JP4738244B2 - 電力量計検査装置 - Google Patents

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本発明は、電力量計の設置に伴う配線および動作確認のための電力量計検査装置に関する。
電力量計の設置の目的は、電力取引のために正確な計量を行うことである。従来、検査員は、配線工事後の自主点検検査では、電圧計・検相器等の測定器を使用し、電力量計が正常な使用状態であることを確認後、実際の電気機器等を使用することで電力量計が正常に動作するか否かを確認していた。
従来技術としては、電子式電力量計の計量パルスを活用して動作確認する方法が紹介されている(例えば、特許文献1参照)。また、交流電圧と三相相順を測定する機器も紹介されている(例えば、特許文献2、3参照)。しかし、電力量計の検査用に電圧測定、相回転検出、動作確認等の一連の必要な検査をすることができる機器は見当たらない。
実公平8−1503号公報 特開平6−213952号公報 特開2003−114246号公報
電力量計の設置に伴う配線および動作確認においては、複数の種類の測定器を選択的に使用し、また、実際の電気機器等を電力量計に接続して動作確認をするので、すべての測定を終了するのに長時間を要するという問題があった。また、測定に不慣れな検査員は、電力量計の測定方法を誤り、測定器を電力量計に逆接続することや、測定器や電力量計の活線端子間を短絡させることがあるという問題もあった。
本発明は電力量計の設置に伴う配線方式、電圧、相回転および電力量計の動作確認等の一連の必要な検査を一回の操作で行うことができる電力量計検査装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、発明者は電力量計の設置・検査を実際に行っている経験に基づいて以下の発明をした。
(1)種々の測定機器が内蔵された本体部と、この本体部に固定的に設置された複数の端子からなる測定端子部と、前記本体部に取り付けられた表示部と、を備える測定端子一体型の電力量計検査装置であって、前記本体部は、電圧測定手段と、相回転検出手段と、測定対象の電力量計を動作させるための電気負荷とを有し、前記測定端子部は、前記測定対象の電力量計に接続されるものであり、当該電力量計の端子群の配列とピッチが合致されているものであり、前記表示部は、検査結果を表示する結果表示部を備え、前記表示部が見えるように前記本体部を持って前記測定端子部を測定対象となる電力量計の端子群に接触させることにより、一義的に検査結果が前記表示部に表示される電力量計検査装置。
(1)の発明によれば、本発明の電力量計検査装置の本体部は電圧測定手段と、相回転検出手段と、測定対象の電力量計を動作させるための電気負荷とを有し、測定端子と一体型となっている。本発明の電力量計検査装置の測定端子部は電力量計の端子群の配列とピッチが合致しているので、電力量計に確実に接続することができる。表示部は検査結果を表示する結果表示部を有する。その表示部が見えるように本体部を持って測定端子部を測定対象となる電力量計の端子群に接触させることにより一義的に端子間の接続が決まり、必要な一連の検査を行って、その検査結果を表示部に表示する。
したがって、次のような効果が得られる。本発明の電力量計検査装置の本体部は電圧測定手段と、相回転検出手段と、測定対象の電力量計を動作させるための電気負荷とを有し、検査結果を表示する結果表示部を備えることから、一連の必要な検査をすることができる。本発明の電力量計検査装置の測定端子部は対象の電力量計の端子群の配列とピッチが合致されており、本体一体型であることから、検査員の誤った測定および誤った接続を防止することができる。
(2)単相2線式、単相3線式または三相3線式の配線方式を検査する手段を有し、前記結果表示部は、検査結果を表示する(1)に記載の電力量計検査装置。
(2)の発明によれば、本発明の電力量計検査装置は単相2線式、単相3線式または三相3線式の配線方式を検査する手段を有し、結果表示部は検査結果を表示する。
したがって、次のような効果が得られる。本発明の電力量計検査装置を用いることにより、単相2線式電力量計、単相3線式電力量計または三相3線式電力量計の設置に伴う配線方式の確認をすることができる。
(3)前記電力量計検査装置の前記測定端子部は、前記電力量計の端子群の配列とピッチが合致しない場合にも、測定のために前記電力量計と接続をすることができるアダプタを有する、(1)乃至(2)に記載の電力量計検査装置。
