JP4741545B2 - 流動層乾燥分級装置 - Google Patents

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本願発明は、ガス室に導入されたガスを複数のガス噴出口を有する分散板を介して噴出させることにより、分散板上に流動層を形成し、石炭を乾燥するとともに、乾燥石炭中の粗粒炭と微粉炭を分級するためのする流動層乾燥分級装置に関する。
通常の高炉用コークスの製造プロセスでは、装入嵩密度増加によるコークス強度向上及び乾留時間の短縮による生産性向上の観点から、8〜12%程度の水分を含む石炭を乾燥し、約6%以下まで水分量を低減した後、コークス炉に装入される。
しかし、石炭の乾燥により石炭中の水分量が低減すると、発塵しやすい約0.5mm以下の微粉の発生量が増加し、作業環境を悪化させる原因となる。このため、石炭を乾燥後、または、石炭を乾燥と同時に乾燥により発生した約0.5mm以下の微粉炭を分級により粗粉炭から分離し、微粉炭に粘結材を添加し、混錬、造粒、または、成形した後、粗粒炭を混合してコークス炉に装入することが行われている。
従来から石炭の乾燥機と分級機の機能を兼ね備えた流動層乾燥分級装置として、例えば、特許文献1に示す構成が知られている。
この特許文献1では、熱風ダクトからガス室に高温のガスを導入し、この導入されたガスを分散板に設けられた複数のノズルから、石炭の移送方向に対して斜め上方に傾斜した方向に噴出させることにより、乾燥分級室内において石炭を流動させつつ移送する流動層を設けている。この分散板は、一般に乾燥分級室及びガス室に対してボルト及びナットからなる締結機構により締結固定される。
高炉用コークスの製造プロセスでは、コークス炉の装入嵩密度増加によるコークス強度向上及び乾留時間の短縮による生産性向上を目的として、コークス炉に装入する原料炭の水分量の低減及び高温の原料炭の装入が求められている。
このため、流動層乾燥分級装置にガス室を介して導入される気体の温度を昇温させ、石炭中の水分量をより低減させるとともに乾燥した石炭の温度を高温にする必要がある。
特開平8−219655号公報
しかしながら、ガス室及び分散板を介して乾燥分級室内に導入される加熱ガスの温度が高くなると、稼動中に乾燥分級室やガス室などの熱膨張が大きくなり、上記ボルト及びナットなどによる分散板の締結機構では、熱膨張により締結力が弱まるおそれがある。
その結果、稼動中に分散板と、乾燥分級室及びガス室との間に隙間が生じ、そこから加熱ガスが噴出すおそれがある。加熱ガス中には石炭の揮発成分や一部熱分解した成分が含まれ、COガスも含まれているため、加熱ガスが噴出量をより低減することが望まれている。
また、加熱ガスの温度が高くなると、稼動中に流動層の移動方向で乾燥分級室内のガス雰囲気の温度分布が生じ、この温度分布に応じて熱膨張量が異なるため、流動層の移動方向で乾燥分級室及びガス室における分散板と、乾燥分級室及びガス室との間に隙間量に違いが生じやすくなる。さらには、熱膨張により分散板が板厚方向に変形する場合もある。
そこで、本願発明は、加熱ガスの温度が高い条件での流動層乾燥分級装置を稼動する際に、乾燥分級室及び/又はガス室と、分散板との間に熱膨張や熱変形に起因する隙間の発生を防止できる、流動層乾燥分級装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明は、ガス室に導入されたガスを分散板を介して噴出させることにより乾燥分級室内の分散板上に流動層を形成し、石炭を乾燥すると同時に乾燥により発生する石炭中の微粉炭を分級する流動層乾燥分級装置であって、前記乾燥分級室及び前記ガス室のうちいずれか一方は固定され、前記他方を前記分散板に押圧するバネと、前記バネの長さを調整する調整機構と、を有することを特徴とする。
ここで、前記ガスによる前記乾燥分級室が熱膨張するのに応じて、前記バネによる押圧力が増すことができる
