JP4744907B2 - 撓み連結したプラテンを備えたx−yスピンスタンドプラットフォーム - Google Patents

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Description

本発明はスピンスタンドに関し、詳しくは、ハードディスクドライブの読み書き磁気ヘッドアセンブリの検査に使用するスピンスタンドに関する。
ハードディスクドライブの記憶容量は、組み込まれる読み書き磁気ヘッドアセンブリの精度及び感度の進歩により増大し続けており、それに連れて読み書き磁気ヘッドアセンブリの製造はますます難かしいものとなり、大半が、ハードディスクドライブに組み込む以前に検査されるようになっている。
読み書き磁気ヘッドアセンブリは、検査に際し、代表的には、一般にスピンスタンドと称する検査システム上に配置される。スピンスタンドには、代表的にはスライドブレーキアセンブリが組み込まれ、このスライドブレーキアセンブリが、あたかもハードディスクアセンブリに組み込んだかの如き動作を読み書き磁気ヘッドアセンブリに再現させる。スライドブレーキアセンブリは、代表的には低分解能レベルでの位置決めが可能であるが、高分解能レベルでの精密位置決め(micropositioning)用スタンドを含んでいる。
ハードディスクドライブの、各プラッター表面上で同中心をなす各データトラック密度は増大し続けている(即ち、現在のハードディスクドライブの1インチ(約2.54cm)当たりのトラック密度(tpi)は50,000〜100,000もの高さである)。
トラック密度が増大し続けるのに伴い、スライドブレーキアセンブリの位置決め分解能も上げて行く必要がある。例えば、トラック密度が50,000tpiであるハードディスクドライブ用の読み書き磁気ヘッドアセンブリを正しく検査するためのスライドブレーキアセンブリ(従って読み書き磁気ヘッドアセンブリ)の位置決め分解能は、代表的にはトラック幅の1/100とするべきである。故に、スライドブレーキアセンブリ及び精密位置決め用スタンド組合せ体の位置決め分解能は0.0000002インチ(約0.000005mm)となる。こうした高レベルの位置決め分解能は、代表的には、付加電圧に基づいて伸縮する圧電結晶を含む精密位置決め用スタンドを使用することにより達成される。従って、代表的な検査に際しては、スライドブレーキアセンブリを使用して読み書き磁気ヘッドアセンブリを全体的に位置決めし、次いで精密位置決め用スタンドを使用して、読み書き磁気ヘッドアセンブリを適宜のハードディスクドライブの上方あるいは下方に正確に位置付けする。
代表的な検査シーケンスでは被検査読み書き磁気ヘッドアセンブリは精密位置決め用スタンドに取り付けられ、次いで、スピンドルに取り付けた磁気ディスクがハードディスクドライブの目標動作速度(即ち、代表的には5,400〜20,000rpmの間)で旋回される。読み書き磁気ヘッドアセンブリは、スライドブレーキアセンブリによって、回転する磁気ディスクの検査位置に全体的に近接して位置決めされ、次いで、精密位置決め用スタンドによって正確に位置決めされる。読み書き磁気ヘッドアセンブリは、正確に位置決めされた後、一連のデータ読み書き指令を受け、かくしてその精度及び感度が検証される。
予測される如く、読み書き磁気ヘッドアセンブリは、正確に位置決めされ得ることに加え、かなりの高速で再位置決めされるべきでもある。例えば、読み書き磁気ヘッドアセンブリは磁気ディスクが1回転する間に第1検査位置から第2検査位置に移動し得ることが望ましい。この移動時間は磁気ディスクの回転速度が20,000rpmである場合は3ミリ秒となる。
現在のスピンスタンド設計では、代表的には、そうした急速な再位置決めを容易化するためのスライドブレーキアセンブリが含まれる。スピンスタンドはレールアセンブリ及びエアベアリングを使用して粗く位置決めされ、圧電結晶を使用して微細に位置決めされ、真空脱気プラテンを使用して花崗岩の表面に締め付けられる。残念なことに、多数のエアベアリングを用いると全体的な精度が低下することがしばしばある。

本発明の1実施例によれば、本来平坦な表面に剛性連結した固定台座を含むXYプラテン位置決めシステムが提供される。固定台座には、固定台座に沿ってX軸方向に摺動自在であるようにXY中間プレートが摺動自在に連結される。XY中間プレートには、XY中間プレートに沿ってY軸方向に摺動自在であるようにXYステージが摺動自在に連結される。XYステージにはプラテンが、XYステージに関しX軸及びY軸方向において拘束され且つZ軸方向には可動であるように撓み自在に連結される。
以下の特徴の1つ以上も含まれ得る。X軸錠止装置がXY中間プレートを固定台座に一時的に連結することで、XY中間プレートを固定台座に関して安定化させ得る。X軸錠止装置は固定台座の一部分と接触するアクチュエータを含み得る。
