JP4738934B2 - シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート積載手段に積載されるシートの内、所定の幅寸法以下のシートを手前側に積載できるようにして、当該シートを取り出しやすくしたシート処理装置と、このシート処理装置を備えて、シートを取り扱いやすくした画像形成装置とに関するものである。
シートに画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機器等の画像形成装置は、画像形成されて排出されるシートが積載されるシート処理装置を備えているものがある。
このようなシート処理装置には、例えば、画像形成装置の装置本体から排出されたシートを積載整合するシート積載整合動作、およびシートを綴じるステイプル動作等の処理をシート処理部で施すようになっているものがある。さらに、シート処理装置には、シート処理部における処理が終了したシートやシート束を、スタックトレイに排出するようになっているものもある。
また、シート処理装置として、シートを搬送する搬送手段が、シートの搬送方向に対して直交する方向へシートを移動し、その後、シート積載部において小さいサイズのシートを並列積載して、効率良く積載する方式のものもある(特許文献1参照)。
さらに、シート処理装置には、画像形成装置の本体の側部に設置されたものだけでなく、画像形成装置の画像形成部と、原稿の画像を読み取る画像読み取り部との上下方向間の空間に配設されて、画像形成装置の装置本体からはみ出ない省スペースを達成したものもある(特許文献2参照)。なお、画像形成部と画像読み取り部との間の空間に配設されるシート処理装置は、胴内タイプと呼ばれている。
特開2005−132608号公報 特開2001−72311号公報
ところで、特許文献1のシート処理装置は、積載部に対して小サイズのシートを効率良く積載できる反面、奥側のシートを取り出しにくいという問題があった。
また、特許文献2の胴内タイプのシート処理装置は、シート処理装置の上方に位置する画像読み取り部の陰になって、小さいサイズのシートの視認性、取り出し性が悪いという問題があった。
なお、胴内タイプのシート処理装置として、複数のシート積載部を上下方向に配設されて有しているものがある。この場合、画像読み取り部の陰になって、小さいサイズのシートの視認性、取り出し性が悪いというだけでなく、上側のシート積載部の陰になって、小さいサイズのシートの視認性および取り出し性が悪いという問題があった。
本発明は、シート積載手段に積載されるシートの内、所定の幅寸法以下のシートを手前側に積載できるようにして、当該シートを取り出しやすくしたシート処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、シートを取り出しやすくしたシート処理装置を備えて、シートを取り扱いやすくした画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、原稿画像を読み取って画像データに変換する画像入力部と、前記画像入力部の下部に位置しシートに対して画像を形成する画像形成部と、の間の空間に設けられるとともに、前記画像入力部により上部が覆われ、前記画像形成部により画像を形成されたシートを処理するようになっており、前記画像形成部により画像を形成され所定搬送方向に搬送されたシートが積載される第1シート積載手段と、前記第1シート積載手段に積載されたシートの上に当接して前記搬送方向と交差する方向に移動することにより、前記シート処理装置の手前側又は奥側に該シートを移動させる移動手段と、前記第1シート積載手段の奥側に配設され、前記移動手段によって前記奥側に移動させられたシートの側端を受け止めて該シートを整合する整合手段と、前記整合手段付近に配設され、前記整合手段により整合されたシートにステイプル処理を行うステイプル処理部と、前記第1シート積載手段に積載されたシートを前記搬送方向に移動させることによって、該シートを前記第1シート積載手段から排出する排出手段と、前記空間に収納されるとともに、前記第1シート積載手段の前記搬送方向の下流側に配設され、前記排出手段により排出されたシートが積載される第2シート積載手段と、前記移動手段と、前記ステイプル処理部と、前記排出手段とを制御する制御手段と、を備え、前記第1シート積載手段に積載されるシートが、前記搬送方向と交差する方向のシート寸法が所定寸法以下であるとき、前記制御手段は、前記移動手段により該シートを前記手前側に移動させ前記ステイプル処理部により該シートにステイプル処理をさせずに、前記排出手段により該シートを前記第2シート積載手段に排出させ、前記第1シート積載手段に積載されるシートが、前記搬送方向と交差する方向のシート寸法が所定寸法よりも大きいとき、前記制御手段は、前記移動手段により該シートを前記奥側に移動させて該シートの側端を前記整合手段に突き当て、その後、前記排出手段により該シートを前記第2シート積載手段に排出させる、ことを特徴としている。
本発明のシート処理装置は、前記第2シート積載手段の手前側に、平面視切り欠き状の凹部が形成され、前記凹部に、前記所定のシート幅寸法以下のシートの一部分が位置することを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートに処理を施すシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置が、上記いずれか一方のシート処理装置であることを特徴としている。
本発明のシート処理装置は、第1シート積載手段に積載されるシートが、シート排出方向に対して交差する方向のシート幅寸法が所定のシート幅寸法以下であると移動手段により当該シート第1シート積載手段の手前側に移動さるようになっている。このため、本発明のシート処理装置は、小サイズのシートが第2のシート積載手段の手前側に積載されて、見易くなり(視認性を向上して)、取り出し易くなるという効果を奏する。
本発明のシート処理装置は、第1シート積載手段に積載されるシートが、シート排出方向に対して交差する方向のシート幅寸法が所定のシート幅寸法以下であると、制御手段が判断したとき、制御手段が移動手段を制御して当該シートを第1シート積載手段の手前側に移動させ、さらに排出手段を制御して第2シート積載手段に排出させるようになっている。このため、本発明のシート処理装置は、小サイズのシートが第2のシート積載手段の手前側に積載されて、見易くなり(視認性を向上して)、取り出し易くなるという効果を奏する。
本発明のシート処理装置は、第2のシート積載手段のシート排出方向下流側で、かつ手前側に形成した凹部に、小サイズのシートの一部分が位置するようにしてあるので、小サイズのシートが掴み易くなり、取り出し易くなるという効果を奏する。
上記目的を達成するため本発明の画像形成装置は、小サイズのシートを取り出し易くしたシート処理装置を備えているので、ユーザによるシートの取扱を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態のシート処理装置と画像形成装置とを図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
