは正弦波状に高くなって、整流用FET7がオンする。整流用FET7のオンによって、整流用FET6がオンの期間にチョークコイル13に蓄えられたエネルギーは負荷18及び整流用FET7を通して放出される。整流用FET7を流れる電流の波形は図2(K)に示すようになる。したがって、平滑用チョークコイル13を流れる電流Icは、図2(G)に示すように次にスイッチング用FET4がオンするまでほぼ直線的に減少する。前述したように、第3の巻線3cの電圧が反転したとき、端子aの電圧は端子bの電圧に対して正となり、整流回路8のダイオードD1により阻止されるので、端子aの正の電圧は制限用抵抗12を介して整流用FET7のゲートに印加されてそのゲート容量を急峻に充電し、整流用FET7を高速でターンオンさせる。したがって、整流用FET7のオン時の電力損失をより軽減することができる。時刻t3で、図2(A)に示すように制御信号が再び上昇し、以後前述したような動作が繰り返される。
以上の説明から明らかなように、この実施形態1の電源回路では整流用FET6、7のスイッチング時における電力損失を低減することができ、また、負荷電圧の大小にかかわらず、第3の巻線を整流用FET6、7のスイッチングを適切に行うことのできる巻数に設定することによって、整流用FET6、7を安定、かつ低損失で動作させることができる。この実施形態1においては整流用FET6、7のどちらか一方がショットキーバリアダイオードのような順方向電圧降下の小さなダイオードでもよい。また、制御回路5の制御方式はパルス幅制御に制限されるものではない。また、実施形態1では電流検出回路及びその帰還回路については示していないが、必要に応じて備えればよい。
[実施形態2]
次に、図3によって実施形態2に係る電源回路200について説明する。図3において、図1で用いた記号と同じ記号は図1の部材と同じ名称の部材を示すものとする。電源回路100では整流用FET6、7としてNチャネル型のFETを用いたが、電源回路200ではPチャネル型の整流用FET6、7を用いている。整流用FET6、7がPチャネル型のFETである点を除いて、基本的な構成、動作は同じであるので、関連する異なる点についてだけ説明する。整流用FET6のゲートは、制限用抵抗11を介して第3の巻線3cの端子a、つまり極性を示す黒点側とは別の側の端子に接続される。整流用FET7のゲートは、制限用抵抗12を介して第3の巻線3cの端子b、つまり極性を示す黒点側の端子に接続される。したがって、第3の巻線3cの黒点側の端子bが負の極性の電圧、つまり端子aの電圧が正に変わるときに整流用FET6はオフするが、このときインダクタ9に蓄えられていたエネルギーがダイオードD2を通して放出されるので、ダイオードD2の順方向電圧降下分だけ、整流用FET6のゲートの電圧はソース電圧よりも高くなり、したがって、整流用FET6のゲート容量に充電されていた電荷は高速で放電され、整流用FET6が高速でオフする。この電源回路200においても整流用FETを安定に動作させることができると同時に、整流用FETのスイッチング損失を低減することができる。なお、整流回路8のダイオードD1とD2とのカソード同士は配線30によって、通常接地される負側の出力端子15に接続されると共に、整流用FET6、7の一方の主端子であるソース端子に接続されている。
[実施形態3]
次に、図4によって実施形態3に係る電源回路300について説明する。図4において、図1又は図3で用いた記号と同じ記号はそれら図の部材と同じ名称の部材を示すものとする。電源回路300では、整流用FET6のゲートは第3の巻線3cの端子bにゲート回路31を通して接続され、整流用FET7のゲートは第3の巻線3cの端子aにゲート回路32を通して接続されている。ゲート回路31、32は互いに同様な回路構成のもので、コンデンサ10aからなるインピーダンス素子10と並列に接続された2次側制御回路33からの制御信号A、Bで動作するものであり、例えば図示しないスイッチ半導体素子及び制限抵抗などからなる。2次側制御回路33はインピーダンス素子10のコンデンサ10aの電圧を電源電圧として動作し、出力電圧検出回路17からの検出電圧が過不足であるか判定して、過不足の状態が発生したらゲート回路31、32に信号を送出してゲート回路31、32をオフにし、整流用FET6、7のゲートを遮断して整流用FET6、7をオフさせるように制御するものである。2次側制御回路33が過電流制限などを行っても勿論よい。なお、整流回路8のダイオードD1とD2とのアノード同士を接続した側は配線40によって、通常接地される負側の直流出力端子16に接続されている。
