JP2016157198A - 送信されたヘルスデータの整合性を確認するための方法、装置、およびプログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

送信されたヘルスデータの整合性を確認するための方法、装置、およびプログラムが記録された記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】送信されたヘルスデータの整合性確認を、少ないメモリ使用量で実施する方法、装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】ヘルスデータに含まれている複数のセグメントのうち、最上位のセグメントが属する階層を示す階層情報に対応付けられた名称情報を、整合性確認マップ格納部14に格納されたOBXマップから取得し、OBXマップから取得された名称情報に対応付けられた、複数のセグメントの各々の名称情報を、整合性確認マップ格納部14に格納された識別マップから取得する。識別マップから取得された複数のセグメントの各々の名称情報が、受信されたヘルスデータに含まれている、同じ上下関係に関連付けられている各セグメントの各々の名称情報と一致する場合、送信されたヘルスデータが整合していると判定し、一致していない場合、送信されたヘルスデータが整合していないと判定するヘルスデータ整合性確認部15を備える。
【選択図】図4

Description

この発明は、送信されたヘルスデータの整合性を確認するための方法、装置、およびプログラムが記録された記録媒体に関し、特に、健康管理や健康増進を目的にデバイスによって収集されたヘルスデータを、サーバへ送信した場合に、その送信が正しくなされているのかを確認するための方法、装置、およびプログラムが記録された記録媒体に関する。
最近、健康増進や介護予防を目的として、血圧や歩数などの個人のヘルスデータ(「バイタルデータ」とも呼ばれる)を、血圧計や歩数計のようなヘルスケア・デバイスから取得して、サーバへ送信し、サーバによってデータベースに登録させ、登録されたヘルスデータを用いて、医師や保健師等が、個人の健康管理に活用することがなされている。
この種の技術では、個人のヘルスデータをサーバにおいて一元管理するため、インターネット等の公衆ネットワークを介して、ヘルスデータをサーバに登録するための標準仕様であるContinuaのWAN−IF(非特許文献1)が用いられている。
WAN−IFの基本構成には、送信装置と、サーバ等の受信装置と、データベースとが含まれる。
WAN−IFでは、セッション層にSOAP(Simple Object Access Protocol)が用いられ、プレゼンテーション層に、保健医療情報交換のための標準規格であるHL7が採用されている。
送信装置では、血圧や歩数などのヘルスデータが、ヘルスケア・デバイスから取得され、HL7形式に変換される。次に、SOAPメッセージが作成され、HL7形式に変換されたヘルスデータが、SOAPメッセージの本体(Body)に組み込まれ、受信装置に送信される。
受信装置では、SOAPメッセージが受信され、本体(Body)に組み込まれているHL7形式のヘルスデータが構文解析され、取得される。そして、このように取得されたヘルスデータは、正しく送信されたことが確認された後にデータベースへ格納される。
以下に、この確認方法を説明する。
HL7形式のヘルスデータMは、図3に示すように、階層構造をなしている。
図3は、ヘルスデータとして、血圧データを取り扱う場合の例である。図3中においてOBXから始まる各データ行が、ヘルスケア・デバイスから取得されたデータであり、それ以外の各データ行は、例えば認証データのようなデータを示している。
OBXから始まる各データは、OBX−1,OBX−2,OBX−3,OBX−4,OBX−5,・・・から構成される。これら各データ項目については、HL7プロトコルで規定されているので、詳細な説明は省略するが、データ行aに示すOBX|2は、OBX−4が(1)となっており、1階層目のデータであることが規定されている。また、データ行bに示すOBX|3は、OBX−4が(1.0.1)となっており、3階層目のデータであることが規定されている。同様に、データ行c、d、e、fに示すOBX|4は、OBX−4がそれぞれ(1.0.1.1)、(1.0.1.2)、(1.0.1.3)、および(1.0.0.1)となっており、4階層目のデータであることが規定されている。
従来、受信装置は、図3に示すようなHL7形式のヘルスデータMを受信すると、OBX−3とOBX−4とが正しい組み合わせであるか否かをチェックすることによって、送信されたデータの整合性の確認を行っている。受信装置は、この整合性確認のために、図9に示すように、OBX−3とOBX−4との対応付けが予め明記された整合性確認用テーブルTを準備している。
