JP3303336B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP3303336B2
JP3303336B2 JP15779692A JP15779692A JP3303336B2 JP 3303336 B2 JP3303336 B2 JP 3303336B2 JP 15779692 A JP15779692 A JP 15779692A JP 15779692 A JP15779692 A JP 15779692A JP 3303336 B2 JP3303336 B2 JP 3303336B2
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    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,磁気ディスク装置に関
するもので,特に小形・大容量・高速アクセスに最適な
磁気ディスク装置およびこれに使用する磁気ヘッド支持
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置においては、小
形化,大容量化,高速アクセス化と高信頼性の確保が強
く要求されている。これを実現するために、種々の提案
がなされている。特に、磁気ディスク装置の小形化を達
成するために、磁気ディスクの径の小形化と共に磁気デ
ィスクの積層間隔が狭小化されている。最新の3.5イ
ンチの磁気ディスク装置では、その間隔が3mmのもの
が市販されている。これに伴い、磁気ヘッド支持装置が
急激に小形化されている。その小形化の一例として、特
開平2−226512号公報に開示されているように、
磁気ヘッドが搭載されるスライダを膜形成プロセスによ
り、直接サスペンションの面上に形成する方法が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、スライダとサスペンションとを異なる材質で形成
している。すなわち、サスペンションはスライダを支持
するためのばね構造にする必要性から、一般的に金属材
で構成され、一方、スライダは磁気デイスクとの接触と
の関連により、耐摺動性の材料を使用するのが通常であ
った。
【0004】このため、上記の従来技術のように、サス
ペンションに膜形成プロセスによりスライダを成形する
構成においては、スライダとサスペンションとの結合強
度の問題(異材質の結合強度問題)に付いて検討されて
いないため、スライダと磁気ディスクとの接触によるス
ライダの脱落の問題があった。また、スライダとサスペ
ンションとの異種材質に伴う熱膨張差などによるスライ
ダの変形が発生しやすく、スライダの浮上特性に悪影響
を及ぼす危険性があった。さらに、現在の膜形成プロセ
スでは、スライダの浮上面に必要とされるサスペンショ
ンからの厚さ(高さ)を確保しながら、平面粗さを10
nm以下を達成することは難しいため、スライダの機能
を十分に発揮することができず、磁気デイスクの高信頼
性を確保することができないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、高信頼性の確保を実現す
ることができる磁気ディスク装置を提供するものでああ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの発明は、
磁気ディスクに磁気ヘッドにより情報の記録もしくは再
生を行う磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッドを
備えるスライダと、このスライダを支持する可撓部と、
この可撓部に接続する支持部とを、同一材から一体に形
成した磁気ヘッド支持部と、この磁気ヘッド支持部を駆
動する駆動装置とを備えたことを特徴とする磁気ディス
ク装置にある。
【0007】また、本発明のもう1つの発明は、磁気デ
ィスクに磁気ヘッドにより情報の記録もしくは再生を行
う磁気ディスク装置において、前記磁気ディスクの記録
面に対向するように配置した支持部と、この支持部にこ
れと一体に形成される磁気ヘッドを備える複数のスライ
ダと、これらのスライダをそれぞれ支持する複数の可撓
部からなる磁気ヘッド支持部と、この磁気ヘッド支持部
を駆動する駆動装置とを備えたことを特徴とする磁気デ
