JP4742298B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、面状に光を出射させる面発光バックライトを備えた画像表示装置に関する。
面発光バックライトを用いた表示装置としては、透過型液晶表示装置がよく知られている。この透過型液晶表示装置の面発光バックライトにおいては、通常、液晶表示素子に照射される面状出射光の輝度分布を均一化したり、出射光の方向を調整するために、調光部材が設けられている。この場合の調光部材としては、特許文献1に示されるように、光拡散シートやプリズムシート等の複数枚の光学シートが設置されている。
しかるに、それら光学シートは、通常は、樹脂材料で形成された薄膜シートであるため、光源から発せられる熱やや外気温等により温められると、熱膨張により面方向に伸長して撓んだり皺が発生し易い。調光部材としての光学シートの撓みや皺は、表示むら等の表示不良を発生させる原因となる。
それら光学シートの熱膨張による撓みや皺の発生を防止する方法としては、光学シートの熱膨張による面方向への伸長を略自在に許容できるように、光学シートの伸長幅を見込んだ設置スペースをフレームにより確保するか、或いは、光学シートに接触する部材間にスペーサを介在させる等の方法が考えられる。
しかし、前者のフレームにより設置スペースを確保する方法は、フレームの形状が複雑化し、これが装置の小型薄型化を促進する際の障害となる。また、後者のスペーサを介在させる方法では、専用のスペーサを設ける場合、その分の部材費が嵩むとともに組立作業が面倒なものとなる。
特開2004−53682号公報
本発明の課題は、バックライトからの照射光の光学特性を調整する調光部材の熱膨張による皺や撓みの発生を、新たな専用の部材を用いることなく小型薄型化に有利で組立製造が容易な簡単な構造により、確実に防止できる画像表示装置を提供することである。
本発明の画像表示装置は、透過光量を制御する表示パネルと、前記表示パネルに対向するように配置された導光板と、前記表示パネルと前記導光板との間に介在するように、前記導光板上に載置された調光部材と、前記導光板の厚み方向において前記調光部材との間に前記導光板が介在するように配置される所定の領域を有し、前記所定の領域が対向する面から前記調光部材が載置される面に向かって前記導光板を部分的に包み込むように設けられた光反射部材と、開口部が設けられた天板を有し、前記開口部が前記調光部材と前記表示パネルとの間に位置するように配置されたカバー部材と、を備え、前記光反射部材は、前記表示パネルと前記導光板との間において該光反射部材が前記調光部材と重なることのないように且つ接触することのないように設けられた折り返し部を有し、前記折り返し部は、前記調光部材よりも厚く形成されているとともに、前記天板と前記導光板との間の間隔を前記調光部材よりも厚く維持するスペーサとして設けられていることを特徴とするものである。
本発明の画像表示装置によれば、バックライトからの照射光の光学特性を調整する調光部材の熱膨張による皺や撓みの発生を、新たな専用の部材を用いることなく小型薄型化に有利で組立製造が容易な簡単な構造により、確実に防止できる。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての液晶表示モジュールを示す模式的断面図、図2はその要部を分解して示す斜視図である。
本液晶表示モジュールの筐体は、外形が扁平な直方体をなす箱の天板を除去した形状の収納ケース1に、同様の扁平な直方体をなす箱の底板を除去した形状のカバーケース2が、嵌合状態で被装されてなる。これら両ケース1、2は、共に金属板を加工して形成されている。この場合、収納ケース1にカバーケース2を嵌装したときに、収納ケース1の底板1aの周縁に立設された側板1bがカバーケース2の天板2aの周縁に立設された側板2bにより内側へ若干押圧される構成となっている。これにより、収納ケース1とカバーケース2が確実に導通接触した状態が安定して維持される。カバーケース2の天板2aには、表示を観察するための表示窓2cが穿設されている。
