JP4733252B2 - ウエハの表面検査装置及び検査方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリコンウエハ表面のキズ、ヨゴレの有無を検査する装置において、キズ、ヨゴレ等の欠陥の抽出、及びその種類分けができる装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリコンウエハの製造工程においては、CZ(チョクラルスキー)法等で引き上げられたシリコンインゴットから切り出されたシリコンウエハに対して、細かい粒径の研磨剤を含んだ研磨液を使用したラッピング処理を施すことによりその表面を鏡面状態に仕上げている。
【0003】
そしてこのように表面仕上げされたシリコンウエハは、洗浄工程を経た後、作業者の目視による表面検査を受け、キズやヨゴレが認められないと判断されたものだけが良品として出荷されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで人間の目視による表面検査はその方法や判断基準が標準化されておらず、顧客の満足度を向上させる点において不十分であった。
【0005】
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、不良とすべきキズやヨゴレを確実に検出することができるウエハ表面検査装置及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明に係る表面検査装置は、シリコンウエハ表面の微細な点欠陥(LPD)の分布情報から、その偏在するLPDの集合体をキズやヨゴレとして検出するもので、不良とすべきこれら欠陥を確実に検出するような手段を備えた表面検査装置及び方法であることを特徴とする。
【0007】
より具体的には、本発明においては以下のような表面検査装置及び表面検査方法を提供する。
【0008】
(1) パーティクルカウンタから供給されるウエハ表面の2次元欠陥分布情報(LPDマップ)に基づいて当該ウエハ表面のキズの検出を行うウエハ表面検査装置であって、前記パーティクルカウンタから供給される前記LPDマップを取り込む入力手段と、各ウエハ毎の前記LPDマップを複数のウエハについて蓄積し得る記憶手段と、この記憶手段に蓄積されているLPDマップの中で、LPDの偏在を検出することによって、ウエハ表面のキズの検出を行う情報処理手段と、を備えることを特徴とするウエハ表面検査装置。
【0009】
「パーティクルカウンタ」とは、ウエハ表面にレーザ光を照射した際にウエハ表面から得られる散乱光を検出するものであり、市販のものを用いることが可能である。この検査装置は、各散乱点(LPD:Light Point Defect)を個々の欠陥として良否を判定することが主機能であり、LPDの2次元的な集まり状態からこれを線状のキズやヨゴレとして認識することや、当該キズやヨゴレが不良とすべきものであるか否かを判定するといった人間が行う検査と同様の検査を行うことは困難であった。このため作業者がこのマップを見てキズの検出や不良の判定等を行う必要があり、人手によらず検査を行うことを実現するという点において未だ不十分であった。すなわち、現状検査装置ではLPDマップから、LPDの集合体からなるキズやヨゴレをそれとして自動認識することはできなかったが、本発明に係る検査装置を取り付けることによって、それが可能になる。
【0010】
「ウエハ表面のLPDの集合体(キズ)」は、連続していることもあり、不連続なこともある。また、その並びは、直線であっても曲線であっても良い。「キズ」とは、ウエハ表面の欠陥の集合体またはウエハ表面の擦りキズ等、種々の形態のものを意味する。また、「複数のウエハについて蓄積し得る記憶手段」とは、複数のウエハまたは単数のウエハについて蓄積が可能であることを意味する。
【0011】
(2) 前記情報処理手段は、前記部分領域LPDマップごとに2次元ハフ変換処理により前記キズを検出することを特徴とする(1)記載のウエハ表面検査装置。
【0012】
(3) 前記情報処理手段は、前記LPDマップを空間フィルタによって平滑化した結果を所定の閾値で2値化することにより前記LPDの集合体をその周囲と区別して検出することを特徴とする(1)記載のウエハ表面検査装置。
【0013】
(4) パーティクルカウンタから供給されるウエハ表面の2次元欠陥分布情報(LPDマップ)に基づいて当該ウエハ表面のキズの検出を行うウエハ表面検査方法であって、ウエハ表面から抽出されたLPDマップの中で、LPDの偏在を検出することによって、ウエハ表面のLPDの集合体からなる欠陥の検出を行うステップを備えることを特徴とするウエハ表面検査方法。
