JP4744354B2 - ドロップケーブル引出数管理システムおよびドロップケーブル引出数管理方法 - Google Patents
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Description
ここで、ドロップクロージャ識別子、引出数、最大引出数および残り引出数を含むドロップクロージャ情報が格納されるドロップクロージャ情報メモリ(12)と、該ドロップクロージャ情報メモリが接続されたドロップクロージャ情報更新手段(11,13)とをさらに具備し、戸建住宅に住む戸建住宅居住顧客(A)から新規の申込があると、前記契約情報登録手段が、前記契約担当者によって前記契約情報端末装置を用いて入力される該戸建住宅居住顧客の受付番号、住所、氏名および住居形態を該戸建住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納し、前記戸建住宅居住顧客についてドロップケーブル引出設計を行う際に、前記契約情報登録手段が、前記設計者によって前記設計支援端末装置を用いて前記設計支援手段を介して入力される前記戸建住宅居住顧客の受付番号に基づいて該戸建住宅居住顧客の契約情報を前記契約情報メモリから読み出して前記設計支援手段に出力し、前記設計支援手段が、前記契約情報登録手段から受け取った前記戸建住宅居住顧客の契約情報を前記設計支援端末装置に表示させるとともに、前記設計者によって該設計支援端末装置を用いて入力される該戸建住宅居住顧客の最寄りのドロップクロージャを特定するドロップクロージャ識別子を前記ドロップクロージャ情報更新手段に出力し、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、前記設計支援手段から受け取ったドロップクロージャ識別子に基づいて前記ドロップクロージャ情報メモリを検索して、該ドロップクロージャ識別子によって特定される前記ドロップクロージャの引出数および最大引出数を読み出し、該読み出した引出数に“1”を加算し、該読み出した最大引出数から該加算後の引出数を引いて残り引出数を算出したのち、該算出した残り引出数が“0”以上であるか否かを判定し、前記算出した残り引出数が“0”以上であると、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、前記ドロップクロージャの引出数および残り引出数を更新するとともに、「該当ドロップクロージャからの引出し可能である。」旨を通知する引出可能通知信号を前記設計支援手段に出力し、前記算出した残り引出数が“0”未満であると、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、「該当ドロップクロージャからの引出しが不可である。」旨を通知する引出不可通知信号を前記設計支援手段に出力し、前記設計支援手段が、前記引出可能通知信号を受け取ると、「該当ドロップクロージャからの引出しが可能である。」旨を前記設計支援端末装置に表示させ、一方、前記引出不可通知信号を受け取ると、「該当ドロップクロージャからの引出しが不可である。」旨を前記設計支援端末装置に表示させてもよい。
前記設計支援手段が、「該当ドロップクロージャからの引出しが可能である。」旨が前記設計支援端末装置に表示されると前記設計者によって該設計支援端末装置を用いて入力される前記戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を前記契約情報登録手段に出力し、前記契約情報登録手段が、前記設計支援手段から受け取った前記戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を該戸建住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納してもよい。
前記ドロップクロージャ情報更新手段によって算出された残り引出数が“0”になると、「該当ドロップクロージャが引出し不可になった」旨を設備工事箇所端末装置に通知する通知手段(14)をさらに具備してもよい。
前記ドロップクロージャ情報メモリ、前記ドロップクロージャ情報更新手段および前記通知手段がドロップクロージャデータベースシステム(10)に備えられており、前記契約情報メモリおよび前記契約情報登録手段が契約データベースシステム(20)に備えられており、前記設計支援手段が設計支援システム(30)に備えられており、前記ドロップクロージャデータベースシステムと前記契約データベースシステムと前記設計支援システムとが通信回線を介して相互接続されていてもよい。
