JP4739656B2 - 残数管理付き部品供給管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、部品の供給を受けるユーザと、部品の供給を行う供給者との間で部品需要供給情報を送受する部品供給管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
部品の組み立て等を行い、完成品を生産するいわゆるセットメーカ等のユーザは、部品を製造者等の部品供給者に必要数量、時期を連絡して発注し、受け取った部品を保管庫等に保管しつつ使用している。
【0003】
このユーザと部品供給者との間の部品需要供給情報の伝送を行う部品供給管理システムが知られおり、例えば、特許文献1に記載された部品供給管理システムがある。
【0004】
この特許文献1記載の技術は、ユーザとサプライヤ(部品供給者)との間の情報のやり取りを密にして、臨機応変な対応が可能な部品供給管理システムを提供することを目的としてる。
【0005】
そして、この目的を達成するため、上記特許文献1にあっては、ユーザ端末とサプライヤにおけるサーバとがネットワークを通じて接続され、ユーザからの部品使用予測情報に基づいて、サプライヤが部品製造手配情報、部品入庫予定情報を求め、部品使用予測情報、部品製造手配情報、部品入庫予定情報に従って将来の在庫予測情報を求めている。
【0006】
また、特許文献2に記載された在庫管理システムがある。この特許文献2記載の技術は、ユーザ側が資材(部品等)の消費状況のみを入力すれば、その他の在庫管理、発注、納入等の処理を全て納入者側(部品供給者側)で行う効率的な取引形態を実現するものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−318613号公報
【特許文献2】
特開2001−319117号公報
【0008】
【発明解決しようとする課題】
ところで、電子機器等の部品は、品質の向上や低価格化等を図るため、改良がなされており、新たな部品が開発された場合には、旧型の部品は改廃となり製造中止とされることがある。
【0009】
この部品製造中止が発生すると、通常の部品の供給管理とは異なるファクター(製造中止時期、代替品の供給開始時期、余剰数量等の把握管理)を考慮しなければならず、それまでの生産計画等は使用できない場合が多い。このため、旧型の部品の在庫管理、発注計画、完成品への組立作業日程等を再作成する必要性が生じる。
【0010】
しかしながら、上述した従来の技術における部品供給管理システムにおいては、通常の部品供給管理については、考慮されてはいるものの、製造中止部品の発生に対する処理については、何ら考慮されていなかった。
【0011】
このため、製造中止部品に対する適切な在庫管理や製造計画等の処理を行うことができず、代替品の供給開始まで、製造中止部品を使用する完成品の製造を停止しなければならない事態が発生していた。
【0012】
このような事態となることを想定して、予め余剰部品を保管しなければならず、保管設備も余分に必要であった。
【0013】
また、製造中止部品を余剰に在庫していた場合には、これらを廃棄処分とせざるを得ないこともあり、資源の無駄となっていた。
【0014】
本発明の目的は、製造中止部品が発生した場合に適切な処理が実行でき、廃棄処分としなければならない部品数の減少、余剰在庫数の減少、製造中止部品を使用する完成品の製造停止期間の減少が可能な残数管理付き部品供給管理システムを実現することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達する為、本発明は次のように構成される。
(1) 複数の部品需要者及び部品供給者に接続されるネットワークと、このネットワークを介して、上記複数の部品需要者及び部品供給者と部品情報の送受を行う、部品需要供給調整部のコンピュータと、部品在庫情報を含む部品情報を記憶する記憶手段とを備える残数管理付き部品供給管理システムであって、上記コンピュータは、部品供給者から、製造中止部品情報を受信すると、受信した製造中止部品情報を記憶手段に記憶するとともに、複数の部品需要者に伝送し、製造中止部品を必要とする部品需要者から製造中止部品の必要情報を受信すると、受信した部品必要情報を上記記憶手段に記憶し、上記製造中止部品必要情報を、部品供給者並びに製造中止部品を必要としない他の部品需要者に伝送し、上記記憶手段に記憶された部品在庫情報及び部品供給者並びに製造中止部品を必要としない他の部品需要者から受信した部品供給可能情報に基づいて、上記製造中止部品を必要とする部品需要者に、上記中止部品を供給できるか否かを判断し、その判断した情報を上記部品を必要とする部品需要者に伝送する。