電源回路300は電源回路100の動作とほとんど同じであるので、異なる動作だけについて説明する。スイッチング用FET4がオンし、トランス3の第3の巻線3cに電圧が発生している状態においては、その電圧が正常な範囲であると2次側制御回路33が判定したら、2次側制御回路33が出力する制御信号A、Bはゲート回路31、32をオンにする。したがって、第3の巻線3cの電圧が正常な範囲では、整流用FET6、7は前述した電源回路100と同様に動作する。次に、第3の巻線3cの電圧が2次側制御回路33に設定されている過電圧レベルを超えるとき、2次側制御回路33は過電圧状態を示す制御信号A、Bをゲート回路31、32に与えて、ゲート回路31、32をオフにし、整流用FET6、7のゲートを遮断して整流用FET6、7をオフにする。このとき、図示しないが、2次側制御回路33は制御回路5にも過電圧信号を送出し、スイッチ用FET4をオフさせる。これにより、二次側から確実に一次側の主回路を停止させることができる。また、第3の巻線3cの電圧が2次側制御回路33に設定されている最小電圧レベルよりも低下するときも、不足電圧の状態にあるものと判定して前述と同様に動作する。このような保護動作は、前述したように整流用FET6、7が高速で動作するので、より効果的に行われる。
[実施形態4]
次に、図5によって実施形態4に係る電源回路400について説明する。図5において、図1、図3、図4で用いた記号と同じ記号はそれら図の部材と同じ名称の部材を示すものとする。電源回路400は2台のDC−DCコンバータを並列接続した構成の電源であり、整流素子7Xとしてショットキーバリアダイオードのような順方向電圧降下の小さなダイオードが用いられている。整流素子7Xは2台のDC−DCコンバータで共通に用いられる。第2のトランス3’は1次巻線3’a、2次巻線3’b、第3の巻線3’cを有し、1次巻線3’aと直列にスイッチング用FET4’が接続されている。第2のトランス3’の2次巻線3’bと直列に第2の整流用FET6’が接続され、これらは整流素子7Xの両端に跨って接続されている。第3の巻線3’cにはダイオードD1’とD2’とからなる第2の整流回路8’が接続され、その出力側には第2のインダクタ9’と第2のインピーダンス素子10’とが接続されている。また、第3の巻線3’cの極性を示す黒点側には制限用抵抗11’を介して整流用FET6’のゲートが接続されている。インピーダンス素子10’は互いに並列接続されているコンデンサ10’aと抵抗10’bとからなる。ここでトランス3’の第3の巻線3’c、第2の整流回路8’、第2のインダクタ9’及び第2のインピーダンス素子10’は第2の整流用FET6’を駆動するための第2の駆動回路を構成する。なお、整流回路8のダイオードD1とD2とのアノード同士を接続した側、及び整流回路8’のダイオードD1’とD2’とのアノード同士を接続した側は配線40によって、直流出力端子16に接続されている。
整流用FET6’は、第2のトランス3’における第3の巻線3’cの黒点側に正の電圧が誘起されるときに、正の電圧をゲートに受けて瞬時にオンする。また、第3の巻線3’cの黒点側に負の電圧が誘起されるときに、第2の整流回路8’におけるダイオードD1’は導通せず、ダイオードD2’はインダクタ9’に蓄えられたエネルギーにより導通し、整流用FET6’のゲートに接地電位よりもダイオードD2’の順方向電圧降下分だけ低い負の電圧を印加する。したがって、整流用FET6’のゲート容量に充電されていた電荷は急峻に放電され、整流用FET6’は高速でオフとなる。なお、スイッチング用FET4とスイッチング用FET4’とが同時にオンオフ動作を行っても良いし、あるいは半サイクルごとに分け、その交互の半サイクル内でスイッチング用FET4とスイッチング用FET4’と別々にオンオフ動作を行っても良い。整流用FET6及び6’がオフになると、平滑用チョークコイル13に蓄積されているエネルギーは整流素子7Xを介して放出される。なお、出力電圧検出回路及び帰還回路などについては図示するのを省略している。
[実施形態5]
次に、図6によって実施形態5に係る電源回路500について説明する。図6において、図1、図3、図4、図5で用いた記号と同じ記号はそれら図の部材と同じ名称の部材を示すものとする。トランス3は同一方向に巻かれた二つの1次巻線3a、3a’を互いに直列に接続してなる1次巻線と、同一方向に巻かれた二つの2次巻線3b、3b’を互いに直列に接続してなる2次巻線とを有する。また、トランス3は第3の巻線3c、第4の巻線3dを備える。1次巻線3aと3a’との接続点には直流入力端子1に接続され、1次巻線3aと3a’の他端にはMOSFETのようなスイッチング用半導体素子4Aと4Bの一方の主端子が接続され、他方の主端子同士は保護用抵抗61を通して直流入力端子2に接続されている。スイッチング用半導体素子4Aと4Bは、制御回路5からの制御信号によって交互にオンオフ動作を行う。