(3)の発明によれば、本発明の電力量計検査装置の測定端子部は、電力量計の端子群の配列とピッチが合致しない場合にも、アダプタを使用すれば、その測定端子部と電力量計とを接続することができる。
したがって、次のような効果が得られる。本発明の電力量計検査装置の測定端子部が電力量計の端子群の配列とピッチが合致しないので直接接続できない場合であっても、アダプタを使用して接続できるので、検査員の誤った測定、誤った接続を防止することができる。
(4)前記測定端子部若しくは前記アダプタに絶縁物で構成されたガイドを備える(3)に記載の電力量計検査装置。
(4)の発明によれば、本発明の電力量計検査装置の測定端子部若しくはアダプタに絶縁物で構成されたガイドを備えている。
したがって、次のような効果が得られる。本発明の電力量計検査装置の測定端子部と電力量計とをガイドを用いて接続するので、検査員の誤った測定、誤った接続を、なお一層、防止することができる。
本発明によれば、本発明の電力量計検査装置の本体部は電圧測定手段と、相回転検出手段と、測定対象の電力量計を動作させるための電気負荷とを有し、測定端子と一体型となっていることから、電力量計の設置に伴う配線の確認および電力量計の動作確認を行うことができる。本発明の電力量計検査装置の測定端子部は電力量計に接続されるもので、当該電力量計の端子群の配列とピッチが合致されていることから、検査員の誤った測定および誤った接続を防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付した図面を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係る電力量計検査装置の構成を示すブロック図である。図2は、電力量計検査装置の外観図である。図3は、本発明に係る電力量計検査装置と電力量計とを接続する場合の図である。図4は、検査員が電力量計検査装置を使用する場合の操作と電力量計検査装置の動作フローを示す。図5は判定手段による判定とその後の処理の一実施例を示すフローチャート図である。
図1に示すように、電力量計検査装置10は、種々の測定機器が内蔵された本体部15と、本体部15に固定的に設置された複数の端子71、72、73、61、62、63からなる測定端子部80と、本体部15に取り付けられた表示部50と、を備える。本体部15に内蔵された種々の測定機器は、電気負荷20と、電圧測定手段30と、相回転検出手段40とを備える。測定端子部80は電力量計100(図3参照)の端子71a、72a、73a、61a、62a、63aに接続する。図1のA部の端子71、72、73は、それぞれ、電力量計100の電源側の端子71a、72a、73a(図3参照)に接続する測定端子部である。図1のB部の端子61、62、63は、それぞれ、電力量計100の負荷側の端子61a、62a、63a(図3参照)に接続する測定端子部である。端子71、72、73と端子61、62、63との配置は、電力量計100の端子71a、72a、73aと端子61a、62a、63aとの配列とピッチを合致させている。
電圧測定手段30は、端子71、72、73間の電圧を測定する。相回転検出手段40は、端子71、72、73に三相電圧交流の電圧が印加された場合の相回転の検出を行う。電気負荷20は、端子61、62、63が電力量計100の負荷側の端子61a、62a、63aに接続された場合に、電力量計100に実負荷が接続されていなくとも電力量計100を動作させるための擬似負荷である。電気負荷20は、抵抗、コンデンサ、リアクトル等のインピーダンスを持つ素子またはその組合せで実現できる。また、半導体回路によって負荷を可変とすることもできる。表示部50は、電力量計100の検査結果を表示する部分である。表示部50は、液晶、有機ELなどの画像を表示する部品で実現することができる。また、表示部50はLEDであっても良い。
図2は、電力量計検査装置10の外観図である。図2に示すように、A部の端子71、72、73と、B部の端子61、62、63ならびに表示部50は本体部15に一体的に形成されている。表示部50は、測定端子部80を電力量計100の端子に向けた場合に、本体部15の表側になるように、本体部15に配置されている。したがって、電力量計100を測定する際に、検査員が本体部15を持って表側の表示部50を見ながら行うことができるので、測定端子部80の位置は一義的に決まる。
図3は、検査員が電力量計検査装置10を電力量計100に接続するときの状態を示している。図3(a)は接続前の図、図3(b)は接続操作中の図、図3(c)は接続後の図である。電力量計検査装置10の端子71、72、73および端子61、62、63は電力量計100の端子71a、72a、73aおよび端子61a、62a、63aの配列とピッチが合致している。したがって、検査員は電力量計検査装置10と電力量計100とを確実に接続することができる。検査員は接続後、後述する一連の検査を行う。
