JP4740521B2 - 車椅子に特に適する調整可能の迅速な解放シートバックシステム - Google Patents

車椅子に特に適する調整可能の迅速な解放シートバックシステム Download PDF

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Description

【0001】
発明の技術分野
本発明は、備品及びクッションの分野、より詳細には、車椅子のシートバックの分野に関する。本発明は、特に、剛性のある、しかし容易に取り外すことができるシートバックが望まれる折り畳み可能の車椅子の使用に特に適する。
【0002】
発明の背景
車椅子のユーザーが直面する問題の多くは、座らされるユーザーの位置調整と最終的な姿勢とに関連している。典型的な問題は、脊柱後弯症、脊柱前弯症及び脊柱側弯症のような進行性の脊柱変形を含む。悪い姿勢及び永久的な脊柱変形は、機能及び可動性の低下、疲労、呼吸阻害、えん下運動阻害、仙骨、尾骨、腰部又は胸部の組織破壊の危険性の増大を生じさせる可能性がある。したがって、個々のユーザーが自身の機能及び可動性を最適にするために背面角に対して特別に仕立てられたシートを常に求めるため、任意の車椅子のシートバックシステムについて、適切な背面角の調整及び支持を提供することは非常に重要なことである。
【0003】
吊り下げタイプのものに対する剛性シートバックの使用の利点は、姿勢のコントロールが著しく高められることである。したがって、ユーザーが所与の条件に対して最適な支持を得ることができるように、剛性シートバックは、一般に、吊り下げタイプのシートバックを超えるものであることが望ましい。さらに、剛性配列は車椅子に対する構造的剛性を増大させ、また活発な車椅子利用者により効果的な力の伝達要素を提供する。
【0004】
吊り下げタイプの配置を用いない任意の車椅子シートバックシステムに対する他の重要なことは、取り付け及び取り外しが容易であることである。障害者のユーザーは、保管又は運搬のために車椅子を折りたたみ、また使用のために車椅子をもとに戻すべく、しばしば、車椅子から背部及びクッションを取り去りまた据え付けなければならない。この手順は、障害を持つユーザーにより個々に行われるとき、通常、自動車の運転者のサイドシート又は搭乗者のサイドシートから行われる。車椅子を折りたたむため、ユーザーは、先ず手を伸ばし、背部を移動させなければならない。次に、車椅子が折りたたまれ、自動車の後部座席のような望ましい場所におかれる。車椅子の再組立を行うため、ユーザーは自動車のリヤシートから折りたたまれた車椅子を引き出し、自動車と並んで地表面で前記椅子を広げる。フレームが広げられると、ユーザーは手を伸ばして車椅子にシートバックを取り付けなければならない。分解及び組立の双方は、身体障害者のユーザーは普通は自動車のハンドルをつかむことにより一方の手で支持しなければならないため、通常、他方の手でほとんど行われる。
【0005】
ほとんどの車椅子のユーザー、特に四肢麻痺患者は上肢の機能を損ないまた両手の器用さを欠落しており、ために、重いものを正確に扱うことについて数多くの困難を経験しているであろうことから、車椅子の背部を取り付け又は取り外すために自動車から手を伸ばす操作は困難である。このため、シートバックのような特定の車椅子の要素に要求される操作度は、通常、それが身体障害者自身によって使用されさえするかどうかを決定する。
【0006】
取り付け及び取り外しのためにできるだけ簡単であり容易であるシートバックシステムとすること以外に、車椅子の前部で該前部からユーザーにより取り付け及び取り外しを可能とする利点がある。これは、車椅子からちょうど乗り換え又は車椅子に乗り込むユーザーが通常車椅子の前部に位置することによる。したがって、車椅子のユーザーが迅速に、特に車椅子の前方位置から、車椅子にシートバックを取り付け又は車椅子からシートバックを取り外すことが可能である簡単なシートバック据え付け機構は、身体障害者の人達にシートバックシステムの有用性を大きく広げるであろう。
【0007】
