JP2011070285A - データ変換システム及びデータ変換方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定長定義情報テーブル部101に格納した固定長データ構造情報とXML定義情報テーブル部103に格納したXMLデータ構造情報と変換定義情報テーブル部102に格納した階層名対応情報とを基に、固定長形式データ及びXMLデータが固定長データ構造情報及びXMLデータ構造情報と整合性が有るか否かを判定するためのデータチェックパラメータ情報を生成するパラメータ生成エンジン部104と、変換元データの整合性を検証するデータチェックエンジン部301とを設け、該データチェックエンジン部301が、変換元データに含まれる階層名の出現順序がデータチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合するか否かを判定し、該判定により変換元データの階層名の出現順序がデータチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合しないと判定したとき、エラーと通知するもの。
【選択図】図1
Description
前記固定長形式データを構成する階層名と該階層名に対応したデータ開始位置とデータ長さとデータ属性と該階層名の出現順序と必須項目か否かを示す必須フラグとを含む固定長データ構造情報を格納した固定長定義情報テーブル部と、
前記マークアップ言語形式データを構成する階層名と該階層名に対応したタグ名と該階層名の出現順序と必須項目か否かを示す必須フラグとを含むマークアップ言語データ構造情報を格納したマークアップ言語定義情報テーブル部と、
前記マークアップ言語形式データの階層名と固定長形式データの階層名との階層名対応情報を格納した変換定義情報テーブル部と、
前記固定長定義情報テーブル部に格納した固定長データ構造情報と前記マークアップ言語定義情報テーブル部に格納したマークアップ言語データ構造情報と前記変換定義情報テーブル部に格納した階層名対応情報とを読み込み、該読み込んだ固定長データ構造情報とマークアップ言語データ構造情報と階層名対応情報とを基に、固定長形式データをマークアップ言語形式データに変換又はマークアップ言語形式データを固定長形式データに変換するための変換パラメータ情報を生成すると共に、固定長形式データ及びマークアップ言語形式データが前記固定長データ構造情報及びマークアップ言語データ構造情報と整合性が有るか否かを判定するためのデータチェックパラメータ情報を生成するパラメータ生成エンジン部と、
前記データチェックパラメータ情報を基に変換元のマークアップ言語形式データ及び固定長形式データの前記整合性を検証するためのデータチェックエンジン部とを備え、
前記データチェックエンジン部が、前記変換元のマークアップ言語形式データ及び固定長形式データに含まれる階層名の出現順序が前記データチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合するか否かを判定する第1工程と、該第1工程により前記変換元データの階層名の出現順序がデータチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合しないと判定したとき、前記変換元データがエラーと通知する第2工程とを実行することを第1の特徴とする。
前記データチェックエンジン部が、前記変換元データを1階層毎に読み込み、今回読み込んだ階層名に対応する階層出現順位値が、前回読み込んだ階層名に対応する階層出現順位値以下か否かを判定する第3工程と、該第3工程の判定により今回読み込んだ階層出現順位値が前回読み込んだ階層出現順位値以下でないと判定したとき、該今回読み込んだ階層名の下層に必須の階層名が格納されているかを前記必須フラグを参照して判定する第4工程と、前記第3工程の判定により今回読み込んだ階層出現順位値が前回読み込んだ階層出現順位値以下であると判定したとき、前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名があるか否かを前記必須フラグにより判定する第5工程とを実行し、
前記第4工程により下層に必須の階層名が格納されていないと判定、又は前記第5工程により前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名がないと判定したとき、変換元データが整合ありと判定し、
前記第4工程により下層に必須の階層名が格納されていると判定、又は前記第5工程により前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名があると判定したとき、変換元データが整合なしと判定することを第2の特徴とする。