ィスク装置にある。
【0008】さらに、本発明のもう1つの発明は、磁気
ディスクに磁気ヘッドにより情報の記録もしくは再生を
行う磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッドを備え
るスライダと、このスライダを支持する可撓部と、この
可撓部に接続する支持部とを、同一材から一体に形成し
た磁気ヘッド支持部を備えたことを特徴とする磁気ヘッ
ド支持装置にある。
【0009】また、本発明のもう1つの発明は、磁気デ
ィスクに磁気ヘッドにより情報の記録もしくは再生を行
う磁気ディスク装置において、前記磁気ディスクの記録
面に対向するように配置した支持部と、この支持部にこ
れと一体に形成される磁気ヘッドを備える複数のスライ
ダと、これらのスライダをそれぞれ支持する複数の可撓
部とを備えたことを特徴とする磁気ヘッド支持装置にあ
る。
【0010】
【作用】上述のように磁気ヘッド支持装置を一枚の薄板
材から一体成形することができるので、磁気ヘッド支持
装置を高精度かつ小形化にすることが可能になると共
に、その生産性を高めることができる。これにより、磁
気デイスク装置の高信頼性を確保することができる。
【0011】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1から図6を用い
て説明する。
【0012】図1は本発明の装置の第1の実施例の構成
を示すもので、この図1において、スピンドル1にはデ
−タを記憶するための磁気ディスク2が積層されてい
る。磁気ディスク2間にデ−タを書き込み/読みだしす
るための磁気ヘッド(図示せず)を搭載したスライダ3
が挿入されている。スライダ3はスライダ支持機構4に
より支持されている。スライダ支持機構4は磁気ヘッド
を磁気ディスク2の所定の半径位置に移動させ、位置決
めするための位置決め機構5に連接されている。位置決
め機構5は,リニア形アクチュエ−タと一般に呼ばれて
いる方式のもので、磁気ヘッドを磁気ディスク2の半径
方向に直線的(リニア)に移動させて、所定の半径位置
に位置決めする。位置決め機構5は駆動力を発生させる
ボイスコイルモ−タ、キャスタ−53とガイドレ−ル5
4から構成されている。ガイドレ−ル54は位置決め機
構支持台55によりベ−ス6に固定されている。ボイス
コイルモ−タは磁石51とコイル52からなる。位置決
め機構制御手段(図示せず)は、磁気ヘッドからの電気
信号をフィ−ドバックしてコイル52に流す電流をコン
トロ−ルすることにより、磁気ヘッドを所定の半径位置
に位置決めする。
【0013】ここで、スライダ3とスライダ支持機構4
は、1枚の同一のSiウエハ等の薄板から連続的に形成
されている。
【0014】前述したスライダ3部分の拡大図を図2に
示す。この図2において、スライダ3はテ−パ部32と
フラット部33からなる2本の浮上用レ−ル34とブリ
−ド35部から成り、浮上用レ−ル34の後方端面36
に磁気ヘッド31を搭載している。スライダ3は可撓性
部41であるジンバル42,43によりに支持され、剛
性部42に連接されている。スライダ3とジンバル4
2,43及び剛性部44は同一材料から連続的に形成さ
れており、各部材の間には窓45が設けられている。ス
ライダ3は磁気ディスク2との相対運動により、動圧空
気軸受の原理を応用して、浮上用レ−ル34で静的圧力
を増加させて、磁気ディスク2の面に浮上する。可撓性
部材41であるジンバル42,43はスライダ浮上面
(浮上用レ−ル34の面)の面外方向の運動(浮上面に
対し直角方向の成分を持つ上下,ピッチング,ロ−リン
グ運動)を許容し、かつスライダ3の浮上面の面内方向
の運動(浮上面と平行のヨ−イング運動)を拘束する。
【0015】前述したスライダ3部分の構成を図3およ
び図4を用いて説明する。まず、図3において、上述し
たように、スライダ3は可撓性部のジンバル42,43
により支持されており、剛性部44に連接されている。
これらは、同一材から連続的に形成されている。スライ
ダ3の浮上用レ−ル34は、剛性部44の上面47より
突出して成形されている。また、スライダ3のブリ−ド
部35は浮上用レ−ル34のテ−パ部32及びフラット
部33から、スライダ3の背面36の方向に段差を設け
