JP4743966B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は、画像表示装置に関する。
【0002】
(背景技術)
階段教室などの投影式表示においては、電気的にアドレスされた空間光変調器(EASLM)を使用することが多い。空間光変調器は、他の点では均一である光線の1つ又はそれ以上の成分を時間的にというよりはむしろ空間的に変調する装置である。EASLMは、その部材が電気回路に接続され電気回路によってアドレスされる空間光変調器として定義することができる。
【0003】
投影式表示のためのEASLM技術は急速に発達しており、既に様々な製品が市場に出回っている。これらは、現在のところ二つの異なる技術に基づいている。すなわち、
透明TFT SLM、及び、
デジタル・マイクロミラー・装置(DMD)
である。例えば、1995年発行の写真−光学計測技術者協会(SPIE)紀要第2641巻に掲載のJ.M.ヤンス著の論文「デジタル・マイクロミラー装置に基づく投影式表示装置」を見られたい。
【0004】
比較的大規模なTFT型EASLMを使用する投影式表示は、ここ何年かの間、利用可能になっている。しかし、これらは、この種の技術に見られる欠点を全て備えている(費用、速度、フィル・ファクターなど)。これらの欠点は、集積回路の品質と製造コストとに際立った改善をもたらす超大規模集積回路(VLSI)シリコン・バックプレインに基づくEASLMを使用することで克服できる。DMDに基づく投影式表示はこのような装置の例である。しかし、この技術は、利用可能ではあるものの、まだ新しい未経験の技術であるために正確なコストに関しては疑いがある。
【0005】
3番目のタイプの表示では、VLSIシリコン・バックプレインの代わりに強誘電性液晶(FELC)を使用することが可能である。コスト及び変調タイプ以外は前記FELC技術は、前記DMD技術に酷似している。しかし、この方法にもまた、部分的に前記DMD技術と共有する問題があり、それは、主として極めて大きい画像サイズと解像度との実現が困難であり、高額の費用がかかることに拠る。この技術の説明については、例えば、N.コリングス他による論文「高級液晶空間光変調器の進化的発展」(応用光学第28巻22号,1989年11月15日発行)、及び、その中の参考文献を参照されたい。
【0006】
(発明の開示)
本発明によって、画像を形成することができる電気的アドレス可能空間光変調手段、画像を提示する光学的アドレス可能空間光変調手段、及び、電気的アドレス可能光空間変調手段から光学的アドレス可能空間光変調手段へ画像を転送する画像転送手段が提供され、光学的アドレス可能空間光変調手段により提示される画像は、電気的アドレス可能空間光変調手段により形成された複数の連続する画像から形成される。
【0007】
光学的アドレス可能空間光変調器(OASLM)は、空間光変調器であって、その各部材は、1つの光線による照射が次の光線に対する部材の作用に影響を及ぼすことになるという点で光学的に非線形である。OASLMは、光学的にアドレスされるので、投影の適用に対して極めて平坦な反射面も含むことができる。EASLMは、一般に、例えば直交するなどの適切な電極又は電気回路によってアドレスされた、例えば、液晶部材のアレーにピクセル化されることになる。EASLMを単にピクセル発生器として使用し、高品質の光学的前端を形成するOASLMから最終画像を生成することには、様々な利点がある。
【0008】
OASLMは、比較的簡単で費用のかからない技術を使用して製作することができる。
すなわち、OASLMのサイズ及び光学的品質は、実行可能であるが手が出せないほど高価なEASLMよりも優れており(OASLMは、ピクセルの下層のトポグラフィーを必要とせず、非常に高品質なコールド・デポジットされた反射鏡を使用することができる)、更に、投影式表示は、アクティブバックプレインEASLMを用いる経済的に実行可能なものよりも大きな面積の画像を必要とする。
【0009】
転送光学機器(下記を参照されたい)を用いることで、追加の画像処理を行うことができる。
また、EASLMの高強度の照射が避けられる。
EASLM装置はまた、フレーム連続型カラー表示装置においてでさえも、単色光で作動することのみが必要である。従って、EASLMと光学的転送手段との性能は、この作動波長に対して最適化することができ、低価格な回折性及びホログラフィー光学構成要素の開発を可能にする。
【0010】
OASLMについての説明は以下に記述されるが、また、1988年発行の物理学会誌D、第21巻に掲載のD.ウィリアムズ他の論文「アモルファス・シリコン/キラール・スメクチック空間光変調器」を参照されたい。
