JP4738461B2 - 波形編集用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は波形編集用プログラムに関し、より詳細には入力手段を介して入力されたデ−タ、又は外部から取り込んだデ−タに基づいて作成される波形の編集を実現させるための波形編集用プログラムに関する。
従来より、車両エンジンを制御する電子制御装置等の設計・評価を効率的に行うために、前記電子制御装置を車両等の実物の被制御機器に接続して動作状態等の各種計測を行うのではなく、シミュレ−タを用いて被制御機器の挙動を模擬する(すなわち数式化された車両モデルにより演算処理する)ことが行われている。
前記シミュレ−タには、前記電子制御装置に出力する各種デ−タの波形(アナログ信号波形やディジタル信号波形等)を作成して表示する波形編集装置の機能が装備されている。
前記波形編集装置は、CRT、LCD等で構成された表示装置、キ−ボ−ドやマウス等からなる入力装置、及びこれらの制御を行うマイコンを含んで構成されている。前記マイコン内のROMには、前記電子制御装置に出力する各種デ−タの波形編集を行うための波形編集用プログラムが格納されており、前記マイコンでは、前記波形編集用プログラムに基づいた波形編集処理が行われるようになっている。
前記マイコンは、前記入力装置からのプログラムの立ち上げ指示に基づいて、前記ROMから前記波形編集用プログラムを読み出し、前記表示装置に波形編集画面を表示し、該波形編集画面に前記入力装置を介して入力されたデ−タや、シミュレ−トされたデ−タに基づいて前記電子制御装置に出力する各種デ−タの信号波形を作成して表示することができるようになっている。
しかしながら、従来の波形編集装置は、波形編集における操作性があまりよくなく、評価者は、使用に際して不便さを感じながらも波形編集を行っていた。
作業性を向上させるための画面表示装置の改良例として上記特許文献1には、相関図表示装置の画面に相関図描画領域と詳細デ−タ表示領域とを設け、オペレ−タにより前記相関図描画領域に表示された相関図の任意のプロットが選択されると、選択された前記プロットに対応する詳細デ−タが前記詳細デ−タ表示領域に数値で表示されることが記載されている。
従来の波形編集装置には、複数の波形を重ねて表示し、これらの波形を互いに見比べながら簡単に編集できる機能や、波形を構成するポイントの座標デ−タと前記波形とを同一画面に表示させる機能が装備されておらず、編集操作の効率を高めることができないという課題があった。
特開平10−148546号公報 (第7−9頁、図4)
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、波形編集における操作性を向上させて
、より簡単に所望の波形を作成することができ、また、異なるデ−タから作成される複数の波形を同一画面上に表示させて、波形どうしの関連性を考慮しながら波形編集を効率良く行うことを実現させることのできる波形編集用プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る波形編集用プログラム(1)は、少なくとも波形を画面に表示させる表示手段と、入力操作を可能にする入力手段とを備え、該入力手段を介して入力されたデ−タ、又は外部から取り込んだデ−タに基づいて作成される波形を前記画面に表示可能な波形編集装置に、前記波形を構成する複数のポイントの座標デ−タを数値で表示するための座標デ−タ表示領域と、前記座標デ−タに基づいて作成される波形やポイント入力操作に基づいて作成される波形を表示するための波形表示領域とを同一画面に表示する座標デ−タ・波形表示機能と、複数の波形の座標デ−タをグル−プ化して保持する座標デ−タ保持機能と、該座標デ−タ保持機能により保持されている複数の波形を前記波形表示領域に重ねて表示する波形表示機能と、該波形表示機能により表示される複数の波形の中から所定の波形の選択を可能にする波形選択機能と、該波形選択機能により波形が選択されると、選択された前記波形の座標デ−タを前記座標デ−タ表示領域に表示する波形情報表示機能とを実現させることを特徴としている。
また本発明に係る波形編集用プログラム(2)は、上記波形編集用プログラム(1)において、前記波形情報表示機能が、前記座標データ表示領域に前記座標データの数値を表形式で表示する機能であることを特徴としている。
上記波形編集用プログラム(1)によれば、前記座標デ−タ保持機能により複数の波形の座標デ−タをグル−プ化して保持させることができ、前記波形表示機能により前記座標デ−タ保持機能で保持されている複数の波形を重ねて表示させることができるので、前記複数の波形の比較をまとめて行うことができる。また、前記波形選択機能により前記複数の波形の中から所定の波形を簡単に選択させることが可能になり、前記波形情報表示機能により選択された波形を構成する複数の座標デ−タが前記座標デ−タ表示領域に数値で表示されるので、選択された前記波形を構成する各ポイントの正確な座標位置への編集を行い易くさせることができる。特に、前記複数の波形から構成される信号を同一タイミングで出力する場合には、重ねて表示させた状態で、それぞれの波形を編集させることが可能になり、前記複数の波形の編集効率を高めることができる。
また本発明に係る波形編集用プログラム(2)によれば、前記波形情報表示機能により、前記座標データ表示領域に前記座標データの数値を表形式で分かりやすく表示することが可能となる。
また本発明に係る波形編集用プログラム()は、上記波形編集用プログラム(1)又は(2)において、前記波形表示領域に表示している波形が編集されると、前記座標デ−タ表示領域に表示している座標デ−タを変更表示する座標デ−タ変更表示機能を実現させることを特徴としている。
上記波形編集用プログラム()によれば、前記座標デ−タ・波形表示機能により前記座標デ−タ表示領域と前記波形表示領域とを同一画面に表示させて、前記座標デ−タ変更表示機能により前記波形表示領域に表示されている波形が編集されると、前記座標デ−タ表示領域に表示している座標デ−タを変更表示させるので、前記波形表示領域に表示される波形を構成する複数のポイントの座標デ−タを前記座標デ−タ表示領域に数値で表示させた状態で前記波形の編集を行わせることができ、前記波形のポイントを希望する座標位置に正確に編集させることができ、より正確な波形編集を行わせることができ、編集操作をスム−ズに行わせることができる。
また本発明に係る波形編集用プログラム()は、上記波形編集用プログラム()において、前記座標デ−タ表示領域が、前記波形を構成する複数のポイントの座標デ−タを数値で入力かつ表示するための領域として構成され、前記座標デ−タ表示領域に表示している座標デ−タが編集されると、前記波形表示領域に表示している波形を変更表示する波形変更表示機能とを実現させることを特徴としている。
上記波形編集用プログラム()によれば、前記座標デ−タ・波形表示機能により前記座標デ−タ表示領域と前記波形表示領域とを同一画面に表示させて、前記波形変更表示機能により前記座標デ−タ表示領域に表示している座標デ−タが編集されると、前記波形表示領域に表示している波形を変更表示させるので、前記波形表示領域に表示される波形を構成する複数のポイントの座標デ−タを前記座標デ−タ表示領域に表示させた状態で前記波形の編集を行うことができる。したがって、前記波形の座標デ−タを正確な値に編集することにより正確な波形編集を行うことができ、編集操作をスム−ズに行うことができる。