【0016】
(2)好ましくは、上記(1)において、製造中止部品の必要情報には、製造中止部品の残量が、少なくなり、所定数量以下となった場合にそれを警報することを要求するか否かの情報を有し、この警報を部品必要者が要求する場合は、上記コンピュータは、記憶手段に記憶された残量を判断し、所定数量以下となった場合にそれを示す警報を上記部品必要者に伝送する。
【0017】
(3)また、好ましくは、上記(1)、(2)において、上記部品需要供給調整部は、部品の保管倉庫を備え、この部品保管倉庫に保管された部品情報が上記記憶手段に記憶されている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態である残数管理付き供給システムの全体概略構成図であり、部品ユーザ20と部品供給者30とが、商社10を介してネットワークで接続されている。
【0019】
そして、この第1の実施形態は、商社10は部品保管倉庫12を有し、従来ユーザ側で実施していた部品残数管理を商社10で運用しながら、その残数情報を基に部品の供給をする残数管理付き供給管理システムの例である。
【0020】
この残数管理付き供給システムは、複数のユーザ20から、必要な部品名、必要期間、必要数量(保守分)等の情報が、コンピュータからネットワーク伝送路を介して残数管理付き供給システムの商社10のコンピュータ11に伝送される。
【0021】
商社10では、伝送された情報が、コンピュータ11の記憶手段に記憶される。この記憶手段には、商社10の部品倉庫12に保管されている部品情報(部品名、数量、製造年月日等、製造元等)も記憶されている。
【0022】
そして、記憶手段に記憶された情報に基づいて、商社10のコンピュータ11は、ユーザ20に供給する部品数量を試算し、その数量分の部品13を部品倉庫12からユーザ20に供給する。また、必要であれば、コンピュータ11は、工場等30に部品の製造依頼をネットワークを通じて行う。
【0023】
図2は、製造中止部品が発生した場合に実行する、情報伝送のフローチャートである。また、図3〜図7は、ネットワークを通じて行われる情報の説明図である。
【0024】
図2のステップ300において、製造中止部品が発生すると、製造工場A又はBは製造中止部品発生情報をネットワークを通じて商社のコンピュータに伝送する。この場合、製造中止部品発生情報は、図3に示すように、その部品名、製造中止時期、最終オーダー時期、残量等である。
【0025】
製造工場から製造中止部品発生情報を受け取った商社のコンピュータは、ステップ200において、製造中止部品発生情報を記憶手段に記憶すると共に、複数のユーザに伝送する。
【0026】
商社から製造中止部品発生情報を受け取ったユーザのうち、この製造中止部品を必要とするユーザ(この例の場合は、ユーザAとする)は、ステップ100において、製造中止部品について、その需要情報(必要数量、時期、アラーム情報)を商社のコンピュータにネットワークを通じて伝送する。
【0027】
ここで、アラーム情報とは、伝送された製造中止部品の残量が、少なくなり、所定数量以下となった場合にそれを警報する情報のことである。部品需要者がアラーム情報を希望する場合は、コンピュータは、記憶された部品の在庫数量が、所定数量以下となったときに、それを示す警報を部品需要者に伝送する。
【0028】
ユーザAが、商社に伝送する製造中止部品需要情報の例を図4に示す。ただし、アラーム情報は、図4には示していない。
【0029】
ユーザAから製造中止部品需要情報が伝送された商社のコンピュータは、ステップ201において、製造中止部品についてのユーザAからの必要情報を記憶手段に登録する。
【0030】
次に、商社のコンピュータは、ステップ202において、記憶手段に記憶された情報(図5に示すような商社在庫情報)から、製造中止部品の在庫数を確認する。在庫数がユーザAの必要数量を満たす場合には、ステップ206に進み、必要数量の部品を必要時期に応じて供給する。
【0031】
