JP4738429B2 - Ediシステムのフォーマット変換方法と装置およびプログラム - Google Patents

Ediシステムのフォーマット変換方法と装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、EDI(Electronic Data Interchange)システム(電子データ変換システム)に係り、特に、EDIシステムにおける流通等の業務の効率化と信頼性の向上を図るのに好適な技術に関するものである。
現在、EDIシステムでは、全ての企業間取引で共通の伝票データフォーマットを使用できるようにするために、「メッセージ種別」、「メッセージ構造」、「データ項目」と「データ項目の意味」および「データ属性」を標準化した標準XML(Extensible Markup Language)フォーマットへと共通化が行われている。
しかしながら、現状、例えば流通業のEDIシステムにおいて使用されているデータフォーマットは、XML、固定長、CSV(Comma Separated Values)形式など、取引先により多種多様である。従って、流通EDIセンタでは、伝票データを取引先から受信し、他の取引先へと送信する際に、取引先毎に異なるフォーマットに変換する必要が生じている。
また、取引先毎に独自のコードを使用している場合やデータの表記形式が異なる場合も多く、必要に応じて適切なコード変換やデータ変換を行わなくてはならない。
以上により、特定の取引先、データフォーマットに限定しない汎用的な伝票データのフォーマット変換の仕組みが必要となる。
フォーマット変換システムにおいて、正しくデータ変換を行うには、変換前の電子取引データが正しいフォーマットであることが前提となる。しかしながら、取引先毎に独自のコードを使用している場合が存在する現状では、独自であるが故に、企業ごとの電子取引データ作成者のミスが発生する可能性があり、想定されないデータを設定した状態で電子取引データを作成する状況が存在しうる。
電子取引データの作成時点でのデータ不正の場合は、EDIセンタとしてデータを修正することはできず、取引先によるデータの修正の実施と、データの再送信が必要となり、電子取引データの取引先への到着に大幅な遅延が生じる。
例えば、特許文献1においては、電子データ変換システムにおけるフォーマット修正方法および修正フォーマットによるデータ変換の再実行のためのデータ変換方法の提供の技術の記載がある。この技術は、不正データ部分にフラグを立て、不正データ修正後に正常データを再利用することにより、データ変換の再実行に要する時間が短縮されるというものである。
しかし、流通EDIでは、伝票データが止まらずに流通することが最優先事項とされる要求があるため、正常データはできる限り留めないことが必要となる。上記技術で確かに不正データの修正および再実行の時間は短縮されるものの、一部の不正データの存在のために、正常データ部を含む電子取引データ全体が出力および送信されずに留まってしまい、業務が滞ってしまう。
これでは、上記流通EDIにおいて伝票データを流通させることが最優先事項であるという要請に対応することはできない。
特開2001−60240号公報
解決しようとする問題点は、従来の技術では、例えば流通EDIにおいて伝票データを流通させることが最優先事項であるという要請に対応することはできない点である。すなわち、従来の技術では、不正データが存在することをデータ作成者に伝達し、また正常データを再利用することにより、デバックの効率化、時間の短縮は実現できるものの、不正データと共に本来正常であるデータも出力されず留まってしまうため、業務が滞ってしまう。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、流通等のEDIシステムにおける業務の効率化と信頼性の向上を図ることである。
上記目的を達成するため、本発明では、フォーマット変換処理中に不正データと正常データを切り離し、正常データ部分のみを出力する。これにより、有効な正常データは取引先へとリアルタイムで送信可能であり、不正データ部分のみを修正、再変換および再送信を行えばよく、流通EDIの業務効率化を実現することが可能である。
すなわち、本発明においては、フォーマット変換処理の実行時に、フォーマット変換後のデータを即座にファイル出力するのではなく、一時的に内部メモリに蓄積しておく。その際、内部メモリに蓄積するデータの範囲は、エラー時破棄の対象となる階層以下の範囲に限定し、入力ファイルの読み込みとメモリへの蓄積を繰り返し、蓄積した範囲のデータにそれ以上不正データが混在する可能性がなくなった時点でファイルへの出力を行う。以上により、伝票データの階層構造を崩すことなく、かつ、内部メモリを無駄に浪費することもなく正常データと不正データの切り分けが実現できる。