マークアップ言語形式データを構成する階層名と該階層名に対応したタグ名と該階層名の出現順序と必須項目か否かを示す必須フラグとを含むマークアップ言語データ構造情報を格納したマークアップ言語定義情報テーブル部と、
前記マークアップ言語形式データの階層名と固定長形式データの階層名との階層名対応情報を格納した変換定義情報テーブル部と、
前記固定長定義情報テーブル部に格納した固定長データ構造情報と前記マークアップ言語定義情報テーブル部に格納したマークアップ言語データ構造情報と前記変換定義情報テーブル部に格納した階層名対応情報とを読み込み、該読み込んだ固定長データ構造情報とマークアップ言語データ構造情報と階層名対応情報とを基に、固定長形式データをマークアップ言語形式データに変換又はマークアップ言語形式データを固定長形式データに変換するための変換パラメータ情報を生成すると共に、固定長形式データ及びマークアップ言語形式データが前記固定長データ構造情報及びマークアップ言語データ構造情報と整合性が有るか否かを判定するためのデータチェックパラメータ情報を生成するパラメータ生成エンジン部と、
前記データチェックパラメータ情報を基に変換元のマークアップ言語形式データ及び固定長形式データの前記整合性を検証するためのデータチェックエンジン部とを備え、マークアップ言語により記述されたマークアップ言語形式データとデータ種及びデータ長さを予め固定して記述された固定長形式データとの相互変換を行うデータ変換方法であって、
前記データチェックエンジンに、
前記変換元のマークアップ言語形式データ及び固定長形式データに含まれる階層名の出現順序が前記データチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合するか否かを判定する第1工程と、該第1工程により前記変換元データの階層名の出現順序がデータチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合しないと判定したとき、前記変換元データがエラーと通知する第2工程とを実行させることを第3の特徴とする。
前記データチェックエンジン部に、
前記変換元データを1階層毎に読み込み、今回読み込んだ階層名に対応する階層出現順位値が、前回読み込んだ階層名に対応する階層出現順位値以下か否かを判定する第3工程と、該第3工程の判定により今回読み込んだ階層出現順位値が前回読み込んだ階層出現順位値以下でないと判定したとき、該今回読み込んだ階層名の下層に必須の階層名が格納されているかを前記必須フラグを参照して判定する第4工程と、前記第3工程の判定により今回読み込んだ階層出現順位値が前回読み込んだ階層出現順位値以下であると判定したとき、前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名があるか否かを前記必須フラグにより判定する第5工程とを実行し、
前記第4工程により下層に必須の階層名が格納されていないと判定、又は前記第5工程により前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名がないと判定したとき、変換元データが整合ありと判定し、
前記第4工程により下層に必須の階層名が格納されていると判定、又は前記第5工程により前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名があると判定したとき、変換元データが整合なしと判定することを第4の特徴とする。
さて、本実施形態によるデータ変換システムは、例えば電子商取引におけるEDIシステムに含まれるものであって、図1に示す如く、変換前後のデータ形式の定義情報を基に変換パラメータ201及びデータチェックパラメータ302を生成するデータ変換定義設定システム100と、該データ変換定義設定システム100が生成した変換パラメータ201を用いて入力データ(例えば固定長形式データ)202を出力データ(XML形式データ)204に変換するデータ変換システム200と、前記データチェックパラメータ302及び入力データ202を入力して入力データ202の整合性をチェックするデータチェックシステム300とから構成されている。尚、本明細書では、ハードウェア的な図示及び説明を行うが、前述の各システムはコンピュータのメモリに格納されるデータやプログラムによって構成されるものである。