ステップ202において、製造中止部品の在庫数がユーザAの必要数量を満たさない場合には、ステップ203に進み、その部品名、必要数量、時期等をコンピュータが算出し、工場、他のユーザB、Cにネットワークを通じて伝送する。
【0032】
商社のコンピュータから製造中止部品の需要情報を受け取った工場A、B、他のユーザB、Cは、ステップ301又は400において、製造中止部品の供給が可能か否かにつき判断する。
【0033】
ステップ301又は400において、製造中止部品の供給が可能でなければ、ステップ302又は401において、部品供給不可通知をネットワークを通じて商社のコンピュータに伝送する。
【0034】
ステップ301又は400において、製造中止部品の供給が可能であれば、ステップ303又は402において、部品の供給可能数量、供給時期を、製造中止部品余剰情報又は製造中止部品製造可能情報として、ネットワークを通じて商社のコンピュータに伝送する。
【0035】
製造中止部品余剰情報の例を図6に示し、製造中止部品製造可能情報の例を図7に示す。
【0036】
製造工場A、B、他のユーザB、Cから製造中止部品の供給可能数量等の情報が伝達された商社のコンピュータは、ユーザAが必要とする数量に対して、在庫数の不足数量を製造工場等から供給される部品数で補うことができるか否かを判断する。
【0037】
ステップ204において、不足数量を補うことができない場合並びに工場等から部品供給不可通知が伝送されている場合は、ステップ207において、ユーザAにネットワークを通じて部品供給不可を通知する。
【0038】
一方、ステップ204において、不足数量を補うことができる場合には、ステップ205に進み、補うべき数量、その供給時期を工場、他のユーザにネットワークを通じて伝送する。
【0039】
商社からの部品供給要求が伝送された工場、他のユーザは、ステップ304又は403において、その部品を商社に供給する。そして、ステップ206において、商社が工場、他のユーザから供給された部品をユーザに供給する。
【0040】
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、商社が、製造中止部品発生情報をネットワークを通じて、複数のユーザ、複数の製造工場に通知し、その製造中止部品を必要とするユーザからの製造中止部品需要情報に従って、商社の保管倉庫の在庫情報、複数の製造工場の部品製造可能情報、他のユーザの部品余剰情報を収集する。
【0041】
そして、収集した部品製造可能情報、部品余剰情報に従って、部品の供給可能否かを判断し、ユーザにその部品を供給する構成となっている。
【0042】
したがって、製造中止部品が発生した場合に適切な処理が実行でき、廃棄処分としなければならない部品数の減少、余剰在庫数の減少、製造中止部品を使用する完成品の製造停止期間の減少が可能な残数管理付き部品供給管理システムを実現することができる。
【0043】
つまり、ネットワークを通じて中止部品発生情報の送受を行い、他のユーザの余剰在庫や、製造工場の遊休設備等を有効に利用して、製造中止部品を必要とするユーザに供給することができるので、廃棄処分としなければならない部品数の減少、余剰在庫数の減少、製造中止部品を使用する完成品の製造停止期間の減少が可能となる。
【0044】
また、製造中止部品について、他のユーザや製造工場と情報伝送を有効に行うように構成されているので、部品の必要在庫数を減少することができ、保管倉庫の縮小化や、在庫管理費用の低減化を図ることができる。
【0045】
また、商社において、一括して保管倉庫に在庫することができるので、ユーザや工場における部品在庫数を減少することが可能となる。
【0046】
なお、超長納期部品に関しては、商社側でベーキング(長期在庫製品の性能検査等を行い、不良品を選別すること)して提供すると、ユーザ側でベーキングする施設や段取りの手間を省き、ユーザ側で入手後、すぐ生産に使用することができる。
【0047】
また、ユーザ側で生産状況や生産計画の変更があった時に商社に連絡することにより、商社側で予定した纏め買い数量が余った時や不足することがないかを定期的に見直し、その数量に合わせて、ユーザ側に部品を供給することも可能である。
【0048】
また、商社で登録している部品数が不足する場合は、ユーザ側にアラーム情報を伝送すれば、ユーザ側で設計変更等をして、安定生産を行うことができる。
【0049】
そのようにすると、ユーザ側で製造中止部品と入手しやすい部品とを区別せずに管理ができ、倉庫や棚卸し資産を増やすことや不要部品の廃棄を削減することができる。
