JP3318780B2 - サスペンション - Google Patents

サスペンション

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JP3318780B2
JP3318780B2 JP01280393A JP1280393A JP3318780B2 JP 3318780 B2 JP3318780 B2 JP 3318780B2 JP 01280393 A JP01280393 A JP 01280393A JP 1280393 A JP1280393 A JP 1280393A JP 3318780 B2 JP3318780 B2 JP 3318780B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッドを磁気記録媒
体上に所定間隔で位置させるサスペンションに係わる。
【0002】
【従来の技術】電子計算機等の例えば外部記憶装置とし
て用いられるハードディスク装置や、光磁気記録(M
O)用の磁気ディスク装置等においては、ディスク上に
磁気ヘッドを移動させる回動型や直動型のアームにサス
ペンションが固定され、このサスペンションの先端のス
ライダにヘッドを取り付けて構成する。そしてその磁気
記録再生時にあたっては、ディスクとヘッドとの相対的
走行即ちディスクの回転によって生じる空気流による浮
上圧力に抗して、サスペンションによってスライダがデ
ィスクに向かって押し付けられるようにして、ヘッドが
ディスク上に一定の間隔即ち浮上量をもって浮上するよ
うになされる。
【0003】この磁気ヘッドを支えるサスペンション
は、その一例の略線的平面図及び側面図を図16A及び
Bに示すように、所定の剛性を有する板バネ1の先端に
比較的剛性の低い柔軟な材料より成るフレクシャ2が取
り付けられて構成される。1aは板バネ1の固定部、1
bは板バネの剛性を保持するための折り返し部、いわゆ
るリブを示し、例えばディスク装置の回動型アーム等に
固定される。21 は荷重受け点を示す。
【0004】図17A及びBに図16A及びBにおける
A部の拡大図をそれぞれ示す。フレクシャ2は一枚の薄
板より成り、その基部側の●で示すレーザ溶接点22
おいて板バネ1の先端に取り付けられる。フレクシャ2
の中央部には他部と分離された舌片23 が設けられ、こ
の舌片23 の基部側は屈曲部24 において段差状に下部
に屈曲されて、舌片23 が板バネ1と平行に延長するよ
うになされている。そしてその板バネ1と対向する側の
面に例えば半球状の突起より成る荷重受け点2 1 が設け
られ、この荷重受け点21 を支点として舌片23 の下部
側に固定するスライダが揺動可能となるようになされ
る。このような構成において、板バネ1からの規定荷重
が荷重受け点21 においてスライダに与えられる。図1
7AにおいてC部はスライダ接着部を示し、破線Bはス
ライダ配置位置を示す。
【0005】図18A及びBに、舌片23 の中央C部に
スライダ4を取り付けた状態を示す。図18において、
図16に対応する部分には同一符号を付して重複説明を
省略する。このように、スライダ4の背面がフレクシャ
2の舌片23 に固定され、スライダ4が、空気圧に抗し
て適度の姿勢自由度をもって磁気記録媒体(図示せず)
上を浮上するようになされている。
【0006】図19にこのような従来のサスペンション
を用いたヘッドの要部構成図を示し、図18A及びBに
おけるD部の拡大図を示す。図19において、図16〜
図18に対応する部分には同一符号を付して重複説明を
省略する。この場合、MO(光磁気記録)用のオーバー
ライト磁気ヘッドを構成する例を示し、スライダ4の一
側に磁気コア埋込み用の溝46 が設けられて例えばコ字
型の磁気コア6が埋め込まれて成る。41 は磁気コア6
の埋込み用の溝であり、43 はフレクシャ2の自由度を
阻害しないようにスライダ2の上面角部に設けられた溝
である。
【0007】図20にこの従来のサスペンションを用い
たヘッドの略線的斜視図を示す。図20において、図1
6〜図19に対応する部分には同一符号を付して重複説
明を省略する。図20において矢印dは、MO型記録再
生装置に適用した場合の媒体回転方向を示す。
【0008】上述したようにフレクシャは、その一部の