Y軸錠止装置がXYステージをXY中間プレートに一時的に連結することで、このXYステージをXY中間プレートに関して安定化させ得る。Y軸錠止装置はXYステージの一部分と接触するアクチュエータを含み得る。
1つ以上の撓み体をXYステージ及びプラテンに撓み自在に取り付け得る。予備付加装置をXYステージとプラテンとの間に位置決めし、撓み体がY軸方向に座屈する恐れを低下させることで、プラテンをXYステージに関して安定化させることができる。
XYプラテン位置決めシステムは読み書き磁気ヘッドアセンブリを受ける形態とした精密位置決め用スタンドを含み得る。精密位置決め用スタンドは、読み書き磁気ヘッドアセンブリを精密位置決めするための圧電結晶を含み得る。
1つ以上のベアリングアセンブリがXY中間プレートを固定台座に摺動自在に取り付け得る。X軸リニアアクチュエータが、固定台座に関するXY中間プレートの動作を制御し得る。
1つ以上のベアリングアセンブリが、XYステージをXY中間プレートに摺動自在に取り付け得る。Y軸リニアアクチュエータが、XY中間プレートに関するXYステージの動作を制御し得る。
本発明の他の実施例ではスピンスタンドプラットフォームが設けられ、このスピンスタンドプラットフォームが、本来平坦な表面上でのプラテンの三次元運動を制限するように精密位置決め用スタンドを支持するための、真空予備付加された空気ベアリングプラテン(以下、単にプラテンとも称する)を含んでいる。精密位置決め用スタンドは読み書き磁気ヘッドアセンブリを支持するようになっている。少なくとも1つのアクチュエータが、本来平坦な表面上の所望のXY位置にプラテンを移動する。ある装置がプラテンから空気を除去し、プラテンをZ軸に沿って移動させ、次いで本来平坦な表面の所望の位置に固定させる。
本発明の他の実施例では、スピンスタンドプラットフォームが、本来平坦な表面上でのプラテンの三次元運動が制限されるように精密位置決め用スタンドを支持する空気ベアリングプラテンを含んでいる。精密位置決め用スタンドは読み書き磁気ヘッドアセンブリを支持するようになっている。少なくとも1つのアクチュエータが、本来平坦な表面上の所望のXY位置にプラテンを移動する。1つの装置がプラテンから空気を除去し、プラテンをZ軸に沿って移動させ、次いで本来平坦な表面の所望の位置で固定する。
以下の特徴の1つ以上も含まれ得る。スライドブレーキアセンブリは、本来平坦な表面に剛性連結した固定台座と、固定台座に沿ってX軸方向に摺動自在であるように固定台座に摺動自在に連結したXY中間プレートと、XY中間プレートに沿ってY軸方向に摺動自在であるようにXY中間プレートに摺動自在に連結したXYステージと、を含む。
スピンスタンドプラットフォームは、XY中間プレートを固定台座に一時的に連結することによってXY中間プレートを固定台座に関して安定化させるためのX軸錠止装置を含み得る。X軸錠止装置は、固定台座の一部分と接触するアクチュエータを含み得る。
スピンスタンドプラットフォームは、XYステージをXY中間プレートに一時的に連結することによってXYステージをXY中間プレートに関して安定化させるためのY軸錠止装置を含み得る。Y軸錠止装置は、XYステージの一部分と接触するアクチュエータを含み得る。
1つ以上の撓み体をXYステージ及びプラテンに撓み自在に取り付け得る。予備付加装置をXYステージとプラテンとの間に位置決めし、撓み体がY軸方向に圧縮されて座屈する恐れを低下させることで、プラテンをXYステージに関して安定化させることができる。
スピンスタンドプラットフォームは精密位置決め用スタンドを含み得、この精密位置決め用スタンドは、読み書き磁気ヘッドアセンブリを受ける形態のものであり得る。精密位置決め用スタンドは、読み書き磁気ヘッドアセンブリを精密位置決めするための圧電結晶を含み得る。
1つ以上のベアリングアセンブリが、XY中間プレートを固定台座に摺動自在に取り付け得る。X軸リニアアクチュエータが、XY中間プレートの、固定台座に関するX軸方向の動作を制御し得る。1つ以上のベアリングアセンブリが、XYステージをXY中間プレートに摺動自在に取り付け得る。Y軸リニアアクチュエータが、XYステージの、XY中間プレートに関するY軸方向の動作を制御し得る。
スライドブレーキアセンブリが、本来平坦な表面に剛性連結した固定台座を含み得る。XY中間プレートは、固定台座に沿ってY軸方向に摺動自在であるように固定台座に摺動自在に連結され得る。XY中間プレートにはプラテンが、XY中間プレートに沿ってX軸方向に摺動自在且つ撓み自在であるように連結される。
Y軸錠止装置が、XY中間プレートを固定台座に一時的に連結することにより、XY中間プレートを固定台座に関して安定化させる。Y軸錠止装置には、固定台座の一部分と接触するアクチュエータが含まれ得る。