収納ケース1にカバーケース2が嵌装されてなる筐体内の上部には、液晶表示パネル3が配置されている。液晶表示パネル3は、電極(不図示)が形成された一対のガラス基板4、5を、それぞれの電極形成面を対向させて枠状シール材(不図示)により所定の間隙を保って接合し、枠状シール材で囲まれたガラス基板4、5の対向面(以下、内面という)間に液晶(不図示)を封入して、構成されている。そして、ガラス基板4、5の各外面には、一対の前、後偏光板6、7がそれぞれ貼着されている。本実施形態の液晶表示パネル3はアクティブマトリックス方式の液晶表示パネルであり、一対のガラス基板4、5のうちの一方のガラス基板の内面には複数の画素電極(不図示)がマトリックス配設され、これに対向する他方のガラス基板の内面には、一枚膜状の対向電極(不図示)が設置されている。
ガラス基板4、5のうちの一方のガラス基板5には、縁部を他方のガラス基板4の対応する端面よりも外側へ延出させて、延出部5aが形成されている。この延出部5aの表面(電極形成面の延長面)には、両基板4、5の各電極に接続されている引回し配線とそれらの各接続端子(不図示)が並設されている。
上記電極配線及び接続端子列が形成された延出部5aには、液晶を駆動する駆動回路素子8がCOG(Chip On Glass)方式により直接搭載されている。そして、この延出部5aの縁部には、フレキシブル配線基板9が導通接合されている。
上述のように構成された液晶表示パネル3は、パネルフレーム10内に収納されている。パネルフレーム10は樹脂材料を用いて天板が除去された底の浅い箱型に形成され、底板に液晶表示パネル3の表示領域に対応する開口10aが穿設されている。この開口10aを通して液晶表示パネル3の背面に光が照射される。収納された液晶表示パネル3とパネルフレーム10は、両面接着シート11により固着されている。
パネルフレーム10に収納された液晶表示パネル3の表示の観察側とは反対側の背面側には、バックライトユニット12が配置されている。本実施形態のバックライトユニット12においては、図2に示すように、平面外形が長方形をなす導光板13の短手の一辺を除く3辺の端面に沿って、冷陰極管アセンブリ14を構成する冷陰極管14aがコの字状に延在させて対向配設されている。導光板13は、アクリル樹脂等の透明度の高い樹脂材料を用いて形成され、液晶表示パネル3の有効表示エリアAdを内側に含む面積を備えている。そして、その液晶表示パネル3に対向させる前面13aとは反対側の後面13bには、微小な凹凸(不図示)が形成されている。
冷陰極管アセンブリ14は、コの字状をなす冷陰極管14aの両端部の各端子電極にハーネス14b、14bがそれぞれ電気接続され、これら一対のハーネス14b、14bの各他端がコネクタ14cに電気接続されてなる。
導光板13の後側には、光反射導電シート15が配置されている。光反射導電シート15は、導電シート15aに光を散乱反射させる光反射シート15bが積層されてなり、光反射シート15bを導光板後面13bに対面させて配置されている。本実施形態の光反射導電シート15は、光反射シート15bとして白色のPET(ポリエチレンテレフタレート:polyethylene terephthalate)シートを用い、この全面に導電シート15aとして片面にアクリル系粘着剤を塗着したアルミニウム箔が接着されている。
そして、本光反射導電シート15は、導光板13の冷陰極管14が対向配設される3辺の端面に対応する3方の縁部15cが、それぞれ、光反射シート15bを内側にして断面がコの字になるように折り込まれた後、コの字の上辺が2層となるようにさらにその先端部が外側に折り返されている。これらの断面が略コの字型をなす3方の縁部15cには、上述した冷陰極管14が収容される。これにより、冷陰極管14から導光板13の対向端面側以外の方向に射出された光が内面側の光反射シート15bにより対向端面に向けて反射されると共に、冷陰極管14から発せられる電磁波ノイズが外面側の導電シート15aによりシールドされ、且つ、2層に折り返された縁部15dが導光板13と後述するライトカバー18間に介在させるスペーサとなる。
上述の2層に折り返された3方の折返し縁部15dには、スリット15eが、それぞれ2個づつ穿設されている。これらスリット15eに、後述するメインフレーム17の係合突起がそれぞれ挿通され、コの字縁部15cが冷陰極管14側へ倒れ込むのを防止する構成となっている。
光反射導電シート15のコの字に折り込まれていない縁辺の一部を適長延出させて、舌部15fが形成されている。この舌部15fは、光反射導電シート15を接地接続するために設けられている。
