JP4734952B2 - 画像処理方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲーム機等に使用される画像処理装置に係り、特に、キャラクタ画像内の色の変化が激しいエッジ部分の表示の改良を図った画像処理方法および装置に関する。
周知のように、パチンコやその他のゲーム機においては、スプライトによる画像表示方式が広く用いられている。図4はこのスプライトによる表示方式を用いた表示システムの構成を示す図であり、この図において、1はCPU(中央処理装置)、2は画像処理装置、3はスプライトパターンが予め記憶されたパターンROM、4は液晶表示器等による表示装置である。このような構成において、画像処理装置2は、CPU1から表示すべきスプライトの番号、表示位置、レンダリング処理パラメータ等を指示するスプライト属性データを受けて内部のスプライト属性テーブルに書き込む。ここで、レンダリング処理パラメータとは、スプライトの拡大、縮小、変形等のレンダリング処理を指示するパラメータである。画像処理装置2は、このテーブルに書き込まれた属性データに基づいてパターンROM3からスプライトパターンを読み出し、レンダリング処理パラメータに基づいて拡大、縮小等の処理を行った後表示装置4へ出力して表示する。
ところで、上述したスプライトによる画像表示において、スプライトパターンを拡大すると、元画像より表示ドットが増えるため、この増えた表示ドットの色を元画像のドットの色に基づいて決める必要がある。従来、この増えた表示ドットの色を決めるための処理としてバイリニアフィルタ補間処理が知られている。
図5は、拡大処理に伴うバイリニアフィルタ補間処理を説明するための図であり、この図において、rgb(x,y)は拡大後に増えた表示ドット(座標(x,y))のカラーを指示するカラーデータである。また、rgb(m,n)、rgb(m+1,n)、rgb(m,n+1)、rgb(m+1,n+1)は各々拡大前の隣り合う4ドットを拡大した場合の計算上の表示位置(m,n)、(m+1,n)、(m,n+1)、(m+1,n+1)のカラーデータを示す。また、これらの表示位置はこの表示ドットの座標(x,y)を取り囲む座標上最も近い計算上のドットである。なお、m、nは整数である。また、図において、p、qは座標(x,y)および座標(m,n)、(m+1,n)、(m,n+1)、(m+1,n+1)から次式によって計算される値である。
p=座標値x−座標値m
q=座標値y−座標値n
そして、rgb(x,y)は次式によって求められる。
rgb(x,n)=(1−p)×rgb(m,n)+p×rgb(m+1,n)
rgb(x,n+1)=(1−p)×rgb(m,n+1)+p×rgb(m+1,n+1)
rgb(x,y)=(1−q)×rgb(x,n)+q×rgb(x,n+1)
なお、本出願の出願人は先にバイリニアフィルタ補間処理を使用した画像表示装置として、
特願2004−193019
を出願している。
ところで、上述したバイリニアフィルタ補間処理は、キャラクタの色の変化が激しいエッジ部分において次の問題がある。すなわち、アニメや幾何学的な絵など、比較的隣り合う画像のエッジがはっきりしている画像を拡大し、バイリニアフィルタ補間処理によって新たなドットの色を設定すると、得られる画像が元の画像に対し、特に、キャラクタの境界部分がぼやけた画像になってしまう。この傾向はアニメ等の画像の場合に特に顕著である。
そこで、本発明は、画像のエッジの鮮明さを画像の拡大処理後においても保つことができる画像処理方法および装置を提供することを目的とする。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、表示すべき表示ドットのカラーデータを求めるためのしきい値データがスプライトパターン毎に予め記憶された記憶手段を備え、前記スプライトパターンに所定のレンダリング処理を行った後表示する画像処理装置における画像処理方法であって、前記スプライトパターンのレンダリング処理によって計算上の表示点の表示座標を求めると共に、実際に表示すべき表示ドットの座標を求める第1の演算処理と、前記実際に表示すべき表示ドットの周囲の計算上の4表示点の相互間のカラーデータの差分を演算する第2の演算処理と、前記差分が前記記憶手段に記憶されている前記表示すべきスプライトパターンの前記しきい値データより小か否かを検出する比較処理と、前記比較処理の出力に基づいて、前記4表示点の内、隣り合う表示点間のカラーデータの差分が前記しきい値データより大の場合に、前記隣り合う表示点のうち、実際に表示すべき表示ドットにより近い表示点のカラーデータを補間データとする演算係数を設定して出力し、小の場合は隣り合う表示点間のカラーデータのバイリニア補間演算によって求められるカラーデータを補間データとする演算係数を設定して出力する演算係数決定処理と、前記演算係数決定処理から出力される前記演算係数を用いて前記実際に表示すべき表示ドットのカラーデータを求める補間処理とを有することを特徴とする