EASLMは、表示として求められる以上のアドレス速度で作動することができるため、OASLM上で生成される最終画像のその後に続く部分を生成するために高速のアドレス速度で作動することができる。EASLMによって生成される連続的画像の各々は、表示に適したアドレス速度で駆動しているOASLMの別の部分に書き込みされてもよい。これにより、EASLMのサイズを大きくする必要なく表示装置の解像度を上げる事ができる。
【0011】
EASLMからの画像は、最終画像構築のためにOASLMの異なる部分に順次映し出してもよい。画像転送手段は、EASLMからOASLMの1つ又はそれ以上の部分に向けて、いつでも画像を転送することができる。画像転送手段は、画像をOASLMの目標とする部分へ導くようなビームステアリング装置を含み得る。ビームステアリング装置は、画像をOASLMの目標とする部分に移す目的にかなっていれば、当業者に容易に分かるであろうどのような装置でも良い。代わりに、EASLMと画像転送手段とは、画像をOASLMの異なる部分に転送するような転送手段アレーを含んでも良く、アレーにおける転送手段は、画像が不要な時はOASLMのその部分に転送されることを防ぐ手段を各々備えている。
【0012】
好ましい実施形態においては、EASLMがOASLMの別の部分に同時に画像を写し出し、OASLMの一部分のみが画像を受け取るようにアドレスされる。これには、EASLMからOASLMへ向けて画像を転送するに当ってレンズアレーのような簡単で固定された画像転送手段が可能になるという利点がある。しかし、OASLMの一部分のみがアドレスされるので、OASLMのその部分のみがその画像を受け取ることになる。EASLM上に次の画像が表示される時、その新しい画像は、OASLM上で複数回に亘り再び写し出されることになる。しかし、OASLMの異なる部分がアドレスされることになり、従って、この部分がEASLMからの画像を受け取るのである。
【0013】
更なる好ましい実施形態において、OASLMは、画像の書き込みが完成するまで、装置全体に亘る画像セグメントを記憶又は保持する能力を持つことになる。これは、当業者に容易に理解できるであろう、光センサの荷電トラッピング、固有メモリを持つ表示モード、又は、OASLM内の過渡応答時間を使って成され得る。次に、より複雑な画像も画像崩壊問題に合うことなく読み出すことができる。OASLMに記憶されているデータは、そこで消去して新たなデータを書き込んだり、古いデータを繰り返し読み出したりしてもよい。
【0014】
好ましくは、EASLMは、アクティブバックプレインを組み込み、すなわち、EASLM画像を生成するために液晶層をアドレスする結晶性シリコントランジスタ・アレーを含み、OASLMは、1対の透明導体の間に挟まれた液晶層及び光センサ層である。出力光からOASLM上に入射する変調光を切り離すために、液晶層と光センサ層との間に反射鏡層を含ませることができる。これは、ピクセル化された金属層、又は、多層ブラッグ反射器型の反射鏡によって形成されてもよい。OASLM装置内に光障壁層を含むことはまた、装置の性能にとって有益であり得る。
【0015】
画像転送手段は、都合良く、EASLMからの前記画像を処理するようになっていてもよい。すなわち、転送手段は、EASLMとOASLMとの間に光学的情報処理装置を含んでもよく、この処理装置は、既知の通り、例えば食刻ガラス板のようなホログラム処理装置であり得る。ホログラムを使用することで、画像のサイズと解像度との増倍が可能になる。そして、OASLM上に投影される画像が空間的に(非)多重送信されるようにEASLMとOASLMとを調整するために現在使われている電気回路はまた、光学的情報処理装置を制御し得る。
非干渉性光を用いる幾分簡単な場合は、画像転送手段は、EASLMの画像を、好ましくは拡大装置を用いて、OASLMに転送する単なるレンズ装置であることができる。更なる解像度の増加はまた、多重EASLMを使用して達成することができる。
【0016】
画像表示装置は、カラー表示装置であって、EASLMは、単色光を用いて作動することが好ましい。単色のEASLMからの画像を得ることによって、画像転送手段を比較的簡単にすることができる。カラー表示は、OASLMで形成された画像を特定のカラーフィルタに通すのと同期してOASLMから連続画像を生成することで達成し得る。
本発明をよりわかりやすくするため、ここで本発明の実施形態を添付図面を参照して以下に例示的に説明する。
【0017】
(発明を実施するための最良の形態)
図1は、画像データを生成するEASLM1、必要に応じて画像を処理し、それをOASLM5に適用する転送光学装置3、明るい光源をOASLMからスクリーン12上へ反射させる投影光学装置10から成る投影表示のための装置全体を非常に概略的に表している。