【0014】
(5) 前記欠陥の検出を行うステップでは、前記LPDマップの部分領域ごとに2次元ハフ変換処理によって、線状に偏在したLPDの集合を検出することで前記欠陥(キズ欠陥)を検出することを特徴とする(4)記載のウエハ表面検査方法。
【0015】
(6) 前記LPDマップの少なくとも一部分に対して空間フィルタによって平滑化した結果を所定の閾値で2値化することにより、前記LPDの不定形な集合体をその周囲と区別し欠陥(ヨゴレ欠陥)として検出するステップをさらに備えることを特徴とする(4)記載のウエハ表面検査方法。
【0016】
(7) ウエハ表面から抽出された2次元欠陥分布情報(LPDマップ)について、当該LPDマップの中で、LPDの偏在を検出することによって、ウエハ表面のLPDの集合体からなる欠陥の検出を行う検出工程を含むプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る表面検査装置及び検査方法について図面を参照しながら説明する。
【0018】
[装置の構成]
図1は、本発明に係るシリコンウエハの表面検査システム10の全体構成を示す略線図である。この図1に示されるように、表面検査システム10は、シリコンウエハの表面から微細な欠陥を抽出するためのレーザ散乱検出機11と当該レーザ散乱検出機11を制御するための制御用コンピュータ12とからなる抽出部13を複数有し、これらの抽出部13からネットワーク15を介して抽出結果(LPDマップ)を集めキズやヨゴレの状態を判定する判定用コンピュータ21を有する。
【0019】
抽出部13の各レーザ散乱検出機11は、シリコンウエハの表面にレーザ光を照射し、欠陥がある場合に生じる散乱光を検出する。そしてレーザ散乱検出機11は検出された各散乱点を個々の欠陥としたマップ(LPDマップ:Light Point Defectマップ)を予め決められたウエハ上の座標系での座標値とその散乱光の強度の集合として生成することにより、シリコンウエハ表面の微細な欠陥を抽出するようになされている。
【0020】
このようにして抽出されたシリコンウエハ表面の個々の散乱点(欠陥)の情報(LPDマップ)は、各レーザ散乱検出機11に設けられているハードディスク(図示せず)に、あるいはネットワーク15を介して直接判定用コンピュータ21のハードディスクに、ウエハID、スロット番号等に対応付けられて記憶される。
【0021】
判定用コンピュータ21は、各制御用コンピュータ12から判定しようとするシリコンウエハのウエハIDやスロット番号並びに当該ウエハIDやスロット番号に対応付けられた散乱点情報(LPDマップ)をイーサネットで構築されたLAN(Local Area Network)(ネットワーク15)を介して対応するレーザ散乱検出機11から取得する。
【0022】
因みに複数の制御用コンピュータ12やレーザ散乱検出機11は、互いに異なるデータフォーマットでLPDマップを管理している場合であっても、これらの情報を取得した判定用コンピュータ21はこれらの情報を共通のデータフォーマットに変換して取り扱うようになされている。
【0023】
ここで図2は判定用コンピュータ21の構成を示すブロック図であり、バス41を介してCPU(Central Processing Unit)42、ROM(Read Only Memory)44、RAM(Random Access Memory)45、ハードディスクドライブ装置48、表示処理部46、インターフェイス43及び49が接続されている。
【0024】
CPU42はROM44に格納されているプログラムまたは他の記憶媒体から読み出されたプログラムに従って動作し、レーザ散乱検出機11及び制御用コンピュータ12から供給された各シリコンウエハの散乱点情報(LPDマップ)をインターフェイス43を介して受け取り、これをハードディスクドライブ装置48のハードディスクに格納する。
【0025】
CPU42はハードディスクに格納されたLPDマップの所定部分を必要に応じてRAM45に書き込んで、後述するキズやヨゴレの抽出処理や良否の判定処理を行う。当該処理結果は、表示処理部46においてグラフィックス処理が施された後CRT(Cathode Ray Tube)等でなるモニタ47において可視表示されるとともに、必要に応じてUSB端子等のインターフェイス49を介してプリンタに供給され、印刷される。
【0026】
