JP4736497B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置に関するものであり、より詳しくは、照度センサを有し、照度センサにより被照射面の反射光を検知して照明負荷の光出力を制御するフィードバック制御を行う照明装置に関するものである。
従来、照度センサにより照明負荷の被照射面の照度(以下、照度とする)を検出し、この照度が所定の目標照度で略一定となるように照明負荷の光出力の大きさをフィードバック制御してこの照明負荷を点灯させる照明装置が知られている。このような照明装置としては、例えば特許文献1に記載されるような照明制御システムを備えた照明装置が知られている。この照明装置のフィードバック制御を行う制御部は、照明負荷の光出力の大きさの変化に対する照度センサ信号の出力変化の割合から被照射面の反射率を推定して、この反射率に基いて自動的に照度センサの信号の増幅率を変更することにより、照度センサの信号が所定のレベルとなるようにしている。
このように被照射面の反射率に基づいて信号の増幅率を変更させる照明装置においては、照度センサ信号の増幅率の変更は、抵抗値が互いに異なる増幅回路の複数の経路を切り替えることで測定可能な照度範囲(レンジという)を変更することによって実現される。図12(a)及び(b)は、例えば3種類のレンジ(レンジ1、レンジ2、レンジ3)を有する照明装置における各レンジの測定可能な照度範囲を示す。この照明装置は、例えば照度が1000lxとなるような設置場所に照明装置を設置したときにはレンジ1を使用してフィードバック制御を行うように初期設定され、また、例えば照度が2000lxとなるような設置場所に設置したときには、レンジ1では計測不可となるため、レンジ2を使用してフィードバック制御を行うように初期設定されて動作する。なお、上述の特許文献1に記載の技術では、照明装置を設置した直後の初期設定時の他にも、動作モードの切り替えスイッチを調整して、通常の動作モードをレンジ調整モードに変更することにより、レンジを切り替えるように構成されている。
ここで、このように光出力の大きさをフィードバック制御する照明装置の中には、ユーザが照明装置の各種設定等を行うためのリモコン等の操作部に照度を表示してユーザが簡易的に照度を確認することができるような照度表示機能を設けた照明装置もある。このような照度表示機能は、ユーザが操作部を操作すること等によって動作するものであり、ユーザが操作指示を行うと、制御部では操作部からの信号を受け、その時点での照度センサの信号を基に照度を算出して操作部にその値を送信し、操作部に設けられた表示部に照度を表示させる。ユーザはこの表示部の表示を見ることにより、その時点での照度を確認することが可能である。
特開平11−144882号公報
しかしながら、上述のような照明装置は、通常動作時に照度センサが設定されたレンジのみを用いて照度を検出するので、照度が、設定されたレンジの測定可能範囲を超えると、実際の照度と電圧信号とが対応しなくなるという問題がある。例えば、この照明装置が窓際付近に設置された場合等、外光が照射されると、図13(a)及び(b)に示されるように、照度が設定されたレンジの測定可能範囲を超えて電圧信号の値が最大値となり、それ以上の値をとることができず、実際の照度と電圧信号とが対応しなくなる。このとき、上述のように照度表示機能を動作させると、実際の照度と対応しない信号に基づいて照度を算出するので、算出した照度は実際の照度とは異なる値となる。つまり、算出した照度は、電圧信号の値の最大値に対応する当該レンジにおける測定可能な最大照度値となり、表示部に正確な照度を表示することができず、ユーザに誤った情報を通知してしまう恐れがある。
このとき、照度センサの電圧値に閾値を設け、ある値以上の電圧値であるときにユーザが操作指示をおこなった場合に、例えば「−−−−−」というような測定不能であることを示す表示を行うことも考えられる。しかし、ユーザに誤った情報を通知することは避けることができても、使いづらいものであることに変わりはなく、また、外光が入射されたときは絶えず測定不能を示す表示となってしまうため、上記問題を解決する有効な手段にはなり得ない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、増幅回路のレンジを自動的に切り替えることで、外光等による照度への影響がある場合であっても正確な照度を確認することが可能であり、また、周囲環境に応じて精度よく動作可能な使い勝手の良い照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、照度センサにより照明負荷の被照射面の照度(以下、照度とする)を検出し、この照度が所定の目標照度で略一定となるように照明負荷の光出力の大きさをフィードバック制御して該照明負荷を点灯させる照明装置であって、前記照度センサ、及び測定可能な照度範囲が互いに異なる複数の測定レンジ(以下、レンジとする)を持つ増幅回路部を有し、その複数のレンジのうちいずれか1つのレンジにおいて前記照度センサが検知した検知信号を増幅して電圧信号を出力する照度センサ部と、前記電圧信号と照度