上記のように、検査員が電力量計100の測定をする際に本体部15の表側の表示部50を見ながら行うので、電力量計検査装置10の端子71、72、73および端子61、62、63の位置は一義的に決まる。また、端子71、72、73と端子61、62、63の配置は、電力量計100の端子71a、72a、73aと端子61a、62a、63aとの配列とピッチを合致させている。したがって、測定に不慣れな検査員でも、逆接続するという誤った測定方法や、活線端子間を短絡させるという誤った操作方法を行うことはない。
図4は、検査員が電力量計検査装置10を使用する場合の操作と電力量計検査装置10の動作フローを示す。検査員が電力量計検査装置10を電力量計100に接続すると、電力量計検査装置10は、接続された端子の電圧・電位検出(ステップS110)を行う。その後、各端子間の電圧・電位の測定を行う(ステップS120)。接続された端子の電圧・電位検出から3相であった場合は、相回転の検出を行う(ステップS130)。これらの測定または検出したデータをもとに判別手段による判別を行う(ステップS140)。判別手段は電子回路で作成して良いし、マイクロコンピュータを電力量計検査装置10の内部に設けて、ソフトウエアにより処理しても良い。判別手段については詳細に後で説明をする。測定判別した結果表示を行う(ステップS150)。検査員は電圧と相回転とを設置した本来の仕様に合致しているか否かを表示部50で確認する。
また、検査員は接続状態のままで、電力量計100の動作確認を行う。電力量計検査装置10は電気負荷20が内蔵されている。電力量計100に実負荷を接続しないで電力量計100の動作を確認することができる(ステップS210)。電力量計100に擬似的な電気負荷が接続されるので、実負荷が接続されない場合でも電力量計100が動作する。電力量計100が誘導型電力量計の場合は円盤が回転し、電力量計100が電子式電力量計の場合は時刻表示部のコロンマーク(●マーク)が点滅することで、検査員は電力量計100の動作確認をすることができる。
したがって、実際の電気機器等を使用することで長時間を要することなく、検査員は電力量計100の動作確認をすることができる。
図5は、判定手段による判定とその後の処理の一実施例を示すフローチャート図である。以下フローチャート図にしたがって、判定手段による判定の詳細を説明する。
上記で説明した、電圧・電位検出(ステップS110)と電圧・電位測定(ステップS120)の測定データをもとに、単相2線式か否かを判定する(ステップS720)。YESの場合は、各端子間の電圧測定とその表示を行う(ステップS740)。その後、アース電位測定を行い表示する(ステップS750)。そして、判定結果を表示部50に表示する(ステップS800)。
単相2線式か否かの判定(ステップS720)がNOの場合は、単相3線式か否かが判定される(ステップS730)。判定がYESの場合は各端子間の電圧測定とその表示を行う(ステップS780)。その後、アース電位測定を行い表示する(ステップS790)。そして、判定結果を表示部50に表示する(ステップS800)。
単相3線式か否かが判定され(ステップS730)、判定がNOの場合は、三相であると推定されるので、各端子間の電圧測定を3端子間で行いその表示を行う(ステップS760)。その後、相回転の検出と表示を行う(ステップS770)。そして、判定結果を表示部50に表示する(ステップS800)。
表示部50による表示内容は、電圧測定結果(例えば、単相2線100V、単相2線200V、単相3線100V/200V、三相3線200V等)、3相の場合は相回転(正相、逆相)、電位(例えば、単相2線100V、単相3線100V/200Vの場合は、2Sの電位がほぼ0Vであることを表示する。)である。また、例えば、誤結線、電柱上のヒューズ切れなどの異常な場合はエラー表示するとともに警報を鳴らすこともできる。
以上のように、本願発明の電力量計検査装置10を用いることにより、電力量計の設置に伴う配線方式、電圧、相回転および電力量計の動作確認等の一連の必要な検査をすることができる。また、実際の電気機器等を使用することで長時間要することなく、検査員は電力量計100の動作確認をすることができる。