そして、受信装置は、図3に例示されるようなHL7形式のヘルスデータMを受信すると、データ行a、b、c、d、e、fのそれぞれにおいて、OBX−3とOBX−4とが、図9に例示される整合性確認用テーブルTに記載されている内容と一致しているか否かを確認する。そして、不一致がなければ、送信されたヘルスデータは、正しいヘルスデータであると判定して、データベースに登録している。
このように、従来は、整合性確認用テーブルTを用いた整合性確認を行うことにより、不正なデータがデータベースに格納されないようにされている。
特開2007-318289号公報 特開2014-006734号公報 特開2009-187100号公報 特開2006-323468号公報 特開2006-305216号公報 特開2006-260082号公報 特開2006-255028号公報 特開2006-085609号公報
H.810 Interoperability design guidelines for personal health systems Version Endorphin plus Errata (CDG 2014)
しかしながら、このような従来の整合性確認方法では、以下のような問題がある。
すなわち、従来の整合性確認方法では、図9に例示されるような整合性確認用テーブルTが使用されている。
そして、この整合性確認テーブルTは、多くのメモリを必要とするという問題がある。整合性確認を要するデータ行の数(以下、「OBXセグメント数」と称する)をnとすると、2n個のデータを格納する整合性確認テーブルTのためのメモリが必要となる。例えば、OBXセグメント数が6である場合、図9のように、12個ものデータを格納する整合性確認テーブルTのためのメモリが必要となってしまう。
したがって、受信装置のメモリを増設することが必要になる場合もある。これは、コストアップにつながる。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、送信されたヘルスデータの整合性確認を、できるだけ少ないメモリ使用量で実施することが可能な方法、装置、およびプログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、以下のような構成要素を備えている。
すなわち、本発明の第1の観点は、送信されたヘルスデータの整合性を確認するための装置、方法、およびプログラムが記録された記録媒体である。ここで、ヘルスデータは、互いに上下関係を有する複数の階層のうちの何れかに属する複数のセグメントを含み、同じ上下関係に関連付けられている各セグメントは、属する階層を示す階層情報に、共通の情報を含んでいる。
また、同じ上下関係に関連付けられている複数のセグメントのうち、最上位のセグメントが属する階層を示す階層情報と、最上位のセグメントの名称情報とを対応付けてなる第1のマップと、同じ上下関係に関連付けられている複数のセグメントの各々の名称情報と、最上位のセグメントの名称情報とを対応付けてなる第2のマップとを予め設けておく。
そして、送信されたヘルスデータを受信と、受信されたヘルスデータに含まれている複数のセグメントのうち、最上位のセグメントが属する階層を示す階層情報に対応付けられた名称情報を、第1のマップから取得し、第1のマップから取得された名称情報に対応付けられた、複数のセグメントの各々の名称情報を、第2のマップから取得し、第2のマップから取得された複数のセグメントの各々の名称情報が、受信されたヘルスデータに含まれている、同じ上下関係に関連付けられている各セグメントの各々の名称情報と一致する場合、送信されたヘルスデータが整合していると判定し、一致していない場合、送信されたヘルスデータが整合していないと判定する。
そして、一致していると判定された場合、前記送信されたヘルスデータを、データベースに書き込む。
また、この発明の第1の観点は以下のような態様を備えることを特徴とする。
すなわち、送信されたヘルスデータは、HL7形式のヘルスデータとすれば、セグメントは、OBXセグメントであり、名称情報は、OBX−3において定義され、共通の情報は、OBX−4において定義される数値情報となる。
このように、付加データを用いてヘルスデータの送信を効率的に行うことは、上記特許文献1乃至8の何れによってもなされていない。
すなわちこの発明によれば、整合性確認に必要なデータの量を低減することによって、送信されたヘルスデータの整合性確認を、できるだけ少ないメモリ使用量で実施することが可能な方法、装置、およびプログラムが記録された記録媒体を提供することができる。
このように、第1のマップと第2のマップとを用いることによって、少ないメモリ使用量でヘルスデータの整合性確認を行う技術は、上記特許文献1乃至8の何れにも開示されていない。