図1において、画像形成装置である例えば複写機500は、画像形成手段である例えば画像形成部200と、画像読取装置である例えばリーダ部(画像入力装置)120との間の空間SPに本発明の実施形態のシート処理装置400を有している、所謂胴内排出タイプの複写機である。この胴内排出タイプの複写機500は、接地スペースを広く必要としない特徴がある。また、複写機500は、リーダ部120が読み取った画像を複写するだけでなく、他の複写機、ファクシミリ、パソコン等の外部機器から送信されてくる画像情報をプリントアウトもできるようになっている。さらに、リーダ部120で読み取った画像情報を外部機器に送信することもできるようになっている。すなわち、複写機500は、複写機機能の他に、ファクシミリ機能、プリンタ機能も備えている。
なお、シート処理装置400は、複写機の装置本体500Aと別体になっているが、装置本体500Aに組み込まれていてもよい。この場合、後述する複写機500の制御部150とシート処理装置400のCPU100(図18参照)は、いずれか一方が他方に組み込まれていてもよい。また、制御部150とCPU100は、別体にして装置本体500Aに設けられていてもよい。
複写機500は、複写機装置本体500A、この装置本体500Aの上面に設けられ、原稿画像を読み取って画像データに変換するリーダ部(画像入力装置)120、プリント命令により画像データをシート上に可視像として出力する画像形成部200、装置本体500Aの上面に設置された自動原稿給送装置(ADF)300、装置本体500Aにより画像が形成された後、排出されるシートの処理を行うシート処理装置400等を備えている。
リーダ部120は、原稿が載置されるプラテンガラス102に光を照射するランプ103、原稿を一定速度で走査するスキャナユニット104、スキャナユニット104からの光を所定方向へ導くミラー105,106,107、ミラー107からの光を所定位置に合焦させるレンズ108、レンズ108からの光を電気信号に変換するCCDイメージセンサ部109等を備えている。
画像形成部200は、原稿の読み取りによる画像信号を光信号に変換する露光制御部201、光信号に基づいて潜像を形成する感光体ドラム202、潜像を顕像(トナー像)にする現像器203、所定サイズのシートSが収納されるシートカセット204,205、トナー像をシートSに転写する転写部206、トナー像をシートS上に定着させる定着部207、定着部207からのシートSをシート受け入れ部401へ排出する排紙部208等を備えている。
ADF300は、リーダ部120の上面に設けられて、セットされた原稿をプラテンガラス102へ1枚ずつ自動的に搬送する機構を備えている。
シート処理装置400は、排紙部208からのシートSを受け入れるシート受け入れ部401からのシートSを後段へ搬送する搬送ローラ405、及び搬送ローラ405からのシートSをオフセット移動するオフセットローラ407、オフセットローラ407からのシートSをスタックトレイ421,422へ排出するシート排出口400A等を備えている。
図1の画像形成装置500において、原稿画像を読み取って画像を形成する動作について説明する。まず、ユーザは、コピーしたい原稿をADF300にセットする。次に、ユーザがコピー開始ボタンを押すと、ADF300が駆動し、ADF300にセットされている原稿を、1枚ずつ所定の時間間隔でリーダ部120のプラテンガラス102上へ搬送する。
原稿がプラテンガラス102上の所定位置へ搬送されると、ランプ103が点灯して原稿面に光を照射するとともに、スキャナユニット104が移動を開始する。その過程で得られる原稿面からの反射光は、ミラー105,106,107及びレンズ108を通してCCDイメージセンサ部109に入力される。CCDイメージセンサ部109は、入射光を光電変換して画像データを生成する。
次に、CCDイメージセンサ部109で生成された画像信号は、画像形成部200の露光制御部201によって変調された光信号に変換される。この光信号は、感光体ドラム202の所定位置に照射される。感光体ドラム202は、光信号の照射面に潜像を形成される。潜像は、現像器203によって現像されて、トナー像となる。
次に、このトナー像の先端にタイミングを合わせて、シートSがシートカセット204,205のいずれかから転写部206へ搬送される。感光体ドラム202上のトナー像は、転写部206によってシートSに転写される。さらに、このシートSに転写されたトナー像は、定着部207で定着される。この後、シートSは排紙部208よりシート処理装置400に排出される。シート処理装置400において、シートSは、予め指定された動作モードに応じて仕分けや綴じの処理が行われて、第2のシート積載手段である例えばスタックトレイ421,422のいずれかに搬出される。
図2は、シート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。図1および図2を参照して、シート処理装置400の動作を説明する。シート処理装置400は、装置本体500Aの側部に形成された空間SP(図1参照)に、装置本体500Aからはみ出すことなく省スペース化が達成されて収納されている。また、シート処理装置400は、シートSを仕分けるソート動作に加えて、図4に示すステイプラユニット420によるステイプル機能を備えている。さらに、シート処理装置400は、排紙部208から順次排出されるシートSを処理するための第1のシート積載手段である例えば処理トレイ410と、処理トレイ410上で処理されたシート束を最終的に積載するスタックトレイ(下ビン)421及びスタックトレイ(上ビン)422と、スタックトレイ421,422に排出および積載されたシート束SAを押さえる部材421A等を備えている。
ここで、このような構成及び制御は、複数個(本実施の形態においては、2個)のスタックトレイ421,422が独立して昇降できることで成り立っている。さらに、このように構成及び制御によって、シート処理装置は、単なるコピージョブだけでなく、プリンタやファクシミリなど画像形成装置から離れて出力する場合に、スタックトレイ421,422を分けた分別積載が可能となり、ユーザニーズに貢献することができる。
さらに、シート処理装置400は、上記した受け入れ部401、搬送ローラ405、オフセットローラ407、処理トレイ410、スタックトレイ421,422のほか、シート処理部400B、シートSのシート受け入れ部401での受け取りを検出する入口センサ403、オフセットローラ407を保持するオフセットローラホルダ406、シートSのシート搬送方向の位置を規制するシート後端ストッパ411、整合されたシートSを上方から押さえるシートクランプ部材412と、シート束を排出するシート束排出部材413と、処理トレイ410に積載されたシートSを検出するシート束排出センサ415、シートSの幅方向を整合する整合手段である例えば位置決め壁416(図5参照)と、処理トレイ410上で形成されたシート束に対してステイプル処理を行うステイプラユニット420、オフセットローラホルダ406を昇降させるピックアップソレノイド433、オフセットローラ407を移動可能に保持するオフセット軸511、ソレノイドアーム512、レバーホルダ513(図参照)、離間レバー514、スタックトレイ421,422への出口を開閉するシャッタ521等を備えている。