【0050】
また、製造中止部品の発生情報を、ユーザのみならず、他の製造工場にも商社を通じて伝送するように構成したので、製造工場は、商社から製造中止部品製造依頼を受ける前に、製造中止部品についての製造可能情報(数量、納期等)を商社に伝送することもできる。
【0051】
このようにすれば、製造中止部品について、ユーザから部品供給依頼を受けた時点で供給可能か否かの判断を行うことができ、ユーザの部品供給依頼に迅速に対応することができる。
【0052】
図8は、この発明の第2の実施形態である残数管理付き供給システムの全体概略構成図で、部品ユーザでもあり、部品供給者でもあるユーザ20とが、商社10を介してネットワークで接続されている。そして、この第2の実施形態は、商社10側が部品保管倉庫を持たない方式であり、従来、ユーザ側で実施していた残数管理を商社10側で運用しながら、その残数情報を基に部品の供給をする残数管理付き供給システムの例である。
その他の構成は、第1の実施形態と同様となっている。つまり、製造中止部品が発生した場合には、第1の実施形態と同様な情報伝送が行われる。
【0053】
図8において、例えば、ユーザであるC工場で生産状況や生産計画の変更があり、C工場から商社10側にその状況を連絡することにより、商社10側で予定した纏め買い数量が余ったことが判明したとする。
【0054】
この場合、同じ部品が追加で欲しいユーザ側がないか、在庫管理情報(残数供給実績)を基に商社10側のコンピュータが、ネットワークを通じて各ユーザに問い合わせを実施する。
【0055】
例えば、A工場から追加で欲しいとネットワークを通じて回答が商社10側のコンピュータに伝送されると、C工場で余っている部品を商社側に一度取り寄せる情報をC工場にコンピュータが伝送し、商社10を介してA工場にその部品が供給される。
【0056】
また、例えば、工場A、Bの両方から部品供給要求が来た場合、要求数量に応じて商社10側のコンピュータが個別に供給数量を調整してその情報を工場A、Bに伝送し、A、B工場の両方に部品を供給する。
【0057】
ただし、部品が1リールとか、分配したら自動実装に向かない場合、自動実装に使用しない側で少量使用のユーザ側にバラ売りをし、残りを自動実装するユーザ側に供給するように、商社10側のコンピュータが調整を行う。
【0058】
両方のユーザ側とも自動実装の場合は、商社10のコンピュータがオークション情報を工場A、Bに伝送し、もっとも高い購入金額を示したユーザに、部品を供給することをコンピュータが判断し、その情報を工場A、Bに伝送する。
【0059】
オークションは最終的に分配が難しくなった時のみ行い、通常は、オークションを導入しないでユーザ側に部品を供給する。
【0060】
このようにすると、商社10側で倉庫の設備投資を行うことなく、在庫管理情報(残数供給実績)を基に、商社10側で従来のユーザ側の倉庫のメンテナンスを行うことが可能になり、ユーザ側で倉庫のメンテナンスが不要になるというメリットがある。
【0061】
よって、ユーザ側ごとに、長期保管部品をベーキングして生産に使用する為の生産設備投資や、最近頻繁に発生する部品改廃の製造中止部品を保管する保守常備倉庫を確保する為に倉庫の増設の設備投資も不要になる。
【0062】
また、商社10側でも部品改廃対象部品のデータベースを作成することにより、次の部品改廃情報を予測し、ユーザを拡大していくメリットもある。
【0063】
なお、上述した例においては、部品需要者と部品供給者との間の情報を商社が介在して行うように構成したが、商社に限らず、部品流通センター等のように、部品の需要者と供給者との間に介在し、両者の情報を送受する部品需要供給調整局であればよい。
【0064】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、次のような効果がある。
製造中止部品が発生した場合に適切な処理が実行でき、廃棄処分としなければならない部品数の減少、余剰在庫数の減少、製造中止部品を使用する完成品の製造停止期間の減少が可能な残数管理付き部品供給管理システムを実現することができる。
【0065】
商社等の部品需要供給調整局側で部品改廃データを作成しながら、作成したデータに基づいて、需要者と供給者とに共通の在庫情報データベースとの間で対象部品の発注に必要な情報の授受を行うことにより、部品調達や入手を容易にし、ユーザへ供給する対象部品を短納期で確実に行うことができる。