との関係を示す係数及び前記目標照度を記憶するための記憶部と、前記電圧信号及び前記係数に基いて照度を算出し測定する照度測定手段及び前記目標照度に基づいてフィードバック制御を行う制御手段とを有する制御部と、前記制御部と無線又は有線を通じて通信可能であり、照明装置の動作状況を表示可能にされた表示部及びユーザの操作指示によりその時点における前記照度測定手段により測定された照度を表示する照度表示手段を有する操作部と、を備え、前記記憶部は、予め前記照明負荷が点灯された状態で照度計により計測された照度と、その時点で前記増幅回路部から出力される複数のレンジにおける各電圧信号との関係から算出して求められた係数をそれぞれのレンジ毎に対応させて記憶しており、前記照度測定手段は、前記照度表示手段に対してユーザによる照度表示機能を動作させるための操作指示があったとき、前記照度センサ部の電圧信号の電圧値が測定可能な照度範囲の上限に対応する最大値になっていれば、前記照度センサ部の測定レンジをその時点のレンジよりも照度の測定可能範囲が広いレンジに切り替えて電圧信号を出力させ、この電圧信号の電圧値と前記記憶部に記憶された当該レンジに対応する係数を用いて照度を算出して測定する機能を持ち、これにより測定された照度を前記照度表示手段により表示するものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記照度測定手段は、所定時間内における前記照度センサ部の電圧信号の電圧値が前記目標照度を示す目標値よりも大きい時間と、前記照度センサ部の電圧信号の電圧値が前記目標照度を示す目標値よりも小さい時間との割合に応じて前記レンジの切り替えを自動的に行うものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記照度測定手段は、前記照度センサ部の電圧信号の値が所定の電圧値以上となったときに前記レンジの切り替えを自動的に行うものである。
請求項1の発明によれば、照度表示手段は、ユーザによる照度表示機能を動作させるための操作指示があったとき、照度センサ部の電圧信号の電圧値が測定可能な照度範囲の上限に対応する最大値になっていれば、照度センサ部の測定レンジをその時点のレンジよりも照度の測定可能範囲が広いレンジに切り替えて電圧信号を出力させ、この電圧信号の電圧値と記憶部に記憶された当該レンジに対応する係数を用いて照度を算出して再測定するので、例えば外光が照射されたときであっても、照度センサ部から電圧信号が実際の照度に対応して出力されて、算出された照度が正確となる。これにより、正確な照度情報を表示させてユーザに通知することが可能となり、照明装置の使い勝手が向上する。
請求項2の発明によれば、測定レンジが、所定時間内における照度センサ部の電圧信号の電圧値が目標照度を示す目標値よりも大きい時間と、照度センサ部の電圧信号の電圧値が目標照度を示す目標値よりも小さい時間との割合に応じて自動的に切り替えられるので、ユーザによる操作指示があったときにすでに電圧信号が実際の照度に対応して出力されており、レンジを切り替える必要がなく、正確な照度をすぐに算出して表示することが可能となる。また、状況に応じたフィードバック制御を行うことが可能となり、照明装置の使い勝手が向上する。
請求項3の発明によれば、測定レンジが、照度センサ部の電圧信号の値が所定の電圧値以上となったときに自動的に切り替えられるので、上述と同様に、正確な照度をすぐに算出して表示することが可能となり、照明装置の使い勝手が向上する。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る照明装置を示す。この照明装置10は、例えばオフィスなど室内の天井面50等に取り付けられて室内を照明するものであり、照明負荷1a及び負荷制御部1bを有する照明負荷部1と、照度センサ部2と、制御部3と、記憶部4と、ユーザにより操作される操作部5とを備えている。照明負荷部1は、負荷制御部1bが電源を制御して照明負荷1aを点灯させるものである。本実施形態においては、照明負荷部1は天井面50の4箇所に設けられており、照明対象となる机上面等の被照射面40に向けて光(図1の下向きの白矢印)を放射する。照度センサ部2、制御部3、記憶部4はともに1つの照明コントローラ6内に収められており、被照射面40の直上付近にあたる天井面50に設けられている。なお、この室内には窓60が設けられており、この窓60を通して外光が室内に入射する場合がある。この照明装置10は、後述するように照度センサ部2からの信号に基いて制御部3が負荷制御部1bをフィードバック制御して、被照射面40の照度(以下、照度とする)が予め設定された目標照度となるように照明負荷1aを調光して点灯させる。
照度センサ部2は受光素子(照度センサ)2aを有している。この受光素子2aは例えばフォトダイオード等であって、所定の受光エリア41からの光を受光するものである。受光素子2aは、被照射面40がこの受光エリア41内に入るようにして照明コントローラ6に取り付けられ、被照射面40からの反射光(図1の上向きの白矢印)を受光可能とされる。増幅回路部2bは、後述するような受光素子2aの検知信号を増幅する電気回路を有している。この増幅回路部2bによって増幅された電圧信号は、制御部3へ出力される。制御部3は、制御手段3aと照度測定手段3bとA/D変換部(図示なし)を有しており、制御手段3a及び照度測定手段3bはマイクロコンピュータ等により構成されている。制御手段3aは制御信号を発生し、負荷制御部1bを制御する。