オフセットローラ407は、1対の円筒部材で構成されている。そして、オフセットローラ407の外周部は、ゴム、発泡体等の弾性体によって形成されている。
図3は、処理トレイ上にシートSが排出される様子を示す説明図、図4は、シート処理装置のオフセットローラ及び搬送ローラの駆動機構を示す斜視図である。
図2において、シート受け入れ部401で受け取られたシートSは、入口センサ403により検知された後、搬送ローラ405及びオフセットローラ407によって搬送される。この後、シートSは、図3に示すように、シート処理部400Bに設けられた処理トレイ410上へ搬送される。なお、処理トレイ410上に積載されたシートSは、図2に示すシート束排出センサ415によって検知される。
オフセットローラ407は、図4に示すオフセット軸511を中心にして上下方向へ移動可能なように、1対のオフセットローラホルダ406に保持されている。このオフセットローラホルダ406は、ピックアップソレノイド433によって、オフセット軸511を支点として昇降可能となっている。
オフセットローラ407は、シートSを処理トレイ410に搬送するとき、図18に基づいて後述するCPU100によってピックアップソレノイド433がオンにされると、ソレノイドアーム512、レバーホルダ513、離間レバー514、およびオフセットローラホルダ406のそれぞれが駆動されることにより、シートSの搬送を妨げない上方位置に移動するようになっている。これにより、シートSは、オフセットローラ407に邪魔されることなく、処理トレイ410上へ搬送される。
また、オフセットローラ407は、図4に示すように、搬送ローラ405を駆動する正逆転可能な搬送モータ431により、タイミングベルト523、ローラギア524、アイドラギア525、オフセットギア526、オフセットプーリー527、およびタイミングベルト522を介して駆動されるようになっている。オフセットローラ407は、搬送モータ431が回転すると、その回転量に応じた量だけ搬送方向に回転(正転)し、或いは搬送方向と逆方向に回転(逆転)するようになっている。
図2に示す入口センサ403をシートSの後端が通過すると、図18に示すCPU100によりピックアップソレノイド433への通電がオフにされる。これにより、オフセットローラ407は、シート搬送方向に回転しながら自重で下降してシートS上に着地(当接)する。そして、オフセットローラ407は、所定時間シートSを搬送した後、さらに所定時間が経過すると逆転するようになっている。
以上のようにオフセットローラ407が逆転することにより、シートSの後端は処理トレイ410の搬送方向の上流側端部に立設されたシート後端ストッパ411に突き当てられて、整合される。
なお、図4において、位置決め壁416は、シートのシート搬送方向と直交する方向(以下、幅方向という)の端部の位置を規制する部材である。ステイプラユニット420は、位置決め壁416の付近に配設され、処理トレイ410上で形成されたシート束に対してステイプル処理を行うようになっている。
オフセットローラ407は、幅方向に移動したときに位置決め壁416に近接するとともに、位置決め壁416に対して逆方向にも移動するようになっている。通常、オフセットローラ407は、シート搬送方向に対して中央の位置を待機位置(ホームポジション)としている。オフセットローラ407が位置決め壁416に近接する際、シート後端ストッパ411に突き当てられて搬送方向の整合がなされたシートSは、オフセットローラ407の摩擦力によって位置決め壁416方向に搬送され、紙押さえ510によってカールが矯正されながら、シート端面を位置決め壁416に当接することで幅方向の位置決めされる。なお、シートSが位置決め壁416に突き当たった後、オフセットローラ407は、シート上を滑りながら位置決め壁416方向に所定量を移動して停止するようになっている。
図5は、オフセットローラ407の動作、およびその動作に伴うシートSの動きを示す模式的斜視図である。また、図6および図7は、シートクランプ部材412の動作を示す模式的斜視図である。
処理トレイ410上に排出されたシートSは、図5(a)に示すように、シート搬送方向に回転するオフセットローラ407によってスタックトレイ側(A方向)に搬送される。さらに、シートSは、図5(b)に示すように、オフセットローラ407の逆転によって、シート後端ストッパ411まで戻される。その後、シートSは、後端ストッパ411に後端を突き当てられて整合される。
次に、図5(c)に示すように、シートSは、オフセットローラ407に接触した状態で、オフセット軸511に沿って位置決め壁416側(B方向)へ移動する。この移動により、シートSは、その幅方向の端部が位置決め壁416により押し当てられて、幅方向の整合を行われる。
一方、シートクランプ部材412は、シート後端の整合が終了した後、図6(a)に示すように、オフセットローラ407がピックアップソレノイド433によってC方向へ持ち上げられると、図6(b)に示すように、整合されたシートSを上方から押さえる。このシートクランプ部材412の動作によって、処理トレイ410に先行して排出(搬送)されたシートSは、その後に順次送られてくるシートSによる連れ送り等の影響を受けることなく、所定の位置に保持されるようになっている。その後、オフセットローラ407は、図6(b)に示すD方向へ移動する。
なお、シートクランプ部材412は、図7(a)に示すように、オフセットローラ407が逆転しているときには上方に回動して、シートSを受け入れるようになっている。また、シートクランプ部材412は、オフセットローラ407とシートSが幅方向に移動する際には、図7(b)に示すように、シートSの移動(E方向)の負荷にならないように上方に回動している。
図8は、シート処理装置のシート束排出部材の駆動機構を示す斜視図である。また、図9は、シート束排出部材がシート束をスタックトレイに排出する様子を示す説明図である。
図8において、シート束排出部材413は、処理トレイ410で処理されたシート束をスタックトレイ421またはスタックトレイ422に排出する部材である。このシート束排出部材413は、シートクランプ部材412を回動自在に保持するとともに、整合されたシート束(あるいは、整合された後にステイプルされたシート束)をシートクランプ部材412により保持した状態で、図9に示すように、処理トレイ410の下流側に設けられたスタックトレイ421またはスタックトレイ422の方向へ移動するようになっている。