本発明は、表示すべき表示ドットのカラーデータを求めるためのしきい値データがスプライトパターン毎に予め記憶された記憶手段を備え、前記スプライトパターンに所定のレンダリング処理を行った後表示する画像処理装置における画像処理方法であって、前記スプライトパターンのレンダリング処理によって計算上の表示点の表示座標を求めると共に、実際に表示すべき表示ドットの座標を求める第1の演算処理と、前記実際に表示すべき表示ドットの周囲の計算上の4表示点の相互間のカラーデータの差分を演算する第2の演算処理と、前記4表示点相互のカラーデータの差分の各々としきい値データとの大小関係により予め決められたパターンがあり、第2の演算処理により求められた差分が前記記憶手段に記憶された表示すべきスプライトパターンの前記しきい値データより小か否かに基づいて、前記パターンのいずれに該当するかを検出する比較処理と、前記比較処理により検出されたパターンを受け、予め設定された各パターンと演算係数との対応テーブルから、ニアレストネイバー補間、バイリニア補間、バイリニア−ニアレストネイバー混合補間のうち、適用すべき補間方式に対応する演算係数を求める演算係数決定処理と、前記演算係数決定処理から出力される前記演算係数を用いて前記実際に表示すべき表示ドットのカラーデータを求める補間処理とを有することを特徴とする
本発明は、スプライトパターンに所定のレンダリング処理を行った後表示する画像処理装置であって、表示すべき表示ドットのカラーデータを求めるためのしきい値データが前記スプライトパターン毎に予め記憶された記憶手段と、前記スプライトパターンのレンダリング処理によって計算上の表示点の表示座標を求めると共に、実際に表示すべき表示ドットの座標を求める第1の演算手段と、前記実際に表示すべき表示ドットの周囲の計算上の4表示点の相互間のカラーデータの差分を演算する第2の演算手段と、前記差分が前記記憶手段に記憶されている前記表示すべきスプライトパターンの前記しきい値データより小か否かを検出する比較手段と、前記比較手段の出力に基づいて、前記4表示点の内、隣り合う表示点間のカラーデータの差分が前記しきい値データより大の場合に、前記隣り合う表示点のうち、実際に表示すべき表示ドットにより近い表示点のカラーデータを補間データとする演算係数を設定して出力し、小の場合は隣り合う表示点間のカラーデータのバイリニア補間演算によって求められるカラーデータを補間データとする演算係数を設定して出力する演算係数デコーダと、前記演算係数デコーダから出力される前記演算係数を用いて前記実際に表示すべき表示ドットのカラーデータを求める補間回路とを具備することを特徴とする
本発明は、スプライトパターンに所定のレンダリング処理を行った後表示する画像処理装置であって、表示すべき表示ドットのカラーデータを求めるためのしきい値データが前記スプライトパターン毎に予め記憶された記憶手段と、前記スプライトパターンのレンダリング処理によって計算上の表示点の表示座標を求めると共に、実際に表示すべき表示ドットの座標を求める第1の演算手段と、前記実際に表示すべき表示ドットの周囲の計算上の4表示点の相互間のカラーデータの差分を演算する第2の演算手段と、前記4表示点相互のカラーデータの差分の各々としきい値データとの大小関係により予め決められたパターンがあり、第2の演算手段により求められた差分が前記記憶手段に記憶された表示すべきスプライトパターンの前記しきい値データより小か否かに基づいて、前記パターンのいずれに該当するかを検出する比較手段と、前記比較手段により検出されたパターンを受け、予め設定された各パターンと演算係数との対応テーブルから、ニアレストネイバー補間、バイリニア補間、バイリニア−ニアレストネイバー混合補間のうち、適用すべき補間方式に対応する演算係数を求める演算係数デコーダと、前記演算係数デコーダから出力される前記演算係数を用いて前記実際に表示すべき表示ドットのカラーデータを求める補間回路とを具備することを特徴とする