ここで図3は、レーザ散乱検出機11から判定用コンピュータ21に供給されたLPDマップ30を画面情報に変換して表示した表示例であり、判定用コンピュータ21は、シリコンウエハの表面において生じた複数の散乱点31のうち、その集合状態(特徴量)に応じて不良となり得るキズやヨゴレを検出するようになされている。例えば図3に示す複数の散乱点(LPD)31のうち、線状に接近した一連の散乱点の集合領域32はキズとして検出されるとともに、密度が高くなっている散乱点の不定形な集合領域33はヨゴレとして検出される。
【0027】
すなわち判定用コンピュータ21は図4に示す検査処理手順に従って、シリコンウエハ表面の散乱点31の偏在、集合体の発生状態から線状のキズ及び不定形のヨゴレを検出し、当該検出結果として得られる散乱点31の偏在、集合体の発生状態(特徴量)に基づいて、さらにそのキズやヨゴレを不良とすべきであるか否かを判断するようになされており、判定用コンピュータ21は先ずレーザ散乱検出機11からLPDマップデータを取得すると、ステップA11から当該検査処理手順に入り、ステップA12において区間分析方法及びピラミッド処理によってLPDマップからシリコンウエハ表面の散乱点31の線状の集合領域32を検出するとともに、これをキズとして認識する。
【0028】
そしてステップA12におけるキズの検出処理が完了すると、判定用コンピュータ21は続くステップA13に移って、LPDマップから散乱点の不定形な集合である偏在、すなわちシリコンウエハ表面のヨゴレを検出する。
【0029】
キズ及びヨゴレが検出されると、判定用コンピュータ21はステップA14に移って、当該検出されたキズ及びヨゴレの種類をその特徴量に基づいて分類するとともに、当該分類された結果に基づく判定基準を用いてこのときの検査対象であるシリコンウエハを不良とすべきであるか否かを判定する。当該判定結果は、ステップA15においてプリンタ等に出力された後、ステップA16において当該検査処理手順が完了する。
【0030】
ここで、上述のステップA12におけるキズの検出処理の詳細を説明する。図5はLPDマップ30から不良となり得る散乱点31の偏在、集合領域を検出する際のピラミッド処理の説明に供する略線図を示し、判定用コンピュータ21は、RAM45に書き込まれたLPDマップ30に対して、図5(A)に示すような3段階の分解能(a:200×200[Dots]、b:400×400[Dots]、c:1000×1000[Dots])を用いながら、各分解能において後述する回転プロジェクション法を用いた区間分析処理によって散乱点の線状の集合領域を抽出する。
【0031】
すなわち判定用コンピュータ21は、先ず図5(B)に示すようにLPDマップ30を低分解能(a:200×200[Dots])で画像解析し、散乱点31の偏在33や線状の集合領域34を抽出する。この場合、低分解能で抽出可能な散乱点の線状の集合領域34はこの分解能のまま後述する回転プロジェクション法により検出される。
【0032】
低分解能での検出処理が完了すると、判定用コンピュータ21は図5(C)に示すようにやや高い中分解能(b:400×400[Dots])で画像分析し、散乱点31の偏在33や線状の集合領域を抽出する。この場合、この分解能で抽出可能な散乱点の線状の集合領域はこの分解能のまま後述する回転プロジェクション法によりキズとして検出される。因みに図5(C)に示すLPDマップ30の場合は、散乱点の偏在33は認められるものの線状の集合領域は認められない。このような場合は、偏在33の中に更に高い分解能で抽出可能な散乱点の線状の集合領域が存在する可能性があり、判定用コンピュータ21は図5(D)に示すように、さらに高い高分解能(c:1000×1000[Dots])でLPDマップ30を画像分析し、偏在33や線状の集合領域を抽出する。
【0033】
図5(D)に示す高分解能でのLPDマップ30においては、低い分解能では散乱点31の高密度領域である偏在33の中に隠れていた線状の集合領域33Aが認められることとなり、判定用コンピュータ21はこの分解能において後述する回転プロジェクション法により始めて当該集合領域33Aを検出することができることとなる。
【0034】
次に各分解能で判定用コンピュータ21によって実行される回転プロジェクション法を用いた区間分析法による散乱点の線状の集合領域を検出する方法について説明する。図6は線状の不良キズとなり得る散乱点の線状集合領域の検出方法の原理を示す略線図であり、シリコンウエハ表面の散乱点31に基づいて作成されたLPDマップ30の所定領域AR10からセグメントSEG10を切り出し、このセグメントSEG10を回転させる。因みにセグメントSEG10を回転させる方法としては、RAM45(図2)において抽出された領域AR10の画像データについて、その画像データの読み出しアドレスを回転角度に応じて変更して読み出す等の方法を用いる。