X軸錠止装置が、プラテンをXY中間プレートに一時的に連結することにより、プラテンをXY中間プレートに関して安定化させる。X軸錠止装置には、固定台座の一部分と接触するアクチュエータが含まれ得る。
1つ以上の撓み体をXY中間プレート及びプラテンに撓み自在に取り付け得る。プラットフォームは、読み書き磁気ヘッドアセンブリを受ける形態で有り得る精密位置決め用スタンドを含み得る。精密位置決め用スタンドは、読み書き磁気ヘッドアセンブリを精密位置決めするための圧電結晶を含み得る。
1つ以上のベアリングアセンブリがXY中間プレートを固定台座に摺動自在に取り付け得る。Y軸リニアアクチュエータが、XY中間プレートの、固定台座に関するY軸方向移動を制御し得る。
1つ以上のベアリングアセンブリがプラテンをXY中間プレートに摺動自在に取り付け得る。X軸リニアアクチュエータが、プラテンの、XY中間プレートに関するX軸方向の動作を制御し得る。
本発明の更に他の実施例では、スピンスタンドプラットフォームが、精密位置決め用スタンドを支持するための空気ベアリングプラテンを含み、プラテンは、本来平坦な表面上での三次元運動が制限され、精密位置決め用スタンドが、読み書き磁気ヘッドアセンブリを支持するようになっている。少なくとも1つのアクチュエータが、本来平坦な表面上の所望のXY位置にプラテンを移動する。真空予備付加装置がプラテンから空気を除去し、プラテンをZ軸に沿って安定化させ、プラテンの、本来平坦な表面上に画定されたZ軸方向距離を維持する。
更に他の実施例では、スピンスタンドプラットフォームが、精密位置決め用スタンドを支持する空気ベアリングプラテンを含み、このプラテンは、本来平坦な表面上での三次元運動が制限され、精密位置決め用スタンドは読み書き磁気ヘッドアセンブリを支持するようになっている。スライドブレーキアセンブリが、本来平坦な表面上の所望のXY位置にプラテンを移動させる。真空予備付加装置がプラテンから空気を除去し、プラテンをZ軸に沿って安定化させ、プラテンの、本来平坦な表面上に画定されたZ軸方向距離を維持する。
以下の特徴の1つ以上も含まれ得る。スライドブレーキアセンブリは、本来平坦な表面に剛性連結した固定台座と、固定台座に沿ってX軸方向に摺動自在であるように固定台座に摺動自在に連結したXY中間プレートと、XY中間プレートに沿ってY軸方向に摺動自在であるようにXY中間プレートに摺動自在に連結したXYステージと、を含み得る。1つ以上の撓み体をXYステージ及びプラテンに撓み自在に取り付け得る。これらの1つ以上の撓み体がY軸方向に座屈する恐れを低下させるように、予備付加装置をXYステージとプラテンとの間に位置決めし、XYステージに対してプラテンを安定化させることができる。
スライドブレーキアセンブリは、本来平坦な表面に剛性連結した固定台座を含み得、XY中間プレートが、固定台座に沿ってY軸方向に摺動自在であるように固定台座に摺動自在に連結され得る。プラテンが、XY中間プレートに沿ってX軸方向に摺動自在であり且つプラテンが、XY中間プレートに関してZ軸方向に可動であるようにXY中間プレートに摺動自在に且つ撓み自在に連結され得る。1つ以上の撓み体をXY中間プレート及びプラテンに撓み自在に取り付け得る。
本発明の更に他の実施例によれば、プラテンを、直交するX軸、Y軸、Z軸を有する座標系に関して位置決めするためのシステムが、本来平坦な表面に剛性連結した固定台座を含んでいる。XY中間プレートが、固定台座に沿ってY軸方向に摺動自在であるようにXY中間プレートに摺動自在に連結される。プラテンが、XY中間プレートに沿ってX軸方向に摺動自在であり且つプラテンが、XY中間プレートに関してZ軸方向に可動であるようにXY中間プレートに摺動自在に且つ撓み自在に連結され得る。1つ以上の撓み体をXY中間プレート及びプラテンに撓み自在に取り付け得る。
以下の特徴の1つ以上も含まれ得る。Y軸錠止装置が、XY中間プレートを固定台座に一時的に連結することにより、XY中間プレートを固定台座に関して安定化させ得る。Y軸錠止装置には、固定台座の一部分と接触するアクチュエータが含まれ得る。
X軸錠止装置が、プラテンをXY中間プレートに一時的に連結することにより、プラテンをXY中間プレートに関して安定化させ得る。X軸錠止装置には、XY中間プレートの一部分と接触するアクチュエータが含まれ得る。
1つ以上の撓み体を、XY中間プレート及びプラテンに撓み自在に取り付け得る。プラテンは、読み書き磁気ヘッドアセンブリを受ける形態を有し得る精密位置決め用スタンドを含み得る。精密位置決め用スタンドは、読み書き磁気ヘッドアセンブリを精密位置決めするための圧電結晶を含み得る。
1つ以上のベアリングアセンブリが、XY中間プレートを固定台座に摺動自在に取り付け得る。Y軸リニアアクチュエータが、XY中間プレートの、固定台座に関する動作を制御し得る。