車椅子のバックシステムが直面する他の問題は、商業的に入手可能の車椅子の各タイプの変化性にある。特に、垂直ポスト又は杖の形状が車椅子によって異なる。前記ポストの公称直径は、約1.25cm(1/2インチ)から3.8cm(1と1/4インチ)と異なっている。車椅子が最も近いインチに対する公称幅寸法(すなわち、18インチ幅の車椅子は実際には17.6インチ幅である。)である車椅子のメーカーによる代表的な呼びであるにも拘わらず、両ポストの中心間距離は約±1.25cm(1/2インチ)と異なっている。また、これらの垂直ポストは平行でなく、実際、底部から頂部に向けて先細であるようにされている。外国の車椅子メーカーの申し出に係るメートル寸法要求に加えてこれらのバリエーションの全てが、注文生産のシートバックシステム又は車椅子の利用可能なサイズ範囲にわたる相当な調整可能性を有する注文にあった在庫のシートバックシステムを求める。
【0008】
従来の多くのシステムは、本来的に、幅寸法限界の細い端部ですきま嵌めに終わる最大及び最少の幅の特性を維持することにより、前記ポスト(杖)の寸法の変化性を処理していた。前記すきま嵌めは前記シートバックを左右にシフトさせ、ある場合には、前記シートバックシステムの外縁が車椅子の幅を張り出し、車椅子のアームレストや他の周辺の機能の邪魔になる。
【0009】
従来の車椅子のカバーの吊りバックを、快適で、丈夫で、調整可能であり、支持性があり、圧力解除ができ、使用が容易であるシートバックシステムで置き換える多くの試みがなされた。しかし、従来のシステムは、車椅子に容易に取り付け又は取り外されるシステムであってユーザーが車椅子を占めている間にシート深さの損失がないようにシートバック角度調節が可能であるシステムに関連して、シート深さの損失なしに適当な調整可能性の程度を提供することに失敗してきた。現在までに知られている利用可能のシステムも、また、ユーザーが車椅子に座っている間にシートバック角度を調整する可能性及び前記バックシステムが車椅子から取り外されるときはいつでも調整されたシートバック角度を変えない取り外し可能に取り付け可能の据え付けシステムの双方を組み入れることに失敗している。さらに、従来のシートバックシステムは、一般的に、前記バックシステムがシートバック角度に最適なシートに調節される間に骨盤の調整を維持する関連した問題を扱うことに失敗している。
【0010】
発明の概要
本発明は、特に2つの垂直なポストまたは杖を有する車椅子と共に用いられるシートバックに関するほか、4つのシートバック据え付け位置を有する任意の椅子と共に使用される調節可能及び取り外し可能のシートバックシステムに向けられている。本発明は、掛け金又は安全フックの予めの解放又は作動のない、片手での便利な車椅子への取り付け及び車椅子からの取り外しを可能にする。また、本発明は、車椅子から前記バックシステムを解放するためにユーザーによる簡単な積極的動作なしに容易にロックを解除するほか、完全に自動ロックを行うシートバック据え付けシステムを提供する。好ましい実施例では、シートバックは、持ち上げ動作に関連して定められた角度の単なる前進回転動作によりその取り付けすなわちマウンティングから解除することができる。
【0011】
好ましい実施例における格別な高レベルの調整可能性のため、本発明は、ユーザーが前記バックシステムに座っている間のシートバックの傾斜、前後位置及び高さをユーザが迅速に変更することを可能とする。さらに、一旦確立されると、前記シートバックの位置は、車椅子からの取り外し及び再取り付けに拘わらずに維持することができる。
【0012】
さらに、本発明の特性は、種々の車椅子についての使用の高レベルの適合性、振動抵抗性、軽量性、標準寸法設計性及び安全性を含む。
【0013】
シートバックシステムは、部分的に、据え付けられる剛性シェルのシートバックと、第1の一対の横方向へ伸びるピン組立体と、第2の一対の横方向へ伸びるピン組立体であって各ピン組立体が伸長ピン部を有する第2のピン組立体とを含む。前記システムは、また、第1の一対の据え付けクリップと、第2の一対の据え付けクリップとを有する。前記第1の一対の据え付けクリップは、前記第1の一対の伸長ピンが前記第1の一対の据え付けクリップによって固定される限り、前記第2の一対の据え付けクリップが一時前記第2の一対のピンを保持する間に選択的に前記第1の一対のピンを保持する。あるいは、前記第2の一対の据え付けクリップの操作が前記第1の対に加えて必要であるために本発明の使用の容易性が妥協されても、前記第2の一対の据え付けクリップを全体に前記第1の一対の据え付けクリップと全く同じにすることができる。
【0014】