図1に戻って、導光板13の光出射面(前面)13aには、調光部材としての光学シート積層体16が設置されている。光学シート積層体16は、下拡散シート16a、プリズムシート16b、及び上拡散シート16cが、光出射面14a上に順次積層されてなる。この場合、各シート16a〜16cは、図2に示すように、導光板13の光出射面13と略同じ面積の矩形をなす本体部と、導光板13の冷陰極管14aが配設されない端面に対応する縁辺の中央部に凸設された耳部からなり、各耳部には係合孔16dがそれぞれ穿設されている。この係合孔16dには、後述するメインフレーム17の係合ボス17eが挿通され、各シート16a〜16cが導光板13の光出射面13a上の所定位置に載置された状態で係止される。
ここで、その係止された状態において、各シート16a〜16cの係止側を除く3方の端面と光反射導電シート15の対応する折返し縁部15dとの間に、必要な間隙C1が確保されている。この間隙C1の大きさは、各シート16a〜16cが冷陰極管14や外気の熱により加温されて熱膨張した際の面方向の伸びを吸収できる大きさに設定されている。なお、各シート16a〜16cの長手方向と幅方向とではその熱膨張により伸長する度合いが異なるから、その伸長度合いに応じて間隙C1の寸法も異ならせてある。
上述の導光板13、冷陰極管14、光反射導電シート15、及び光学シート積層体16から構成された平面発光パネルにおいては、冷陰極管14aから射出された光が、直接或いは3方を囲繞する光反射導電シート15の光反射シート15bにより反射されて、対向する端面から導光板13内に入射し、この入射光が後面13bの図示しない微小な凹凸に入射すると、ここで前面13aに向けて全反射され、この前面13aから面状に出射される。なお、微小な凹凸に入射して導光板13外に出射する光も存在するが、これらの出射光は光反射導電シート15の光反射シート15bにより反射され、再度、導光板13内に入射する。これにより、冷陰極管14aからの射出光の利用効率が格段に高められる。
導光板13の前面(光出射面)13aから面状に出射された光は、光学シート積層体16を透過する際に、上、下拡散シート16a、16cにより輝度分布が大略均一化されると共に、プリズムシート16bにより出射方向を光出射面14aの略法線方向に揃えられ、液晶表示パネル3の背面に向けて照射される。
上述のように構成された平面発光パネルは、メインフレーム17の底部に収納されている。メインフレーム17は、樹脂材料を用い、光反射導電シート15の平面外形に対応した長方形の底板17a及びその4辺に立設された側板17b等からなる箱体に、例えば射出成形法等によって形成されている。このように、メインフレーム17を誘磁率の低い樹脂材料で形成することにより、冷陰極管14に通電した高圧電流の一部が「漏れ電流」としてメインフレーム17を通じて失われる電力ロスが回避される。
このメインフレーム17には、図2に示すように、光反射導電シート15の3方のコの字縁部15cに対応する3辺の側板17bの各上端面に、係合爪17cがそれぞれ2個づつ突設されている。これら6個の係合爪17cは、光反射導電シート15のコの字縁部15cに穿設されている各スリット15dに対応させて設けられている。
また、係合爪が設けられていない側板17bに近い底板17aの縁部には、仕切り壁17dがその側板17bに沿って立設されている。この仕切り壁17dの上端面には、係合ボス17eが立設されている。
さらに、メインフレーム17の底板17aには、光反射導電シート15の舌部15fをメインフレーム17の外部に取り出すための取出し孔17fが穿設され、この取出し孔17fの近傍の側板17bに、取り出した舌部15fを折り返して再度メインフレーム17内に押し込むための押込み孔17gが穿設されている。また、メインフレーム17の底板17aには、冷陰極管14のハーネス14b、14bをメインフレーム17外に取り出す孔(不図示)も穿設されている。さらに、底板17aの後面(外面)には、複数本の回路基板を止着するための係止フック17hが、立設されている。
上述のようにしてメインフレーム17の底部に収納された平面発光パネルに、金属等の導電材料からなるライトカバー18が被装され、バックライトユニット12が構成されている。このライトカバー18は、図2に示されるように、導光板13に対応して平面外形が長方形をなす天板18aとその4辺に設けられた側板18bからなり、天板18aには導光板13からの出射光を液晶表示パネル3の背面に向けて照射させるための照射窓18cが穿設されている。また、天板18aの周囲3辺の各縁部には、挿着穴18dが2個づつ前述したメインフレーム17の係合爪17dに対応させて穿設されている。これら各挿着穴18dにはその対応する係合爪17dがそれぞれ挿通され、ライトカバー18が所定位置に装着される。
