JP4730359B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子ソート機能を有するデジタル複写機あるいはプリンタ装置などの印刷装置に関する。
デジタル複写機あるいはネットワークプリンタなどの印刷装置は、複数ページの原稿をコピーして複数部のコピー文書を作成する際に、コピー文書を1部ずつまとめて出力する電子ソート機能を有している。電子ソート機能を利用することによって、ユーザはコピー文書の仕分け作業を簡略化することができる。
具体的には、デジタル複写機は、複数ページの原稿を1ページずつ読み取って画像データを作成して、メモリに蓄積する。メモリに蓄積された画像データは、読み取られた順に印刷用紙に印刷される。これにより、原稿と同じページ順序のコピー文書が1部作成される。デジタル複写機は、上述の印刷処理をユーザが指定したコピー部数に応じて繰り返すことによって、電子ソート機能を実現している。
また、デジタル複写機は、電子ソート機能を利用して複数部のコピー文書を作成する場合、コピー文書の出力方向を1部ごとにShort Edge Feed(SEF)方向とLong Edge Feed(LEF)方向とに切り替えるクロスソートを行う。これにより、複数部のコピー文書において各部の区切りが明確になるため、ユーザは、コピー文書を1部ずつ仕分けする作業を容易に行うことができる。
SEF方向は、印刷用紙の搬送方向と印刷用紙の長辺方向とが一致する方向であり、印刷用紙の縦方向に相当する。また、LEF方向は、印刷用紙の搬送方向と印刷用紙の短辺方向とが一致する方向であり、印刷用紙の横方向に相当する。
このように、デジタル複写機がクロスソートを実行する場合、LEF方向の印刷用紙を格納した給紙トレイと、SEF方向の印刷用紙を格納した給紙トレイとが必要となる。しかし、たとえばSEF方向の印刷用紙の用紙切れがクロスソートの実行中に発生した場合、デジタル複写機は、SEF方向の印刷用紙を補充するために印刷処理を中断しなければならなかった。そこで、クロスソートを実行中に用紙切れが発生しても印刷処理を継続することができる画像形成装置が、たとえば、特許文献1に開示されている。
特開平9−127742号公報
特許文献1が開示する画像形成装置は、SEF方向の印刷用紙を格納した用紙トレイと、LEF方向の印刷用紙を格納した用紙トレイとのいずれか一方で用紙切れが発生した場合、反転ソートを実行する。反転ソートとは、1部ごとに画像データを180°回転させることによって、画像データを印刷する方向を1部ごとに反転させた状態で印刷文書を出力する出力形式のことである。
しかしながら、反転ソートは同一方向の印刷用紙を用いて全ての印刷文書を作成するため、反転ソートを利用した印刷文書の各部の区切りは、クロスソートを利用した印刷文書における各部の区切りより明確でないという問題があった。この結果、ユーザが印刷文書を1部ごとに仕分けを行う作業が煩雑となる。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、用紙切れが発生しても、各部の区切りが明確な状態で印刷文書の出力を継続できる印刷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、印刷装置であって、出力順序が指定された複数の画像データを有する原稿データを記憶する記憶部と、前記出力順序に従って前記複数の画像データを印刷する印刷部と、前記原稿データを複数部印刷する場合、前記印刷部に供給する記録紙を、第1の方向に配置された第1の記録紙と、前記第1の方向と異なる第2の方向に配置された第2の記録紙とに1部ごとに交互に切り替え、前記第1の記録紙がなくなった場合、前記第2の記録紙を前記印刷部に供給し、前記印刷部が前記原稿データを1部印刷するたびに白紙の区切り用紙を前記印刷部に供給する給紙部と、前記区切り用紙を出力するかどうかを、ユーザが設定するための操作部と、前記区切り用紙が格納されたトレイで用紙切れが発生した場合、前記区切り用紙を供給可能な代理トレイがあるか否かを判定する判定部と、を備え、前記第1の記録紙と前記第2の記録紙とは、同一のサイズであり、前記区切り用紙のサイズは、前記第1の記録紙および前記第2の記録紙のサイズより大きいことを特徴とする。