【0035】
そしてそのときのセグメントSEG10の縦軸(Y軸)への各散乱点31の投影結果をY軸プロジェクション曲線YPとし、またそのときのセグメントSEG10の横軸(X軸)への各散乱点31の投影結果をX軸プロジェクション曲線XPとする。
【0036】
これらのX軸プロジェクション曲線XP及びY軸プロジェクション曲線YPは、それぞれの軸(X軸またはY軸)への散乱点の投影量(散乱点の数)が多いほど大きな値となることから、例えば図6において50°の回転角度におけるセグメントSEG10では、その内部に存在する散乱点のうちの連続的な集合領域32の長手方向と、セグメントSEG10のX軸とのなす角度が略直角となる状態でX軸プロジェクション曲線XPの値は部分的に高くなることとなる。
【0037】
従って、X軸プロジェクション曲線XP及びY軸プロジェクション曲線YPが部分的に急峻な立ち上がりを示す状態が検出されたとき、連続的な散乱点の集合領域32が存在することが分かる。このことは、散乱点の集合領域32が連続していなくても検出されることであり、セグメントSEG10内において少なくとも一定方向に規則性を以って散乱点が並んでいる状態を検出することができる。因みに、図6においては回転角度が0°、10°及び50°の状態を示しているが、本実施の形態における回転プロジェクション法を用いた散乱点の集合領域32の検出方法では、回転プロジェクションの方向が決まっているわけではなく、連続的に回転させた際のX軸プロジェクション曲線XP及びY軸プロジェクション曲線YPの立ち上がりの状態を監視することによって散乱点の集合領域32をその方向によらず検出することができる。
【0038】
ここで、図6について上述したプロジェクション曲線による散乱点の連続的な線状の集合領域32の検出方法は、その検出原理を示すものであるが、実際には図7に示すように、X軸プロジェクション曲線XP及びY軸プロジェクション曲線YPについて、それぞれ回転角度に対応させてヒストグラムを並べ、そのピークPEAKを探すことで散乱点の線状の集合領域32を判定することができる。この判定方法は、いわゆる2次元ハフ変換による直線の検出方法を用いるものである。
【0039】
かくして判定用コンピュータ21は、図5について上述した各分解能ごとに図6及び図7について上述した回転プロジェクション法により、不良となる可能性がある散乱点の線状の集合領域をシリコンウエハの全ての領域において検出する。判定用コンピュータ21は、回転プロジェクション法によって位置(セグメントSEG10)が特定された散乱点の線状の集合領域について、その輝度や色に基づく画像処理によって線状のキズとして認識する。
【0040】
ここで、このようにして認識された線状のキズとして、例えば図6に示すように3つのブロック32a、32b及び32cがCPU42によって認識された場合、これら3つのブロック32a、32b及び32cを1本のキズとすべきであるか、または複数本(2本または3本のキズ)であるかを判断する必要がある。従って判定用コンピュータ21は上述のステップA12(図4)において、断続して認識された線状のキズを一定の条件の下に接続する処理を実行する。
【0041】
すなわち図8に示すように、線状のキズとして認識された第1のブロック32aと第2のブロック32bとについて1本のキズとして見るか否かを判断する方法として、判定用コンピュータ21は、2本のキズのブロック32a及び32bの基準方向に対する角度θ1及びθ2と、各ブロック32a及び32bの中点M1及びM2を結んだ直線L1の前記基準方向に対する角度θ3とを用いて、角度類似度Zを次式によって求める。
【0042】
【数1】
Figure 0004733252
【0043】
この式は各角度の差の内積を求めるものであり、角度類似度Zが1に近づくほど2本のブロック32a及び32bの連結度、すなわち接続すべき度合いが高くなる。
【0044】
これは2本のブロック32a及び32bの角度θ1及びθ2が近似しており、しかも2本のブロック32a及び32bが直角方向に離れていないこと(角度θ3が小さいこと)を条件としてこれら2本のブロック32a及び32bを連結すべきであると判断することを意味している。但し、この式において連結度が高いと判断された場合であっても、2本のブロック32a及び32bの間隔が大きい場合にはこれらを連結すべきではなく、判定用コンピュータ21は図9に示す方法によって2本のブロック32a及び32bを連結すべきであるか否かを判断する。