この発明によれば、画像のエッジの鮮明さを画像の拡大処理後においても保つことができる効果がある。
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態による画像処理装置におけるバイリニアフィルタ・ユニットBUの構成を示すブロック図、図2は図1におけるΔ−コンパレータ31の処理内容を示す説明するための図、図3は画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。
図3において、符号3はパターンROMであり、複数のスプライトパターンが圧縮されて記憶されている。13はスプライト属性テーブルであり、スプライト属性データがCPU(図示略)によって登録される。ここで、スプライト属性データには、パターンROM3内のスプライトパターンの格納アドレス、パターンの拡大、縮小、回転、変形等を指示するレンダリング処理パラメータ、表示位置を指示するデータ、Δデータ(後述する)等がある。14はデコードコントローラであり、パターンROM3内の圧縮されたスプライトパターンのデコード(伸張)処理を制御する。15はROMインターフェイスであり、パターンROM3へ読出アドレスを出力し、パターンROM3から読み出されたスプライトパターンをデコーダ16へ出力する。
デコーダ16はパターンROM3から読み出されたスプライトパターンのデコード(伸張処理)を行ってスプライトバッファインターフェイス17へ出力する。スプライトバッファインターフェイス17は、デコーダ16から出力されるスプライトパターンをスプライトバッファ18に展開する。また、レンダリングエンジン21からの指示を受けてスプライトバッファ18内のスプライトパターンを読み出し、レンダリングエンジン21へ出力する。ここで、スプライトバッファ18は複数のスプライトパターンを展開できる容量をもっている。20はレンダリングコントローラであり、スプライト属性テーブル13内のスプライト属性データを読み出し、読み出した属性データをレンダリングエンジン21へ出力する。
レンダリングエンジン21は、レンダリングコントローラ20の指示に従ってスプライトバッファ18から読み出されたスプライトパターンのレンダリング処理を行い、次いで、レンダリングエンジン21内の図1のバイリニアフィルタ・ユニットBUによってスプライトパターンのバイリニアフィルタ補間処理を行い、処理済みのデータをフレームバッファインターフェイス22へ出力する。
フレームバッファインターフェイス22はレンダリングエンジン21から出力されるスプライトパターンに基づいてフレームバッファ23の描画を行う。また、このフレームバッファインターフェイス22は、ディスプレイコントローラ25からの指示を受けてフレームバッファ23から表示データを読み出し、ディスプレイコントローラ25へ出力する。フレームバッファ23は表示装置4の表示ドット対応でパターンデータが書き込まれるメモリであり、描画用/表示用のダブルバッファ構成となっている。ディスプレイコントローラ25は画像表示のための各種のタイミング信号を生成して表示装置4へ出力し、また、フレームバッファ23から読み出された表示データをそのタイミング信号に同期させて表示装置4へ出力する。
次に、図1に示すバイリニアフィルタ・ユニットBUについて図5を参照して説明する。
図5において、rgb(x,y)は拡大後に増えた表示ドット(座標(x,y))のカラーを指示するカラーデータであり、また、rgb(m,n)、rgb(m+1,n)、rgb(m,n+1)、rgb(m+1,n+1)は各々拡大前の隣り合う4ドットを拡大した場合の計算上の表示位置(m,n)、(m+1,n)、(m,n+1)、(m+1,n+1)のカラーデータである。
図1において、31はΔ−コンパレータであり、次の各処理を行う。まず、図5における各表示位置(m,n)、(m+1,n)、(m,n+1)、(m+1,n+1)の各ドットのうち、隣り合うドットのR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各差分を次の式によって求める。
R(m+1,n)−R(m,n)=ΔR1
G(m+1,n)−G(m,n)=ΔG1
B(m+1,n)−B(m,n)=ΔB1