プレス加工部を除いてほぼ一枚の薄板により構成され
る。このため、ヘッドやドライブ装置自体の組み立て工
程において、またヘッドの媒体へのロード/アンロード
動作時や、ロード状態即ち記録再生中、更にはアンロー
ド保持状態即ち媒体面からヘッドを離間させて退避保持
させている際等に、外部から加わる力や衝撃によって容
易に変形してしまう場合がある。
【0009】例えば図21及び図22においては、外力
や衝撃を受けた場合に起きるフレクシャ2の変形によっ
て、スライダ4の姿勢が変化した様子をそれぞれ示す。
図21A及びBにおいてはピッチ方向に沿う方向を回転
軸とする回転方向に変化するロール方向にスライダ4の
姿勢が変化した場合で、例えば図21Aに示す例ではフ
レクシャ2の屈曲部24 の近傍で変形が生じ、舌片23
の先端が板バネ1から離間してしまい、スライダ4の図
21Aにおいて右側が下がって媒体表面に近接してしま
いスライダ4の浮上量の変動を招来してしまう。
【0010】また或いは図21Bにおいては、フレクシ
ャ2が板バネ1との溶接点22 の近傍で変形して屈曲部
4 側が全体的に下方に即ち媒体に向かって曲がり、ス
ライダ4の図21Bにおいて左方が下がってしまう例を
示す。図21A及びBにおいて矢印dは媒体の回転方向
を示す。
【0011】更にまた図22A及びBにおいては、フレ
クシャ2の変形によってスライダ4の姿勢がピッチ方
向、即ち媒体走行方向に沿って変化する例で、フレクシ
ャ2の舌片の両側部がそれぞれ板バネ1の下面から剥離
してしまい、矢印dで示す媒体回転方向に対して上流側
又は下流側が下がってしまう場合を示す。図22におい
て、図21に対応する部分には同一符号を付して重複説
明を省略する。
【0012】このようにフレクシャが変形してしまう
と、媒体面に対するスライダの追従性が損なわれ、浮上
状態に支障を来す恐れがある。以下これを説明する。
【0013】ハードディスクやMO媒体等の磁気ディス
ク装置においては、その磁気記録再生にあたって媒体が
停止状態のときはヘッドが媒体に接触しており、媒体の
回転と共にヘッドと媒体との相対的走行によって生じる
空気流の流れによりヘッドが徐々に浮上して一定の浮上
量に達し、記録再生終了後には徐々に浮上量が減少して
ヘッドが媒体に接触した状態で停止するようになされた
いわゆるコンタクトスタートストップ(CSS)方式が
一般に採られている。
【0014】従ってこのようなCSS方式を採る場合特
に、記録再生終了時に上述したようにスライダ4の姿勢
が変化して角部から下降してしまうと、媒体表面に傷を
つけてしまう恐れがある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】一方、上述のCSS方
式を用いる場合、記録再生装置内の塵埃に含まれる水分
が媒体に付着することによって媒体の停止時にヘッドが
媒体表面に貼り付く吸着現象いわゆるスティクションが
生じることがある。これを回避するために通常は媒体表
面を荒らすテクスチャ処理を行っているが、近年記録密
度の向上に伴って浮上量の低減化によるスペーシングロ
スの低減化がはかられていることからこのテクスチャ処
理を併用したCSS方式は将来の高密度記録に適用し難
い。
【0016】これに対し上述のCSS方式を用いずに、
記録媒体の停止時に、ヘッドを媒体の表面から離間させ
るいわゆるNON−CSS(ノン−コンタクトスタート
ストップ)方式が検討されている(例えば米国特許第
4,933,785号明細書、インテグラル社製磁気デ
ィスク装置、本出願人の出願に係る特願平4−8099
6号出願等)。このNON−CSS方式を採る場合、上
述したようなテクスチャ処理が不要となって高密度記録
が可能となる。
【0017】そして特にこのようなNON−CSS方式
においては、ロード/アンロード時におけるスライダの
媒体面に対する姿勢の精度が非常に重要であり、前述し
たフレクシャの変形に伴いスライダの姿勢が変化する
と、ロード/アンロード時のスライダと媒体との接触が
生じ且つその衝撃が大となってしまう恐れがあり、スラ
イダに損傷を生じ、ヘッドクラッシュ等を招く恐れがあ
る。
【0018】またスライダの姿勢変化に伴ってスライダ
4が媒体表面をタッピング(叩く)したり、スライダの