前記ドロップクロージャ識別子が、ドロップクロージャが設置された電柱の電柱番号を示すドロップクロージャ取付電柱番号であってもよい。
前記ドロップケーブル引出設計結果が、前記戸建住宅居住顧客に割り当てられたドロップケーブルの引出心線番号、収容局、収容局ポート番号および収容局方向電柱番号を含んでもよい。
ここで、前記ドロップケーブル引出数管理システムが、ドロップクロージャ識別子、引出数、最大引出数および残り引出数を含むドロップクロージャ情報が格納されるドロップクロージャ情報メモリ(12)と、該ドロップクロージャ情報メモリが接続されたドロップクロージャ情報更新手段(11,13)とをさらに具備し、戸建住宅に住む戸建住宅居住顧客(A)から新規の申込があると、前記契約担当者が、前記戸建住宅居住顧客の受付番号、住所、氏名および住居形態を前記契約情報端末装置を用いて前記契約情報登録手段に入力する第10のステップと、前記契約情報登録手段が、前記契約情報端末装置から入力される前記戸建住宅居住顧客の受付番号、住所、氏名および住居形態を該戸建住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納する第11のステップと、前記戸建住宅居住顧客についてドロップケーブル引出設計を行う際に、前記設計者が、前記戸建住宅居住顧客の受付番号を前記設計支援端末装置を用いて前記設計支援手段に入力する第12のステップと、前記設計支援手段が、前記設計支援端末装置から入力される前記戸建住宅居住顧客の受付番号を前記契約情報登録手段に出力する第13のステップと、前記契約情報登録手段が、前記設計支援手段から入力される前記戸建住宅居住顧客の受付番号に基づいて該戸建住宅居住顧客の契約情報を前記契約情報メモリから読み出して前記設計支援手段に出力する第14のステップと、前記設計支援手段が、前記契約情報登録手段から受け取った前記戸建住宅居住顧客の契約情報を前記設計支援端末装置に表示させる第15のステップと、前記設計者が、前記設計支援端末装置に表示された前記戸建住宅居住顧客の契約情報に含まれている住所に基づいて該戸建住宅居住顧客の最寄りのドロップクロージャを特定するドロップクロージャ識別子を調べ、該調べたドロップクロージャ識別子を前記設計支援手段に該設計支援端末装置を用いて入力する第16のステップと、前記設計支援手段が、前記設計支援端末装置から入力される前記ドロップクロージャ識別子を前記ドロップクロージャ情報更新手段に出力する第17のステップと、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、前記設計支援手段から受け取ったドロップクロージャ識別子に基づいて前記ドロップクロージャ情報メモリを検索して、該ドロップクロージャ識別子によって特定される前記ドロップクロージャの引出数および最大引出数を読み出し、該読み出した引出数に“1”を加算し、該読み出した最大引出数から該加算後の引出数を引いて残り引出数を算出したのち、該算出した残り引出数が“0”以上であるか否かを判定する第18のステップと、前記算出した残り引出数が“0”以上であると、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、前記ドロップクロージャの引出数および残り引出数を更新するとともに、「該当ドロップクロージャからの引出し可能である。」旨を通知する引出可能通知信号を前記設計支援手段に出力する第19のステップと、前記算出した残り引出数が“0”未満であると、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、「該当ドロップクロージャからの引出しが不可である」旨を通知する引出不可通知信号を前記設計支援手段に出力する第20のステップと、前記設計支援手段が、前記引出可能通知信号を受け取ると、「該当ドロップクロージャからの引出しが可能である。」旨を前記設計支援端末装置に表示させ、一方、前記引出不可通知信号を受け取ると、「該当ドロップクロージャからの引出しが不可である。」旨を前記設計支援端末装置に表示させる第21のステップとをさらに具備してもよい。