て形成されている。そして、スライダ3の背面36には
ジンバル42がスライダ3と連続的に形成され、ジンバ
ル42は同様に同一材から連続的に形成されたジンバル
43を介して剛性部44に連接されている。さらに、ス
ライダ支持機構4には、貫通窓が設けられており、ジン
バルにより上窓45と下窓46の2つの窓に分割されて
いる。
【0016】さらに、図4にからも分かるように、スラ
イダ3の浮上面は剛性44の部上面より突出しており、
スライダ3の背面36はジンバル42と連続的に成形さ
れている。
【0017】図2から図4を用いて、スライダ3及びス
ライダ支持機構4を詳細に説明したが、次にこれらの製
作方法を簡単に説明すると共に、この本発明の第1実施
例の特有の効果を述べる。
【0018】この本発明の第1実施例では、スライダ3
及びスライダ支持機構4は1枚のSiウエハから、エッ
チング加工の1つであるイオンミ−リング法を用いて連
続的に成形する。イオンミ−リング法は、加工面にイオ
ン原子(あるいは分子)を照射して加工(エッチング)
していく方法で、加工不要な面にはレジストと呼ばれる
被膜を形成して加工を防ぐことができる。レジストはL
SIなどに広く使われているリソグラフィの技術を用い
て、被加工物上に高精度に、しかも容易に製作できる。
また、その形状に制約がないために、任意の形状のレジ
ストを成形できる。また、複数のレジストを組み合わせ
て、立体的な(3次元の)加工が可能であることが、V
LSIなどの加工から広く知られている。また、エッチ
ングの精度は高く、エッチング時間,温度,雰囲気中の
ガス成分,電圧などをコントロ−ルすることのより、加
工精度をミクロン(μm)レベルで実現することが可能
となる。
【0019】このエッチング加工を用いて、スライダ3
及びスライダ支持機構4をミクロン(μm)レベルの高
精度で小形化することが可能となる。
【0020】具体的には、従来の小形スライダ形状は、
長さが3mm、幅が2.4mm、高さが0.64mmで
ある。一般に、このサイズのスライダはマイクロスライ
ダと呼ばれているが、浮上用レ−ルのレ−ル幅は0.2
〜0.5mmであり、その加工精度は機械加工を用いて
いたために数十ミクロン(μm)レベルであり、機械加
工の限界に達していた。その一方で、スライダ及びスラ
イダ支持機構の小形化が強く要求され、スライダの形状
は、過去のトレンドからも今後更なる小形化が必須であ
る。具体的にはナノスライダ、あるいは、ピコスライダ
(全長1ミリ以下)と呼ばれる超小形スライダの開発が
重要な技術課題と成っている。ピコスライダを実現する
ためにはレ−ル幅をミクロン(μm)レベル、あるいは
それ以下の高精度加工を行わなければならない。このよ
うな超小形スライダを製作することは機械加工では困難
であると考えられる。
【0021】また、可撓性部材の剛性は、スライダの小
形化と共に、低下させる必要があり、マイクロスライダ
のジンバル厚さは50〜70μmであることから、ピコ
スライダでは20μm以下に薄肉化することが必須と考
えられる。このように薄肉化すると、従来のように別部
材で形成し、スライダ,サスペンションに組み立ててい
ては、組立て時のジンバルの変形、取扱の困難さから生
産性が著しく低下し、量産化できない。
【0022】前述したように、ジンバルの剛性が高い
と、スライダの自由な運動を拘束しディスクうねり、あ
るいは振動に追従することができないため、スライダの
安定低浮上化を実現できない。また、ジンバルとスライ
ダとを別部材で形成すると、温度変化により、スライダ
の浮上面が変化し、浮上量変動を発生するという問題も
あった。
【0023】さらに、スライダの浮上姿勢と浮上特性に
大きな影響を及ぼすスライダとジンバルの位置決め精度
はマイクロスライダの場合約±50μmであるが、ピコ
スライダでは±20μm程度には高精度化が必要と考え
られる。
【0024】上記のような技術課題は、本発明の第1実
施例のような、スライダ3とスライダ支持機構4を同一
材からエッチングなどにより連続的に成形することによ
り解決することができる。換言すれば、スライダ3とス
ライダ支持機構4を同一材料から連続的に成形すること
により、エッチングなどを用いた高精度微細加工が可能
と成り、スライダ3の小形化、ジンバル43の薄形化及