以下、本発明に係る波形編集用プログラムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タの要部を概略的に示したブロック図である。
シミュレ−タ10は、計測装置11とマイコン12とディスプレイ13と入力装置14とを含んで構成され、シミュレ−タ10には、被評価装置である電子制御装置15が接続されている。
シミュレ−タ10から電子制御装置15には、電子制御装置15の駆動に必要な各種のデ−タが出力され、電子制御装置15では、シミュレ−タ10からのデ−タを用いて演算処理を行い、各種の制御信号をシミュレ−タ10を構成する計測装置11に出力する。
計測装置11では、電子制御装置15から送られてくる制御信号、及び入力装置14から入力される各入力要素に基づいて、車両モデルの各部の状態量を模擬的に演算し、その演算結果をマイコン12に供給し、マイコン12では、これらデ−タをもとに被制御機器(例えば、エンジン等)の動作状態を推定し、その結果をCRT、LCD等で構成されたディスプレイ13に表示する。
また、マイコン12の内蔵ROM(図示せず)には、電子制御装置15に出力するアナログ量(連続的な物理量)で表されたアナログ信号や2値信号で表されるディジタル信号などを示す各種デ−タの波形をディスプレイ13に表示して波形編集を実行させるための波形編集用プログラムが格納されている。マイコン12では、キ−ボ−ドやマウスからなる入力装置14を介した入力操作に応じて、前記内蔵ROMから前記波形編集用プログラムを読み出し、ディスプレイ13に波形編集画面を表示させて、キ−ボ−ドからの数値入力や、マウス操作等による波形表示処理等、以下に詳述する各種の波形編集処理が実行されるようになっている。マイコン12、ディスプレイ13及び入力装置14を含んで波形編集装置が構成されている。
図2は、ディスプレイ13に表示される波形編集画面の画面構成を示す図である。
波形編集画面20は、メニュ−表示欄21、座標軸表示欄22、座標デ−タ表示領域2
3、波形表示領域24、波形デ−タ表示領域25、カ−ソル座標表示欄26、及び編集波形デ−タ表示欄27を含んで構成されている。
メニュ−表示欄21は、新規に作成する波形を保存するファイルを新しく作成したり、保存されているファイルの選択、編集中の波形の保存、あるいは波形編集終了等の操作を行うための「ファイル」メニュ−21aと、波形の新規作成、複製、削除、あるいは別のファイルへの移動等の操作を行うための「パタ−ン」メニュ−21bと、波形の各種編集を行うための「編集」メニュ−21cと、波形の各種表示設定を行うための「表示」メニ
ュ−21dとを含んでいる。
座標軸表示欄22には、波形表示領域24に表示されている波形の座標軸(時間軸、値軸)の設定範囲が表示され、また各座標の入力欄に数値を入力して座標軸の範囲設定を行うことができるようになっている。
座標デ−タ表示領域23には、波形表示領域24において選択されている波形を構成するポイントに対応する座標デ−タ(時刻、値)が表示されるようになっており、また入力装置14を介して各セルへの座標デ−タの入力が可能になっている。
波形表示領域24には、新規に作成した波形や、ファイルに保存されている波形を読み出して表示させることができるようになっており、前記ファイルに複数の波形の座標デ−タがグル−プ化して保持されている場合には、これら複数の波形が時間軸を合わせて表示されるようになっている。また、選択されている波形が一目で分かるように波形を構成する各ポイントに座標マ−ク(黒丸等)が付され、マウスなどの入力装置14を介して前記波形に対する種々の編集操作が可能になっている。
波形デ−タ表示領域25には、波形表示領域24に表示されているカ−ソル28の指す時間における全ての波形の値が表示され、カ−ソル座標表示欄26には、波形表示領域2
4に表示されているカ−ソル28の位置座標が表示され、編集波形デ−タ表示欄27には
、現在選択されている波形のカ−ソル28の指す時間における値が表示されるようになっている。
図3は、ディスプレイ13に表示される波形編集画面20上でアナログ的波形を作成したときの画面表示例を示す図である。また、図4〜9は、波形表示領域24に表示されるアナログ的波形の編集操作例を説明するための図である。
図3において、座標デ−タ表示領域23には、波形表示領域24に表示されるアナログ的波形を構成するポイントの座標デ−タ(時刻、値)が表示されるようになっている。例えば、キ−ボ−ドを介して座標デ−タ表示領域23のセルに座標デ−タが入力されると、波形表示領域24には、入力された座標デ−タに対応する座標位置にポイントを示す座標マ−ク(黒塗りの丸)が表示され、入力されたポイントと既存のポイントとが時系列に結ばれたアナログ的波形が表示されるようになっている。
また、波形表示領域24では、ポイントを追加したい位置にカ−ソル28を移動させて
、マウスによる確定操作、例えば、ダブルクリック操作が行われると、カ−ソル位置にポイントを示す座標マ−クが追加表示され、該ポイントと既存のポイントとが時系列に結ばれたアナログ的波形が表示されるようになっている。またこの時、座標デ−タ表示領域2
3には、波形表示領域24に追加されたポイントに対応する座標デ−タが追加表示されるようになっている。
次に、波形表示領域24に表示されるアナログ的波形の編集操作例を図4〜9を用いて説明する。
波形表示領域24においては、図4に示すようにアナログ的波形の任意のポイントにカ−ソル28を合わして、破線矢印位置までマウスでドラッグ・ドロップ操作を行うことにより(図4(a))、カ−ソル28を合わせたポイントを任意の座標位置に移動させることができるようになっている。また、カ−ソル28を合わせたポイントと、他のポイントとの時刻がポイント移動により入れ替わった場合には、時系列波形となるようにポイントが結ばれた波形が表示されるようになっている(図4(b))。
また、図5に示すように波形表示領域24にアナログ的波形が表示された状態(図5(
a))で、波形移動枠30を表示させる操作が行われると、カ−ソル位置を略中心に指定された波形移動枠30が表示され、破線矢印位置までドラッグ・ドロップ操作を行うことにより(図5(b))、波形移動枠30内の波形をその形状を保ったまま任意の位置に移動させることができる(図5(c))。この場合も、枠内のポイントと、他のポイントとの時刻が入れ替わった場合には、時系列波形となるようにポイントが結ばれた波形が表示されるようになっている。 また、図6に示すように波形表示領域24にアナログ的波形が表示された状態(図6(a))で、編集領域枠(以下、編集枠と記す)31を表示させる操作が行われると、カ−ソル28で指定された位置に編集枠31が表示されるようにな
っている(図6(b))。そして、編集枠31の隅にカ−ソル28を合わせて、破線矢印で示した斜め方向へマウスドラッグ操作を行うことにより、編集枠31と枠内のポイントとの配置関係を保持したまま、編集枠31内の波形を任意の大きさに拡大させることができる(図6(c))。また拡大後に拡大前の編集枠31内のポイントと、他のポイントとの時刻が入れ替わった場合には、上記同様に時系列波形となるようにポイントが結ばれた波形が表示されるようになっている。また、編集枠31を縮小させることもできる。
また、図7(a)、(b)に示すように、編集枠31の上辺にカ−ソル28を合わせて
、上方向へマウスドラッグ操作を行うことにより、編集枠31と枠内のポイントとの配置関係を保持したまま、編集枠31を上方向に拡大させて、枠内のポイントを移動させることもできる。また、編集枠31を下方向に縮小させることもできる。