前記第21のステップにおいて「該当ドロップクロージャからの引出しが可能である」旨が前記設計支援端末装置に表示されると、前記設計者が、ドロップケーブル引出設計を行って、前記戸建住宅居住顧客に対して割り当てるドロップケーブルのドロップクロージャ識別子、引出心線番号、収容局、収容局ポート番号および収容局方向電柱番号を含む該戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を前記設計支援手段に該設計支援端末装置を用いて入力する第22のステップと、前記設計支援手段が、前記設計支援端末装置から入力される前記前記戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を前記契約情報登録手段に出力する第23のステップと、前記契約情報登録手段が、前記設計支援手段から受け取った前記戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を該戸建住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納する第24のステップとをさらに具備してもよい。
前記ドロップケーブル引出数管理システムが、設備工事箇所端末装置に所定の通知を行うための通知手段(14)をさらに具備し、前記第18のステップにおいて前記ドロップクロージャ情報更新手段によって算出された残り引出数が“0”になると、前記通知手段が、「該当ドロップクロージャが引出し不可になった」旨を前記設備工事箇所端末装置に通知する第25のステップをさらに具備してもよい。
(1)最寄りのドロップクロージャが引出上限本数に達している場合には、その旨が端末装置に表示されるため、ドロップケーブル引出設計を行う設計者は事前に注意喚起を受けることができるので、工事中止を引き起こすような設計ミスを削減することができる。
(2)ドロップケーブル引出設計結果を契約情報データベースに自動的に格納することにより、ドロップクロージャ情報メモリに格納されているドロップクロージャの引出数とこのドロップクロージャの実際の引出数とを完全に一致させることができるとともに、サービスエリアにおける顧客数を正確に把握することができるため、設備増強などの検討に活用することもできる。
本発明の一実施例によるドロップケーブル引出数管理システム1は、図1に示すように、ドロップクロージャデータベースシステム10(以下、「ドロップクロージャDBシステム10」と称する。)と、契約データベースシステム20(以下、「契約DBシステム20」と称する。)と、設計支援システム30とを具備する。ここで、ドロップクロージャDBシステム10、契約DBシステム20および設計支援システム30は、社内LANなどの通信回線により相互接続されている。
ドロップクロージャ情報は、ドロップクロージャDBシステム10に端末装置16を用いて入力されたのち、制御部11によってドロップクロージャ情報メモリ12に格納される。また、ドロップクロージャ情報は、表1に一例を示すように、ドロップクロージャが設置されている電柱(支持物)を示すドロップクロージャ取付電柱番号(ドロップクロージャ識別子)と、ドロップクロージャから現在引き出されているドロップケーブルの本数を示す引出数(A)と、ドロップクロージャのメーカと、ドロップクロージャの型式と、ドロップクロージャから引き出すことができるドロップケーブルの最大本数を示す最大引出数(B)と、ドロップクロージャから引き出すことができるドロップケーブルの残り本数を示す残り引出数(B−A)とを含む。
通知部14は、制御部11の制御の下で動作し、設備工事箇所に設置されている設備工事箇所端末装置(不図示)に電子メールなどにより所定の通知を行う。
送受信部15は、制御部11の制御の下で動作し、契約DBシステム20および設計支援システム30との間での各種のデータなどの送受信を行う。
契約情報は、端末装置24を用いて契約DBシステム20に入力されたのち、制御部21によって契約情報メモリ22に登録される。また、契約情報は、以下の情報を含む。
(1)受付番号(たとえば、20060101××××)
(2)住所(たとえば、東京都千代田区・・・・)
(3)氏名(たとえば、甲乙太郎)
(4)住居形態(たとえば、戸建および集合など)
(5)集合物件名(たとえば、○○アパート)
(6)収容局(たとえば、××局)
(7)収容局ポート番号(たとえば、××番)
(8)ドロップクロージャ取付電柱番号(たとえば、AB支線1号)
(9)収容局方向電柱番号(たとえば、AB支線2号)
(10)引出心線番号(たとえば、△△番)
送受信部33は、制御部31の制御の下で動作し、ドロップクロージャDBシステム10および契約DBシステム20との間での各種のデータなどの送受信を行う。