EASLMは、画像生成装置であり、すなわちこれによって(電子)画像データを実際の画像に変換する。最終画像が実際にEASLMから投影されているわけではないので、純粋な光学的品質は最重要ではない。これは有益なことであり、理由は、EASLMの光学的品質のレベルを高く上げることは可能であるが、余分の処理が必要になって総合的な収率が下がり、EASLMの単位コストが高くなるからで、この実施例においてEASLM自体は、光学変調器として液晶を使った半導体(「アクティブ」)バックプレイン技術を使用している。
【0018】
非干渉性光学装置を使用する場合、OASLMへの拡大は簡単なレンズ装置を用いて行うことができるであろう。必要なのは係数の値2、又は、その近辺の値であり、理由は、これにより画像区域がシリコンチップが都合よく製造できる最大のサイズである約1センチメートル四方から標準35ミリメートルフィルムと匹敵する大きさの約2センチメートル四方まで広がるからである。大きなシリコン装置は高価であるが、小さな装置では結果的に投影装置の機能が落ちることになるので、従来技術の表示におけるシリコン表示部材のサイズは、重要な制限となる。投影される画像サイズを拡大することは、シリコン表示部材にかかるコストを増やすことなく投影光学装置の機能を高めることになる。
【0019】
同様に、非干渉性光学装置を使用して、ビームスプリッタとプリズムとの組み合わせを用いることにより、画像の複写を利用することも原則として可能であろう。しかし、本発明の1つの好ましい実施形態においては、EASLMからの光は干渉性であって、ホログラム光線の複写と拡大とが使用されている。干渉性光が使われる場合、転送光学装置3は、適切なレンズと位相格子を表すCGHとを含み、EASLMからの画像は、OASLM上の複写格子に再現される。
【0020】
光学的変調器、すなわちEASLMは、ほとんどの場合、2進法になることになる。しかし、2進変調器であっても、様々なアナログ(中間調)効果が可能である。その上、EASLMは、反射性や透過性ではなく、むしろ放射性タイプ(例えば、VCSEアレー又は他の放射性技術)である。(VCSEL=垂直(V)−空洞(C)−表面(S)−放射・レーザ(E・L)。)これらの装置も2進法又はアナログであり得る。更に、EASLM技術は、この適用例に特定のものではなく、中間調変調器、空間的及び時間的ディザを含む概知の任意の技術を用いて中間調画像を生成することができる。
【0021】
転送光学装置3は、この装置において重要な役割を果たす。それらは、非干渉性でも干渉性でもよいが、干渉性であれば以下に述べるようないくつかの処理技術が適用可能になる。すなわち、
コンピュータで生成されたホログラム(CGH)を使用することによる画像の複写(1991年7月1日発行の応用光学第l30巻19号に掲載のデイムズ他の論文「輝度加重スポットアレーを生成する効率的光学部材」を参照されたい)。このようにして、OASLMから投影された画像は、EASLMで生成された画像と任意の関係を持つことができるが、実際には、多くは単純な2×2又は3×3の複写アレーであろう;
空間フィルタリング、エッジ強調など;
光学的相関関係;及び、
画像拡大(画像の複写に加えて、又は、それに代えて)。これは非干渉光学装置においても可能であろう。
更に、単一のEASLMで達成されるよりも大きな画像を与えるために、転送光学装置は、画像を多重EASLMから同じOASLMに転送することができるであろう。
【0022】
OASLM5は、ほとんどの実用的適用において、光学的変調器として液晶を用いる電子光学装置である。そのような装置が図2に概略で表されている。ここでは、液晶変調層25と、光センサ(例えば、アモルファス・シリコン)又は光伝導体層29とが、各々、ガラス基層21及び33の間に互いに挟まれ、従来的にITOから作られ、印加電圧がかかっている透明電極23及び31を支持している。
【0023】
使用中、光の「書き込み」ビーム41の入射は、通常、OASLMの上側、すなわち光センサに向けられ、上側の基層33を通って光伝導体に入っていく。
一方、「読み取り」ビーム43は、図の下方から入射する。書き込みビーム41が光センサ29に衝突すると、後者は伝導性を帯び、伝導性の範囲は、その時点で液晶層25に対して電極の役割を果たす。次に、液晶のその部分は、読み取りビーム43が液晶を通過して光伝導体との界面で反射する際、読み取りビーム43を変調する。
【0024】
図示されている好ましい型のOASLMは、更に、光センサ29と液晶25との間にピクセル化された反射鏡を含むが、理由は、こうすることでそのような装置からの高い光学的パワーを持った投影が可能になるためである。この層は、高輝度の読み取り光から光センサを完全に保護する。すなわち、「書き込み」光と「読み取り」光とが分離されている点で、このタイプのOASLMは、真の光弁である。