また、図8(a)、(b)に示すように、編集枠31の左右どちらかの辺(図8では右辺)にカ−ソル28を合わせて、上又は下方向へマウスドラッグ操作を行うことにより、編集枠31と枠内のポイントとの配置関係を保持したまま、編集枠31を平行四辺形の形状に変形させて、枠内のポイントを移動させることもできる。
また、図9に示すように波形表示領域24にアナログ的波形が表示された状態で、複製領域枠(以下、複製枠と記す)32を表示させる操作が行われると、カ−ソル位置を略中心に指定された複製枠32が表示され(図9(a))、複製枠32内のコピ−波形が表示される(図9(b))。そして、破線矢印位置までドラッグ・ドロップ操作を行うことにより、複製枠32内の波形をそのまま任意の位置に移動させることができる(図9(c)
)。
そして、「張り付け」操作が選択された場合には、図9(d)に示すように、移動させた複製枠32内のポイントと、複製枠32内の既存のポイント(○で囲まれた位置にあるポイント)とが時系列に結ばれた波形が表示される。また、「上書き」操作が選択された場合には、図9(e)に示すように、移動させた複製枠32内の既存のポイント(○で囲まれた位置にあったポイント)を破棄した状態の時系列波形が表示されるようになっている。
図10は、ディスプレイ13に表示される波形編集画面20上でディジタル信号波形を作成したときの画面表示例を示す図である。また、図11〜14は、波形表示領域24に表示されるディジタル信号波形の編集操作例を説明するための図である。
図10において、座標デ−タ表示領域23には、波形表示領域24に表示されたディジタル信号波形の波形変化ポイントに対応する座標デ−タ(時刻と値(2進符号や16進符号等))が表示されるようになっている。座標デ−タ表示領域23に新しい座標デ−タが入力されると、該座標デ−タに対応するディジタル信号波形が作成され、波形表示領域2
4に表示されるようになっている。
また、波形表示領域24には、予め設定された所定チャンネル数(図10では8チャンネル(8ビット))の2値デ−タ(ON、OFF等)から構成されるディジタル信号波形が表示されるようになっており、マウス操作等によりディジタル信号波形の編集操作が行えるようになっている。
例えば、図10に示すようにカ−ソル28をOFF状態のディジタル信号波形上部に位置させると、カ−ソル28の近傍にONマ−ク28aが表示され、この状態でマウスの左クリック操作が行われると、カ−ソル28が位置するOFF状態の区間がON状態の2値波形に切り替えて表示されるようになっている。また、カ−ソル28をON状態のディジタル信号波形下部に位置させると、カ−ソル28の近傍にOFFマ−ク(図示せず)が表示され、この状態でマウスの左クリック操作が行われると、カ−ソル28が位置するON状態の区間がOFF状態の2値波形に切り替えて表示されるようになっている。
また別の編集操作によれば、カ−ソル28の矢印先端部が、2値波形の振幅の中心を境にして、上側にあればカ−ソル28の近傍にONマ−クを表示させ、下側にあればカ−ソル28の近傍にOFFマ−クを表示させ、これらのON又はOFFマ−クが表示された状態でマウスの左クリック操作が行われると、カ−ソル28が位置する区間がON又はOFF状態の2値波形に切り替えて表示させるようにしてもよい。
また、ディジタル信号波形が表示されている場合に波形表示領域24にカ−ソル28を配置してマウスの右クリック操作が行われると、各種の設定項目を含むポップアップメニ
ュ−(図示せず)が表示され、前記設定項目内の「連続設定」が選択されると、図11(a)に示した2値波形の連続設定画面が表示されるようになっている。
連続設定画面には、連続設定開始時の2値信号(ここではON又はOFF)を選択する開始状態選択欄、設定するチャンネル番号(ビット列番号)を選択するチャンネル(CH
)選択欄、設定を開始する時刻を指定する開始位置指定欄、波形の幅(パルス周期)を指定する幅指定欄、波形のON/OFFの切替位置(デュ−ティ比)を指定する切替位置指定欄、及び波形の繰返時間を指定する繰返時間指定欄が設けられている。
これら各欄の設定を行い、OKが入力されると、(a)に示した連続設定画面の入力条件に基づいて、(b)に示した2値波形から(c)に示した2値波形が作成されて表示されるようになっている。(b)、(c)に示した図では、縦軸にチャンネル番号、横軸に時間が設定されており、(c)においては、3CHの1〜4secの間に連続した短形波が追加表示されており、指定したチャンネル番号の任意の時間帯に連続した短形波を2値波形に追加作成することができるようになっている。
また、図12(a)に示すように2値波形上にカ−ソル28を位置して、マウスの左クリック操作が行われると、図12(b)に示すようにカ−ソル28が位置するポイント区間以降の2値波形をすべて反転して表示させることができるようになっている。また、カ−ソル28が位置するポイント区間以前の2値波形をすべて反転して表示させるように設定することもできるようになっている。
また、図13(a)に示すように2値波形上にカ−ソル28を位置して、キ−ボ−ドの例えばシフトキ−が押されたまま、マウスの左クリック操作が行われると、図13(b)に示すようにカ−ソル28が位置するポイント区間の2値波形のみを反転させて表示させることができるようになっている。
また、図14(a)に示すように波形表示領域24にディジタル信号波形が表示された状態で、編集枠31aを表示させる操作が行われると、指定された位置に編集枠31aを表示させることができる。そして、編集枠31aの左右いずれかの辺にカ−ソル28を合わせて、左右方向へマウスドラッグ操作が行われると、枠内のパルス波形周期が変更されるようになっている(図14(b))。
また、さらに別の編集操作として、2値波形の編集を行いたい領域にカ−ソル28を移動させて、マウスの右クリック操作によりポップアップメニュ−(図示せず)を表示させ
、「選択範囲ON」あるいは「選択範囲OFF」のメニュ−選択が行われると、選択範囲ONあるいは選択範囲OFFの範囲を指定する枠が表示され、該枠を、例えばマウス操作等により伸縮させて編集範囲が設定され、前記枠内でのダブルクリック操作が検出されると、枠内の2値波形をメニュ−選択に合わせてON状態あるいはOFF状態の2値波形に切り換えて表示させることもできるようになっている。
図15は、波形編集画面20にアナログ的波形とディジタル信号波形とが重ねて表示された時の画面表示例を示す図である。
波形表示領域24には、analog.01.sig ペ−ジに作成されたアナログ的波形と、該アナログ的波形の各ポイントの値をディジタルビット分解して得られた2値信号に基づいてdgt.01.sigペ−ジに作成されたディジタル信号波形とが重ねて表示されている。
座標デ−タ表示領域23には、analog.01.sig ペ−ジに作成されたアナログ的波形のポイントの座標デ−タが表示されている。
また、上述した方法により波形表示領域24のアナログ的波形又は座標デ−タ表示領域23の座標デ−タが編集された場合には、該編集に対応してディシタル的波形の編集処理も行われるようになっており、また、アナログ的波形の座標デ−タの最大値に対応して、ディジタル信号のチャンネル数も変更されるようになっている。また、ペ−ジタブの選択によりdgt.01.sigペ−ジに作成されたディジタル信号波形が選択され、ディジタル信号波形又は座標デ−タ表示領域23の座標デ−タが編集された場合には、該編集に対応してアナログ的波形の編集処理が行われるようになっており、常にアナログ的波形とディジタル信号波形とが対応するように波形編集が行われるようになっている。
