JP4737609B2 - エンコーダ - Google Patents

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本発明は、エンコーダに関する。
エンコーダは、被検体の回転角度や直線距離を計測する位置センサである。このエンコーダの一例としては、被検体の回転軸に接続された円盤状の回転ディスクに、等間隔にスリットを設け、このスリットを透過する光線を受光素子で検出することにより回転角度を検出して位置データとして出力される。被検体の回転角度を検出する方法としては、回転ディスクが回転することによりスリットを透過する光線の強度が変化することを利用して、受光素子からの検出信号の強弱を計数回路でカウントすることにより回転ディスクの角度を算出する方法と、検出信号を細分化回路で細分化することにより、スリット間の検出角度を細分化して分解能を高める方法が併用される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−69614号公報
しかしながら、計数回路で検出できない異常が発生すると、間違った位置データが出力されてしまい、このエンコーダの位置データを利用する上位装置が誤動作する虞があるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、出力する位置データの異常を検出することができるエンコーダを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係るエンコーダは、被検体の変位に応じて所定の位相差を有する2つの疑似正弦波信号を生成する疑似正弦波信号生成手段(例えば、実施形態における疑似正弦波生成回路20)と、2つの疑似正弦波信号を、1波長毎にカウントして第1のサイクル数を出力する第1のサイクル数読み取り手段(例えば、実施形態における計数回路11)と、2つの疑似正弦波信号から、1波長内での位相角を算出して出力する細分化読み取り手段(例えば、実施形態における細分化回路14)と、細分化読み取り手段から出力された位相角により1波長を検出して、1波長毎にカウントして第2のサイクル数を出力する第2のサイクル数読み取り手段(例えば、実施形態における擬似的λ数計数回路16)と、第1および第2のサイクル数読み取り手段から出力された第1および第2のサイクル数を比較し、一致しないときに警告を発する比較手段(例えば、実施形態における比較・一致判定回路17)とを有して構成される。
本発明に係るエンコーダを以上のように構成すると、このエンコーダから出力される被検体の変位量であるサイクル数の異常を検出することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1を用いて本発明に係るエンコーダ1の構成について説明する。このエンコーダ1は、被検体2(例えば、モータ等)の回転軸の回転角度を検出して位置データとして上位装置3に出力するものであり、発光素子4、回転ディスク5、受光素子6、増幅回路7、第1および第2の2値化回路8,9、方向判別回路10、計数回路11、第1および第2のA/Dコンバータ12,13、細分化回路14、λ増減判別回路15、擬似的λ数計数回路16、比較・一致判定回路17、位置データ合成回路18、および、外部通信回路19から構成される。
回転ディスク5は、その中心5aを被検体2の回転軸と一致させ、この回転軸に接続されて配設されており、この回転ディスク5の外周部には、外周に沿って複数のスリット5bが等間隔に設けられている。発光素子4および受光素子6は、各々の発光部および受光部が対向するように配置されている。回転ディスク5は、発光素子4および受光素子5の間に位置しており、発光素子4から放射された光を回転ディスク5のスリット5bに照射し、このスリット5bを通過した光を受光素子6で受光する。受光素子6は、受光した光の強度に応じた検出信号を出力する。
被検体2の回転により回転ディスク5が回転すると、発光素子5から放射された光は、この回転ディスク5のスリット5aを通過する状態と回転ディスク5で遮蔽される状態とを繰り返す。そのため、受光素子6に照射される光の強度が強弱を繰り返し、受光素子6からは正弦波状の検出信号が出力される(これを「疑似正弦波信号」と呼ぶ)。この受光素子6から出力された疑似正弦波信号は、増幅回路7で増幅されて後段の回路に出力される。
ところで、受光素子6は90度の位相差を有する2つの検出信号(疑似正弦波信号)を出力するように第1の受光部6aと第2の受光部6bとを有して構成されている。この第1および第2の受光部6a,6bは、回転ディスク5のスリット5bの間隔をΔhとすると、Δh/4の間隔を隔てて配設されている。これにより、図2(a)に示すように、位相が360/4=90度遅れた検出信号が出力される(ここで、第1の受光部6aからの検出信号を「A相信号SA」と呼び、第2受光部6bからの検出信号を「B相信号SB」と呼び、これらの信号をまとめて「2相疑似正弦波信号」と呼ぶ)。このように、発光素子4、回転ディスク5、受光素子6、および、増幅回路7で疑似正弦波生成回路20が構成される。