記憶部4は、EEPROM等により構成されており、制御部3と接続されて動作する。この記憶部4は、例えば照度測定手段3bにより算出される値や、制御部3が行うフィードバック制御に用いられる目標照度等、種々の設定内容を記憶するのに用いられる。操作部5は、後述のように照度表示を行う照度表示手段5aと、照明装置10の動作状況等を表示するための表示部5bとを有しており、ユーザにより操作されて制御部3と通信して、点灯させる照明負荷1aの選択や光出力の調光幅等、照明装置10の各種設定を行うものである。この操作部5は、制御部3とは無線又は有線によって通信可能とされており、リモコンのように照明コントローラ6とは離れたところに設けられても、照度センサ部2、制御部3、記憶部4とともに照明コントローラ6に外部から操作可能に設けられてもよく、種々の場所に配される。
図3(a)及び(b)は、受光素子2aと接続される増幅回路部2bの電気回路の一例をそれぞれ示す。受光素子2aに光が入射すると、受光素子2aはその入射光の強さに略比例して微小電圧を検知信号として発生する。増幅回路部2bでは、図3(a)及び(b)にそれぞれ示されるように、例えばトランジスタやオペアンプを用いた増幅回路を構成しており、受光素子2aで発生した微小電圧を増幅させる。この増幅回路部2bには、3種類の互いに異なる抵抗が設けられた経路である測定レンジ(以下、レンジとする)が設けられており、それぞれのレンジが切り替えられてそのうちひとつのレンジが選択され、3種類の増幅率が互いに異なる増幅回路を構成する。以下、これらの3種類のレンジを、増幅回路の増幅率が大きくなる順にレンジ1、レンジ2、レンジ3として説明する。増幅回路部2bで増幅された電圧信号は制御部3に出力される。制御部3では、A/D変換部により照度センサ部2から入力された電圧信号をA/D変換して、電圧値(照度センサ値)として取り扱う。
図4は、照度と、この受光素子2aと増幅回路部2bにより出力される電圧信号の電圧値との関係を3種類のレンジ毎に示す。この照明装置10の増幅回路によって増幅される電圧信号の電圧値のとり得る範囲は、例えば0V乃至5Vの範囲に限られ、また、電圧値は255段階である。したがって、増幅率の異なる3種類の増幅回路のうち、増幅率が大きいレンジ1を選択した増幅回路では、電圧値1段階当たりが示す照度の値は小さくなる(分解能が細かくなる)が、一方で電圧値の取りうる0V乃至5Vの範囲で検知できる照度の範囲は狭くなる。同様に、増幅率が小さいレンジ3を選択した増幅回路では、電圧値1段階当たりが示す照度の値は大きくなる(分解能が粗くなる)が、電圧値の取りうる範囲で検知できる照度の範囲は広くなる。
電圧信号は後述するように制御部3によるフィードバック制御に用いられるので、各レンジのうち、被照射面40の照度が各レンジの照度の検知可能範囲内である限りで、できるだけ分解能を細かくする方が望ましい。分解能が細かいレンジを使用することで照度をより細かい段階で検出することが可能となり、フィードバック制御によって照度をより精度を高く制御することが可能となる。この照明装置10においては、被照射面40の反射率が例えば10%である場合と、30%である場合と、50%である場合とに応じて、それぞれレンジ1、レンジ2、レンジ3を用いて増幅回路を構成すると効率良く照度を検出できるように各レンジにおける抵抗の大きさが決められている。これにより、各レンジを用いたときの増幅回路の増幅率が、レンジ1では電圧値1段階当たり5lxの照度を示し、レンジ2、レンジ3ではそれぞれ10lx、15lxを示すように構成されている。このとき、レンジ1、レンジ2、レンジ3の照度の検知可能範囲は、それぞれ0lx乃至1275lx、0lx乃至2550lx、0lx乃至3825lxとなる。各レンジのうちどのレンジを設定して増幅回路を構成するかは、照明装置10の設置場所の環境等により被照射面40の反射率が異なるため、例えば以下のようにして決められる。
図4に示されるような複数のレンジから1つの使用レンジを選択するレンジの設定は、例えば照明装置10を設置したとき、照明装置10の使用前に行われる。以下に、レンジの設定方法の一例を説明する。これは、目標照度とレンジを同時に設定するものであり、照明装置10は、初期状態ではレンジがレンジ1に設定されている。先ず、窓60等から外光が入射されないようにして被照射面40の周囲を暗い状態として、照度を照度計を用いて測定する。そして、照度が目標照度となるように、ユーザが操作部5を操作すること等により照明負荷1aの光出力を変化させる。照度が目標照度となった時点で、ユーザは操作部5を操作すること等により、制御部3に設定指示を送信する。制御部3は、設定指示を受けると、増幅回路部2bによって増幅された電圧信号の電圧値が所定の上限値(例えば4V)を超えない値であるか確認する。このとき、電圧値が所定の上限値を超えていれば、レンジを照度の測定可能範囲が広いものへと、つまりレンジ1からレンジ2へとレンジを切り替えた後、再度電圧信号の電圧値を確認する。レンジ2でも電圧値が上限値を超えるようであれば、レンジ2からレンジ3へとレンジを切り替える。レンジを広いものへと切り替えて、電圧値が所定の上限値を超えない値となったとき、当該レンジにおける電圧値を目標照度を示す目標値として記憶部4に記憶させて設定し、以後、当該レンジを使用して照度を検出し、フィードバック制御を行う。
