JP4740213B2 - 船外機用操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主として漁船、モーターボート、ヨットなどの小型船に搭載した複数の船外機を操舵するための船外機用操舵装置に関する技術である。
通常、船外機は、クランプブラケットによって船尾のトランサムに装着され、そして、クランプブラケットにチルト軸を介して連結されて上下方向に傾動可能なスイベルブラケットに、操舵軸を中心に水平方向に回転可能な状態で取り付けられている。このようにして取り付けられた複数の船外機を同時に操舵する操舵装置として、例えば、次のようなものがある。即ち、いずれかの船外機(第1の船外機)のチルト軸の両端にそれぞれ取付軸を介して固定した左右一対のアームの先端部間に、シリンダ本体内にピストンロッドが貫通した状態で設けられ同ピストンロッドに沿ってシリンダ本体が往復移動する油圧シリンダを、ピストンロッドを掛け渡した状態で支持させている。そして、油圧シリンダのシリンダ本体と第1の船外機の操舵レバーとを操舵リンクを介して連結するとともに、第1の船外機の操舵レバーと他の船外機(第2の船外機)の操舵レバーとをタイロッドで連結している。
このような操舵装置は、ステアリングホイールを回転させるとヘルムポンプが駆動し、油圧タンクの作動液がシリンダ本体内に一方の給排油ポートから供給されると、それと同時に他方の給排油ポートから作動油が排出され、シリンダ本体は給油された給排油ポート側へピストンロッドに沿って移動する。すると、油圧シリンダの動力が操舵リンクを介して第1の船外機の操舵レバーに伝達され、この操舵レバーが回転すれば、同操舵レバーにタイロッドで連結されている第2の船外機の操舵レバーが連動して回転するため、第1の船外機と第2の船外機とを同時に操舵することができる(例えば、特許文献1参照)。ちなみに、このように二基の船外機をタイロッドで連結することは二基掛けと呼ばれている。
実開平03−78698号公報(第2〜7頁の従来の技術、第4図)
しかしながら上記のような操舵装置は、操舵リンクとタイロッドとが第1の船外機の操舵レバーに連結され同操舵レバーを共用するかたちになっているため互いに干渉しないように連結する必要があり、連結位置が制限されて操舵リンク及びタイロッドの配置がしづらい面がある。
そこで、本発明は、操舵リンク及びタイロッドの配置がしやすく使い勝っての良い船外機用操舵装置の提供を課題としている。
上記請求項1に記載にした船外機用操舵装置は、船の船尾に装着された複数の船外機を操舵することができ、第1の船外機の操舵レバーを回転させる作動部を備えた駆動装置と、前記作動部の動作に伴って他の船外機の操舵レバーを前記第1の船外機の操舵レバーに連動させるタイロッドとを備える船外機用操舵装置において、前記タイロッドは、一端部が前記他の船外機の操舵レバーに回転可能に軸支され、前記タイロッドの他端部を回転可能に軸支可能なタイロッド連結部材を、前記作動部に設け、前記タイロッドが、前記タイロッド連結部材の前記軸支部及び前記他の船外機の操舵レバーに対しそれぞれヨークを介して連結されており、前記各ヨークは、前記タイロッド連結部材の前記軸支部や前記他の船外機の操舵レバーに対して水平方向に回転可能に軸支され、且つ、前記タイロッドの端部をそれぞれ上下方向に回転可能に軸支し、前記タイロッドが、前記タイロッド連結部材及び前記操舵レバーに対し、それぞれ上下方向に回転可能に構成され、前記タイロッド連結部材の前記タイロッドの軸支部が、中立位置にある前記他の船外機の操舵レバーと平行な方向に間隔をあけて複数配置されていることを特徴としている。
この請求項1の船外機用操舵装置によれば、前記タイロッド連結部材を前記動作部に設けることによって、前記操舵リンクと前記タイロッドとが前記船外機の操舵レバーを共用しなくて済み、前記操舵リンク及び前記タイロッドの配置がしやすくなる。また、前記第1の船外機又は前記他の船外機の一方をチルトアップさせた状態で操舵することが可能になる。また、前記船外機及び前記他の船外機の前記各操舵レバーの回転角を一致させる調整が容易になる。前記軸支部は、貫通孔にピン結合する構造であっても良いし、上方或いは下方に突設したピンに結合する構造であっても良い。