また、不正データが存在した場合は、メモリ上に蓄積された変換後のデータから、不正データ箇所を特定できる項目を抽出し、エラーリストファイルへ出力する。これにより、後からでも、不正データが存在するファイル上での位置を容易に特定することができる。
本発明によれば、流通業務上における不正なデータのみ、または、不正なデータを含む一定範囲のデータのみを除外して、正常なデータは通常通り出力すること、および不正なデータ箇所を特定する情報を提供することができ、伝票データの取引先への到着の遅延が即座に欠品や在庫余剰などの不利益の誘発を招く恐れのある流通EDI業界の現実において、流通業務上使用可能な伝票データは出来る限りリアルタイムでの送信が可能であり、不正データ部分のみを修正、再変換および再送信を行えばよく、業務の効率化を実現し、信頼性の向上へとつながる。
以下、図を用いて本発明を実施するための最良の形態例を説明する。図1は、本発明に係るフォーマット変換装置を設けたEDIシステムの構成例を示すブロック図であり、図2は、図1における変換処理部の構成例を示すブロック図、図3は、図1における変換処理部による不正データ検知処理手順例を示す説明図、図4は、図1における変換処理部で取り扱うデータの階層構造例を示す説明図、図5は、図1における変換処理部による変換処理前後のデータの第1の階層構造例を示す説明図、図6は、図1における変換処理部による変換処理前後のデータの第2の階層構造例を示す説明図、図7は、図1における変換処理部の本発明に係るフォーマット変換処理手順例を示すフローチャートである。
図1におけるEDIシステム(図中「EDIセンタ」と記載)103は、CPU(Central Processing Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶装置からなるコンピュータ構成からなり、光ディスク駆動装置等を介してCD−ROM等の記憶媒体に記録されたプログラムやデータを外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで処理することにより、データ受信処理部104と、本発明のフォーマット変換装置としての変換処理部105、データ送信処理部106、通信部(図中「通信」と記載)107の各処理部の機能を実行する。
本例のEDIシステム103では、本発明のフォーマット変換装置としての変換処理部105により、電子取引データを、フォーマット変換処理を行う際、フォーマット変換対象の電子取引データにおける不正データの有無を検出し、不正データを検出した場合に、当該不正データを送信処理の対象から取り除き、不正データを取り除いた電子取引データを出力する。
尚、変換処理部105は、電子取引データのフォーマット変換に伴うコード変換を含むデータ編集処理を行う際に、当該データ内に、予め定められたデータ以外のデータが存在する場合に、不正なデータであると検出する。
また、電子取引データは、階層構造からなり、変換処理部105は、不正データと共に、この不正データの下位層にあるデータを、送信処理の対象から取り除く。
また、変換処理部105は、正常にフォーマット変換したデータ(正常データ)に関しては、一時的に記憶装置に蓄積しておき、蓄積した正常データと同じ階層における他のデータの全てが正常であると検出した後に、記憶装置に蓄積した正常データを変換後データとして出力する。
さらに、変換処理部105は、検出した不正データを特定する一覧情報(リスト)を生成して出力する。
以下、このような処理を行うEDIシステム103の詳細を説明する。
図1に示すように、EDIシステム103と取引先(1)101のコンピュータ端末装置(図中「基幹システム等」と記載)101a、および、EDIシステム103と取引先(2)102のコンピュータ端末装置(図中「基幹システム等」と記載)102aとは、それぞれの通信部(図中「通信」と記載)101b,102b,107を介して公衆回線等のネットワークにより接続され、互いに電子取引データの送受信を行う。
EDIシステム103は、通信部107およびデータ受信処理部104により、取引先(1)101のコンピュータ端末装置101aより送信された電子取引データを受信し、変換処理部105により、取引先(2)102のコンピュータ端末装置102aで使用されるフォーマットへと変換処理を行い、データ送信処理部106と通信部107により、取引先(2)102へと送信する。