まず、戸建住宅に住む顧客Aから新規の申込があった場合のドロップケーブル引出数管理システム1の動作について、図2から図4に示すフローチャートを参照して説明する。
設計支援部32は、この表示指示に従って、顧客Aの住所「東京都千代田区大手町1−1−1」、氏名「甲乙太郎」および住居形態「戸建」を端末装置34に表示する。
設計者は、端末装置34に表示された顧客Aの住所「東京都千代田区大手町1−1−1」に基づいて、ドロップクロージャが設置されている最寄りの電柱の電柱番号(ドロップクロージャ取付電柱番号)を調べ、調べたドロップクロージャ取付電柱番号「AB支線1号」を設計支援システム30に端末装置34を用いて入力する。
設計支援システム30の設計支援部32は、入力されたドロップクロージャ取付電柱番号をドロップクロージャDBシステム10に送受信部33を介して送信する(以上、ステップS14)。
更新部13は、この更新指示に従って、制御部11から入力されたドロップクロージャ取付電柱番号「AB支線1号」に基づいてドロップクロージャ情報メモリ12を検索して、このドロップクロージャの引出数(A=3)および最大引出数(B=16)を読み出す(表1参照)。その後、更新部13は、読み出した引出数(A=3)に“1”を加算したのち、読み出した最大引出数(B=16)から加算後の引出数(A=4)を引いて残り引出数(B−A=16−4=12)を算出する(以上、ステップS15)。
また、算出した残り引出数(B−A=12)が“0”になった場合には、制御部11は、「ドロップクロージャ取付電柱番号が「AB支線1号」であるドロップクロージャが引出し不可になった」旨を電子メールなどで設備工事箇所端末装置に通知するように、通知部14に指示する。通知部14は、制御部11からのこの通知指示に従って、「ドロップクロージャ取付電柱番号が「AB支線1号」であるドロップクロージャが引出し不可になった」旨を電子メールなどで設備工事箇所端末装置に通知する(以上、図3のステップS21)。
設計支援システム30の設計支援部32は、入力されたドロップクロージャ取付電柱番号をドロップクロージャDBシステム10に送受信部33を介して送信する(以上、ステップS34)。
これ以降は、上述したステップS15からの動作が繰り返される。
集合住宅に住む顧客B(甲乙次郎)から新規の申込があると、契約担当者は、顧客Bの受付番号「200604010002」、住所「東京都千代田区大手町2−1−1」、氏名「甲乙次郎」、住居形態「集合」および集合物件名「千代田アパート」を契約DBシステム20に端末装置24を用いて入力する。入力された顧客Bの受付番号、住所、氏名、住居形態および集合物件名は、契約DBシステム20の制御部21によって顧客Bの契約情報として契約情報メモリ22に格納されて登録される(図5のステップS41)。
設計支援部32は、この表示指示に従って、顧客Bの住所「東京都千代田区大手町2−1−1」、氏名「甲乙次郎」、住居形態「集合」および集合物件名「千代田アパート」を端末装置34に表示する(ステップS44)。
設計支援システム30の設計支援部32は、この問合せ指示信号を受け取ると、「千代田アパートに他の顧客がいないか否か」を問い合せる問合せ信号を契約DBシステム20に送受信部33を介して送信する(以上、ステップS45)。
設計支援システム30の設計支援部32は、送受信部33を介してこの問合せ結果信号を受け取ると、受け取った問合せ結果信号によって示される他の顧客の住所および氏名を端末装置34に表示する(以上、ステップS46)。
設計支援システム30の設計支援部32は、引出作業不要通知信号を受け取ると、受け取った引出作業不要通知信号を契約DBシステム20に送受信部33を介して送信する(以上、ステップS47,S48)。
設計支援システム30の設計支援部32は、入力されたドロップクロージャ取付電柱番号をドロップクロージャDBシステム10に送受信部33を介して送信する(以上、ステップS50)。
以降は、上述した図2のステップS15からの動作が行われる。
また、更新部13および通知部14はドロップクロージャDBシステム10に備えたが、契約DBシステム20または設計支援システム30に備えてもよい。
また、更新部13が更新された残り引出数を設計支援部32に送受信部15を介して送信し、設計支援部32が更新された残り引出数を端末装置34に表示するようにしてもよい。このとき、残り引出数が所定の値以下になったときには、残り引出数を表示する色を変えて、設計者に注意喚起をするようにしてもよい。