好ましい実施例では、各横方向へ伸びるピン組立体は、バー及び互いに直交するように取り付けられたピンを有するピンバーと、「L」ブラケットであって本発明が種々の車椅子のポストの間隔に関して使用可能であるように前記剛性シェルシートバックに(横方向に)調節可能に取り付けられる「L」ブラケットとを含む。さらに、前記ピンバーは、前記シートバックの前後の位置が容易に変更可能であるように、「L」ブラケットに据え付けられる。好ましい実施例では非対称のピンバーを使用するため(前記ピンは前記バーの一端部に配置される)、さらに「L」ブラケット上のピンバーの向きを逆にすることができ、前記シートバックの位置の調整可能性をさらに増大させる。
【0015】
前記第1の一対の据え付けクリップは、好ましくは、自動ロック及び手動解放であり、また車椅子の垂直ポスト又は杖の上部に据えられる。前記第2の一対の据え付けクリップは、車椅子の垂直ポスト又は杖の底部に据え付けられた好ましくは「U」形状の部材であり、前記「U」のウエブ部が前記ピンを受け入れる。代わりに、前記第1及び第2の対のクリップの位置は、本発明の操作に逆効果となることなしに逆にすることができる。
【0016】
また、好ましい実施例は、前記剛性シェルのシートバックに取り外し可能に取り付けられたクッションを含み、該クッションは、好ましくは、自己膨張タイプのものからなり、またこれに貼り付けられる2部分据え付け手段の一方の部分を有するカバー内に存する。剛性シェルのシートバックに2部分据え付け手段の第2の部分を貼り付けることにより、前記シートバックに対する前記クッションの積極的配置及び保持を達成することができる。
【0017】
発明の詳細な説明
いくつかの図を参照すると、同様の数字が同様の部分を示しており、より詳細には図1、図2及び図5に、本発明の一般的な要素が示されている。シートバックシステム20は、一対の垂直ポスト又は杖24a,24bを有する従来の車椅子に据え付けられるように予定されている。シートバックシステム20はシェル30を備え、これにL形ブラケットが据え付けられ、該ブラケットはピンバー(pin bar)組立体70a,70b,70c,70d(別に示さない限り、全体にピンバー組立体70として言及される。)と、上方の据え付けクリップ90a,90bと、下方のクリップ140c、140dと、クッション組立体50とを有する。全ての構造要素は、好ましくは、アルミニウムのような軽量材料、アルミニウム−マグネシウムのような合金、又はアクリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂のような高強度ポリマーで製造される。クッション組立体50の組成は後に詳述する。
【0018】
初めに、シェル30は好ましくは硬い剛性マトリクスからなり、車椅子のポスト24a,24b間を伸び、シートバックシステム20に機械的支持を与える。好ましい実施例では、シェル30は、約50ないし100ミルの断面厚さを有するアルミニウム合金で形成されている。シェル30の全幅は、特別なシートバック寸法が設定されている車椅子の寸法範囲のため、ポスト24a,24bの内方の最少幅を超えて伸びるものであってはならない。シェル30の最大幅は、シェル30が両ポスト間を経て後ろに倒れるようにポスト24a,24bの内側を明確にする。この好ましい実施例は、前記部品の水平位置を横切る5つのセクション、すなわち中央部40と、第1の横部42a,42bと、第2の横部44a,44bとを有する。中央部40は、予定の適用及びデザインを考慮して、わずかに前方に凹状に湾曲している。
【0019】
シェル30の第1の横部42a,42bは前方及び横方向へ伸び、中央部40とほぼ45度の角度をなす。シェル30の外形又は断面は、従来の折りたたみ式車椅子、特に2又は3つの上方へ伸びる環状のポストを有する折りたたみ式車椅子、又は形成された管状構造(図示せず)が安定性の追加のために前記垂直ポスト間を伸びる前記折り畳みタイプとは異なる剛性のある非折りたたみ式車椅子に適合するように設計されている。
【0020】