R(m,n+1)−R(m,n)=ΔR2
G(m,n+1)−G(m,n)=ΔG2
B(m,n+1)−B(m,n)=ΔB2

R(m+1,n+1)−R(m,n+1)=ΔR3
G(m+1,n+1)−G(m,n+1)=ΔG3
B(m+1,n+1)−B(m,n+1)=ΔB3

R(m+1,n+1)−R(m+1,n)=ΔR4
G(m+1,n+1)−G(m+1,n)=ΔG4
B(m+1,n+1)−B(m+1,n)=ΔB4
次に、上述した各差分データがスプライト属性テーブル13に設定されているΔデータ(しきい値)より小であるか否かをチェックすることによって、次の各条件式(1)〜(4)が成り立つか否かをチェックする。なお、「&&」は「且つ」を意味する。
(|ΔR1|<Δ)&&(|ΔG1|<Δ)&&(|ΔB1|<Δ)…(1)
(|ΔR2|<Δ)&&(|ΔG2|<Δ)&&(|ΔB2|<Δ)…(2)
(|ΔR3|<Δ)&&(|ΔG3|<Δ)&&(|ΔB3|<Δ)…(3)
(|ΔR4|<Δ)&&(|ΔG4|<Δ)&&(|ΔB4|<Δ)…(4)
次に、上述した条件式(1)〜(4)の成立/不成立に基づいて対象ドット(座標(x、y))が図2に示すA〜Lのどのパターンに該当するかを検出する。
ここで、パターンAは条件式(1)〜(4)が全て不成立であった場合であり、対象ドット(座標(x、y))の周囲4ドットの各カラーがそれぞれ大きく異なっている場合である。また、パターンBは条件式(1)、(3)が成立、(2)、(4)が不成立の場合であり、左右のドットのカラーはそれほど大きく異なっていないが、上下のドットのカラーは大きく異なっている場合である。同様に、パターンCは条件式(1)、(3)が不成立、(2)、(4)が成立の場合、パターンDは条件式(1)、(3)、(4)が不成立、(2)が成立の場合であり、他のパターンも同様である。また、パターンLは条件式(1)〜(4)が全て成立の場合である。
そして、Δ−コンパレータ31は、上述した過程によって検出したパターンを示すパターンデータPDを、カラーデータrgb(m,n)、rgb(m+1,n)、rgb(m,n+1)、rgb(m+1,n+1)と共に演算係数デコーダ32へ出力する。
演算係数デコーダ32は、レンダリング処理によって得られた座標(x,y)と、その点を囲む4点の座標(m,n)、(m+1,n)、(m,n+1)、(m+1,n+1)から図5に示すデータp、qを求める。次に、求めたデータp、qおよびパターンデータPDに基づいて、新たな補間処理用データp’、q’を定める。
すなわち、パターンデータPDがパターンAを示すデータであった場合は、上記の4点のうち対象ドット(座標(x、y))と最も近いドット(ニアレストネイバー)のカラーと同じカラーとなるようにp’、q’を定める。例えば、
p>0.5 q<0.5
であって、対象ドット(座標(x、y))と最も近い点が図5に示すように、座標(m+1,n)の点であった場合は、
p’=1
q’=0
と定める。
また、パターンデータPDがパターンBを示すデータであった場合は、横方向については従来と同様のバイリニア補間を行い、縦方向についてはニアレストネイバーによる補間を行う。すなわち、
p’=p
q’=0(q≦0.5の場合) or q’=1(q>0.5の場合)
と定める。
また、パターンデータPDがパターンCを示すデータであった場合は、縦方向については従来と同様のバイリニア補間を行い、横方向についてはニアレストネイバーによる補間を行う。すなわち、
p’=0(p≦0.5の場合) or q’=1(p>0.5の場合)
q’=q
と定める。
他のパターンデータPDについても同様である。また、パターンデータPDがパターンLを示すデータであった場合は、縦方向、横方向については従来と同様のバイリニア補間を行を行う。すなわち、
p’=p
q’=q
と定める。
そして、この演算係数デコーダ32は、上述した過程によって求めたデータp’、q’をバイリニアフィルタ補間回路33へ出力する。
なお、上述したデータp’、q’は、実際には、予めパターンA〜Lとデータp’、q’との対応テーブルを作成しておき、そのテーブルを使用して求める。
バイリニアフィルタ補間回路33は、上述したデータp’、q’を受け、次の式によって対象ドットのカラーデータrgb(x,y)を求める。
rgb(x,n)=(1−p’)×rgb(m,n)+p’×rgb(m+1,n)