【0045】
すなわち図9において、判定用コンピュータ21は2本のブロック32a及び32bの共通の近似直線L2を引き、2本のブロック32a及び32bの近似直線L2の方向の間隔L3が予め設定されている所定値よりも小さい場合、2本のブロック32a及び32bを連結すべきものと判断する。
【0046】
このように2本のブロック32a及び32bの近似直線L2の方向の間隔L3に基づいて連結の必要性を判断することにより、ブロック32a及び32bの最も近い2点間の距離L4に基づいて判断する場合に比べて、連結すべき近接した2本のブロック32a及び32bを確実に連結することができる。
【0047】
次に図4に示したシリコンウエハ表面の散乱点31の偏在(ヨゴレ)の検出処理ステップA13における詳細な処理手順を説明する。図10はシリコンウエハの表面の散乱点31の検出状態を示すLPDマップ30を示し、散乱点31の偏在領域35a、36a、37aが存在している状態を示す。この状態においては、LPDマップ30の散乱点31は図11(A)に示すようなドットとして表されている。このようなLPDマップ30の各ドットに対して、判定用コンピュータ21は例えば256階調のビットマップへの変換処理を施すことにより、図11(B)に示すようなビットマップデータBMを得る。
【0048】
判定用コンピュータ21はビットマップデータBMに対して空間フィルタを用いた平滑化処理を施すことにより、図11(C)に示すようにビットマップデータBMを平滑化してなる平滑化曲線S1を得る。かかる平滑化曲線S1を画像として表すと、図10(B)に示すように、散乱点31の偏在領域35a、36a、37aのみがその周囲がぼやけた状態で表される。この表示状態では、平滑化処理の結果として、各ドットのうち他のドットから離れたものほど薄く表されることとなる。
【0049】
そして判定用コンピュータ21は図11(C)に示すように、かかる平滑化曲線S1を予め設定されている閾値SHで2値化することにより、2値化領域データD35Cを得る。この2値化領域データD35Cによって図10(C)に示すような周囲とは明確に輝度が異なる偏在領域35c、36c、37cを得る。このように散乱点31の偏在の領域について閾値SHを設けて抽出することにより、周囲に比べて僅かに散乱点の密集度が高い領域であっても、閾値SHの選択によって当該偏在領域を確実に抽出することができる。
【0050】
またこのように2値化データD35Cを得る際の閾値SHを適宜変更することにより、シリコンウエハ表面の散乱点31の検出状態(散乱点31の全体的な密度)に応じた偏在領域の検出を行うことができる。例えば散乱点31が全体的に多く検出された場合には閾値SHの設定レベルを高くすることにより、特に検出密度の高い領域を偏在領域として、散乱点31が平均的に存在する他の領域と区別して検出することが可能となる。そして判定用コンピュータ21はこのようにして検出された不定形の偏在領域をヨゴレとして認識する。
【0051】
以上のようにシリコンウエハ表面のキズやヨゴレが検出されると、判定用コンピュータ21はこれらの検出されたキズやヨゴレが不良とすべきものであるか否かを、図4に示した処理ステップA14において判断する。
【0052】
すなわち、判定用コンピュータ21は図4のステップA12において抽出された線状のキズについて、その長さと検出強度とに基づいて不良であるか否かを判定するようになされている。この場合、キズの長さは図8及び図9について上述した方法により1本と認識されたキズの長さを意味し、また、キズの検出強度とは図6及び図7について上述した回転プロジェクション法におけるプロジェクション曲線XP、YP(ヒストグラム)のピーク値PEAK(キズの濃さに相当)を意味する。
【0053】
また判定用コンピュータ21は図4のステップA13において抽出された偏在(ヨゴレ)について、その外接四角形を求め、当該外接四角形の面積、縦方向の長さ、横方法の長さ、対角線の長さ、密度及び面積-密度判定曲線に基づいて不良であるか否かを判定するようになされている。すなわち図12に示すように、上述のステップA13において抽出された偏在(ヨゴレ)領域35cについて、判定用コンピュータ21はその外接四角形35dを求め、当該外接四角形35dの縦方向の長さH、横方向の長さW及び対角線の長さD及び面積を測り、さらに当該偏在(ヨゴレ)領域35cにおける各散乱点31の積分値に基づいて密度を求める。
【0054】