請求項2記載の船外機用操舵装置は、タイロッド連結部材を、平面視中立位置にある前記両操舵レバー間であって前記両操舵レバーの回転範囲外、或いは、前記両操舵レバー間の領域を船首方向に延長した領域に位置するように設けることを特徴としている。
この請求項2の船外機用操舵装置によれば、平面視前記両操舵レバーと前記タイロッドとが干渉しないので、前記タイロッドを接続しやすくなる。
請求項の船外機用操舵装置は、駆動装置を、作動部であるシリンダ本体内を貫通してピストンロッドが設けられていて同ピストンロッドに沿って前記シリンダ本体が移動する流体圧式シリンダとし、同流体圧式シリンダを、前記船外機を船尾に装着するためのブラケットに船首方向に突出して固定される一対のアームの先端部間に、前記ピストンロッドを掛け渡した状態で支持させ、前記タイロッド連結部材を、前記シリンダ本体に前記船の後方に向かって張り出した状態で設けることを特徴としている。
この請求項の船外機用操舵装置によれば、前記駆動装置として前記流体圧式シリンダを用いることによって、前記船外機の操舵レバー及び前記他の船外機の操舵レバーをスムーズに回転させることが可能になる。前記流体圧式シリンダとしては空気圧、蒸気圧、油圧、水圧などをパワー源としたものを用いることができる。
請求項1の船外機用操舵装置は、操舵リンク及びタイロッドの配置がしやすくなり、船外機への組み付けを容易に行うことができる。また、使用しない船外機或いは故障して使用不可となった船外機をチルトアップした状態で航行することができるため、航行時の水の抵抗が減少し、ステアリング操作がし易くなるとともに、燃費が良くなる。また、操舵リンクの配置に合わせたタイロッドの接続が行いやすいため、複数の船外機の操舵角を合わせる調整作業が容易に行える。
請求項2の船外機用操舵装置は、タイロッドが接続しやすくなり、船外機への組み付けが容易に行えるようになる。
請求項の船外機用操舵装置は、各船外機の操舵レバーをスムーズに回転させることができるため、操作性が向上する。
以下、本発明にかかる船外機用操舵装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
船外機用操舵装置1の本実施例において、二機の船外機(第1の船外機100・第2の船外機100’)は、図1に示すように、船尾のトランサムTに互いに隣接した状態で装着されている。第1の船外機100及び第2の船外機100’は同様にしてトランサムTに装着されているので、詳細については重複を避けるため第1の船外機100についてのみ説明する。
第1の船外機100は、左右一対のクランプブラケット101で船尾のトランサムTに装着されており、そして、左右のクランプブラケット101の間にあって、チルト軸102を介して左右のクランプブラケット101と連結されているスイベルブラケット103に、操舵軸105を中心にして水平方向に回転可能な状態で取り付けられている。この第1の船外機100は、操舵レバー106を左右に回転させることで操舵角を変更することができ、さらに、スイベルブラケット103をチルト軸102を中心に上下方向に傾動させることでチルト可能になっている。
操舵レバー106の先端部には、後述する操舵リンク11の一端部を連結するための連結孔h1と、本来は二基掛けする際に後述のタイロッド14の一端部を連結するために用いられる連結孔h2が設けられている(連結孔h1は図4参照)。これらの連結孔h1・h2は、操舵レバー106の長手方向に所定の間隔をあけて穿設されており、連結孔h1が操舵レバー106の基端寄りに位置し、連結孔h2が操舵レバー106の先端寄りに位置している。なお、第2の船外機100’において、第1の船外機100と同一或いは相等する構成については、同一の符号に’印を付して示している。
さて、本実施例の船外機用操舵装置1は、図1の平面図及び図2の船首側から見た正面図に示すように、作動部であるシリンダ本体8内を貫通してピストンロッド5が設けられ同ピストンロッド5に沿ってシリンダ本体8が移動する油圧シリンダ(駆動装置)Sを備えている。この油圧シリンダSは次に説明するようにして、第1の船外機100のブラケット(クランプブラケット101とスイベルブラケット103とからなる)に固定した一対のアーム2・2に取り付けられている。