表1に示したドロップクロージャ情報を住所と対応付けてドロップクロージャ情報メモリ12に格納する。設計者が端末装置34を用いて入力した顧客Aの住所を設計支援部32が送受信部33を介してドロップクロージャDBシステム10に送信すると、ドロップクロージャDBシステム10の更新部13が、顧客Aの住所に基づいてドロップクロージャ情報メモリ12を検索して、最寄りの空きのあるドロップクロージャが設置されたドロップクロージャ取付電柱番号を読み出したのち、読み出したドロップクロージャ取付電柱番号を設計支援システム30に送受信部15を介して送信する。設計支援部32は、送受信部33を介してドロップクロージャDBシステム10から受信したドロップクロージャ取付電柱番号を端末装置34に表示する。
10 ドロップクロージャDBシステム
11,21,31 制御部
12 ドロップクロージャ情報メモリ
13 更新部
14 通知部
15,23,33 送受信部
16,24,34 端末装置
20 契約DBシステム
22 契約情報メモリ
30 設計支援システム
32 設計支援部
S11〜S16,S21〜S24,S31〜S35,S41〜S50 ステップ
Claims (11)
- 顧客から新規の申込があった場合にドロップケーブル引出設計を行う際にドロップクロージャから引き出されているドロップケーブルの引出数を管理するためのドロップケーブル引出数管理システム(1)であって、
前記顧客の受付番号、住所、氏名、住居形態、集合物件名、収容局、収容局ポート番号、ドロップクロージャ識別子、収容局方向電柱番号および引出心線番号を含む該顧客の契約情報が格納される契約情報メモリ(22)と、
該契約情報メモリおよび契約情報端末装置(24)が接続された契約情報登録手段(21)と、
該契約情報登録手段と接続された、かつ、設計支援端末装置(34)が接続された設計支援手段(31,32)とを具備し、
集合住宅に住む集合住宅居住顧客(B)から新規の申込があると、前記契約情報登録手段が、契約担当者によって前記契約情報端末装置を用いて入力される該集合住宅居住顧客の受付番号、住所、氏名、住居形態および集合物件名を該集合住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納し、
前記集合住宅居住顧客についてドロップケーブル引出設計を行う際に、
前記契約情報登録手段が、設計者によって前記設計支援端末装置を用いて前記設計支援手段を介して入力される前記集合住宅居住顧客の受付番号に基づいて該集合住宅居住顧客の契約情報を前記契約情報メモリから読み出して前記設計支援手段に出力するとともに、該読み出した集合住宅居住顧客の契約情報に含まれている前記集合物件名に基づいて前記契約情報メモリを検索して該集合住宅居住顧客が住む集合住宅に他の顧客がいないか否かを調べ、該集合住宅居住顧客が住む集合住宅に他の顧客がいる場合には、該他の顧客の住所および氏名を前記契約情報メモリから読み出して、該読み出した他の顧客の住所および氏名を前記設計支援手段に出力し、
前記設計支援手段が、前記契約情報登録手段から受け取った前記集合住宅居住顧客の契約情報および前記他の顧客の住所および氏名を前記設計支援端末装置に表示させるとともに、該他の顧客の住所および氏名が該設計支援端末装置に表示されると前記設計者によって該設計支援端末装置を用いて入力される引出作業不要通知信号を前記契約情報登録手段に出力し、
前記契約情報登録手段が、前記引出作業不要通知信号を受け取ると、前記他の顧客の契約情報のうちの収容局、収容局ポート番号、ドロップクロージャ識別子、収容局方向電柱番号および引出心線番号を前記契約情報メモリから読み出して、該読み出した収容局、収容局ポート番号、ドロップクロージャ識別子、収容局方向電柱番号および引出心線番号を前記集合住宅居住顧客の受付番号と関連付けて該集合住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納する、
ことを特徴とする、ドロップケーブル引出数管理システム。 - ドロップクロージャ識別子、引出数、最大引出数および残り引出数を含むドロップクロージャ情報が格納されるドロップクロージャ情報メモリ(12)と、
該ドロップクロージャ情報メモリが接続されたドロップクロージャ情報更新手段(11,13)とをさらに具備し、