その際、変換処理部105においては、取引先(1)101のコンピュータ端末装置101aより受信した電子取引データに、想定外の不正データが混在しているか否かを検出し、混在している場合は、その不正データを特定する情報をエラーリスト108としてファイル等へ出力すると共に、不正データ箇所以外の電子取引データについては取引先(2)102のコンピュータ端末装置102aへと送信する。
出力したエラーリスト108は、取引先(1)101に対して、ファクシミリや、コンピュータ端末装置101aへの電子メール等の方法により通知する。このエラーリスト108を受信した取引先(1)101は、そのエラーリスト108に記載された不正データ箇所情報を基に、該当する不正データを修正し、修正データのみ、または、修正データを含む一定範囲のデータを、再び、コンピュータ端末装置101aによりEDIシステム103へと送信する。
コンピュータ端末装置101aからの修正データを受信すると、EDIシステム103は、変換処理部105により、取引先(2)102で使用されるフォーマットへと変換処理を行い、取引先(2)102のコンピュータ端末装置102aへと送信を行い、一連の電子取引データの中継処理を完了する。
このような、図1におけるEDIシステム103におけるフォーマット変換処理の動作について、図2を用いてより詳細に説明する。
現在、流通業務上使用される電子取引データのファイル形式は、固定長形式(固定長伝票データファイル210a)、CSV形式(CSV伝票データファイル211a)、およびXML形式(XML伝票データファイル212a)が存在し、取引先(1)101のコンピュータ端末装置101aよりいずれのファイル形式の電子取引データを受信した場合でも、変換処理部105は、フォーマット変換処理部200aにより、それぞれに対応したフォーマット変換プログラムを用いて、共通に中間共通CSVデータファイル201へ変換を行い、この中間共通CSVデータファイル201の内容を中間共通CSVデータ用データベース202へ格納する。
そしてさらに、フォーマット変換処理部200bにより、それぞれに対応したフォーマット変換プログラムを用いて、中間共通CSVデータファイル201を、取引先(2)102の使用するファイル形式、つまり、固定長形式(固定長伝票データファイル210b)、CSV形式(CSV伝票データファイル211b)、およびXML形式(XML伝票データファイル212b)のいずれかへ変換し、通信部107を介して、取引先(2)102のコンピュータ端末装置102aに、フォーマット変換した電子取引データを送信する。
このフォーマット変換処理部200a,200bによるフォーマット変換処理中に、不正データの存在の有無の検出、および、検出した不正データを特定する情報の抽出を行い、エラーリストファイル203a,203bとして出力する。
以下、フォーマット変換処理部200a,200bにおける不正データの検出処理の概要について図3を用いて説明する。
図3に示すように、電子取引データの変換処理、すなわち、変換前フォーマットデータ311から変換後フォーマットデータ312への変換処理は、フォーマット変換プログラム303により、変換に使用する電子取引データのデータ階層構造を定義した階層定義パラメータファイル301の設定内容、および、電子取引データ内の各伝票項目データの変換前後の各々の対応関係やデータの編集手順などを定義したスキーマ定義パラメータファイル302の設定内容に従い行われる。
このフォーマット変換の際に、データのコード変換や数値表現形式の変換などのデータの編集が必要となる場合、流通業務上で必要なデータ編集機能を有したデータ編集モジュール304を適宜呼び出しながらフォーマット変換を実行する。
本例において、変換前の電子取引データに不正なデータが含まれていると判断する代表的な事例は、データのコード変換時に、想定外のコードが変換前電子取引データに含まれていた場合である。
データのコード変換は、データ編集モジュール304上で行われ、データ編集モジュール304は、予め設定されたコード変換表ファイル308の情報を基に、データのコード変換を実行するが、そのコード変換表ファイル308上に設定されていないコードが、変換前の電子取引データに存在する場合に、当該データが不正データであると判断し、不正データ存在通知305を、データ編集モジュール304の呼び出し元であるフォーマット変換プログラム303へと返す。