びスライダ3への高精度取付けが可能となる。また、ス
ライダ支持機構4全体の小形化が可能となる。さらに、
異種材料による熱膨張率の差に起因するスライダ3の変
形を無くすることが可能となる。そして、組立て、治
具、工程が不要となるために生産性を向上させることが
できる。
【0025】さらに,エッチング加工により,スライ
ダ,ジンバルと剛性部を同一材から連続的に成形できる
ように,スライダ,ジンバルと剛性部の形状を適正化し
ている。具体的には,図2に示すように,スライダ3の
浮上用レ−ルフラット部33に垂直な方向に,スライ
ダ,ジンバルと剛性部を投影したときに,各々の部材の
投影図はお互いに重なりあうことが無いような形状とし
ている。さらに詳細な説明をすると,スライダを浮上用
レ−ルフラット部33に垂直な方向に投影した場合に,
スライダ3の投影図と剛性部44の投影図が重なること
が無い。同様に,陣場る42,43を上記と同様に投影
した場合にも,ジンバル42,43と剛性部44が重な
ることは無い。事実,図4,図3からわかるように,ス
ライダ3を浮上用レ−ルフラット部33に垂直方向に投
影した場合に,スライダ3の投影図がジンバル42及び
剛性部44の投影図と重なることは無い。また,ジンバ
ル42を上記と同様に投影した場合に,ジンバルの投影
図が剛性部44の投影図と重なることは無い。
【0026】上述したヘッド支持機構の形状とすること
により,リソグラフィを用いたエッチング加工で,スラ
イダ,ジンバルと剛性部を同一材から連続的に成形でき
る。なお,本実施例で示したスライダ支持機構の形状は
一例であり,上述したような形状だけに限らない。具体
的には,浮上用レ−ルのフラット部に垂直方向にスライ
ダ,ジンバル,剛性部を投影したときに,各々の部材の
投影図がお互いに重なることが無いように成形すれば良
い。 さらに,スライダ支持機構(スライダ,ジンバル
と剛性部)をエッチングによりSiウエハから連続的に
成形することにより,機械加工・組立により発生する傷
(クラックなど),機械的変形(組成変形)が無くな
り,Si材でも一般的な金属材料と同程度の機械強度を
実現することができる。具体的には,ヤング率E=17
0GP程度を実現できる((1,0,0)の結晶構
造)。これにより,従来,ジンバルと剛性部は金属材料
(ステンレス材)から形成されていたが,Si材からも
成形が可能となる。本実施例では,Siウエハを用いた
が,エッチング加工により一般的なセラッミクス材から
でも,スライダ支持機構の製作が可能である。
【0027】スライダ3を小形化すると、磁気ディスク
2のうねりあるいは振動に対する浮上量変動が低減する
ため、安定低浮上化が可能となる。安定浮上を実現する
ことにより、高信頼性を、また、低浮上化により高記録
密度化かを実現できる。小形化に伴う、軽量化により高
速アクセスと高精度位置決めが可能となる。さらに、ス
ライダ3が小形化することにより、磁気ディスク装置の
小形化が可能になり、装置の大容量化が実現できる。
【0028】そして、小形化により、スライダ3と磁気
ディスク2が接触した場合にも、接触時の衝撃を低減す
ることができるために、高信頼性を実現することができ
る。
【0029】前述した本発明の磁気ディスク装置の一実
施例におけるスライダ3の使用形態を図5および図6を
用いて説明する。図5に示すように、磁気ディスク2が
所定の回転数に達したときに、スライダ3の浮上用レ−
ル34のテ−パ部32とフラット部33は、動圧空気軸
受の原理を利用して、微小化空気膜を形成し(圧力を大
気圧力より増加させ)、回転する磁気ディスク2上に浮
上する。スライダ3の後方端面36には磁気ヘッド31
がフラット部33と同一面になるように搭載されてい
る。磁気ヘッド31と磁気ディスク2との距離は、一般
に浮上量h2と呼ばれている。この浮上量は記録密度の
向上と共に狭小化されており、最新の磁気ディスク装置
では約0.1μmのものも開発されつつある。この浮上
量は、記録の高密度化と共に狭小化されている。この狭
小化のために、スライダ3は小形化されており、本実施
例により、スライダ3はさらに小形化が可能と成り、低
浮上化による記録密度の向上が可能となる。また、図6
に示すように、磁気ディスク2が静止時の状態のとき
に、スライダ3と磁気ディスク2は接触している。すな