本発明に係る印刷装置は、原稿データを複数部印刷する場合、第1の記録紙と第2の記録紙とに1部ごとに交互に切り替えて原稿データを印刷する。そして、本発明に係る印刷装置は、第1の記録紙がなくなった場合、第2の記録紙を用いて原稿データの印刷を継続し、原稿データを1部印刷するたびに区切り用紙を出力する。これにより、本発明に係る印刷装置は、用紙切れが発生しても、各部の区切りを明確にした状態で原稿データの印刷を継続できるため、印刷文書を1部ごとに仕分けする作業を簡略化することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施の形態について説明する。ここでは、本発明の印刷装置の一例として、デジタル複写機を例にして説明する。図1は、本実施の形態に係るデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
まず、図1に示すデジタル複写機1の構成について説明する。デジタル複写機1は、制御部11と、操作部12と、タッチパネル式ディスプレイ13と、スキャナ部14と、給紙トレイ151、152、153と、用紙センサ161、162、163と、給紙部17と、プリンタ部18とを備える。なお、図1に示すデジタル複写機1では、本実施の形態の説明で必要な機能部のみを示しており、排紙トレイなどの表示を省略している。
制御部11は、マイクロプロセッサ、メインメモリ(RAM)などを含み、デジタル複写機1の全体制御を行う。また、制御部11は、画像データメモリ111と、用紙管理部112と、画像処理部113とを有する。
操作部12は、デジタル複写機1に対する各種の指示を入力するためのハードウェアキーなどで構成される。タッチパネル式ディスプレイ13は、デジタル複写機1に関する情報、および各種の操作メニューを表示する。ユーザは、操作部12およびタッチパネル式ディスプレイ13(以下、「本体操作部」という)を利用して、デジタル複写機1の各種操作をすることが可能である。
スキャナ部14は、オートドキュメントフィーダ(図示省略)等にセットされた原稿を1ページずつ読み取り、1ページごとの画像データを作成する。また、スキャナ部14は、原稿の用紙サイズおよび原稿の読み取り方向を検知し、制御部11に通知する。
給紙トレイ151、152、153は、様々なサイズの印刷用紙を格納する。給紙トレイ151は、LEF方向のA4用紙を格納する。給紙トレイ152は、SEF方向のA4用紙を格納する。
用紙センサ161、162、163は、給紙トレイ151、152、153にそれぞれ対応して配置されており、各給紙トレイに格納された印刷用紙の有無を検出する。用紙センサ161、162、163は、対応する給紙トレイで用紙切れが発生した場合、制御部11に用紙切れの発生を通知する。
給紙部17は、原稿の用紙サイズあるいはユーザによって指定された用紙サイズなどに基づいて、給紙トレイ151、152、153のうちいずれか一つを選択する。給紙部17が選択した給紙トレイ(以下、「選択トレイ」という)から、印刷用紙がプリンタ部18に供給される。プリンタ部18は、給紙部17から供給された印刷用紙に、各ページの画像データを印刷する。
次に、制御部11が有する各機能部について説明する。画像データメモリ111は、スキャナ部14が作成した1ページごとの画像データを記憶する。画像データは、スキャナ部14が読み込んだページの順序と対応付けられて記憶される。なお、画像データメモリ111は、制御部11のRAM(図示省略)の記憶領域を一部利用してもよい。あるいは、画像データメモリ111は、ハードディスク装置などで構成されてもよい。
用紙管理部112は、用紙センサ161、162、163からの用紙切れの通知に基づいて、タッチパネル式ディスプレイ13などを介して用紙切れが発生したことをユーザに通知する。また、用紙管理部112は、クロスソートで使用する二つの給紙トレイ(以下、「指定トレイ」という)のうちいずれか一方で用紙切れが発生した場合、コピー文書の作成を継続するために、指定トレイの再設定処理を行う。