この不正データ存在通知305を受け取ったフォーマット変換プログラム303は、現在処理中のデータが不正データであるということを認識し、電子取引データからその不正データを特定するのに必要な伝票項目データを抽出し、不正データ特定情報306としてリスト化してエラーリストファイル307へ出力する。
次に、図4〜図6を用いて、EDIシステム103内の変換処理部105におけるフォーマット変換処理時に検出した不正データに対する階層単位でのスキップ処理について説明する。
まず、不正データ検出時のフォーマット変換処理のデータ階層単位でのスキップ処理を説明する前提として、電子取引データにおけるデータの階層構造の概念について図4を用いて説明する。
データ階層とは、あるデータとデータとの間に主従関係を持たせ、意味的に関連するデータ同士を集団化させたデータ構造形態である。通常、集団化されたデータは必要に応じて複数回出現することが許される。
流通業で使用される伝票データを例に説明すると、図4に示すように、伝票番号や取引先名などから構成された、取引先ごとに生成されるデータの集団である伝票ヘッダ階層401と、明細番号や商品名、単価などから構成された、商品ごとに生成されるデータの集団である伝票明細階層402とが存在するといえる。
基本的には、伝票ヘッダ階層401は複数回出現することが許され(「伝票ヘッダ階層1」、「伝票ヘッダ階層2」、…、「伝票ヘッダ階層N」)、また、同一の伝票ヘッダ階層401の下に伝票明細階層402が複数回出現する(「伝票明細階層1」、「伝票明細階層2」、…、「伝票明細階層N」)ことが許される。
ただし、伝票ヘッダ階層401が出現していないにも関わらず、伝票明細階層402が出現することは許されない。以上がデータの階層構造の基本概念である。
次に、図5および図6を用いて、スキップ処理および破棄するデータ階層の単位について説明する。
図5においては、データの破棄対象となる階層を「伝票明細階層」以下に設定し、符号506で示される「伝票明細階層4」に属する項目「欠品理由」のデータ507が不正な値であった場合の例を示している。
まず、「伝票ヘッダ階層1」501に属するデータ、および、この「伝票ヘッダ階層1」501に従ずる関係にある「伝票明細階層1」502、「伝票明細階層2」503に属するデータは、正常にフォーマット変換処理が行われ、「伝票ヘッダ階層1」509、および、それに従ずる「伝票明細階層1」510および「伝票明細階層2」511に属するデータとしてファイル出力される。
次に、「欠品理由データ」507が不正な値であった場合、「伝票明細階層4」508に属するデータ全てが業務上利用不能となるため、「伝票明細階層4」506自体は不要となる。
従って、「伝票ヘッダ階層2」504に属するデータ、および「伝票ヘッダ階層2」504に従ずる関係にある「伝票明細階層3」505に属するデータは、正常にフォーマット変換処理が行われファイル出力されるものの、「伝票明細階層4」506に属する全てのデータは変換後ファイルに出力されずに破棄される。
そして、「伝票ヘッダ階層3」508以降のデータが正常にフォーマット変換処理され、最終的に、「伝票明細階層4」506に属するデータを除く全てのフォーマット変換後データがファイル出力される。
一方、図6においては、データの破棄対象となる階層を、伝票ヘッダ階層以下に設定し、「伝票ヘッダ階層2」604に属する「納品区分データ」606が不正な値であった場合の例が示されている。
まず、「伝票ヘッダ階層1」601に属するデータ、および、この「伝票ヘッダ階層1」601に従ずる関係にある「伝票明細階層1」602、並びに、「伝票明細階層2」603に属するデータは、正常にフォーマット変換処理が行われ、「伝票ヘッダ階層1」609、およびそれに従ずる「伝票明細階層1」610、並びに、「伝票明細階層2」611に属するデータとしてファイル出力される。
これに対して、「納品区分データ」606が不正な値であると、「伝票ヘッダ階層2」604に属するデータの全てが業務上利用不能となるため、「伝票ヘッダ階層2」604自体が不要となり、それに従ずる「伝票明細階層3」606および「伝票明細階層4」607も併せて不要となる。
従って、「伝票ヘッダ階層2」604に属する全てのデータ、および、「伝票ヘッダ階層2」604に従ずる関係にある「伝票明細階層3」605および「伝票明細階層4」607に属する全てのデータが変換後ファイルに出力されずに破棄される。
そして、「伝票ヘッダ階層3」608以降のデータが正常にフォーマット変換処理され、最終的に、「伝票ヘッダ階層2」604に属するデータ、および、この「伝票ヘッダ階層2」604に従ずる関係にある「伝票明細階層3」605および「伝票明細階層4」607に属するデータを除く全てのフォーマット変換後データがファイル出力される。