ミラーのピクセル化又は再分割は、画像が「ショート」されるのを防ぐために必要である。画像の最終的なピクセル化は、EASLMではなくOASLMのピクセル化によって形成されることになる。すなわち、画像をOASLM上に書き込むのに十分な品質があれば、EASLM画像の質は大して重要ではない(最終的に投影される画像にとっては)。その上、基本的には、EASLMのピクセル化は、OASLMのピクセル化と関係を持つ必要はない。しかし、EASLM及びOASLMのピクセル間で1対1の関係を準備することは賢明であり得る。
【0025】
OASLMも2進法又はアナログの変調器である。2進法装置の場合、中間調画像は、標準的な時間的又は空間的ディザ技術を使うことによって形成できるであろう。転送光学装置で画像の複写が使われているところでは、EASLM(又は、複数のEASLM)から複写された各々の画像によってアドレスされたOASLMの区域が互いから電気的に絶縁されるように、OASLMの少なくとも1つの側面の透明導体23又は31をパターン化する必要があることになる。この処理は、大きな「マイクロ・ピクセル」を形成し、各マクロ・ピクセルは、図3に表されている通りEASLMの複写画像に対応しており、そのマクロ・ピクセルの作動は、図4に表されている。すなわち、画像1では電極区域31aだけがオンになっており、次の枠の画像2では電極区域31bだけ、というようになって続き、そして最終画像は、最終画像に表されている通り、4つの象限から構成される。
【0026】
OASLMの利点は、主に2つの部分がある。
品質:光学的に高品質なOASLMは、同様の品質のEASLMよりも安価である。
転送光学装置に関連する画像サイズ:OASLMから投影された画像は、EASLMから生成可能なものよりもずっと大きなサイズに作ることができる。これは、その結果、この装置に基づく投影式表示は、VLSIシリコン・バックプレインEASLMから直接投影する装置よりも優れた光学的効率を持つことになることを意味する。
【0027】
形成された画像が透明というよりはむしろ反射的であるという点を除いて投影光学装置10は標準的であることができる。代わりに、光学装置は、通常の投影レンズと共にグラン−トンプソン型ビームスプリッタを使用できるであろう。最終画像形成技術は、装置を節約し、光学装置をかなり簡単にしてより正確にするので、ほとんどの場合、フレーム連続カラーを使用することになる(色収束問題が起きない)。しかし、複数の装置とカラーチャンネルとの使用も可能である。カラー生成は、カラーホイールを回したり、半導体カラーシャッター又は2色性ミラーを使ったカラー分解法によって可能であろう。
【0028】
本発明は、以下の装置に適用可能であることは明らかであろう。すなわち、
家庭、講堂、階段教室向けの簡単な投影式表示、
背面スクリーン投影式表示、
大スクリーン/高鮮明度テレビ、
自動ステレオ表示、更には、
光学透明遠距離通信スイッチ。
こういった適用においての「画像」という語は、可視画像だけではなく位相パターンを含む変調された光パターンをも意味する。すなわち、本発明の主要な適用は投影光学装置であるが、例えばN×Nファイバ・スイッチ等、他の多くの画像処理を要するものに適用可能である。4×4スイッチは、次の方法で働くであろう。すなわち、CGHが、2×2複写を使用して、画像枠と類似の方法でOASLM上に表示される;従って、各象限は別の切換(又は、ビーム・ステアリング)ホログラムを表示する;4つの入射ファイバの各々が象限の内の1つに対して向けられる時、4つの入射ビームは、別々に4つの違った出力ファイバに向かうように違った方向に回折することができる;このようにして、4×4切換が達成される。
【0029】
本発明の実施形態は、極めて多くのパターン反復を提供することができる。ビームステアリングや他の適用のためのCGHは、通常、1つのピクセルパターン(単位セル)の極めて多くの反復から成っている。1つのEASLM画像の中には、特定数の反復を収容することができる。しかし、この装置の転送光学装置内で画像複写技術を使用することで、単位セルの反復回数を大いに増加することができ、効率もより向上することになる。例えば、
ホログラムの単位セル:16×16ピクセル、
EASLM :256×256ピクセル、従って、単位セルは各方向
に16回反復される、
転送光学装置 :3×3複写、従って、
OASLMホログラム:各方向に48回の反復。
これらの多重複写は、例えば、投影式表示において、与えられたEASLMの解像度に対してOASLM画像のピクセル数を上げる、つまり解像度を上げる目的で使用することができる。
【0030】
図5に表されている通り、EASLM51は、制御装置54の制御の下で列52及び行53ドライバによってアドレスされる。この場合、EASLM51は、別々にアドレス可能なピクセルのx、yマトリックスを備える。単色表示においては、全てのピクセルは類似であり得るが、寸法が違っていてもよく、それにより、異なる寸法のピクセルの別々のグループを使って空間的中間調表示がもたらされる。代わりに、これらのピクセルは、各々、赤、緑、青の3つの色素ピクセルを持つ3つのグループにあってもよい。