わち、このスライダ3の動作方式はコンタクト・スタ−
ト・ストップ(CSSと略される)と呼ばれている。
【0030】前述した浮上用レ−ル34には、スライダ
3の保護膜として、Siの酸化被膜(SiO2)が形成
されている。これにより、スライダ3と磁気ディスク2
とが磁気ディスク装置稼働中に間歇接触した場合にも、
スライダ3と磁気ディスク2との接触により、スライダ
3の浮上面が摩耗し浮上特性が変化することにより、磁
気ディスク2との連続接触が発生して、磁気ディスク2
のデ−タを破損する問題は無くなり、信頼性を向上させ
ることができる。
【0031】本実施例では、加工性に優れ、機械特性上
も金属と比較しても遜色の無いSiを用いたが、耐摺動
特性に優れたSiC,SiO2,Si24,Al23
iC,Al23TiO2,ZrO2,Fe−MnZnを用
いてもよい。
【0032】さらに、窒素,炭素などのイオンを注入、
あるいはスパッタリングにより、スライダ3の浮上面を
改質して、耐摺動特性を向上させてもよい。
【0033】本発明の磁気ディスク装置の第2の実施例
を図8を用いて説明する。本実施例では、複数のスライ
ダ3とスライダ支持機構4が同一材料で連続的に成形さ
れている。スライダ支持機構4はロ−タリ−形位置決め
機構57のガイドア−ム54に連接されている。なお、
スライダ3と剛性部44との接合は本発明の第1の実施
例と同様に、可撓性部(ジンバル)を介して行うため、
本実施例ではその説明を省略する。前述したロ−タリ−
形位置決め機構57は、ボイスコイルモ−タの磁石51
とコイル52により回転中心56を中心に回転し、スラ
イダ3を矢印58の方向に回転させ、磁気ヘッド(図示
せず)を所定の半径位置に位置決めする。磁気ディスク
2は、ボイスコイルモ−タからスライダ3の方向に矢印
11のようにに回転している。本実施例ではスライダ3
を複数化することにより、アクセス時間を短縮すると共
に、ロ−タリ−形位置決め機構57を用いることによ
り、磁気ディスク装置全体を小形化することができる。
さらに、本発明の第1実施例と同様に、スライダ3及び
スライダ支持機構4を同一材料から連続的に形成するこ
とにより、本発明の第1実施例と同じ効果、すなわち、
スライダ3及びスライダ支持機構4の高精度小形化が可
能となり、小形・大容量、高速アクセスで信頼性の高い
磁気ディスク装置を提供することができる。
【0034】本発明の装置の第3の実施例を図9を用い
て説明する。この実施例は、スライダ3を複数化したこ
と、および位置決め機構として静止壁61とスライダ支
持機構4の剛性部44との間に積層圧電素子7を用いた
ことである。スライダ3とスライダ支持機構4の剛性部
44との接合は本発明の第1の実施例と同様であるた
め、その説明を省略する。スライダ3は同図に示すよう
に、3列に形成されている。各々のスライダ3は磁気デ
ィスク2の半径方向に、少しずつシフトして取り付けら
れている。これにより、デ−タアクセス時のアクセス距
離を、スライダ3の個数に逆比例して短小化することが
可能となるために、アクセス時間を著しく短縮できる。
さらに、積層圧電素子7を用いることにより、サブミク
ロン(1μm以下)の高精度で、さらに1ミリ秒(m
s)以下の高精度で、磁気ヘッドを所定の半径位置に位
置決めすることが可能となる。
【0035】さらに、本実施例では積層圧電素子とし
て、上部積層圧電素子701と下部積層圧電素子702
を設け、さらに、これらの素子の変位量を独立に制御す
るための制御手段703を設けている。これにより、磁
気ヘッドと磁気ディスク面上に同心円上に書かれた磁気
記録(トラック)との角度(一般にアジマス角と呼ばれ
ている)を調整することができるので、すべての磁気ヘ
ッドにおいて、磁気ヘッドの読みだし信号の最も大きく
なるアジマス角度0度において、デ−タの読みだし、書
き込みが可能となる。これにより、信頼性の高いデ−タ
の読みだし、書き込みが可能となり、高信頼性磁気ディ
スク装置を実現させることができる。
【0036】さらに、本実施例においても、スライダ3
とスライダ支持機構4を同一材料から連続的に成形して
いるので、本発明の第1の実施例と同様の効果を期待す
ることができる。
【0037】本発明の装置の第4の実施例を図10,図
11,図12を用いて説明する。この実施例と第3の実