前記データ変換定義設定システム100は、電子商取引のデータを予め固定長のデータ形式として定義した固定長定義情報を格納する固定長定義情報テーブル部101と、電子商取引のデータを予めXMLのデータ形式として定義したXML定義情報を格納するXML定義情報テーブル部103と、前記固定長定義情報とXML定義情報間相互の変換情報を格納する変換定義情報テーブル部102と、前記固定長定義情報テーブル部101に格納した固定長定義情報とXML定義情報テーブル部103に格納したXML定義情報と前記変換定義情報テーブル部102に格納した変換情報とを基に、後述する変換パラメータ201及びデータチェックパラメータ302を生成するパラメータ生成エンジン部104とから構成される。
前記固定長定義情報テーブル部101に格納した固定長定義情報の構造は、例えば図5(a)に示す如く、階層名として、「転送ヘッダ」「ファイルヘッダ」「伝票ヘッダ」「伝票明細」の4階層名であること、各々の識別文字が「S」「A」「B」「D」と定義されていること、各レコード長が256ビットであることがデータ構造として定義されている。この固定長定義情報テーブル部101には、項目名に応じた固定長データの開始位置/長さ/属性の固定長データの項目情報が定義されており、これは例えば図6(a)に示す如く、項目名「レコード区分」の開始位置が「1」、長さが「1」、属性が「X」の如く定義されており、他の項目名に対する項目情報も図示の通りである。
前記変換定義情報テーブル部102に格納した変換情報の構造は、図5(b)に示す如く、変換元(固定長形式)と変換後(XML形式)の定義名の対応は、変換元「階層名」が変換後「階層名」、変換元「転送ヘッダ」が変換後「SBDH」、変換元「ファイルヘッダ」が「ヘッダ」、変換元「伝票ヘッダ」が変換後「取引」、変換元「伝票明細」が変換後「明細」に各々対応しているとして定義されている。この変換定義情報テーブル部102には、変換元の固定長形式の項目名に対応する変換後のXML形式の項目名及び変換情報が登録されており、これは、例えば図6(b)に示す如く、変換元項目名「伝票番号」に対応する変換後の項目名が「明細番号」であり、変換情報が「前ゼロ埋め(桁数に対して桁数上位の空き桁にゼロを挿入する)」形式であるの如く定義されており、他の項目名に対する情報も図示の通りである。
前記XML定義情報テーブル部103に格納したXML定義情報の構造は、図5(b)に示す如く、階層名に対する「タグ名」「出現順序」「必須か任意か」の各項目が定義されており、例えば階層名「SBDH」(Standard Business Document Header)のタグ名が「shStandardBussinessDocumentHeader」、出現順序が「1」、「必須フラグ」として格納されている。このXML定義情報テーブル部103には、項目名に対するタグ名(XPath)/属性/桁数/必須か任意かの区分情報のXML項目情報が定義されており、これは例えば図6(c)に示す如く、項目名「明細番号」のタグ名(XPath)が「data/list/item/lineNumber」、属性が「英数」、桁数が「最大4」、区分情報が「必須」の如く定義されており、他の項目名に対する項目情報も図示の通りである。この前記XML定義情報テーブル部103には、項目名に対するタグ名(XPath)/属性/桁数/必須か任意かの区分情報のXML項目情報が定義されており、これは例えば図6(c)に示す如く、項目名「明細番号」のタグ名(XPath)が「data/list/item/lineNumber」、属性が「英数」、桁数が「最大4」、区分情報が「必須」の如く定義されており、他の項目名に対する項目情報も図示の通りである。尚、図6(c)では省略しているが、階層名の出現順位を図5(c)と同様に数値として格納しても良い。
次に、前述の様に構成した本実施形態によるデータ変換システム(EDIシステム)が固定長形式データをXML形式データに変換する動作を動作フロー図を参照して説明する。
[入力データの整合性チェック動作]
まず、本実施形態によるデータ変換システムによる入力データの整合性チェック動作を説明する。この整合性チェック動作は、図2に示す如く、データチェックシステム300のデータチェックエンジン部301が、データチェックパラメータ302からデータチェックパラメータを読み込むステップS501と、チェック対象の入力データの1階層データを読み込むステップS502と、該読み込んだ1階層データの構造チェックを行い、不整合(NG)と判定したときにエラーログを出力するステップS508に移行するステップS503と、該ステップS503において構造チェック結果が整合性あり(OK)と判定されたときに前記1階層データを読み込むステップS504と、該読み込んだ1階層データの項目チェックを行い、不整合(NG)と判定したときに前記ステップS508に移行するステップS505と、該ステップS505により整合性あり(OK)と判定されたときにコードリストのチェックを行い、不整合(NG)と判定したときに前記ステップS508に移行するステップS506と、チェック対象のデータが末尾(最下層)か否かを判定し、末尾でないと判定したときに前記ステップS502に戻り、末尾と判定したときに処理を終了するステップS507とを実行する。