尚、設定したデータの破棄対象階層よりも上位の階層で不正データが存在する場合は、フォーマット変換処理エラーとして、不正データが検出された時点でフォーマット変換処理自体を中止する。
例えば、図5において、データの破棄対象階層を伝票明細階層以下に設定し、それよりも上位の階層に位置する伝票ヘッダ階層に属する「納品区分データ」515が不正な値であった場合、その時点でフォーマット変換処理を中止し、「伝票ヘッダ階層2」504よりも後に出現するデータのフォーマット変換処理を実行せずに終了する。
以上のように、データ階層単位でのデータの破棄処理において、ある階層内でデータの不正が、単数または複数存在した場合は、その階層に属するデータおよびその階層に従ずる階層に属するデータを一体となって全て破棄することにより、データ構造の矛盾等の発生等を防ぎ、不正データ破棄後もデータ構造の有効性を保つことができる。
次に、図7を用いて、このような不正データ検出時のフォーマット変換処理のデータ階層単位でのスキップ処理および破棄処理について説明する。
まず、変換前データから1行分のデータを読み込み(ステップS701)、読み込んだデータが、ユーザによって指定された不正データ破棄対象階層より下の階層に位置するデータであるか否かを判別する(ステップS702)。
不正データ破棄対象階層より下の階層に位置するデータであれば、ステップS703の処理に移り、不正データ破棄対象の階層以上の階層に位置するデータであった場合は、ステップS708の処理に移る。ここで、使用される階層の概念は、階層定義パラメータファイルに設定された内容を元に判断される。
ステップS703においては、階層定義パラメータファイルおよびスキーマ定義パラメータファイルに設定された内容を元に、変換前データに対するフォーマット変換処理を行う。そして、データの値の編集が必要な場合は、スキーマ定義パラメータファイルの設定内容に従いデータ編集処理を行う(ステップS704)。
このデータ編集処理中に不正データが検出されたか否かを判定し(ステップS705)、不正データが検出されなければ、変換後のデータを変換後データ格納用の内部メモリ(キャッシュメモリやメインメモリ等、CPUから直接アクセス可能な記憶装置)へ書き込む(ステップS706)。
尚、このステップS706の処理では、ファイルへの出力は行わない。なぜなら、このステップS706の処理の時点では、まだ現在処理中の階層内に不正データが混在しないということが確定しておらず、この処理の時点で変換前データファイル1行毎の単位でデータのファイル出力を行ってしまうと、後から同一階層の不正データが出現し、処理中の階層自体のデータファイル出力が全て不要となった場合にも、すでにデータがファイル出力されてしまっている状態となるからである。
従って、変換後のデータを実際にファイル出力する時点は、ステップS702での判定処理において、ステップS701の処理で読み込んだ変換前データの1行がユーザ指定の破棄対象階層と同じ階層かまたは、それよりも上の階層に位置するデータであった場合、すなわち、ステップS708の処理での段階となる。
ステップS705の処理において不正データが検出された場合は、変換後データの内容から、不正データの箇所を特定するために必要となるデータを取得する(ステップS710)。尚、不正データの箇所を特定するために必要となるデータは、予めEDIセンタと取引先間で決定しておき、その決定されたデータを変換後データから取得する。
ステップS710の処理で取得した不正データ特定情報を、エラーリストファイルへ出力する(ステップS711)。そして、エラーリスト出力が行われた不正データを含む変換後データを、破棄する(ステップS712)。すなわち、不正データを含む変換後データに関しては、ステップS706での処理のように、変換後データ格納用の内部メモリへのデータ書き込みもファイル出力も行わない。
ステップS712において変換後データを破棄した後、もしくは、ステップS706において変換後データを内部メモリに蓄積した後、未処理変換前のデータの存在確認を行い(ステップS707)、まだ存在する場合は、再び、ステップS701の処理に移行し、変換前の次の1行を読み込み、存在しない場合には、そのまま一連のフォーマット変換処理を終了する。
ステップS708においては、変換後データの格納用の内部メモリの内容を全てファイル出力し、その後、ステップS708において、その変換後データ格納用の内部メモリの内容を削除する。