図1に示されるように、上述のライトカバー18が装着された状態において、ライトカバー18は、光学シート積層体16の周縁部に対して適度な間隙C2を保ち離隔した状態で、光反射導電シートの折返し縁部15dにより支持されている。この状態は、折返し縁部15dの厚さが光学シート積層体16の厚さよりも間隙C2分だけ厚くなるように、光反射導電シート15の厚さを設定することによって得られる。その結果、光学シート積層体16は、面方向には前述した間隙C1が、厚さ方向には間隙C2が、それぞれ確保されて導光板13の光出射面に載置された状態となり、したがって、各シート16a〜16cは面方向及び厚さ方向の双方において略自在に熱膨張可能な状態で積載されている。
バックライトユニット12上には、パネルフレーム10に収納された前記液晶表示パネル3が設置されている。この場合、ライトカバー18から突出する6個の係合突起17dの内面に沿って液晶表示パネル3と一体にパネルフレーム10を落とし込むように装填することにより、液晶表示パネル3が所定位置に装着される。
メインフレーム17の底板17aの後面には、本液晶表示モジュール全体の駆動を制御する電子回路基板19が上記係止フック17hにより止着された状態で設置されている。この電子回路基板19には、コネクタ20が導通設置され、これには前述した液晶表示パネル3の基板延出部5aに一端部を導通接合されたフレキシブル配線基板9の他端部が導通設置されている。また、冷陰極管アセンブリ14への通電用の一対のハーネス14b、14bが電気接続されたコネクタ14cが、電子回路基板19上の対応する駆動回路部(不図示)に導通設置されている。そして、この電子回路基板19に設けられている接地回路19aには、バネ接触子21が導通接触されている。バネ接触子21は、ベリリウム銅等の弾性に富む金属材料からなり、先端接触部21aを支持する基体部21bが接地回路19aに半田接合されている。
ここで、上述のように構成された液晶表示モジュールを組み立てる際の作業手順について説明する。
まず、液晶表示パネル3を組み立て、パネルケース10に収納する。この際、液晶表示パネル3の後側ガラス基板5の周縁を両面接着テープ11によりパネルケース10の底板内面に貼着する。
次に、メインフレーム17の底部に、図2に示すような形状に折曲形成された光反射導電シート15を装着する。この際、3方の折返し縁部15dに設けられている6個の各スリット15eに対応する各係合爪17cを挿通させながら底部に配置する。そして、図3に示すように、その舌部15fを取出し孔17fを通してメインフレーム17の外部に引き出し、引き出した舌部15fの先端部を折り返し、押込み孔17gを通してメインフレーム17内に押し込んでおく。
次いで、上述のようにメインフレーム17の底部に装着された光反射導電シート15上に、導光板13を配置する。このとき、導光板13をコの字縁部15c等の周囲を除いた平坦な光反射シート15b上に載置する。この後、折返し縁部15dを捲り上げてコの字縁部15c内に冷陰極管アセンブリ14のコの字に延在する冷陰極管14aを収納する。冷陰極管14aのハーネス14bは、メインフレーム底板17aに穿設されている挿通孔(不図示)を通して外部に引き出しておく。
次に、導光板13の光出射面13a上に、光学積層体16を設置する。この際、各シート16a〜16cの係合孔16dをメインフレーム17の係合ボス17eに外挿させつつ載置することにより、各シート16a〜16cが所定位置に設置される。このようにして各シート16a〜16cが導光板13の光出射面13a上に載置された状態においては、それぞれの各係合孔16dが設けられている側以外の3辺の端面と対応する光反射導電シート15の折返し縁部15dとの間に、所要の間隙C1が確保されている。
次いで、ライトカバー18を装着する。この際、メインフレーム17の6個の係合爪17dに対応する装着穴18dを外挿させつつ、ライトカバー18を光反射導電シート15の折返し縁部15dに支持される深さまで落とし込む。これにより、ライトカバー18が、光学シート積層体16に対し間隙C2を保ち離隔した状態で、導光板13、冷陰極管アセンブリ14、光反射導電シート15及び光学シート積層体16からなる平面発光バックライト上に適正に被装される。