第1の横部42a,42bは全体に平坦であり、ピンバー組立体70を据え付けかつクッション52のための支持を与えるような優れた表面を付与する。図2に最もよく示されているように、下方の据え付けスロット32c,32dがシェルの第1の横部42a,42bに開けられ、機械加工され又は形成されている(前記シェルの底部から約10−40%)。この距離は、着座したユーザーの所望の骨盤整列コントロール点群(前方の腸骨稜)と同等のレベルに対応する。上方の据え付けスロット32a,32bがシェル30の第1の横部42a,42bに開けられている(前記シェルの底部から約50−80%)。この距離は、シートバックシステム20に十分な構造的支持とバランスとを与える。後に詳述するように、上方及び下方のピンバー組立体70は半固定にあるが、調整できるように、これらのそれぞれの位置においてシェル30にこれらの位置で取り付けられる。スロット32a−dは、選択された横配置と、付けられたスロット穴の範囲に沿って前記ピンバー組立体を表示することを考慮にいれる。
【0021】
手づかみ用の欠けくぼみ34が、取り外し又は取り付け行程の間におけるシートバックシステム20の取扱いを容易にするために設けられている。加えて、欠けくぼみ34は、カバー62のフラップ48が、後に詳述するように、より確実にシェル30と係合する手段を提供する。
【0022】
クッション組立体50を確実にしかし取り外し可能にシェル30に取り付けるための複数の固定手段がシェル30の前面に現れている。この実施例では、2部分のフック及びループ固定システムが用いられている。したがって、例えば、自己接着フック材料のセクション38が、図2に示すように、実質的にシェル30上に配置されている。見て取れるように、相補的なループ材料はクッション組立体50の後部に固定されており、これにより、クッション組立体50の位置が前記フック及びループのセクションの係合に伴ってシェル30に対して相対的に固定される。
【0023】
最後に、シェル30の潜在的に露出される周縁部には、好ましくは、ゴムのようなポリマー材料の管(補強を与える内部金属片を有する)36が取り付けられる。
【0024】
図3及び図4に最もよく示すように、クッション組立体50は、自己膨張性のクッション52及びカバー62を含む。クッション組立体50は、着座したユーザーの背を部分的に包む輪郭のため、車椅子のユーザーに位置決めコントロールを提供する。クッション組立体50の輪郭は、あるレベルの同一輪郭がクッション52に固有のものであるが、シェル30の全ての前部(中央部40、第1の横部42a,42b及び第2の横部44a,44b)により堅く支持されている。
【0025】
クッション52は、好ましくは、参照によりここに組み入れられている米国特許第5,282,286号に記載された方法に従って製造される。クッション52の高さは、前記シェルの周囲との重なりを与えるために小さい伸びをもって、シェル30とほぼ同じにされる。クッション52の後部は、ユーザーが前記シェルの周囲と接触することを最小限にするため、好ましくは第2の横部44a,44bを超えて横方向へ伸びることを除いて、本質的にシェル30と同じ輪郭を有する。クッション52の前面は、着座したユーザーに適当なレベルの位置決めと支持とを与えるように特別な輪郭が施されている。この実施例では、前記前面が、垂直な溝56により部分的に規定された全体にシェル30の前部に対応するいくつかの垂直な間隔を置かれたセグメントを有する。
【0026】
クッション52の特徴は、これが予め確立された湾曲を有することである。この湾曲はシェル30の湾曲に近く、またコーティング布が接着された湾曲したフォームのコアの空間を形成することにより得られる。さらに、前後の両布パネルは全体に等面積であり、この2つのパネルはこれらの共通の周囲で互いに接着され、前部の布はクッション52の複数の垂直な溝56を占めていなければならない。その結果、前部パネルが前記フォームのコアに接着されると、その周囲の部分が前記前面の中央及び上方の点に強制的に向けられ、これにより、クッション52に前方に湾曲する輪郭を形成する。
【0027】
カバー62は、呼吸可能の布材で形成され、クッション52を取り外し可能に包んでいる。前記エレメント及びユーザーの損傷からクッション52を保護することに加えて、カバー62は、これに、シェル30上へのクッション組立体50の配置を可能にするループ材料68を取り付けている。ループ材料68の一部を有するフラップ48は、シェル30の後方側部から穴34を通して、シェル30の上部の周囲部分の上方に挿入可能である。これは、シェル30上のクッション組立体50の垂直移動を阻止する確実な固定手段を提供すべく、シェル30の後面上のフック材料38と係合する。
【0028】