画像処理部113は、給紙部17によって供給される印刷用紙の方向と、画像データメモリ111に記憶された画像データの方向とを一致させるために、画像データの回転処理を行う。
次に、図2を用いてデジタル複写機1の動作の概略を説明する。図2は、デジタル複写機1が出力する複数部のコピー文書の一例を示す図である。なお、コピー文書とは、原稿の全ページをコピーして出力したものであり、コピー部数の1部に相当する。
まず、デジタル複写機1は、クロスソートを利用して複数部のコピー文書を作成する。図2に示すように、コピー文書は、A4用紙を用いて作成され、1部目がLEF方向、2部目がSEF方向、3部目がLEF方向で出力される。したがって、4部目のコピー文書は、通常であれば全ページがSEF方向で出力される。
ここで、4部目の1ページが出力された時点で、SEF方向の印刷用紙の用紙切れが発生した場合を考える。この場合、デジタル複写機1は、クロスソートに代えて挿入ソートを実行する。挿入ソートとは、全てのコピー文書を同一の方向で出力し、コピー文書を1部出力するたびに各部の区切りを示す区切り用紙を出力する出力形式である。
図2に示すように、デジタル複写機1が挿入ソートを実行することにより、4部目の2ページ以降の全ページと、5部目以降の全ページとが、LEF方向で出力される。また、5部目以降のコピー文書が作成される前に、区切り用紙としてLEF方向のB4用紙が、白紙の状態で出力される。なお、各部の区切りを明確にするために、区切り用紙のサイズは、コピー文書の作成に使用される印刷用紙のサイズよりも大きい方が望ましい。また、用紙管理部112には、区切り用紙を出力する給紙トレイが予め設定されている。
このように、デジタル複写機1は、クロスソートを利用したコピー文書の作成中に用紙切れが発生しても、挿入ソートに切り替えてコピー文書の作成を継続する。したがって、用紙切れが発生しても、各部の区切りが明確な複数部のコピー文書が作成される。
次に、デジタル複写機1の動作について図3を用いて説明する。図3は、デジタル複写機1が複数部のコピー文書を作成する際の動作を示すフローチャートである。
以下、コピー文書を1部作成する際のデジタル複写機1の動作について説明する。
まず、ユーザが、スキャナ部14のオートドキュメントフィーダ(図示省略)にA4サイズの原稿をLEF方向にセットし、本体操作部を操作してコピーの設定情報を入力する。コピーの設定情報とは、たとえば、コピー倍率、コピー濃度、コピー文書の出力形式あるいはコピー部数などである。ここでは、ユーザがコピー倍率を等倍に設定し、コピー文書の出力形式としてクロスソートを設定すると仮定する。
コピーの設定情報の入力後、ユーザが本体操作部を操作してコピー開始を指示することによって、デジタル複写機1は、図3に示す処理を開始する。すなわち、デジタル複写機1は、ユーザが入力したコピーの設定情報に基づいて、印刷準備処理を実行する(ステップS1)。
具体的には、スキャナ部14が原稿を1ページずつ読み取り、各ページの画像データを作成する。この結果、LEF方向の画像データが作成される。各ページの画像データは、スキャナ部14が原稿の各ページを読み込んだ順序と対応付けられて画像データメモリ111に記憶される。
次に、用紙管理部112は、スキャナ部14が検知した原稿の用紙サイズと、コピーの設定情報とに基づいて、クロスソートで使用する指定トレイを設定する。ここでは、コピー設定情報に基づいて、LEF方向のA4用紙を格納した給紙トレイ151と、SEF方向のA4用紙を格納した給紙トレイ152とが、指定トレイとして指定される。
上述の印刷準備処理の後で、給紙部17は、最初の1部目をコピーするために、指定トレイとして設定された二つの給紙トレイのうち、給紙トレイ151を選択トレイとして選択する(ステップS2)。ステップS2に示す処理の後で、デジタル複写機1は、コピー文書の作成を開始する。つまり、制御部11が、スキャナ部14が読み込んだページの順序に基づいて、画像データメモリ111が記憶する画像データの中から印刷する画像データを指定する(ステップS3)。
