JP4736282B2 - 薄膜光学装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光量調整機能を有する薄膜光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カメラ等の撮像装置では、レンズに入ってくる光量を絞り羽根等を開け閉めすることによって適正な露出となるように調整している。すなわち、光が強い時には、絞りを強くしてレンズへの入射光量をおさえ、逆に光が弱い場合には絞りを弱めてレンズへの入射光量を増やす。ここで、光量調整機構は絞り羽根等の機械部品であるため、その機械的摺動部分の摩耗等がカメラ等の撮像機器の寿命を大きく左右するという現状がある。
【0003】
機械的な摩耗のない光量調整機構として期待される薄膜光学装置として、例えば特開平9−90436号公報には、酸化還元反応物質の酸化還元反応を利用した光学フィルタがある。この光学フィルタは、内面に電極が設けられたセルの内部を、可逆的に酸化還元反応する反応物質を含む反応溶液で満たし、セル内の反応物質の酸化還元反応によって光の透過率の制御を行うものである。
【0004】
このような光学フィルタのセルは、例えば、透明な導電性物質である酸化インジウムスズからなる電極(以下、ITO電極)および銀板電極が形成された第1の透明基板と、この第1の透明基板とほぼ同じ形状の第2の透明基板と、第1の透明基板と第2の透明基板との間に配される環状のスぺーサーとからなる。第1の透明基板と第2の透明基板とはスぺーサーを介して対向するように配置され、第1の透明基板、第2の透明基板およびスぺーサーに囲まれた部分に反応溶液が満たされている。このセル内部に満たされる反応溶液としては、例えば、可逆的に酸化還元反応する反応物質であるAgClを含んだ溶液が用いられる。
【0005】
このような光学フィルタで光透過率を制御する際は、ITO電極と銀板電極とに電位差を生じさせることにより、反応溶液中で酸化還元反応を起してAg(銀鏡)をITO電極上に析出させたり溶解させる。すなわち光透過率を低下させるときには酸化還元反応によってITO電極上にAgを析出させ、光透過率を上げるときには酸化還元反応によってITO電極上のAgを溶解する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる酸化還元反応物質を用いた光学フィルタでは、経年使用に伴う反応物質の劣化によって酸化還元反応速度が低下してくると、ITO電極上に付着したAgが酸化還元反応による溶解で除去しきらずに電極上に残留するおそれがあり、この結果として良好な光量調整機能を維持できなくなるという問題がある。
【0007】
この発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、機械的な摩耗がなく、永続的に安定した光量調整を行うことの可能な薄膜光学装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の薄膜光学装置は、透明基板と、この透明基板の上に積層された第1の電極層と、この第1の電極層との間にギャップを介して積層された絶縁層と、この絶縁層の上に積層された第2の電極層と、前記第1の電極層と前記第2の電極層との間の静電引力により前記ギャップを変形させて光の多重干渉条件を変化させるように前記第1の電極層と前記第2の電極層との間に印加する電圧を制御する制御手段とを具備してなるものである。
【0009】
すなわち、この発明は、第1の電極層と第2の電極層との間に電圧が印加されていないとき第1の電極層と絶縁層との間に一定のエアギャップが存在し、この部分への入射光は多重干渉によって遮光される。第1の電極層と第2の電極層との間に電圧が印加されると電極間に静電引力が発生し、この静電引力によってエアギャップが変形して光の多重干渉条件が変化し、光が透過し得るようになる。この原理によって、第1の電極層と第2の電極層との間に印加する電圧を制御することで光量調整を行うことが可能になり、機械的な磨耗がなく、永続的に安定した光量調整を行うことができる。
【0010】
また、前記第1の電極層と前記絶縁層との間に前記ギャップが複数分散して配設され、これら複数のギャップを複数の領域にグループ分けしておき、各領域毎に第1の電極層と前記第2の電極層とに印加する電圧を制御することによって、画面の所望の位置でフェードイン、フェードアウト等の光量調整を行うなど、多様な光量調整を行うことが可能になる。
【0011】
さらに、この発明にかかる薄膜光学装置は、光透過性を有するセルと、このセル内に満たされた可逆的に酸化還元反応する反応物質を含む反応溶液と、前記セル内に支持された透明基板と、この透明基板の上に積層された第1の電極層と、この第1の電極層との間にギャップを形成するように前記第1の電極層の上に積層された絶縁層と、この絶縁層の上に積層され、前記反応物質の酸化還元反応による膜の形成と除去が繰り返される面を有する第2の電極層と、前記セル内に満たされた前記反応溶液を前記ギャップの内外で流通させるための流通孔と、前記第1の電極層と前記第2の電極層との間の静電引力により前記ギャップを変形させることによって該ギャップ内の前記反応溶液を前記流通孔を通じて吐出させ、前記セル内の前記反応溶液を流動させるように前記第1の電極層と前記第2の電極層との間に印加する電圧を制御する手段とを具備してなるものである。