図1は、本実施形態に係るヘルスデータ受信装置10が適用されたシステム全体の構成例を示す概念図である。 図2は、ヘルスデータ送信装置34の構成例を示す機能ブロック図である。 図3は、メッセージ作成部38によって作成されたHL7データMの一例である。 図4は、ヘルスデータ受信装置10の構成例を示す機能ブロック図である。 図5は、OBXマップP1の構成例を示す図である。 図6は、識別マップP2の構成例を示す図である。 図7は、本実施形態に係るヘルスデータ受信装置10の動作例を示すフローチャートである。 ヘルスデータの種類と、OBXセグメントの数(n)との関係を示す一覧である。 従来技術において整合性確認のために使用されている整合性確認用テーブルTの構成例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態に係る、送信されたヘルスデータの整合性を確認するための方法が適用されたヘルスデータ受信装置10を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るヘルスデータ受信装置10が適用されたシステム全体の構成例を示す概念図である。
図1において、ヘルスデータ送信装置34は、例えばContinua対応の血圧計等のようなヘルスデバイス32によって取得されたヘルスデータ(ヘルスデバイス32が血圧計の場合には血圧、ヘルスデバイス32が歩数計の場合には歩数、等)を、サーバ20側に設けられたデータベース22に格納させるために、ヘルスデータ受信装置10へ送信する。
ヘルスデータ送信装置34およびヘルスデバイス32は、例えば、ユーザの自宅30に設けられ、サーバ20は、例えばWAN40のような通信ネットワークを介してヘルスデータ送信装置34と通信可能な状態で、ユーザの自宅30から遠隔に位置している。
このようなWAN40を用いたネットワーク構成では、公衆回線に接続するためのファイアウォール等を適宜備える場合があるが、ここではその図示及び詳細説明を省略する。
図2は、ヘルスデータ送信装置34の構成例を示す機能ブロック図である。
ヘルスデータ送信装置34は、ヘルスデータ送信装置34の全体動作を制御するCPU35と、CPU35に接続された通信バス36を介してそれぞれ接続されたヘルスデータ取得部37と、メッセージ作成部38と、メッセージ通信部39とを備えている。
ヘルスデータ取得部37は、ヘルスデバイス32によって取得されたヘルスデータ(ヘルスデバイス32が血圧計の場合には血圧、ヘルスデバイス32が歩数計の場合には歩数、等)を、ヘルスデバイス32から取得する。
メッセージ作成部38は、ヘルスデータ取得部37によって取得されたヘルスデータを含むHL7データを作成する。
図3は、メッセージ作成部38によって作成されたHL7データMの一例である。
メッセージ通信部39は、SOAPメッセージを作成し、メッセージ作成部38によって作成された例えば図3に示されるようなHL7データMを、SOAPメッセージの本体(Body)に組み込む。そして、このSOAPメッセージを、WAN40を介してサーバ20側へ送信する。
このようにしてサーバ20側へ送信されたSOAPメッセージを、サーバ20のヘルスデータ受信装置10が受信する。
図4は、ヘルスデータ受信装置10の構成例を示す機能ブロック図である。
ヘルスデータ受信装置10は、ヘルスデータ受信装置10の全体動作を制御するCPU11と、CPU11に接続された通信バス12を介してそれぞれ接続された通信部13と、整合性確認マップ格納部14と、ヘルスデータ整合性確認部15と、ヘルスデータ書込部16とを備えている。
通信部13は、SOAPメッセージを受信すると、受信したSOAPメッセージをヘルスデータ整合性確認部15に渡すとともに、WAN40を介してヘルスデータ送信装置34へ応答メッセージを返信する。
ヘルスデータ整合性確認部15は、通信部13からSOAPメッセージを渡されると、SOAPメッセージの本体(Body)に組み込まれているHL7データMを取得する。そして、HL7データMに含まれるヘルスデータが、ヘルスデータ送信装置34から正しく送信されたものであるか否かを、整合性確認マップ格納部14に格納された2つのマップ、すなわち、OBXマップP1と識別マップP2とを用いて判定する。
OBXマップP1は、例えば図5にその構成例を示すように、HL7データMにおけるOBX−4の最上位の数値(左列)と、それに対応するOBX−3(右列)とを示している。図3に示すHL7データMの例では、OBX−4の最上位は、データ行aのように、OBX|2である1階層目であり、その値は“1”であるので、OBXマップP1の左列には“1”が記載される。また、それに対応するOBX−3は、“528391^MDC_DEV_SPEC_PROFILE_BP^MDC”であるので、OBXマップP1の右列にはそれが記載される。