空気流に対する追従性が損なわれて浮上量に影響を及ぼ
したりする。また、ロード/アンロード動作時にヘッド
と媒体との接触が避けられなくなるなど、媒体の損傷や
記録再生時のエラーの発生等を惹き起こす場合があり、
信頼性の低下を招来する。
【0019】本発明は、上述したようなフレクシャ自体
の変形を抑制してスライダのピッチ方向及びロール方向
の姿勢の変化を防ぎ、スライダと媒体との衝突やスライ
ダのタッピングを回避して、媒体の損傷や記録再生時の
エラーの発生を抑制し、記録再生特性の信頼性の向上を
はかることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、その一例の構
成図を図1に示すように、磁気ヘッドが搭載されて磁気
ディスクの回転により生ずる空気流によって磁気ヘッド
を浮揚させるスライダ4と、フレクシャ2と、板バネ1
と、スライダ4の姿勢変化を直接制限するスライダ姿勢
制御部材5と、を備えたサスペンションであって、スラ
イダ4は、サスペンション中心軸線SCに対する外側方
向の両側面にサスペンション中心軸線SCと平行をなす
溝4 1 ,4 2 が全面に亘って形成され、スライダ姿勢制
御部材5は板バネ1又はフレクシャ2に固定され、
ライダ姿勢制御部材5の一対の作用部分5a,5aがス
ライダ4の両側面に形成された溝4 1 ,4 2 の内側に各
々位置するように形成されて、スライダ4のサスペンシ
ョン中心軸線SCに対する水平方向及び回転方向の姿勢
変化に応じてスライダ姿勢制御部材5の作用部分5aが
スライダ4の溝4 1 ,4 2 の内側に接触してスライダ4
の姿勢を直接制御する構成とする。
【0021】
【0022】また本発明は、上述の構成において、スラ
イダ姿勢制御部材5を、フレクシャ2のスライダ4との
対向面に固定して構成する。更に本発明は、上述の構成
において、スライダ姿勢制御部材5を、板バネ1の上面
に固定して構成する。
【0023】また本発明は、上述の構成において、スラ
イダ姿勢制御部材5を板バネ1と一体に成形して構成す
る。
【0024】尚、本明細書において、上面とはサスペン
ションの各部の記録媒体と対向する側とは反対側の面を
示し、下面とは記録媒体と対向する側の面を示す。
【0025】
【作用】上述したように本発明においては、スライダ4
の姿勢変化を制御するスライダ姿勢制御部材5を板バネ
1又はフレクシャ2に固定し、その一対の作用部分5
a,5aをスライダ4の両側面に形成された一対の溝4
1 ,4 2 の内側に各々位置させて、スライダ4のサスペ
ンション中心軸線SCに対する水平方向及び回転方向の
姿勢変化に応じて一対の作用部分5a,5aが一対の溝
1 ,4 2 接触してスライダ4の姿勢を直接制御する
ことから、フレクシャ2のロール方向またはピッチ方向
の衝撃による変形を回避することができる。
【0026】即ち、スライダ姿勢制御部材5の一対の作
用部分5a,5aを、スライダ4のサスペンション中心
軸線SCに対して外側方向の側面に形成された一対の
溝4 1 ,4 2 の内側に位置させることにより、外部から
衝撃が与えられても、スライダ姿勢制御部材5の作用部
分5aがスライダ4の溝4 1 ,4 2 の内側に接触して押
し返される。これにより、フレクシャ2の変形及びこれ
によるスライダ4自体の姿勢の極端な変化を抑制するこ
とができ、スライダ4の姿勢制御を行うことができる。
【0027】更に、スライダ姿勢制御部材5をフレクシ
ャ2のスライダ4との対向面か、又は板バネ1の上面に
固定して構成することにより、外部からの衝撃に対し、
その作用部分によって確実にスライダ4のフレクシャ2
に対する姿勢制御、又はフレクシャ2の板バネ1との位
置関係の制御を行うことができ、確実にフレクシャ2の
変形及びスライダ4の姿勢変化を抑制することができ
る。
【0028】また更に、スライダ姿勢制御部材5を板バ
ネ1と一体に成形して構成することにより、上述したよ
うにフレクシャ2の変形、スライダ4の姿勢制御を行う
と共に、その組み立て工程の簡易化をはかることができ
る。
【0029】
【実施例】以下本発明実施例を図面を参照して詳細に説
明する。先ず、各例においてスライダ姿勢制御部材等の
構成を説明する。
【0030】実施例1 図1においては、サスペンションの先端部の上平面図
