JP4730943B2 - フランジ抜き工具 - Google Patents

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本発明は、自動車のトランスミッションなどのメインシャフトからフランジを抜き取る工具に関するものである。
自動車のトランスミッションを分解して内部の部品を交換したり修理する場合、ミッションケースのリアーカバーから突出したメインシャフトの端部に取付けたコンパニオンフランジを、メインシャフトから取外す必要がある。このコンパニオンフランジはメインシャフトに焼き嵌めされているので、これを取外すのが面倒で作業に数時間かかっていた。
本発明は上記問題を改善し、シャフトに焼き嵌めされているフランジを容易に引き抜いて取外すことができ作業性を大幅に向上させたフランジ抜き工具を提供するものである。
本発明の請求項1記載のフランジ抜き工具は、円筒状ケースの一端を開口し、この開口した一方の端部にフランジを取付けて、このフランジに複数個のボルト貫通孔を開孔すると共に、円筒状ケースの他端にネジ孔を形成し、ここに円筒状ケースを貫通するネジシャフトを前後進自在に螺合させ、このネジシャフトの先端にスラストベアリングを取付けたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載のフランジ抜き工具は、円筒状ケースの一端を開口し、この端部にフランジを取付けて、このフランジに複数個のボルト貫通孔を開孔すると共に、円筒状ケースの内側に油圧シリンダーを取付けて、そのロッドが円筒状ケースの開口部から伸出するようにしたことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1記載のフランジ抜き工具によれば、コンパニオンフランジの前面に突設された複数本のボルトを、フランジ抜き工具のフランジに開孔したボルト貫通孔に貫通させてナットで固定して、コンパニオンフランジとフランジを連結した後、ネジシャフトを回転させると、この先端がコンパニオンフランジの中心に挿着されたメインシャフトの先端に当接し、更にネジシャフトを前進させるとメインシャフトを押圧し、その反力によりメインシャフトに焼き嵌めされていたコンパニオンフランジを容易に引出すことができる。
また請求項2記載のフランジ抜き工具によれば、コンパニオンフランジの前面に突設された複数本のボルトを、フランジ抜き工具のフランジに開孔したボルト貫通孔に貫通させてナットで固定し、コンパニオンフランジとフランジを連結する。次に油圧ジャッキに油圧を供給すると、シリンダーロッドが、コンパニオンフランジの中心に挿着されたメインシャフトの先端に当接し、更にシリンダーロッドを伸出させると、その反力によりコンパニオンフランジが焼き嵌めされたメインシャフトに沿って引出されてくる。
以下本発明の実施の一形態を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図1はフランジ抜き工具1を示すもので、図2に示すように、円筒状ケース2の一端を数口し、この開口した一方の端部にフランジ3を取付けて、このフランジ3に複数個のボルト貫通孔4を開孔すると共に、円筒状ケースの閉塞した他端にネジ孔5を形成したボス6が溶接されている。
このボス6のネジ孔5に、円筒状ケース2を前後進自在に貫通するネジシャフト7を螺合させ、このネジシャフト7の先端にスラストベアリング8を取付けると共に、ネジシャフト7の上部に六角頭部9を形成したものである。また円筒状ケース2の開口部周縁には環状突起10が形成され、フランジ3の内周に形成した環状段部11と着脱自在に係合するようになっている。
上記構成のフランジ抜き工具1は、トランスミッションを分解して内部の部品を交換したり修理する場合、図3に示すようにミッションケース12のリアーカバー13にベアリング18で支持されたメインシャフト14の端部に取付けたコンパニオンフランジ15をメインシャフト14から取外す必要がある。このコンパニオンフランジ15はメインシャフト14のスプライン16に焼き嵌めされて固定されている。
このため、先ず図示しないサイドブレーキドラムをコンパニオンフランジ15から取り外し、次に図3に示すように、コンパニオンフランジ15の前面に突設された複数本のボルト20を、フランジ抜き工具1のフランジ3に開孔したボルト貫通孔4に貫通させて、ナッ21で固定して、コンパニオンフランジ15とフランジ3を連結する。次にネジシャフト7の六角頭部9をレンチ22で挟んで回転させると、ボス6のネジ孔5に螺合しているネジシャフト7が前進して、コンパニオンフランジ15の中心に挿着されたメインシャフト14の先端に当接する。
更にレンチ22を回転させてネジシャフト7を前進させると図4に示すように、先端のスラストベアリング8が回転しながらメインシャフト14を押圧し、その反力により焼き嵌めされたコンパニオンフランジ15がメインシャフト14のスプライン16に沿って引出されてくる。このようにネジシャフト7を回転させることにより、メインシャフト14に焼き嵌めされていたコンパニオンフランジ15を容易に引出すことができる。またコンパニオンフランジ15のボルト20の位置が異なる場合には、これに合わせたボルト貫通孔4を開孔したフランジ3に交換して使用することができる。