戸建住宅に住む戸建住宅居住顧客(A)から新規の申込があると、前記契約情報登録手段が、前記契約担当者によって前記契約情報端末装置を用いて入力される該戸建住宅居住顧客の受付番号、住所、氏名および住居形態を該戸建住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納し、
前記戸建住宅居住顧客についてドロップケーブル引出設計を行う際に、
前記契約情報登録手段が、前記設計者によって前記設計支援端末装置を用いて前記設計支援手段を介して入力される前記戸建住宅居住顧客の受付番号に基づいて該戸建住宅居住顧客の契約情報を前記契約情報メモリから読み出して前記設計支援手段に出力し、
前記設計支援手段が、前記契約情報登録手段から受け取った前記戸建住宅居住顧客の契約情報を前記設計支援端末装置に表示させるとともに、前記設計者によって該設計支援端末装置を用いて入力される該戸建住宅居住顧客の最寄りのドロップクロージャを特定するドロップクロージャ識別子を前記ドロップクロージャ情報更新手段に出力し、
前記ドロップクロージャ情報更新手段が、前記設計支援手段から受け取ったドロップクロージャ識別子に基づいて前記ドロップクロージャ情報メモリを検索して、該ドロップクロージャ識別子によって特定される前記ドロップクロージャの引出数および最大引出数を読み出し、該読み出した引出数に“1”を加算し、該読み出した最大引出数から該加算後の引出数を引いて残り引出数を算出したのち、該算出した残り引出数が“0”以上であるか否かを判定し、
前記算出した残り引出数が“0”以上であると、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、前記ドロップクロージャの引出数および残り引出数を更新するとともに、「該当ドロップクロージャからの引出し可能である。」旨を通知する引出可能通知信号を前記設計支援手段に出力し、
前記算出した残り引出数が“0”未満であると、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、「該当ドロップクロージャからの引出しが不可である。」旨を通知する引出不可通知信号を前記設計支援手段に出力し、
前記設計支援手段が、前記引出可能通知信号を受け取ると、「該当ドロップクロージャからの引出しが可能である。」旨を前記設計支援端末装置に表示させ、一方、前記引出不可通知信号を受け取ると、「該当ドロップクロージャからの引出しが不可である。」旨を前記設計支援端末装置に表示させる、
ことを特徴とする、請求項1記載のドロップケーブル引出数管理システム。 - 前記設計支援手段が、「該当ドロップクロージャからの引出しが可能である。」旨が前記設計支援端末装置に表示されると前記設計者によって該設計支援端末装置を用いて入力される前記戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を前記契約情報登録手段に出力し、
前記契約情報登録手段が、前記設計支援手段から受け取った前記戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を該戸建住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納する、
ことを特徴とする、請求項2記載のドロップケーブル引出数管理システム。 - 前記ドロップクロージャ情報更新手段によって算出された残り引出数が“0”になると、「該当ドロップクロージャが引出し不可になった」旨を設備工事箇所端末装置に通知する通知手段(14)をさらに具備することを特徴とする、請求項2または3いずれかに記載のドロップケーブル引出数管理システム。
- 前記ドロップクロージャ情報メモリ、前記ドロップクロージャ情報更新手段および前記通知手段がドロップクロージャデータベースシステム(10)に備えられており、
前記契約情報メモリおよび前記契約情報登録手段が契約データベースシステム(20)に備えられており、
前記設計支援手段が設計支援システム(30)に備えられており、
前記ドロップクロージャデータベースシステムと前記契約データベースシステムと前記設計支援システムとが通信回線を介して相互接続されている、
ことを特徴とする、請求項2乃至4いずれかに記載のドロップケーブル引出数管理システム。 - 前記ドロップクロージャ識別子が、ドロップクロージャが設置された電柱の電柱番号を示すドロップクロージャ取付電柱番号であることを特徴とする、請求項1乃至5いずれかに記載のドロップケーブル引出数管理システム。