図16は、波形編集画面20に複数のアナログ的波形が重ねて表示された時の画面表示例を示す図である。
波形編集画面20においては、ペ−ジ毎に作成した波形デ−タをグル−プ化して1つのファイルに保存させることができるようになっており、波形表示の際には、選択されているペ−ジのアナログ形波形だけを表示するのではなく、選択されていない他のペ−ジのアナログ形波形も座標軸を合わせて重ねて表示されるようになっている。また、複数のファイルを同時に開くこともでき、これら複数のファイルに保存されている波形を同時に表示させることもできるようになっている。
図16では、3ペ−ジの波形デ−タ(Sig(01) 、Sig(02) 、Sig(03) )が保存されているファイル(test.01.sig )と2ペ−ジの波形デ−タ(pt(01)、pt(01))が保存されているファイル(test.02.sig )とが開かれたときの表示状態を示している。
波形表示領域24には、ファイル(test.01.sig )とファイル(test.02.sig )とに保存されている5つの波形が値軸と時間軸とを合わせて重ねて表示されている。また、図1
6では、ファイル(test.01.sig )のSig(01)ペ−ジに作成された波形が選択されており
、Sig(01) の波形を構成するポイントには、他の波形と区別するために座標マ−ク(黒丸マ−ク)が付され、他の波形よりも太い実線で線の種類を変えて表示されている。
また、座標デ−タ表示領域23には、選択されているファイル(test.01.sig )のSig(01) のアナログ的波形を構成しているポイントに対応する座標デ−タ(時刻、値)が表示されるようになっている。
また、波形デ−タ表示領域25には、波形表示領域24に表示されている波形名及びフ
ァイル名と、カ−ソル28が位置する時刻における値(カ−ソル値)とが表示され、また
、波形表示領域24に表示されているアナログ的波形と、波形デ−タ表示領域25に表示されている波形名及びファイル名との対応関係が一目で分かるように、各波形と各波形名及びファイル名とが同一色に配色されるようになっており、これらの配色は、使用者により設定することができるようになっている。
また、値軸の範囲が各波形で大きく異なる場合に図16のように同一値軸により表示させた場合には、値が小さい波形の形状が把握しずらくなるので、複数の波形における値軸の最大値が所定値以上異なる場合は、図17に示すように複数の波形の時間軸のみを合わせて、値軸には各波形が適切な大きさで表示させることができるように複数のスケ−ルの値軸を設けて複数のアナログ的波形が表示されるようになっている。
次に実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タ10におけるマイコン1
2の行う波形編集処理動作を図18〜27に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、ここでは波形編集画面20の表示後の波形編集処理動作について説明する。
まず、図18に示したステップS1では、メニュ−表示欄21の「ファイル」メニュ−21aの選択があったか否かを判断し、「ファイル」メニュ−21aの選択がなかったと判断すればステップS1に戻り、一方、「ファイル」メニュ−21aの選択があったと判断すればステップS2に進む。
ステップS2では、「新規作成」が選択されたか否かを判断し、新規作成が選択されたと判断すればステップS3に進む。ステップS3では、新規作成用の波形編集画面20を表示する処理を行い、その後ステップS15に進む。
一方、ステップS2において、「新規作成」が選択されていないと判断すれば、図19に示すステップS4に進み、ステップS4では、「保存ファイルを開く」が選択されたか否かを判断し、「保存ファイルを開く」が選択されていないと判断すれば、処理を終了し
、一方、「保存ファイルを開く」が選択されたと判断すればステップS5に進む。
ステップS5では、選択されたファイルに保持されている波形デ−タ(座標デ−タ等)の読み出し処理を行い、ステップS6に進む。ステップS6では、ファイルに複数の波形デ−タがグル−プ化して保持されているか否かを判断し、複数の波形デ−タがグル−プ化して保持されていると判断すればステップS7に進む。
ステップS7では、ファイルに保持されている複数の波形を波形表示領域24に座標軸を合わせて重ねて表示する複数波形の透過表示処理を行い、その後ステップS8に進む。なお前記ファイルの先頭ペ−ジに保存されている波形がアナログ的波形である場合は、図16に示すように前記アナログ的波形を構成するポイントに座標マ−クが付されるようになっている。
また、前記波形がアナログ的波形であって複数の波形における値軸の最大値が所定値以上異なる場合は、図17に示すように複数の波形の時間軸のみを合わせて、値軸には各波形が適切な大きさで表示させることができるように複数のスケ−ルの値軸を設けて複数の波形が重ねて表示されるようになっている。
ステップS8では、先頭ペ−ジに保存されている波形を構成するポイントの座標デ−タを座標デ−タ表示領域23に表示する処理を行い、その後ステップS9に進む。
ステップS9では、他のペ−ジタブの選択があったか否かを判断し、他のペ−ジタブの選択があったと判断すれば、ステップS11に進み、一方、他の波形ペ−ジの選択がなか
ったと判断すれば、ステップS10に進む。
ステップS10では、現在選択されていない波形上にカ−ソル28を位置させてダブルクリック操作があったか否かを判断し、ダブルクリック操作があったと判断すれば、ステ
ップS11に進み、一方、ダブルクリック操作がなかったと判断すれば、図18に示すステップS15に進む。
ステップS11では、ペ−ジタブ選択された波形、又はダブルクリック操作により選択された波形を編集対象の波形に変更し、複数の波形を波形表示領域24に座標軸を合わせて重ねて表示する複数波形の透過表示処理を行い、その後ステップS12に進む。なお、選択された波形がアナログ的波形である場合は、ステップS7における処理と同様に波形を構成するポイントに座標マ−クが付され、また、前記波形がアナログ的波形であって複数の波形における値軸の最大値が所定値以上異なる場合は、複数の波形の時間軸のみを合わせて、値軸には各波形が適切な大きさで表示させることができるように複数のスケ−ルの値軸を設けて複数の波形が表示されるようになっている。
ステップS12では、編集対象として選択された波形を構成するポイントの座標デ−タを座標デ−タ表示領域23に表示する処理を行い、その後ステップS9に戻る。
一方、ステップS6において、ファイルに複数の波形デ−タがグル−プ化して保持されていない、すなわちファイルに1つの波形デ−タしか保持されていないと判断すれば、ステップS13に進む。
ステップS13では、ファイルに保持されている波形を波形表示領域24に表示する処理を行い、その後ステップS14に進む。なお、前記波形がアナログ的波形である場合には、該アナログ的波形を構成するポイントに座標マ−クが付されるようになっている。ステップS14では、波形を構成するポイントの座標デ−タを座標デ−タ表示領域23に表示する処理を行い、その後、図18に示したステップS15に進む。
ステップS15では、設定されている信号種別、すなわち作成する波形信号の設定がアナログ信号かディジタル信号かを判断し、アナログ信号に設定されていると判断すればステップS16に進む。