カバー62の前面に高通気性布パネル64がある。パネル64の位置はシートバックシステム20と係合するときにユーザーの背の位置と全体的に対応する。これは使用中の高湿度領域であるため、パネル64の内面は、これに接着された、十分な換気性を確保し、他方クッション52からカバー62の機械的支持を提供する網状のフォームセクションを有する。さらに、前記網状のフォームが膨張されたポリマー樹脂から形成されているため、それはまた難燃剤障壁として機能し、このため、好ましくは大部分において易燃性物質であるウレタンフォームで構成されるクッション52に、より大きい耐炎性を付与する。
【0029】
図1、図2、及び図5−図10を参照すると、シートバックシステム20の車椅子係合要素が示されている。前述したように、シェル30は、ピンバー組立体70を受け入れるため、これに形成された4つのスロット32a−dを有する。ピンバー組立体70はそれぞれピンバー72と、第1の部分及び該第1の部分から立ち上がる第2の部分からなる「L」ブラケット82とを含む。全てのピンバー72及びブラケット82が互いに同一であり、各ピンバー組立体70は互いに鏡像、すなわちシェル30上で組み立てられるようなサジタル平面を有するように配置されている。一方の前記部分に設けられたネジ84及びフランジ付きナット86が各ブラケット82をシェル30に固定するように機能し、他方の前記部分に設けられたネジ88は各ピンバー72をブラケット82に固定するように機能する。ブラケット82は、ピンバー72の横方向の調整が、ポスト24a,24b間の距離の変動調節を可能にし、他方、各ピンバー72のスロット76は、図5−図8に示すように車椅子に対するシェル30の前後方向調節を可能とするように機能する。また、任意のピンバー72を180°回転することにより、さらに図8に特に示すように再度シェルの調節を行うことができる。各スロット76の戻り止め78は、各ピンバー組立体72の1対及び/又は複数対の間の対称性が容易に維持されるように、ブラケット82に関してピンバー72の位置を積極的に示す。全ての場合において、ネジ84,88は、振動等による望まない解放に抵抗するネジロック装置又は化合物を含む。
【0030】
前述した各ピンバー72はバー部74と、伸長ピン部80とを有する。バー部はスロット76と、バー部74から直角に伸びるピン部80とを規定する。ピン部80がバー部74の一端部に位置するため、図8に最もよく示すように、特有の不均整がブラケット82上に据え付け可能性の大きい自由を与える。
【0031】
ピン部80は、据え付けクリップ90又は据え付けクリップ140の一方の領域内に適合するように寸法が定められている。図9、図10及び図11に示すように、据え付けクリップ90は垂直ポストのクランプ部92と、ブラケット部94と、回転可能のカム本体102と、爪116とを含む。他の構成部分はスプリング132と、リテーナ100と、ボール伸長部130と、シャフト134とを含む。カム本体102は大きいくぼみ106と、小さいくぼみ108と、溝110とを規定し、また周面112と部分114とを含む。爪116は露出部118と、大きい指122及び小さい指124を有するフォーク状構造を有するフォーク部120と、スプリングロケータ128と、ボール伸長部130とを有する。
【0032】
据え付けクリップ90は、図10に最もよく示されているように、ピン部80がブラケット部94のスロット98及びカム本体102の大きいくぼみ106に挿入されるとき、その内部にピン部80を解放可能に保持するように機能する。挿入に先立ち、大きい指122が溝110に係合する。スプリング132により爪116に与えられる軽い圧力が、大きい指122の位置に基づくカム102の意図しない回転を阻止する。スロット98及び大きいくぼみ106へのピン部80の挿入があると、大きい指122がカム本体102の小さいくぼみ108に係合するまで、カム本体102が回転する。スプリング132が、再び、カム本体102上にフォーク部120の軽い圧力を生じさせるように作用し、これにより、カム本体102の回転を阻止する。ポスト24に向けて爪116の露出部118を押すと、大きい指122が小さいくぼみ108からの係合を解除される。を受けることができると思料する。
【0033】