次いで本実施形態によるデータ変換システムは、データチェックシステム300が、前述の変換エンジン部203が変換パラメータを参照してデータ変換(例えば、固定長形式データをXML形式データに変換)するものであって、この変換動作を図3を参照して説明する。
この変換動作処理は、図3に示す如く、データ変換定義設定システム100のパラメータ生成エンジン103が、固定長定義情報テーブル部101から固定長定義情報を読み込むと共にXML定義情報テーブル部103からXML定義情報を読み込むステップS101と、これら読み込んだ定義情報を基にデータチェックパラメータ302を出力するステップS102と、データチェックエンジン部301が、固定長形式の入力データ202及び前述のデータチェックパラメータ302を基に入力データのデータチェックを行うステップS103と、該ステップS103によるチェック結果が正常(不整合がない入力データ)であるか否かを判定するステップS105と、該ステップS105により異常ありと判定したとき、チェック結果データ303を参照し、入力データの異常(不整合)箇所を修正して前記ステップS102に戻るステップS104と、前記ステップS105において異常(不整合)なしと判定したとき、前記変換パラメータ201を変換エンジン部203に出力するステップS106と、変換エンジン部203が、前記入力した変換パラメータ201を用いて入力データ202を変換し、出力データ204として出力するステップS107とを実行することによって、入力データの整合性のチェックを行った後にデータ変換を行う様に動作することができる。
前記ステップS102によるデータチェックパラメータを出力する処理は、図8に示す如く、パラメータ生成エンジン部104が、固定長定義情報テーブル部101から固定長定義情報を読み込むと共にXML定義情報テーブル部103からXML定義情報を読み込むステップS201と、該読み込んだ固定長定義情報及びXML定義情報を入力データチェックワークテーブル(図示しないメモリ上の一時記憶領域)に、図5に示した各情報を出現順序/必須又は任意等の階層情報として格納して反映させるステップS202と、前記入力データチェックワークテーブルに、図6に示した項目定義情報を属性/桁数/必須又は任意等の項目情報に格納して反映させるステップS203と、入力データチェックワークテーブルに格納した各データ内容をデータチェックパラメータ302として出力するステップS204とを実行することによって、データチェックパラメータ302として出力することができる。
前記ステップS102による変換パラメータ201の生成(出力)処理は、図9に示す如く、パラメータ生成エンジン部104が、固定長定義情報テーブル部101から固定長定義情報を読み込むと共にXML定義情報テーブル部103からXML定義情報を読み込むステップS301と、該読み込んだ固定長定義情報及びXML定義情報を後述の如く紐付けた階層情報として変換定義ワークテーブル(図示しないメモリ上の一時記憶領域)に格納して反映させるステップS302と、前記変換定義ワークテーブルに、各定義情報を紐付けた要素情報を追加するステップS303と、該変換定義ワークテーブルに格納した各種情報をデータチェックパラメータ302として出力するステップS304とを実行する。
前述の図3変換処理においてステップS105によりデータチェックエンジン部301が実行する入力データ202の構造チェック処理手順の詳細を次に図12を参照して説明する。
このチェック処理手順は、データチェックエンジン部301が、図12に示す如く、取得した1階層情報が階層チェックが初回か否かを判定するステップS401と、該ステップS401において初回でないと判定したとき、前回のチェック対象階層情報の階層出現順序(番号)と現在のチェック対象の階層出現順序(番号)とを比較するステップS402を実行する。前記階層出現順位とは、図4に示したデータの各階層の予め定められた出現する順位(順番)であって、前述のステップS402においては、今回の階層出現順位(例えば2階層目)が、前回の階層出現順位(例えば1階層目)と等しいか小さいか(≧)を判定することによって、今回階層出現順位が前回階層出現順位と同位又は下位か否かを判定する。