ステップS16では、座標デ−タ表示領域23への座標デ−タの入力操作があったか否かを判断し、座標デ−タ表示領域23への座標デ−タの入力操作があったと判断すればステップS17に進む。ステップS17では、座標デ−タ表示領域23のセルに入力された座標デ−タを削除するための座標デ−タ削除キ−の操作があったか否かを判断し、座標デ−タ削除キ−の操作がなかった、すなわち、座標デ−タが入力されたと判断すればステップS18に進む。
ステップS18では、入力された座標デ−タを座標デ−タ表示領域23に表示する処理を行い、その後ステップS19に進み、ステップS19では、入力された座標デ−タに対応する座標位置にポイントを追加したアナログ的波形を波形表示領域24に表示する処理を行い、その後、図22に示すステップS49に進む。
一方、ステップS17において、座標デ−タ削除キ−の操作があったと判断すればステ
ップS20に進み、ステップS20では、選択されたセルに表示されている座標デ−タを削除して、ステップS21に進み、ステップS21では、削除された座標デ−タに対応するポイントを削除したアナログ的波形を作成して波形表示領域24に表示する処理を行い、その後、図22に示すステップS49に進む。
一方、ステップS16において、座標デ−タ表示領域23への入力操作がなかったと判断すれば図20に示すステップS22に進む。ステップS22では、波形表示領域24の所定位置にカ−ソル28を位置してポイント追加のためのマウスの左クリック操作があったか否かを判断し、マウスの左クリック操作があったと判断すればステップS23に進む
ステップS23では、マウスの左クリック操作が既存波形のポイントのドラッグ・ドロ
ップ操作か否かを判断し、ドラッグ・ドロップ操作であると判断すればステップS24に進み、ステップS24では、ドラッグ・ドロップ操作による移動ポイントの座標デ−タの読み取りを行い、ステップS25に進む。ステップS25では、座標デ−タ表示領域23の座標デ−タを移動後のポイントの座標デ−タに変更して表示する処理を行い、その後、図22に示すステップS49に進む。
一方、ステップS23において、既存波形のポイントのドラッグ・ドロップ操作ではないと判断すれば、ステップS26に進む。ステップS26では、カ−ソル28の座標デ−タの読取を行い、ステップS27に進む。ステップS27では、同一時刻に既存波形のポイントがあるか否かを判断し、既存波形のポイントがないと判断すればステップS28に進み、ステップS28では、追加されたポイントに座標マ−クを付したアナログ的波形の表示処理を行い、その後ステップS29に進む。
ステップS29では、座標デ−タ表示領域23に追加ポイントに対応する座標デ−タの追加表示処理を行い、その後、図22に示すステップS49に進む。また一方、ステップS27において、同一時刻に既存波形のポイントがあると判断すれば、図22に示すステ
ップS49に進む。
また一方、ステップS22において、ポイント追加のためのマウス左クリック操作がなかったと判断すれば、図21に示したステップS30に進む。ステップS30では、編集枠31の表示操作があったか否かを判断し、編集枠31の表示操作があったと判断すればステップS31に進む。ステップS31では、カ−ソル28等で指定された位置に編集枠31を表示する処理を行い、その後ステップS32に進む。
ステップS32では、編集枠31とアナログ的波形との交点を波形を構成するポイントとして追加表示するとともに、座標デ−タ表示領域23に前記ポイントに対応する座標デ−タを追加表示する処理を行い、その後ステップS33に進む。ステップS33では、編集枠31の拡縮又は変形操作があったか否かを判断し、編集枠31の拡縮又は変形操作があったと判断すればステップS34に進む。
ステップS34では、編集枠31と枠内のポイントとの配置関係を保持したまま、編集枠31の拡縮又は変形量に応じて、編集枠31と枠内のポイントとを移動させて、移動した枠内のポイントと他のポイントとから時系列波形を作成して表示する処理を行うとともに、座標デ−タ表示領域23に移動されたポイントの座標デ−タを変更表示する処理を行い、その後ステップS35に進む。
ステップS35では、確定操作、例えば、ダブルクリック操作があったか否かを判断し
、確定操作がなかったと判断すればステップS33に戻り、一方、確定操作があったと判断すればステップS36に進む。ステップS36では、編集枠31を消去して波形を確定する処理を行い、その後、図22に示すステップS49に進む。
一方、ステップS33において、編集枠31の拡縮及び変形操作がなかったと判断すればステップS37に進み、ステップS37では、編集枠31と、枠交点のポイントとを消去して、図22に示すステップS49に進む。
一方、ステップS30において、編集枠31の表示操作がなかったと判断すれば、ステ
ップS38に進む。ステップS38では、複製枠32の表示操作があったか否かを判断し
、複製枠32の表示操作があったと判断すればステップS39に進む。ステップS39では、カ−ソル28等で指定された位置に複製枠32を表示する処理を行い、その後ステップS40に進む。
ステップS40では、複製枠32とアナログ的波形との交点を波形を構成するポイントとして追加表示するとともに、座標デ−タ表示領域23に前記ポイントに対応する座標デ−タを追加表示する処理を行い、その後ステップS41に進む。ステップS41では、複製枠32を枠内のポイントとともに移動させる操作があったか否かを判断し、複製枠32を移動させる操作があったと判断すればステップS42に進む。
ステップS42では、複製枠32と枠内のポイントとを移動した位置に表示する処理を行うとともに、座標デ−タ表示領域23に移動されたポイントの座標デ−タを変更表示する処理を行い、その後ステップS43に進む。
ステップS43では、確定操作、例えば、ダブルクリック操作があったか否かを判断し
、確定操作がなかったと判断すればステップS41に戻り、一方、確定操作があったと判断すればステップS44に進む。ステップS44では、張り付け操作か上書き操作かを判断し、張り付け操作であると判断すればステップS45に進む。ステップS45では、複製枠32内に既存のポイントがあれば、該既存のポイントと、複製されたポイントとから時系列波形を作成して表示する張り付け表示処理と複製枠32を消去する処理とを行って
、その後、図22に示すステップS49に進む。
またステップS44において、上書き操作であったと判断すれば、ステップS46に進み、ステップS46では、複製枠32内に既存のポイントがあれば、該既存のポイントを破棄して、複製されたポイントと、複製枠32外に存在していた既存のポイントとから時系列波形を作成して表示する上書き表示処理と複製枠32を消去する処理とを行って、その後、図22に示すステップS49に進む。
また一方、ステップS41において、複製枠32を移動させる操作がなかったと判断すれば、ステップS47に進み、ステップS47では、編集枠32と枠交点のポイントとを消去して、図22に示すステップS49に進む。
また一方、ステップS38において、複製枠32の表示操作がなかったと判断すればステップS48に進み、ステップS48では、編集終了操作があったか否かを判断し、編集終了操作があったと判断すれば、処理を終了し、一方、編集終了操作がなかったと判断すれば、図22に示すステップS49に進む。
図22に示したステップS49では、アナログ的波形をディジタル信号波形に変換する設定か否かを判断し、アナログ的波形をディジタル信号波形に変換する設定ではないと判断すればステップS16に戻り、一方、変換する設定であると判断すればステップS50に進む。
ステップS50では、アナログ的波形の各ポイントの座標デ−タを所定チャンネル数の2値信号にディジタルビット分解する処理を行い、その後ステップS51に進む。ステップS51では、現在開いているファイルにディジタル信号波形保存用ペ−ジを追加作成する処理を行い、その後ステップS52に進む。