前記乾燥分級室及び前記ガス室に対して前記分散板を締結する締結手段と、前記乾燥分級室及び前記ガス室の外周面にそれぞれ設けられた、第1及び第2のフランジ部とを設け、前記締結手段を前記第1及び第2のフランジ部に設けるとよい。
前記乾燥分級室を、石炭を乾燥させる乾燥ゾーンと、この乾燥ゾーンで乾燥された石炭から微粉炭を取り除く分級ゾーンとから構成し、前記バネは、前記乾燥ゾーンに対応した位置に配置される第1のバネと、前記分級ゾーンに対応した位置に配置される第2のバネとを有し、前記第1のバネよりも前記第2のバネのバネ定数を高く設定するとよい。前記一方及び他方はそれぞれ、前記乾燥分級室及び前記ガス室とするのが好ましい。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の乾燥分級装置の全体構成を示す概略断面図である。なお、図1では、支持部材41を構成するバネの長さを調整する調整機構は省略して図示している。また、図2は、分散板と、乾燥分級室及びガス室との締結構造を図示した、図1の部分拡大図である。また、図3(a)は複数の支持部材による支持位置を示したガス室の平面図であり、図3(b)は支持部材及び支持部材におけるバネの長さを調整する調整機構の構造を示す構造図である。
図1において、11は乾燥分級前の原料石炭を貯留する湿炭ホッパー、12は所定量の原料石炭を取り出すための切出装置、13は装入口であり、湿炭ホッパー11から切出装置12によって取り出された所定量の原料石炭が装入口13を介して乾燥分級室14に装入される。
乾燥分級室14の水平方向(Y軸方向)一端側には装入口13を設け、他端側には不図示の乾燥石炭排出口を設け、この乾燥石炭排出口には乾燥分級後の石炭を所定量ずつ排出する不図示の排出装置が取り付けられている。
乾燥分級室14の外周面には、周方向に延びる固定部材20が設けられており、この固定部材20によって乾燥分級室14は設置面21に固定される。ここで、固定部材20の取り付け位置は、乾燥分級装置の重心と略同じ高さに設定されている。これにより、乾燥分級装置の耐震性を向上させることができる。
また、乾燥分級室14の外周面下端部には、第1の分散板固定フランジ(第1のフランジ部)14cが取付けられており、この第1の分散板固定フランジ14cには、分散板取り付けボルト(締結手段)22を上下方向に挿通させるための挿通口が形成されている。
乾燥分級室14は、仕切壁25によってY軸方向(石炭の流動方向)に二分割されており、仕切壁25の上流側、つまり、装入口13側を乾燥ゾーン14aとしており、仕切壁25の下流側、つまり乾燥石炭排出口側を分級ゾーン14bとしている。
乾燥ゾーン14a及び分級ゾーン14bのそれぞれの天井には排気ガスと共に微粉石炭粒子を排出するための排気ダクト19a、19bが設けられている。排気ダクト19a、19bのそれぞれには配管を介してサイクロンの集塵機24a、24bが取り付けられており、微粉炭粒子と排気ガスを分離する。
集塵機24a、24bにより分離された微粉炭粒子は微粉排出装置27a、27bによって適宜排出される。なお、乾燥ゾーン14aとは、石炭の乾燥を主目的とした領域を意味し、乾燥ゾーン14aでは分級ゾーン14bに比べて石炭中の水分が高いため、排出ガス中の微粉炭量は比較的少ないものの、集塵機24aにより微粉炭は回収される。
乾燥分級室14の下部には、分散板15が配設されており、この分散板15には、多数のガス噴出孔が相互に所定の間隔をおいて穿設されており、これらのガス噴出孔を介してガスを上方に噴出させることができる。乾燥分級室14内に分散板15を介してガスを噴出させることにより、分散板15上に流動層16を形成することができる。