フィードバック制御は、制御部3が照度センサ部2からの電圧信号を基に照明負荷部1の負荷制御部1bを制御することで行われる。照明装置10の照明負荷1aが点灯されて被照射面40で反射した反射光は、照度センサ部2の受光素子2aによって検知される。この検知信号は、上述のように増幅された後に制御部3に入力され、A/D変換部により電圧値とされる。制御部3の制御手段3aは、この記憶部4から目標値を読み出し、照度センサ部2から入力された電圧信号をA/D変換した電圧値がこの目標値と同一となるように、照明負荷1aの光出力を変化させる。照明負荷1aの光出力の変化は、照明負荷部1の負荷制御部1bに制御信号を出力することによって行われる。
ところで、この照明装置10は、ユーザが任意の時点での照度値を確認するための照度表示機能を有している。この照度表示機能は操作部5の照度表示手段5aと制御部3の照度測定手段3bによって実現される。ユーザが操作部5に設けられるスイッチ等を操作することで操作指示を送信すると、制御部3が、この操作指示を受信したときに測定された照度値を操作部5に返信する。ここで、照度値は、制御部3の照度測定手段3bにより後述するようにして算出される。操作部5の照度表示手段5aは、制御部3から受信した照度値を表示部5bに表示し、ユーザがこれを見ることで照度が確認可能となる。
制御部3の照度測定手段3bは、照度センサ部2による照度の電圧信号の電圧値と、この電圧値と照度との関係を示す係数とに基いて照度を算出して測定する。この係数は、予め、制御部3により、照明負荷1aが点灯された状態で照度計により計測された照度と、その時点での各レンジにおける電圧信号の電圧値とから算出して求められ、各レンジ毎に対応させて記憶部4に記憶されている。
図5を用いて、制御部3により係数が算出される動作の一例を以下に説明する。先ず、窓60等から外光が入射されないようにして被照射面40の周囲を暗い状態として、光出力が最大となるように照明負荷を点灯させる。そして、その状態でユーザが照度を照度計を用いて測定し、その値を操作部5に入力して制御部3に送信する。制御部3は、照度計によって実測された照度を受信すると、増幅回路部2bのレンジをレンジ1に設定して、その実測された照度とそのレンジ1の電圧信号の電圧値との関係から係数を算出する。この係数は、レンジ1に対応するものとして、記憶部4に記憶される。レンジ1に対応する係数を算出すると、レンジは、レンジ1からレンジ2へと切り替えられる。そして、制御部3は、レンジ2の電圧値が安定して得られたときに、この電圧値と実測された照度から、レンジ2に対応する係数を算出して記憶部4に記憶させる。レンジ2に対応する係数を算出すると、再びレンジがレンジ2からレンジ3へと切り替えられ、同様にその電圧値と実測された照度からレンジ3に対応する係数が算出されて記憶部4に記憶される。この照明装置10はレンジは3種類であるが、さらに多くのレンジを有している場合には、レンジを切り替えて各レンジに対応する係数が算出されて記憶部4に記憶される。
例えば、本実施形態において、照明負荷を光出力を最大にして点灯されたときの被照射面40の照度が1000lxであったとき、レンジ1に設定したときの電圧値(照度センサ値)が3.92V、レンジ2、レンジ3に設定したときの電圧値がそれぞれ2.0V、1.32Vであったとする。制御部3は、この照度と各電圧値の関係から、各レンジに対応する係数を算出する。図に示されるように、照度とレンジ1に対応する電圧値の関係は、電圧値が照度の0.0039倍となる比例関係となるため、制御部はこの0.0039をレンジ1に対応する係数として算出する。同様に、レンジ2、レンジ3にそれぞれ対応する係数は0.002、0.0013となる。つまり、これらの係数は、照度と各電圧値の関係を示す直線の傾きを示すものとして算出される。なお、各レンジでの電圧値の中で、電圧値のとり得る最大値である5Vとなるものがあるとき、当該レンジに対応する係数は算出されないように構成されている。
このような係数の算出は、照明装置10を設置したときに初期設定されることで、通常使用時に照度表示機能を動作させることが可能となるが、任意の時点で照明負荷1aの光出力が最大となるように制御して係数の再設定を行うことが可能とされていてもよい。そして、初期設定として係数の算出を行う場合に、照明装置10を設置した後、係数が算出されて初期設定が終了するまで照明負荷1aの光出力が最大とされるような構成であってもよい。