また、識別マップP2は、例えば図6にその構成例を示すように、HL7データMにおけるOBX−3(左列)と、OBX−4の最上位に対応するOBX−3(右列)とを示している。図3に示すHL7データMの例では、データ行a、b、c、d、e、fのように、6つの階層構造をなすOBXが存在する。なお、OBX|1であるデータ行gもOBXであるが、OBX|1のOBX−4は(0.0.0.1)となっている。HL7データMでは、同じ上下関係に関連付けられているOBXは、先頭の数値が同一となる。したがって、OBX−4の先頭の数値が何れも“1”であるデータ行a、b、c、d、e、fは、同じ上下関係に関連付けられている一方、OBX−4の先頭の数値が“0”であるデータ行gは、同じ上下関係に関連付けられていないので、図6に記載される対象とはならない。
よって、図6に示す識別マップP2の左列には、図3に示すHL7データMの例では、データ行a、b、c、d、e、fに記載されたOBX−3が記載される。また、図6に示す識別マップP2の右列には、OBX−4の最上位に対応するOBX−3が記載される。図3に示すHL7データMの例では、OBX−4の最上位は、データ行aのように、OBX|2である1階層目であり、それに対応するOBX−3は、“528391^MDC_DEV_SPEC_PROFILE_BP^MDC”であるので、OBXマップP1の右列にはそれが記載される。すなわち、識別マップP2の右列は、対応するOBXマップP1の右列と同一となる。
ヘルスデータ整合性確認部15は、HL7データMを取得すると、HL7データMから、OBX−4の最上位の数値情報を取得する。図3に示すHL7データMの場合、OBX−4の最上位の数値は、データ行bに示されるOBX|2である1階層目であるので“1”となる。
ヘルスデータ整合性確認部15は次に、整合性確認マップ格納部14に格納されているOBXマップP1を参照する。そして、OBXマップP1を用いて、前述したように取得されたOBX−4の最上位の数値である“1”(左列)に対応するOBX−3(右列)を取得する。図5に示す例では、OBX−4の最上位の数値である“1”(左列)に対応するOBX−3は“528391^MDC_DEV_SPEC_PROFILE_BP^MDC”(右列)である。
ヘルスデータ整合性確認部15は次に、整合性確認マップ格納部14に格納されている識別マップP2を参照する。そして、識別マップP2を用いて、前述したように取得された、OBX−4の最上位の数値に対応するOBX−3(左列)に属するOBX−3(右列)を取得する。
そして、HL7データMに含まれる各OBXセグメント(すなわち、データ行a、b、c、d、e、f)のOBX−3が、識別マップP2のOBX−3(左列)に記載されたものと一致するか否かを判定する。
そして、一致していれば、HL7データMに含まれるヘルスデータが、ヘルスデータ送信装置34から正しく送信されたものであると判定し、このヘルスデータをデータベース22に書き込む。
一方、不一致があった場合には、HL7データMに含まれるヘルスデータは、ヘルスデータ送信装置34から正しく送信されたものではないと判定し、このヘルスデータをデータベース22に書き込まない。
次に、以上のように構成した本実施形態に係るヘルスデータ受信装置10の動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。
ヘルスデバイス32によって取得されたヘルスデータは、ヘルスデータ送信装置34に送られ、そこで、HL7データMに変換され、さらに、HL7データMが、SOAPメッセージの本体(Body)に組み込まれる。そして、このSOAPメッセージが、WAN40を介してサーバ20側へ送信される。
このようにして送信されたSOAPメッセージは、ヘルスデータ受信装置10の通信部13によって受信され、通信部13から、ヘルスデータ整合性確認部15に渡される(S1)。これに応じて、通信部13からヘルスデータ送信装置34へと応答メッセージが返信される(S2)。
ヘルスデータ整合性確認部15では、SOAPメッセージの本体(Body)から、HL7データMが取得される(S3)。そして、HL7データMに含まれるヘルスデータが、ヘルスデータ送信装置34から正しく送信されたものであるか否かが、整合性確認マップ格納部14に格納された2つのマップ、すなわち、OBXマップP1と識別マップP2とを用いて、ヘルスデータ整合性確認部15によって判定される。このようにヘルスデータ整合性確認部15によってなされる整合性確認処理を以下に説明する。
まず、ヘルスデータ整合性確認部15によって、HL7データMから、OBX−4の最上位の数値が取得される(S4)。図3に示すHL7データMの場合、OBX−4の最上位の数値は、データ行bに示されるOBX|2である1階層目である“1”となる。
次に、ヘルスデータ整合性確認部15によって、整合性確認マップ格納部14に格納されているOBXマップP1が参照される(S5)。そして、OBXマップP1を用いて、ステップS4で取得されたOBX−4の最上位の数値である“1”(左列)に対応するOBX−3(右列)が取得される(S6)。図5に示す例では、OBX−4の最上位の数値である“1”(左列)に対応するOBX−3は“528391^MDC_DEV_SPEC_PROFILE_BP^MDC”(右列)である。