分散板15の水平方向の端部には、乾燥分級装置の外側に突出する分散板突出部15aが少なくともY軸方向の両端部におけるX軸方向の中央位置、および、X軸方向の両端部におけるY軸方向の中央位置の計4箇所に形成されており(図2に詳細を図示)、この分散板突出部15aには、分散板取り付けボルト22を分散板15の板厚方向に挿通させるための挿通口が形成されている。
なお、上記分散板突出部15aの取り付け位置は、Y軸方向の両端部における熱膨張によるX軸方向の伸びの基点となる位置、X軸方向の両端部における熱膨張によるY軸方向の伸びの基点となる位置に設けることが好ましく、これらの伸びの基点となる4箇所以外にさらに複数箇所に設けることができる。
分散板15の下方はガス室26であり、このガス室26は、装入口13側に配置される乾燥用の流動層を形成するための加熱用ガス室26aと、乾燥石炭排出口側に配置される分級用の流動層を形成するための加熱用ガス室26bとからなる。なお、加熱ガス室26a、26bの間には、ガス室仕切壁26dが設けられている。
各加熱用ガス室26a、26bには熱風発生装置23から、流動層を形成するに十分な圧力と流量を有する加熱ガスが熱風ダクト18を介して導入される。図示される装置では加熱用ガス室26a、26bに連結された熱風ダクト18のそれぞれに熱風流量調節弁(不図示)が取り付けられており、加熱ガスの流量は該熱風流量調節弁によって任意の値に、かつ、各加熱用ガス室26a、26b毎に独立して調整できるようになっている。
また、ガス室26の外周面上端部には、第2の分散板固定フランジ(第2のフランジ部)26cが取付けられており、この第2の分散板固定フランジ26cには分散板取り付けボルト22を上下方向に挿通させるための挿通口が形成されている。
第1及び第2の分散板固定フランジ14c、26c、分散板突出部15aの各挿通口に分散板取り付けボルト22を挿通するとともに、分散板取り付けボルト22に対して分散板取り付けナット(締結手段)36を締結することにより、分散板15を乾燥分級室14及びガス室26に固定することができる。
図1及び図3(a)に図示するように、ガス室26及び設置面38の間には、乾燥分級装置を支持する支持部材(押圧手段)41が略等ピッチに8つ設けられている。この支持部材41の構成を、図3(b)を用いて詳細に説明する。
支持部材41は、ガス室26の下面に当接する当接部41aと、当接部41aを介してガス室26を分散板15に押圧する押圧力を付与するバネ41bと、このバネ41bの先端部に取付けられるフランジ板41cとを有する。また、乾燥ゾーン14aよりも分級ゾーン14bに対応した領域に配置される支持部材41のバネ41bのバネ定数を高く設定している。
調整機構42は、外周面にネジ溝が形成されたネジ棒42aと、フランジ板41cの上面に当接するバネ調節板42bと、バネ調節板42bの上側からネジ棒42aに締結されるバネ調節ナット42cとから構成される。
ネジ棒42aは設置面38に固定されており、バネ調節板42bの略中央に形成された開口部を挿通して、上下方向(Z軸方向)に延びている。なお、このバネ調節板42bの開口部にはネジ溝が形成されていない。
また、ネジ棒42aに締結されたバネ調節ナット42cは、バネ調節板42bの上面に当接している。上述の構成において、バネ調節ナット42cを矢印G方向に回転させると、バネ調節ナット42cに当接しながら、バネ調節板42bが下動し、このバネ調節板42bの下面に接触する支持部材41のフランジ板41cが、バネ41bを短縮方向にチャージしながら下動する。
反対に、バネ調節ナット42cを矢印G方向とは反対方向に回転させると、チャージされたバネ41bのバネ力により、フランジ板41c及びバネ調節板42bが上動する。また、フランジ板41c及びバネ調節板42bを接触させた状態で、乾燥分級室14、ガス室26が熱膨張すると、ガス室26を介して当接板41aが下方に押し込まれる。これにより、バネ41bが短縮方向にチャージされ、熱膨張前よりも強い反力でガス室26を分散板15に押圧することができる。