(上面側からみた平面図)とその上下に両側面図、左方
に正面図をそれぞれ示す。この板バネ1の固定部は、上
述の図16において説明したように例えばMO型磁気デ
ィスク装置の例えば回動型のアームに固定される。そし
てこの板バネ1の先端部にフレクシャ2を介してスライ
ダ4が固定され、フレクシャ2の荷重受け点21 におい
て板バネ1の規定荷重がスライダ4に与えられる。22
は板バネ1へのレーザ等による溶接点、23 はスライダ
4が固定される舌片、24 は屈曲部を示す。また1bは
板バネ1の上面の両側に設けられる折り返し部を示す。
【0031】またスライダ4の一側に磁気コア埋込み用
の溝46 が設けられると共に、この埋込み作業用の溝4
1 が前方端面から後方端面に連通して設けられ、例えば
コ字型の巻線型の磁気コア6が溝46 内に埋め込まれ
る。またフレクシャ2の自由度を阻害しないようにスラ
イダ4の上面の角部に溝43 を設けて構成する。
【0032】そして特に本発明においては、SUS(ス
テンレス)、セラミックス等より成る適度な剛性を有す
るスライダ姿勢制御部材5を設け、特にその作用部分が
スライダ4の上面、即ちスライダ4と板バネ1との間に
挿入されてこのスライダ4の上面に所定間隔をもって配
される。この場合スライダ姿勢制御部材5はほぼコ字型
に一体に構成され、両側部がピン状に、又この両側部に
挟まれた中間部は例えば薄板状に成形され、フレクシャ
2の下面、即ちスライダ4との対向面の例えば図1にお
いて斜線を付して示す領域Eにこの薄板部が例えば溶接
されて固定される。そして薄板部とピン部との屈曲部に
おいて厚さ方向に傾斜させ、両側のピン部が板バネ4及
びフレクシャ2の下面から離間し、且つスライダ4の上
面とほぼ一定の間隔をもって平行に配置される構成とす
る。
【0033】このような構成とすることによって、スラ
イダ4は、空気圧に抗して適度の姿勢自由度をもってデ
ィスク上を浮上すると共に、スライダ姿勢制御部材5に
よりフレクシャ2の変形によるスライダ4の姿勢変化を
抑制することができる。例えば前述の図21及び図22
において説明したようにフレクシャ2が変形して、スラ
イダ4の上面が傾斜すると、スライダ姿勢制御部材5に
よってこのスライダ4の上面が押し戻されることからフ
レクシャ2自体の変形を抑制すると共に、スライダ4の
急激な姿勢変化を確実に抑制することができる。
【0034】従ってロード/アンロード時のスライダと
媒体との接触を回避して、スライダの損傷やヘッドクラ
ッシュの発生を回避することができる。またスライダの
姿勢変化に伴って生じる浮上量の変動や、スライダ4に
よる媒体表面のタッピングを防ぐことができて、媒体の
損傷や記録再生時のエラーの発生等を確実に抑制するこ
とができる。
【0035】実施例2 次に、図2A及びBの側面図及び正面図を参照して本発
明の第2実施例を説明する。この場合、上述の例と同様
な形状のスライダ姿勢制御部材5を用いてその薄板部で
フレクシャ2に固定して構成するものであるが、その一
方のピン部を延長させて図2において上方に屈曲させ、
更にスライダ4の溝41 に向かって屈曲させ、その先端
部がスライダ4の磁気コア埋込み用の溝41 の内側に位
置するように構成する。図2において、図1に対応する
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0036】このような構成とすることによって、上述
の実施例1において説明した場合より更にスライダ4の
姿勢変化を確実に矯正することができ、フレクシャの変
形を抑制することができる。
【0037】実施例3 次に、図3の構成図を参照して本発明の第3実施例を説
明する。図3においては、サスペンションの先端部の下
平面図(下側からみた平面図)とその上下に両側面図、
左方に正面図をそれぞれ示す。図3において、図1に対
応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
上述の例においては磁気コア6をスライダ4の一方の側
面に溝46 を設けてここに埋込む構成としたが、この場
合磁気コア6の埋め込み用の溝47 をスライダ4の中央
部に設けてここに埋込み、これとは別にスライダ4の両
側に溝41 及び42 を設けてスライダ姿勢制御部材5の