【0031】
EASLM51は、その出力が画像化レンズ55によってより大きなサイズのOASLM56上に写しだされる透過又は反射装置であってもよい。前述の実施例のように、OASLMは、EASLM上の1つ又はそれ以上のピクセルのグループに対応する別々のピクセルのx、yマトリックスを有している。EASLMからの光の出力は、OASLM内の液晶材料を切り換える。OASLM56上の表示は、各々が例えば反射的又は吸収的といった2つの状態のうちの1つにあるピクセルによって集合的に形成される。代わりに、中間調表示においては、各々のピクセルが吸収の違うレベルにあり得る。
高出力投影光57は、ビームスプリッタ58によってOASLMの前面上に反射され、次に、選択的に投影レンズ59を経て観察者が眺めるスクリーン60に反射して戻される。
【0032】
投影される表示は、EASLM51により画像が生成され、拡大画像が形成されるOASLM56上に向けられる際に観察される。これは、選択的にOASLM56から反射される投影器57の光によってスクリーン60上において目視可能になる。単色表示では、表示は、テキストのような静的表示であるか、又は、フレーム連続画像のようなビデオ型表示である。これは、OASLMとビームスプリッタとの間の赤、緑、及び、青色のフィルタを切り替えるのと同期して、3つの別々の単色画像をスクリーン上にフレーム連続投影することによりカラー表示にまで拡張してもよい。3つの異なるカラー画像は、点滅閾値(1秒につき約30フレーム)を超えているはずなので、観察者は多色画像を受け取ることになる。代わりに、EASLMがそのピクセルをカラー表示に形成する場合、カラーは、OASLMにまっすぐに投影され、そこからスクリーン60に投影されてもよい。
【0033】
図6は、EASLM51の多重画像をOASLM56上に供給するように配置された複写レンズアレー61を表している。他の点では、この装置は図5に表されるものと同じである。
図7は、各々がOASLM56上に映し出されるEASLM62及び63のアレーを表している。そこに表されているように、各EASLM62及び63は、それ自身と1つの画像化レンズ64及び65を結びつけるが、図6のようにアレーを持つことができるであろう。多重EASLMを使うことで、EASLM51とOASLM56に対して異なるフレーム速度が使用可能になる。
【0034】
異なる区域が情報を時間的に順番に表示するように、OASLM上のピクセル グループは電圧を受け取る。これにより、時間的に多重送信しているEASLMからOASLMの異なる区域へ、また、そこからスクリーンへと、非常に高速な画像の使用が可能になる。その結果は、OASLM上での見かけ上のピクセル数の増倍であり得る。ここでも再び、単色光でもカラーでも良い。フレーム速度が十分高ければ、動きのあるビデオ画像も表示できる。もっと高速の画像化を使って、記憶装置からホログラフィック画像を取り出す制御装置54により準備されるホログラフィック画像を表示してもよい。
EASLMとOASLMとを組み合わせて使用する表示は、特許出願PCT/GB98/03097及びPCT/GB98/01866に説明されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の投影式表示への適用例を表す装置のブロック図である。
【図2】 装置の一部の詳細を示す図である。
【図3】 装置の1つのバージョンを示す平面図である。
【図4】 図3の装置の作動を示す図である。
【図5】 高輝度光からのEASLMの投影を用いてEASLMをOASLM上に拡大する投影装置を表す図である。
【図6】 屈折性アレーを使ってEASLMからOASLM上への多重画像をもたらす、図5の変形を示す図である。
【図7】 OASLM上へ写し出された多重EASLMを表す、図5の更なる変形を示す図である。
Claims (18)
- 複数の連続した画像を形成する電気的アドレス可能空間光変調器手段と、
最終画像を生成する光学的アドレス可能空間光変調器手段と、
前記電気的アドレス可能空間光変調器手段と前記光学的アドレス可能空間光変調器手段との間に配置され、前記電気的アドレス可能空間光変調器手段から前記光学的アドレス可能空間光変調器手段へ、前記複数の連続した画像を光学的に転送する画像転送手段とを含み、
前記電気的アドレス可能空間光変調器手段により形成された前記複数の連続した画像の各々は、前記画像転送手段を用いて、前記光学的アドレス可能空間光変調器手段の異なる部分上に順次、光学的に転送され、これにより、前記光学的アドレス可能空間光変調器手段が前記最終画像を生成することを特徴とする画像生成装置。 - 前記画像転送手段は、画像を、前記電気的アドレス可能空間光変調器手段から前記光学的アドレス可能空間光変調器手段の一部分へ転送することを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