1つ以上のベアリングアセンブリがプラテンをXY中間プレートに摺動自在に取り付け得る。X軸リニアアクチュエータが、プラテンの、XY中間プレートに関する動作を制御し得る。
かくして、解決しようとする課題は、X軸及びY軸の各運動に関して抑制されるが、Z軸方向には自由に動作可能なプラテンを含む改良されたスピンスタンドを提供することである。
図1には、スピンスタンドプラットフォーム10(以下、単にスピンスタンド10とも称する)がX、Y、Z座標系に関して例示されている。スピンスタンド10は、エアベアリングプラテン12と、エアベアリングスピンドル14と、台座19の平坦面18上でのプラテン12の位置決めを可能とするスライドブレーキアセンブリ16とを含んでいる。台座19は、代表的には、本来寸法的に安定し且つ振動を吸収する塊体を提供する花崗岩スラブである。
プラテン12(詳細は以下に説明する)は、このプラテン上に位置決めされた精密位置決めスタンド20にして、ハードディスクドライブに組み込むに先立って検査するべき読み書き磁気ヘッドアセンブリ22(読み書き磁気ヘッド24Aを含む)を受ける形態とした精密位置決めスタンド20を含む。
先に説明したように、検査手順において、スピンドルに取り付けた磁気ディスク24がエアベアリングスピンドル14に配置され、読み書き磁気ヘッドアセンブリ22を内部に配置するハードディスクドライブの動作速度(即ち、代表的には5,400及び20,000rpmの間)で旋回される。スライドブレーキアセンブリ16が、読み書き磁気ヘッドアセンブリ22(及び読み書き磁気ヘッド24A)を、回転する磁気ディスク24及び精密位置決めスタンド20の上方(あるいは下方)の所望の検査位置に接近して全体的に位置決めし、次いで、精密微動制御下に読み書き磁気ヘッドアセンブリ22(及び読み書き磁気ヘッド24A)を磁気ディスク24の適宜のトラックの上方あるいは下方に精密位置決めする。斯界に良く知られるように、精密位置決めスタンド20は代表的には圧電結晶を含み、この圧電結晶が印加される電圧信号によって伸縮することで、読み書き磁気ヘッドアセンブリ22を磁気ディスク24上の所望のトラックに関して極めて正確に位置決めする。精密に位置決めされた読み書き磁気ヘッド24Aには一連のデータを読み書きする指令が出され、かくして読み書き磁気ヘッドアセンブリ22が検証される。
スライドブレーキアセンブリが、平坦面18に剛性連結した固定台座26を含む。XY中間プレート28が、XY中間プレートがX軸方向(即ちX軸に沿って)摺動(固定台座26に関して)し得るように固定台座26に摺動自在に連結される。代表的には、1つ以上のベアリングアセンブリ(図示せず)が、1つ以上のX軸ベアリングレール(例えばレール29)を介し、XY中間プレート28及び固定台座26に摺動自在に連結される。X軸直線アクチュエータ30(例えば、イスラエル,YokneamのNanomotion社の製造するスタンディングウェーブモーター)が、固定台座26に関するXY中間プレート28のX軸方向移動を制御する。
スライドブレーキアセンブリ16はXYステージ32をも含み、このXYステージ32はY軸方向(即ちY軸に沿って)に摺動(XY中間プレート28に関して)し得るようにXY中間プレート28に摺動自在に連結される。1つ以上のベアリングアセンブリ(図示せず)が、1つ以上のY軸ベアリングレール、(例えばレール33)を介してXYステージ32とXY中間プレート28とを摺動自在に連結する。Y軸直線アクチュエータ34(例えばイスラエル,YokneamのNanomotion社の製造するスタンディングウェーブモーター)が、XY中間プレート28に関するXYステージ32のY軸移動を制御する。
撓み性の材料(例えばアルミニュームあるいは鋼)から構成され、第1端部をXYステージ32に、第2端部をプラテン12に各剛着した1つ以上の撓み体36、38を介し、プラテン12がXYステージ32に撓み自在に取り付けられる。撓み体36、38は、本来プラテン12のZ軸方向の移動を許容し、他方、X軸及びY軸方向での移動を抑止する。
図1に示す実施例では、撓み体36及び38はX軸に沿った(Y軸に沿った長さに関しての)実質的な幅寸法を有し、かくしてXYステージ32に関するプラテン12のねじれの度合いが軽減され、可動のプラテンの、主に安定性が増長される。代表的には、撓み体36、38は、X軸に沿った双方向動作やY軸に沿った単方向動作(例えば、プラテン12を引っ張る場合のような引張力下での)を生じないようにされる。
また、プラテン12を押したときにY軸圧縮性の撓み体が座屈する恐れを低減させるために、予備負荷装置40(例えば、ソレノイド式あるいは空気圧式のアクチュエータ)が、プラテン12とXYステージ32との間に非圧縮性のY軸カップリングを提供してプラテン12を安定化(XYステージ32に関して)させる。例えば、予備負荷装置40をXYステージ32に取付け、伸延させてプラテン12と接触させ得、あるいはプラテン12に取付け、伸延させてXYステージ32と接触させ得る。予備負荷装置40は、XYステージ32とプラテン12との間に被圧縮性カップリングを提供するが、XYステージ32とプラテン12との間におけるZ軸方向の動作に干渉することはない。