施例との違いはは図10,図11に示すように、複数の
スライダ3をスライダ支持機構4に螺旋上に配置してい
る点と、積層された磁気ディスク2間に、複数のスライ
ダ支持機構4を設けた点である。スライダ3をスライダ
支持機構4に螺旋上に配置することにより、スライダ3
に搭載した磁気ヘッドと磁気ディスク2の面に記録され
ている磁気情報との角度(一般にアジマス角と呼ばれて
いる)を低減することができるために、磁気ヘッドの出
力が増加し良好な磁気記録特性を得ることができる。ま
た、積層した磁気ディスク2間に、本発明の小形スライ
ダ支持機構4を挿入することにより、多数の磁気ディス
ク2を積層することが可能と成り、磁気ディスク装置の
大きさが規定されているような小形磁気ディスク装置で
は、規定の大きさの中で(フォ−ムファクタ−と呼ばれ
ている)円板枚数を増加させることができるために、装
置の大容量化を達成することができる。
【0038】さらに、図12に示すように、スライダ支
持機構4は、磁気ディスク2間に挿入され、上面の磁気
ディスク2と下面の磁気ディスク2に対応してデ−タの
読みだしと書き込みができるように、スライダ支持機構
4の上面48と下面49に、図11に示すようにスライ
ダ3を配置している。
【0039】これにより、1つのスライダ支持機構で、
積層された磁気ディスク間の上面と下面のデ−タがが同
時に、読みだしと書き込みをすることが可能と成り、磁
気ディスクの間隔を狭小化して装置の小形化、あるいは
記憶容量の増加を実現することができる。さらに、本実
施例では、本発明の第3の実施例と同様にスライダを複
数化すると共に、位置決め機構に圧電素子を用いるの
で、本発明の第3の実施例と同様の効果(高速・高精度
のデ−タアクセス,及びアジマス角の調整による磁気記
録の高信頼化)を期待することができる。
【0040】本発明の装置の第5の実施例を図13,図
14を用いて説明する。この実施例においては図13に
示すように、スライダ支持機構4は2枚の磁気ディスク
2間に挿入されている。スライダ支持機構4の側面に
は、位置決め機構として積層圧電素子72が設けられて
いる。この圧電素子72は静止壁63を介してベ−ス6
に固定されている。2枚の磁気ディスク2はスピンドル
1に固定されており、同一回転速度で回転する。一方、
スライダ支持機構4は、静止壁63に固定されているた
めに回転しない。スライダ支持機構4は、磁気ディスク
2と略同一直径のSiウエハをそのまま用いており、ウ
エハ中心には、スピンドル1の直径よりも大きな円形穴
8を設け、スピンドル1により回転しないようにしてい
る。さらに、スライダ支持機構4には放射状に6本のス
ライダ3の列を配置している。
【0041】このため、各スライダ列に、各6個、合計
36個のスライダ3が同心円上に配置されている。この
スライダ支持機構4の下面にも、同様にスライダ3を配
置している(図示せず)。
【0042】このように、1枚のSiウエハ自体にスラ
イダ3とスライダ支持機構4を連続的に成形し、さら
に、ウエハそれ自体を一切の加工をすることなく用いる
ことにより、生産性を向上させることができる。さら
に、放射状にスライダ3の列を配置することにより、ア
クセス時間の大部分を占める磁気ディスク回転待ち時間
を短縮することが可能となる。また、本実施例では、ス
ライダ3の位置決め機構として3つの圧電素子を用いる
ことにより、すべてのスライダ3に対して、磁気ディス
ク面の所定の半径位置に高精度に、高速で位置決めする
ことができる。このため、本発明の第3の実施例と同様
の効果を期待することができる。
【0043】本発明の装置を構成するスライダおよびス
ライダ支持機構の他の例を、図15を用いて説明する。
本実施例では、図15に示すように、スライダ3はスラ
イダ支持機構4の薄板状の可撓性部41により支持され
ている。可撓性支持部41は剛性部44に連接されてい
る。剛性部44は位置決め機構(図示せず)に連結され
ている。本実施例のスライダ形状は第1の実施例と同じ
でテ−パ部32とフラット部33からなる浮上用レ−ル
43を2本持ち、このレ−ル43間にブリ−ド35が設
けられている。
【0044】このスライダ3およびスライダ支持機構4
は、図16に示すようにスライダ3を磁気ディスク2に
装着すると、可撓性部41が撓み、可撓性部41のばね