次に、図1を参照しながら、本実施例の乾燥分級装置の操業方法について説明する。乾燥分級装置の稼働時には、熱風発生装置23からの約400℃の加熱ガスが熱風流量調節弁によって所定の流量に調整されて加熱用ガス室26a、26b内に供給される。
一方、湿炭ホッパー11内の未乾燥未分級の原料石炭は切出装置12によって所定量ずつ装入口13を介して乾燥分級室14内に供給される。したがって、原料石炭はまず乾燥分級室14内の乾燥ゾーン14a内に分散板の複数のガス噴出孔を介して吹き込まれる加熱ガスによって分散板上で撹拌されながら石炭装入口13側から石炭排出口側に移動する流動層を形成する。
主として乾燥ゾーン14aにおいて乾燥された石炭は、さらに乾燥されるとともに石炭中の微粉炭が解離しやすくなり、主として分級ゾーン14bにおいて微粉炭が加熱ガスとともに天井に設けられた排出口から排出されることにより微粉炭が分離される。
ここで、稼動時には熱風ダクト18から導入されたガスなどにより乾燥分級室14及びガス室26は熱膨張するため、加熱ガスの温度が高い条件で稼動時間が長くなると、熱膨張により分散板の取り付けボルト22による締結力が弱まる。その結果、分散板15と、乾燥分級室14及びガス室26との間に隙間が生じ、そこからガスが噴出すおそれがある。
しかしながら、本実施例では、乾燥分級室14、ガス室26が熱膨張すると、支持部材41のバネ41bが短縮方向にチャージされるため、熱膨張前よりも強い反力でガス室26を分散板15に押圧することができる。
これにより、分散板15と、乾燥分級室14及びガス室26との間に隙間ができるのを確実に防止することができる。また、このように乾燥分級装置のシール性を高めることにより、導入されるガスの温度を高く設定することもできる。
これにより、石炭中の水分量をより低減できるとともに、コークス炉に装入する石炭の温度が高くなり、コークス炉における装入石炭の嵩密度を高めるとともに、乾留時間を短くすることができる。その結果、コークス強度を向上し、コークスの生産性を向上させることができる。
また、乾燥ゾーン14aでは、分級ゾーン14bに比べて、加熱ガスが水分を多く含有する低温の石炭と熱交換するため、上部空間でのガス中の水分量は高く、ガス温度は低くなる。この結果、分級ゾーン14bのほうが、乾燥ゾーン14aよりも乾燥分級室内のガス温度が高くなり、乾燥分級室の熱膨張率が高くなる。
このような流動層の移動方向での乾燥分級室の熱膨張量の分布に応じて、乾燥ゾーン14aよりも熱膨張の大きい分級ゾーン14bに対応した領域に配置される支持部材41のバネ41bのバネ定数を高く設定することにより、稼動時の分散板15の締結力を高め、分散板15と、乾燥分級室14及びガス室26との間隙の発生を抑制することができる。
次に、分散板15の交換作業について説明する。流動層16や高温ガス環境下に長期間設置されることにより、分散板15は摩耗するため、定期的に交換する必要がある。
まず、油圧ジャッキなどの支持手段により、ガス室26を固定する。次に、ガス室26を固定した状態で、調整機構42のバネ調節ナット42cを矢印G方向に回転させる。これにより、支持部材41の当接部41aを下動させて、ガス室26の底面から離間させることができる。
次に、分散板取り付けボルト22から分散板取り付けナット36を取り外し、分散板取り付けボルト22を第1及び第2の分散板固定フランジ14c、26c、分散板突出部15aの各挿通口から引き抜き、分散板15と乾燥分級室14及びガス室26との締結固定を解除する。
次に、該油圧ジャッキを駆動して、ガス室26及び分散板15を下方に移動させ、分散板15及び乾燥分級室14の間に交換用の隙間を形成する。この隙間から乾燥分級装置の外側に分散板15を引き出し、この引き出された分散板15の減肉部分を切断装置により切断し、この切断部に新しい分散板を溶接することにより分散板の交換作業を行うことができる。このように、本実施例によれば、調整機構42を操作してバネ41bを短縮させるだけで、分散板15を簡単に補修することができる。