また、検査員は測定する際に表側の表示部50を見ながら行うことができるので、端子の位置は一義的に決まる。また、端子71、72、73と端子61、62、63との配置は、電力量計100の端子71a、72a、73aと端子61a、62a、63aとの配列とピッチを合致させている。したがって、測定に不慣れな検査員でも、測定方法を誤り逆接続することや、活線端子間を短絡させることがあるという問題を解決することができる。
[第2の実施形態]
図6は、第1の実施形態の電力量計検査装置10と外形上異なる変形例を示す図である。図6に示す電力量計検査装置10aは端子の数が4本である点が電力量計検査装置10と異なる。電力量計検査装置10aは、例えば、単相2線式を検査することができるので、単相2線式電力量計を検査する場合に用いられる。電力量計検査装置10aの内部に設けられた電圧測定手段と電気負荷とは、電力量計検査装置10の電圧測定手段と電気負荷と同じである。しかし、電力量計検査装置10aは、この内部に相回転検出手段を備えていないので、軽量小型にすることができる。
測定端子部80の配列と単相2線式電力量計の端子の配列とはピッチが同じであるので、電力量計検査装置10aの端子71、72および端子61、62は、単相2線式電力量計の端子に、直接接続できる。具体的には、端子61、62は単相2線式電力量計の負荷側の配列とピッチが同じであるので、端子61、62は単相2線式電力量計の負荷側の端子に接触する。測定端子部80の端子71、72は電力量計100の電源側端子の配列とピッチが同じであるので、測定端子部80の端子71、72は単相2線式電力量計の電源側に接触する。表示部50は単相2線式電力量計の測定結果を表示する。電力量計検査装置10aは第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。
[第3の実施形態]
図7は、測定端子部80の測定端子が6本の場合に単相2線式電力量計について検査をする場合の、電力量計検査装置10とアダプタ200との接合を示している。電力量計検査装置10の測定端子部80が単相2線式電力量計の端子の配列やピッチが異なる場合にアダプタ200を使用する。具体的には、アダプタ200の単相2線式電力量計と接触する側の端子271、272、261、262は、単相2線式電力量計の端子の配列とピッチが同じである。アダプタ200の電力量計検査装置10が挿入される側の挿入部71b、72b、73b、63b、62b、61bの配列とピッチは電力量計検査装置10の端子71、72、73、63、62、61の配列とピッチは同じである。したがって、アダプタ200は、電力量計検査装置10に密着することができる。また、アダプタ200は、端子271、272、261、262と端子71、72、61、62とを内部で導通している。
したがって、単相2線式電力量計の端子の配列とピッチが電力量計検査装置10の端子と異なる場合であっても、検査員は、電力量計検査装置10にアダプタ200を装着することにより、アダプタ200と一体となった電力量計検査装置10を単相2線式電力量計に接続させることができる。したがって、アダプタ200を備えた電力量計検査装置10は電力量計検査装置10aと同様の作用効果を奏する。
[第4の実施形態]
図8に示すように、電力量計検査装置10cは、電圧測定部10c’と電気負荷接続部10c”とを含む。電圧測定部10c’の電圧測定部・相回転検出部は端子471、472、473に接続され、電気負荷接続部10c”の電気負荷は端子461、462、463に接続されている。検査員は電圧測定部・相回転検出部を備える電圧測定部10c’を使用して電力量計100への配線確認をすることができる。検査員は同様に電気負荷を備える電気負荷接続部10c”を使用して電力量計100の動作確認をすることができる。電圧測定部10c’と電気負荷接続部10c”とは、アダプタ300によって一体となって電圧・電位測定、相回転検出、電気負荷接続を行う。
アダプタ300の電力量計100と接触する側の端子371、372、373、361、362、363は、電力量計100の端子の配列とピッチが同じである。アダプタ300の電圧測定部10c’が挿入される側の挿入部471a、472a、473aの配列とピッチは電圧測定部10c’の端子471、472、473の配列とピッチが同じである。アダプタ300の電気負荷接続部10c”が挿入される側の挿入部461a、462a、463aの配列とピッチは電気負荷接続部10c”の端子461、462、463の配列とピッチが同じである。したがって、電力量計検査装置10cは、アダプタ300に電圧測定部10c’と電気負荷接続部10c”とを組み付けることにより、電力量計検査装置10と同様の作用効果を奏する。
[第5の実施形態]