次に、メインフレーム17内のライトカバー17が被装されたバックライトユニット12上に、液晶表示パネル3が収納されたパネルケース10を配置する。この際、ライトカバー17上に突出する係合爪17dの先端部内面に沿って液晶表示パネル3をパネルケース10とともに落とし込むことにより、液晶表示パネル3が所定位置に設置される。この後、メインフレーム17の底板17aの後面に、電子回路基板19を複数の係止フック17eにより止着する。この電子回路基板19には、各種コネクタ14c、20、及び接地接続用接触子21等が既に搭載されている。なお、この電子回路基板19は、メインフレーム17にバックライトユニット12等を収納装着する前に、設置しておいてもよい。
次に、液晶表示パネル3の基板延出部5aに一方の端部を導通接合されているフレキシブル配線基板9の他端部を、電子回路基板19の対応するコネクタ20に導通接続する。また、メインフレーム17の後面側に取り出されているハーネス14b、14bをコネクタ14cに導通接続する。
次いで、メインフレーム17内にバックライトユニット12と液晶表示パネル3が収納装着された組立体を、収納ケース1内に落とし込み式に収納装着する。このとき、光反射導電シート15の舌部15fは、メインフレーム17外へ一旦引き出された後に内部へ折り返されているため、導電シート15a側表面がメインフレーム側板17bの外面に露出されている。従って、上記組立体を収納ケース1内に落とし込むだけで、図3に示されるように、そのメインフレーム17外に露出されている舌部15fの導電シート15a表面と収納ケース1の側板1b内面とが面接触する。この場合、その面接触部におけるメインフレーム17と収納ケース1間に生じるクリアランスが光反射導電シート15の厚さよりも若干小さくなるようにそれぞれの外形寸法を設定することにより、メインフレーム17と収納ケース1との間に光反射導電シート15が挟圧される状態となり、露出された舌部15fの導電シート15a表面と収納ケース1の側板1b内面とを確実に長期にわたり安定して面接触させることができる。
また、組立体を収納ケース1内に落とし込み式に装着することにより、電子回路基板19に設置されているバネ接触子21の先端接触部21aが収納ケース底板1aの内面に弾接され、収納ケース1がバネ接触子21を介して接地回路19aに確実に導通接続される。
組立体の収納ケース1内への装入作業が終了した後は、カバーケース2を収納ケース1に嵌装する。この嵌装状態においては、カバーケース2の側板2bが収納ケース1の側板1bを内側へ僅かに押圧しているから、収納ケース1とカバーケース2は充分に導通接触している。これにより、本実施形態の液晶表示モジュールが完成する。
以上のように、本実施形態の液晶表示モジュールにおいては、調光部材としての光学シート積層体16が、導光板13の光出射面13a上の所定位置に、メインフレーム17の係合ボス17dに係合穴16dを外挿して係止された状態で、3方の端面と対応する光反射導電シート15の折返し縁部15dとの間に間隙C1を、周縁部とライトカバー18との間には間隙C2を、それぞれ確保して載置されているから、各光学シート16a〜16cは冷陰極管14や外気により加温されて熱膨張する際に面方向に対して略自在に伸長でき、その結果、光学シート16a〜16cの熱膨張による撓みや皺の発生が確実に防止される。
この場合、上述した調光部材の熱膨張による伸長を自在に許容する設置構造を得るために、新たな専用の部材を用いずに光反射導電シート15の折返し縁部15dをスペーサとして兼用するから、液晶表示モジュールの小型薄型化が促進されるとともに、組立製造が極めて容易となる。
また、液晶表示パネル3に対して、電磁波ノイズの主な発生源となる冷陰極管14aを光反射導電シート15のコの字縁部とライトカバー17とで二重に遮蔽すると共に、もう一方の発生源である冷陰極管14aの駆動回路を光反射導電シート15で遮蔽するから、液晶表示パネル3に対する光源が原因の電磁波障害は勿論、光源以外が原因となる他の電磁波障害を含む液晶表示パネルに対する略全ての電磁波障害を確実に防止することができる。
さらに、本実施形態の液晶表示モジュールで用いられている全ての導電部材を接地接続したから、内部の液晶表示パネル3に対する電磁波ノイズの遮蔽効果だけでなく外部に対する電磁波ノイズ遮蔽効果も奏される包括的な電磁波ノイズの遮蔽構造が得られる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、収納ケース1を電子回路基板19の接地回路19aに導通接続する導通部材として、上述のバネ接触子21のような別部材を介在させるのではなく、収納ケース1の電子回路基板19における接地回路19aの接続端子に対応する部分に切り込みを入れて内側に折り曲げることによって、導通部材を得るようにしてもよい。これにより、更に本画像表示装置のコストダウンを促進できる。