給紙部17は、選択トレイに格納された印刷用紙をプリンタ部18に供給する。プリンタ部18は、指定された画像データを印刷用紙に印刷する(ステップS4)。なお、印刷用紙の方向と画像データの方向とが一致しない場合、画像処理部113が画像データの回転処理を行う。たとえば、選択トレイとして給紙トレイ152が設定されている場合、A4用紙の方向(SEF方向)と、画像データの方向(LEF方向)とが一致しない。この場合、ステップS4に示す処理が実行される前に、画像処理部113が、指定された画像データを90°回転させる。プリンタ部18は、回転処理が行われた画像データを、SEF方向のA4用紙に印刷する。
ステップS4に示す処理の後で、選択トレイで用紙切れが発生していない場合(ステップS5においてNo)、制御部11は、指定された画像データが最終ページに対応するかどうかを確認する(ステップS6)。指定された画像データが最終ページに対応しない場合(ステップS6においてNo)、制御部11は、次のページに対応する画像データを印刷するために、ステップS3に示す処理を実行する。
デジタル複写機1は、指定された画像データが最終ページに対応する(ステップS6においてYes)まで、上述の処理を繰り返す。これにより、全ページの方向がLEF方向またはSEF方向に揃ったコピー文書が1部作成される。
以下、上述の処理中に用紙切れが発生した場合のデジタル複写機1の動作について説明する。すなわち、選択トレイで用紙切れが発生した場合(ステップS5においてYes)のデジタル複写機1の動作について説明する。
ステップS4に示す処理の後で、選択トレイに対応するセンサ部が用紙切れの発生を通知した場合(ステップS5においてYes)、デジタル複写機1は、指定トレイおよび選択トレイの再設定を行う(ステップS7)。
図4は、指定トレイおよび選択トレイの再設定処理におけるデジタル複写機1の動作を示すフローチャートである。まず、選択トレイと同条件の給紙トレイがある場合(ステップS71においてYes)、同条件の給紙トレイが指定トレイおよび選択トレイとして設定される(ステップS72)。そして、デジタル複写機1は、図4に示す処理を終了する。
たとえば、選択トレイが給紙トレイ151であり、給紙トレイ153にLEF方向のA4用紙が格納されていた場合を考える。この場合、給紙トレイ151に代えて、給紙トレイ153が指定トレイおよび選択トレイとして設定される。これにより、選択トレイで用紙切れが発生しても、クロスソートを利用したコピー文書の作成が継続される。
一方、同条件の給紙トレイがない場合(ステップS71においてNo)、用紙管理部112は、選択トレイが格納していた印刷用紙と同じサイズの印刷用紙を格納する他の給紙トレイがあるかどうかを判定する(ステップS73)。このとき、印刷用紙が格納されている方向は考慮されない。
他の給紙トレイがある場合(ステップS73においてYes)、他の給紙トレイが指定トレイおよび選択トレイとして設定される(ステップS74)。そして、デジタル複写機1は、図4に示す処理を終了する。
たとえば、選択トレイが給紙トレイ152であり、他の給紙トレイにSEF方向のA4用紙が格納されていない場合、用紙管理部112は、LEF方向のA4用紙が格納された給紙トレイ151を指定トレイに設定する。この場合であれば、指定トレイとして、一つの給紙トレイが設定される。また、給紙部17は、給紙トレイ151を選択トレイに設定する。この結果、図2に示す4部目のコピー文書のように、SEF方向に印刷されたページとLEF方向に印刷されたページとが混在したコピー文書が1部作成される。また、ステップS74に示す処理が行われた場合、デジタル複写機1は、クロスソートに代えて、挿入ソートを利用してコピー文書を作成する。なお、挿入ソートの各部の区切り処理については、後述する。
一方、同一サイズの印刷用紙を格納した他の給紙トレイがない場合(ステップS73においてNo)、用紙管理部112は、指定トレイおよび選択トレイの再設定が不可であると判定し(ステップS75)、図4に示す処理を終了する。