前記第2工程において今回チェック階層の下層に必須の階層が構造定義情報では存在しないと判定(ステップS404においてN)したとき、又は第3工程において前回階層と今回階層との間に必須の階層が構造定義情報では存在すると判定したとき(ステップS403においてY)、入力データが整合性があることをチェックし、前記第2工程において今回チェック階層の下層に必須の階層が構造定義情報では存在すると判定(ステップS404においてY)したとき、又は第3工程において前回階層と今回階層との間に必須の階層が構造定義情報では存在しないと判定したとき(ステップS403においてN)、入力データが不整合性があることをチェックすることができる。
前述の図3チェック処理においてステップS105によりデータチェックエンジン部301が実行する入力データ202のチェック処理手順の詳細を次に図13を参照して説明する。
前記図2のコードリストチェックを行うステップS506の処理動作を次に図14を参照して説明する。このコードリストチェック処理は、図14に示す如く、まずステップS504にて取得した1項目情報がコード変換テーブル(図7[a]の変換定義情報)の該当項目入力値の何れかに一致するか否かを判定し、該当項目入力値の何れかに一致したときに整合性ありのステップS702に移行し、該当項目入力値の何れかに一致しない際には整合性なしとするステップS703に移行するステップS701を実行することによって、コードリストチェックを行うことができる。
Claims (4)
- マークアップ言語により記述されたマークアップ言語形式データとデータ種及びデータ長さを予め固定して記述された固定長形式データとの相互変換をコンピュータにより行うデータ変換システムであって、
前記固定長形式データを構成する階層名と該階層名に対応したデータ開始位置とデータ長さとデータ属性と該階層名の出現順序と必須項目か否かを示す必須フラグとを含む固定長データ構造情報を格納した固定長定義情報テーブル部と、
前記マークアップ言語形式データを構成する階層名と該階層名に対応したタグ名と該階層名の出現順序と必須項目か否かを示す必須フラグとを含むマークアップ言語データ構造情報を格納したマークアップ言語定義情報テーブル部と、
前記マークアップ言語形式データの階層名と固定長形式データの階層名との階層名対応情報を格納した変換定義情報テーブル部と、
前記固定長定義情報テーブル部に格納した固定長データ構造情報と前記マークアップ言語定義情報テーブル部に格納したマークアップ言語データ構造情報と前記変換定義情報テーブル部に格納した階層名対応情報とを読み込み、該読み込んだ固定長データ構造情報とマークアップ言語データ構造情報と階層名対応情報とを基に、固定長形式データをマークアップ言語形式データに変換又はマークアップ言語形式データを固定長形式データに変換するための変換パラメータ情報を生成すると共に、固定長形式データ及びマークアップ言語形式データが前記固定長データ構造情報及びマークアップ言語データ構造情報と整合性が有るか否かを判定するためのデータチェックパラメータ情報を生成するパラメータ生成エンジン部と、
前記データチェックパラメータ情報を基に変換元のマークアップ言語形式データ及び固定長形式データの前記整合性を検証するためのデータチェックエンジン部とを備え、
前記データチェックエンジン部が、前記変換元のマークアップ言語形式データ及び固定長形式データに含まれる階層名の出現順序が前記データチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合するか否かを判定する第1工程と、該第1工程により前記変換元データの階層名の出現順序がデータチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合しないと判定したとき、前記変換元データがエラーと通知する第2工程とを実行するデータ変換システム。 - 前記マークアップ言語定義情報テーブル部が、前記マークアップ言語形式データに含まれる階層名の出現順序を、最上階層名段を所定の値に設定し、該最上段から下層になるに従って前記所定の値を増加させる数値として格納し、
前記データチェックエンジン部が、前記変換元データを1階層毎に読み込み、今回読み込んだ階層名に対応する階層出現順位値が、前回読み込んだ階層名に対応する階層出現順位値以下か否かを判定する第3工程と、該第3工程の判定により今回読み込んだ階層出現順位値が前回読み込んだ階層出現順位値以下でないと判定したとき、該今回読み込んだ階層名の下層に必須の階層名が格納されているかを前記必須フラグを参照して判定する第4工程と、前記第3工程の判定により今回読み込んだ階層出現順位値が前回読み込んだ階層出現順位値以下であると判定したとき、前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名があるか否かを前記必須フラグにより判定する第5工程とを実行し、