シート束排出部材413は、通常、ホームポジションに固定されているが、シート束排出モータ430を駆動源として移動する。シート束排出モータ430が回転すると、その回転はベルト551およびプーリギヤ552を介して回転するスライドギヤ553,554に伝達される。スライドギヤ553,554の回転により、このスライドギヤ553,554に垂設されているピン553a,554aが、スライドギヤ553,554と一体に回転する。さらに、ピン553a,554aの回転移動によって、シート束排出部材413が不図示のガイド用スリット内を移動する。
なお、シート束排出モータ430、シート束排出部材413、シートクランプ部材412等は、搬送手段を構成している。
このような構成により、シート束排出部材413は、図8(b)に示すスタックトレイ421またはスタックトレイ422にシートSを排出する位置と、図8(a)に示すホームポジションとの間を、スライドレール555に沿って往復動する。
シート束排出部材413は、図9に示す破線で示す位置から実線で示すシート排出位置、すなわち処理トレイ410の先端部に到達すると、スタックトレイ421,422上で、シートクランプ部材412によりシート束SAを保持した状態で停止する。その後、シート束排出部材413は、シート束SAに対するシートクランプ部材412の保持を解除しながらシート後端ストッパ411方向に戻ることによって、シート束SAを落下させる。このような構成することによって、従来からあるような、約30°の角度をスタックトレイに設けることなく、少ない角度(約9°)で安定した積載性能を、限られた空間で達成することができる。
なお、スタックトレイ421,422に排出および積載されたシート束SAは、図2に示す押さえ部材421Aにより押さえられるようになっている。そして、シート束SAが押さえ部材421Aによって押さえることにより、シートSのカールによる積載性能低下の防止のほか、既に積載されたシートが後続のシートSにより押されて積載位置がずれる等の積載性能の低下が生じないようにすることができる。
図10は、シート処理装置におけるシートクランプ部材412の駆動機構の詳細構成である。また、図11は、押さえ部材421Aの駆動機構の詳細構成である。
図10において、クランプソレノイド434は、シートクランプ部材412を回動させるためのソレノイドである。このクランプソレノイド434は、オフセットローラ407がシートSを搬送した後、回転を停止したとき及びオフセットローラ407が幅方向に移動するときに図18に示すCPU100によりオンにされる。これにより、シートクランプ部材412は、レバー434a及びシートクランプ部材412に設けられた解除レバー部412aを介して、上方へ回動する。
なお、押さえ部材421Aは、図11(a)に示すように、スライドギヤ554の下部に設置されているカム554bによって、プレス部材556、レバー部材557、およびコイルばね558を介して動力が伝達され、回動するようになっている。また、この押さえ部材421Aは、動力が伝達されていない場合には、図11(b)に示すように、戻しコイルばね559により、スタックトレイ421,422のシートの積載面から離れている。
このような構成により、図8に示すように、束排出モータ430の回転によってスライドギヤ553とスライドギヤ554が回転すると、シート束排出部材413がシート束をスタックトレイ421,422に排出した後、図11に示すカム554bによるプレス部材556に対する押さえが解除される。これにより、押さえ部材421Aは、戻しコイルばね559の付勢力によって、シート束がスタックトレイ421,422に落下できる状態になる。
シート束がスタックトレイ421,422に落下した後、シート束排出部材413が後端ストッパ411(図4乃至図7参照)に戻る間際に、スライドギヤ554の下部のカム554bがプレス部材556を動作させる。この動作により、レバー部材557およびコイルばね558を介して、押さえ部材421Aが回動する。これにより、シート束は、押さえ部材421Aによって保持される。
オフセットローラ407は、前記したようにシートSを幅方向に移動した後、シートの搬送方向のずれを補正するため、再度逆転させて整合動作を終了するようにしており、これにより高精度の整合を実現している。そして、指定された枚数のシートSの整合処理が完了すると、クランプソレノイド434がシートクランプ部材412を閉じて、シート束を保持する。
図12は、シート処理装置におけるスタックトレイの駆動機構の側面図である。まず、ウォームギヤ534,535が、トレイモータ530により、ベルト531、プーリ532、および回転軸533を介して回転駆動される。次に、ウォームギヤ534の回転力は、ウォームギヤ534から、ウォームホイール536、このウォームホイール536に一体に形成されているギヤ537からギヤ538に動力が伝達される。さらに、動力は、ギヤ538と一体に形成されたギヤ539からラック540へと伝達される。
また、ウォームギヤ535の回転による動力は、ウォームホイール541、およびウォームホイール541に一体に形成されるギヤ542からギヤ544に動力が伝達される。さらに、ギヤ544の動力は、ギヤ544と一体に形成されたギヤ543からラック545へと伝達される。そして、以上のような動力の伝達により、スタックトレイ421,422は、昇降することができる。
なお、図12において、クラッチ560は、プーリ532に連動して回転するクラッチである。このクラッチ560は、コイルばね561が巻き付けられており、コイルばね561の反対側にはクラッチ562が巻き付けられている。さらに、このクラッチ562は、溝562aを有し、回転軸533に圧入されているピン563が嵌るようになっている。このような構成によって、所望のトルクが回転軸533に伝達され、回転軸533を介して回転軸の両端にあるウォームギヤ534,535に動力が伝達される。
次に、スタックトレイ421,422のトレイ切り換え時の動作について説明する。スタックトレイ421,422は、図12で説明したように、トレイモータ530によって、ラックアンドピニオンを介してそれぞれ独立に昇降が可能になっている。そして、スタックトレイ421,422のそれぞれが独立に駆動源を有し、かつ昇降することにより、スタックトレイ421,422の一方が、シート束排出部材413から排出される処理済みのシートSを選択的に受け取ることができる。
図13は、シート処理装置のスタックトレイ及びシャッタの動作を示す模式的正面図である。図14、図15、および図16は、スタックトレイ及びシャッタの動作を説明する模式的正面図である。
図13乃至図16に基づいて、スタックトレイ422がシート排出口400Aの下方のシートSを受け取り可能な位置に移動する動作について説明する。ここでは、図13(a)に示すように、スタックトレイ(下ビン)421がシートSを受け取れる位置にあり、かつ、スタックトレイ(上ビン)422が上側に待避しているものとする。
図13において、上限センサ547は、スタックトレイ422の移動を規制するためのセンサである。また、下限センサ546は、スタックトレイ421の下方に設けられた下限検知用のセンサである。