両先端部をこれら側部の溝内に配置した構成とする。
【0038】スライダ姿勢制御部材5は、実施例1と同
様にコ字型に形成され、中央の薄板部においてフレクシ
ャ2の下面の、図3において斜線を付して示すF部で溶
接等により固定される。このとき、例えばスライダ姿勢
制御部材5が撓み易い場合等には、F部にステンレス等
の薄板を設けて、その薄板に部材5を取り付けて構成し
ても良い。尚、図3の下平面図に示す符号SCは、スラ
イダ4のサスペンション中心軸線を示す。このサスペン
ション中心軸線SCに対する外側方向におけるスライダ
4の両側面に、このサスペンション中心軸線SCと平行
をなす一対の溝4 1 ,4 2 が全面に亘って形成されてい
る。
【0039】図4に、この例の略線的斜視図を示す。図
4において、図3に対応する部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。
【0040】このような構成とする場合、スライダ4の
両側ともに姿勢制御されることから上述の各例に比べよ
り確実にフレクシャ2の変形を抑制することができる。
【0041】実施例4 次に、本発明の第4実施例を図5の構成図を参照して説
明する。図5においては、サスペンションの先端部の上
平面図とその上下に両側面図、左方に正面図をそれぞれ
示す。図5において、図1に対応する部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。この例においては、2本
1組の剛体ピン状のスライダ姿勢制御部材5を用い、こ
れを板バネ1の上面の図5において斜線を付して示すE
部に接着、溶接等により固定して構成する。
【0042】板バネ1の上面の両側には上述したように
その剛性を保持するための折り返し部1bが設けられる
ため、スライダ姿勢制御部材5はこの折り返し部1bを
乗り越えるようにして両先端部がスライダ4に向かって
延長し、板バネ1の下面とスライダ4の上面との間に位
置するようになされる。
【0043】このような構成とする場合、スライダ4は
その上面の4点で姿勢制御部材5によって姿勢が矯正さ
れることから、よりその姿勢変化を抑制し、フレクシャ
2の変形を回避することができることとなる。
【0044】実施例5 図6に示す例においては、上述の図5において説明した
例と同様に、2本1組のスライダ姿勢制御部材5を用い
た例で、図6においては、サスペンションの先端部の下
平面図とその上下に両側面図、左方に正面図をそれぞれ
示す。この場合、スライダ姿勢制御部材5を板バネ1の
上面に固定するものであって、上述の実施例3において
説明した例と同様に、磁気コア6はスライダ4の中央部
の溝47に埋め込まれ、スライダ4の両側には溝41
び42 が設けられる。そしてスライダ姿勢制御部材5
の両先端部はスライダ4の両側に設けた溝41 及び4
2に外側から挿入される構成とする。図6において、図
5に対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略
する。尚、符号SCは、スライダ4のサスペンション中
心軸線を示す。
【0045】この場合においても、スライダ4が上面の
4点でスライダ姿勢制御部材5により抑えられることか
ら、姿勢変化をより確実に制御してフレクシャ2の変形
を回避することができる。
【0046】実施例6 図7及び図8に示す例においては、スライダ姿勢制御部
材5を板バネ1と一体に形成した場合を示し、図7にサ
スペンションの先端部の上平面図とその上下に両側面
図、左方に正面図をそれぞれ示し、図8にその略線的斜
視図を示す。この場合、板バネ1の折り返し部1bの一
部を板バネ1の表面に沿って図7において上下外側に翼
状に延長させて、その先端部をスライダ4側に向かって
垂下させ、更に先端部を内側に折り曲げて、その先端部
の作用部分がスライダ4の上面に位置するように形成し
たものである。図7及び図8において、図1に対応する
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0047】このような構成とすることによって、上述
の各例と同様にスライダ4の姿勢を矯正すると共にフレ
クシャ2の変形を回避することができる。更にまた、板