二つの2次巻線3bと3b’との接続点は平滑用チョークコイル13を通して一方の直流出力端子15に接続され、2次巻線3b、3b’の他端はそれぞれ第1、第2の整流用FET6、6’のドレイン端子に接続され、ソース端子は他方の直流出力端子16に接続されている。第4の巻線3dにはダイオードD1’、D2’からなる第2の整流回路8’が接続され、その出力側には第2のインダクタ9’と第2のインピーダンス素子10’とが接続されている。第2の整流用FET6’のゲートも第1の整流用FET6と同様にして、ダイオードD1’とD2’とのカソード同士と第2のインダクタ9’との接続点側に接続されている。そして、第1の整流回路8のダイオードD2と第2の整流回路8’のダイオードD2’のアノード側はそれぞれの配線60、60’によって、負側の直流出力端子16に接続されると共に、第1、第2の整流用FET6、6’のソース端子に接続されている。なお、第2のインピーダンス素子10’は互いに並列接続されたコンデンサ10’aと抵抗10’bとからなる。ここで、第4の巻線3d、第2の整流回路8’、第2のインダクタ9’及び第2のインピーダンス素子10’は第2の整流用FET6’を駆動するための第2の駆動回路を構成する。
この電源回路500においても、整流用FET6、6’のオフ時にはそれぞれのインダクタ9、9’のエネルギーがダイオードD2、D2’を通して放出されることによって、それらダイオードD2、D2’の順方向電圧降下分だけゲート電圧がソース電圧よりも低くなるので、整流用FET6、6’のターンオフが高速かつ安定に行われる。また、それぞれの第3の巻線3cとインダクタ9とインピーダンス素子10、第4の巻線3dとインダクタ9’とインピーダンス素子10’の作用によって、整流用FET6、6’は負荷電圧の大小にかかわらず確実かつ安定にオン動作を行う。なお、2次巻線3b、3b’、及び第3の巻線3c、第4の巻線3dの極性によって、整流用FET6と6’とは交互にオンオフ動作を行い、整流用FET6と6’とがオフの期間に平滑用チョークコイル13のエネルギーは整流素子7Xを通して放出される。なお、この実施形態5においても整流素子7XとしてFETを用いても良い。この場合には、トランス3に更に巻線を付加し、前記第1又は第2の駆動回路と同様な構成の第3の駆動回路を付加すればよい。
[実施形態6]
次に、図7によって実施形態6に係る電源回路600について説明する。図7において、図1、図3ないし図6で用いた記号と同じ記号はそれら図の部材と同じ名称の部材を示すものとする。電源回路600では、Nチャネル型MOSFETからなるスイッチング半導体素子4A、Pチャネル型MOSFETからなるスイッチング半導体素子4Bとコンデンサ71と72をブリッジ構成にしたハーフブリッジ型インバータをトランス3の1次巻き線3aに接続している。この動作については良く知られているので説明を省略する。トランス3の2次側の回路構成は基本的には前述の電源回路500と同様であるので説明を省くが、インピーダンス素子10、10’がそれぞれ互いに並列接続されたツェナーダイオード10a、10’aと抵抗10b、10’bとからなる。その2次回路の動作は前述と同じであるので説明を省く。
[実施形態7]
次に、図8によって実施形態7に係る電源回路700について説明する。図8において、図1、図3ないし図7で用いた記号と同じ記号はそれら図の部材と同じ名称の部材を示すものとする。電源回路700では、Nチャネル型MOSFETからなるスイッチング半導体素子4Aと4B、Pチャネル型MOSFETからなるスイッチング半導体素子4Cと4Dをブリッジ構成にしたフルブリッジ型インバータをトランス3の1次巻線3aに接続している。このフルブリッジ型インバータの動作については良く知られているので、説明を省略する。また、トランス3の2次側の回路構成は前述の電源回路500と同様であり、動作も同様であるので、説明を省くが、この電源回路700でも前述した電源回路と同様な効果を得ることができる。
以上述べたように、本発明の電源回路によれば、トランスに1次巻線、2次巻線の他に一つ以上の巻線を付加し、その巻線に、アノード同士又はカソード同士が接続された一組のダイオードを有する整流回路とインダクタとインピーダンス素子とを接続すると共に、整流用FETのゲートを前記整流回路の出力に接続することにより、整流用FETのオン動作の際には、そのゲートーソース間に前記インダクタとインピーダンス素子とが存在し、また整流用FETのオフ動作の際には、そのゲートーソース間に前記ダイオードと前記インダクタとインピーダンス素子とが存在する。したがって、負荷電圧の大小にかかわらず、整流用FETを安定かつ確実に動作させることができることは勿論のこと、整流用FETのスイッチング動作を高速化することができ、そのスイッチング時の電力損失を低減でき、低損失の電源回路を提供することができる。なお、電源回路300〜700においても、電源回路200のように整流用FETとしてPチャネル型のFETを用いてもよい。また、Nチャネル型のFETとPチャネル型のFETとを組み合わせることもできる。