まず、スタックトレイ421が、下限センサ546によって検知される位置に下降するまで、CPU100によって駆動される。このとき、図13(b)に示すように、押さえ部材421Aは、待避位置に移動する。
次に、図4に示すピックアップソレノイド433がONにされると、オフセットローラホルダ406を介して、オフセットローラ407が上方の待機位置に移動した状態で、搬送モータ431の駆動により、図14(a)に示すようにシャッタ521が下降する。シャッタ521が下降し、処理トレイ410のシート排出口400Aを塞ぐと、シート後端部のガイド面が形成される。これにより、スタックトレイ422の移動時に、スタックトレイ422に既に積載されているシートが、処理トレイ方向に逆流して入り込むのを防止できる。
シャッタ521の下降が終了すると、次に、図18に示すCPU100は、スタックトレイ422の下降を開始させる。スタックトレイ422は、図14(b)に示すように、押さえ部材421Aを抜けた位置で停止する。この後、CPU100は、シャッタ521を上昇させ、所望の位置でシャッタ521を停止させる。この状態において、待避していた押さえ部材421Aが、シートSを押さえることのできる位置へ移動する。次に、図18に示すCPU100は、スタックトレイ422を再び上昇させ、シートSを受け取る位置まで移動させた後、図15(a)に示すように、スタックトレイ422の上昇を停止する。スタックトレイ422が移動した後、スタックトレイ422は、スタックトレイ421と同様に、シートSを受け取ることができる。
次に、図15(a)のように、スタックトレイ422が、シートSを受け取れる位置にあり、かつ、スタックトレイ421が下側に待避している場合について、スタックトレイ421がシートSを受け取り可能な位置に移動する動作について説明する。
この場合、CPU100は、まず、押さえ部材421Aを待避位置に戻すとともに、シャッタ521を下降させる。これにより、図15(b)のように、スタックトレイ422に既に積載されているシートが、シート排出口400Aから処理トレイ方向に逆流して入り込まないようになる。この後、スタックトレイ422が、上昇を開始してシート排出口400Aを通過し、シート排出口400Aの上方に設けられた空間SPUへ上昇する。
そして、このようにシート排出口400Aの上方に設けられた空間SPUに移動するスタックトレイ422を上限センサ547が検知すると、トレイモータ530が停止し、図16(a)に示すように、スタックトレイ422が停止する。
ところで、昇降可能にしてスタックトレイ421,422をシート積載空間SPU(図1参照)に設けた場合、何らかの原因でスタックトレイ421,422が所定の位置で停止せずに上昇し続けることが考えられる。この場合、スタックトレイ421,422(あるいはスタックトレイ421,422に積載されたシート)が、上方のスタックトレイ422に突き当たるだけでなく、最上位のスタックトレイ422(あるいはスタックトレイ422に積載されたシート)が、シート積載空間SPUの上面(リーダ部120の底面)に突き当たるおそれがある。しかし、この問題は、上限センサ547を設けて、上限を検出することにより解決される。
次に、CPU100は、シャッタ521を上昇させ、シャッタ521が所望の位置まで上昇してシート排出口400Aを開放した後、図16(b)のように停止させる。次に、待避していた押さえ部材421Aが、シートSを押さえることのできる位置へ移動してスタックトレイ421を上昇させる。このスタックトレイ421は、図13(a)に示すように、シートSを受け取れる位置まで移動した時点で停止する。この位置に移動することにより、スタックトレイ421はシートSを受け取ることができる。
以上のように、装置本体500Aに形成された空間SPに収納されているシート処理装置400に複数のスタックトレイ421,422を独立して昇降可能に設けるとともに、これらスタックトレイ421,422にシートSを選択的に積載することにより、シート処理装置400が複写機、画像形成部、ファクシミリ等のモードを備えた複合画像形成部に内蔵された場合でも、省スペースが可能で、かつどのモードで出力されたシートSなのかを容易に区別することができる。また、コピー、画像形成部、ファクシミリ等のモードに応じた分別積載が可能になり、オフィスニーズに最適なシート処理装置400を提供することができる。
また、画像形成装置500は、シート処理装置400が、スタックトレイ421をシート排出口400Aよりも上方に移動させることにより、装置本体500Aの側部に形成された空間SPのうち、スタックトレイ421,422を昇降可能とするシート積載空間SPUにおけるシート排出口400Aの上方の空間SPUをシート積載用の空間として利用することができ、これにより多量のシートSを積載することができる。
ここで、このようにシート排出口400Aの上方の空間SPUをシート積載用の空間として利用する場合には、シート排出口400Aをシート積載空間SPUの高さ方向の略中央に設けることが好ましい。そして、このような位置にシート排出口400Aを設けることにより、シート積載空間SPUを効率的に使用して多量のシートSを積載することができる。
なお、以上の説明においては、スタックトレイは2つあるが、スタックトレイを複数(n)個設けて、シート排出口400Aの上方の空間SPUを、複数(n)個のスタックトレイのうち、(n−1)個のスタックトレイを移動可能とすることにより、限られたシート積載空間SPUを効率的に使用して多量のシートSを積載することもできる。
また、画像形成装置500は、シート処理装置400のシート排出口400Aを複写機、画像形成部、ファクシミリ等の各モードにおける共通のシート排出口として使用するようになっている。
この画像形成装置500は、共通のシート排出口400Aから複数のスタックトレイ422,421に選択的にシートSを排出するようになっているので、省スペース化が可能になり、かつ、高さ寸法を抑えることができて、小型に形成されている。また、画像形成装置500は、シート排出口400Aを共通のシート排出口にするとともに、図9に示す1つのシート束排出部材413によってシート束SAをそれぞれシート排出口400Aからスタックトレイ422,421に排出する構成にもなっているので、構成を簡略化することができる。この結果、コストダウンを図ることもできる。
図17は、図1に示すスタックトレイ421,422の平面図である。
スタックトレイ421,422は、ユーザの使用頻度の高いA4、B5、レターサイズ等のシートを図4、図5に示す位置決め壁416に突き当ててステイプル処理した後でも、取り出しやすいように、平面視切り欠き状の凹部421c,422cが形成されている。そして、凹部421c,422cの奥部には、傾斜部421d,422dが設けられている。この凹部421c,422cおよび傾斜部421d,422dは、内側に入り込んでいるほど好ましいが、スタックトレイ421,422の内部には、A3、B4、リーガルサイズなどのサイズの大きいシートが排出されても、所望する枚数を積載できるようにするためのサブトレイ421a、421b(サブトレイ422a、422b)が、引き出し可能に収納されている。このサブトレイ421a、421bは、ある程度の面積や強度が必要であるが、必要以上に大きくすることはできない。