スプリング132の伸長偏倚を克服すべく露出部118への一定のユーザー圧力を除去するために露出部118が完全に押し下げられるとき(図示せず)、ボール伸長部130がレシーバ100と係合する。しかし、この状態は大きい指122が溝110にあるようにする助けとならない。したがって、図11に示す係合状態から図10に示す受入れ状態へのサイクルのとき、カム本体102の伸長部114が瞬間的に小さい指124に接する。これは、小さいくぼみ108からの大きい指122の転移後であるカムの回転の間の一点でレシーバ100からのボール伸長部130の転移を生じさせる。この点から前記ピンの離脱の完了まで、大きい指122が溝110内に位置するまで周面112に乗る(図10参照)。
【0034】
据え付けクリップ90の能動的係合と対比すると、据え付けクリップ140は、図12及び図13に最もよく示すように、ピン部80のためのとらわれの場所を提供するように機能する。ピン部80は、ポスト24及び伸長部46のために前後動を抑制され、またくぼみ148により下方向移動を抑制される。ピン80の上方向移動は、ピンバー72が据え付けクリップ90に積極的に保持されるときにのみ抑制される。ほかの状態では、図12及び図13に示すように、ピンバー組立体が上方向への移動が可能であり、このため車椅子からシェル30を解放する。
【0035】
様々な直径のポストへの据え付けクリップ90,140の取り付けの便宜を図るため、シム150が設けられている。図14を参照すると、各シム150は好ましくは従順なポリマー樹脂材料で形成され、クランプ部92,142及びポスト24間に挿入可能である。シム150を伴い又は伴わないいずれにあっても、各据え付けクリップ90,140はポストに圧縮状態で保持される。ネジロック装置又はコンパウンドが、好ましくは、据え付けクリップの意図しない緩みを阻止するために使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシートバックシステムの分解斜視図である。
【図2】 シートバックシステムの一部を含むシェルの正面図である。
【図3】 カバーが部分的に切り欠いて示されたクッション組立体の正面図である。
【図4】 クッションのコア、接着されたカバー及び通気性のある外側のカバー間の関係を示す、実質的に図3の線4−4に沿って得た断面図である。
【図5】 シートバックシステムの「L」ブラケットを示す部分斜視図である。
【図6】 異なる方向からのシートバックシステムの「L」ブラケットを示す部分斜視図である。
【図7】 異なる方向からのシートバックシステムの「L」ブラケットを示す部分斜視図である。
【図8】 「L」ブラケット上のピンバーを操作するときに可能である様々なシートバックの形態を示す図式的マトリクスである。
【図9】 車椅子のポストに設置された上下の据え付けクリップの部分断面における斜視図である。
【図10】 車椅子のポストに設置されかつ「開」位置にある上方の取り付けクリップの縦断面図である。
【図11】 クリップが「閉」位置に示されていることを除く、図10と同様の図である。
【図12】 シートバックが、上下の据え付けクリップが装着された車椅子に取り付けられているシートバックシステムの斜視図である。
【図13】 シートバックが、上下の据え付けクリップが装着された車椅子から取り外されているシートバックシステムの斜視図である。
【図14】 据え付けクリップの直径より小さい公称直径より小さい直径を有するポストに取り付けられている据え付けクリップ及び弾性のあるシムの斜視図である。

Claims (10)

  1. 車椅子のバックフレームの一対の間隔をおかれたポスト又は杖にシートバックを据え付けるための車椅子シートバックシステムであって、
    横方向に相対して間隔をおかれた第1の一対の相対する据え付け位置、および横方向に相対して間隔をおかれ、前記第1の一対の相対する据え付け位置から長手方向に間隔をおかれた第2の一対の相対する据え付け位置と、
    前記シートバックの前記第1の一対の相対する据え付け位置に取り付けられた第1の一対の横方向へ伸びるピンと、
    前記シートバックの前記第2の一対の相対する据え付け位置に取り付けられた第2の一対の横方向へ伸びるピンと、
    それぞれ各杖に取り付けられかつ前記第1の一対の横方向へ伸びるピンを受け入れるように配置される第1の一対の据え付けクリップと、
    それぞれ各杖に取り付けられかつ前記第2の一対の横方向へ伸びるピンを受け入れるように配置される第2の一対の据え付けクリップとを含み、