図9に示すように、電力量計検査装置10dは、電力量計検査装置10にガイド910を備えている。ガイド910は、電力量計検査装置10dを電力量計100に使用するときに、電力量計検査装置10dの端子が電力量計100の端子に差し込まれるような位置に形成されている。ガイド910は絶縁物からなり、測定端子の接触を防止するため測定端子よりも長く出ている。ガイド910の先端911は可動式になっていて、押すと引き込む構造になっているから、ガイド910を押し込むことにより測定端子が電力量計100の端子に接触する。ガイド910は1個でも可能で、測定端子の間に設けても同様に実現することができる。
図9は、単相三線式または三相3線式で、測定端子の外側に2個のガイド910を設けた場合を示している。これにより、電力量計検査装置10dは、電力量計100の正確な位置に接続される。具体的には、検査員は、誤って電力量計検査装置10の右側の端子61、62を電力量計100の電源側に接続しようにも接続することができない。
つまり、検査員が電力量計検査装置10の負荷側の端子61、62を電力量計100の電源側に誤って接続させようとしても、ガイド910が先に電力量計100の所定の位置以外の位置に接触するので、誤接続が防止される。検査員がガイド910を電力量計100の枠等に沿わせれば、測定端子と電力量計100の端子とが接触することになり、正常に接触させることができる。
以上、本発明の実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。例えば、液晶表示は他の表示器、例えばLEDを用いても同様に実現することができる。
本発明に係る第1の実施形態の電力量計検査装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す電力量計検査装置の外観図である。 図1に示す電力量計検査装置と電力量計とを接続する場合の図である。 検査員が図1に示す電力量計検査装置を使用する場合の操作と電力量計検査装置の動作フローを示す。 判定手段による判定とその後の処理の一実施例を示すフローチャート図である。 本発明に係る第2の実施形態の電力量計検査装置を示す図である。 本発明に係る第3の実施形態の電力量計検査装置とアダプタとの接合を示す図である。 本発明に係る第4の実施形態の電力量計検査装置とアダプタとの接合を示す図である。 本発明に係る第5の実施形態の電力量計検査装置を示す図である。
符号の説明
10、10a、10c、10d 電力量計検査装置
20 電気負荷
30 電圧測定手段
40 相回転検出手段
50 表示部
61〜63 負荷側端子
71〜73 電源側端子
80 測定端子部
100 電力量計

Claims (3)

  1. 種々の測定機器が内蔵された本体部と、この本体部に固定的に設置された、電源側の3つの端子と負荷側の3つの端子とからなる測定端子部と、前記本体部に取り付けられた表示部と、を備える測定端子一体型の電力量計検査装置であって、
    前記本体部は、
    前記電源側の3つの端子の電圧を測定する電圧測定手段と、
    前記電源側の3つの端子に三相電圧交流が供給されている場合に、相回転の検出を行う相回転検出手段と、
    前記電圧測定手段によって測定された電圧と、前記相回転検出手段によって検出された相回転とをもとに単相2線式、単相3線式または三相3線式の配線方式のうちいずれの配線方式であるかを判別する判別手段と
    前記負荷側の3つの端子に接続されて測定対象の電力量計を動作させるための電気負荷手段と、を有し
    前記測定端子部は、前記測定対象である単相2線式、単相3線式または三相3線式のいずれかの配線方式の電力量計に接続されるものであり、当該電力量計の端子群の配列とピッチが合致されているものであり、
    前記表示部は、前記判別手段によって判別された配線方式を含む検査結果を表示する結果表示部を備え、
    前記表示部が見えるように前記本体部を持って前記測定端子部を測定対象となる電力量計の端子群に接触させることにより、一義的に前記検査結果が前記表示部に表示される電力量計検査装置。
  2. 前記電力量計検査装置の前記測定端子部は、
    前記電力量計の端子群の配列とピッチが合致しない場合にも、測定のために前記電力量計と接続をすることができるアダプタを有する、請求項1に記載の電力量計検査装置。
  3. 前記測定端子部に絶縁物で構成されたガイドを備える請求項1または2に記載の電力量計検査装置。
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