スタックトレイ421,422は、ハガキ、封筒などの小さいサイズのシートSsが位置決め壁416に突き当てられて積載されたとき、小サイズのシートSsの側端が凹部421c,422c、傾斜部421d,422dの上に届かない。この場合、上段のスタックトレイ422はリーダ部120の陰になって、下段のスタックトレイ421は上段のスタックトレイ422の陰になって、小サイズのシートSsを取り出しにくいだけでなく、小サイズのシートSsの視認性が悪い。
ところで、ハガキや封筒などの小サイズのシートSsは、一般にステイプル処理が行われないことが多く、幅方向の位置決め壁416まで移動させる必要がない。そこで、CPU100は、図4に示すオフセットモータ432によってオフセットモータギア432aを逆方向に回転させて、オフセットピニオン516を介してオフセットラック515と、オフセットラック515に結合されているオフセットローラ407とを位置決め壁416とは逆の方向、すなわちユーザの操作する側(手前側、装置正面側)へ移動させる。この結果、小サイズのシートSsの端部をスタックトレイ421,422の凹部421c,422cまたは傾斜部421d,422dまで移動させることができる。
なお、オフセットモータギア432a、オフセットピニオン516、オフセットラック515、オフセットローラ407等は、移動手段を構成している。
画像形成装置500を作動させる前に、ユーザによって、予めシートのサイズや種類が図1に示すオペレーションパネル130に入力されるため、これらハガキや封筒などの小サイズのシートSsは、画像形成装置500の装置本体500Aから搬送されてきたとき、CPU100の制御によって、小サイズのシートSsの幅方向へ移動させられて、凹部421c,422cや、傾斜部421d,422dの上に位置するようになっている。
したがって、シート処理装置400は、小サイズのシートをユーザの手前側に移動させることができるので、小サイズのシートをユーザが見易くなって、小サイズのシートの視認性を向上させることができるとともに、小サイズのシートを取り出し易くなる。しかも、小サイズのシートは、凹部421c,422cや、傾斜部421d,422dの上に位置するようになっているので、ユーザが容易に掴むことができる。
図18は、シート処理装置の制御ブロック図である。
制御手段である例えばCPU100は、ROM110と、RAM121とを内蔵している。ROM110は、図19、図20に示す制御手順に対応する制御プログラムが格納されている。RAM121は、作業用データ、入力データ等を記憶できるようになっており、オフセット移動量、シートサイズ等のデータが格納されている。
CPU100は、ROM110に記憶されている制御手順と、RAM121に収納されたデータとに基づいて画像形成装置500の各部の制御を実行するようになっている。さらに、CPU100は、その入力ポートに、入口センサ403、シート束排出センサ415、オフセットホームポジションセンサ435、束排出ホームポジションセンサ436等の複数のセンサが接続されている。CPU100は、これらセンサの検出状態に基づいて、ROM110に格納された制御手順に従って出力ポートに接続された搬送モータ等の負荷を制御するようになっている。
また、CPU100は、シリアルインターフェイス部(I/O)130を備えており、装置本体500Aの制御部150と制御データの授受を行うことができる。特に、サイズ情報報知手段である例えば制御部150は、シート幅寸法情報をCPU100に報せるようになっている。さらに、CPU100は、シリアルインターフェイス部(I/O)130を介して装置本体500Aの制御部150から送られてくる制御データをもとに、各部の制御を行うようになっている。
さらに、CPU100は、その出力ポートに、シート束排出の駆動源となるシート束排出モータ430、搬送モータ431、オフセット動作の駆動源となるオフセットモータ432、ピックアップソレノイド433、クランプソレノイド434、突き当てソレノイド437、スタックトレイ421を昇降させる駆動源となるトレイモータ530等が接続されている。
なお、サイズ情報報知手段である例えば制御部150は、図1に示すシート排紙部208から排出されるシートSのサイズを把握しており、シートサイズをCPU100に報せるようになっている。CPU100は、制御部150からのシートサイズ情報と搬送されるシートの向きとからシートの幅寸法を判断するようになっている。
また、シート処理装置400のCPU100は、マイクロコンピュータシステムになっている。したがって、CPU100は、装置本体500Aの制御部150とシリアル通信をすることにより、処理トレイ410上に挿入されたシートSのサイズを把握することができるようになっている。
シートのサイズは、ユーザによって図1に示すオペレーションパネル130に入力されるようになっている。また、制御部150が、画像形成装置によって読み取られた原稿サイズに応じたシートサイズを選択するようになっている。さらには、装置本体500A内に設けた不図示のセンサによって、シートサイズが分かるようになっていてもよい。
すなわち、CPU100は、制御部150からのシートサイズ情報と搬送されるシートの向きとからシートの幅寸法を判断できるようになっている。
したがって、シート処理装置400のCPU100は、装置本体500AからシートSが排出(搬送)されるたびにそのシートサイズを把握して、図4に示すオフセットモータ432を制御することにより、オフセットローラ407の幅方向の移動量を制御することができる。これにより、オフセットローラ407は、処理トレイ410上に挿入されているシートSのサイズに応じた量だけ移動し、シートSの側部を位置決め壁416に確実に当接させることができる。
なお、本実施の形態においては、スタックトレイ421に積載されたシート束が図3、図9に示す処理トレイ410の一部を構成している。このため、スタックトレイ421は、処理トレイ410からシート束SAの排出がなされると、積載されたシート束SAの最上面が処理トレイ410に略合致するまで、図12に示すトレイモータ530により下降するようになっている。
図19、図20は、シート処理装置のシート処理動作を示すフローチャートである。また、図21は、オフセットローラによりオフセットされたシートSをステイプル処理した様子を示す模式的斜視図である。
まず、ユーザは、装置本体500Aのコピー開始ボタンを押す。この操作に応じて、装置本体500Aの制御部150は、画像形成の動作を開始させる。ついで、シート処理装置400のCPU100は、装置本体500Aからシート排出信号を受信したか否かをチェックする(S100)。CPU100は、シート排出信号を受信すると(YES)、図2、図4に示すピックアップソレノイド433をオンにし(S110)、図5に示すオフセットローラホルダ406によって支えられているオフセットローラ407を引き上げる。