即ち、一対のアーム2・2は、チルト軸102の両端部にそれぞれ固定されている左右一対の取付軸3・3に、基端部の取付孔4・4を挿通させて回転自在に取り付け、両先端部が船首方向Xに突出した状態となるように配置されたものである(図1において一方の取付孔4はヨーク17の下側に位置している)。各アーム2・2の先端部は大きく湾曲した略弓形形状になっており、両先端部間にピストンロッド5を掛け渡した状態で油圧シリンダSが支持されている。ピストンロッド5の両端外周面にはそれぞれねじがきってあり、両端部を各アーム2・2の先端部の貫通孔6・6に挿通しナット7・7を螺合することで固定されている。このような油圧シリンダSが駆動装置に用いられることで、第1の船外機100の操舵レバー106及び後述する第2の船外機100’の操舵レバー106’をスムーズに回転させることができ、操作性の向上が図られている。
この油圧シリンダSは、図示しない操舵室のステアリングを回転させてヘルムポンプを駆動させることで、シリンダ本体8をピストンロッド5に沿って所定の方向に移動させることができる。つまり、シリンダ本体8の移動方向両端部にはそれぞれ金具9が取付けられており、その金具9に設けられている給排油ポートに油圧ホース10が接続されている(なお、図2においては、便宜上、金具9及び油圧ホース10を省略している)。ヘルムポンプを介して、油圧タンク(図示省略)の作動油が一方の金具9の給排油ポートに供給されると、他方の金具9の給排油ポートからシリンダ本体8内の作動油が油圧タンクに返送される。これによって、シリンダ本体8は作動油が供給された金具9側へ、ピストンロッド5に沿って移動する。
このシリンダ本体8の上面に、操舵リンク11を連結するための操舵リンク連結部材13が取り付けられている。操舵リンク連結部材13は、平面視略L型の平板状に形成されており、屈曲部分12を船体の後方に向けて(図中のY方向)張り出した状態で配置されている。そして、屈曲部分12とその反対側の端部が、他の部分よりも高さが高くなるように段差を設けて形成されており、高さが低くなっている部分でシリンダ本体8に二箇所でボルト止めされている。屈曲部分12には、五つの連結孔h3〜h7が、中立位置にある操舵レバー106と平行な方向に等間隔で穿設されており、連結孔h3〜h7のいずれかを使って操舵リンク11の一端部が回転可能に軸支される(図1においては連結孔h6で軸支されている)。屈曲部分12と反対の端部には、後述するタイロッド連結部材15が取り付けられている。
操舵リンク11は、厚みが薄く形成され両端部にそれぞれ取付孔h9・h10が穿設され、中間部には段差が形成されていて、連結孔h10側が連結孔h9側よりも高さが低い形状になっている。この操舵リンク11は、連結孔h9で操舵リンク連結部材13の連結孔h6にピン結合され水平方向に回転可能に軸支され、反対の連結孔h10で操舵レバー106の連結孔h1に、操舵レバー106が上にくるようにピン結合によって水平方向に回転可能に軸支されている。このように、操舵レバー106とシリンダ本体8との間に操舵リンク連結部材13を介して接続された操舵リンク11は、シリンダ本体8の移動方向と略平行な状態になっている。
このように、操舵リンク11がシリンダ本体8の移動方向と略平行に配置されているため、油圧シリンダSの出力を操舵リンク11に効率良く伝達して操舵レバー106を動かすことができる。即ち、シリンダ本体8が移動するとその移動方向に発生する油圧シリンダSの出力が、操舵リンク11を介して操舵レバー106に伝達されるが、操舵リンク11の揺動が小さく油圧シリンダSの出力の伝達ロスが少ないため、油圧シリンダ8の出力を操舵レバー106に効率良く伝達することができる。よって、軽いステアリング操作で第1の船外機100を操舵することができる。