    前記第1の一対の据え付けクリップ又は前記第2の一対の据え付けクリップの一方が、前記一対の横方向へ伸びるピンを保持するための一対の解放可能の自動ロック機構であって該機構のユーザの操作により前記横方向へ伸びるピンを解放するための自動ロック機構を含み、各前記一対の解放可能な自動ロック機構は回転可能のカム本体及び保持用の爪を収容するブラケット部を含み、前記爪は、一端部において大きい指と反対側の端部において露出部とを含み、前記カム本体は前記一対の横方向へ伸びるピンを受け入れるための大きいくぼみと、小さいくぼみとを規定しており、前記一対の解放可能の自動ロック機構は、前記大きい指が前記小さいくぼみにある状態で、前記一対の横方向へ伸びるピンを保持しかつ前記自動ロック機構をユーザが操作するときに前記大きい指が前記小さいくぼみにない状態で前記一対の横方向へ伸びるピンを解放する、車椅子シートバックシステム。
  2. 前記第1の一対の横方向へ伸びるピン又は前記第2の一対の横方向へ伸びるピンの少なくとも一方は一対のピンバーを含み、各ピンバーは少なくとも1つのスロットを規定するバー部を有し、また前記横方向へ伸びるピンは前記バー部に実質的に垂直に配置されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記横方向へ伸びるピンは前記バー部の一端部に配置されている、請求項2に記載のシステム。
  4. 手段であってこれにより前記横方向へ伸びるピンが前記シートバックに接続される手段を提供すべく前記第1の一対の横方向へ伸びる間隔をおかれかつ対向された据え付け位置又は前記第2の一対の横方向へ伸びる間隔をおかれかつ対向された据え付け位置の少なくとも一方に直接に接続された一対の「L」ブラケットを含む、請求項1に記載のシステム。
  5. 各「L」ブラケットは前記シートバックに接触する第1の部分と該第1の部分から立ち上がる第2の部分とを含み、前記第1の部分は前記シートバックに係合するネジ手段を有し、また前記第2の部分はピンバーに係合するネジ手段を有し、前記ピンバーは、前記第2の部分の前記ネジ手段のための少なくとも1つのスロットを規定するバー部と、該バー部に実質的に垂直なピンとを備え、前記シートバックは前記第1の部分の前記ネジ手段のためのスロットを規定する、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記爪はボール伸長部を含み、また前記ブラケットは前記ボール伸長部を解放可能に受け入れるためのレシーバを含む、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記爪は、前記一端部に前記大きい指から間隔をおかれた小さい指を含み、また前記カム本体は伸長部を含み、前記ピンが前記自動ロック機構により保持されている状態から前記ピンを解放する状態へのサイクルのとき、前記カム本体の前記伸長部が前記小さい指に接することにより、前記レシーバに受け入れられた前記ボール伸長部が転移を生じる、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記カム本体は前記大きい指を受け入れるための溝を規定する、請求項1に記載のシステム。
  9. シートバックの前後の角度を調整するための方法であって、
    前記シートバックが一対の上部横方向据え付け位置と一対の下部横方向据え付け位置とを含み、各上部横方向据え付け位置がバー部とピンとを有するピンバーを備え、各下部横方向据え付け位置がバー部とピンとを有するピンバーを備え、各ピンが前記シートバックの相対する横方向側部に配置された一対の実質的に真っ直ぐな支持ポストに係合されるとき、前記各ピンは前記支持ポストに据え付け可能である受け入れ部材により受け入れ可能であり、
    前記シートバックを前記支持ポストから離すこと、
    少なくとも1つのピンバーをその据え付け位置に関して後方又は前方の一方へ移すこと、
    前記シートバックを前記支持ポストに据え付けられた前記受け入れ部材を用いて前記支持ポストに係合させることを含む、調整方法。
  10. 前記少なくとも1つのピンバーが回転される、請求項9に記載の方法。
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