【0066】
その為、ユーザ側で部品改廃に伴う製造中止部品や入手困難な部品の数量管理が不要になり、且つ、ユーザ側で製造中止部品や入手困難な部品の倉庫管理が不要になる。
【0067】
また、部品改廃データを作成しながら、作成したデータに基づいて共通の在庫情報データベースとの間で対象部品の発注に必要な情報の授受を行うことにより、部品購入や入手を容易にし、ユーザへ供給するデータベース製作と対象部品を短納期で確実に行うことができる。
【0068】
その為、ユーザ側で部品改廃に伴う製造中止部品に関する数量管理が不要になる。また、ユーザ側で部品改廃に伴う保守常備管理が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である部品供給管理システムの全体概略説明図である。
【図2】製造中止部品が発生した場合に実行する情報伝送のフローチャートである。
【図3】製造中止部品発生情報の説明図である。
【図4】製造中止部品需要情報の説明図である。
【図5】商社在庫情報の説明図である。
【図6】製造中止部品余剰情報の説明図である。
【図7】製造中止部品製造可能情報の説明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態である部品供給管理システムの全体概略説明図である。
【符号の説明】
10 商社
11 商社側コンピュータ
12 商社側部品倉庫
13 保管部品
20 ユーザ(需要者)
30 工場
Claims (3)
- 複数の部品需要者及び部品供給者に接続されるネットワークと、このネットワークを介して、上記複数の部品需要者及び部品供給者と部品情報の送受を行う、部品需要供給調整部のコンピュータと、部品在庫情報を含む部品情報を記憶する記憶手段とを備える残数管理付き部品供給管理システムであって、
上記コンピュータは、
部品供給者から、部品名、製造中止時期、最終オーダー時期、残量を含む製造中止部品発生情報を受信すると、受信した製造中止部品発生情報を記憶手段に記憶するとともに、複数の部品需要者に伝送し、
製造中止部品を必要とする部品需要者から製造中止部品の必要数量及び時期を示す製造中止部品必要情報を受信すると、受信した製造中止部品必要情報を上記記憶手段に記憶し、
上記記憶手段に記憶された部品在庫情報から、上記製造中止部品の在庫数を確認し、在庫数が上記必要情報に示された必要数量を満たすか否かを判断し、
上記在庫数が上記必要情報に示された必要数量を満たさない場合は、上記製造中止部品必要情報を、部品供給者並びに製造中止部品を必要としない他の部品需要者に伝送し、
上記記憶手段に記憶された部品在庫情報及び部品供給者並びに製造中止部品を必要としない他の部品需要者から受信した部品供給可能数量及び供給時期を示す部品供給可能情報に基づいて、上記製造中止部品を必要とする部品需要者に上記中止部品を供給できるか否かを判断し、
上記製造中止部品を必要とする部品需要者に上記中止部品を供給できると判断した場合には、上記部品供給者並びに製造中止部品を必要としない他の部品需要者から受信した上記部品供給可能情報に基づいて、部品供給者並びに製造中止部品を必要としない他の部品需要者に、補うべき数量及び供給時期を伝送し、
上記製造中止部品を必要とする部品需要者に上記中止部品を供給できないと判断した場合には、その判断した情報を、上記製造中止部品を必要とする部品需要者に伝送することを特徴とする残数管理付き部品供給管理システム。 - 請求項1記載の残数管理付き部品供給管理システムにおいて、製造中止部品の必要情報には、製造中止部品の残量が、少なくなり、所定数量以下となった場合にそれを警報することを要求するか否かの情報を有し、この警報を部品必要者が要求する場合は、上記コンピュータは、記憶手段に記憶された残量を判断し、所定数量以下となった場合にそれを示す警報を上記部品必要者に伝送することを特徴とする残数管理付き部品供給管理システム。
- 請求項1又は2記載の残数管理付き部品供給管理システムにおいて、上記部品需要供給調整部は、部品の保管倉庫を備え、この部品保管倉庫に保管された部品情報が上記記憶手段に記憶されていることを特徴とする残数管理付き部品供給管理システム。
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