バネ1と一体にスライダ姿勢制御部材5を設けることか
ら、その組み立て作業を不要として、製造工程の簡易化
をはかることができる。
【0048】実施例7 図9及び図10に示す例においては、上述の例と同様に
スライダ姿勢制御部材5を板バネと一体に成形して構成
した場合を示す。図9においては、サスペンションの先
端部の下平面図とその上下に両側面図、左方に正面図を
それぞれ示し、図10にその略線的斜視図を示す。スラ
イダ4の中央部に磁気コア6の埋め込み用の溝47 をス
ライダ4の中央部に設けてここに埋込み、これとは別に
スライダ4の両側に溝41 及び42 を設けるもので、ス
ライダ姿勢制御部材5は板バネ1の折り返し部1bの一
部が板バネ1の表面に沿って横方向に延長されて更にス
ライダ4側に向かって垂下され、更にその両側の溝41
及び42 の内側に先端部の作用部分が位置するようにな
される。図9及び図10において図1に対応する部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0049】このような構成とすることによって、上述
の実施例6と同様にスライダ4の姿勢を矯正すると共
にフレクシャ2の変形を回避することができ、更に板バ
ネ1と一体にスライダ姿勢制御部材5を設けることか
ら、その組み立て作業を不要として、製造工程の簡易化
をはかることができる。図9において、符号SCは、ス
ライダ4のサスペンション中心軸線を示す。
【0050】次に、スライダ姿勢制御部材5の寸法形状
の一例を説明する。先ず、スライダ4の寸法形状の一例
を図11を参照して説明する。図11においてはスライ
ダ4の下平面図及びその上方に側面図、左方に正面図を
示す。スライダ4の外径は5.0mm×6.0mm×
1.0mmとされ、磁気コアが埋め込まれる溝46 の幅
及び深さはそれぞれ0.2mm、1.2mmとされ、一
方の端面から0.5mmの位置に設けられる。また、磁
気コア6の埋込み作業用の溝41 の深さ、即ち厚み方向
の長さは0.5mmとされ、上面から0.35mm、下
面即ちいわゆるABS面(浮上面)側から0.15mm
の位置に設けられ、幅は0.7mmとされて上述したよ
うに一方の端面から他の端面に連通して設けられる。ま
たその上面にフレクシャ2の自由度を阻害しないように
設ける溝43 は、幅及び深さが1.0mm、0.15m
mとされる。
【0051】図12A及びBにスライダ4のディスク1
0に対するピッチ方向及びロール方向のそれぞれの浮上
状態での傾斜角度の一例を示す。矢印dはディスク10
の回転方向を示す。
【0052】通常の記録再生時の浮上姿勢は、図12A
に示すようにディスク10の回転方向の上流側に向かっ
て傾斜するようになされ、上流側のディスク10の表面
からのスライダ4の角部の浮上量をh1 、下流側の角部
の浮上量をh2 、傾斜角度をθp とすると、例えばそれ
ぞれ h1 ;50μm h2 ;10μm θp ;0.38° となる。
【0053】また、ロール方向の傾斜状態は、図12B
に示すように、両側面の底面角部の高さをh3 、h4
すると、その差h3 −h4 は50μm程度未満、傾斜角
度θ r は約0.57°[deg] 程度未満とされる。
【0054】このようなスライダ形状及び浮上姿勢を採
る構成において、例えば図2及び図3において説明した
実施例2及び3と同様に、スライダ姿勢制御部材5をコ
字型に成形して、その両側部のピン状の作用部分をスラ
イダ4の側面の溝41 の内側に位置させた場合の、ピッ
チ方向、ロール方向の寸法形状の許容度をそれぞれ図1
3及び図14を参照して説明する。
【0055】図13Aにおいては、スライダ姿勢制御部
材5及びスライダ4の断面図を示す。図13A及びBに
おいて、図12A及びBに対応する部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。このように、スライダ姿勢
制御部材5の作用部分の断面がほぼ正方形とされて、図
13Bに示すように、その一辺の長さをxとし、スライ
ダ4の傾斜角が0°のときの作用部分の上面と溝41
上内側面との間隔をaとすると、上述の寸法から、 2a+x=0.5(mm) となる。
【0056】このとき、上述したようにピッチ方向の傾
斜角度が0.38°程度である場合、許される作用部分