次に、CPU100は、図4に示す搬送モータ431をオンにして(S120)、排紙パスの途中に設置されている図1、図2に示す搬送ローラ405が、装置本体500Aの排紙方向と同じ方向にシートSを搬送できるようにする。ここで、最初のシートSの先端が図2に示す入口センサ403を通過することにより、入口センサ403がオンになったか否かが判定される(S130)。入口センサ403がオン(YES)になると、この後、シートSが図1、図2に示す搬送ローラ405に到達して、シートSに搬送ローラ405からの動力が伝わる状態になる。次に、装置本体500Aの排紙部208(図1参照)から、シートSが離れたか否かが判定される(S140)。排紙部208からシートSが離れていれば(YES)、シートの受け渡しが完了したことになる。
次に、CPU100は、図1、図2に示す搬送ローラ405によってシートSを処理トレイ410まで搬送させつつ、入口センサ403のオフ信号を受け、シートが搬送ローラ405から抜けきらないうちにピックアップソレノイド433をオフにして(S150)、オフセットローラ407を自重でシートの上に着地させる。
この後、図5(a)に示すように、オフセットローラ407によりシートSを所定位置まで搬送する(S160)。そして、シートSが、所定位置まで搬送されると(YES)、CPU100は、図4に示す搬送モータ431の回転を停止し(S170)、シートSの搬送を停止させる。
次に、CPU100は、オフセットローラ407の回転が止まった時点で図10に示すクランプソレノイド434をオンにする(S180)。これにより、図5(b)に示すように、後端ストッパ411の近傍のホームポジションに設置されているシートクランプ部材412が開く。この後、CPU100は、図4に示す搬送モータ431を搬送方向とは逆方向に回転させ、オフセットローラ407によってシートSを引き戻し(S190)、シート後端を後端ストッパ411に突き当てる。
なお、シートの後端を後端ストッパ411に突き当てるときのオフセットローラ407の回転量は、装置本体500Aから送られてくる際に生じるシートSの斜行を考慮し、シートSの搬送を止めてスイッチバックさせる地点から、後端ストッパ411までの距離よりも若干多く搬送できる値に設定する。つまり、オフセットローラ407を、シートSを後端ストッパ411に当接させる距離だけ搬送した後も、所定時間逆転させるようにしている。これにより、シートSは、後端ストッパ411に確実に当接するようになる。なお、オフセットローラ407を所定時間逆転させている間に、シートSが後端ストッパ411に当接した場合、オフセットローラ407はシート上を空回り(スリップ)するようになっている。
次に、CPU100は、装置本体500Aからのサイズ情報により排出されるシートサイズをチェックし(S200)、排出されるシートSのサイズに応じたオフセット移動量を算出する(S210)。このオフセット移動量は、処理トレイ410上に排出されたシートSを位置決め壁416に押し付けるために必要なシートSの幅方向の移動量である。なお、シートが小サイズの場合、処理トレイ410上、手前側に移動できるように移動量が算出される。
次に、CPU100は、図4に示すオフセットモータ432を駆動し、オフセットローラ407のオフセット移動を開始する(S220)。ここで、オフセットローラ407が移動するとき、オフセットローラ407に接したシートSは、オフセットローラ407の摩擦力によって位置決め壁416の方にオフセットローラ407とともに移動する。このとき、シートクランプ部材412は、シートSの移動の負荷にならないように、図5(b)に示すように上方へ回動している。
そして、このようなオフセットローラ407のオフセット移動により、図5(c)に示すようにシートSは位置決め壁416に突き当たり、これによりシートSの幅方向の整合が行われる。なお、図5(b)において、オフセットローラ407がオフセット移動すると、オフセットローラホルダ406が、シートクランプ部材412に当接するような位置にいるが、図5乃至図7は、模式図であり、実際には、各部材とも、当接しない配置関係になっている。
オフセットローラ407は、シートSを位置決め壁416に突き当てた後、若干シートSの上を滑りながら移動して止まる。そして、この後、オフセット移動後の搬送方向の整合ずれを補正するため、オフセットローラ407を再び逆転させて、シートSの引き戻しを行う整合操作を行うことにより(S230)、1枚目のシートSの整合が完了する。
次に、このように1枚目のシートSの整合が完了すると、CPU100は、ピックアップソレノイド433をオンにする(S240)。次に、CPU100は、図6(a)に示すように、オフセットローラ407が持ち上がった後、クランプソレノイド434をオフにする(S250)。これにより、図6(b)に示すように、シートクランプ部材412が閉じられ、整合済みのシートSが挟持される。この結果、最初に排出されたシートSが、次に排出されるシートSによって連れ送りされるのを防ぐことができる。
次に、図6(b)に示すように、オフセットローラ407は、持ち上げられた状態で、図4に示すオフセットモータ432によりピニオン516とラック515とを介してホームポジションに移動する(S260)。
次に、この処理トレイ410上に収容されたシートSが、複写原稿の最終ページに対応した最終のシートか否かを、装置本体500Aから送られてきた情報に基づいてチェックする(S270)。最終のシートSでないと判断される場合(NO)、処理S100に戻って、次に装置本体500Aから送られてくるシート排出信号を受信する。以後、最終のシートSが処理トレイ410に収容されるまで、上記したフローが繰り返される。
以上のように、CPU100は、装置本体500AからシートSが排出される毎に、シートSのサイズを把握するとともに、そのシートSに適したオフセット移動量を算出する。これにより、オフセットローラ407が接触しているシートSは、算出した移動量に基づいて整合処理を受け、位置決め壁416に整合される。
一方、S270で最終のシートである旨が判断された場合(YES)、処理トレイ410上に原稿に対応したシート束が形成されていることになるので、CPU100は、ステイプル処理が選択されているか否かをチェックする(S280)。ステイプル処理が選択されている場合(YES)、CPU100は、図2、図4に示すステイプラユニット420を駆動し、図21に示すステイプル位置においてステイプル処理を実行する(S290)。
次に、ステイプル処理が選択されていないとき(NO)、或いはステイプル処理が完了した後、CPU100は、図8に示すシート束排出モータ430によりシート束排出部材413を駆動して、図9に示すように、シートクランプ部材412によりシート束SAを掴んだ状態でスタックトレイ421の方向に前進させ、シート束SAを排出する(S300)。