増幅回路7で増幅された2相疑似正弦波信号SA,SBは、それぞれ第1および第2の2値化回路8,9に入力される。この第1および第2の二値化回路8,9は、アナログ・コンパレータ等の2値化手段によって構成されており、図2(b)に示すように、「0」または「1」のいずれかの状態を有するデジタル信号PA,PBに変換される。上述のように、2相疑似正弦波信号SA,SBの位相が90度ずれていることから、このデジタル信号PA,PBを組み合わせることにより、4つの状態ST1〜ST4を定義することができ、図2(c)に示すように、方向判別回路10により、この4つの状態ST1〜ST4の遷移から2相疑似正弦波信号SA,SBの1周期(1λ)と回転する方向を検知し、周期の数(サイクル数)を計数回路11でカウントすることにより、回転ディスク5の位置を検出することができる。なお、この計数回路11から出力される位置データ(サイクル数)の分解能は、上述のように2相疑似正弦波信号SA,SBの1波長に対応しており、上位ビット・位置データ18aとして位置データ生成回路18に出力される。
一方、増幅回路7で増幅された2相疑似正弦波信号SA,SBは、それぞれ第1および第2のA/Dコンバータ12,13にも入力されて、デジタル信号に変換され、細分化回路14に出力される。細分化回路14では、デジタル化された2相疑似正弦波信号の1波長をより細かく分割して読み取り、より精細な位置情報に変換するものであり、2相疑似正弦波信号SA,SBの一方をsin波形(正弦関数)とみなし、他方をcos波形(余弦関数)とみなして細分化処理を行う。
それでは、図3を用いて細分化回路14の構成について説明する。デジタル変換されたA相およびB相の2信号は、減算手段14aにより直流成分が除去され、交流成分のみが抽出される。この減算手段14aの役割については、若干の説明を加える。電子回路で構成される増幅手段(第1および第2のA/Dコンバータ12,13であり、オペアンプで構成される)は、近年の機器の小型化、低電圧動作化のために、正電圧と負電圧とによる両電源駆動ではなく、例えば+5V等の単電源動作が多用される。ここでは、この+5V単電源動作の例で説明を行う。
電子回路内で実際に観測される波形は、0Vではない正のある電位(アナログ基準電圧と呼ばれ、例えば+2.5V)を中心として振動する波形である。即ち、全ポイントにおいて、0V〜5Vの範囲の正符号の電位である。一方、厳密な定義によれば、三角関数は0を中心とし、最大値が+1、最小値が−1であるから、これを正弦関数若しくは余弦関数として扱うためには、単にデジタル変換しただけでは不完全である。これを解決するために、アナログ基準電位(+2.5V)の直流成分を、A相、B相をそれぞれA/D変換した値から減じてやればよい。この処理はデジタル処理、すなわち、論理回路による減算処理で事足りる。
なお、アナログ基準電位は予め定められた電圧値であるため、わざわざA/D変換せずに、電子回路に予め設定しておけばよい。減算処理された疑似正弦波は、結果として直流成分が除去され、交流成分のみが抽出された信号となっている。さらに、厳密に、数学的に忠実にするためには、正規化処理が必要であるが、後段で一方を他方で除算する処理を行うことを前提としているため、A相およびB相の交流成分の値がほぼ等しい場合には、正規処理を割愛することが可能である。
減算手段14aにより直流成分が除去されたA相およびB相の値は、減算の結果、正負の符号の情報が付加される。その帰結として、符号以外に絶対値も得ることができる。制御手段14bは、これらの情報から疑似正弦波信号SA,SBの1波長内のどのエリア(図2におけるST1〜ST4)に現在あるのかを、最初に判定する。上述のように、A相、B相各々が正負の符号を取り得るから、この正負の符号情報により、疑似正弦波信号SA,SBの1波長(1λ)を4つのエリアに分けることができる。これは1波長を細分化して読み取るという目的に鑑みれば、細分化データ(下位ビット・位置データ18b)の上位ビット(例えば、A相、B相の状態をそれぞれ1ビットで表すと上位2ビット)を確定することと等価である。換言すれば、A相、B相の符号情報により疑似正弦波信号SA,SBの1波長は、既に4つのエリアに細分化されているのである。
ここで、A相、B相のどちらかが”0”になる値を取ると、後段の除算手段14cでの除算処理自体が不要となる。この場合、制御手段14bは除算処理スキップ指令を除算手段14cに出力し、不要な処理、若しくは、不合理な処理(”0”で除算する等)を行わないように、系(細分化回路14)を制御する。