図5および図6は本発明の他の実施の形態を示すもので、円筒状ケース2の一端を開口し、この開口端部にフランジ3を取付けて、このフランジ3に複数個のボルト貫通孔4が開孔されている。この円筒状ケース2の内側には油圧ジャッキ23が取付けられ、そのシリンダーロッド24が円筒状ケース2の開口部から伸出するようになっている。円筒状ケース2の側面には開口窓部25が形成され、ここから油圧ホース26が油圧ジャッキ23に取付けられている。
上記構成のフランジ抜き工具1は、図7に示すようにトランスミッションを分解して内部の部品を交換したり修理する場合、コンパニオンフランジ15の前面に突設された複数本のボルト20を、フランジ抜き工具1のフランジ3に開孔したボルト貫通孔4に貫通させて、ナット21で固定して、コンパニオンフランジ15とフランジ3を連結する。次に図示しない油圧ポンプから油圧ホース26を介して油圧ジャッキ23に油圧を供給すると、シリンダーロッド24が、コンパニオンフランジ15の中心に挿着されたメインシャフト14の先端に当接する。
更にシリンダーロッド24を伸出させるとメインシャフト14の先端を押圧し、その反力によりコンパニオンフランジ15が焼き嵌めされたメインシャフト14のスプライン16に沿って引出されてくる。このように油圧ジャッキ23により、メインシャフト14に焼き嵌めされていたコンパニオンフランジ15を15分程度で引出すことができる。
図8はプロペラシャフトのヨークフランジ27を取り外す場合の他の実施の形態を示すもので、このフランジ抜き工具1は、円筒状ケース2の一端を開口し、この内側には油圧ジャッキ23が取付けられ、そのシリンダーロッド24が円筒状ケース2の開口部から伸出するようになっている。
また円筒状ケース2の上部には、円板28にフランジ3を取付け、このフランジ3に4個のボルト貫通孔4が開孔されている。またこのボルト貫通孔4にそれぞれ挿着した長いボルト29の下部は、ヨークフランジ27の先端に形成したネジ孔30に螺合させ、シリンダーロッド24とメインシャフト14との間に、これとほぼ同じ直径の円柱状スぺーサー31を介在させる。
上記構成のフランジ抜き工具1は、油圧ホース26を介して油圧ジャッキ23に油圧を供給すると、シリンダーロッド24が伸出してスぺーサー31を介してヨークフランジ27の中心に挿着されたメインシャフト14の先端に当接する。
更にシリンダーロッド24を伸出させるとメインシャフト14の先端を押圧し、その反力により焼き嵌めされたメインシャフト14のスプライン16に沿って、ヨークフランジ27が引出されてくる。
本発明の実施の一形態によるフランジ抜き工具の斜視図である。 図1のフランジ抜き工具を示す断面図である。 図1のフランジ抜き工具をコンパニオンフランジに取付けた状態を示す断面図である。 フランジ抜き工具を用いてコンパニオンフランジを取り外している状態を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態による油圧ジャッキを用いたフランジ抜き工具を示す斜視図である 図5のフランジ抜き工具を示す断面図である。 図5のフランジ抜き工具を用いてコンパニオンフランジを取り外している状態を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態によるフランジ抜き工具を用いてヨークフランジを取り外している状態を示す断面図である。
符号の説明
1 フランジ抜き工具
2 円筒状ケース
3 フランジ
4 ボルト貫通孔
5 ネジ孔
6 ボス
7 ネジシャフト
8 スラストベアリング
9 六角頭部
10 環状突起
11 環状段部
12 ミッションケース
13 リアーカバー
14 メインシャフト
15 コンパニオンフランジ
16 スプライン
17 フランジカバー
18 ベアリング
20 ボルト
21 ナット
22 レンチ
23 油圧ジャッキ
24 シリンダーロッド
26 油圧ホース
27 ヨークフランジ
28 円板
29 長いボルト
30 ネジ孔
31 スぺーサー

Claims (2)

  1. 円筒状ケースの一端を開口し、この開口した一方の端部にフランジを取付けて、このフランジに複数個のボルト貫通孔を開孔すると共に、円筒状ケースの他端にネジ孔を形成し、ここに円筒状ケースを貫通するネジシャフトを前後進自在に螺合させたことを特徴とするフランジ抜き工具。
  2. 円筒状ケースの一端を開口し、この端部にフランジを取付けて、このフランジに複数個のボルト貫通孔を開孔すると共に、円筒状ケースの内側に油圧シリンダーを取付けて、そのロッドが円筒状ケースの開口部から伸出するようにしたことを特徴とするフランジ抜き工具。
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