なお、このように係数が記憶されていると、この照明装置10を、例えばユーザが操作部5を操作することなどによって、目標照度を照度値により設定可能となるように構成することができる。このような照明装置10は、例えば、レンジとしてレンジ1が設定されている状態で、ユーザが操作部5を操作して、制御部3に対して目標照度を700lxとする旨の指示があったとする。この指示を受け、制御部3は、入力された目標照度(700lx)と上述のように算出された係数(0.0039)を用いて、目標照度と対応する電圧値(目標値)2.73Vが算出され、記憶部4に記憶される。そして、制御手段3aは、照度センサ部2の電圧信号の電圧値が2.73Vとなるように、照明負荷1aの光出力の大きさをフィードバック制御する。
ここで、上述のようにして求められる係数は、各レンジに対応する分解能の細かさを示す値に他ならない。つまり、係数が0.0039であるレンジ1に対応する分解能の細かさは、係数が0.0013であるレンジ3に対応する分解能の細かさの3倍となる。そこで、上述のように目標照度と同時にレンジを設定する方法を行う替わりに、対応する係数が求められたレンジの中で、係数が最大となるレンジ、つまり電圧値が最も大きいレンジを最初に使用するレンジである基準レンジとして設定し、フィードバック制御を行ってもよい。上述の場合、係数が0.0039であるレンジ1が基準レンジとして設定される。
上述のように、制御部3により係数が算出されて記憶部4に記憶されているので、照度測定手段3bは、設定されているレンジに対応する係数を記憶部4から読み出して、入力された電圧信号の電圧値をこの係数で商算することにより、その時点の照度を算出する。
ここで、例えばこの照明装置10の照度センサ部2の受光素子2aに、窓60を通過して入射するような外光等、照明負荷1aの光出力以外の光が入射しているような場合には、予め設定されたレンジで照度センサ部2から出力された電圧信号の電圧値が最大値となることがある。このようなときに、上述のようにユーザが照度表示機能を動作させるために操作指示を送信すると、照度測定手段3bは増幅回路部2bのレンジを設定されていたレンジとは別の異なるレンジに切り替えて照度センサ部2から電圧信号を出力させる。このとき、切り替えたレンジを用いて出力された電気信号の電圧値が、その最大値よりも小さくなるようにレンジが切り替えられる。そして、切り替えたレンジに対応する係数を記憶部4から読み出し、その電圧信号の電圧値と係数とから照度を算出する。そして、制御部3は、このようにして求められた照度の値を操作部5に送信して、この値が照度表示手段5aによって表示部5bに表示される。
以下に、上述のように外光が入射したときの動作の例を図6を用いて説明する。例えば、本実施形態において、レンジ1を用いているときに、外光等の影響により、実際の照度が1500lxであったとする。図に示されるように、レンジ1の検出可能な照度範囲は0lx乃至1275lxであることから、この時点において電圧値は最大値である5Vとなる。このとき、ユーザの操作指示が操作部5から送信されると、照度測定手段3bはレンジをレンジ1よりも照度の測定可能範囲が広いレンジ2へと変更する。レンジ2に変更すると、電圧値は3.0Vとなり、照度測定手段3bは、記憶部4に記憶されているレンジ2に対応する係数0.002を読み出すことで、照度を3.0/0.002=1500lxの数式により算出する。そして、この照度の値が操作部5に送信されて、表示部5bには照度が1500lxである旨が表示される。
上述のように照度測定手段3bが照度を算出した後は、レンジは切り替えられて元のレンジに再設定される。なお、このようにレンジがレンジ1からレンジ2へと切り替えられるとき、制御部3によるフィードバック制御は一時的に停止され、照明負荷1aの光出力値はレンジ切り替え時点の大きさに保たれる。そして、照度測定手段3bが照度を算出後に、レンジが元のレンジに戻されると、フィードバック制御を再度開始して、照明負荷1aの光出力値が制御される。
この照明装置10は、上述のようにレンジが切り替えられた時点から所定の待機時間が経過した後に、切り替え後のレンジで出力された電圧信号が制御部3に入力されるような構成とされている。これを図7(a)及び(b)を用いて説明する。増幅回路部2bの増幅回路において時定数が大きい構成である場合等には、上述のようにレンジが切り替えたときに出力される電圧信号が安定したレベルとなるまでに時間を要することがある。例えば、図7(a)に示されるように、レンジがレンジ1に設定されている場合において、時刻t1にレンジがレンジ1からレンジ2に切り替えられたとする。このとき、レンジ2に切り替えられて出力される電圧信号の電圧値は、時刻t1から時刻t2まで徐々に変化して、時刻t2から安定して出力されるものとする。この時刻t1から時刻t2までの時間が電圧移行時間となり、図7(b)に示すように、この間は電圧値の値が実際の照度と対応するものではなくなる。この照明装置10には、この電圧移行時間が所定の待機時間として予め設定されており、所定の待機時間が経過して電圧値が安定するようになってから制御部3に電圧信号が入力される。