(他の実施例)
上述の実施例では、乾燥分級室14を固定したが、ガス室26を固定にして、乾燥分級室14側に分散板15に対する押圧力を付与する押圧手段を設けてもよい。また、乾燥分級室の全領域を使って乾燥及び分級を行うタイプの乾燥分級装置にも本願発明は適用することができる。
また、分散板15から噴出するガスのガス噴出方向を上下方向に対して傾斜した傾斜方向にすることもできる。
さらに、調整機構42を省略することもできる。この場合、設置面38を昇降移動可能に構成し、ガス室26を固定した状態で設置面38を下降させることにより分散板15を交換することができる。
また、分散板15の交換作業において、ガス室26を油圧ジャッキにより固定したが、ワイヤーなどの線状部材で吊持する構成にすることもできる。
本発明の乾燥分級装置の全体構成を示す概略断面図である。 分散板と、乾燥分級室及びガス室との締結構造を図示した、図1の部分拡大図である。 (a)は複数の支持部材のガス室底面に対する支持位置を示したガス室の平面図であり、(b)は支持部材及び支持部材におけるバネの長さを調整する調整機構の構造を示す構造図である。
符号の説明
11 湿炭ホッパー
12 切出装置
13 装入口
14 乾燥分級室
14a 乾燥ゾーン
14b 分級ゾーン
14c 第1の分散板固定フランジ
15 分散板
16 流動層
18 熱風ダクト
19 排気ダクト
20 固定部材
21 38 設置面
22 分散板取り付けボルト
24 集塵機
26 ガス室
26c 第2の分散板固定フランジ
36 分散板取り付けナット
41 支持部材
41a 当接部
41b バネ
41c フランジ板
42 調整機構
42a ネジ棒
42b バネ調節板
42c バネ調節ナット

Claims (5)

  1. ガス室に導入されたガスを分散板を介して噴出させることにより乾燥分級室内の分散板上に流動層を形成し、石炭を乾燥すると同時に乾燥により発生する石炭中の微粉炭を分級する流動層乾燥分級装置であって、
    前記乾燥分級室及び前記ガス室のうちいずれか一方は固定され、他方を前記分散板に押圧するバネと、
    前記バネの長さを調整する調整機構と、を有することを特徴とする流動層乾燥分級装置。
  2. 前記ガスによる前記乾燥分級室の熱膨張に応じて、前記バネによる押圧力が増すことを特徴とする請求項1に記載の流動層乾燥分級装置。
  3. 前記乾燥分級室及び前記ガス室に対して前記分散板を締結する締結手段と、
    前記乾燥分級室及び前記ガス室の外周面にそれぞれ設けられた、第1及び第2のフランジ部とを有し、
    前記締結手段を前記第1及び第2のフランジ部に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の流動層乾燥分級装置。
  4. 前記乾燥分級室は、石炭を乾燥させる乾燥ゾーンと、この乾燥ゾーンで乾燥された石炭から微粉炭を取り除く分級ゾーンとからなり、
    前記バネは、前記乾燥ゾーンに対応した位置に配置される第1のバネと、前記分級ゾーンに対応した位置に配置される第2のバネとを有し、
    前記第1のバネよりも前記第2のバネのバネ定数を高く設定したことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の流動層乾燥分級装置。
  5. 前記一方及び他方はそれぞれ、前記乾燥分級室及び前記ガス室であることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一つに記載の流動層乾燥分級装置。
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