また、本発明は、管状光源として冷陰極管を用いる場合に限らず、他の管状光源を用いる場合にも良好に適用できる。さらに、管状光源は、コの字に限らず、1本の直管の場合、或いはL字管を2本使って導光板の4辺の全端面に管状光源を配設した場合にも、本発明は有効に適用される。
更に、本発明は、画像表示素子として、上述の実施形態のような透過式液晶表示パネルではなく、半透過反射式液晶表示パネルや液晶表示パネル以外でバックライト光の透過を制御して画像表示を行う他の画像表示素子を用いる画像表示装置にも、広く適用できることは勿論である。
本発明の一実施形態としての透過型液晶表示モジュールを示す模式的断面図である。 上記透過型液晶表示モジュールにおいて用いられているバックライトユニットを示す分解斜視図である。 上記透過型液晶表示モジュールの特定部分の構成を示す模式的部分断面図である。
符号の説明
1 収納ケース
2 カバーケース
3 液晶表示パネル
4、5 ガラス基板
6、7 偏光板
8 駆動回路素子
9 フレキシブル配線基板
10 パネルケース
12 バックライトユニット
13 導光板
14 冷陰極管アセンブリ
15 光反射導電シート
15a 導電シート
15b 光散乱反射シート
15c コの字縁部
15d 折返し縁部
15e スリット
16 光学シート積層体
17 メインフレーム
18 ライトカバー
19 電子回路基板
20 コネクタ(フレキシブル配線基板接続用)
21 バネ接触子

Claims (6)

  1. 透過光量を制御する表示パネルと、
    前記表示パネルに対向するように配置された導光板と、
    前記表示パネルと前記導光板との間に介在するように、前記導光板上に載置された調光部材と、
    前記導光板の厚み方向において前記調光部材との間に前記導光板が介在するように配置される所定の領域を有し、前記所定の領域が対向する面から前記調光部材が載置される面に向かって前記導光板を部分的に包み込むように設けられた光反射部材と、
    開口部が設けられた天板を有し、前記開口部が前記調光部材と前記表示パネルとの間に位置するように配置されたカバー部材と、
    を備え、
    前記光反射部材は、前記表示パネルと前記導光板との間において前記調光部材と重なることのないように且つ接触することのないように設けられた折り返し部を有し、
    前記折り返し部は、該反射部材が裏返るように折り返されることによって前記調光部材よりも厚く形成されているとともに、前記天板と前記導光板との間の間隔を前記調光部材よりも厚く維持するスペーサとして設けられていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記光反射部材は、前記導光板の端面を包み込むようにコの字状に折り曲げられた箇所の端部がさらに折り返されることによって、前記折り返し部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記端面に向けて光を射出する光源が、前記コの字状に折り曲げられた箇所の前記光反射部材によって包み込まれるように、配置されていることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記光反射部材は、白色のPETシートにアルミニウムからなる導電シートが積層された光反射導電シートであり、前記PETシートが前記導光板に接触するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像表示装置。
  5. 前記導光板は、平面形状が4辺を有した方形形状に形成され、
    前記折り返し部は、前記4辺のうちの3辺に対応して設けられ、
    前記調光部材は、前記4辺のうちの他の一辺に対応する位置で、所定の部材に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の画像表示装置。
  6. 前記光反射部材は、単層では前記調光部材よりも薄く形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の画像表示装置。
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