【0012】
この発明によれば、セル内の反応溶液を流動させることによって、第2の電極層の面に反応物質の酸化還元反応によって形成された膜を除去する際に、その膜除去作用を助けることができ、経年使用に伴う反応物質の劣化によって酸化還元反応速度が低下した状況においても電極上の残留物の発生を阻止する効果を期待できる。したがって、永続的に安定した光量調整を行うことが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0014】
図1は、この発明の実施の形態にかかる薄膜光学装置の全体の外観を示す平面図である。
【0015】
同図に示すように、この薄膜光学装置101は主に、フレキシブル印刷基板の基体10と、この基体10の面に均一に配設された薄膜光スイッチ素子11の群とで構成されている。
【0016】
図2に薄膜光スイッチ素子11の構成を示す。同図に示すように、図1のフレキシブル印刷基板の基体10を構成する透明基板としての透明フィルム1の上には第1の電極層3、光学多層膜5、第2の電極層7が順に積層されている。ここで、第1の電極層3および第2の電極層7には、例えば、透明な導電性物質である酸化インジウムスズからなる電極(ITO電極)で構成されている。光学多層膜5はたとえばSiO2 等からなる絶縁層とSiN層とで構成される。第1の電極層3と光学多層膜5との間には複数のエアギャップ9が形成されている。そして第1の電極層3、光学多層膜5、第2の電極層7および一つのエアギャップ9で一つの薄膜光スイッチ素子11が構成されている。
【0017】
また、図1に示すように、フレキシブル印刷基板10の外縁部には、上記第1の電極層3および第2の電極層7と導通接続された導体配線13が設けられている。透明フィルム1の一端部にはコントローラ15との接続部14が設けられている。コントローラ15は上記第1の電極層3と第2の電極層7との間に印加する電圧の可変制御を行う。
【0018】
図3を参照して、薄膜光スイッチ素子11の作用を説明する。
【0019】
薄膜光スイッチ素子11は光の透過のオン/オフを切り替える光スイッチとして機能する。すなわち、図3(a)は第1の電極層3と第2の電極層7との間に電圧が印加されていないときの状態を示し、図3(b)は電圧が印加されているときの状態を示している。
【0020】
図3(a)に示すように、第1の電極層3と第2の電極層7との間に電圧が印加されていないときは、第1の電極層3と光学多層膜5との間に一定のエアギャップ9が存在し、この部分に入射した光は多重干渉により遮光される。これに対して図3(b)に示すように、第1の電極層3と第2の電極層7との間に電圧が印加されると静電引力が発生し、この静電引力によってエアギャップ9の上方の光学多層膜5より上層部分が基板側に撓む。これにより薄膜光スイッチ素子11における多重干渉条件が変化し、光が透過し得るようになる。この原理によって、第1の電極層3と第2の電極層7との間に印加する電圧を制御することで光量調整を行うことが可能になる。この薄膜光学装置101には機械的な磨耗点がなく、永続的に安定して光量調整を行うことが可能である。
【0021】
また、画面の所望の位置でフェードイン、フェードアウトのような映像効果のための光量調整を行うことが可能なように、この薄膜光学装置101の薄膜光スイッチ素子11の群をいくつかの領域にグループ分けしておき、これらの領域毎に印加する電圧を制御するように構成してもよい。
【0022】
図4に、薄膜光スイッチ素子群の領域分割例を示す。同図の例は、薄膜光スイッチ素子11の群を中心からの距離によって複数の領域A(1)−A(n)にグループ分けし、各グループ毎に印加する電圧を制御することによって光量調整を行うようにした例である。また、図5に示すように、薄膜光スイッチ素子11群を縦横に複数の領域A(1)−A(4)にグループ分けし、各グループ毎に光量調整を行うように構成してもよい。
【0023】
次に、この発明の薄膜光学装置にかかる第2の実施形態を説明する。
【0024】
この実施形態は、上記のエアギャップを有する薄膜構造を、反応物質の酸化還元反応によって光の透過率の制御を行う薄膜光学装置に適用したものである。
【0025】
図6は、この薄膜光学装置のセル断面である。
【0026】
同図に示すように、この薄膜光学装置201においては、上下二枚の透明基板21,22が環状のスぺーサー24を介して互いに貼り合わされ、これら上下の透明基板21,22および環状のスぺーサー24によって光透過性を有するセル25が構成されている。このセル25内には可逆的に酸化還元反応する物質であるAgClを含んだ反応溶液26が満たされている。
【0027】
セル25内には、さらに中間の透明基板23が上下の透明基板21,22に対して離間する位置に支持されている。この中間の透明基板23の上には第1の電極層3、光学多層膜5および第2の電極層7が積層され、第1の電極層3と光学多層膜5との間には複数のエアギャップ9が形成されている。第1の電極層3および第2の電極層7は透明な導電性物質である酸化インジウムスズからなる電極(ITO電極)である。