次に、CPU100は、シート束SAの排出動作にあわせてスタックトレイ421の移動(下降)処理を行う(S310)。ついで、CPU100は、シート束排出部材413をホームポジションに戻す(S320)。さらに、CPU100は、搬送モータ431を停止させ、搬送ローラ405、オフセットローラ407の回転を止める(S330)。さらに、CPU100は、ピックアップソレノイド433をオフにすることにより(S340)、オフセットローラ407を下げる。以上により、一連の処理を終了する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々な変形が可能である。
本発明の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 シート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 処理トレイ上にシートSが排出される様子を示す説明図である。 シート処理装置のオフセットローラ及び搬送ローラの駆動機構を示す斜視図である。 オフセットローラの動作およびその動作に伴うシートの動きを示す図である。(a)はシートをスタックトレイ側へ搬送する動作を示す図である。(b)はオフセットローラの逆転によってシート後端ストッパまで戻される動作を示す図である。(c)はシートを位置決め壁へ移動する動作を示す図である。 シートクランプ部材の動作説明用の図である。(a)はオフセットローラを持ち上げる動作を示す図である。(b)はシートクランプ部材でシートを挟持した状態を示す図である。 オフセットローラの動作説明用の図である。(a)はシートクランプ部材が逆転してシートSを受け入れる動作を示す図である。(b)はオフセットローラによりシートを幅方向に移動させる動作を示す図である。 シート処理装置におけるシート束排出部材の駆動機構の詳細を示す斜視図である。 シート束排出部材がシート束をスタックトレイに排出する様子を示す説明図である。 シート処理装置におけるシートクランプ部材の駆動機構の詳細を示す斜視図である。 押さえ部材の駆動機構の詳細図である。(a)は押さえ部材に動力が伝達される様子を示す斜視図である。(b)は押さえ部材に動力が伝達されずに待避している状態を示す斜視図である。 シート処理装置におけるスタックトレイの駆動機構の側面図である。 シート処理装置のスタックトレイ及びシャッタの動作説明用の図である。(a)は下ビンがシートを受け取れる位置にあって上ビンが上側に待避している状態を示す図である。(b)は下ビンが下降するとともに押さえ部材が待避位置に移動している状態を示す図である。 スタックトレイ及びシャッタの動作説明用の図である。(a)は上ビンの下降前の状態を示す図である。(b)は上ビンが押さえ部材を抜けた位置で停止した状態を示す図である。 スタックトレイ及びシャッタの動作説明用の図である。(a)は上ビンがシートを受け取れる位置にあり、かつ、下ビンが下側に待避している状態を示す図である。(b)は(a)の状態においてシャッタが閉まっている状態を示す図である。 スタックトレイ及びシャッタの動作説明用の図である。(a)は上昇するシャッタを上限センサが検知する状態を示す図である。(b)は待避していた押さえ部材がシートを押さえる状態を示す図である。 凹部が設けられたスタックトレイの平面図である。 シート処理装置の制御ブロック図である。 シート処理装置のシート処理動作を示すフローチャートである。 図19の処理に続く処理を示すフローチャートである。 オフセットローラによりオフセットされたシートをステイプル処理した様子を示す模式的斜視図である。
符号の説明
S シート
Ss 小サイズのシート
SA シート束
SP 空間
100 CPU(制御手段)
120 リーダ部(画像読取装置)
150 画像形成装置の制御部(サイズ情報報知手段)
200 画像形成部(画像形成手段)
400 シート処理装置
407 オフセットローラ(移動手段)
410 処理トレイ(第1の積載手段)
412シートクランプ部材(搬送手段)
413 シート束排出部材(搬送手段)
416 位置決め壁(整合手段)
420 ステイプラユニット(綴じ手段)
421 スタックトレイ(第2のシート積載手段)
421c,422c 凹部
422 スタックトレイ(第2のシート積載手段)
430 シート束排出モータ(搬送手段)
432a オフセットモータギア(移動手段)
500 複写機(画像形成装置)

Claims (3)

  1. 原稿画像を読み取って画像データに変換する画像入力部と、前記画像入力部の下部に位置しシートに対して画像を形成する画像形成部と、の間の空間に設けられるとともに、前記画像入力部により上部が覆われ、前記画像形成部により画像を形成されたシートを処理するシート処理装置において、
    前記画像形成部により画像を形成され所定搬送方向に搬送されたシートが積載される第1シート積載手段と、
    前記第1シート積載手段に積載されたシートの上に当接して前記搬送方向と交差する方向に移動することにより、前記シート処理装置の手前側又は奥側に該シートを移動させる移動手段と、
    前記第1シート積載手段の奥側に配設され、前記移動手段によって前記奥側に移動させられたシートの側端を受け止めて該シートを整合する整合手段と、
    前記整合手段付近に配設され、前記整合手段により整合されたシートにステイプル処理を行うステイプル処理部と、
    前記第1シート積載手段に積載されたシートを前記搬送方向に移動させることによって、該シートを前記第1シート積載手段から排出する排出手段と、
    前記空間に収納されるとともに、前記第1シート積載手段の前記搬送方向の下流側に配設され、前記排出手段により排出されたシートが積載される第2シート積載手段と、
    前記移動手段と、前記ステイプル処理部と、前記排出手段とを制御する制御手段と、
    を備え、
    前記第1シート積載手段に積載されるシートが、前記搬送方向と交差する方向のシート寸法が所定寸法以下であるとき、前記制御手段は、前記移動手段により該シートを前記手前側に移動させ前記ステイプル処理部により該シートにステイプル処理をさせずに、前記排出手段により該シートを前記第2シート積載手段に排出させ、
    前記第1シート積載手段に積載されるシートが、前記搬送方向と交差する方向のシート寸法が所定寸法よりも大きいとき、前記制御手段は、前記移動手段により該シートを前記奥側に移動させて該シートの側端を前記整合手段に突き当て、その後、前記排出手段により該シートを前記第2シート積載手段に排出させる、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記第2シート積載手段の手前側に、平面視切り欠き状の凹部が形成され、前記凹部に、前記所定寸法以下のシートの一部分が位置することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートに処理を施すシート処理装置と、を備え、
    前記シート処理装置が、請求項1又は2に記載のシート処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
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