前記第4工程により下層に必須の階層名が格納されていないと判定、又は前記第5工程により前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名がないと判定したとき、変換元データが整合ありと判定し、
前記第4工程により下層に必須の階層名が格納されていると判定、又は前記第5工程により前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名があると判定したとき、変換元データが整合なしと判定する請求項1記載のデータ変換システム。 - 固定長形式データを構成する階層名と該階層名に対応したデータ開始位置とデータ長さとデータ属性と該階層名の出現順序と必須項目か否かを示す必須フラグとを含む固定長データ構造情報を格納した固定長定義情報テーブル部と、
マークアップ言語形式データを構成する階層名と該階層名に対応したタグ名と該階層名の出現順序と必須項目か否かを示す必須フラグとを含むマークアップ言語データ構造情報を格納したマークアップ言語定義情報テーブル部と、
前記マークアップ言語形式データの階層名と固定長形式データの階層名との階層名対応情報を格納した変換定義情報テーブル部と、
前記固定長定義情報テーブル部に格納した固定長データ構造情報と前記マークアップ言語定義情報テーブル部に格納したマークアップ言語データ構造情報と前記変換定義情報テーブル部に格納した階層名対応情報とを読み込み、該読み込んだ固定長データ構造情報とマークアップ言語データ構造情報と階層名対応情報とを基に、固定長形式データをマークアップ言語形式データに変換又はマークアップ言語形式データを固定長形式データに変換するための変換パラメータ情報を生成すると共に、固定長形式データ及びマークアップ言語形式データが前記固定長データ構造情報及びマークアップ言語データ構造情報と整合性が有るか否かを判定するためのデータチェックパラメータ情報を生成するパラメータ生成エンジン部と、
前記データチェックパラメータ情報を基に変換元のマークアップ言語形式データ及び固定長形式データの前記整合性を検証するためのデータチェックエンジン部とを備え、マークアップ言語により記述されたマークアップ言語形式データとデータ種及びデータ長さを予め固定して記述された固定長形式データとの相互変換を行うデータ変換方法であって、
前記データチェックエンジンに、
前記変換元のマークアップ言語形式データ及び固定長形式データに含まれる階層名の出現順序が前記データチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合するか否かを判定する第1工程と、該第1工程により前記変換元データの階層名の出現順序がデータチェックパラメータ情報に含まれる階層名の出現順序と整合しないと判定したとき、前記変換元データがエラーと通知する第2工程とを実行するデータ変換方法。 - 前記マークアップ言語定義情報テーブル部が、前記マークアップ言語形式データに含まれる階層名の出現順序を、最上階層名段を所定の値に設定し、該最上段から下層になるに従って前記所定の値を増加させる数値として格納し、
前記データチェックエンジン部に、
前記変換元データを1階層毎に読み込み、今回読み込んだ階層名に対応する階層出現順位値が、前回読み込んだ階層名に対応する階層出現順位値以下か否かを判定する第3工程と、該第3工程の判定により今回読み込んだ階層出現順位値が前回読み込んだ階層出現順位値以下でないと判定したとき、該今回読み込んだ階層名の下層に必須の階層名が格納されているかを前記必須フラグを参照して判定する第4工程と、前記第3工程の判定により今回読み込んだ階層出現順位値が前回読み込んだ階層出現順位値以下であると判定したとき、前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名があるか否かを前記必須フラグにより判定する第5工程とを実行し、
前記第4工程により下層に必須の階層名が格納されていないと判定、又は前記第5工程により前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名がないと判定したとき、変換元データが整合ありと判定し、
前記第4工程により下層に必須の階層名が格納されていると判定、又は前記第5工程により前回読み込んだ階層名と今回読み込んだ階層名との間に必須の階層名があると判定したとき、変換元データが整合なしと判定する請求項3記載のデータ変換方法。
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