ステップS52では、ディジタルビット分解して得られた各ポイントの2値信号を保存する処理を行い、その後ステップS53に進む。ステップS53では、前記2値信号に基づいて作成されたディジタル信号波形とアナログ的波形とを時間軸を合わせて重ねて表示する透過表示処理を行い、その後ステップS16に戻る。
また一方、図18に示すステップS15において、設定されている信号種別がディジタル信号であると判断すれば、図23に示したステップS54に進む。ステップS54では
、座標デ−タ表示領域23への座標デ−タの入力操作があったか否かを判断し、座標デ−タの入力操作があったと判断すれば、ステップS55に進む。
ステップS55では、座標デ−タ表示領域23のセルに表示された座標デ−タ(時刻、値(2進符号や16進符号等)を削除するための座標デ−タ削除キ−の操作があったか否かを判断し、座標デ−タ削除キ−の操作がなかった、すなわち、座標デ−タが追加入力されたと判断すれば、ステップS56に進む。
ステップS56では、入力された座標デ−タ、すなわち時刻値と値(2進符号、16進符号等)とを座標デ−タ表示領域23に表示する処理を行い、その後ステップS57に進む。ステップS57では、波形表示領域24に、入力された座標デ−タを追加したディジタル信号波形を作成し直して表示する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。
一方、ステップS55において、座標デ−タ削除キ−の操作があったと判断すれば、ステップS58に進み、選択されたセルに表示されていた座標デ−タを削除する処理を行い
、その後ステップS59に進む。ステップS59では、削除された座標デ−タを除いたデ
ィジタル信号波形を作成し直して表示する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。
一方、ステップS54において、座標デ−タ表示領域23への座標デ−タの入力操作がなかったと判断すれば、図24に示すステップS60に進む。ステップS60では、マウスの左クリック操作があったか否かを判断し、左クリック操作があったと判断すればステ
ップS61に進む。ステップS61では、カ−ソル28の位置座標の読取を行い、ステップS62に進む。
ステップS62では、カ−ソル28が2値波形上に位置するか否かを判断し、カ−ソル28が2値波形上に位置すると判断すれば、ステップS63に進み、ステップS63では
、左クリック操作時にキ−ボ−ドのシフトキ−操作があったか否かを判断し、シフトキ−操作があったと判断すれば、ステップS64に進む。
ステップS64では、カ−ソル28が位置する2値波形のポイント区間のみを反転して表示する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。
一方、ステップS63において、左クリック操作時にシフトキ−操作がなかったと判断すればステップS65に進み、ステップS65では、カ−ソル28が位置する2値波形のポイント区間以降又は以前を全て反転して表示する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。
また一方、ステップS62において、カ−ソル28が2値波形上に位置しないと判断すれば、ステップS66に進み、ステップS66では、カ−ソル28がOFF状態の2値波形上部に位置するか否かを判断し、OFF状態の2値波形上部に位置すると判断すれば、ステップS67に進み、ステップS67では、OFF状態の範囲をON状態に反転して表示する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。
また一方、ステップS66において、カ−ソル28がOFF状態の2値波形上部に位置しないと判断すれば、ステップS68に進み、ステップS68では、カ−ソル28がON状態の2値波形下部に位置するか否かを判断し、ON状態の2値波形下部に位置すると判断すれば、ステップS69に進む。ステップS69では、ON状態の範囲をOFF状態に反転して表示する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。一方ステップS68において、カ−ソル28がON状態の2値波形下部に位置しないと判断すれば、図26に示すステップS90に進む。
また一方、ステップS60において、左クリック操作がなかったと判断すれば、図25に示すステップS70に進む。ステップS70では、マウスの右クリック操作があったか否かを判断し、右クリック操作があったと判断すればステップS71に進む。ステップS71では、ポップアップメニュ−表示を行い、ステップS72に進む。
ステップS72では、選択されたメニュ−を判断し、「選択範囲ON」が選択されたと判断すればステップS73に進み、選択範囲の2値波形をON状態に切り換える枠を表示する処理を行い、その後ステップS74に進む。
ステップS74では、枠による選択範囲を確定する操作、例えば、ダブルクリック操作があったか否かを判断し、選択範囲確定操作があったと判断すれば、ステップS75に進む。ステップS75では、枠選択範囲内の2値波形をON状態に切り換えて表示する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。一方、ステップS74において選択範囲確定操作がなかったと判断すればステップS74に戻る。
また一方、ステップS72において、「選択範囲OFF」が選択されたと判断すればステップS76に進み、ステップS76では、選択範囲の2値波形をOFF状態に切り換える枠を表示する処理を行い、ステップS77に進む。ステップS77では、枠による選択範囲を確定する操作があったか否かを判断し、選択範囲確定操作があったと判断すれば、ステップS78に進む。ステップS78では、枠により選択された範囲の2値波形をOFF状態に切り換えて表示する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。一方、ステップS77において選択範囲確定操作がなかったと判断すれば、ステップS7
7に戻る。
また一方、ステップS72において、「連続設定」が選択されたと判断すればステップS79に進み、ステップS79では、図11に示した2値波形の連続設定画面を表示する処理を行い、その後ステップS80に進む。
ステップS80では、設定画面の各種設定項目の入力を受け付ける処理を行い、その後ステップS81に進む。ステップS81では、設定の入力完了を示す「OK」ボタンが入力されたか否かを判断し、「OK」ボタンが入力されていないと判断すればステップS8
0に戻り、一方、「OK」ボタンが入力されたと判断すれば、ステップS82に進む。
ステップS82では、設定画面で設定された条件に基づいて作成された連続短形波を2値波形に追加して表示する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。
また一方、ステップS70において、マウスの右クリック操作がなかったと判断すれば
、ステップS83に進む。ステップS83では、2値波形を編集するための編集枠31aの表示操作があったか否かを判断し、編集枠31aの表示操作があったと判断すればステ
ップS84に進む。ステップS84では、カ−ソル28等で指定された位置に編集枠31aを表示する処理を行い、その後ステップS85に進む。