プラットフォーム10の操作中、エアベアリングプラテン12は平坦面18の上方の画定されたZ軸方向距離(例えば、250マイクロインチ(約25.4mm/1,000,000))に維持され、かくして、平坦面18上でのプラテン12の摩擦の無い動作が可能となる。この、画定されたZ軸方向距離は、平坦面18とプラテン12との間の間隙に付加される圧縮空気(即ち、大気圧に関して正圧の、例えば、+10psi(68950Pa))と、真空(即ち、大気圧に関して負圧の、例えば、−2psi(−13790Pa))とを調和させることにより維持される。一般に、図示された実施例におけるように、真空はベアリングに予備負荷を付加するために使用される。他の実施例では重力ベース、磁気ベース、の各予備負荷方法、あるいはこれら3つの形式の組み合わせのようなその他の予備負荷方法を使用することが可能である。
プラテン12を位置決め及び安定させるための時間を最小限化することが望ましい。従って、X軸直線アクチュエータ30及びY軸直線アクチュエータ34はプラテン12の急加速及び急減速を提供し、スライドブレーキアセンブリ16は、プラテンをX軸及びY軸に関して安定させるためのX軸錠止装置42及びY軸錠止装置44を含む。代表的にはX軸錠止装置42及びY軸錠止装置44はX軸及びY軸の動作の停止後においてのみ適用される。
検査中、XY中間プレート28がX軸に沿って位置決めされると、X軸錠止装置42(代表的にはXY中間プレート28に取り付けられ、図示しないアクチュエータを含む)X軸錠止レール46(固定台座26に組み込まれた)と接触し、XY中間プレート28を固定台座26に関して安定化させる。
同様に、XYステージ32がY軸に沿って位置決めされると、Y軸錠止装置44(代表的にはXYステージ32に取り付けられ、図示しないアクチュエータを含む)がY軸錠止レール48(XYステージ32に組み込まれた)と接触し、XY中間プレート28に関してXYステージ32を安定化させる。
図2を参照するに、空気ベアリングプラテン12の断面が示され、圧縮空気供給ライン100が圧縮空気を、この圧縮空気量が増大するに従い間隙寸法(即ち、画定されたZ軸方向距離)が大きくなる状態下に複数の圧力通路102、104、106及び排出ノズル108、110、112を介してプラテン12の下方表面に分与される。
また、真空ライン114、複数の真空通路116、118、120、そして複数の真空ポート122、124、126を介し、真空予備負荷が付加され得る。この形態では、真空が付加され、圧縮空気が供給されない場合、プラテン12の下方表面と平坦面18との間の空気は除去され(この部分の圧力が比較的低下する)る。この低圧化により、プラテン12は平坦面18に係合し間隙(即ちZ軸方向距離)は減少してゼロとなる。
図2にはプラテン12の1実施例が示されるが、プラテン12の個別の及び全ての要素を例示するものではない。
次ぎの検査手順において、プラテン12はスライドブレーキアセンブリ16によって粗く位置決めされ、所望のZ軸方向距離を維持するための圧縮空気が(供給ライン100を介して)間隙に付加される。更に、予備負荷(即ち、圧縮空気の発生する上向きの力に対向する下向きの力)を適宜の水準に維持するための、また、間隙を所望の幅で安定化させてZ軸方向に沿った所望のスチフネスを提供させるための真空が(真空ラインを介して)付加され得る。あるいは、前記下向きの力を磁気的(即ち、強磁性体の平坦面と、磁化したプラテンを使用して)に、あるいは重力的(即ち、プラテン12の重量を調節することにより)に生じさせ得る。
本発明の好ましい1実施例では、プラテン12を正確に位置決めするとプラテンが下方の平坦面18にクランプ留め(clump down)される。このクランプ作動は、真空を一定に維持しつつ圧縮空気の正圧を減少させることによって、あるいは圧縮空気の正圧を一定に保ちつつ真空の負圧を増大させることによって、あるいはこれらの組み合わせによって実現され得る。例えば、正圧を10psi(68950pa)、負圧を−2psi(−13790pa)とするとプラテン12は“浮上”し、正圧を10psi(68950pa)、負圧を−10psi(−68950pa)とすればプラテンは“クランプ留め”される。