以上、図1〜図7を用いて説明したように、本例では、EDIシステムのフォーマット変換処理において、不正データと正常データを切り離し、正常データ部分のみを出力する。これにより、有効な正常データは取引先へとリアルタイムで送信可能であり、不正データ部分のみを修正、再変換および再送信を行えばよく、流通EDIの業務効率化を実現することが可能である。
より具体的には、フォーマット変換処理の実行時に、フォーマット変換後のデータを即座にファイル出力するのではなく、一時的に内部メモリに蓄積しておく。その際、内部メモリに蓄積するデータの範囲は、エラー時破棄の対象となる階層以下の範囲に限定し、入力ファイルの読み込みとメモリへの蓄積を繰り返し、蓄積した範囲のデータにそれ以上不正データが混在する可能性がなくなった時点でファイルへの出力を行う。これにより、伝票データの階層構造を崩すことなく、かつ、内部メモリを無駄に浪費することもなく正常データと不正データの切り分けが実現できる。また、不正データが存在した場合は、メモリ上に蓄積された変換後のデータから、不正データ箇所を特定できる項目を抽出し、エラーリストファイルへ出力する。これにより、後からでも、不正データが存在するファイル上での位置を容易に特定することができる。
このように、本例によれば、流通業務上不正なデータのみ、または、不正なデータを含む一定範囲のデータを除外して、正常なデータは通常通り出力すること、および不正なデータ箇所を特定する情報を提供することにより、伝票データの取引先への到着の遅延が即座に欠品や在庫余剰などの不利益の誘発を招く恐れのある流通EDI業界の現実において、流通業務上使用可能な伝票データは出来る限りリアルタイムでの送信が可能であり、不正データ部分のみを修正、再変換および再送信を行えばよく、業務の効率化を実現し、信頼性の向上へとつながる。
尚、本発明は、図1〜図7を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、流通業の伝票情報を持つ電子取引データのフォーマット変換処理を行うEDIシステムを例として説明したが、他の業種での電子取引データのフォーマット変換処理を行うEDIシステムであっても良い。
また、本例のコンピュータ構成例に関しても、キーボードや光ディスクの駆動装置の無いコンピュータ構成としても良い。また、本例では、光ディスクを記録媒体として用いているが、FD(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。
本発明に係るフォーマット変換装置を設けたEDIシステムの構成例を示すブロック図である。 図1における変換処理部の構成例を示すブロック図である。 図1における変換処理部による不正データ検知処理手順例を示す説明図である。 図1における変換処理部で取り扱うデータの階層構造例を示す説明図である。 図1における変換処理部による変換処理前後のデータの第1の階層構造例を示す説明図である。 図1における変換処理部による変換処理前後のデータの第2の階層構造例を示す説明図である。 図1における変換処理部の本発明に係るフォーマット変換処理手順例を示すフローチャートである。
符号の説明
101:取引先(1)、101a,102a:。
101b,102b:通信部、
103:EDIシステム、104:データ受信処理部、105:変換処理部(フォーマット変換装置)、106:データ送信処理部、107:通信部、108:エラーリスト、200a,200b:フォーマット変換処理部、201:中間共通CSVデータファイル、202:中間共通CSVデータ用データベース、203a,203b:エラーリストファイル、210a,210b:固定長伝票データファイル、211a,211b:CSV伝票データファイル、212a,212b:XML伝票データファイル、301:階層定義パラメータファイル、302:スキーマ定義パラメータファイル、303:フォーマット変換プログラム、304:データ編集モジュール、305:不正データ存在通知、306:不正データ特定情報、307:エラーリスト、308:コード変換表ファイル、311:変換前フォーマットデータ、312:正常に変換された変換後フォーマットデータ、401:伝票ヘッダ階層(1)〜(N)、402:伝票明細階層(1)〜(N)、501:伝票ヘッダ階層(1)、502:伝票明細階層(1)、503:伝票明細階層(2)、504:伝票ヘッダ階層(2)、505:伝票明細階層(3)、506:伝票明細階層(4)、507:欠品理由(不正データ)、508:伝票ヘッダ階層(3)、509:伝票ヘッダ階層(1)、510:伝票明細階層(1)、511:伝票明細階層(2)、512:伝票ヘッダ階層(2)、513:伝票明細階層(3)、514:伝票ヘッダ階層(3)、601:伝票ヘッダ階層(1)、602:伝票明細階層(1)、603:伝票明細階層(2)、604:伝票ヘッダ階層(2)、605:伝票明細階層(3)、606:納品区分(不正データ)、607:伝票明細階層(4)、608:伝票ヘッダ階層(3)、609:伝票ヘッダ階層(1)、610:伝票明細階層(1)、611:伝票明細階層(2)、612:伝票ヘッダ階層(3)。