デジタル複写機1は、図4に示す処理を実行した後で、ステップS8(図3参照)の処理を実行する。つまり、指定トレイおよび選択トレイの再設定が行われた場合(ステップS8においてYes)、デジタル複写機1は、ステップS6に示す処理を実行する。一方、再設定が行われなかった場合(ステップS8においてNo)、デジタル複写機1は、図3に示す処理を終了する。
このように、選択トレイで用紙切れが発生した場合、代わりの給紙トレイを選択することによって、デジタル複写機1は、コピー文書の作成を継続することができる。
以下、デジタル複写機1がコピー文書を1部作成した後で行う処理について、図3を用いて説明する。すなわち、印刷した画像データが最終ページに対応する場合(ステップS6においてYes)の、デジタル複写機1の動作について説明する。
印刷した画像データが最終ページに対応する場合(ステップS6においてYes)、制御部11は、コピー文書を1部作成したと判断し、指定されたコピー部数を印刷したかどうかを確認する(ステップS9)。
指定されたコピー部数を印刷した場合(ステップS9においてYes)、制御部11は、図3に示す処理を終了する。一方、指定されたコピー部数を印刷していない場合(ステップS9においてNo)、制御部11は、区切り処理を実行する(ステップS10)。
以下、ステップS10に示す区切り処理について、図5を用いて説明する。図5は、区切り処理実行時のデジタル複写機1の処理を示すフローチャートである。
用紙方向が異なる二つの給紙トレイが指定トレイに設定されている場合(ステップS101においてYes)、用紙管理部112はクロスソートの実行が可能であると判断し、給紙部17は選択トレイを切り替える(ステップS102)。そして、制御部11は、先頭ページに対応する画像データの印刷処理を実行するために、図3に示すステップS3に示す処理を実行する。
ここで、給紙トレイ151、152が指定トレイである場合を考える。選択トレイが給紙トレイ151であった場合、給紙部17は、選択トレイを給紙トレイ152に設定する。一方、選択トレイが給紙トレイ152であった場合、給紙部17は、選択トレイを給紙トレイ151に設定する。
一方、用紙方向の異なる二つの給紙トレイが指定トレイとして設定されていない場合(ステップS101においてNo)、制御部11は、クロスソートを実行できないと判断する。ステップS74(図4参照)で説明したように、たとえば、指定トレイとして一つの給紙トレイ(給紙トレイ151)が設定されている場合、制御部11は、クロスソートを利用してコピー文書を作成できないと判断する。そして、制御部11は、挿入ソートの実行が許可されているかどうか確認する(ステップS103)。具体的には、制御部11は、挿入ソートの実行の可否を示す許可情報を保持しており、許可情報を参照することによって挿入ソートが実行できるかどうかを確認する。なお、ユーザが本体操作部を操作して、許可情報を設定してもよい。
挿入ソートの実行が許可されている場合(ステップS103においてYes)、給紙部17は、プリンタ部18を介して区切り用紙を出力する(ステップS104)。プリンタ部18が区切り用紙に対する印刷処理を行わないため、区切り用紙は白紙の状態で出力される。そして、制御部11は、先頭ページに対応する画像データの印刷処理を実行するために、ステップS3(図3参照)に示す処理を実行する。
一方、挿入ソートの実行が許可されていない場合(ステップS103においてNo)、制御部11は、先頭ページに対応する画像データの印刷処理を実行するために、ステップS3(図3参照)に示す処理を実行する。すなわち、デジタル複写機1は、クロスソートおよび挿入ソートのいずれの区切り処理も行うことなく、先頭ページの印刷処理を実行する。