rgb(x,n+1)=(1−p’)×rgb(m,n+1)+p’×rgb(m+1,n+1)
rgb(x,y)=(1−q’)×rgb(x,n)+q’×rgb(x,n+1)
このように、上記バイリニアフィルタ・ユニットBUによれば、対象ドット(座標(x、y))を囲む上下、左右のドットのカラーデータの差がしきい値データΔより小の場合は従来と同様のバイリニア補間を行うが、大の場合は、キャラクタの色の変化が激しいエッジ部分があると想定し、対象ドットのカラーをニアレストネイバーのドットのカラーと同一とする。これにより、キャラクタの色の変化が激しいエッジ部分のぼやけを防ぐことができる。
ところで、通常、R、G、Bデータは8ビットであり、したがって、データΔの選択の範囲は1〜256となる。そして、データΔ=256を選択し、(1)〜(4)が成立した場合、画像の全ての箇所においてパターンデータPDがLとなり、したがって、従来のバイリニア補間処理が画像の全領域において行われる。一方、データΔ=1を選択し、(1)〜(4)が成立した場合、画像の全ての箇所においてパターンデータPDがAとなり、したがって、画像の全領域においてニアレストネイバーによる処理行われる。
このように、上記バイリニアフィルタ・ユニットBUによれば、しきい値データΔの選定により、ニアレストネイバー、バイリニア補間、上記バイリニア−ニアレストネイバー混合補間の各方式を任意に選択することができる。また、データΔを、各スプライト毎に属性データとしてスプライト属性テーブル13に記憶させることによって、スプライト毎に最適なデータΔを用いることが可能となる。これにより、画質の向上を図ることが可能である。また、上記バイリニアフィルタ・ユニットBUは、従来のバイリニアフィルタ補間回路と比較し、コンパレータおよびデコーダを追加するだけでよく、従来の回路を安価に改良することが可能である。
この発明は、ゲーム機の表示装置等に用いられる。
この発明の一実施形態による画像処理装置におけるバイリニアフィルタ・ユニットBUの構成を示すブロック図である。 図1におけるΔ−コンパレータ31から出力されるパターンデータPDを説明するための図である。 この発明の一実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。 スプライトによる表示方式を用いた表示システムの構成を示すブロック図である。 バイリニアフィルタ補間処理を説明するための図である。
符号の説明
3…パターンROM、4…表示装置、11…画像処理装置、21…レンダリングエンジン、23…フレームバッファ、31…Δ−コンパレータ、32…演算係数デコーダ、33…バイリニアフィルタ補間回路。

Claims (4)

  1. 表示すべき表示ドットのカラーデータを求めるためのしきい値データがスプライトパターン毎に予め記憶された記憶手段を備え、前記スプライトパターンに所定のレンダリング処理を行った後表示する画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記スプライトパターンのレンダリング処理によって計算上の表示点の表示座標を求めると共に、実際に表示すべき表示ドットの座標を求める第1の演算処理と、
    前記実際に表示すべき表示ドットの周囲の計算上の4表示点の相互間のカラーデータの差分を演算する第2の演算処理と、
    前記差分が前記記憶手段に記憶されている前記表示すべきスプライトパターンの前記しきい値データより小か否かを検出する比較処理と、
    前記比較処理の出力に基づいて、前記4表示点の内、隣り合う表示点間のカラーデータの差分が前記しきい値データより大の場合に、前記隣り合う表示点のうち、実際に表示すべき表示ドットにより近い表示点のカラーデータを補間データとする演算係数を設定して出力し、小の場合は隣り合う表示点間のカラーデータのバイリニア補間演算によって求められるカラーデータを補間データとする演算係数を設定して出力する演算係数決定処理と、
    前記演算係数決定処理から出力される前記演算係数を用いて前記実際に表示すべき表示ドットのカラーデータを求める補間処理と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 表示すべき表示ドットのカラーデータを求めるためのしきい値データがスプライトパターン毎に予め記憶された記憶手段を備え、前記スプライトパターンに所定のレンダリング処理を行った後表示する画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記スプライトパターンのレンダリング処理によって計算上の表示点の表示座標を求めると共に、実際に表示すべき表示ドットの座標を求める第1の演算処理と、