と溝の間隔、即ち溝41 の内側面からの作用部分の外側
面の距離bを例えば下記の通り選定すると、上述のa、
xが求まる。 b=0.4mm → a=2.65μm、x=0.497mm b=0.7mm → a=4.64μm、x=0.491mm
【0057】また、作用部分の厚さxを例えば0.25
mmとすると、許されるピッチ角方向のスライダ4の傾
斜角度は、それぞれbの値に対し、 b=0.4mm → θp =17.4° b=0.7mm → θp =10.1° となる。
【0058】次に、図14A及びBを参照してロール方
向のスライダ4の傾斜範囲を説明する。図14におい
て、図13に対応する部分には同一符号を付して重複説
明を省略する。上述したように、作用部分と溝41 の上
内側面との間隔と、作用部分の厚さxとは、 2a+x=0.5(mm) とされる。
【0059】そこで、ロール角θr が上述したように
0.57°程度の場合、許される作用部分と溝との間隔
aは、 a=0.050mm(x=0.4mm) となり、作用部分の厚さxを0.25mm程度とする
と、許されるロール角θrは、 θr =1.43° となる。
【0060】また、例えば光磁気ディスクに上述の構成
を適用する場合、ディスクの面振れは80μm〜0.1
mm程度であり、この面振れに対し十分な追従性を有し
て浮上姿勢を採り得る構成とすることが必要となる。
【0061】従ってこの場合、例えば剛体ピンの直径を
0.3mmφ以下程度の例えば0.25mmとすること
によって、スライダ4の姿勢を確実に制御できると共
に、浮上姿勢を保持することができることがわかる。ま
た例えば剛体ピンの剛性が不足である場合は、例えばス
ライダ姿勢制御部材5を薄板状として、その側面に板バ
ネ1と同様の折り返し部いわゆるリブを設ける等して、
剛性を保持することも可能である。
【0062】また、前述の実施例1、実施例4において
説明したようにスライダ4の上面と板バネ1との間にス
ライダ姿勢制御部材5を挿入する構成とする場合、例え
ば図15に示すように、板バネ1の下面とスライダ4の
下面即ちABS面との間隔が2mm程度とされることか
ら、スライダ4の厚さを1mmとすると、板バネ1とス
ライダ4の上面との間隔がほぼ1mm程度となる。従っ
て、上述したように溝41 の内側に挿入する場合に比
し、スライダ姿勢制御部材5の厚さを大とすることがで
き、ピン状とする場合においても十分剛性を保持するこ
とができる。
【0063】このように、本発明によればスライダ1の
姿勢変化を制限するスライダ姿勢制御部材5をサスペン
ションに設けることから、フレクシャ2のロール方向ま
たはピッチ方向の衝撃による変形を回避することができ
る。
【0064】尚、本発明は上述の各実施例に限定される
ことなく、例えばCSS方式の磁気ディスク装置とか、
HDD(ハードディスクドライブ)等において適用する
ことができ、またその形状、構成において種々の変形変
更が可能であることはいうまもない。
【0065】
【発明の効果】上述したように本発明によればフレクシ
ャの変形を確実に防ぐことができて、スライダの姿勢の
変化を抑制することができる。
【0066】即ち、スライダ姿勢制御部材5の一対の作
用部分5a,5aを、スライダ4の側面に形成された
一対の溝4 1 ,4 2 の内側に位置させることによって、
外部から衝撃が与えられても、スライダ姿勢制御部材5
の作用部分5aがスライダ4の溝4 1 ,4 2 の内側に接
触して押し返されるため、フレクシャ2の変形、スライ
ダ4の姿勢制御を行うことができる。
【0067】更に、スライダ姿勢制御部材5をフレクシ
ャ2のスライダ4との対向面か、又は板バネ1の上面に
固定して構成することにより、外部からの衝撃に対し、
その作用部分によって確実にスライダ4のフレクシャ2
に対する姿勢制御行うことができる。
【0068】従ってフレクシャの変形に伴って浮上状態
に支障を来すことを確実に回避できる。また、ヘッドの
ロード/アンロード時にスライダの媒体面に対する適正
な姿勢を維持できて、フレクシャの変形に起因するスラ
イダと媒体との衝突、更にはスライダによる媒体のタッ
ピングを防ぐことができて、媒体の損傷の発生を格段に
抑制することができ、また記録再生時のエラーの発生を