以上説明したように、本実施の形態に係るデジタル複写機1は、複数ページの原稿を複数部コピーする場合、クロスソートを利用してコピー文書を作成する。SEF方向およびLEF方向のいずれか一方の印刷用紙がなくなった場合、コピー文書は用紙切れが発生していない印刷用紙を用いて作成されるとともに、コピー文書を1部作成するごとに白紙の区切り用紙を挿入する挿入ソートが行われる。このため、本実施の形態に係るデジタル複写機1は、SEF方向およびLEF方向の印刷用紙のいずれか一方で用紙切れが発生しても、各部の区切りが明瞭な状態でコピー文書の作成を継続することができる。
なお、本実施の形態において、デジタル複写機を例として説明したが、ネットワークプリンタなどに本実施の形態で説明した処理を適用してもよい。
また、本実施の形態において、区切り用紙を格納した給紙トレイは予め設定されている場合を例として説明したが、これに限られない。ユーザが、区切り用紙が格納された給紙トレイを、本体操作部を操作して設定してもよい。
また、本実施の形態において、クロスソート実行時に用紙切れが発生した場合を例にして説明したが、これに限られない。デジタル複写機1は、区切り用紙の用紙切れが発生した場合に、区切り用紙と同一サイズ、同一方向の印刷用紙を格納する他の給紙トレイがあるかどうかを判定してもよい。他の給紙トレイがある場合、デジタル複写機1は、挿入ソートを継続することができる。
また、本実施の形態において、ステップS73(図4参照)に示す処理の具体例として、指定トレイとして一つの給紙トレイが設定される場合を説明したが、これに限られない。たとえば、選択トレイに設定された給紙トレイ152で用紙切れが発生し、給紙トレイ153がLEF方向のA4用紙を格納している場合、デジタル複写機1は、以下のような処理を行ってもよい。すなわち、ステップS74(図4参照)において、給紙トレイ152に代えて、給紙トレイ153が指定トレイおよび選択トレイとして設定される。
この結果、指定トレイとして、用紙方向が同一の二つの給紙トレイが指定トレイとして設定される。したがって、ステップS101(図5参照)に示す処理において、用紙方向が異なる二つの給紙トレイが指定トレイとして設定されていない(ステップS101においてNo)ため、制御部11は、ステップS103(図5参照)に示す処理を実行すればよい。
本発明の一実施の形態に係るデジタル複写機の構成を示すブロック図である。 デジタル複写機1が出力する複数部のコピー文書の一例を示す図である。 デジタル複写機1が複数部のコピー文書を作成する動作を示すフローチャートである。 指定トレイおよび選択トレイの再設定処理におけるデジタル複写機1の動作を示すフローチャートである。 区切り処理におけるデジタル複写機1の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタル複写機
11 制御部
12 操作部
13 タッチパネル式ディスプレイ
14 スキャナ部
17 給紙部
18 プリンタ部
111 画像データメモリ
112 用紙管理部
113 画像処理部
151、152、153 給紙トレイ
161、162、163 用紙センサ

Claims (1)

  1. 出力順序が指定された複数の画像データを有する原稿データを記憶する記憶部と、
    前記出力順序に従って前記複数の画像データを印刷する印刷部と、
    前記原稿データを複数部印刷する場合、前記印刷部に供給する記録紙を、第1の方向に配置された第1の記録紙と、前記第1の方向と異なる第2の方向に配置された第2の記録紙とに1部ごとに交互に切り替え、前記第1の記録紙がなくなった場合、前記第2の記録紙を前記印刷部に供給し、前記印刷部が前記原稿データを1部印刷するたびに白紙の区切り用紙を前記印刷部に供給する給紙部と、
    前記区切り用紙を出力するかどうかを、ユーザが設定するための操作部と、
    前記区切り用紙が格納されたトレイで用紙切れが発生した場合、前記区切り用紙を供給可能な代理トレイがあるか否かを判定する判定部と、
    を備え
    前記第1の記録紙と前記第2の記録紙とは、同一のサイズであり、
    前記区切り用紙のサイズは、前記第1の記録紙および前記第2の記録紙のサイズより大きいことを特徴とする印刷装置。
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