さらに、ヘルスデータ整合性確認部15によって、整合性確認マップ格納部14に格納されている識別マップP2が参照される(S7)。そして、識別マップP2を用いて、ステップS6において取得された、OBX−4の最上位に対応するOBX−3(左列)に属するOBX−3(右列)が取得される(S8)。
そして、ヘルスデータ整合性確認部15によって、HL7データMに含まれる各OBXセグメント(すなわち、データ行a、b、c、d、e、f)のOBX−3が、識別マップP2の(左列)に記載されたものと一致するか否かが判定される(S9)。
そして、一致していれば(S9:Yes)、HL7データMに含まれるヘルスデータが、ヘルスデータ送信装置34から正しく送信されたものであると判定され(S10)、このヘルスデータが、ヘルスデータ書込部16によってデータベース22に書き込まれる(S11)。
一方、一致していない場合(S9:No)には、HL7データMに含まれるヘルスデータが、ヘルスデータ送信装置34から正しく送信されたものではないと判定され(S12)、このヘルスデータは、データベース22に書き込まれない。
上述したように、本実施形態に係るヘルスデータ受信装置10によれば、送信されたヘルスデータの整合性確認のために、図9に図示されるような整合性確認テーブルTに代えて、図5および図6に示すようなOBXマップP1および識別マップP2を用いる。HL7データMに含まれるOBXセグメントの数をnとすると、整合性確認テーブルTを用いる従来技術では、2n個のデータを格納するメモリ量が必要となる。一方、OBXマップP1および識別マップP2を用いる本実施形態では、n+3個のデータを格納するメモリ量が必要となる。すなわち、OBXセグメントの数であるnが、4より大きければ、本実施形態の方が、ヘルスデータの整合性確認のために必要なメモリ量を低減することができる。
本実施形態では、ヘルスデータが血圧の場合であるn=6の例について説明しているが、図8に示すように、ほとんどの種類のヘルスデータについてnは、5以上である。例えば、グルコース測定では、n=20であるので、従来技術では120個のデータを格納するメモリ量が必要であった一方、本実施形態によれば、23個のデータを格納するメモリ量だけで済む。
すなわち、本実施形態によれば、整合性確認に要するメモリの量を低減し、もって、受信装置のメモリに対する負荷を低減しつつ、送信されたヘルスデータの整合性を確認することが可能となる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、図7のフローチャートでは、説明を簡略にするために、便宜的に、ステップS4以降の整合性確認処理がすべてのOBXセグメントを対象に1回でなされる例を示しているが、ステップS4以降の整合性確認処理を、OBXセグメント毎に実施することを繰り返すようにしても良い。
もちろん、この発明の要旨を逸脱しない範囲であれば、適宜種々変形することによっても、本発明を実施することが可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10 ヘルスデータ受信装置、12 通信バス、13 通信部、14 整合性確認マップ格納部、15 ヘルスデータ整合性確認部、16 ヘルスデータ書込部、20 サーバ、22 データベース、30 自宅、32 ヘルスデバイス、34 ヘルスデータ送信装置、36 通信バス、37 ヘルスデータ取得部、38 メッセージ作成部、39 メッセージ通信部

Claims (8)

  1. 送信されたヘルスデータの整合性を確認するための装置であって、
    ヘルスデータは、互いに上下関係を有する複数の階層のうちの何れかに属する複数のセグメントを含み、
    同じ上下関係に関連付けられている各セグメントは、属する階層を示す階層情報に、共通の情報を含み、
    前記装置は、
    前記同じ上下関係に関連付けられている複数のセグメントのうち、最上位のセグメントが属する階層を示す階層情報と、前記最上位のセグメントの名称情報とを対応付けてなる第1のマップと、
    前記同じ上下関係に関連付けられている複数のセグメントの各々の名称情報と、前記最上位のセグメントの名称情報とを対応付けてなる第2のマップと、
    前記送信されたヘルスデータを受信する受信手段と、
    前記受信されたヘルスデータに含まれている複数のセグメントのうち、最上位のセグメントが属する階層を示す階層情報に対応付けられた名称情報を、前記第1のマップから取得し、前記第1のマップから取得された名称情報に対応付けられた、複数のセグメントの各々の名称情報を、前記第2のマップから取得し、前記第2のマップから取得された複数のセグメントの各々の名称情報が、前記受信されたヘルスデータに含まれている、前記同じ上下関係に関連付けられている各セグメントの各々の名称情報と一致する場合、前記送信されたヘルスデータが整合していると判定し、一致していない場合、前記送信されたヘルスデータが整合していないと判定する判定手段と、