本発明の実施形態1に係る電源回路100を示す図である。 本発明の電源回路100における各部の電圧波形又は電流波形を示す図である。 本発明の実施形態2に係る電源回路200を示す図である。 本発明の実施形態3に係る電源回路300を示す図である。 本発明の実施形態4に係る電源回路400を示す図である。 本発明の実施形態5に係る電源回路500を示す図である。 本発明の実施形態6に係る電源回路600を示す図である。 本発明の実施形態7に係る電源回路700を側面から見た部分断面図である。
符号の説明
1、2・・・直流入力端子
3、3’・・・トランス
3a、3a’・・・トランス3の1次巻線
3b、3b’・・・トランス3の2次巻線
3c・・・トランス3の第3の巻線
3d・・・トランス3の第4の巻線
4・・・スイッチング半導体素子
5・・・制御回路
5・・・制御回路
6、6’・・・整流用FET
7・・・整流素子(又は整流用FET)
8、8’・・・整流回路
9、9’・・・インダクタ
10、10’・・・インピーダンス素子
11、12・・・制限用抵抗
13・・・平滑用チョークコイル
14・・・平滑用コンデンサ
15、16・・・直流出力端子
17・・・出力電圧検出抵抗器
18・・・負荷
19・・・絶縁回路
31・・・2次側制御回路
20、30、40、50、60、70、70’・・・配線

Claims (2)

  1. 1次巻線と2次巻線と第3の巻線とを有するトランスと、前記1次巻線に直列に接続されているスイッチング半導体素子と、該スイッチング半導体素子を制御する制御回路と、前記2次巻線と直列に接続されている第1の整流素子と、前記2次巻線と前記第1の整流素子とに跨って接続されている第2の整流素子と、駆動回路と、前記第2の整流素子に跨って接続されている出力平滑用回路とを備える電源回路において、
    前記第1の整流素子及び前記第2の整流素子の少なくとも一方は整流用FETとして働くNチャネル型の電界効果トランジスタからなり、
    前記駆動回路は前記電界効果トランジスタを駆動するものであって、前記第3の巻線と、該第3の巻線のそれぞれの端子にカソードが接続され、かつアノード同士が一緒に接続された第1のダイオードと第2のダイオードと、該第2のダイオードに並列で、かつ互いに直列に接続されたインダクタンス素子とインピーダンス素子とからなり、
    前記電界効果トランジスタのゲートは、前記第3の巻線の一方の端子又は他方の端子に接続され、前記電界効果トランジスタのソースは、前記第1のダイオード及び前記第2のアノード同士の接続側に接続され、
    前記スイッチング半導体素子がオフすることにより、前記第3の巻線から前記インダクタンス素子に流れていた電流がゼロになり、前記インダクタンス素子に蓄えられていたエネルギーは前記スイッチング半導体素子がオフすることで順バイアスされる前記第2のダイオードを流れ、該第2のダイオードの順方向電圧降下が前記電界効果トランジスタのゲート電圧をソース電圧よりも低下させることを特徴とする電源回路。
  2. 1次巻線と2次巻線と第3の巻線とを有するトランスと、前記1次巻線に直列に接続されているスイッチング半導体素子と、該スイッチング半導体素子を制御する制御回路と、前記2次巻線と直列に接続されている第1の整流素子と、前記2次巻線と前記第1の整流素子とに跨って接続されている第2の整流素子と、駆動回路と、前記第2の整流素子に跨って接続されている出力平滑用回路とを備える電源回路において、
    前記第1の整流素子及び前記第2の整流素子の少なくとも一方は整流用FETとして働くPチャネル型の電界効果トランジスタからなり、
    前記駆動回路は前記電界効果トランジスタを駆動するものであって、前記第3の巻線と、該第3の巻線のそれぞれの端子にアノードが接続され、かつカソード同士が一緒に接続された第1のダイオードと第2のダイオードと、該第2のダイオードに並列で、かつ互いに直列に接続されたインダクタンス素子とインピーダンス素子とからなり、
    前記電界効果トランジスタのゲートは、前記第3の巻線の一方の端子又は他方の端子に接続され、前記電界効果トランジスタのソースは、前記第1のダイオード及び前記第2のカソード同士の接続側に接続され、
    前記スイッチング半導体素子がオフすることにより、前記第3の巻線から前記インダクタンス素子に流れていた電流がゼロになり、前記インダクタンス素子に蓄えられていたエネルギーは前記スイッチング半導体素子がオフすることで順バイアスされる前記第2のダイオードを流れ、該第2のダイオードの順方向電圧降下が前記電界効果トランジスタのゲート電圧をソース電圧よりも高くすることを特徴とする電源回路。
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