減算手段14aによって交流成分のみを抽出された疑似正弦波信号は、一方をsinθ、他方をcosθとみなすことができる。したがって、除算手段14cにおいて、数学的定義により、sinθをcosθで除算することにより算出された商Qは、tanθとみなすことができる。すなわち、A相、B相の2つの信号情報を、除算により1つの情報に変換する。
ところで、tanθは、数学的には−∞から+∞まで変化する。処理を簡便化するために、A相、B相の絶対値のみを用いて除算手段14cで除算を行えば、商Qの変化する範囲は0から+∞までとなる。この簡便化を行ったとしても、0から+∞まで変化する値を算出するため、除算手段14cによる処理は浮動小数点演算により行わなければならない。従って、除算手段14cは、設計の容易さからマイクロプロセッサを利用したソフトウェア処理による例が多々見受けられる。ソフトウェア処理を用いずにハードウェアによる除算を行う例においても、一般的に除算手段14cはその回路規模が大きく、処理時間が増大しがちである。
除算手段14cによって求められた演算結果である商Qは、次段の逆正接関数参照手段14dによって、この商Qに対応する位相角θが求められる。ここで、位相角θは、2相疑似正弦波信号SA,SBの位相角であり、その情報は位置情報に他ならない。すなわち、逆正接関数参照手段14dにより、位置情報が分かるのである。逆正接関数参照手段14dは、テーブルを参照することと等価であり、回路的な構成はメモリを利用するのが平易な設計方法である。例えば、電気的に書き込み消去可能なEPROM等に、アドレスには除算結果Q、すなわち、tanθの値、そして、各アドレスに対応するデータ(返り値)は、θを予め書き込んでおくのである。一方、平易な設計手法によれば、C言語等の高級言語でライブラリを利用した逆正接関数参照を行うならば、容易である。
内挿値選択・更新・保持手段14eは、制御手段14bから除算処理スキップ指令を受けると、制御手段14bから入力される除算処理不要の場合の細分化位置データを選択し、制御手段14bから除算処理スキップ指令を受けない場合は、逆正接関数参照手段14dから入力される位相角θの情報を選択する。なお、逆正接関数参照手段14dから入力される位相角θの情報は、0<θ<90度の範囲の情報であるので、内挿値選択・更新・保持手段14eは、制御手段14bから入力された上位ビットを用いて1周期全域における位相角を算出し、下位ビット・位置データ18bとして位置データ生成回路18に出力される。また、この内挿値選択・更新・保持手段14eは、新たな位相角情報が制御手段14bまたは逆正接関数参照手段14dから入力されるまで、現在の位相角情報を保持するように構成されている。
以上説明したとおり、制御手段14bのみで位置情報が判定する経路、および、除算手段14cおよび逆正接関数参照手段14dにより位置情報を判定する経路の2通りの経路を併用することにより、疑似正弦波信号SA,SBの1波長(1λ)の内部を細分化して読み取った位置情報を求めることができる。疑似正弦波信号SA,SBはサイクリックに変化する信号であり、この細分化回路14から出力される下位ビット・位置データ18b、すなわち、位相角θは、図2(d)に示すように0度から360度まで変化するとまた0度に戻るという鋸歯のような形状をしているため、鋸歯状波と呼ばれる波形となる。
以上のように、このエンコーダ1は、受光素子6から出力される疑似正弦波信号SA,SBの1波長(サイクル数)をカウントして得られる上位ビット・位置データ18aと、疑似正弦波信号の1波長をさらに細分化した下位ビット・位置データ18b(位相角θ)とから、精度の高い被検体2の回転角度を得て、外部通信回路19を介し、位置情報として上位装置3に出力する。
ところで、このエンコーダ1における第1若しくは第2の2値化回路8,9に故障が発生した場合、位置データを構成する上位ビット・位置データ18aが変化しなくなり、下位ビット・位置データ18bのみが変化することになる。この場合、外部装置3に出力される位置データが不正な位置データであるにも拘わらず、外部装置3からは正しいデータであるか不正なデータであるかの判別をすることができない。一方、細分化回路14等に故障が発生しても、微視的に見れば不正な位置データとなっている瞬間も存在するが、その位置誤差は、上位ビット・位置データ18aよりも、より下位のデータであり、小さな値で済む。また、上位ビット・位置データ18aは、上述のように疑似正弦波信号のサイクル数をカウントしているため、その誤差は累積するが、下位ビット・位置データ18bは累積しない。
このように、上位ビット・位置データ18aに異常が生じると、上位装置3に正しい位置情報を出力することができなくなる。そのため、本実施例に係るエンコーダ1においては、上位ビット・位置データ18aが正しい位置を表しているかを検査する回路(これを「等価なサイクル数計数手段」と呼ぶ)を有している。まず、等価なサイクル計数手段を概念的に説明する。なお、この説明においては位置情報が増加していく場合を例に取っているが、基本的な考え方は位置データが減少していく場合も同様である。