そして判定用コンピュータ21は外接四角形35dの面積及び密度に基づいて、(密度−漸近密度)>係数α/(面積−漸近面積)によって表される面積-密度判定式を満たす場合に不良と判定する。これは図13に示すような面積-密度判定曲線S35よりも密度及びまたは面積の値が大きい場合に不良と判定することを意味している。すなわち、人がヨゴレていると判定する条件として、面積と密度とが反比例の関係にあることに着目し、このことを条件式として表したものが上述の面積-密度判定式となる。この条件式を用いることにより、従来、人が主観で判断していたヨゴレによる不良の判定を同一条件で行うことが可能となる。
【0055】
判定用コンピュータ21は係るキズ及びヨゴレに基づく不良の基本的判定方法に加えて、キズ及びヨゴレの種類をその散乱点の集合領域、偏在領域の特徴量に応じて分類し、当該分類結果に応じて不良判定の基準設定を行うようになされている。すなわち図14に示すように、シリコンウエハの表面に形成されているキズには、例えばラッピング処理において発生する円弧状の規則正しい配列のキズ(以下これを第1のキズと呼ぶ)39や、電気的耐圧性(GOP)の劣化を伴うポックマークと呼ばれる欠陥の集合体からなる不規則な配列のキズ(以下これを第2のキズと呼ぶ)40があり、第1のキズ39よりも第2のキズ40の方を重度の欠陥と判断する必要がある。
【0056】
従って判定用コンピュータ21は図4に示した判定処理ステップA14において、キズの種類を散乱点の集合状態(特徴量)に応じて判断するとともに、当該キズの種類に応じて判定基準を変えるようになされている。例えば、特徴量である散乱点の配列が比較的不規則な第2のキズに対しては、特徴量である散乱点の配列が規則的な第1のキズの場合に比べてその判定基準とする長さを短くすることにより、第1のキズでは不良とはならない長さであっても第2のキズでは不良となるようになされている。
【0057】
また、判定用コンピュータ21は図4に示した判定処理ステップA14において、ヨゴレの種類を図12について上述した散乱点の集合状態(特徴量)に応じて判断するとともに、当該ヨゴレの種類に応じて図13について上述した判定基準(面積-密度判定曲線S35)を変えるようになされている。
【0058】
因みに、図15(A)は判定用コンピュータ21によるキズ及びヨゴレの検出方法を示した図であり、また図15(B)は不良ウエハの判定基準を示した図である。ここではキズやヨゴレを種類分けするための特徴量としてその長さ、濃さ、面積、密度を用いたが、キズの特徴量としては、その長さ、密度、幅、直線度、円弧度、位置等があり、またヨゴレの特徴量としては、その面積、濃さ/密度、分布、形状、位置等があり、判定用コンピュータ21は必要に応じてこれらの特徴量を使い分ける。
【0059】
かくして判定用コンピュータ21によってシリコンウエハ表面のキズやヨゴレに基づく不良の判定が行われ、その結果がプリンタ等において出力されることとなる。
【0060】
[動作]
上述のような機能、構成を有する本発明に係るシリコンウエハの表面検査装置(判定用コンピュータ21)においては、キズ及びヨゴレを散乱点(LPD)31の集合体、偏在の情報として抽出するとともに、これら抽出されたキズやヨゴレの種類・程度をその特徴量で分類する。キズやヨゴレの種類・程度はその発生原因ごとに異なる場合が多く、発生原因によってはたとえ小さなキズやヨゴレであっても不良とすべきものがある。従って、判定用コンピュータ21は、分類されたキズやヨゴレ(集合体、偏在)の種類・程度ごとに異なる不良判定基準を適用して不良判定することにより、良品としても良いウエハが不良とされたり、または不良品とすべきウエハが良品とされるといった不都合が回避され、正確な判定がなされることとなる。
【0061】
また、判定用コンピュータ21によって散乱点31の集合体や偏在がキズやヨゴレとして認識されることにより、作業者がキズやヨゴレを判定する必要がなくなる。そして、判定用コンピュータ21の判定結果はLANを介してクリーンルーム外のコンピュータ14(図1)において確認可能となり、作業者は種々の確認作業を行う際にクリーンルームに入る必要もなくなり、作業効率が向上することとなる。
【0062】
[他の実施形態]
なお上述の実施形態においては、シリコンウエハ表面のキズを検出する方法として、回転プロジェクション法を用いた区間分析法とピラミッド処理を併用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、いずれか一方を用いるようにしても良い。
【0063】