ここで、増幅回路部2bは、例えば図3に示されるような回路中にコンデンサ等を設けて、レンジが切り替えられるときに、このコンデンサ等が短絡されて一度放電され、電圧信号を0Vとした後、切り替え後のレンジで電圧信号を0Vから安定させるように構成されていてもよい。このような構成により、制御部3において電圧値の値が実際の照度と対応するものとなり、この電圧値を用いる制御や照度測定をより正確に行うことができる。
本実施形態において、照度測定手段3bが照度を算出して測定するとき、光出力値が制御可能な最下限の値(調光下限)に達していない状態であれば、上述のようにレンジを切り替えて照度を算出した後に、レンジを元のレンジに再設定することなく、切り替えたレンジのままとする構成としてもよい。図8(a)及び(b)は、このように構成したときの光出力の大きさ(調光レベル)と電圧値の、時間の経過による推移を示す。例えば、図に示されるように、レンジ1に設定されているときに外光等が入射して、時刻t1に電圧値が最大値である5Vとなり、このときの光出力値(調光レベル)は調光下限より大きい値であったとする。そして、この時刻t1にユーザにより照度表示機能の操作指示が行われたとすると、照度測定手段3bがレンジをレンジ1からレンジ2へ切り替える。レンジの切り替えが行われると、上述のように光出力値は時刻t1の時点での値のまま固定される。そして、時刻t1から所定の待機時間が経過した時刻t2に、レンジ2による電圧信号の電圧値を基に、照度値が算出される。このとき、レンジはレンジ1に戻されず、レンジ2のまま時刻t2よりフィードバック制御が再開される。
レンジ2での電圧値を用いたフィードバック制御において、目標照度を示す電圧値である目標値は、例えばレンジ1に対応する目標値からレンジ1及びレンジ2の係数を用いて算出することにより設定されていればよい。例えば、レンジ1に対応する目標値が2.93Vであった場合、レンジ2に対応する目標値は、レンジ1とレンジ2に対応する係数である0.0039と0.002を用いて、2.93/0.0039×0.002=1.5Vと計算することにより求められる。また、ユーザが操作部5を操作することで目標照度入力して設定可能である場合には、目標値は、入力された目標照度をレンジ2に対応する係数を用いて算出することにより設定されていてもよい。例えば、目標照度が750lxとしてユーザの操作により入力されている場合には、レンジ1、レンジ2、レンジ3に対応する目標値は、各レンジに対応する係数を用いて、それぞれ、2.93V、1.5V、0.98Vと求められるので、目標値を1.5Vとしてレンジ2での電圧値を用いたフィードバック制御が行われる。
レンジ1を用いているとき、時刻t1においては電圧値が最大となり、照明負荷1aの光出力値が調光可能な範囲内であるにもかかわらず、フィードバック制御を行うことができなくなっていたが、上述のようにしてレンジ2を切り替えたまま用いると、時刻t2以後では電圧値と照度が対応するようになる。これにより、フィードバック制御により光出力を制御することが再び可能となり、照明負荷1aの光出力をさらに下げることができる。
本実施形態においては、上述のように、ユーザによる操作指示があったとき、照度測定手段3bが、照度センサ部2のレンジをその時点とは異なるレンジに切り替えて電圧信号の電圧値を得て、記憶部4に記憶された当該レンジに対応する係数を用いて照度を算出して測定するので、例えば外光が照射されたときであっても、照度センサ部2から電圧信号が実際の照度に対応して出力されて、算出される照度が正確となる。これにより、正確な照度情報を表示させてユーザに通知することが可能となり、照明装置10の使い勝手が向上する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る照明装置10について、図9乃至図11を参照して説明する。この照明装置10は、上述の第1の実施形態の照明装置10と略同様の構成を有しているが、増幅回路部2bのレンジを切り替えながら、照明負荷1aのフィードバック制御を行うように動作する点が上述の第1の実施形態と相違する。以下、上述の第1の実施形態と相違する動作についてのみ説明する。
この照明装置10は、ある所定時間のうち、照度センサ部2より入力される電圧信号の電圧値が目標照度の目標値よりも大きくなる時間が、電圧値が目標照度より小さくなる時間よりも長くなったときに、つまり電圧値が目標値よりも大きくなる時間の割合が大きいときに、照度測定手段3bが、増幅回路部2bのレンジを使用中のレンジよりも照度の測定可能範囲が広くなるレンジへと切り替える。そして、電圧値が目標値よりも小さくなる時間が、電圧値が目標値よりも大きくなる時間よりも長くなったときに、つまり電圧値が目標値よりも小さくなる時間の割合が小さいときに、レンジをより分解能が細かくなるレンジへと切り替える。
図9を用いて、上述のようにレンジを切り替える動作の一例を説明する。例えば、この照明装置10が、上述の第1の実施形態と同様に3つのレンジを有しており、目標照度が750lxと設定されているとき、図に示されるように、レンジ1の目標値は2.94Vである。この照明装置10が例えば窓際等に設置されており、レンジ1を使用して照度を750lxとなるようにフィードバック制御を行って動作しているときに、外光等が入射すると、照度センサ部2から入力される電圧信号の電圧値が2.94V(目標値)乃至5.0V(最大電圧値)の範囲の値となって、フィードバック動作が行われることとなる。