図2(d)に示すように、細分化回路14から出力される下位ビット・位置データ18b(位相角θ)は、周期的にある位置変位量までの変位が生じた場合、直線的に急激な変化をする。これは、いわゆる「桁上がり/桁下がり」または、「ボロー/キャリー」と等価な現象である。すなわち、下位ビット・位置データ18bが急激な変化をすると同時に、上位ビット・位置データ18aの最下位ビット(LSB)は、±1の変化をしているのである。この点に着目し、この特異な変化を常時監視し、その変化によって、擬似的に上位ビット・位置データ18aと等価なデータ(これを「疑似サイクル数」と呼ぶ)を生成することができる。
下位ビット・位置データ18bの鋸歯状波のリニアな部分が右上がりの時は、位置情報データは増加中であることを示す。逆に、鋸歯状波のリニアな部分が右下がりの時は、位置データが減少中であることを示す。一方のこの鋸歯状波の急激な変化が現れる部分に着目すると、急激に0まで直線的に下がる特異点では、上位ビット・位置データ18aの最下位ビット(LSB)が、1増加されたとみなし、反対に、急激に0から直線的に急上昇する特異点では、上位ビット・位置データ18aの最下位ビット(LSB)が1減少されたとみなすことができる。すなわち、図2(e)に示すように、下位ビット・位置データ18bの特異点をカウントすることにより、上位ビット・位置データ18aと別の方法で得られた疑似正弦波信号のサイクル数のカウント値(疑似サイクル数)を得ることができる。
それでは、細分化回路14から出力された下位ビット・位置データ18bから疑似正弦波信号の疑似サイクル数をカウントし、計数回路11から出力された上位ビット・位置データ18aとしてのサイクル数のカウント値と比較して異常を検出する回路について説明する。
細分化回路14から出力された鋸歯状波は、λ増減判別回路15に入力される。このλ増減判別回路15は、上述のように鋸歯状波の特異点を元にサイクル数(λ数)の±1変化を判定する回路である。そして、このλ増減判別回路15の判定結果が擬似的λ数計数回路16に入力され、疑似サイクル数をカウントする。そして、擬似的λ数計数回路16でカウントされた疑似サイクル数と計数回路11でカウントされたサイクル数とが比較・一致判定回路17に入力され、両サイクル数が一致しているときは上位ビット・位置データ18aは正常であると判定する。一方、両サイクル数が一致しないときは、上位ビット・位置データ18aに異常があると判定し、位置データ合成回路18にアラーム情報ビット18cを出力する。位置データ合成回路18は、上位および下位ビット・位置情報18a,18bに加えてアラーム情報ビット18cを上位装置3に出力することにより、この上位装置3は、上位ビット・位置データ18aが正常であるか否かをアラーム情報ビット18cで判断することができる。
本実施例に係るエンコーダ1を以上のように構成すると、従来のエンコーダにλ増減回路15、擬似的λ数計数回路16、および、比較・一致判定回路17を設けて上位装置3にアラーム情報ビットを出力することにより、上位ビット・位置データ18の異常をこのエンコーダ1内で検知可能であり、上位装置3に出力される位置データの信頼性を向上させて、上位装置3の異常動作を防止することができる。
本発明に係るエンコーダの構成を示すブロック図である。 疑似正弦波信号とその処理の状態を示す説明図であり、(a)は疑似正弦波信号を表し、(b)は2値化回路の出力を表し、(c)は計数回路の出力を表し、(d)は細分化回路の出力を表し、(d)は疑似的λ数計数回路の出力を表す。 細分化回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 エンコーダ
11 計数回路(第1のサイクル数読み取り手段)
14 細分化回路(細分化読み取り手段)
16 擬似的λ数計数回路(第2のサイクル数読み取り手段)
17 比較・一致判定回路(比較・一致判定手段)
20 疑似正弦波生成回路(疑似正弦波生成手段)

Claims (1)

  1. 被検体の変位に応じて所定の位相差を有する2つの疑似正弦波信号を生成する疑似正弦波信号生成手段と、
    前記2つの疑似正弦波信号を、1波長毎にカウントして第1のサイクル数を出力する第1のサイクル数読み取り手段と、
    前記2つの疑似正弦波信号から、前記1波長内での位相角を算出して出力する細分化読み取り手段と、
    前記細分化読み取り手段から出力された前記位相角により前記1波長を検出して、前記1波長毎にカウントして第2のサイクル数を出力する第2のサイクル数読み取り手段と、
    前記第1および第2のサイクル数読み取り手段から出力された前記第1および第2のサイクル数を比較し、一致しないときに警告を発する比較手段とを有することを特徴とするエンコーダ。
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