    前記実際に表示すべき表示ドットの周囲の計算上の4表示点の相互間のカラーデータの差分を演算する第2の演算処理と、
    前記4表示点相互のカラーデータの差分の各々としきい値データとの大小関係により予め決められたパターンがあり、第2の演算処理により求められた差分が前記記憶手段に記憶された表示すべきスプライトパターンの前記しきい値データより小か否かに基づいて、前記パターンのいずれに該当するかを検出する比較処理と、
    前記比較処理により検出されたパターンを受け、予め設定された各パターンと演算係数との対応テーブルから、ニアレストネイバー補間、バイリニア補間、バイリニア−ニアレストネイバー混合補間のうち、適用すべき補間方式に対応する演算係数を求める演算係数決定処理と、
    前記演算係数決定処理から出力される前記演算係数を用いて前記実際に表示すべき表示ドットのカラーデータを求める補間処理と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  3. スプライトパターンに所定のレンダリング処理を行った後表示する画像処理装置であって、
    表示すべき表示ドットのカラーデータを求めるためのしきい値データが前記スプライトパターン毎に予め記憶された記憶手段と、
    前記スプライトパターンのレンダリング処理によって計算上の表示点の表示座標を求めると共に、実際に表示すべき表示ドットの座標を求める第1の演算手段と、
    前記実際に表示すべき表示ドットの周囲の計算上の4表示点の相互間のカラーデータの差分を演算する第2の演算手段と、
    前記差分が前記記憶手段に記憶されている前記表示すべきスプライトパターンの前記しきい値データより小か否かを検出する比較手段と、
    前記比較手段の出力に基づいて、前記4表示点の内、隣り合う表示点間のカラーデータの差分が前記しきい値データより大の場合に、前記隣り合う表示点のうち、実際に表示すべき表示ドットにより近い表示点のカラーデータを補間データとする演算係数を設定して出力し、小の場合は隣り合う表示点間のカラーデータのバイリニア補間演算によって求められるカラーデータを補間データとする演算係数を設定して出力する演算係数デコーダと、
    前記演算係数デコーダから出力される前記演算係数を用いて前記実際に表示すべき表示ドットのカラーデータを求める補間回路と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  4. スプライトパターンに所定のレンダリング処理を行った後表示する画像処理装置であって、
    表示すべき表示ドットのカラーデータを求めるためのしきい値データが前記スプライトパターン毎に予め記憶された記憶手段と、
    前記スプライトパターンのレンダリング処理によって計算上の表示点の表示座標を求めると共に、実際に表示すべき表示ドットの座標を求める第1の演算手段と、
    前記実際に表示すべき表示ドットの周囲の計算上の4表示点の相互間のカラーデータの差分を演算する第2の演算手段と、
    前記4表示点相互のカラーデータの差分の各々としきい値データとの大小関係により予め決められたパターンがあり、第2の演算手段により求められた差分が前記記憶手段に記憶された表示すべきスプライトパターンの前記しきい値データより小か否かに基づいて、前記パターンのいずれに該当するかを検出する比較手段と、
    前記比較手段により検出されたパターンを受け、予め設定された各パターンと演算係数との対応テーブルから、ニアレストネイバー補間、バイリニア補間、バイリニア−ニアレストネイバー混合補間のうち、適用すべき補間方式に対応する演算係数を求める演算係数デコーダと、
    前記演算係数デコーダから出力される前記演算係数を用いて前記実際に表示すべき表示ドットのカラーデータを求める補間回路と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
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