レンジ1を使用しているときに電圧値が0V乃至2.94V(目標値)である時間を使用時間A、2.94V(目標値)乃至5.0Vである時間を使用時間Bとすると、この照明装置10は、使用時間Aよりも使用時間Bが長くなったときに、レンジがレンジ1からレンジ2へと切り替えられる。レンジがレンジ2へと切り替えられると、目標値は1.5Vとなり、例えばさらに外光が入射されると、1.5V乃至5.0Vの電圧値の範囲でフィードバック制御を行うこととなる。そして、例えば、外光が入射しなくなったとき等、電圧値が目標値より小さい状態である使用時間(使用時間C)が、電圧値が目標値より大きい状態である使用時間(使用時間D)を上回れば、レンジがレンジ2から再度レンジ1に切り替えられてフィードバック制御を行う。なお、電圧値がレンジ2に対応する目標値(1.5V)を下回った時点で、レンジがレンジ1に切り替わるとしてもよい。
ここで、この照明装置10において、レンジ1を使用すると分解能は5lx、レンジ2を使用すると分解能は10lxとなり、例えばレンジをレンジ1からレンジ2に変更するとフィードバック制御の精度がレンジ1を使用するときよりも低下し、フィードバック制御による光出力の変化が大きくなることになる。しかし、上述のように外光が入射されたときの照度の変化量は、その分解能よりもかなり大きい変化量となり、数ルクス程度のものではない。よって、外光が入射される状況で使用される場合は、レンジ2に変更されることで光出力の変化が大きくなってもユーザに負担となる影響を及ぼすものとはならないため、問題は生じない。
また、本実施形態においては、例えば照明装置10や被照射面40の汚れにより、被照射面40の反射率が低下していった場合等、照度センサ部2からの電圧信号の電圧値が低くなったときには、照度測定手段3bはレンジがより分解能が細かくなるレンジへと切り替えるように動作する。これを図10を用いて説明する。例えば、この照明装置10において、目標照度が2000lxに設定されているとき、図に示されるように、レンジ3に対応する目標値は2.6Vとなる。レンジ3を使用して照度が2000lxとなるようにフィードバック制御を行って動作しているときに、照度センサ部2から入力される電圧信号の電圧値が0V乃至2.6V(目標値)である時間(使用時間E)が、電圧値が2.6V(目標値)乃至5.0V(最大電圧値)である時間(使用時間F)よりも長くなったときに、レンジがレンジ3からレンジ2へと切り替えられる。
レンジがレンジ2へと切り替えられると、レンジ2に対応する目標値が4.0Vと算出されて設定され、この目標値に基づいてフィードバック制御が行われる。レンジ2はレンジ3よりも分解能が細かくなるレンジであるため、レンジ2に切り替えられるとより精度の高いフィードバック制御が行われることになる。そして、例えば照明装置10や被照射面40が清掃され、被照射面40の反射率が再び高くなったりした場合等に、電圧値が高くなり、レンジ2を使用中で電圧値が0V乃至4.0V(目標値)である時間(使用時間G)よりも、電圧値が4.0V(目標値)乃至5.0V(最大電圧値)である時間(使用時間H)が長くなったときには、レンジ2からレンジ3へとレンジが再度切り替えられる。
上述のように、レンジを自動的に切り替えることにより、照度センサ部2の電圧信号の電圧値が低いとき(照明装置10の周囲が暗いとき)では、分解能が細かく精度の高いフィードバック制御をおこなうことができ、電圧値が高いとき(周囲が明るいとき)には、照度の測定可能範囲が広く、幅広い照度に対応してフィードバック制御を行うことができる。このように、外光が入射したり、被照射面40の反射率が変わるなど状況が変化しても、その状況に自動的に対応してフィードバック制御を行うことが可能となるため、ユーザにとって煩わしい再設定作業等を行うことが必要なく、照明装置10の使い勝手が向上する。また、上述のような照度表示機能を動作させるためのユーザによる操作指示があったときでも、レンジが自動的に切り替えられていることで電圧信号が実際の照度に対応して出力されており、正確な照度をすぐに算出して表示することが可能となる。
なお、本実施形態においては、照度測定手段3bが、電圧信号の電圧値が所定の電圧値以上となったときや、所定の電圧値以下となったときにレンジを切り替えるような構成であってもよい。例えば、図11(a)及び(b)に示されるように、レンジ1に設定中の時刻t1に、外光等の入射により電圧信号の電圧値が最大値(5.0V)となったとする。このとき、照明負荷1aの光出力値が、調光可能な最下限の光出力値となっていなければ、照度測定手段3bが、レンジをレンジ1からレンジ2へと変更する。そして、レンジをレンジ2へと変更すると、レンジ2における目標照度の目標値(1.5V)を上述と同様に算出し、時刻t2から制御部3の制御手段3aはその目標値に基づいてフィードバック制御を行う。レンジ2に設定中に、この目標値を電圧値が下回れば、レンジがレンジ2からレンジ1へと再度切り替えられ、制御手段3aは再びレンジ1に対応する目標値(2.94V)に基づいてフィードバック制御を行う。