- 前記ドロップケーブル引出設計結果が、前記戸建住宅居住顧客に割り当てられたドロップケーブルの引出心線番号、収容局、収容局ポート番号および収容局方向電柱番号を含むことを特徴とする、請求項2乃至6いずれかに記載のドロップケーブル引出数管理システム。
- 請求項1記載のドロップケーブル引出数管理システムを用いてドロップクロージャから引き出されているドロップケーブルの引出数を管理するためのドロップケーブル引出数管理方法であって、
集合住宅に住む集合住宅居住顧客から新規の申込があると、
契約担当者が、前記集合住宅居住顧客の受付番号、住所、氏名、住居形態および集合物件名を前記契約情報端末装置(24)を用いて前記契約情報登録手段(21)に入力する第1のステップと、
前記契約情報登録手段が、前記契約情報端末装置から入力される前記集合住宅居住顧客の受付番号、住所、氏名、住居形態および集合物件名を該集合住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリ(22)に格納する第2のステップと、
前記集合住宅居住顧客についてドロップケーブル引出設計を行う際に、
設計者が、前記集合住宅居住顧客の受付番号を前記設計支援端末装置(34)を用いて前記設計支援手段(31,32)に入力する第3のステップと、
前記設計支援手段が、前記設計支援端末装置から入力される前記集合住宅居住顧客の受付番号を前記契約情報登録手段に出力する第4のステップと、
前記契約情報登録手段が、前記設計支援手段から入力される前記集合住宅居住顧客の受付番号に基づいて該集合住宅居住顧客の契約情報を前記契約情報メモリから読み出して前記設計支援手段に出力するとともに、該読み出した集合住宅居住顧客の契約情報に含まれている前記集合物件名に基づいて前記契約情報メモリを検索して該集合住宅居住顧客が住む集合住宅に他の顧客がいないか否かを調べ、該集合住宅居住顧客が住む集合住宅に他の顧客がいる場合には、該他の顧客の住所および氏名を前記契約情報メモリから読み出して、該読み出した他の顧客の住所および氏名を前記設計支援手段に出力する第5のステップと、
前記設計支援手段が、前記契約情報登録手段から受け取った前記集合住宅居住顧客の契約情報および前記他の顧客の住所および氏名を前記設計支援端末装置に表示させる第6のステップと、
前記設計者が、前記設計支援端末装置に前記他の顧客の住所および氏名が表示されると、前記集合住宅居住顧客が住む集合住宅に既にドロップケーブルが引き込まれており、該集合住宅居住顧客についてドロップケーブルの引出作業は不要であると判断して、引出作業不要通知信号を前記設計支援手段に該設計支援端末装置を用いて入力する第7のステップと、
前記設計支援手段が、前記設計支援端末装置から入力される引出作業不要通知信号を前記契約情報登録手段に出力する第8のステップと、
前記契約情報登録手段が、前記引出作業不要通知信号を受け取ると、前記他の顧客の契約情報のうちの収容局、収容局ポート番号、ドロップクロージャ識別子、収容局方向電柱番号および引出心線番号を前記契約情報メモリから読み出して、該読み出した収容局、収容局ポート番号、ドロップクロージャ識別子、収容局方向電柱番号および引出心線番号を前記集合住宅居住顧客の受付番号と関連付けて該集合住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納する第9のステップと、
を具備することを特徴とする、ドロップケーブル引出数管理方法。 - 前記ドロップケーブル引出数管理システムが、
ドロップクロージャ識別子、引出数、最大引出数および残り引出数を含むドロップクロージャ情報が格納されるドロップクロージャ情報メモリ(12)と、
該ドロップクロージャ情報メモリが接続されたドロップクロージャ情報更新手段(11,13)とをさらに具備し、
戸建住宅に住む戸建住宅居住顧客(A)から新規の申込があると、
前記契約担当者が、前記戸建住宅居住顧客の受付番号、住所、氏名および住居形態を前記契約情報端末装置を用いて前記契約情報登録手段に入力する第10のステップと、
前記契約情報登録手段が、前記契約情報端末装置から入力される前記戸建住宅居住顧客の受付番号、住所、氏名および住居形態を該戸建住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納する第11のステップと、
前記戸建住宅居住顧客についてドロップケーブル引出設計を行う際に、