また上述の実施形態においては、線状のキズの長さに基づいて不良を判定するとともに、ヨゴレの面積、密度に基づいて不良を判定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、線状のキズについてはその幅(太さ)に基づいて不良を判定するようにしても良く、さらには、キズやヨゴレの面積、高さ、直線度、円弧度、位置、その欠陥(キズ、ヨゴレ)を構成している散乱点31の数、密度、大きさの分布等の特徴量を不良判定に用いるようにしても良い。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るシリコンウエハの表面検査装置は、不良とすべき長さや大きさのキズ及びヨゴレを検出することが可能であり、検査効率の向上をもたらすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシリコンウエハの検査システムの全体構成を示す略線図である。
【図2】 本発明に係る欠陥の判定用コンピュータの構成を示すブロック図である。
【図3】 LPDマップの検出例を示す略線図である。
【図4】 本発明に係るシリコンウエハの表面検査処理手順を示すフローチャートである。
【図5】 本発明に係るキズの検出処理におけるピラミッド処理の説明に供する略線図である。
【図6】 本発明に係るキズの検出処理における回転プロジェクション法の説明に供する略線図である。
【図7】 本発明に係るキズの検出処理における回転プロジェクション法の説明に供する略線図である。
【図8】 本発明に係るキズの再現方法の説明に供する略線図である。
【図9】 本発明に係るキズの再現方法の説明に供する略線図である。
【図10】 本発明に係るヨゴレの再現方法の説明に供する略線図である。
【図11】 本発明に係るヨゴレの再現方法の説明に供する略線図である。
【図12】 本発明に係るヨゴレの再現方法の説明に供する略線図である。
【図13】 本発明に係るヨゴレの再現方法の説明に供する略線図である。
【図14】 本発明に係るキズの種類の説明に供する略線図である。
【図15】 本発明に係るキズの検出及び不良の判定の基準を示す略線図である。
【符号の説明】
10 表面検査システム
11 レーザ散乱検出機
12 制御用コンピュータ
15 LAN
21 判定用コンピュータ
25 プリンタ
30 LPDマップ
31 散乱点
32 線状集合領域
41 バス
42 CPU
43、49 インターフェイス
44 ROM
45 RAM
46 表示処理部
47 モニタ
48 ハードディスク装置

Claims (2)

  1. ウエーハ表面の散乱点の情報に基づいて当該ウェーハ表面状態が不良であるとの判定を行なうウエーハ表面検査方法において、
    ウエーハ表面のうち周囲よりも散乱点の密度が高く、形状が線状である散乱点の偏在集合領域をキズであると検出し、
    検出されたキズの長さ、密度、幅、直線度、円弧度、位置に応じて、検出されたキズを構成する散乱点が円弧状の規則正しい配列であるか、ポックマークと呼ばれる欠陥の集合体である不規則な配列であるかを判断し、
    散乱点の配列が不規則であると判断されたキズに対しては、散乱点の配列が規則正しいと判断されたキズに比べて判定基準とする長さを短くすることにより、
    検出されたキズの長さと判定基準とする長さとを対比して、検出されたキズが不良であると判定すること
    を特徴とするウエーハ表面検査方法。
  2. ウエーハ表面の散乱点の情報に基づいて当該ウェーハ表面状態が不良であるとの判定を行なうウエーハ表面検査方法において、
    ウエーハ表面のうち周囲よりも散乱点の密度が高く、形状が線状である散乱点の偏在集合領域をキズであると検出する処理を、検出分解能を変えて行なうステップと、
    検出された個々のキズを接続して1本のキズとすべきか、断続された個々の1本のキズとすべきかを判断するステップと、
    1本のキズと判定されたキズの長さ、密度、幅、直線度、円弧度、位置に応じて、1本のキズと判定されたキズを構成する散乱点が円弧状の規則正しい配列であるか、ポックマークと呼ばれる欠陥の集合体である不規則な配列であるかを判断するステップと、
    散乱点の配列が不規則であると判断された1本のキズに対しては、散乱点の配列が規則正しいと判断された1本のキズに比べて判定基準とする長さを短くすることにより、1本のキズの長さと判定基準とする長さとを対比して、1本のキズが不良であるとするキズの不良判定を行なうステップと
    を含むウエーハ表面検査方法。
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