- 前記画像転送手段は、前記画像を表現する光ビームを、前記光学的アドレス可能空間光変調器手段の目標部分へ導くビームステアリング装置を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像生成装置。
- 前記電気的アドレス可能空間光変調器手段及び前記画像転送手段は、複数の転送手段のアレーを含み、前記アレー内の前記転送手段の各々は、前記画像を前記光学的アドレス可能空間光変調器手段の異なる部分へ転送し、かつ、不要時には前記画像が前記光学的アドレス可能空間光変調器手段の前記部分に転送されることを防ぐ手段を持つことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像生成装置。
- 前記電気的アドレス可能空間光変調器手段によって形成された前記画像は、前記光学的アドレス可能光空間変調手段の複数の異なる部分上に同時に転送され、前記光学的アドレス可能空間光変調器手段の一部分のみが前記画像を受信するようにアドレスされることを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
- 前記光学的アドレス可能空間光変調器手段は、前記光学的アドレス可能空間光変調器手段の一部分に書き込まれた画像を保持することができるようになっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像生成装置。
- 前記光学的アドレス可能空間光変調器手段は、1対の透明な導体の間に挟まれた液晶の層と光センサの層とを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像生成装置。
- 前記電気的アドレス可能空間光変調器手段はさらに、前記液晶の層の下にアクティブバックプレインを組み込んでいることを特徴とする請求項7に記載の画像生成装置。
- 前記光学的アドレス可能空間光変調器手段は、前記液晶の層と前記光センサの層との間にミラー層を更に含むことを特徴とする請求項8に記載の画像生成装置。
- 前記画像転送手段は、画像の複写、画像の空間フィルタリング、光学的相関計算、及び画像拡大の少なくとも1つを実行する光学情報処理装置を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像生成装置。
- 前記電気的アドレス可能空間光変調器手段は、電気的アドレス可能空間光変調器のアレーを含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の画像生成装置。
- 前記画像生成装置は投影装置であり、前記光学的アドレス可能空間光変調手段から拡大画像を表示するスクリーン上に反射することができる光で、前記光学的アドレス可能空間光変調器手段を照射する投影器光を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の画像生成装置。
- 前記電気的アドレス可能空間光変調器手段によって生成される前記画像は、単色であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の画像生成装置。
- 複数の連続した画像を、第1空間光変調器上に生成するステップと、
前記第1空間光変調器と第2空間光変調器との間に配置された画像転送手段を用いて、前記複数の連続した画像を、前記第1空間光変調器から前記第2空間光変調器に光学的に転送するステップと、
前記複数の連続した画像の各々を、前記第2空間光変調器の異なる部分に書き込むステップと;
前記複数の連続した画像を、所定期間だけ記憶するステップと、
前記記憶している複数の連続した画像を、最終画像として表示装置上に表示するステップと
を含むことを特徴とする方法。 - 前記第2空間光変調器が、前記複数の連続した画像を、一定以上の時間にわたって記憶して、前記最終画像を形成することを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 前記最終画像を前記表示装置上に表示した後に、前記複数の連続した画像を前記第2空間光変調器から消去するステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 前記複数の連続した画像の各々を、前記第2空間光変調器の異なる部分に順次転送して、前記最終画像を構成することを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 前記複数の連続した画像のフレームレートが、前記最終画像のフレームレートより大きいことを特徴とする請求項14に記載の方法。
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