剛性kと撓み量δとの積の大きさの押し付け荷重wがス
ライダ3に働く。
【0045】本実施例では、ばね剛性kと撓み量δをコ
ントロ−ルすることにより、所定の押し付け荷重wを与
えることができる。押し付け荷重wと浮上量とは逆比例
の関係にあることから、荷重wにより浮上量をコントロ
−ルすることができる。さらに、重要なことはを可撓性
部41のばね作用によりディスクに大きなうねり、ある
いは上下振動が起こった場合にも、スライダ3は磁気デ
ィスク2面に十分追従することができるので、安定浮上
を実現できる。このため、信頼性の高い磁気ディスク装
置を供給することができる。また、スライダ3とスライ
ダ支持機構4を同一材料から連続的に成形するために、
本発明の第1実施例と同様の効果を期待できる。
【0046】本発明の装置の第6の実施例を図17を用
いて説明する。この実施例においては図13に示すよう
に、磁気ディスク2は圧電素子72により支持され静止
壁63を介してベ−ス6に固定されている。このため、
磁気ディスクは静止壁63に固定され、回転しない。一
方、スライダ支持機構4はスピンドル(図示せず)に固
定されており、同一回転速度で回転する。図中の矢印4
00はスライダ支持機構4の回転方向を示している。ま
た、スライダ支持機構4は、磁気ディスク2と略同一直
径のSiウエハをそのまま用いており、放射状にスライ
ダ3を配置している。
【0047】このように、1枚のSiウエハ自体にスラ
イダ3とスライダ支持機構4を連続的に成形し、さら
に、ウエハそれ自体を一切の加工をすることなく用いる
ことにより、生産性を向上させることができる。さら
に、放射状にスライダ3の列を配置することにより、ア
クセス時間の大部分を占める磁気ディスク回転待ち時間
を短縮することが可能となる。また、本実施例では、デ
ィスク2の位置決め機構として3つの圧電素子を用いる
ことにより、すべてのスライダ3に対して、磁気ディス
クを高精度に、高速で位置決めすることができる。この
ため、本発明の第5の実施例と同様の効果を期待するこ
とができる。さらに、磁気ディスクをスピンドルに固定
する必要が無くなり、磁気ディスクを容易に交換するこ
とが可能となり、ディスク交換形の磁気ディスク装置を
実現することができる。
【0048】本発明の第7の実施例を図18を用いて説
明する。本実施例の特徴とするところは、ガイドア−ム
54に2つの積層圧電素子(上部圧電素子73,下部圧
電素子74)とそれらの制御手段75を設けた点であ
る。これにより、2つの積層圧電素子の変位量を調整で
きるので、本発明の第3の実施例と同様にアジマス角を
調整することが可能となる。このため、ロ−タリ−形位
置決め機構57においてもアジマス角を0にすることが
できるので、信頼性の高い磁気記録を実現することがで
きる。さらに、本発明の第2の実施例と同様の効果を期
待することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、スライダ及びスライダ
支持機構を同一材で一体に構成したので、これを高精度
に小形化できる。このため、スライダの安定低浮上化が
可能となり、記録密度の向上と高速アクセスと高い信頼
性を確保し得ると共に、装置を大容量化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気デイスク装置の第1実施例の構成
を一部断面にて示す正面図である。
【図2】図1に示す本発明の磁気デイスク装置の第1実
施例に用いられるスライダ支持機構の部分を拡大して示
す正面図である。
【図3】図2のI−I線からスライダ支持機構を見た断
面図である。
【図4】図2のII−II線からスライダ支持機構を見た断
面図である。
【図5】図1に示す本発明の磁気デイスク装置の第1実
施例に用いられるスライダ支持機構の動作状態を示す断
面面図である。
【図6】図1に示す本発明の磁気デイスク装置の第1実
施例に用いられるスライダ支持機構の静止状態を示す断
面面図である。
【図7】図1に示す本発明の磁気デイスク装置の第1実
施例に用いられるスライダの断面面図である。
【図8】本発明の磁気デイスク装置の第2実施例の構成
を示す正面図である。
【図9】本発明の磁気デイスク装置の第3実施例の構成
を示す正面図である。