ステップS85では、編集枠31aの伸縮操作(拡大又は縮小操作)があったか否かを判断し、編集枠31aの伸縮操作があったと判断すればステップS86に進み、一方、編集枠31aの伸縮操作がなかったと判断すれば、ステップS87に進む。
ステップS86では、編集枠31aの伸縮量に応じて、編集枠31a内のパルス周期を変更した2値波形を作成して表示する処理と、座標デ−タ表示領域23に変更されたパルス周期の2値波形の座標デ−タを表示する処理とを行い、その後ステップS87に進む。
ステップS87では、確定操作、例えば、ダブルクリック操作があったか否かを判断し
、確定操作がなかったと判断すれば、ステップS85に戻り、一方、確定操作があったと判断すれば、ステップS88に進む。ステップS88では、編集枠31aを消去して2値波形を確定する処理を行い、その後、図26に示すステップS90に進む。
また一方、ステップS83において、編集枠31aの表示操作がなかったと判断すれば
、ステップS89に進む。ステップS89では、編集終了操作があったか否かを判断し、編集終了操作があったと判断すれば処理を終了し、一方、編集終了操作がなかったと判断すれば図26に示すステップS90に進む。
図26に示したステップS90では、ディジタル信号波形をアナログ的波形に変換する設定か否かを判断し、アナログ的波形をディジタル信号波形に変換する設定ではないと判断すれば、ステップS54に戻り、一方、変換する設定であると判断すればステップS9
1に進む。ステップS91では、ディジタル信号波形を構成する各ポイントの所定チャンネル数の2値信号をアナログ信号に変換する処理を行い、その後ステップS92に進む。
ステップS92では、現在開いているファイルにアナログ的波形保存用ペ−ジを追加作成する処理を行い、その後ステップS93に進む。ステップS93では、前記2値信号から変換された各ポイントのアナログ信号を保存する処理を行い、その後ステップS94に進む。ステップS94では、得られたアナログ信号に基づいて作成されたアナログ的波形とディジタル信号波形とを時間軸を合わせて重ねて表示する透過表示処理を行い、その後ステップS54に戻る。
上記実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タによれば、図15に示すように所定デ−タに基づくアナログ的波形と、前記所定デ−タに基づいて作成された所定チャンネル(ビット)数の2値波形から構成されるディジタル信号波形とを時間軸を合わせて重ねて表示することができ、前記アナログ的波形から構成されるアナログ信号を前記2値波形で表示可能な所定ビット列のディジタル信号に変換して出力する場合に、前記アナログ的波形のアナログ信号がどのような2値波形のディジタル信号として各ビット列から出力されるのかを視覚的に把握することができる。
また、外部から取り込んだデ−タが前記2値波形で表示可能なディジタル信号である場合に、該ディジタル信号をアナログ信号に変換して作成されたアナログ的波形を重ねて表示することができ、該アナログ的波形の示す座標デ−タを参照することで前記2値波形の編集が行いやすくなり、編集処理効率を高めることができる。
また、波形編集画面20においては、座標デ−タ表示領域23と波形表示領域24とが同一画面に表示され、波形表示領域24に表示されている波形が編集されると、座標デ−タ表示領域23に表示している座標デ−タを変更して表示するので、波形表示領域24に表示される波形のポイントの座標デ−タを座標デ−タ表示領域23に表示させた状態で波形の編集を行うことができ、波形のポイントを希望する座標位置に正確に配置することができ、また、波形の座標デ−タを正確な値に編集することができ、より正確な波形編集を行うことができる。
また、座標デ−タ保持機能により複数の波形の座標デ−タをグル−プ化してファイルに保持することができ、該ファイルを開くと、図16や図17に示したように該ファイルに保持されている複数の波形を時間軸を合わせて表示することができるので、前記複数の波形の比較をまとめて行うことができる。また、ペ−ジタブの選択や、カ−ソル指定による波形選択により前記複数の波形の中から所望の波形を簡単に選択することができ、さらに
、座標マ−ク、線種、又は線の配色等により選択されている波形を他の波形と容易に区別可能なように表示することができる。
また、波形のポイントに対応する座標デ−タをデ−タ入力領域23に表示するので、ポイントの正確な座標位置への編集を行い易くすることができる。特に、複数の波形を同一タイミングで出力する場合には、重ねて表示した状態で、それぞれの波形を編集することが可能になり、複数の波形の編集効率を高めることができる。
また、ディジタル信号波形の編集時には、図10に示したようにディジタル信号波形が表示された画面上のカ−ソル28の位置から判別された2値信号がカ−ソル28の近傍に表示されるので、使用者は、該2値信号を参照することにより、カ−ソル28の位置する2値信号を把握することができ、ディジタル信号波形の誤編集操作を防止することができ
、簡単に所望とする2値波形を作成することができる。
また、ディジタル信号波形の編集に際して、波形表示領域24に表示された2値波形における任意のポイントがカ−ソル28で指定されると、カ−ソル28が位置するポイント区間以降又は以前の2値波形を全て反転して表示することができ、2値波形における指定されたポイント区間以降又は以前の一括反転編集を簡単に行うことができる。
また、2値波形上へのカ−ソル28の移動操作とシフトキ−を押しながらのマウスの左クリック操作とが検出されると、カ−ソル28が位置するポイント区間の2値波形のみを反転して表示するので、前記2値波形の部分編集を簡単に行うことができる。
また、編集枠31と編集枠31内のポイントとの配置関係を保持したまま、編集枠31の拡縮又は変形量に応じて編集枠31内のポイントを移動することができ、アナログ的波形の一部分の配置関係を保持した編集を行いたい場合においてアナログ的波形の部分編集を簡単に行うことができる。また、編集枠内31のポイントと他のポイントとの時系列順が入れ替わったとしても、編集枠31内のポイントと、前記他のポイントとが時系列に結ばれた波形が作成されるので、後から時系列順の波形に作成し直す手間を省くことができ
、波形編集を効率良く行うことができる。
また、編集枠31と編集枠31で指定されたアナログ的波形との交点を新たな編集枠3
1内のポイントとして追加することにより、編集枠31によるアナログ的波形の編集領域の特定が容易となり、編集枠31で囲まれた部分の波形を拡縮量又は変形量に応じて移動させることにより所望とする波形形状への編集が行い易くなる。
また、複製枠32内のアナログ的波形を複製することができ、アナログ的波形の一部分の波形をそのまま複製したい場合においてアナログ的波形の部分編集を簡単に行うことができる。また、「貼り付け」が実行された後の複製枠32内に他のポイントが存在している場合には、複製枠32内のポイントと、前記他のポイントとが時系列順に結ばれたアナログ的波形が作成されるので、後から時系列波形に作成し直す手間を省くことができ、波形編集を効率良く行うことができる。
また、「上書き」が実行された後の複製枠32内に他のポイントが存在している場合には、該他のポイントを破棄した状態のアナログ的波形が作成されるので、複製枠32内の波形を優先した波形編集を行うことが可能になる。
また、図13に示したように編集波形が2値波形である場合に、編集枠31aの伸縮操作が検出されると、編集枠31aの伸縮量に応じて枠内のパルス周期が変更されるので、2値波形の振幅を変化させずに、パルス周期のみを変更させることができ、2値波形のパルス周期の変更を簡単に行うことができる。