抑制することができる。これにより、記録再生装置の信
頼性の向上をはかることができる。
【0069】また更に、スライダ姿勢制御部材5を板バ
ネ1と一体に成形して構成することにより、上述したよ
うにフレクシャ2の変形、スライダ4の姿勢制御を行う
と共に、その組み立て工程の簡易化をはかることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の構成図である。
【図2】本発明第2実施例の略線的側面図及び正面図で
ある。
【図3】本発明第3実施例の構成図である。
【図4】本発明第3実施例の略線的斜視図である。
【図5】本発明第4実施例の構成図である。
【図6】本発明第5実施例の構成図である。
【図7】本発明第6実施例の構成図である。
【図8】本発明第6実施例の略線的斜視図である。
【図9】本発明第7実施例の構成図である。
【図10】本発明第7実施例の略線的斜視図であ。
【図11】スライダの寸法形状の一例の説明図である。
【図12】スライダの傾斜状態の一例の説明図である。
【図13】スライダ姿勢制御部材の寸法形状の一例の説
明図である。
【図14】スライダ姿勢制御部材の寸法形状の一例の説
明図である。
【図15】スライダの寸法形状の一例の説明図である。
【図16】従来のサスペンションの一例の構成図であ
る。
【図17】従来のサスペンションの一例の要部構成図で
ある。
【図18】従来のサスペンションを用いたヘッドの構成
図である。
【図19】従来のサスペンションを用いたヘッドの要部
構成図である。
【図20】従来のサスペンションを用いたヘッドの要部
斜視図である。
【図21】フレクシャの変形によるロール方向の姿勢変
化の説明図である。
【図22】フレクシャの変形によるピッチ方向の姿勢変
化の説明図である。
【符号の説明】
1 板バネ 1b 折り返し部 2 フレクシャ 21 荷重受け点 22 溶接点 23 舌片 24 屈曲部 4 スライダ 41 溝 42 溝 43 溝 5 スライダ姿勢制御部材 6 磁気コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−264676(JP,A) 特開 平1−211382(JP,A) 特開 平2−260181(JP,A) 実開 平2−65270(JP,U) 実開 平5−50572(JP,U) 実開 昭63−49651(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/21

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドが搭載されて磁気ディスクの
    回転により生ずる空気流によって前記磁気ヘッドを浮揚
    させるスライダと、フレクシャと、板バネと、前記スラ
    イダの姿勢変化を直接制限するスライダ姿勢制御部材
    と、を備えたサスペンションであって、前記スライダは、前記サスペンション中心軸線に対する
    外側方向の両側面に前記サスペンション中心軸線と平行
    をなす溝が全面に亘って形成され、 前記スライダ姿勢制御部材は前記板バネ又は前記フレ
    クシャに固定され、該スライダ姿勢制御部材の一対の作
    用部分が前記スライダの両側面に形成された溝の内側に
    各々位置するように形成されて、 前記スライダの前記サスペンション中心軸線に対する水
    平方向及び回転方向の姿勢変化に応じて前記スライダ姿
    勢制御部材の前記作用部分が前記スライダの前記溝の内
    側に接触して前記スライダの姿勢を直接制御することを
    特徴とするサスペンション。
  2. 【請求項2】 前記スライダ姿勢制御部材は、前記フレ
    クシャの前記スライダとの対向面に固定されて成ること
    を特徴とする請求項1に記載のサスペンション。
  3. 【請求項3】 前記スライダ姿勢制御部材は、前記板バ
    ネの上面に固定されて成ることを特徴とする請求項1
    記載のサスペンション。
  4. 【請求項4】 前記スライダ姿勢制御部材は、前記板バ
    ネと一体に成形されて成ることを特徴とする請求項1
    記載のサスペンション。
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