プラテンは、供給ライン100により供給される正圧を低下させ、真空ライン114を介して付加される真空水準を増大させることにより、あるいはそれらの組み合わせにより、平坦面にクランプ留めされる。プラテン12がXYステージ32に撓み自在に連結され、撓み体36、38が撓むことから(図で仮想線で示される撓み体36’、38’の如く)、プラテン12に真空を付加すると間隙から空気が除去され、プラテン12が引き下ろされ得る。これにより、間隙は減少してゼロとなり、かくして、読み書き磁気ヘッドアセンブリ22の正確且つ安定状態下での検査が容易化される。
検査手順が完了すると真空が除去されあるいは圧縮空気が再付加され、かくしてプラテン12と平坦面18との間の間隙が復元され、プラテン12の再位置決めが可能となる。
図3を参照するに、別態様の実施例におけるプラテン12’の下方表面150が示され、真空ポート154を介して脱気される中央真空凹所152を有している。真空ポート154は図示されない真空ラインに取り付けられる。プラテン12’の周囲には1つ以上の圧縮空気供給ポート、例えばポート156、158、160、162、164が配置される。各圧縮空気ポートには図示されない圧縮空気供給ラインが連結される。代表的には、空気分与チャンネル166(即ち、プラテン12’の下方表面150内に加工したチャンネル)が、プラテン12’の下方表面150を横断しての圧縮空気分与を許容する。更に、中央真空凹所152と、圧縮空気供給ポート156、158、160、162、164との間には、中央真空凹所152を包囲する大気圧等化チャンネル168が位置決めされ、この大気圧等化用チャンネル168が、チャンネル170、172を介し、プラテン12’の下方表面150の周囲に沿って大気圧に連結される。
図4〜図6を参照するに、別態様におけるスピンスタンドプラットフォーム200がXYZ座標軸系に関して示され、図4にはスピンスタンドプラットフォーム200の概略斜視図が示され、図5にはスピンスタンドプラットフォーム200の平面図が示され、図6にはスピンスタンドプラットフォーム200の側面図が示される。
スピンスタンドプラットフォーム200は、空気ベアリングプラテン202と、空気ベアリングスピンドル204と、台座210の平坦面208の上方でのプラテン202の位置決めを許容するスライドブレーキアセンブリ206を含んでいる。代表的には、台座210は花崗岩スラブである。
プラテン202は、このプラテン上に位置決めされ且つハードディスクドライブに組み込むに先立って検査するべき読み書き磁気ヘッドアセンブリ214(読み書きヘッド216を含む)を受ける形態とした精密位置決め用スタンド212を含む。
スライドブレーキアセンブリ206は、平坦面208に剛性連結した固定台座218を含む。この固定台座218にはXY中間プレート220が、Y軸方向(即ちY軸に沿って)に摺動(固定台座218に関して)し得るように固定台座218に摺動自在に連結される。代表的には、1つ以上のベアリングアセンブリ222、224が、1つ以上のY軸ベアリングレール226、228を介してXY中間プレート220と固定台座218とを摺動自在に連結する。Y軸リニアアクチュエータ(図示せず)が、固定台座218に関するXY中間プレート220のY軸方向移動を制御する。
プラテン202は、X軸方向(即ちX軸方向に沿って)での摺動(XY中間プレート220に関しての)が許容されるように、XY中間プレート220に摺動自在に連結される。この場合でも、1つ以上のベアリングアセンブリ230、232が、X軸ベアリングレール(例えばレール234)を介してプラテン202とXY中間プレート220とを摺動自在に連結する。
X軸リニアアクチュエータ236が、XY中間プレート220に関するプラテン202のX軸方向移動を制御する。
撓み性の材料(例えばアルミニュームあるいは鋼)から構成され、その第1端部をベアリングアセンブリ230、232(レール234を介してXY中間プレート220に撓み自在に取り付けた)に剛着し、第2端部をプラテン202に剛着した1つ以上の撓み体238、240を介して、プラテン202がXY中間プレート220に撓み自在に取り付けられる。先に説明した実施例におけるように、撓み体238、240がプラテン202のZ軸方向移動を許容し、他方、X軸及びY軸方向の移動を抑止する。
図4〜図6に示す実施例では、撓み体238、240はX軸方向(Y軸方向の長さに関する)に沿った実質的な幅寸法を有するストリップ状の要素である。代表的には、撓み体238、240はX軸方向に沿った双方向的動作と、Y軸方向(例えば、プラテン202を引っ張る如き張力下での)に沿った単方向的な動作とを有効に抑止する。