また、油圧シリンダSのシリンダ本体8には、操舵リンク連結部材13を介してタイロッド14の一端部を連結するためのタイロッド連結部材15が取り付けられている。タイロッド連結部材15は、厚みが薄く細長い形状に形成され、船の後方に向けて(図中Y方向)張り出した状態で配設されており、一端部に平面視張出し方向と直交するように設けられたステー16によって、操舵リンク連結部材13の上面に取り付けられている。ステー16は、中間部に段差が設けられていて、タイロッド連結部材15側が一段高くなっており、低くなっている部分で操舵リンク連結部材13の連結孔h8と、シリンダ本体8に操舵リンク連結部材13を固定しているボルトとを使って固定されている。
タイロッド連結部材15の長手方向両端部にはそれぞれ、タイロッド14を連結するための連結孔(軸支部)h11・h12が穿設されており、これらの連結孔h11・h12は、中立位置にある第1の船外機100’の操舵レバー106’と平行な方向に間隔をあけて配置されている。そして、連結孔h11・h12のいずれかを用いて、タイロッド14の一端部がヨーク17を介して連結されている(本実施例の場合、連結孔h12が用いられている)。
ヨーク17は一対の支持板17a・17bを備えており、タイロッド連結部材15に対して、支持板17a・17bと反対にある連結孔h13で、タイロッド連結部材15の連結孔h12にピン結合され水平方向に回転可能に軸支されている(図3参照)。そして、一対の支持板17a・17b間にタイロッド14の一端部が挿入され、タイロッド14を上下方向に回転可能に軸支している。
一方、タイロッド14の他端部は、第2の船外機100’の操舵レバー106’にヨーク18を介して連結されている(図4参照)。ヨーク18は、その一対の支持板18a・18bの反対にある連結孔14で、操舵レバー106’の連結孔h1’にピン結合によって水平方向に回転可能に軸支されている。そして、一対の支持板18a・18b間にタイロッド14の他端部が挿入されて、タイロッド14を上下方向に回転可能に軸支している。
このように、タイロッド14はタイロッド連結部材15及び操舵レバー106’に対しそれぞれ上下方向に回転可能になっており、第1の船外機100又は第2の船外機100’の一方をチルトアップした状態で操舵可能になっている。これにより、1基のみで航行する場合に使用しない船外機や、故障等で使用不可になった船外機をチルトアップした状態で航行することができるため、航行時の水の抵抗が減少し、ステアリング操作を軽く行えるようになるとともに、燃費も良くなる。
タイロッド14は、その一端部を第1の船外機100の操舵レバー106ではなく、シリンダ本体8のタイロッド連結部材15に連結しているため、操舵リンク11と操舵レバー106を共用しておらず、タイロッド14及び操舵リンク11の配置がしやすい。また、タイロッド14は、操舵レバー106’の連結孔h1’とタイロッド連結部材15の連結孔h12とに連結され、操舵リンク11の配置に合わせた接続がなされており、操舵レバー106’と操舵レバー106とが同一の回転角で駆動されるようになっている。
上記のように、タイロッド連結部材15に複数の連結孔h11・h12を設けておけば、操舵リンク11の配置に合わせたタイロッド14の接続を行いやすい。なお、連結孔は二個に限ることはなく、より多くの連結孔を設けておくことでより細かい調整が可能になる。
また、タイロッド連結部材15が、平面視中立位置にある両操舵レバー106・106’間であって両操舵レバー106・106’の回転範囲外に位置しているので、タイロッド14の接続が容易に行えるようになっている。ちなみに、タイロッド連結部材15を、両操舵レバー106・106’間の領域を船首方向(X方向)に延長した領域に位置するように設けても、平面視両操舵レバー106・106’や油圧シリンダSのブラケット2・2などに干渉しないため、タイロッド14の接続がしやすくなる。
この船外機用操舵装置1において、油圧シリンダSが駆動されると、シリンダ本体8がピストンロッド5に沿って移動し、油圧シリンダSの動力が操舵リンク11に伝達され操舵レバー106が回転する。これと同時に、タイロッド連結部材15とタイロッド14とを介してシリンダ本体8と連結されている操舵レバー106’に対しても油圧シリンダSの動力が伝達され、操舵レバー106’も回転する。操舵レバー106’ と操舵レバー106’とは同一の回転角で駆動されるため、第1の船外機100及び第2の船外機100’は同じ操舵角で操舵される。
