JP4738200B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Description
k,lと示している。
DVD±R/RWの記録及びCDの記録再生のトラッキング制御に採用される差動プッシュプル法は、メイン受光領域21の信号トラック方向の分割線31aに分割されたそれぞれ2つのセグメントごとの各受光出力をそれぞれ加算した各和信号同士の差信号であるメインプッシュプル信号を演算し、サブ受光領域32,33のそれぞれにおいて信号トラック方向の分割線32a,33aに分割されたそれぞれ2つのセグメントごとの各受光出力をそれぞれ加算した各和信号同士の差信号であるサブプッシュプル信号をサブ受光領域32,33ごとに第1、第2のサブプッシュプル信号として演算し、この第1、第2のサブプッシュプル信号を合成した合成サブプッシュプル信号をメインプッシュプル信号に合わせてゲイン(G1)調整し、これらのプッシュプル信号の差分を演算して演算式a−b−c+d−G1(e−f−g+h+i−j−k+l)のトラッキングエラー信号を得る。(特許文献2参照)
記録再生のCD各種のフォーカス制御に採用される非点収差法は、信号記録媒体により反射された反射光ビームにメイン受光領域31及びサブ受光領域32,33の各分割線に対して非点収差の発生方向が45度の角度を成すように非点収差を付与し、メイン受光領域31の各セグメントの各受光出力をそれぞれ対角線上に配置されるセグメントごとにそれぞれ加算して2つの和信号を得、この各和信号同士の差信号を演算した演算式a+c−(b+d)のメイン非点収差信号となるフォーカスエラー信号を得る。
ところで、非点収差法及びあるいは差動非点収差法に必要な非点収差は、信号記録媒体により反射された反射光ビームを光検出器に導く光路上に、光軸に垂直な方向で互いに直交する2方向で焦点距離が相違するシリンダー形状、トーリック形状、あるいはトロイダル形状のアナモフィックレンズを配置したり、光軸に垂直な面に対してプレートを傾けて配置することにより発生させている。
この光ピックアップ装置は、一般にガラス製の2枚のプレートによりビームスプリッタで発生される非点収差を打ち消すことが出来ると共に、フォーカス制御に用いる非点収差を発生させることが出来、かつ、設定される光路の向きに因るが、フォーカス制御用プレートの光軸を中心にした回転方向の設定によってビームスプリッタ及び非点収差補正用プレートにより発生される合成のコマ収差をフォーカス制御用プレートにより発生されるコマ収差により打ち消すことが出来る。
いる非点収差を発生させる第1プレートと、プレート型ビームスプリッタに対して傾き方向がレーザ光の光軸を中心にして略90°回転される向きとして前記ビームスプリッタで発生される非点収差を打ち消す第2プレートとが前記ビームスプリッタと前記光検出器の間に配置され、前記第1プレートの傾き方向が前記ビームスプリッタ及び前記第2プレートの夫々の傾き方向に対して光軸を中心にして略45°回転された向きに設定されると共に、前記第1プレートの傾き方向が前記ビームスプリッタ及び前記第2プレートにより発生される合成のコマ収差を補正する方向に設定され、かつ、前記光検出器に近い方から順に前記第2プレート、前記第1プレートを配置している。前記第2プレートは前記ビームスプリッタで発生される非点収差を打ち消すことから前記ビームスプリッタに対してレーザ光の光軸を中心にして略90°回転される向きとなっている。その為、前記光検出器がレーザ光の光軸に対して略垂直に設置されることから、前記第2プレートの非点収差が発生される互いに直交する2方向の非点収差方向の一方と前記光検出器の面方向とが平行となり、前記第2プレートを前記光検出器に対して少ない間隔で配置するのに有利としている。また、前記第1プレートの傾き方向の設定により前記第1プレートを前記ビームスプリッタに近づけて配置するのに有利としている。
るレーザ光は、ディスクDへの往路と復路で1/4波長板10を2度通過するので、往路と復路では直線偏光方向が90度回転されることになり、ディスクDへの往路ではs偏光であったレーザ光がp偏光となってビームスプリッタ7に入射される。ビームスプリッタ7の反射面はp偏光のレーザ光に対してほとんど全透過する膜特性となっているので、ビームスプリッタ7に戻されたレーザ光はこのビームスプリッタ7を透過し、その後、ディスクDに照射されるレーザ光のフォーカスエラー成分となる非点収差を付与する第1プレート13を透過し、更にビームスプリッタ7を透過する際に発生される有害な非点収差を補正すべく傾けて配置された第2プレート14を介して光検出器15に導かれる。
式に基づいて演算することによりCDの記録再生時のメイン情報信号、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号が得られる。
2 第1レーザ発光点
3 第2レーザ発光点
7 プレート型ビームスプリッタ
11 立上げミラー
12 対物レンズ
13 第1プレート
14 第2プレート
15 光検出器
Claims (1)
- プレート型ビームスプリッタの反射面側にレーザ光源が配置されると共に、前記ビームスプリッタの透過面側に光検出器が配置され、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の光軸及び前記光検出器に受光される信号記録媒体からの反射光の光軸に対して略垂直の光軸とするべく立上げミラーによりレーザ光を立ち上げて対物レンズに導く構成となっており、信号記録媒体からの反射光が前記ビームスプリッタを透過して前記光検出器に導かれる構成の光ピックアップ装置であって、前記光検出器は互いに直交する2つの分割線により少なくとも4分割される受光領域を備えると共に、前記分割線の一方が信号記録媒体の信号トラックの方向に設定され、前記光検出器の受光領域に投影される非点収差の方向を各分割線に対して略45°の角度とするべく光軸を中心にした回転方向における傾き方向が設定されてフォーカス制御に用いる非点収差を発生させる第1プレートと、前記ビームスプリッタに対して傾き方向がレーザ光の光軸を中心にして略90°回転される向きとして前記ビームスプリッタで発生される非点収差を打ち消す第2プレートとが前記ビームスプリッタと前記光検出器の間に配置され、前記第1プレートの傾き方向が前記ビームスプリッタ及び前記第2プレートの夫々の傾き方向に対して光軸を中心にして略45°回転された向きに設定されると共に、前記第1プレートの傾き方向が前記ビームスプリッタ及び前記第2プレートにより発生される合成のコマ収差を補正する方向に設定され、かつ、前記光検出器に近い方から順に前記第2プレート、前記第1プレートを配置したことを特徴とする光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
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JP2006037617A JP4738200B2 (ja) | 2006-02-15 | 2006-02-15 | 光ピックアップ装置 |
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- 2006-02-15 JP JP2006037617A patent/JP4738200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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