前記設計者が、前記戸建住宅居住顧客の受付番号を前記設計支援端末装置を用いて前記設計支援手段に入力する第12のステップと、
前記設計支援手段が、前記設計支援端末装置から入力される前記戸建住宅居住顧客の受付番号を前記契約情報登録手段に出力する第13のステップと、
前記契約情報登録手段が、前記設計支援手段から入力される前記戸建住宅居住顧客の受付番号に基づいて該戸建住宅居住顧客の契約情報を前記契約情報メモリから読み出して前記設計支援手段に出力する第14のステップと、
前記設計支援手段が、前記契約情報登録手段から受け取った前記戸建住宅居住顧客の契約情報を前記設計支援端末装置に表示させる第15のステップと、
前記設計者が、前記設計支援端末装置に表示された前記戸建住宅居住顧客の契約情報に含まれている住所に基づいて該戸建住宅居住顧客の最寄りのドロップクロージャを特定するドロップクロージャ識別子を調べ、該調べたドロップクロージャ識別子を前記設計支援手段に該設計支援端末装置を用いて入力する第16のステップと、
前記設計支援手段が、前記設計支援端末装置から入力される前記ドロップクロージャ識別子を前記ドロップクロージャ情報更新手段に出力する第17のステップと、
前記ドロップクロージャ情報更新手段が、前記設計支援手段から受け取ったドロップクロージャ識別子に基づいて前記ドロップクロージャ情報メモリを検索して、該ドロップクロージャ識別子によって特定される前記ドロップクロージャの引出数および最大引出数を読み出し、該読み出した引出数に“1”を加算し、該読み出した最大引出数から該加算後の引出数を引いて残り引出数を算出したのち、該算出した残り引出数が“0”以上であるか否かを判定する第18のステップと、
前記算出した残り引出数が“0”以上であると、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、前記ドロップクロージャの引出数および残り引出数を更新するとともに、「該当ドロップクロージャからの引出し可能である。」旨を通知する引出可能通知信号を前記設計支援手段に出力する第19のステップと、
前記算出した残り引出数が“0”未満であると、前記ドロップクロージャ情報更新手段が、「該当ドロップクロージャからの引出しが不可である」旨を通知する引出不可通知信号を前記設計支援手段に出力する第20のステップと、
前記設計支援手段が、前記引出可能通知信号を受け取ると、「該当ドロップクロージャからの引出しが可能である。」旨を前記設計支援端末装置に表示させ、一方、前記引出不可通知信号を受け取ると、「該当ドロップクロージャからの引出しが不可である。」旨を前記設計支援端末装置に表示させる第21のステップと、
をさらに具備することを特徴とする、請求項8記載のドロップケーブル引出数管理方法。 - 前記第21のステップにおいて「該当ドロップクロージャからの引出しが可能である」旨が前記設計支援端末装置に表示されると、
前記設計者が、ドロップケーブル引出設計を行って、前記戸建住宅居住顧客に対して割り当てるドロップケーブルのドロップクロージャ識別子、引出心線番号、収容局、収容局ポート番号および収容局方向電柱番号を含む該戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を前記設計支援手段に該設計支援端末装置を用いて入力する第22のステップと、
前記設計支援手段が、前記設計支援端末装置から入力される前記前記戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を前記契約情報登録手段に出力する第23のステップと、
前記契約情報登録手段が、前記設計支援手段から受け取った前記戸建住宅居住顧客のドロップケーブル引出設計結果を該戸建住宅居住顧客の契約情報として前記契約情報メモリに格納する第24のステップと、
をさらに具備することを特徴とする、請求項9記載のドロップケーブル引出数管理方法。 - 前記ドロップケーブル引出数管理システムが、設備工事箇所端末装置に所定の通知を行うための通知手段(14)をさらに具備し、
前記第18のステップにおいて前記ドロップクロージャ情報更新手段によって算出された残り引出数が“0”になると、前記通知手段が、「該当ドロップクロージャが引出し不可になった」旨を前記設備工事箇所端末装置に通知する第25のステップをさらに具備する、
ことを特徴とする、請求項9または10記載のドロップケーブル引出数管理方法。
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