Claims (7)

  1. プログラムされたコンピュータ処理により、電子取引データを、フォーマット変換処理を行ってネットワーク中継するEDIシステムのフォーマット変換処理方法であって、
    プログラムされたコンピュータ処理を実行する手段として、
    受信処理手段と変換処理手段および送信処理手段を有し、
    上記電子取引データは、階層構造からなり、
    上記受信処理手段は電子取引データを受信し、
    上記変換処理手段は、上記受信処理手段が受信した電子取引データのフォーマット変換処理を行い、
    上記送信処理手段は、上記変換処理手段がフォーマット変換した電子取引データを送信し、
    かつ、上記変換処理手段は、
    上記受信処理手段が受信した電子取引データのフォーマット変換に伴うコード変換を含むデータ編集処理を行う際に、
    当該データ内に、予め定められたデータ以外のデータが存在する場合は不正データ、存在しない場合に正常データとして検出し、
    検出した不正なデータと共に、該不正データが属する階層以下の全てのデータを破棄し、
    正常データのみを上記送信処理手段による送信の対象として出力す
    とを特徴とするEDIシステムのフォーマット変換方法。
  2. 請求項に記載のEDIシステムのフォーマット変換方法であって、
    上記変換処理手段は、
    上記正常データ一時的に記憶装置に蓄積
    蓄積した正常データと同じ階層における他のデータの全てが正常であると検出た後、上記記憶装置に蓄積した正常データを上記送信処理手段による送信の対象として出力す
    とを特徴とするEDIシステムのフォーマット変換方法。
  3. 請求項1もしくは請求項のいずれかに記載のEDIシステムのフォーマット変換方法であって、
    上記変換処理手段は、
    記検出した不正データを特定する一覧情報を生成して出力す
    とを特徴とするEDIシステムのフォーマット変換方法。
  4. プログラムされたコンピュータ処理により、電子取引データを、フォーマット変換処理を行ってネットワーク中継するEDIシステムのフォーマット変換装置であって、
    プログラムされたコンピュータ処理を実行する手段として、
    上記電子取引データを受信する受信処理手段と、該受信処理手段が受信した電子取引データのフォーマット変換処理を行う変換処理手段、および、該変換処理手段がフォーマット変換した電子取引データを送信する送信処理手段を有し、
    上記電子取引データは、階層構造からなり、
    上記変換処理手段は、
    上記受信処理手段が受信した電子取引データのフォーマット変換に伴うコード変換を含むデータ編集処理を行う際に、
    当該データ内に、予め定められたデータ以外のデータが存在する場合は不正データ、存在しない場合に正常データとして検出する手段と、
    検出した不正なデータと共に、該不正データが属する階層以下の全データを破棄する手段と、
    正常データのみを上記送信処理手段による送信の対象として出力する手段と
    を有することを特徴とするEDIシステムのフォーマット変換装置。
  5. 請求項4に記載のEDIシステムのフォーマット変換装置であって、
    上記変換処理手段は、
    上記正常データを一時的に記憶装置に蓄積し、
    蓄積した正常データと同じ階層における他のデータの全てが正常であると検出した後、上記記憶装置に蓄積した正常データを上記送信処理手段による送信の対象として出力する手段
    を有することを特徴とするEDIシステムのフォーマット変換装置。
  6. 請求項4もしくは請求項5のいずれかに記載のEDIシステムのフォーマット変換装置であって、
    上記変換処理手段は、
    上記検出した不正データを特定する一覧情報を生成して出力する手段
    を有することを特徴とするEDIシステムのフォーマット変換装置。
  7. コンピュータ、請求項から請求項のいずれかに記載のEDIシステムのフォーマット変換装置における各手段として機能させるためのプログラム。』
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