プラテン202は、代表的には、X軸リニアアクチュエータ236の内部で可動の摺動アセンブリ244に連結したブラケットアセンブリ242を含む。従って、X軸リニアアクチュエータ236に制御電流を印加すると、摺動アセンブリ244がX軸リニアアクチュエータ236の長手方向に沿った適宜のX軸方向位置に位置決めされ得、結局、プラテン202が適宜のX軸方向位置に位置決めされ得る。更には、摺動アセンブリ244はZ軸方向に沿って自由に移動する(X軸リニアアクチュエータ236に関して)形態とされる。摺動アセンブリ244を形態付けするに際しては、そのZ軸方向の移動量が、プラテン202を平坦面208上に錠止させ得るに実質的に十分であるように寸法付けされる。更には、プラテン202をY軸方向に正確に位置決めし得るよう、摺動アセンブリ244はY軸方向の遊び(即ち、X軸リニアアクチュエータ236に関する摺動アセンブリ244のY軸方向移動量)が最小化されるようにするべきである。
プラットフォーム200の操作中、プラテン202は平坦面208の上方の画定されたZ軸方向距離(例えば、250マイクロインチ(約25.4mm/1,000,000))の位置に維持され、かくして、平坦面208の上方でのプラテン202の摩擦の無い移動が許容される。画定されたZ軸方向距離は、平坦面208とプラテン202との間に付加する圧縮空気及び真空の割合を調和させることにより維持される。先に議論したように、真空は一般にプラテン202を予備負荷するために使用される。別の実施例では、重力ベース式、磁気ベース式、あるいはこれら3つのタイプを組み合わせた予備負荷方法を使用することができる。
図1に示す実施例に於けるように、プラテン202を位置決め及び安定化するために要する時間を最小化することが望ましい。図示されないY軸アクチュエータ及びX軸アクチュエータ236が、プラテン202の急加速及び急減速を提供する。更には、スライドブレーキアセンブリ200が、プラテン202をX軸及びY軸の夫々において安定化させるためのX軸錠止装置及びY軸錠止装置(何れも図示せず)を含む。代表的には、X軸錠止装置及びY軸錠止装置はX軸方向及びY軸方向の移動が停止した後においてのみ適用される。
プラテン202は、正しく位置決めされると代表的には平坦面208にクランプ留め(先に議論した如く)される。これにより、結局、プラテン202と平坦面208との間の間隙は減少してゼロとなり、読み書き磁気ヘッドアセンブリ214の正確且つ安定状態下での検査が容易化される。
以上、本発明を2つの撓み体36,38、あるいは238、240を含む如き実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。例えば、単一の撓み体を使用可能である。あるいは、3つあるいはそれ以上の撓み体を使用しても良い。
本発明のシステムを、プラテンをX−Y位置決めスキームに従い位置決めする形態において説明したが、その他の形態とすることが可能である。例えば、スライドブレーキアセンブリを、固定点を中心としてピボット廻動する伸張自在アームを含む、極座標位置決め(図示せず)可能な設計形態のものとし得る。この場合、アームは、所望の角度位置に回転すると適宜の半径位置に伸張され得、かくして読み書き磁気ヘッドアセンブリが正確に位置決めされ得る。
改良されたスピンスタンドプラットフォームの概略斜視図である。 図1のスピンスタンドプラットフォームのプラテンの断面図である。 図1のスピンスタンドプラットフォームのプラテンの別態様の実施例の概略図である。 改良されたスピンスタンドプラットフォームの他の実施例における概略斜視図である。 図4の実施例の平面図である。 図4の実施例の側面図である。
符号の説明
10 スピンスタンドプラットフォーム
12 空気ベアリングプラテン
14 空気ベアリングスピンドル
16 スライドブレーキアセンブリ
18 平坦面
19 台座
20 精密位置決めスタンド
22 読み書き磁気ヘッドアセンブリ
24A 読み書き磁気ヘッド
26 固定台座
28 XY中間プレート
30 X軸直線アクチュエータ
32 XYステージ
33 レール
34 Y軸直線アクチュエータ
36、38 撓み体
40 予備負荷装置
42 X軸錠止装置
44 Y軸錠止装置
46 X軸錠止レール
100 圧縮空気供給ライン
102、104、106 圧力通路
108、110、112 排出ノズル
114 真空ライン
116、118、120 真空通路
122、124、126 真空ポート
150 下方表面
152 中央真空凹所
154 真空ポート
156、158、160、162、164 圧縮空気供給ポート
166 空気分与チャンネル
168 大気圧等化チャンネル
170、172 チャンネル
200 スピンスタンドプラットフォーム
202 空気ベアリングプラテン
204 空気ベアリングスピンドル
206 スライドブレーキアセンブリ
208 平坦面
210 台座
212 精密位置決め用スタンド
214 読み書き磁気ヘッドアセンブリ
216 読み書きヘッド
218 固定台座
220 XY中間プレート
222、224、230、232 ベアリングアセンブリ
226、228 Y軸ベアリングレール
236 X軸リニアアクチュエータ
238、240 撓み体
242 ブラケットアセンブリ