【図10】本発明の磁気デイスク装置の第4実施例の構
成を示す斜視図である。
【図11】図10に示す本発明の磁気デイスク装置の第
4実施例の構成を示す平面図である。
【図12】図10に示す本発明の磁気デイスク装置の第
4実施例の構成を示す正面図である。
【図13】本発明の磁気デイスク装置の第5実施例の構
成を示す斜視図である。
【図14】図13に示す本発明の磁気デイスク装置の第
5実施例の構成を示す平面図である。
【図15】本発明の磁気デイスク装置に用いられるスラ
イダ支持機構の他の例を示す斜視面図である。
【図16】図15に示す本発明の磁気デイスク装置に用
いられるスライダ支持機構の他の例の動作を説明する側
面図である。
【図17】本発明の磁気デイスク装置の第6実施例の構
成を示す斜視面図である。
【図18】本発明の磁気デイスク装置の第7実施例の構
成を示す平面図である。
【符号の説明】
1…スピンドル、2…磁気ディスク、3…スライダ、4
…スライダ支持機構、5…位置決め機構、6…ベ−ス、
31…磁気ヘッド、32…テ−パ部、33…フラット
部、34…浮上用レ−ル、35…ブリ−ド部、41…可
撓性部、42,43…ジンバル、44…剛性部、7,7
1,72…積層圧電素子。
フロントページの続き (72)発明者 清水 利彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 平井 洋武 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 寺山 孝男 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 平2−227813(JP,A) 特開 平4−123376(JP,A) 特開 平4−219610(JP,A) 特開 平5−198115(JP,A) 特開 平5−182386(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/49 G11B 21/02 G11B 21/16 G11B 21/21

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスクにスライダに設けた磁気ヘッ
    ドにより情報の記録もしくは再生を行う磁気ディスク装
    置において、 前記スライダを複数備え、前記スライダと前記スライダ
    を支持する可撓部と、前記可撓部に接続する支持部とを
    同一材料で一体的に形成した磁気ヘッド支持部と、前記
    磁気ヘッド支持部を駆動する駆動装置とを備えたことを
    特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の磁気ディスク装置におい
    て、前記磁気ヘッド支持部の可撓部は、前記スライダの
    両側に接続する第1の可撓部と、前記第1の可撓部と前
    記支持部とを接続する第2の可撓部とを備えたことを特
    徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項に記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記スライダ及び可撓部は、前記支持部に直線状に配置
    したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記駆動装置と磁気ヘッド支持部との間に圧電素子で形
    成された駆動機構を設けたことを特徴とする磁気ディス
    ク装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記スライダ及び可撓部は、前記支持部に直線状に複数
    列配置したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記支持部は、AlとTiを主成分とするセラミクス化
    合物、あるいはZrを主成分とするセラミクス化合物、
    あるいは、FeにMnとZnを添加したセラミクス化合
    物のあるいは、Si又はSi化合物の薄板で構成したこ
    とを特徴とする磁気ディスク装置。
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