    を備える装置。
  2. 前記第1のマップと前記第2のマップとを格納する格納手段、をさらに備える請求項1に記載の装置。
  3. 前記判定手段によって、一致していると判定された場合、前記送信されたヘルスデータを、データベースに書き込む書込手段、をさらに備える請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記送信されたヘルスデータは、HL7形式のヘルスデータであり、前記セグメントは、OBXセグメントであり、前記名称情報は、OBX−3において定義され、前記共通の情報は、OBX−4において定義される数値情報である、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の装置。
  5. 送信されたヘルスデータの整合性を確認するための方法であって、
    ヘルスデータは、互いに上下関係を有する複数の階層のうちの何れかに属する複数のセグメントを含み、
    同じ上下関係に関連付けられている各セグメントは、属する階層を示す階層情報に、共通の情報を含み、
    前記同じ上下関係に関連付けられている複数のセグメントのうち、最上位のセグメントが属する階層を示す階層情報と、前記最上位のセグメントの名称情報とを対応付けてなる第1のマップと、
    前記同じ上下関係に関連付けられている複数のセグメントの各々の名称情報と、前記最上位のセグメントの名称情報とを対応付けてなる第2のマップとを予め備え、
    前記送信されたヘルスデータを受信し、
    前記受信されたヘルスデータに含まれている複数のセグメントのうち、最上位のセグメントが属する階層を示す階層情報に対応付けられた名称情報を、前記第1のマップから取得し、
    前記第1のマップから取得された名称情報に対応付けられた、複数のセグメントの各々の名称情報を、前記第2のマップから取得し、
    前記第2のマップから取得された複数のセグメントの各々の名称情報が、前記受信されたヘルスデータに含まれている、前記同じ上下関係に関連付けられている各セグメントの各々の名称情報と一致する場合、前記送信されたヘルスデータが整合していると判定し、一致していない場合、前記送信されたヘルスデータが整合していないと判定する、方法。
  6. 前記送信されたヘルスデータは、HL7形式のヘルスデータであり、前記セグメントは、OBXセグメントであり、前記名称情報は、OBX−3において定義され、前記共通の情報は、OBX−4において定義される数値情報である、請求項5に記載の方法。
  7. 送信されたヘルスデータの整合性を確認するためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    ヘルスデータは、互いに上下関係を有する複数の階層のうちの何れかに属する複数のセグメントを含み、
    同じ上下関係に関連付けられている各セグメントは、属する階層を示す階層情報に、共通の情報を含み、
    前記同じ上下関係に関連付けられている複数のセグメントのうち、最上位のセグメントが属する階層を示す階層情報と、前記最上位のセグメントの名称情報とを対応付けてなる第1のマップと、前記同じ上下関係に関連付けられている複数のセグメントの各々の名称情報と、前記最上位のセグメントの名称情報とを対応付けてなる第2のマップとを予め記録し、
    前記コンピュータに、
    前記送信されたヘルスデータを受信する手順と、
    前記受信されたヘルスデータに含まれている複数のセグメントのうち、最上位のセグメントが属する階層を示す階層情報に対応付けられた名称情報を、前記第1のマップから取得する手順と、
    前記第1のマップから取得された名称情報に対応付けられた、複数のセグメントの各々の名称情報を、前記第2のマップから取得する手順と、
    前記第2のマップから取得された複数のセグメントの各々の名称情報が、前記受信されたヘルスデータに含まれている、前記同じ上下関係に関連付けられている各セグメントの各々の名称情報と一致する場合、前記送信されたヘルスデータが整合していると判定し、一致していない場合、前記送信されたヘルスデータが整合していないと判定する手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  8. 前記プログラムはさらに、前記一致していると判定された場合、前記コンピュータに、前記送信されたヘルスデータを、データベースに書き込む手順を実行させる、請求項7に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
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