なお、シミュレ−タ10では、作成した波形信号を、電子制御装置15に規定の時間周期(例えば、1msec、0.1msec等)毎に出力する場合があり、このような予め設定したタイミングで信号を出力させる場合に対応できるように、別の実施の形態に係る波形編集装置では、所定の時間周期で波形の座標デ−タを取得することができるようにな
っており、「編集」メニュ−21c中の「プロパティ設定」を選択すると、図27に示したプロパティ設定画面が表示される。そして、このプロパティ設定画面を通じて、座標デ−タ取得のOFF又はONの設定と、波形表示領域24に表示される波形の座標軸分解単位(時間軸と値軸)の設定とを行うことができるようになっている。
例えば、出力周期が0.2msecであった場合、プロパティ設定画面を通じて、座標デ−タ取得をONに設定し、時間軸分解単位の入力欄に「0.2」msecを入力して「
OK」を選択して設定を行っておけば、波形表示領域24に追加されたポイントの時刻値が、3.234msec、4.523msecであった場合、それぞれ3.2msec、4.6msecにおける座標デ−タが取得され、取得された時刻値に対応するポイントを表示し、座標デ−タ表示領域23にも取得した時刻値を表示することができるようになっている。また、値軸の値も値軸分解単位を任意の値に設定することにより上記と同様に座標デ−タの取得処理が行えるようになっている。
このような波形編集装置によれば、波形信号の出力周期等を考慮した座標軸分解単位を任意に設定することができ、座標軸分解単位毎に波形信号の出力等に有効な座標デ−タを取得することができるので、取得した座標デ−タを予め設定したタイミングで出力することができ、また、出力タイミングに合わせたポイントの座標が追加された波形を作成することができる。
本発明の実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タの要部を概略的に示したブロック図である。 ディスプレイに表示される波形編集画面の画面構成を示す図である。 ディスプレイに表示される波形編集画面でアナログ的波形を作成したときの画面表示例を示す図である。 (a)、(b)は、波形表示領域に表示されるアナログ的波形の編集操作例を説明するための説明図である。 (a)〜(c)は、波形表示領域に表示されるアナログ的波形の編集操作例を説明するための説明図である。 (a)〜(c)は、波形表示領域に表示されるアナログ的波形の編集操作例を説明するための説明図である。 (a)、(b)は、波形表示領域に表示されるアナログ的波形の編集操作例を説明するための説明図である。 (a)、(b)は、波形表示領域に表示されるアナログ的波形の編集操作例を説明するための説明図である。 (a)〜(e)は、波形表示領域に表示されるアナログ的波形の編集操作例を説明するための説明図である。 ディスプレイに表示される波形編集画面でディジタル信号波形を作成したときの画面表示例を示す図である。 2値波形の連続設定操作を説明するための説明図であり、(a)は連続設定画面の表示例を示す図、(b)は、連続設定を行う前のディジタル信号波形を示す図、(c)は、連続設定が行われた後のディジタル信号波形を示す図である。 波形表示領域に表示される2値波形の編集操作例を説明するための説明図である。 波形表示領域に表示される2値波形の編集操作例を説明するための説明図である。 (a)、(b)は、波形表示領域に表示されるディジタル信号波形の編集操作例を説明するための説明図である。 波形編集画面にディジタル信号波形とアナログ的波形とが重ねて表示されたときの画面表示例を示す図である。 複数のアナログ的波形のデ−タが保存されているファイルを開いたときの波形編集画面の画面表示例を示す図である。 複数のアナログ的波形のデ−タが保存されているファイルを開いたときの波形編集画面の別の画面表示例を示す図である。 実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タのマイコンの行う波形編集処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タのマイコンの行う波形編集処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タのマイコンの行う波形編集処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タのマイコンの行う波形編集処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タのマイコンの行う波形編集処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タのマイコンの行う波形編集処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タのマイコンの行う波形編集処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タのマイコンの行う波形編集処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る波形編集装置が採用されたシミュレ−タのマイコンの行う波形編集処理動作を示したフロ−チャ−トである。 別の実施の形態に係る波形編集装置のディスプレイに表示されるプロパティ設定画面の表示例を示した図である。
符号の説明
10 シミュレ−タ
11 計測装置
12 マイコン
13 表示装置
14 入力装置

Claims (4)

  1. 少なくとも波形を画面に表示させる表示手段と、入力操作を可能にする入力手段とを備え、
    該入力手段を介して入力されたデ−タ、又は外部から取り込んだデ−タに基づいて作成される波形を前記画面に表示可能な波形編集装置に、
    前記波形を構成する複数のポイントの座標デ−タを数値で表示するための座標デ−タ表示領域と、前記座標デ−タに基づいて作成される波形やポイント入力操作に基づいて作成される波形を表示するための波形表示領域とを同一画面に表示する座標デ−タ・波形表示機能と、
    複数の波形の座標デ−タをグル−プ化して保持する座標デ−タ保持機能と、
    該座標デ−タ保持機能により保持されている複数の波形を前記波形表示領域に重ねて表示する波形表示機能と、
    該波形表示機能により表示される複数の波形の中から所定の波形の選択を可能にする波形選択機能と、
    該波形選択機能により波形が選択されると、選択された前記波形の座標デ−タを前記座標デ−タ表示領域に表示する波形情報表示機能とを実現させるための波形編集用プログラム。
  2. 前記波形情報表示機能が、前記座標データ表示領域に前記座標データの数値を表形式で表示する機能であることを特徴とする請求項1記載の波形編集用プログラム。
  3. 前記波形表示領域に表示している波形が編集されると、前記座標デ−タ表示領域に表示している座標デ−タを変更表示する座標デ−タ変更表示機能を実現させるための請求項1又は請求項2記載の波形編集用プログラム。
  4. 前記座標デ−タ表示領域が、前記波形を構成する複数のポイントの座標デ−タを数値で入力かつ表示するための領域として構成され、
    前記座標デ−タ表示領域に表示している座標デ−タが編集されると、前記波形表示領域に表示している波形を変更表示する波形変更表示機能を実現させるための請求項記載の波形編集用プログラム。
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