【0028】
また、中間の透明基板23の上には銀板電極28が設けられている。この銀板電極28と第2の電極層7との間に電位差を生じさせることによって、反応溶液26中で酸化還元反応を起こして第2の電極層7の上にAg(銀鏡30)を析出したり溶解することで、光透過率の制御が行われるようになっている。
【0029】
また、中間の透明基板23には、反応溶液26をセル25内で流動させるために複数の孔29a,29bが設けられている。すなわち、中間の透明基板23の上部と下部との間を反応溶液26が流通可能なように中間の透明基板23に複数の孔29aが貫通して設けられているとともに、エアギャップ9内と中間の透明基板23の下部との間で反応溶液26が流通可能なように、中間の透明基板23と第1の電極層3とを貫通する流通孔29bがそれぞれ設けられている。
【0030】
第1の電極層3と第2の電極層7との間に電圧が印加されると、これらの電極層間に作用する静電引力によってエアギャップ9の上方の光学多層膜5より上層部分が第1の第1の電極層3側に撓む。このエアギャップ9の変形によってエアギャップ9内から反応溶液26が孔部29bを通じて中間の透明基板23の下部へ押し出され、さらに別の孔部29aを通じて中間の透明基板23の下部から上部へ反応溶液26が移動する。
【0031】
このセル25内での反応溶液26の流動により、第2の電極層7の面に反応物質の酸化還元反応によって形成された膜30を除去する際に、その膜除去作用を助けることができ、経年使用に伴う反応物質の劣化によって酸化還元反応速度が低下した状況において、第2の電極上の残留物の発生を阻止する効果を期待することができる。
【0032】
尚、本発明の薄膜光学装置は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、機械的な摩耗による劣化がなく、永続的に安定した光量調整を行うことの可能な薄膜光学装置を提供することができる。また、反応物質の酸化還元反応によって光の透過率の制御を行う薄膜光学装置において、電極表面に反応物質の酸化還元反応によって析出された物質が溶解時に残留することを防止でき、永続的に安定した光量調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる薄膜光学装置の全体の外観を示す平面図である。
【図2】この実施形態の薄膜光スイッチ素子の構成を示す断面図である。
【図3】図2の薄膜光スイッチ素子の作用を説明するための断面図である。
【図4】図2の薄膜光スイッチ素子群の領域分割の例を示す図である。
【図5】図2の薄膜光スイッチ素子群の領域分割の別の例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかる薄膜光学装置の全体の断面図である。
【図7】図6の薄膜光学装置の主な作用を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 透明フィルム
3 第1の電極層
5 光学多層膜
7 第2の電極層
9 エアギャップ
10 フレキシブル印刷基板
11 薄膜光スイッチ素子
15 コントローラ
21,22,23 透明基板
25 セル
26 反応溶液
28 銀板電極
29a,29b 孔部
30 銀鏡
101,201 薄膜光学装置
Claims (1)
- 光透過性を有するセルと、
前記セル内に満たされ、可逆的に酸化還元反応する物質を含む反応溶液と、
前記セル内に設けられるとともに、層形状を成した第1の電極と、層形状を成した第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に設けられたギャップとを備え、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電位差を生じさせることにより前記ギャップが変形される素子と、
前記第1の電極または前記第2の電極に設けられ、前記反応溶液を前記ギャップの内外で流通させるための流通孔と、
前記セル内に設けられた第3の電極と、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に生じさせる電位差および前記第2の電極と前記第3の電極との間に生じさせる電位差を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記第2の電極と前記反応溶液とが接する部分に前記物質の酸化還元反応による膜の形成および膜の除去を行なわせ、前記膜の形成および前記膜の除去により前記第2の電極を透過する光の透過量を変化させるように、前記第2の電極と前記第3の電極との間に生じさせる電位差を制御するとともに、前記ギャップ内の前記反応溶液を前記流通孔を通じて前記ギャップの外へ吐出させることにより前記セル内の前記反応溶液を流動させるように、前記第1の電極と前記第2の電極との間に生じさせる電位差を制御する 光学装置。
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