ここで、レンジが切り替えられるための条件は、照明負荷1aの光出力が最下限ではない状態となり、且つ、電圧値が目標値より所定の割合(例えば1.2倍)だけ大きい値又は所定の固定値(例えば4.0V)以上となることとしてもよい。このように、電圧値が所定値以上になったときにレンジが切り替えられるような構成であっても、上述のように使い勝手が良く、ユーザによる操作指示が行われたときに、すぐに照度を表示させることが可能である照明装置10を実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の範囲を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、増幅回路部2bのレンジの数は、3種類に限らず、2種類であっても、4種類以上であってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置の構成を説明する図。 同上照明装置のブロック図。 (a)は同上装置の増幅回路部の一例を示す回路図、(b)はその別例を示す回路図。 同上照明装置の測定レンジの特性を示す図。 同上照明装置の各レンジに対応する係数を算出する動作を説明する図。 同上照明装置の照度を測定する動作を説明する図。 (a)は同上照明装置のレンジを切り替えるときの動作の一例を説明する図、(b)はその動作が行われたときの電圧値を示す図。 (a)は同上照明装置のレンジを切り替えるときの動作の別例を説明する図、(b)はその動作が行われたときの電圧値を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置のレンジ切り替え動作の一例を説明する図。 同上照明装置のレンジ切り替え動作の別例を説明する図。 (a)は同上照明装置のレンジを切り替えるときの動作の一例を説明する図、(b)はその動作が行われたときの電圧値を示す図。 (a)は従来の照明装置の増幅回路の一例を説明する図、(b)は同装置の動作を説明する図。 (a)は同上装置に外光が入射されたときの照度の値を示す図、(b)はそのときの動作を説明する図。
符号の説明
1 照明負荷部
1a 照明負荷
2 照度センサ部
2a 受光素子(照度センサ)
2b 増幅回路部
3 制御部
3a 制御手段
3b 照度測定手段
4 記憶部
5 操作部
5a 照度表示手段
5b 表示部
10 照明装置
40 被照射面

Claims (3)

  1. 照度センサにより照明負荷の被照射面の照度(以下、照度とする)を検出し、この照度が所定の目標照度で略一定となるように照明負荷の光出力の大きさをフィードバック制御して該照明負荷を点灯させる照明装置であって、
    前記照度センサ、及び測定可能な照度範囲が互いに異なる複数の測定レンジ(以下、レンジとする)を持つ増幅回路部を有し、その複数のレンジのうちいずれか1つのレンジにおいて前記照度センサが検知した検知信号を増幅して電圧信号を出力する照度センサ部と、
    前記電圧信号と照度との関係を示す係数及び前記目標照度を記憶するための記憶部と、
    前記電圧信号及び前記係数に基いて照度を算出し測定する照度測定手段及び前記目標照度に基づいてフィードバック制御を行う制御手段とを有する制御部と、
    前記制御部と無線又は有線を通じて通信可能であり、照明装置の動作状況を表示可能にされた表示部及びユーザの操作指示によりその時点における前記照度測定手段により測定された照度を表示する照度表示手段を有する操作部と、を備え、
    前記記憶部は、予め前記照明負荷が点灯された状態で照度計により計測された照度と、その時点で前記増幅回路部から出力される複数のレンジにおける各電圧信号との関係から算出して求められた係数をそれぞれのレンジ毎に対応させて記憶しており、
    前記照度測定手段は、前記照度表示手段に対してユーザによる照度表示機能を動作させるための操作指示があったとき、前記照度センサ部の電圧信号の電圧値が測定可能な照度範囲の上限に対応する最大値になっていれば、前記照度センサ部の測定レンジをその時点のレンジよりも照度の測定可能範囲が広いレンジに切り替えて電圧信号を出力させ、この電圧信号の電圧値と前記記憶部に記憶された当該レンジに対応する係数を用いて照度を算出して測定する機能を持ち、これにより測定された照度を前記照度表示手段により表示することを特徴とする照明装置。
  2. 前記照度測定手段は、所定時間内における、前記照度センサ部の電圧信号の電圧値が前記目標照度を示す目標値よりも大きい時間と、前記照度センサ部の電圧信号の電圧値が前記目標照度を示す目標値よりも小さい時間との割合に応じて前記レンジの切り替えを自動的に行うことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記照度測定手段は、前記照度センサ部の電圧信号の値が所定の電圧値以上となったときに前記レンジの切り替えを自動的に行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
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