なお、上記実施例のように、操舵リンク11を操舵レバー106の連結孔h1と操舵リンク連結部材12の連結孔h3を使って接続し、且つ、タイロッド14をタイロッド連結部材15の連結孔h12と操舵レバー106’の連結孔h1’とを使って接続するような連結方法は内掛け接続とも呼ばれており、少ないシリンダ本体8の移動距離で各操舵レバー106・106’を大きく回転させることができる。
また、図5のように、操舵リンク11を操舵レバー106の連結孔h2と操舵リンク連結部12の連結孔h3を使って接続し、タイロッド14をタイロッド連結部材15の連結孔h11と第2の船外機100’の操舵レバー1’の連結孔h2’とを使って接続するような連結方法は外掛け接続とも呼ばれている。この接続方法によれば、第1の船外機100と第2の船外機100’との操舵角を一致させるだけでなく、操舵レバー106・106’に大きなモーメントを生じさせることができるため、第1の船外機100及び第2の船外機100’を軽いハンドリンクで操舵することができる。
本発明に係る船外機用操舵装置を用いて二基掛け(内掛け)した状態を示す平面図。 図1の状態を船首側から見た正面図。 図1におけるタイロッド連結部材周辺の部分拡大図。 図1における第2の船外機の操舵レバー周辺の部分拡大図。 本発明に係る船外機用操舵装置を用いて二基掛け(外掛け)した状態を示す平面図。す平面図。
符号の説明
1 船外機用操舵装置
2 アーム
8 シリンダ本体(作動部)
11 操舵リンク
14 タイロッド
15 タイロッド連結部材
100 第1の船外機(船外機)
100’ 第2の船外機(他の船外機)
101、101’ クランプブラケット
103、103’ スイベルブラケット
105 ピストンロッド
106・106’ 操舵レバー
h11・h12 連結孔(軸支部)
S 油圧シリンダ(駆動装置)

Claims (3)

  1. 船の船尾に装着された複数の船外機を操舵することができ、第1の船外機の操舵レバーを回転させる作動部を備えた駆動装置と、前記作動部の動作に伴って他の船外機の操舵レバーを前記第1の船外機の操舵レバーに連動させるタイロッドとを備える船外機用操舵装置において、
    前記タイロッドは、一端部が前記他の船外機の操舵レバーに回転可能に軸支され、前記タイロッドの他端部を回転可能に軸支可能なタイロッド連結部材が、前記作動部に設けられ、前記タイロッドが、前記タイロッド連結部材の前記軸支部及び前記他の船外機の操舵レバーに対しそれぞれヨークを介して連結されており、前記各ヨークは、前記タイロッド連結部材の前記軸支部や前記他の船外機の操舵レバーに対して水平方向に回転可能に軸支され、かつ、前記タイロッドの端部をそれぞれ上下方向に回転可能に軸支し、前記タイロッドが、前記タイロッド連結部材及び前記操舵レバーに対し、それぞれ上下方向に回転可能に構成され、
    前記タイロッド連結部材の前記タイロッドの軸支部が、中立位置にある前記他の船外機の操舵レバーと平行な方向に間隔をあけて複数配置されていることを特徴とする船外機用操舵装置。
  2. 前記タイロッド連結部材が、平面視中立位置にある前記両操舵レバー間であって前記両操舵レバーの回転範囲外、或いは、前記両操舵レバー間の領域を船首方向に延長した領域に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の船外機用操舵装置。
  3. 前記駆動装置は、前記作動部であるシリンダ本体内を貫通してピストンロッドが設けられていて同ピストンロッドに沿って前記シリンダ本体が移動する流体圧式シリンダであり、同流体圧式シリンダは、前記船外機を船尾に装着するためのブラケットに船首方向に突出して固定される一対のアームの先端部間に、前記ピストンロッドを掛け渡した状態で支持され、前記タイロッド連結部材が、前記シリンダ本体に前記船の後方に向かって張り出した状態で設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の船外機用操舵装置。
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