244 摺動アセンブリ

Claims (24)

  1. 直交するX軸、Y軸、Z軸を有する座標系に関してプラテンを位置決めするためのシステムであって、
    前記座標系が、
    本来平坦な表面に剛性連結した固定台座と、
    該固定台座に沿ってX軸方向に摺動自在に該固定台座に連結したXY中間プレートと、
    該XY中間プレートに沿ってY軸方向に摺動自在に該XY中間プレートに連結したXYステージと、
    該XYステージに撓み自在に連結したプラテンにして、XYステージに関し、X軸及びY軸方向において本来拘束され、Z軸方向に可動であるプラテンと、
    XYステージ及びプラテンを撓み自在に取り付けるための1つ以上の撓み体と、
    XYステージとプラテンとの間に位置決めした予備負荷装置にして、1つ以上の撓み体がY軸方向での圧縮性の座屈を生じる恐れを低下させることにより、XYステージに関してプラテンを安定化させる予備負荷装置と、
    を含むシステム。
  2. XY中間プレートを固定台座に一時的に連結することにより、XY中間プレートを固定台座に関して安定化させるためのX軸錠止装置を更に含む請求項1のシステム。
  3. X軸錠止装置が、固定台座の一部分と接触するアクチュエータを含む請求項2のシステム。
  4. XYステージをXY中間プレートに一時的に連結することにより、XYステージをXY中間プレートに関して安定化させるためのY軸錠止装置を更に含む請求項1のシステム。
  5. Y軸錠止装置が、XYステージの一部分と接触するアクチュエータを含む請求項4のシステム。
  6. 精密位置決め用スタンドを更に含む請求項のシステム。
  7. 精密位置決め用スタンドが、読み書きヘッドアセンブリを受けるための形態とされる請求項のシステム。
  8. 精密位置決め用スタンドが、読み書きヘッドアセンブリを精密位置決めするための圧電結晶を含んでいる請求項のシステム。
  9. XY中間プレートを固定台座に摺動自在に取り付けるための1つ以上のベアリングアセンブリを更に含む請求項1のシステム。
  10. 固定台座に関するXY中間プレートのX軸方向移動を制御するためのX軸リニアアクチュエータを更に含む請求項のシステム。
  11. XYステージをXY中間プレートに摺動自在に取り付けるための1つ以上のベアリングアセンブリを更に含む請求項1のシステム。
  12. XY中間プレートに関するXYステージのY軸方向移動を制御するためのY軸リニアアクチュエータを更に含む請求項11のシステム。
  13. 直交するX軸、Y軸、Z軸を有する座標系に関してプラテンを位置決めするためのシステムであって、前記座標系が、
    本来平坦な表面に剛性連結した固定台座と、
    該固定台座に沿ってY軸方向に摺動自在に該固定台座に連結したXY中間プレートと、
    該XYステージに摺動自在且つ撓み自在に連結したプラテンにして、XY中間プレートに沿ってX軸方向に摺動自在であり、XYステージに関し、Z軸方向に可動であるプラテンと、
    XY中間プレート及びプラテンを撓み自在に取り付けるための2つ以上の撓み体と、
    を含むシステム。
  14. XY中間プレートを固定台座に一時的に連結することにより固定台座に関してXY中間プレートを安定化させるためのY軸錠止装置を更に含む請求項13のシステム。
  15. Y軸錠止装置が、固定台座の一部分と接触するアクチュエータを含む請求項14のシステム。
  16. プラテンをXY中間プレートに一時的に連結することにより、XY中間プレートに関してプラテンを安定化させるためのX軸錠止装置を更に含む請求項13のシステム。
  17. X軸錠止装置が、XY中間プレートの一部分と接触するアクチュエータを含む請求項16のシステム。
  18. 精密位置決め用スタンドを更に含む請求項13のシステム。
  19. 精密位置決め用スタンドが、読み書きヘッドアセンブリを受ける形態とされる請求項18のシステム。
  20. 精密位置決め用スタンドが、読み書きヘッドアセンブリを精密位置決めするための圧電結晶を含む請求項19のシステム。
  21. XY中間プレートを固定台座に摺動自在に取り付けるための1つ以上のベアリングアセンブリを更に含む請求項13のシステム。
  22. 固定台座に関するXY中間プレートのY軸方向移動を制御するためのY軸リニアアクチュエータを更に含む請求項21のシステム。
  23. プラテンをXY中間プレートに摺動自在に取り付けるための1つ以上のベアリングアセンブリを更に含む請求項13のシステム。
  24. XY中間プレートに関するプラテンのX軸方向移動を制御するためのX軸リニアアクチュエータを更に含む請求項23のシステム。
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